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NetBSDでXen仮想化サーバーとファイルサーバーを安定稼働に向け育てる

2015-04-21 07:50:47 | 仮想サーバー
匠技術研究所
NetBSDでXen仮想化サーバーとファイルサーバーを安定稼働に向け育てる


いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今回は「NetBSDでXen仮想化サーバーとファイルサーバーを安定稼働に向け育てる」です。

NetBSDはコンパクトでありながら様々な機能を実現できるオープンソースの基本ソフトです。クリーンな実装であることを主義としており、その成果としてとても多くのハードウエア・アーキテクチャ上で動作します。

今回の取り組みは、NetBSDでXen仮想化サーバーと、そのデータバックアップ用のファイルサーバーをやはりNetBSDでつくりました。実は2013年から基本形は動いており、長期的な運用で明確になった課題をこのたび解決したものです。

NetBSDのXen仮想化サーバーはIntel Xeonと32GのRAMを持つPCアーキテクチャのサーバーです。SSDとより大容量のHDDミラーディスクを備え、長期間の安定稼働を目指したものです。その中の仮想マシーンとして

Windows Server 2012
NetBSD

が動いています。

NASはごくシンプルにNetBSDサーバーとして実装しており、やはりSSDとより大容量のHDDミラーディスクを備え、sambaをインストールしています。NASですから、やはり長期間の安定稼働を要求されます。このシステムはこのたびのバージョンアップで、最新のAMD CPUによる汎用PCマザーボードになりました。電源ユニット以外はファンがなく、長期間運用に適しています。

このように、これらも異なる二つのCPUアーキテクチャで長期間運用することで、NetBSDの安定性を確認して行きます。おそらく今回の課題解決型バージョンアップで、より安定に運用することができます。

このように、お客様のシステム作りをご一緒し、育てていくことは、共に多くのノウハウの蓄積につながっています。

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