、小沢官房長官、支持率危険水域でも、支持をしてる人達の為に鳩山総理と反小沢分子の大幅改造を断行して新発進し直せ

マイナス思考げ危機感ゼロ党内でケンカしてる暇あるかそんなバカ閣僚は即解任し仕事する若手と交代させ、一致団結選挙に突進。

検察が小沢だけを狙う理由 (高橋敏男のブログ

2010-04-29 23:01:41 | 検察・マスコミ・自民党を撃退させろ
検察が小沢だけを狙う理由 (高橋敏男のブログ)

投稿者 明るい憂国の士 日時 2010 年 4 月 21 日 20:19:03: qr553ZDJ.dzsc
植草一秀の『知られざる真実』2010/04/21 12:04
平野貞夫氏の
小沢一郎 完全無罪「特高検察」が犯した7つの大罪
の「はじめに」載っているタイトルである。そのはじめに、こう書いてある。
「検察が健全でないと日本の社会正義は揺らぐ。
検察官は、世の中の人々に嫌われながら苦労している。
私は法務大臣も務めよく知っている。
平野君、どうか検察の仕事を理解してやってくれ・・・・・」
1981年7月上旬、病床に伏していた我が師、
前尾繁三郎元衆議院議長は、
これは私の遺言だからといって、懇願するようにそう語った。・・・・・

そして衆議院事務局に就職して以来、
議員運営委員会の事務畑を歩んできた。
そして政治家の犯罪やスキャンダルについて数多くの案件を
国会の場で処理してきた。・・・・・

と平野氏は書いている。


その前尾氏の遺言の通りに検察は社会正義のための行動をしていたのだろうか。

とてもそのようには思えないことが書かれている。

そして本当に常軌を逸した組織になってしまったようで残念である。


読み進むに連れて、冤罪事件の数々が記されているのに驚く。

田中角栄、江副浩正、佐藤優、鈴木宗男、田中真紀子、村上正邦に関する事件について細かく記されている。


また検察審査会で起訴相当との結論が2回出れば強制的に起訴されることになっているし、

その検察委員が素人ゆえ、検察の説明に左右されてしまうことが危惧されているのだ。

今、裁判員制度すらも問題視されている中で、

人民裁判的な要素もあると懸念されているのである。


そんな中で検察リーク(?)による偏向報道が繰り返されれば、

標的となった者は極悪人と錯覚されてしまうのは明らかである。

そんな暴力的な仕掛けがあることは排除すべきだ。


一部の特定の支配者が日本を牛耳っていること自体、民主的ではないのに、

そして選挙で選ばれた権力者でさえ、

一部の支配者に阿ねた検察の暴走で政治の世界から抹殺される。

こんなことが許されていいはずがない。

しかし、マスコミが垂れ流す報道しか眼にしない一般国民は残念だがそれを信じてしまう。

本当に弱ったものである。


だれが支配者であろうが一般国民が幸せに暮らせればいいと言うものではない。

民主的で法治国家である以上は、法律が正しく運用されなくてはならない。

一部の権力が裁量権を持っているのはおかしいことなのだ。

それは独裁と言うものだ。


昨晩、NPJのシンポジウムで植草一秀氏と半田滋氏の対談を聞いたが、
(参照:http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/npj-93d0.html)

検察が暴走しているのは間違いないようだ。

しかし何故、そのようにしなければならなくなったのか。

それは裏金づくりを内部告発された検察が時の小泉政権に平伏して、

内部告発が表ざたになると検察が潰れるという場面で、

政権に援けてもらったことが始まりだという。

だから、このように暴走せざるを得なくなったのだと書かれている。


検察が裁量権で判断し政治家を「政治とカネ」で締め上げ、

権力を見せ付ける行動は検察ファッショという。

これが現実に行なわれているというのだから、

北朝鮮を非難するどころではない。

こんな暗い政治行政の世界を国民が晴らさねば誰も出来ないことは間違いない。

これからは検察や政治など何事にも関心を持つことが必要なのである。

自分のことだけしていればよいと言うのは支配者の意のままになることであり、

洗脳されたままでいると言うことである。


今朝、届いた国際評論家小野寺光一の  「政治経済の真実」によれば、

こんなことが載っていた。

一部貼り付ける。


(貼り付け開始)

小沢一郎氏を検察審議会が
攻撃しようとしている。

この検察審議会というのは
亡国の人物が背景に操作していると思われる。

平野浩 氏
http://twitter.com/h_hirano 

検審の決定は昨日出なかったが、民主党内は昨日固唾を飲んでいたという。
週内、遅くても月内には出るということだ。
鳩山首相も告発されており、こちらも「不起訴不当」になる可能性が高い。
みのもんたの「朝ズバ!」、「爆笑問題」も自分の国の首相を貶める発言を頻発。
何か意図するものがある。


検審が決定を出すとされる前日に凄い本が出版された。
平野貞夫氏による『小沢一郎完全無罪/「特高検察」の犯した7つの大罪』(講談社)である。
内容は極めて濃い。これは参院選に向けて小沢幹事長がある決断をしたことを意味している。
ここには小泉純一郎氏黒幕説が描かれている。

検察が徹底的に調べて不起訴にしたのに、
検審が数週間で「起訴相当」か「不起訴不当」を出した場合、
検察が即起訴すると検察の威信にかかわる。しかし、検察が「不起訴」にすると
、検察は全資料を裁判所が指定した弁護士に渡すことになる。検察はこれを嫌がる。
不正がバレル恐れがあるからである。

検察審査会の決定はオーバーにいうと、
日本の今後の運命を決するほど重要だ。
もし、「起訴相当」が「不起訴不当」が出たとき、
検察がどう出るかに注目が集まる
。その場合、普通は検察は「不起訴」とするのが普通であるが、
即座に起訴するという噂がある。
注目である。

以上 引用

われわれがやらないといけないことは、
この検察審査会は
談合によって
起訴をすることに元から決まっている可能性が非常に高い。

100%小沢一郎は無罪だが、
検察審査会が起訴すべきだという
議決を出す可能性は100%に限りなく近い。

というか
政治に詳しい人間からすれば
元から起訴するために全てがまわっているのである。
ただ、われわれは、これを阻止すべく
新聞社、検察などに
意見をいうべきである。

この謀略をとめなければならない。


小沢一郎完全無罪 ─ 「特高検察」が犯した7つの大罪
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4062161818.html 

元資金管理団体責任者が語る小沢一郎のカネ豪腕政治家のカネの真実、
そして検察が小泉政権で変質していく過程を検証する超弩級のインサイドストーリー。
検察の今の手法を許したら誰でも明日は監獄の中だ!

(貼り付け終わり)


何か恐ろしいことになっていると感じるが、

真実は意外と簡単なことなのではないか。

上手いこと税金を掠め取って、優雅な生活を続けたい。

何時までも支配者でいたいがために嘘を嘘で繕っているだけなのだ。

それにマスコミがグルになって国民を洗脳しているだけである。

気づかない国民がバカなのだと、

ほくそえんでいるのであろう。

また国民以上の政権も作り得ないことも確かである。


〔転載終了〕  

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コメント
01. 2010年4月21日 22:32:17: EOb0uTfQ5M
完全同意です。
検察の裏金については、古川 利明氏が、著書を出している。(ブログ有り)

みなさん、一度読んでみれば分かる、カラクリが。

故後藤田氏が、仲介したのだ、とのこと。


02. 2010年4月21日 23:42:16: 2hCnkUq5XE
「検察審査会」は、週何時間審査するのか、不明だが、100%拘束されるわけではないだろう。<特捜>と言うエリート(?)集団数十人が、1年がかりで、強制捜査を含めて、休日返上で、夜遅くまで捜査したにもかかわらず、不起訴になった案件を証拠もなく、単なる担当検事による説明だけで、不起訴不当あるいは、起訴相当なる審査結果が出るとしたら、<特捜>なる組織は、税金のムダ使い以外、何者でもない、と言うことのなる。もしも「検察審査会」の素人11名の「感覚」だけで、不起訴不当あるいは、起訴相当なる審査結果がでるとしたら、恐ろしい限りであり、必ず、悪用する者が、多くなるであろう。何れにせよ、<特捜>、さらには、検察の存在価値は、否定されることになる。

03. 2010年4月22日 01:45:52: rdsF2pF2Es
「検察審査会」は、これだけ短期間で判断できるとすれば「不起訴相当」しか有り得ないのではないでしょうか。
谷川も相当疲れているようだし、検察としてもこの件については早く幕引きを図りたいと考えているでしょう。

04. 2010年4月22日 04:48:15: 87TQwnqe6w
私はまだ読んでいませんが、今日にも購入したいと思います。平野氏は、この本を、民主党国会議員にこそ読ませたいのではないかと思います。小沢氏にたいする検察審査会の判断がどのようになろうとも、今の検察のあり方についての厳しい検証が必要であり、冤罪判決を繰り返す裁判所も含めた、司法のあり方について、国民の代表である国会議員によって議論されるべきです。国民を守るはずの司法が、国民を傷つけ泣かせている現実を、見過ごすことは許されません。正義をふりかざして国民を欺き、恣意的な判断、政治的思惑で、国民の選んだ民主党政権に攻撃を仕掛ける検察に、リーク報道も含めて冷静にその経過を分析し、説明を求めなくてはなりません。正義を装って非道を繰り返す検察の実体を、国民の正義によって明らかにするべき時です。同時に、報道の自由をふりかざし、非道を繰り返す検察と一体となって、多くの罪なき人々を傷つけ泣かせてきたマスコミに、国民の名において反省を求めるべきです。それは、国民の代表である国会議員の責務であると思います。

05. 2010年4月22日 04:57:41: NA565iRko2
検察審査会の結果は読めないが
検察と記者クラブは (暴力団員と準構成員 こう捕らえればわかりやすい)
一般国民を(未組織、ゆるい組織に属す)支配搾取をする為の
鉄の団結組織であり
記者クラブ解体は彼らの力を半減させられる
諸悪の根源がここにあることにキズイテクダサイ皆さん
公務員の天下りも暴力団の存在も財政の赤字も今年の春の不順な天気も?すべて
ここから起こっています


06. 2010年4月22日 07:57:15: i37fD8kRRc
日本は国家的な危機の状態にあるというのに、総理と与党の幹事長をダブルで攻撃することは許されることではない。
世論として指揮権の発動を当然のことして認知することが求められているのではないのだろうか。

いよいよというときには、指揮権を行使して、その後総選挙というのも手としてあってよいと思いますが、皆さんはどうお考えになりますか。



07. 2010年4月22日 09:23:25: rdsF2pF2Es
小沢(経世会)VS検察(清和会)の闘いは、ロッキード事件が原点となっているのだろう。検察に狙われた政治家は、その殆どが経世会である。
以下、その内訳である。
田中角栄→ロッキード事件
竹下登→リクルート事件
金丸信→佐川急便事件・脱税
中村喜四郎→ゼネコン汚職
小渕恵三→謎の死
鈴木宗男→斡旋収賄
橋本龍太郎→日歯連贈賄事件
一方、清和会メンバー、岸信介・福田赳夫・安倍晋太郎・森喜朗・三塚博・塩川正十郎・小泉純一郎・尾身幸次らは、全て安泰である。こんな不条理な事は無い。

この、小沢一郎(経世会)VS検察・清和会の最終決戦では、何としてでも勝利しなければならない。平野貞夫氏らの活躍を切に望む。いざとなれば、指揮権発動もやむを得ないだろう。



08. 2010年4月22日 09:39:09: XFhqRuHlVg
検察審査会の事務局がどのような人間で構成されているかが問題。
検察の事務局、事務局天下りなどがあれば、密室であり審査情報が遮断されている審査会ではやり放題になる。

本来の趣旨からすれば、事務局自体を弁護士会が行うべきではないか。


09. 2010年4月22日 11:29:46: gg4PqBJ73w
検察暴走説を支持するが、
>この検察審査会は談合によって
起訴をすることに元から決まっている可能性が非常に高い。

これには同意できない。さすがにそこまではコントロール出来ない。

明石歩道橋事件ではあれ程検察が不起訴を繰り返したのに、結局、検察審査会は起訴相当にしたではないか。

検察審査会の11人中一人でも民主党シンパ、小沢シンパがいれば、陰謀は失敗するだけでは済まなく、陰謀が暴かれると思われる。そもそもそんな陰謀を考えるくらいなら最初に検察自身が起訴しているって。

小沢不起訴から分かるように検察暴走といっても一部の者の仕業であって、検察全部が一体となって暴走しているなんて事はない。一部とは特捜部のそのまた一部と
思われる。


10. 2010年4月22日 11:38:23: XJ9eMlz9vk
こんなことがまかり通るならば、逆に「法律」なんていらない。
法律を逆手に取り、自分達の都合のいいようにだけ結論を導き出したいなら、
法治国家なんてものじゃなく、「法律を悪用した奴らが、好き放題にやるだけ
の低俗な国家」であり、現状の日本がそれなのだから、いやになってくる。
小泉は、自身も過去の都合悪い事件を脅迫のネタに、アメリカにいいように
使われた経験から、「弱みを握った相手は、とことん利用できること」を、
よく知っているでしょう。自分もやられたように、検察に対してもやっている
のでしょう。

そういう小泉や時代の権力者の糸引きが、裏からあったとしても、特捜部の
エリート検察官一人一人が、今までにやってきた残虐非道な行いは、許しよう
もない。一人一人を血祭りにあげて、地獄へ突き落としたい気分だ。
こんな、およそ「人間」とも呼べないような、無駄に法律知識を持っている
だけのような奴らを、税金で食わせていることも、国民の恥だ。

1日も早く、こんな検察組織が解体されることを、毎日祈っている。こやつら
の行状を、一人でも多くの国民に知らしめるべく、努力もしている。
自分にできる精一杯を、これからも続けるつもりだ。


11. 2010年4月22日 11:51:51: F5KvwpBC22
>>10
>こんなことがまかり通るならば、逆に「法律」なんていらない。
>法律を逆手に取り、自分達の都合のいいようにだけ結論を導き出したいなら、
>法治国家なんてものじゃなく、「法律を悪用した奴らが、好き放題にやるだけ
の低俗な国家」であり

だからこそ、心ある人々(特に内外の人権問題活動家)からは「日本は法務官僚による恣意的法解釈と適用がまかり通る『人治国家』で、到底近代的法治国家とは呼べない」「中国の人権後進性を笑えない」「国民の直接選挙で選ばれた議員以上に力を持つとは、法務官僚は北朝鮮の金親子みたいだ。日本は法務官僚独裁国家か?」などと、恥ずかしい話ですが普通に呼ばれてます(国際人権関連の催し後の打ち上げ会の席とか、人権問題専門のネット上チャットとかで)。


12. 2010年4月22日 12:51:14: 8DQLLylfoY
Q 検察審査会に申し立てをした市民団体の素性は考慮されないのでしょうか?
A 十分に考慮されます。政治案件の場合は検察のお友だちでないと受理しませ   ん。共産党系の市民団体は門前払いです。
Q 申し立てをした市民団体とはどのような人たちですか?
A 中心にいるのはYoutube動画「車いすのおじさんに本気で喧嘩を売る市民団体  の人達」http://www.youtube.com/watch?v=wTUWJQrPuHc&feature=related
  4分に登場する男性です。
  (この人物が集会で「これから検察審査会に申し立てに行ってきます」と発言   している動画もあったのですが見つかりませんでした)

Q この市民団体と検察庁がタッグを組んでいる可能性はありますか?
A 強制起訴に誘導する検察の三文芝居と思えなくもありません。
  何故ならば、この市民団体の背後にいるとされる某宗教団体は自民党清和会
  (と言うことはみんなの党も、日本会議つながりで立ち上がれ日本も)と強い   パイプで結ばれているからです。

Q 厳正中立なはずの検察庁が清和会の影響下にあるのですか?
A 清和会から逮捕者が出たことはありません。

Q 清和会はどうしてそんなに力があるのですか?
A アメリカの日本総督府とでも言っておきましょう。
  検察・郵政・普天間・トヨタ・・・すべてが形を変えた独立戦争と言っても
  いいでしょう。



「小沢新党」結成の確率  (世相を斬る あいば達也)

2010-04-29 22:55:46 | 小沢に楯突く奴はみんな切れ
仙谷前原グループの小沢幹事長排除と
「小沢新党」結成の確率  (世相を斬る あいば達也)
投稿者 純一 日時 2010 年 4 月 29 日 11:48:02: MazZZFZM0AbbM
最近、七奉行を中心に小沢幹事長の責任を問う声が赤裸々ではなく、奥歯にモノがはさまったような言いっぷりが変わってきている。

検察審査会の小沢一郎「起訴相当」議決を受け、小沢幹事長の進退問題への言及は慎重になってきている。

常識的には良い事なのだが、何処か妙である。各マスメディアが民主党内のミゾだとか亀裂だとか、小沢幹事長の責任問題を浮き彫りにしたいのに、発言者が限定されミゾとか亀裂と言えるほど盛り上がりがない。

仕方なしに生方某の話を垂れ流し、亀裂だ~、では亀裂やミゾどころか、逆に結束が出来たような印象さえ残している。(笑)

田原総一朗らしいが、五月連休明けには仙谷・前原と中堅議員による小沢一郎外しの動きが加速するかも?と云う「政局遊び」のような発言があったようだが、筆者は前原らがロールプレイングゲームに夢中になっているだけだと思っている。
自ら党を出るような力量がない事くらい、実は知っているのだと思う。ただ、レゾンデートルとして辛口発言をし続けていないと忘れ去られる、抹殺される恐怖心がさせている問題だと思う。

兎角、マスメディア関係者と云うもの「政局遊び」が大好物である。国会議員の1/3の要求で招集できる両院議員総会の開催を要求し、小沢幹事長の「政治とカネ」の不透明さや検察審査会議決「起訴相当」の小沢幹事長に幹事長の継続は不適当、幹事長の辞任を要求するといった流れを想定しているのだろう。場合によれば、激しい「幹事長ヤメロ」に小沢幹事長が激昂「なら辞めようか」とプッツンすることを期待しているのかもしれない。(笑)

両院議員総会は出席議員の過半数で決する。これでは小沢幹事長続投が党内であらためて承認されるだけで、逆効果になるだけである。1/3は集められるかもしれないが、前原・仙谷・枝野・野田グループで過半数を取るのは絶対に無理なのである。仮に菅が加わっても未だ無理だろう。たしかに鳩山がそれに加われば過半数には達する。(笑)しかし、鳩山が小沢幹事長切りに同調しても、政治的には自らも辞任する流れになるわけで、同調する事はあり得ないだろう。

万が一、鳩山も同調した場合は小沢新党の結成と「小沢新党・自民党・公明党」と云う流れを作り、一瞬にして民主党政権は崩壊、「小沢新党・自民党・公明党」に政権を取られる事になる。

小沢一郎にとって「小沢新党・自民党・公明党」は本意ではないが、おそらく検察との絡みから政権与党であることを捨てる状況にはない以上、それを選択せざるを得なくなるだろう。そして、気がついてみたら、昔の万年野党の民主党が取り残されることになる。

経団連も農業団体も医師会も連合も集合させた20世紀回帰与党が成立することになる。これでは読売ナベツネの思う壺の政局になるのだが、鳩山・菅が小沢を裏切った時には、「小沢新党・自民党・公明党」の実現もあり得るのである。 極めて大雑把な検証だが、仙谷や前原の小沢追い落としシュミレーションよりも小沢新党のシュミレーションの方がリアリティが断然あることに気づく。

「小沢新党・自民党・公明党」と現在の民主党鳩山政権のどちらが好みかは人それぞれだろうが、筆者は似たりよったりだな~と云う感想を持った。(笑)

田原によると、鳩山・小沢ラインで参議院選に突入すると、民主党は惨敗なのだそうである。面白いのは大惨敗と書かなかった点だ。なぜ書けなかったか?もしかすると勝つかもしれないとの不安があるからに他ならない。(笑)また、彼は民主党は惨敗と書きながら、ではどの政党が勝利するのか書けないでいる。やはりテレビ屋なのだと思う。

筆者は民主党は惨敗はしないと思う。現状維持は最悪でも確保するだろう。ただ社民党、国民新党が新党ブームで煽りを食う可能性はあると思う。この場合の選択がみんなの党なのか公明党なのかと云う事ではないかと推測する。自民党ではないだろう。筆者としてはどちらも好ましくないのだが、緊急避難してでも政権維持は優先されるべきである。

仙谷前原グループが怖れているのは、実は当選してくる参議院議員の顔ぶれが替って国会に戻ってきてしまう事なのだと思っている。つまり、小沢派閥が強くなり、前原、枝野らの勢力が減少することを怖れているのだと思う。

それにしても、検察審査会の小沢一郎「起訴相当」の議決が11/11であった事は、小沢や鳩山首相にとって幸運だった。

あきらかに議決が烏合の衆の「魔女狩り」を連想させた点であった。評決が8:3だったら扱いは厄介だったに違いない。全員一致が素晴らしいと、流石のマスメディアが書けないで困っている。(笑)

この議決が検察審査会の存在に一石を投じてしまったのは素晴らしい事だろう。
そして、起訴=推定有罪こそが法治国家として恥ずべき問題だと云う事に世論が気づく事を求めたい。法治国家における「推定無罪」を無視し、ひたすら国民を意図的にミスリードするマスメディアこそが法治国家の敵なのである。


本日のコラムと直接関係ないのだが、小沢幹事長の検審議決「起訴相当」について、まっとうな記事があったので紹介しておく。
おそらく、検察庁自体が、このような議決を想定していなかった空気が窺える。この検察審査会の存在意義や法的価値について問題提起する動きを出はじめた。



≪ 小沢氏起訴相当 再捜査、新証拠の壁

 市民の結論は「起訴すべきだ」だった。小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件で、検察審査会が「絶対権力者」に対する 検察の不起訴処分の見直しを迫った。再捜査で真相は解明されるのか。検察幹部からは戸惑う声も上がった。【大場弘行、石川淳一】

 ◇「共謀」秘書供述が根拠
 「現状の証拠だけでも共謀の成立が推認されるなら、法廷で真相を明らかにすべきだ」。小沢氏を起訴すべきだとした東京第5検察審査会の議決は、こうした「市民感覚」から導き出された。議決書の末尾には「これこそが善良な市民としての感覚」との文言もある。
 小沢氏の不起訴処分について、検察は「100%有罪の自信がなければ立件できない」と説明してきた。政治資金規正法が政治家ではなく主に会計責任者らを処罰の対象にしているため「明確な指示』がなければ共謀の証拠として弱い」という考え方もあった。
 一方の審査会は、小沢氏の一定の関与を認めた元秘書で衆院議員の石川知裕被告(36)、元秘書の池田光智被告(32)の供述を有力な直接証拠とするだけでなく、土地購入の際に銀行融資を受けた「偽装工作」なども小沢氏の関与を裏付ける状況証拠と評価。検察の考え方を否定して「絶大な指揮命令権限を有する小沢氏の地位と石川氏らの立場を考慮すれば共犯が成立すると認定できる」と述べた。 こうした表現からは、審査員が法律のプロのように「形式的な法解釈」に束縛されず、小沢氏と秘書の「特別な関係」に着目したことがうかがえる。
「暴力団組長のガードマンが拳銃を所持していた場合、組長の指示がなくても共謀を認定した判例がある」。審査の過程で、そんな事例を紹介されたことも、判 断を後押ししたようだ。
 一方で、検察内部からは否定的な見方が相次いだ。
 「証拠の評価よりも感情論が勝った気がする」。ある幹部は「裏付けが取れて初めて直接証拠と言えるはずなのに、元秘書の供述のどの部分が直接証拠なのかも書かれていない」と指摘。別の幹部も「小沢氏の共謀を示す積極証拠だけしか見てないような書きぶりだ」と苦言を呈した。
 小沢氏の不起訴処分は「検察が組織の存亡をかけて挑み、敗北した結果」(幹部)と総括されている。結論を見直すには、小沢氏の「明確な指示」を示すような新証拠が必要だという意見が根強いが「今さら関係者の供述が変わるとは考えにくい」という声もある。
 法務省幹部は「具体的な再捜査のポイントも何も示されなかった。このまま起訴したら前回の判断が誤りだったと認めるようなものだ」と語った。再捜査の行方は、新証拠にかかっている。

 ◇検察幹部、戸惑いも
 「検察が『有罪に持ち込む証拠がない』と不起訴にした政治家や企業幹部を検察審査会が次々に強制起訴したら、刑事裁判の意味合いが変わりかねない」。一定の捜査を経た不起訴判断を覆す議決に、検察幹部は首をひねる。「密室審査の末に、公判で無罪が出たら誰が責任を取るのか」と懸念も漏れる。
 2度の「起訴相当」議決による強制起訴を盛り込んだ審査会の権限強化は国民参加を柱とする司法制度改革の流れの中で決まった。01年6月の司法制度改革審議会の意見書は「公訴権行使の在り方に民意をより直接反映させることも重要」と、議決に法的拘束力を与える必要性を指摘した。その背景には、01 年2月に福岡地検次席検事による捜査情報漏えい問題が発覚し、検察への信頼が揺らいでいたこともあったとされる。
検察審査会法が04年に改正され、09年5月に施行された。 裁判員制度が殺人などの重大事件に限定されたのに対し、審査会は全事件が対象だ。ある法務省幹部は「(法改正の)当時から政治家が対象になる可能 性は懸念されたが、野党の民主党からも反対論は出なかった」と振り返る。対象犯罪を限定する議論もあったが、最終的に「国民による公訴権の監督を限定してはいけない」という方向でまとまったという。その一方で「政界事件を巡って、これほど審査会への申し立てが相次ぐとは想定外だった」と漏らす司法関係者も いる。
 別の法務検察幹部は「今後、強制起訴となった被告に無罪判決が出るケースも出てくるだろう。その積み重ねの中で、審査員の判断基準が定まってくる のではないか」と話している。(毎日新聞:電子版)≫



≪ 検察審査会見直し議連、民主議員有志が設立

民主党議員らが28日、「司法のあり方を検証・提言する議員連盟」(滝実会長)を設立し、国会内で初会合を開いた。
 小沢民主党幹事長が検察審査会から「起訴相当」の議決を受けたことを念頭に、同審査会のあり方の見直しを求めていくことで一致した。
 会合には20人が出席。滝会長は、「司法制度改革は権力が独走する仕組みを変えるものだったのに、そうではない実態が出ている」とあいさつした。 鈴木宗男新党大地代表も「検察審査会を可視化しなければならない」と訴えた。会合後、辻恵事務局長は記者団に、「国民感情で司法制度が揺さぶられている。裁判員制度も検察審査会もおかしい」と強調した。(2010年4月28日19時56分 読売新聞)≫


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コメント
01. 2010年4月29日 12:03:04: A95K8fhJKA
※上記の毎日の記事中
「暴力団組長のガードマンが拳銃を所持していた場合、組長の指示がなくても共謀を認定した判例がある」。審査の過程で、そんな事例を紹介されたことも、判 断を後押ししたようだ。」

暴力団の例を出して「起訴相当」議決を誘導したともとれる内容。
こんな感じで審査会が開かれてるとしたらたまったもんじゃない。



02. 2010年4月29日 12:09:48: RumzxWsQt2
民主党の支持者であり、小沢支持者です。参議員選は民主党が負けても小沢さんの擁立した候補は残ります。前原グループとこの先一緒に遣るよりは公明党、自民党と組んで小沢さんが首相になって革命を起こしたほうがいいと思う。大政翼賛会だと言うがバカと一緒では改革は出来ない。

03. 2010年4月29日 12:18:53: EcrMNT2Hf6
民社党内で前原仙谷グループなのかわかりませんが対立の発生が避けられなくなります
①世界市場の縮小と世界を通貨から一層信用収縮させてしまう,この混乱を沈静化させられない,世界的信用恐慌の進行は、第三の大底に向かうため、連立与党内、民社党内に対立の発生が避けられなくなります。日本の政治は、少数中政党の離合集散の時代に移行が避けられなくなる。また株式市場は10分の1。物価,雇用など3分の1.生産量も30%以上収縮します。国内は未曾有の地獄絵図となります。もう誰にも止められません。
②2010年代以降は、政治的関心が高まり、その中心的政治概念は大きく反転する。政治家や大手マスメディアが80年ぶりの世界信用収縮恐慌の本当の原因が分からないため、政権を担当する保守も革新も敗北します。

③貧者の救済より大企業の救済に、政治の軸足を置くために、次回の参議院選挙での後退は避けられません。民主党は参議院選挙で敗北する。地方分権,知事連合から誕生する政党が政権政党保守も革新も後退を加速させる。この対立は長期間争うので再び中政党の合集離散時代になることが避けられない。

④弱者の切捨て,格差の拡大の小泉マジックの復活を夢見る自民党議員や一部保守有権者および官僚(検察)は25%も占める,彼らは現状からの脱出を悔やみ,何時の日か復活できると信じて最後まで抵抗を続ける。

⑤社会の木鐸を捨てた大手マスメディアは政治が外れると楽しみ煽り経済のセイにする,日本沈没の大きな要因となる,また経済が外れ混乱すると政治のセイにして責任を転化して責任を取ることがない。

2000年から始まった20年間は,小泉ケケ中のように,日米の軍事同盟的固執の復古調カリスマを誕生させると同時に,その反対のカリスマも登場させる。つまり2010年までの前半はルールを破壊させる,復古的軍国カリスマが前半に大活躍した。2011年からは,その反対の革新的平和的カリスマが登場し逆の発想者が大活躍します。

自民党は大マスコミの懸命の後方支援が合っても伸びない,政治は中政党の合集離散時代になる。貧者の救済より大企業の救済に、政治の軸足を置いているために、民主党は参議院選挙での後退は避けられません。この後退を加速させるのは。知事連合から誕生する政党です。

尚,1929年世界大恐慌から40年周期に当たる80年ぶりにサブプライムローンから始まった金融危機が世界信用収縮恐慌となり2008年12月に襲いましたね,で大底は3年周期に発生していますので,2011年に第三の大底,2012年の第四の大底に注意して下さい。

但しオバマ大統領やオザワ幹事長がルーズベルト的弱者救済政策を採用して貧者の救済に取り組みことが出来るならば,消費量が解決して沈静化に向かうことが可能でしょう。この二人が失脚すると世界は泥沼の社会になる恐れがあります。


04. 2010年4月29日 12:45:35: O2ABZJxA7w
前原-阿波狸・仙谷ゴトキに何が出来る。
ここぞとばかりに飛びついた「永田-ガセメール」、狡軍鶏小泉がニタニタしているうちに、永田の沈没-首吊り、前原は永田の供養すらしない。こんな人間が「権力闘争」などと片腹痛い。せいぜい仙谷・阿波狸のカクマル-松崎式権力闘争だけ。「背後から襲い掛かる」だけ。なんと夜盗自民党が随喜の涙を流すことか。
そして夜盗自民党内では消滅の運命あるばかりの竹下派、で「無所属」で墓を探してさ迷い歩く「肛門チャマ」の渡部耕三。マスゴミに曝す「ブクブクづら」は棺桶に片足突っ込んだ証拠。静かに成仏したほうがいい。

05. 2010年4月29日 13:15:02: PAe45s5Ycg
>「起訴相当」の議決が11/11であった事は、小沢や鳩山首相にとって幸運だった。
なるほど。全会一致とか、根拠不明の絶対権力者扱いとか、感情丸出しの議決文とか、「善意の市民」とわざわざ書くとか、誰かに教唆されてんだろうと疑うに十分だな。新聞やテレビ見てる人も不自然さに気付いてほしい。


06. 2010年4月29日 13:24:02: pVfXwO5aoo
この文章のポイントは、前原グループのことより、鳩山と菅がどう動くかということだろうが、鳩山は一蓮托生を覚悟しているようだし、菅も政策の見識は疑問符だが、政局観は鋭そうだから、さすがに小沢追い出しなどしないと思うね。
前原グループは衆参あわせて50名。これじゃ、自分たちだけ独立しても衆院の過半数割れもできないだろうし。

07. 2010年4月29日 13:40:49: VoHQXX9kmw
自分自身を「善良な市民」などという者にロクな奴はいない。
これは今までの悠久の世の中の定理である


日本国法務大臣千葉景子よ 今こそ指揮権の発動だろ

2010-04-29 22:21:00 | 小沢幹事長には神が宿ってる
小沢幹事長が「起訴相当」日本国法務大臣千葉景子よ 今こそ指揮権の発動だろ/検察審査会は西部劇映画のリンチか(日刊ゲンダイ
投稿者 亀ちゃんファン 日時 2010 年 4 月 27 日 17:11:47: GqNtjW4//076U


小沢幹事長が「起訴相当」、法務大臣千葉景子は、今こそ指揮権の発動だろ!
日本国法務大臣の本分を全うしろ。
検察の不起訴処分の当否を判断する「検察審査会」(検審)が連日、話題を集めている。昨春に検察審査会法が施行され、検察官が独占してきた「起訴権限」に市民感情を反映させるようになったが、そもそも事件について「法と証拠」にのっとって起訴、不起訴を判断するのは検察の仕事だ。法律に素人の一般人が起訴と判断して有罪にできるのなら、司法官庁は必要ないんじゃないのか。

検察は、くじで選ばれた任期半年の市民11人が、検察官が不起訴処分とした事件を審査。不起訴が妥当なら「不起訴相当」、不適当なら「不起訴不当」か「起訴相当」と議決する。昨年5月の改正法で、「起訴相当」を受けた検察官が再び不起訴祖にした場合、検審が8人以上の賛成で「起訴すべき」と議決すれば、裁判所指定の弁護士が検察官に代わって起訴することができるようになった。

「日本の検察官の起訴独占主義は独特の制度です。戦後、GHQ(連合国総司令部)は、米国のように起訴権限を持つ大陪審や検事公選制の導入を求めたのですが、日本側が猛反発した経緯がある。代わりに検審が導入されたものの、改正法施行までは議決に法的拘束力がありませんでした。近年、司法制度改革が叫ばれるようになり、裁判員制度と同様、『司法に市民の目を向けさせる』狙いもあって今の制度に変わったのです」(法務省担当記者)

「特高警察」と化した一部のカン違い検察官と身内に甘い法務官僚の“非常識”に市民常識を反映させることは画期的だし、重要だ。しかし、ここで疑問が生じる。はたして、素人がどうやって黒白をつけるかだ。

「検審の判断が捜査資料に基づくなら、検察の処分と変わるはずがない。というより、同じ証拠資料で判断が百八十度違ったらそれこそおかしい。一方、市民感情を優先して判断するなら、何も証拠はいらない。これはちょっと恐ろしい。一歩間違えれば、西部劇映画のリンチになりかねません」(司法ジャーナリスト)

「検察審査会の午後」の著者で、検審に詳しい作家の佐野洋氏もこう言った。
「検審では審査員らがいろいろと意見を言っているようなイメージがあるが、選ばれた人に取材すると、事務局側の説明資料に沿って淡々と審査が進んでいくようです」
事務局の“意向”や、世論のムードに流されかねない危険性があるのだ。

審査手順もマチマチだ。
「関西地方のある検審では、不起訴相当以外を選んだ審査員は理由を記入しないといけないため、不起訴相当の結論が出やすいといいます。一方、関東地方のある検審では、単純に起訴相当などを選ぶ無記名投票式。東北地方のある検審では挙手です。同じ『不起訴相当』『不起訴不当』『起訴相当』議決であっても、やり方が全然違うのです」(前出の法務省担当記者)

事故発生からきのう(25日)で5年を迎えた兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故では、神戸第1検審が「起訴相当」の議決を下し、JR西日本の井手正敬元相談役(75)ら歴代社長3人が業務上過失致死傷罪で在宅起訴になった。

しかし、鳩山首相を嫌疑不十分で不起訴とした東京地検の処分については、きょう(26日)、「不起訴相当」を議決した。こうなると、近く結論が出る小沢幹事長の議決は読めなくなる。どう転んでもおかしくないが、検察の「怠慢」や「暴走」を止めるはずの検審が審査の過程や議決の期日さえ明かされない“秘密主義”でいいのか。

そもそも検察がキチンとした捜査をすればいい話である。そんなに検察は政治に弱いのか。配慮するのか。素人が検察の判断を繰り返し否定するようでは、検察への不信感は消えないのだ。

(日刊ゲンダイ 2010/04/26 掲載)

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※一部転載略


=検察への不信感=
前にも書いた私事ですが、3年前の春、自転車に乗っていた叔父が、後から来た車にはねられ、ほぼ即死しました。ところが、警察と検察は、叔父の過失が大きいと決めつけ、加害者を逮捕するどころか、数ヶ月してもろくに捜査することもなく、不起訴処分との方針でした。状況からしてどうしても納得できない私は、検察庁に何度も足を運び検事と口論しました。検事は、上層部の意見を気にし、起訴した場合に加害者からの反論に対抗する自信がなく、「無罪になったらどうしよう…」という感じでした。厄介な仕事を担当させられて迷惑という態度も見えました。でも、その年の年末になってなんとか(略式)起訴にこぎつけ、裁判では加害者からは何の異議もなく、罰金刑が確定しました。検察は、被害者の味方だと思っていましたが、その能力すら疑われるサラリーマン検事がいるということを思い知らされた次第です。
尚、検察審査会に「不起訴不当」の申し立てをしても、認められることはほとんどないことを弁護士から聞かされていました。

※以下、転載略


【転載終了】  

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コメント
01. 2010年4月27日 17:15:46: y2SPy6IwBg
もう我慢がならない。
この国に正義はないのか。

02. 2010年4月27日 17:35:36: fw9o4dUB4c
同じく我慢の限界です。

03. 2010年4月27日 17:37:29: CBGshcx94g
千葉というブスの馬鹿女に何を期待出来るのかね。
着飾って法相の地位にすっかり満足して官僚の言いなりだ。

04. 2010年4月27日 17:38:10: DngKUMLFda
恐ろしい国になりました。
涙があふれ、体が震え、小沢さん、なにがなんでも頑張ってください。


05. 2010年4月27日 17:38:31: NVnBM2wcvE
不覚にも、私も以前酔っ払って大金の入った財布を盗られ、警察に
届け出たら、こんなもん盗られた証拠は無いだろ!と言われ取り合ってもらえない
事が有りました。
その際にこんなのをイチイチ取り合っていたら犯罪率が上がるじゃねーか!
などとぬかしやがった。

その犯罪を未然に抑えて犯罪率を下げるのかお前らの仕事だろ!!!と内心強く思いました。
今ならはっきり言いますけど。

免許証も在ったので、落とし物として処理してはもらったが、
何で盗られたものを自分の落とし物として手続きしないといけないのか!!
と強く思った次第。


06. 2010年4月27日 17:40:23: LZjHF3E6oU
もう怒りが止まらない!!


07. 2010年4月27日 17:55:51: NHoJzzxgJU
ここまで来たら指揮権の発動は無理。火に油を注ぐようなもの。
まだ議決の要旨を読んでないけど、新聞記事を読んでいると、議決の理由は今までマスコミがさんざん書いてきたことと何ら変わらず、それが証拠に基づいて認定できるなら、とっくに特捜が起訴していますわ。
まさに「疑わしきは罰せよ」というトーンですね。困ったことです。

08. 2010年4月27日 18:10:19: gydDAt2CFw
こんなことを検察(11人のくじで選ばれ検察?の面接に通った審査会もその手先同様)は続けていれば、検察・マスコミへの国民の反感は増々強まるだけだろう。
夏の参議院選挙がますます楽しみになってきた。


09. 2010年4月27日 18:28:00: tH2SY8H1Kk
まぁ公判内容は郵便不正事件のように検察のデタラメさが暴かれるだけの
展開になるんだろうが、マスコミは当然報道しないよね。
証拠が無くても「小沢だから」起訴するという検察の異常な判断力は
到底、常人には理解しかねます。

10. 2010年4月27日 18:35:25: qMG1e7RweA
東京地検特捜部 様
La voz del pueblo, voz de Dios.
民の声は神の声
(民の声は与論となって現われる、与論に打ち勝つ力はない)スペインの諺

だから~ 民意には勝てないって。
とうとう、パンドラの箱を開けちゃいましたね。
あとは、知~らないよ 知~らないよ…



11. 2010年4月27日 18:40:40: TsJSDYZnbg
小沢一郎氏は、ピンチをチャンスに変えるだろう。この事件は、この国の権力をめぐる政治闘争であり、百戦錬磨の小沢一郎氏にとって予想された事態であり、次の一手を十分考慮済みであると思う。当面、マスコミの攻撃を一身に受け、小沢一郎氏の進退を政局の焦点にする。攻撃が激しければ激しいほど、小沢一郎氏の進退の値打ちは上り、政局は小沢一郎氏の次の一手に握られることになる。マスコミ、野党、民主党内の反小沢勢力なるもの達が騒げば騒ぐほど、注目は民主党に集まり、小沢一郎氏の進退の値打ちはうなぎ上りになる。鳩山首相は小沢一郎氏とセットで攻撃されるであろう。母親からの政治資金提供問題、普天間問題、指導力、様々な視点から今まで以上の攻撃がなされる。敵・身内の攻撃が頂点に達したところで、局面の展開を図る次の一手が打たれる。小沢一郎氏は幹事長職を辞し、鳩山首相は最後まで県外・国外移設を主張し、アメリカの反対もしくは無視を理由に退陣する。次の首相は、前原誠司である。反小沢の急先鋒としてケジメを求め、マスコミに引っ張りだこになる前原誠司を首相にして、局面の大転換を図るのだ。そして、七奉行なるもの達に政権をまかせる。前原内閣は円滑な政権運営をする為にも、小沢一郎氏に頼らざる得なくなる。小沢一郎氏は選挙担当として参議院選挙を取り仕切り、同時に、あらゆる手段で検察・マスコミの横暴を正す。鳩山首相の普天間移設は県外・国外へという意志は、前原内閣も国民の意志として引き継がざる得なくなり、アメリカとの厳しい交渉が求められることになる。一時身を引いた小沢一郎氏は、やがて国民の求めるところにより日本国総理大臣になる日がやってくる。<以上私の妄想です>

12. 2010年4月27日 18:46:14: DoscMwsZqW
あの検察が不起訴にしたのに、起訴相当だって?
どこの馬の骨か判らない庶民でやらせる審査に無理がある。
よしんば、構成員が政党の支持不支持を抜きにしたとしても
 ある人はマスゴミ偏向に流されて判断し、
 ある人は人相・ルックスで判断し、
 ある人は気分やカンで判断し、
 ある人は自分の信じるハッケで決める。
怖いの一言に尽きる。


小沢氏が辞任否定「意外な結果で驚いた」

2010-04-29 22:02:17 | 小沢に楯突く奴はみんな切れ
小沢氏が辞任否定「意外な結果で驚いた」 起訴相当で
投稿者 hii8765 日時 2010 年 4 月 27 日 21:37:15: SUvgBP5/fSaow


もう一方の法律のプロである小沢側弁護士の証拠や意見は反映されない検審なる不平等な決意など無視でいい。
小沢氏が辞任否定「意外な結果で驚いた」 起訴相当で
民主党の小沢一郎幹事長は27日夜、検察審査会が小沢氏の資金管理団体をめぐる土地取引事件で起訴相当の議決をしたことに関し、「与えられた職務を淡々と全力でこなしていく」と述べ、幹事長職を続ける考えを示した。党本部で記者団に語った。

 小沢氏はまた、「意外な結果で驚いている」と述べる一方で、「何も不正な献金は受け取っておらず、脱税などもなかったと検察の強制捜査で明らかになっている。最終的に検察が適正な判断をしてくれれば、国民も納得してくれる」とも強調した。



コメント
01. 2010年4月27日 21:55:19: B7imjkSuEo
こうなればたとえ起訴されても幹事長を辞任する必要はない。 まして議員辞職など考えれない。 最高裁まででも闘うことを望む。 絶対負けさせるわけにはいかない。 この問題は小沢氏個人の問題ではなくなった。 自分自身の問題だと思っている。 N.T

02. 2010年4月27日 22:00:35: BC99rLlcGI
そうだ!小沢さん頑張れ!
此処までやられるのであれば、国民の為、国のため頑張って働いて欲しい!
特捜部解体!日本の独立。応援します!

03. 2010年4月27日 22:05:28: N7cZRcUqDV
>マスゴミ涙目WW  
涙目って、さっそく世論操作を必死になってやっている。


04. 2010年4月27日 22:21:08: A95K8fhJKA
一方で民主党は小沢辞任カードをまたまた手にしたともいえるんじゃ。
個人的には起訴相当はおかしいとは思いますが。

05. 2010年4月27日 22:27:16: YASZgsJt3o
特捜部みたいなもの、いらね。
参院選勝利後、小沢氏による特捜部大粛清を求む。

06. 2010年4月27日 22:38:32: 1lyXQZvUm6
検察とマスコミの力に驚いています。
 太平洋戦争も検察(特高)とマスコミが一緒になって、国民を戦争に狩り立て、日本を破滅に導いたような気がします。


07. 2010年4月27日 22:54:03: rVM8m2pK5w
特捜部と検察審査会は税金の無駄ですね。


08. 2010年4月27日 22:59:21: E7ZxRhwXWU
衆愚「政治」の極みだ。こうなると思っていた。こんな愚かしい制度を作ったらこうなる典型のようなもの。匿名の集団がこの国の、帰趨を決定付けること。

09. 2010年4月27日 23:10:14: 3W0KWY2Fsc
日本がこんなにB級国家とは思わなかった。昨年の夏以来それがはっきりしてきましたね。一部の製造業だけが突出して一流というだけで、その他は実は三流だったんです。

10. 2010年4月27日 23:15:03: 2OgLIE4Qzg
大戦前の軍部独裁、国家総動員体制の引き金になったのは、検察による、でっち上げ帝人事件です、当時は、まだ気骨のある警察官僚や裁判官がいたので、結局被告全員無罪になりました。
しかし、裁判をしている間に、立ち枯れ党の平沼氏の先祖の平沼元首相の工作で政党政治がつぶされてしまったのです。
今なら逆に、自己保身に走る警察官僚や裁判官ばかりなので、検察がでっち上げで事件を作っても、ほとんど有罪になってしまうのでしょう。
国民主権の憲法があっても、マスコミが腐っているから何の役にも経たないですね。


11. 2010年4月27日 23:16:00: Yfxy7ql7SE
自分は国民の声を聞いてる・・・
ならば意外な結果ではないだろう。小沢は現在日本中で一番嫌われている政治家だ

彼の話を信じる人は一人としていない


12. 2010年4月27日 23:21:32: lFtrGPhedw
>>11
>小沢は現在日本中で一番嫌われている政治家だ
こういう個人的感情で真実が歪められる検察審査会の結果などどうでもいいよ。
嫌いだから起訴せよと言う国に恐ろしさを感じる。


13. 2010年4月27日 23:27:56: Sx4BKLXNCo
予想通りの結果とはいえ、感情だけで決め付けるのなら、人民裁判にかけるしかなくなる。
おかげで連日は大事なことはすべて吹き飛ばしてこの内容のことばかりになる。
舛添や渡部や生方や前原や野田、その他、自民党や新党の連中や、御用達のテレビ関係者辺りがあれやこれやと得意げに声明を出すのだろう。
リンチにかけようとメディアが騒ぐ姿など、あほらしくて付き合いきれん。
こんなことならレンタル店でDVDを大量に借りとけばよかった。


14. 2010年4月27日 23:32:29: PZMCUFxEH6
「小沢一郎に日本を託す会」では、マスコミにツイッターで抗議を呼びかけています。アクセスすれば、各マスコミのアドレスが乗っています。


15. 2010年4月27日 23:36:03: 9FdPfuIN36
いよいよ、全面戦争だな。
マスコミ、検察は、国民を敵にして、勝てるなどと思うなよ。
小沢一郎は、我々、国民が守る。

16. 2010年4月27日 23:37:43: B7imjkSuEo
小沢幹事長の話を信じないのは、貴方一人かもしれないとは考えないのでしょうね。 N.T

17. 2010年4月27日 23:46:38: I4GIX3h2QY
ほんま腹立つは!こんな事が許されていいんか!この国は隣の何処そこの国と同じで民主主義国家ではナイ!
オザワン頼むから反撃してくれ!ヤラレすぎナメられっぱなしやろ!
ストレスたまるぜ!!

18. 2010年4月27日 23:50:47: BC99rLlcGI
渡部恒造のコメント聞いたら頭に来た。
前原達嬉しいだろうな。こんなのがぬくぬく政治家気取りだから日本は何時までも属国だ。小沢さん頑張れ!腐った政治家の中では唯一信念のある人物だと思った。
思いっきり政界で暴れて欲しい。国民は目覚めて来た!


19. 2010年4月28日 00:29:56: DOWhDu0nuw
強制起訴でも辞任しないという考え方に基本的に変わりはないとコメントしたのだから、小沢一郎は最後まで戦い抜くべきである。


20. 2010年4月28日 00:31:54: LFY9HJzCkY
タイの暴動ではタクシン派が赤いTシャツを着ていた。小沢支持者も抗議の意味で何か出来ないかな、集会とかデモは時間も場所も限られると思うが、シャツなら同じ色さえ揃えればいいだけだから。

21. 2010年4月28日 00:46:29: lFtrGPhedw
>>19
そう、逆に今辞めた方があれだけ潔白を主張してるのに何故やめるの?となる

22. 2010年4月28日 00:48:20: TQ53qW7Gjk
いよいよ鳥羽伏見の戦いだ。維新が成るかどうかはここに掛かってる。腐敗官僚の本丸は検察だ。マスゴミとともにこの日本から追い出せ。今回辞任なんかしようものなら本当に政府は転覆する。負けてはならない。何としても日本に巣くう真の悪党に勝利せよ!

23. 2010年4月28日 00:52:45: btBcDam8Cg
こうなれば、逆境を逆にチャンスに切り替えてゆくのみ。

24. 2010年4月28日 01:50:33: gavZae5KL6
あの世の坂本竜馬総督から小沢一郎筆頭改革志士へ檄文(応援メッセージ)が届きました。)
小沢一郎筆頭志士へ!
絶対辞めては遺憾ぜよ!ここは日本国民主主義定着の為に頑張ばりゃにゃ日本国の日の出は永久に見られんぜよ!辞めたら日米悪徳ペンタゴンの思う壺じゃがに!
無知でお人好しの一部の領民は、小沢一郎筆頭志士の苦悩を慮る能力にちと欠けちょるが、君の直向きな活動に何時か理解する時が来るぜよ。

25. 2010年4月28日 02:07:04: pmqJjqyjTw
検察と悪のマスメディアに仕返しすることはできないのでしょうか?
今こそ政権交代をまさしく目に見える形で発揮していただきたいものです。

26. 2010年4月28日 05:00:24: QXVaulDOhs
そもそもこの『事件』は秘書を含めてなんら犯罪性を持っていない。
ここは仮に起訴されても公判で徹底的に闘い、特捜検事達を叩きのめしてほしい。

27. 2010年4月28日 06:58:36: lFtrGPhedw
三井環氏がリークによるバブルがこの結果になったと言っているね


週刊朝日記事への検察抗議への抗議、その顛末!!

2010-04-29 14:24:04 | 参院選楽勝を信じ団結して天明を待て

2010-02-17

週刊朝日記事への検察抗議への抗議、その顛末!!

Sakuma2


 その顛末。面白い。


 その動揺ぶりが如実に窺える。天網恢々、疎にして漏らさずとはこういう事だ。その意志は主権者国民の非難囂々(ごうごう)で、ついに小沢不起訴に繋がったと思われる。石川議員の即保釈にも繋がった様子だ。


 大体、横車を押したのは、東京痴犬特躁部だ。検察内部にも良識人は多い。図らずもその事が露呈した。この記事が、信憑性を認められた訳だが、リークづくしで世論を煽った反面、真実の情報も検察内部からもたらされたことを意味する。


 このことは、真面目な良識ある検察職員も多いことを示している。特躁部を形成する検事は、この面で特殊な人々であることが証明された。読めばご理解頂けると思うが、いささか常軌を逸している特捜部の状況が読み取れる。


 こんな特躁部は、飯山さんでなくても特躁部解体を叫びたくなるのは当然である。


【転載開始】2010/02/03(水) 東京地検特捜部は,絶対に許すな!

 

Iiyama16_070929

マスゴミを使って小沢一郎を狙い撃ちしている東京地検特捜部.
 こいつらは勧善懲悪の正義派のつもりでいるようだが,不当な国策捜査だ.
 国民の意思(総選挙)を否定する国策捜査を許したら,日本は警察国家になる.
 北朝鮮も顔負けの恐怖政治になってしまう.
 すでに日本は北朝鮮以上の弾圧国家になっている.
 東京地検特捜部の暴走は,絶対に許してはならない!
 即刻中止させるべきだ!
 東京地検特捜部の暴発を一発で不発にする絶好の武器がある.


 指揮権発動だ! 指揮権


発動!


 そろそろ,鳩山総理は躊躇せず,粛々と指揮権を発動していい.
 指揮権発動こそが,我が国を救う方法だ.我が国が再出発していく道だ.

 国を憂える多くの国民が,東京地検特捜部のやり方にはウンザリしている.
 いや,憂国の志士は,もう見ていられない! と本気で怒っている.
 だから,指揮権発動は全面的に支持されるだろう!
 私は,拍手喝采し,万歳三唱し,狂喜乱舞する.

 とにかく!
 即刻,指揮権を発動し,
 東京地検特捜部は解体だ!【転載終了】誌面じゃ読めない「検察の『抗議』に抗議」のウラ話

 お騒がせした東京地方検察庁からの「抗議書」の顛末についてはすでに説明させていただいたとおりです。内容については2月19日号で筆者の上杉隆さんが論駁したように、まったくお話にならない「虚偽」に満ちたシロモノでした。そこで、週刊朝日は同号の上杉さんの記事にしたがって、「抗議書」に対する抗議と、新たな質問事項を書面にして東京地検の谷川恒太次席検事に送りました(別掲)が、当然のように返事はありません。

ただ、2月19日号掲載の上杉さんの反論記事に対しても、いまのところ抗議書も呼び出しもきていないので、検察は一連の〝違法捜査〟に関する上杉さんと週刊朝日の指摘を認めたものと解釈させていただきます。

<O:P></O:P>

 それにしてもなぜ、検察はあのような「虚偽」に満ちた抗議書を送りつけてきたのでしょう。

 検察内部の「関係者」から聞いた話では、上杉さんが最初に書いた、〈検察が何の罪もない若い母親である女性秘書を騙して呼び出し、10時間近くにわたって「監禁」し、「恫喝」を繰り返すという信じがたい人権侵害をしていた〉というスクープ記事を読んだ心ある読者や一般市民から、東京地検に抗議の電話が殺到したそうです。当該号が発売されたのが2月2日で、翌々日の4日には石川起訴、小沢不起訴発表というイベントを控え、当日までに「なんとかしろ!」と上級庁からきつく言われたらしいのです。

 そこで、あわてた地検の谷川次席検事が編集長のわたしを呼びつけ、抗議の意を申し入れ、抗議書を渡すセレモニーがやりたかったようなのです。それが石川起訴の前日、3日のことでした。ところが、すでに説明させていただいたとおり、わたしが出張で不在のため、やむなく抗議書のみをファックスで送ってきたというわけです。

 わたしは帰京後、ぜひ谷川さんにお会いしてお話をうかがいたく、何度か地検に電話を入れたのですが、「ご足労いただく必要はありません」ということになったのは、そういう事情があったようです。要するに、その日でなければ意味がない。もはや、わたしを呼んでも手柄にならない。わたしは不要になったわけです。

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 しかし、事態はすでにご存じのとおり、抗議のためにわたしを呼びつけようとしたことが「スワ、地検から出頭要請か?」「週刊朝日の編集長が捜査妨害で逮捕へ」などとツイッターを中心に爆発的に広がったため、火に油を注ぐ結果となりました。地検には「これは言論弾圧ではないか」といった抗議の電話が何倍にもなって返ってきたそうで、地検の「周辺筋」からわたしどものほうへ「なんとかならないのか?」といった話も伝わってきたほどです。残念ながら、それは編集部でもどうにもできない話でした。

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 そんなわけで、今週発売号にも上杉さんの「追撃」記事を掲載しています。

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 ところで話は変わりますが、「検察内部の『関係者』」と書いたことからおわかりのとおり、わたしどもには検察内部にも情報源があります。

こんなことを書くと、犯人探しが始まるのではないかと心配されるかもしれませんが、内通者はたくさんいるので大丈夫です。実は、一連の検察捜査批判記事に対して内部からも複数の応援メッセージが届いています。心ある検察官たちも、今回の「暴走検察」に対しては忸怩たる思いを感じているようです。

 ある地方の検事さんからは、「週刊朝日の批判はもっともだと思う。しかし、あれは特捜部だけが異常だということをわかってほしい」という手紙をいただきました。大多数の検察官は、地方でまじめに地味な事件処理にあたっていることを知ってほしいという趣旨でした。その中から野心的な検事が東京や大阪の特別捜査部(特捜部)に集められ、そこで大きな手柄を立てれば組織内でいいポジションを得られ、退官後もいい暮らしができるということのようです。「暴走」の動機はカネと出世。どこにでもある話です。

 いまでも、「ロッキードの堀田力さん」「リクルートの宗像紀夫さん」と言われるように、事件が大きければ大きいほど、歴史に名を残すことにもなります。もし、小沢一郎氏のような大物政治家を立件できれば、「一生食うに困らない」そうなのです。

 ひとりの人間として、職業人として、その野心はわからないでもありません。しかし、そんな理由で事実が曲げられ、人権侵害まがいの取り調べや、恣意的な法の拡大解釈が横行しているとしたら、もはや「正義」などとは言えないでしょう。検察は「検察庁」という看板のついた建物ではありません。ひとりひとり生身の人間である「検事」の集合体です。生身の人間である以上、能力の優劣もあるだろうし、地位や出世に対する野心があるのも当然でしょう。その当たり前の前提を無視して「検察=正義」と考えるのは、とんでもない間違いです。人間の集まりである以上、邪な動機で捜査を始めることもあるのです。

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 リクルート事件の江副浩正さんが書いた『リクルート事件・江副浩正の真実』(中央公論新社)を読まれた方も多いと思います。本のまえがきには「本書は私が書いたものであるから、私にとって都合のよいように書いているところも少なくない」と謙虚に断りがしてあります。それを割り引いても、なかなかすごい内容です。読んでいない人はぜひ、読んでほしいと思います。

 そのあとがきには、こんな記述があります。リクルート裁判が終わってしばらく経ったころ、江副さんがオペラ観劇で捜査当時の主任検事だった宗像弁護士とばったり会い、こんなことを言われたそうです。

「いやぁ、あの事件は本当に苦労しましたよ。当初は松原事件で江副さんまで贈賄申込みが繋がったら、そこで終わりにしたかったんですよ。ところが、松原さんに黙秘を貫かれ、松原さんの取調検事(堤守生特捜部副部長)の立場が悪くなって、止めるわけには行かなくなった。そこで捜査を続けざるを得ないことになって......(後略)」

 ざっくばらんであけすけな物言いは人柄でしょうが、驚くのは「取調検事の立場を守るために捜査が継続した」という発言です。

一事が万事、おそらくこんなことは氷山の一角なのでしょう。

しかし、そんなことで使っていいほど「検察権力」は軽くありません。人ひとりの人生を抹殺し、地位を追うことなどあさめしまえ。たとえどんな権力者であってもです。実際、リクルート事件では多くの人が逮捕・起訴され地位を失いました。自ら命を絶った人もいます。「それは、悪いことをしたのだから当然でしょう」と思う人も少なくないと思います。わたし自身もそうでした。しかし、取り調べ中に「なぜこんなに関係のない人まで立件しなければいけないのか」と問うた江副さんに対して、宗像検事が次のように答えたというくだりを読んで、みなさんはどう思われますか?

「新聞が書いているのに立件しないと、特捜の権威が失墜してしまうのです」

 つまり、法と正義に基づく判断ではなく、「特捜の権威」のために、次々と人を逮捕し起訴していったというのです。もはや法の支配とは言えません。もし、これらの記述が〝真実〟なら、わたしたちはとんでもない「権力」を野放しにしてきたということになるでしょう。それは半分以上、わたしたちメディアの責任だと感じます。

 権力の監視はメディアの重要な役割です。しかし、それがほとんど機能していません。リクルート事件のころは、それでもまだ捜査に対する疑問の声が新聞紙上にも見られたと前掲書では紹介しています。それが今回の「小沢捜査」ではほとんどなかった。まさに大本営発表のような一方的な虚偽情報(検察に都合のいい情報)のみが垂れ流されて、世論形成や国民の政治行動に明らかに影響を与えるという状況は、健全な民主主義とは思えません。世の中が「小沢=悪」というひとつの方向に流れそうになっているときだからこそ、立ち止まって考えたい。そして、もう一方の権力である検察にも監視の目を向けなければいけない、というのがわたしの基本的な考えでした。

マスコミ正規軍である新聞やテレビとは違った視点を提供するのが、ゲリラとしての週刊誌の大事な役割だと思っているからです。口幅ったい言い方ですが、検察の尻馬に乗って「小沢叩き」するのは安全でリスクもなく誰にでもできることです。しかし、この圧倒的な大本営発表の流れの中で検察批判の立場にたつのは容易ではありません。でも、それをあえて面白がってするのが、週刊誌魂じゃないかって思っているんですが......。