『タキ10450』のタンク車を追いかけて

専貨がほぼ全滅した今、2004年頃から撮り始めたタンク車の型式写真を紹介していきます。

倉賀野(JR貨物・北関東ロジスティクス)DE10 108

2016年05月29日 | スイッチャー・機関車
伊勢志摩サミットが閉幕しましたが、会期前と会期中は厳戒態勢で、あちこちの駅では警らの警察官が巡回して物々しい1週間でした。

今回は倉賀野の機関車です。


(倉賀野のDE10 108 2012年2月14日 倉賀野駅にて)

見た目はDE10そのものですが、国鉄・JRには所属したことは無いようで、元をただせば衣浦臨海鉄道が自社発注したものだそうです。
それが、樽見鉄道へ売却移籍となり、更に高崎運輸→JR貨物・北関東ロジスティクスへ売却移籍となったそうで、3度目のご奉公中です。

スカート廻りは非常にあっさりしていて、ジャンパ栓やらは撤去されていて、スカートには取付穴だけが残っています。

キャビンの側面も、タブレットからの保護用ラバー板が無いので、すっきりしています。

排気部には、短管が増設されていますね。消音器か何かでしょうか?

この日は、仕事で伊勢崎にあるお客様のところへ行き、その帰りに倉賀野で下車して入換を見てきたものでした。
曇り空で夕方遅い時間だったので、足廻りも暗くてよく分かりませんね。


次回も倉賀野の機関車です。



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樽見鉄道 TDE105

2016年05月22日 | スイッチャー・機関車
今年のGWの旅行は、ちょこちょこと鉄を絡めながらの旅でした。
なかでも、小坂鉄道でDD131のお試し体験運転が出来たのがよかったですね。

今回は樽見鉄道の機関車です。


(樽見鉄道 TDE105 2006年1月6日 本巣駅にて)

ご覧の通り、DE10そのものです。
元は、国鉄DE10 149だったのを、清算事業団から購入したそうです。

撮影した時は、構内でタキを編成するところだったようで、操車掛の方がデッキに居られます。

樽見鉄道では、独特のカラーリングをしたDE10が他にも居ましたが、余りに独特過ぎて食指が動かず撮影せず仕舞いでした。
元々、タキ狙いで訪れているのですから、機関車やスイッチャーは二の次だったのです。


次回は、DE10つながりで倉賀野の機関車をご紹介します。



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三菱化学黒崎事業所のスイッチャーD352

2016年05月17日 | スイッチャー・機関車
GWは恒例の家族旅行だったので、長らくブログを放置状態にしておりました。
久々の投稿です。

今回は三菱化学黒崎のスイッチャーD352です。


(三菱化学黒崎D352 2008年7月5日 黒崎駅にて)

濃硝酸タキを推進にて工場内へ押し込むところを、駅へ上がる階段の途中から俯瞰ぎみに流し撮りしたものです。
(流し撮りとは格好良く言ってますが、腕は未熟でして…)

黒崎には、見た目極似の2両のスイッチャーが居るようで、D352は日車の35t機です。
もう1両は新潟鉄工所のD353だそうです。

前照灯は1灯のシールドビーム型で、ボディから独立して取り付けられています。砲弾型が好ましいです。
前照灯の後方には、エクゾーストパイプが凛々しく直立しています。

エクゾーストパイプから運転台側のボディ上部には4枚の蓋が見えてます。
エンジンの整備や点検は、サイドからだけで無く上部からも出来るようになっているのでしょうか?

運転席にはブルーの作業着を着た方が見え、計器板も見えてます。
計器板の向きからしてDD13やDE10のように横向きで運転するようになっているようです。入換運用の車にはよく見られる形態です。

専貨の運用がほぼ終了し、トラック等への転換が行われてスイッチャーが次々と失職した中、黒崎ではコンテナ化により依然専用線での運用を継続しているようです。


次回は樽見鉄道の機関車をご紹介します。
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ENEOS室蘭製油所 DD511(栗林商会)

2016年04月23日 | スイッチャー・機関車
年度初めの4月は、あっと言う間に過ぎてしまい、来週後半からはGWに突入です。

今回はENEOS室蘭製油所にいたスイッチャーです。


(ENEOS室蘭製油所 DD512(栗林商会) 2011年12月21日 ENEOS室蘭製油所にて)

少し暗い赤色のボディです。2軸台車×2ながらセミセンターキャブで、機関は1基ということなのでしょう。
日本車両の50t機だそうです。

流石に北海道での運用だけあって、
 ・スノープラウ装備
 ・旋回窓付き
 ・ホイッスルカバー付き
と寒冷地仕様になっています。

進行方向に向かっては乗降扉は無く、キャブのサイドに乗降扉があります。これは隙間風が少しでも入り難いようにしてあるからでしょうか?

前面窓の形は、エンジンカバーの形状に沿うように垂れ目になっています。

タンク車に囲まれた姿は、やはり絵になりますね。スイッチャーはこうでなくちゃ。


北海道の石油輸送は、2年前にトラック輸送に切り替えられ、ENEOS室蘭での構内入換も無くなり失職したのですが、幸い第二の働き場を与えられ、現在は太平洋セメント四日市出荷センターに居るようです。
何でも、四日市は暖地なので、スノウプラウは撤去されているとか。いつまでも元気で働いてもらいたいものです。


次回は三菱化学黒崎のスイッチャーのご紹介です。



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仙台臨海鉄道SD55 103

2016年04月11日 | スイッチャー・機関車
東京の桜は、例年よりかは長持ちしましたが、それでも10日ほどで散ってしまい、すっかり葉桜になってしまいました。

岩手開発鉄道、神岡鉄道、名古屋臨海鉄道からのDD13続きで、今回は仙台臨海鉄道の車のご紹介です。



(仙台臨海鉄道SD55 103 2008年5月2日 仙台港駅にて)

我が家恒例のGW東北旅行の際、早朝に到着した仙台で撮影したものです。
構内で忙しく入換に従事していました。

ご存じの通り、仙台臨海鉄道は、東日本大震災の津波被害に遭い大きな損害を出しています。
SD55の101と102は、大きなダメージを受けて廃車となり、103も津波をかぶったようですが奇跡的に復活をとげています。

濃紺のボディカラーに黒色のHゴムなので、全体的に精悍な印象を受けます。
端梁部の警戒色にはじまり、手摺と台枠部も黄色に塗られていて、警戒感が強く出されています。中々考えられたカラーリングです。

津波被害からの生還車なので、いつまでも復興のシンボルとして活躍してもらいたいものです。


次回はENEOS室蘭の車をご紹介します。



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名古屋臨海鉄道ND552 16

2016年04月07日 | スイッチャー・機関車
今日は各地で入学式だったようで、東京は桜が開花した状態での入学式は久しぶりだったのではなかったでしょうか?ご入学おめでとうございます。

名古屋臨海鉄道のディーゼル機関車はもう1台撮影してました。



(名古屋臨海鉄道 ND552 16 2007年9月2日 稲沢駅にて)


いつものように日曜の朝に稲沢詣でをしていた頃に、名古屋貨物ターミナルから到着したコキ車列の最前列に無動でつながれていました。
恐らく全検のために運ばれてきたのでしょう。

ND552 16は、国鉄色に塗られていて、名古屋臨海鉄道の本線で使われている車と違っています。
なんでも、国鉄DD13の払い下げ車でありながら、車体は苫小牧港開発から移植されているとのことで、前面窓が横長となって乗務員扉が窓下の小型のものであったり、ラジエターグリルの大きさや点検扉の位置やガラリの有無等、国鉄DD13とだいぶ違いがあります。


たまたま大昔にDD13を撮影していたので比較としてご覧頂きましょう。
本ブログでは、ネガフィルムからのスキャンしたものは初めての登場です。



(DD13 342 1980年春頃 加古川駅にて)


こうやって見ると、DD13も中々好ましいスタイルをしていますね。
我が家の16番でも、ムサシノモデルの真鍮製とトラムウェイのプラ製のDD13が計5両も居ります。


次回もDD13つながりで仙台臨海鉄道のディーゼル機関車です。
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名古屋臨海鉄道ND552 8

2016年03月28日 | スイッチャー・機関車
平成27年度も残すところ3日となりました。本年度も厳しい1年でした。

さて、名臨のディーゼル機関車はND552 8のご紹介です。


(名古屋臨海鉄道 ND552 8 2005年3月19日 名臨東港駅にて)

横から見ると、色違いのDD13そのものです。

ところが、正面からは前照灯の取付位置が違うので、全く違う機関車に見えます。


(名古屋臨海鉄道 ND552 8 2008年9月20日 東港~昭和町間にて)

DD13は、前照灯がボディに埋め込まれた2つ目なのですが、ND552はボディには埋め込まれずにシールドビーム1灯が外付けされています。

2枚目の画像ですが、東港から昭和町へ単機で向かうところで、東港駅の構内から出たところの踏切部です。
これから東亞合成の工場内を突っ切って昭和町へタキを引き取りに行くところです。
撮影時はまだまだ暑い9月でしたので、乗務員扉を開けっ放しで走行しています。

1枚目の画像を撮影してから、もう10年以上経つのですね。時の流れるのは早い!


名臨のディーゼル機関車の画像はもう1枚ありますので次回ご紹介します。



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名古屋臨海鉄道ND552 6

2016年03月21日 | スイッチャー・機関車
今晩は、いつも観ている月9の最終回です。今から楽しみです。

今回は名古屋臨海鉄道のディーゼル機関車のご紹介です。


(名古屋臨海鉄道 ND552 6 2009年2月15日 名臨東港駅にて)

DD13を模した自社発注車で、型式は「DD552」だそうです。DD552の6号機となります。
確かに、ナンバーをよく見ると2と6の間隔が僅かに広いです。
型式が示す通り、55t機です。

カラーリングが違うだけで、真横から見た姿形はDD13そのものですが、前照灯が外付けとなっており、DD13とは顔付きが違います。

名臨では、2008年と2010年にND60が1両ずつ計2両増備されたことで、ND552 6は2012年に廃車となったようです。
ND552 6は、1969年(昭和44年)の日本車両製だそうで、43年の長きにわたって中京地区の鉄道物流を支えてきた功労車ですね。


DD552 6の画像は他にもあったのですが、エグゾーストを吹き上げて構内入換に従事する姿が格好良くて、この画像にしました。
ディーゼル機関車は、発信時のエグゾーストがめちゃくちゃ格好良いですよね。


次回も名臨のディーゼル機関車です。



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神岡鉄道KMDD132

2016年03月17日 | スイッチャー・機関車
今日は娘の卒業式でして、会社を半休して様子を見てきました。
みんな、袴で着飾ってなかなか微笑ましい感じでした。3月の風物詩ですね。

今回は神岡鉄道のKMDD132です。


(神岡鉄道KMDD132 2004年春頃 神岡鉱山前にて)

神岡鉱山からの濃硫酸輸送が終焉を迎える年に、速星とセットで遠征した時のものです。
解像度の低いデジカメで撮った画像ですので、シャープな出来ではなくて恐縮です。

旧国鉄DD13の払い下げだそうで、寒冷地用途らしくスノープラウと旋回窓の仕様です。
スノープラウは、見た目かなり鋭角に処理されていますね。端梁やステップとの位置関係から、こんなに鋭角にならざるを得なかったのでしょう。

神岡鉱山前駅のホームの裏側に、1線だけの車庫があって、ホームの窓を開けるとこのような不思議な光景を見ることが出来ました。

撮影した2004年の秋に、濃硫酸輸送はトラック輸送に切り替えられ、機関車はお役ご免となったのですが、2006年には神岡鉄道そのものが廃止となりました。
鉄道廃止となった後も、KMDD132は解体されることなくおくひだ2号とともに神岡鉱山前のホーム裏の留置庫に保管されているとか。

貴重なDD13なので、旧国鉄色に塗り替えてどこかで保管されればいいのにね。


次回はDD13つながりで名古屋臨海鉄道のディーゼル機関車をご紹介します。



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岩手開発鉄道 DD5653

2016年03月12日 | スイッチャー・機関車
昨日3月11日は東日本大震災から丸5年が経った日でした。
今年も我が家ではGWに東北旅行を計画しています。山田町にふるさと納税してお礼の品を送ってもらったりしているので、是非訪れたいと考えています。

さて、岩手開発鉄道の第3弾はDD5653です。


(岩手開発鉄道DD5653 2013年4月30日 盛機関庫にて(許可を得て構内で撮影))


機関庫内で点検中でした。台車が外され、本体はジャッキの上に載せられていました。
訪問したのは10:30頃でしたので、作業員の方々は休憩時間だったようで、機関車の脇で車座になってたばこを吹かしておられました。


本体は、カバーが開けられていて、エンジンや操作バルブが見れる状態でした。



製造メーカは新潟鉄工所です。昭和48年製です。
ディーゼルカーと同じように楕円のプレートです。機関車なのだから、もっと立派なものを取り付ければよかったのに…。



台車は点検個所等をチョークでマークされていたので、台検だったのでしょうか?
手前の黒い四角い箱状のものは砂箱ですねその上にシリンダーがあって、ブレーキ機構となっています。


もう少しローアングルで。
車輪の間にあるグレーの塊は減速機です。減速機の上部には、エンジンからの駆動を受ける部分があります。
台車の下はピットになっていて、壁は水色に塗られています。何だかプールに入る前に通る消毒漕を思い出しちゃいました。

(以上、撮影場所と年月は同じ)


次回もスイッチャーが続きます、神岡の車をご紹介します。



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