、小沢官房長官、支持率危険水域でも、支持をしてる人達の為に鳩山総理と反小沢分子の大幅改造を断行して新発進し直せ

マイナス思考げ危機感ゼロ党内でケンカしてる暇あるかそんなバカ閣僚は即解任し仕事する若手と交代させ、一致団結選挙に突進。

週刊朝日記事への検察抗議への抗議、その顛末!!

2010-04-29 14:20:23 | 参院選楽勝を信じ団結して天明を待て

<O:P></O:P>

「小沢も権力なら検察も権力である」

これは上杉さんやわたしが最近、好んで使うフレーズです。しかし、どちらの権力が強大かはもはや説明の必要もないでしょう。小沢さんがいくら権力を握っても、人の身柄を拘束して自由を奪うことまではできません。枝野幸男氏ら「反小沢」の入閣をじゃますることはできても、人生を抹殺することまではできません。

一連の報道に関して、「週刊朝日はなぜ、巨悪の小沢を擁護するのか?」と聞かれることもありました。もちろん、そんなつもりはありません。追及すべきファクトがないので書かないだけです。いま世間に流布している「小沢バッシング」のほとんどは、新事実というより検察に情報操作された印象論に過ぎない気がします。小沢の「金権体質」とはいったいどういうことなのか、「ゼネコンマネー」とは具体的に何なのか。「巨悪」と呼べる根拠はどこにあるのか。

週刊誌屋の性として、過去に松田賢弥さんや横田一さんらが暴いた以上の〝新事実〟を見つけることができなければ、大袈裟に騒がないのが普通でしょう。もちろん、見つけられたら、キチッとお伝えするまでです。週刊朝日が小沢追及を始めるとしたら、それは検察も知らない独自ネタで攻めることになるでしょう。

独自ネタや特ダネ、新事実もないのに「小沢叩き、みんなでやれば恐くない」ってハシャグのは、ちょっとカッコ悪いかなって思っています。

<O:P></O:P>

 最後に、前回も書きましたが、わたしは検察が信頼されなくなるのは、社会にとってよくないことだと思っています。検事だって人間なので、カネも欲しいだろうし、いい暮らしがしたいのはわかります。酒を飲んで酔っ払うことだってあるだろうし、虫の居所が悪ければ被疑者を怒鳴りつけることもあるでしょう。それは人間だから当然です。

ただ、であるからこそ、自分たちが持っている権力がどれだけ大きいか、そしてその権力は国民からの「預かり物」であることの自覚を持ってほしいと思うのです。捜査権力は検事個人のためにあるのではありません。国民のために、便宜的に検事ら捜査機関の職員に与えられているものなのです。司法試験に受かったからといって、個人に付与された権力ではありません。それをよく自覚・理解して、みんなに愛され、支持される検察になってほしいと願っています。このままでは市民の信頼をどんどん失うことになってしまいます。それは、世の中全体にとってあまりよくないことではないでしょうか。<O:P></O:P>

<O:P></O:P>

 なんて、偉そうなことを書いてしまいましたが、わたし自身は単なるスケベで欲深なオヤジに過ぎません。たまたま「週刊朝日」という看板と名刺があって仕事ができているだけなのに、いつの間にか自分の実力だと勘違いして痛い目にあったことも一度や二度ではありません。人間は不完全な存在なのです。でも、だからこそ世の中って面白くて、週刊誌のような商売が成り立つんだろうなって、思ったりしています。

<O:P></O:P>

 そんなわけで引き続き、ご愛読をよろしくお願いいたします。<O:P></O:P>

 
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【転載終了】

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コメント

無断検閲するヤフーの実態と国家存亡について(3)
現時点では南北どちらに住むのが良いのかは言えませんが、多分北部の方が少しはましではないかと想像します。しかしこんな状況下でも日本人としての尊厳を持って生き続ける為に
1)不妊化する[新型ワクチン接種]をしないこと
2)食糧危機に備え[自給自足]すること
3)どんなことが遭っても自由意志が奪われる[マイクロチップ]を身体に入れないこと
は、確かです。
そして後は神仏が約束する素晴らしい未来[弥勒の世]を心静かに待つだけです。その到来が2012年12月なのかそれともその先2025年前後の惑星地球衝突時期まで延びるのかは今判断出来ません。しかし[弥勒の世]まで皆さん共に頑張って生き抜きましょう!!

(日本の今を考える会)

投稿 日本の今を考える会 | 2010-02-17 13:52

無断検閲するヤフーの実態と国家存亡について(2)
1)日本と在日韓国朝鮮民族の歴史背景 .html 2)日本の創られた自虐史観 3)中国対日工作要綱 4)中華日本人自治区http://nonki-nihonjin.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_cbd6.html 5)外国住民基本法 6)日本人自殺者年間3万人、一方中国人来日者年間100万人,留学生年間10万人、そして中国人の日本国籍取得年間10万
(スパムメールチェック機能でURL記載出来ませんでした)-続く-

投稿 日本の今を考える会 | 2010-02-17 13:49

"ミロクの世"到来前の命掛けの辛抱について(1)
関係各位
私たちは日々懸命に生き暮らしています。そんな中、時々届く[日本の今通信] http://shingoaikami.blog9.fc2.com/にきっとビックリ仰天もう沢山だと思われる方も多いことでしょう。でも残念ながら私たち日本人は室町時代にフランシスコ.ザビエルの渡来以来、日本もヨーロッパの植民地化政策の一環に組み込まれフリーメーソン政商トーマス.グラバーの暗闘により引き起こされた明治維新以降は完全に欧州(米国)の植民地で在ったのが実態です。そして今、米国(欧州)のお財布としての価値の無くなった日本は数年先には中国に統合される様です。フォッサ.マグナを境界として南部(60Hz地区)を中国(朝鮮)人支配居留地区として、そして北部(50Hz地区)は一部日本人自治区として米国ユダヤ,ロシア,オーストラリア人が入植するそんな計画地図まで発表リークされています。この為に下記の通り法的整備や日本人の削減政策が粛々と今進んでいるのです。-続く-

投稿 日本の今を考える会 | 2010-02-17 13:35

無断検閲するヤフーの実態と国家存亡について(2)
しかし残念ながら[ソフトバンク&ヤフージャパン]が個人のメールを勝手に検閲し未送信,消去すると云う報告が本当であることが判明しました。
実は、先般送信した[日本の今通信] http://shingoaikami.blog9.fc2.com/の標題"ミロクの世到来前の命掛けの辛抱について"(No.16)記事を自分のヤフーメールアドレス宛て発信したのですが何度遣っても当メールだけは自分のヤフーアドレスに受信出来ず、また未送信の連絡も全く無いのです。推測されるその理由はやはり下記内容とそのデータ故でしょうか?!
1)日本と在日韓国朝鮮民族の歴史背景 2)日本の創られた自虐史観 3)中国対日工作要綱 4)中華日本人自治区 5)外国住民基本法 6)日本人自殺者年間3万人、一方中国人来日者年間100万人,留学生年間10万人、そして中国人の日本国籍取得年間10万人

孫正義と云う第三国人創業企業で在る[ソフトバンク&ヤフージャパン]に対し国家の根幹でもある[情報通信産業]を認可し、パチンコ業界同様に公共の電波を使って無制限にテレビコマーシャルを放映させている政府,政治家,役人,マスコミの感覚,無知無責任さにはただ呆れ茫然とするばかりです。此のままでは当に亡国、即ち日本が第三国に吸収合併消滅するのは間違いなくほど遠くないことでしょう。
本件、皆様一人一人の真摯な判断と行動力に[日本の存亡]が今掛かっています。可能であれば皆様のご判断でこの情報を他の方々にも伝えて頂ければ幸いであります。
宜しくお願い致します!!

(日本の今を考える会)

投稿 日本の今を考える会 | 2010-02-17 12:37

無断検閲するヤフーの実態と国家存亡について(1)
関係各位
先般、ご紹介していますサイト[瓢(つむじ)風] http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2009/10/post_6125.htmlの中の"飯山一郎"と云うカテゴリー記事(2010/02/09;2009/11/09,11/06,11/03付)では、孫正義氏のソフトバンクグループである[ヤフージャパン]が個人のブログやメールその記事を作成掲載者の同意無しに勝手に検閲判断し未送付,消去,未掲載にしたり、また最悪の場合では個人ブログそのものを連絡も無く同意も得ず勝手に抹消すると云う驚くべき実態と隠された噸でもない背景が詳細に報告されています。
しかし御存知の通り[ソフトバンク&ヤフージャパン]は日本政府から認可を受け日本国内で広く[携帯電話販売やインターネット業務]を行う公企業で在ります。日本国内で情報を取り扱うこうした公企業が個人情報を勝手に検閲判断し未送信,消去,未掲載にすることは絶対に許される所業では在りません。
更に、こうした検閲事例が報告されたと云う事は[ソフトバンク&ヤフージャパン]が提供する電話通信サービスについても同意の無い盗聴の可能性が十分に在り得ます。何故ならソフトバンク製の携帯電話やBBフォーンの通話はデジタル(IP)通信で在る以上、メール同様に通信を仲介するコンピューターを使って[特定キーワードに拠る検閲盗聴]が日本全域で可能だからです。ましてや検閲盗聴された情報が日本政府と利を異にする第三国勢力に利用されていると為れば、当に[国家存亡の非常事態]です。-


臨床政治学 永田町のウラを読む

2010-04-29 14:14:22 | 参院選楽勝を信じ団結して天明を待て
臨床政治学 永田町のウラを読む =伊藤惇夫〈第34回〉鳩山首相の「乳離れ」
2010年3月12日 中央公論
権力をほしいままにする小沢氏と、指導力の欠如ぶりがますます際立つ鳩山総理。そんな中、鳩山周辺から「目指せ中曽根政権の再来」という声が聞こえてきたが……
 
 
 今や戦後政治史上でも最高レベルの権力を掌中に収めた感がある小沢一郎民主党幹事長、その小沢氏の「師」であった田中角栄元首相が、「闇将軍」として権勢を振るう中で大平(正芳)、鈴木(善幸)についで誕生させた政権が中曽根(康弘)政権だった。今でこそ「大勲位」などと奉られている中曽根氏だが、当時の綽名は「風見鶏」。「中曽根を推す」と言い出した田中氏に対し、田中派の中堅、若手からは「なんで、あんな信用できない奴を」と反発の声が相次いだ。
 
 その時、不満分子を前に、「この娑婆は君たちが思っているような娑婆じゃない。親分が右といえば右、左といえば左なんだ」の一喝で抑え込んだのが、田中氏亡き後、小沢氏の後見役となった金丸信元自民党副総裁である。
 
 さて、誕生した中曽根政権だが、田中派の全面的バックアップによって、河本敏夫、安倍晋太郎らのライバルをねじ伏せ、自民党総裁(つまりは総理大臣)の座を手に入れたことは、誰の目にも明らか。マスコミも「田中曽根内閣」などと囃したてたこともあって、発足当初の中曽根政権は、甚だ評判が悪く、支持率も低迷していた。
 
 だが、「風見鶏」と揶揄されながらも政界を生き抜き、初当選から三五年かかって総理の座にたどり着いた中曽根氏、それほど「ヤワ」じゃない。確かに当初は“恩人”である田中氏の意向を伺いながらの政権運営だったが、やがて絶妙のさじ加減で少しずつ「田中離れ」を起こし、ついには「独り立ち」して、五年間もの長期政権を維持、政権発足当初より、むしろ末期になって支持率が高くなるという不思議(?)な現象まで引き起こしている。
 
 なぜ、そんな昔の話を持ち出したのかといえば、今現在の政局に妙にダブって見える部分が少なくないからである。一応は不起訴になったことで、「政治とカネ」に端を発した小沢氏の進退問題は、一段落した格好。だが、小沢氏に対する世論の風当たりは強く、一向に収まる気配を見せない。同時に、多くの国民が、現政権内部における権力の中心に鳩山総理ではなく小沢氏がいると見ていることは、各種の世論調査でも明らか。で、本人の責任も多々あるが、そのことも影響した結果、鳩山総理のリーダーシップの欠如ぶりに、ますます拍車がかかるという悪循環に陥っている。
 
 民主党内の一部には、裏で小沢氏の了解を得たうえで、「鳩山総理が小沢氏を切ってみせるくらいのことをやらないと、政権の支持率回復は難しい」といった見方も出始めている。
 
 そんな中、鳩山総理周辺から聞こえてくるのは、「目指せ中曽根政権の再来」の声。つまり、中曽根氏のように、微妙な間合いを取りながら、“生みの親”から「乳離れ」し、長期政権を目指そうというわけだ。
 
 そういえば、小沢氏が不起訴になった直後のタイミングで、「反小沢」の急先鋒である枝野幸男氏の行政刷新担当大臣就任を決めたり、小沢氏の幹事長続投問題で、「(「頑張ってください」とは)言っていません」と、小沢氏の説明を否定してみせたり、といった“パフォーマンス”を眺めていると、恐る恐るだが小沢氏からの「乳離れ」を模索し始めた気配が濃厚だ。
 
 とはいえ、「マザコン政治家」で、修羅場のひとつもくぐった経験のない鳩山氏と、何度も政治生命をかけた勝負を切り抜けて総理の座にたどり着いた中曽根氏では「したたかさ」のレベルが違い過ぎるのでは。加えて、今夏の参議院選挙で目標とする単独過半数を獲得し、安定的な政権構造を作り出すためには、小沢氏の剛腕に頼る以外に方法がないという現実もある。
 
 そもそも、小沢氏あるいはその周辺が黙って「乳離れ」を許すはずもない。ただ、その一方では「このまま小沢氏のコントロール下に居続けた場合、小沢氏が万一失脚するようなことになれば、一蓮托生だ」との思いも……。今、鳩山氏とその周辺は、なんとも悩ましい状況に陥っているはず。いわば「乳離れして離乳食は食べたいが、下手に切り替えると、食あたりを起こすのではないか」という不安心理である。
 
 ちなみに中曽根政権発足から約二年後の一九八五年二月、生みの親だった田中角栄氏は脳梗塞で倒れ、その後二度と政権運営に口をはさむことはなかった。田中氏が倒れるきっかけとなったのは、創政会の旗揚げだったといわれている。その田中派内クーデターの首謀者の一人が小沢一郎氏だったこともまた、よく知られた話である。
 
いとうあつお 政治アナリスト。元民主党事務局長。明治学院大学非常勤講師。

※各媒体に掲載された記事を原文のまま掲載しています。


なんてぇ~言っても小沢一郎ッ!

2010-04-29 14:11:01 | 参院選楽勝を信じ団結して天明を待て
なんてぇ~言っても小沢一郎ッ!
2010年4月8日 お仕事 コメント (1)
田舎においてなんにつけ「プロ」選手は輝ける希望の星、英雄である。
岡山という都市においても変わらぬようだ。
フィギアー高橋選手6日街頭パレードに押しかけるが如きで「オラガ国サ」の英雄は田舎県に限らずいずこも同じ。

宮崎市内には伝統ある進学校大宮高校に国家の偏差値教育制度完結課程での西南北と新設公立高校を加え、四つの公立進学校が配置された。
南高校が甲子園にいき高校野球ファンを驚かしたことが唯一ある。
その南高校が8日先輩の訃報に接し
黙祷に臥魂の安寧を霊に祈った。
そのときメンバーに遠く田野町から約25キロを自転車通学した木村拓哉選手がいた。
自宅は田野町役場前二階建てで太陽光発電工事に当たり比較設計をしてみた。
町会議員でもあり宮崎市との合併の政治課題もありその関係で
次世代エネルギー普及の先駆住宅の意味合もあった。
木村邸宅は地形的に東西方向の切り妻屋根でもあり、東・南屋根に比較すると発電効率が悪いので工事を見合わせた。
役場ホールのロビー陳列ケースには長島監督のオールジャパンの選手全員のメンバーのサイン、バット、ユニフォームが飾ってある。
地元思いのあのときのメンバーの木村選手の意向が偲べたモノだった。
現役引退というのはかなりの環境の激変が生じるのであろう。
モーレツサラリーマンが定年で燃え尽き現象で茫然自失となる事例に似ているんであろう。
承知のコーチとしてノック中に突然倒れた。
脳内の大動脈が破裂したんであろう。
 損傷激しき脳溢血である。
長年生きるといろんな生活体験がある。
不謹慎ながら郷土の英雄に対して
安らか死を
急がん
と祈念した。
ほどよくして・・・
意識不明のまま逝ったニュースに接した。。
ご冥福を祈るとともに
ホッとした。
立ち位置で大いなる違いがある。
不謹慎さを払拭したい。
爺目の母は2年もの間、脳溢血で倒れまったく同じ状態で植物人間であった。
そのときのことがよぎったからである。
師・長島監督みたいに重症ながらもリハビリ出きる比較的軽症で回復するならイザ知らず
意識不明が続くと壊疽が進み回復は無理である。
巨人球団清武代表も宮崎の人であり、弔辞を述べるインタビューは
心痛を思うとなお痛たましく神の偶然の悪戯を恨む。

ネット歴九年を超えることで霊に報い発展させる。
ボッタクリ国家JAPAN のことである。
ネットが教える葬式の平均費用、
日本231万円
英国 12万円、
独国 19万円、
韓国 37万円、
米国 44万円
貧乏人はまっとうなる死に方も出来ない。
空海もたいしたもんだ。
坊主ども代々までこれでくえるかい・。
全国津々浦々の弘法大師様もワロウテござろう。
宮崎の工業都市延岡今山には日本一の大師様が鎮座なさる。春の祭事も近いがご利益やいかに

安楽死が言われて久しい。
寝たきり老人殺人は連日報道される。
寝たきりの夫の首を絞めるなどして殺したとして、埼玉県警岩槻署は3月26日、
さいたま市岩槻区南下新井、無職溝根久美子容疑者(69)を殺人の疑いで逮捕し、発表した。
 「楽にしてくれと夫に言われ、鬼になってやってしまった」
と容疑を認めているという。
35年間、寝たきり夫を介護してきた妻の辛さ・・・
夫と2人暮らし。

経験豊富な爺目は慟哭の涙が止まらない。
 
明治維新
をなし終えたDNAは四代にわたりまだくすぶり続けている
南の国の民は血の気が多い
気骨モンというより反骨モン全国視点で言うなら変わりモン。
不正は許さぬというより周りが見えぬネット社会も知らぬ時代遅れ。
もう一つの宮崎発グロバールなる全国ニュース。
日向市では入学式の日に学校内校庭に植えられた130本のミカン木が取り除かれ
逮捕されている。
古傷上は登記未済にあったようである。
この事例はごまんとある。
昭和47年田中角栄政権の列島改造以前の公共事業における土地は寄付が多かった。
宅地田んぼは有償であったが山荒地ナゾは公共事業誘致のため無償で提供された、
ところが地目山は利息三文ゆえ登記費用との対費用対効果により相続行為が複雑なるモノは登記行為がママ省略された。
事業が間に合わぬゆえでもあり社会的そうされていた慣行があった。。
片山内閣の革命的政策の農地解放の流れもあった故と推察する。。
絶対支配者のGHQの推し進めた肝いりの政策でもある。
田舎社会における財閥解体の小作農家から自作農を目指した農地解放。
実はこれは不完全である。
温暖多雨のもたらす富の源泉の一つの山は手つかず。
木材経済が国家機構の営林署で補完され林業が職業で語られていた時代に片手落ち政策。
国家は地目山を財産価値から放置した。
戦後平和が戻り人口爆発
爺目ら団塊の世代は全国どこも50人学級。
人口のイビツなひょうたん構造のパンパンに膨れ上がった部分に当たる。

国家のカンフル注射の効果が出つつある。
2月の経済指標が示された。
米中に引っ張られて外需依存の国の輸出主導国家の面目若如。いい経済指標にある。
今後の内需はどうなるのかにかかっている。

団塊の世代の子らの社会の中堅タチのひょうたんの膨れタル人口世代の年収が落ち込みつつある。
今だ小泉竹中のグローバルでしか経済運営思考が出来ない経営者群の圧倒的な存在。
競争原理のみでは列島の民の一員たる会社員が生きぬく策がとれない。
国家企業の生き抜き策の護送船団方式さえない。
かといって政権与党に政治姿勢を改めるすべは知っている。
自分の任期中のみの企業生き残り策には未来を見据えた企業人の倫理、国家愛はない。
企業トップは未来ある企業の繁栄その遠因たる国策を担うべきである。
多くの財政投融資策の国家的利益を享受してるのを忘れては困る。
国富の企業移転ではなく外資ではないのだ。
これだから内部留保に疑問符が付くのだ。
以前記憶ある赤旗記事にある。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2010-01-13/2010011301_01_1.html
それもカラカラの雑巾をなお一層搾り取ったるうえでの社内留保である。

リストラに狙われる再就職可能ギリギリ世代ゆえにかえって国家の未来は危ない。
国内にお金が出回らないハズである。
国民目線の新政権がバラマキ政策をとろうとこれでは内需拡大の相乗効果は望めない。

これは何よりも次の世代構造にさえ影響を与える
この国に横たわる戦争惨禍によるイビツなる人口ひょうたん構造を形造られてるのが忘れられている。。
ソレは国家運営の経済問題に大きく不安定要因を与える
年代を考えた難しき課題の世代限定の施策が必要なるモノが本来必要で求められる。
実施に当たっては線引きで混乱禍根を残そうが、民族がミナ生きていくにはしかたないものである。
敗戦から65年その悲惨さから生じたるたるもの。
経済の舵取りは難しい。

どうにもこのブログのスタイルが上手く運営できない。
日々お出でいただくお化けで・・・
ーーブルブル ((;゜ェ゜;)) ブルブルーー
アップ時間をずらすゆえのためである。
季節の花言葉も揶揄されてる具合で馬鹿らしく記憶がよみがえる。

複眼的でバランスのとれた御仁になれえぬ類いの人種が存在している。
面白い事に口汚さに倫理観政治的節操感はない。
真正保守の正体を晒した平沼与謝野新党の党名を
石原慎太郎が名ずけた。
たちあがれ日本
「Stand up Japan Party」

国家に寄生しテルクセしてて人様のブログを4年以上毎日付け根レッテル異常なる馬鹿ッ!。
最近は気候がなせる宿悪の業か
ナント日々名を変え爺目を挑発、煽る。
巷のネットウヨより始末が悪い。

タチわりィ~知能なき馬鹿ではない・・・
そうっ!「詐欺師連中」の類い。
同じ被害の方はネットでこのように表現されておられる。
   至言である。
「自分達の悪事の責任を他者へ転嫁する」
程度の知性の持ち主ではあるので
自分達の行動の至らぬ点を馬鹿で豚にすぎない民衆へ責任転嫁する事で自立を保つ。
その程度の知性も無い者達を 言外で徹底的に見下してているくせに
「自分の快適な生活の向上を捨てる気概」は絶対に無い。
付狙われてる個人事業家たる爺目も酷い状態だが
平穏無事なるぶら下がってる生き方の御仁には鉄槌は下されエヌのか。
いづれこの長きの爺目の終末に対する付け狙われれの始末の怨念は
晴らされる事を誓う。
他人様を恨マヅの齢60年であったが人生の落とし前の付け方は南の国のDNAは先祖譲りのもの。
覚えておくがいい。
4年以上にわたる日々の愚考蛮行を。
まったく認めないものではない
ただし、親親戚らの努力もアッたれ場こその文章思考力を。
ただ、その知性と詭弁の向こう側では 決して言葉の先での行動が伴わないから
行動が言葉へ還元される時も詭弁を弄する。
それが 何故か「竹中先生」と崇める小泉竹中自民党時代を通じて多かった類の
「知識人」と呼ばれる人種。
ネットの時代になっても そういう種類の「知識や知性が高いだけの人種」の言葉は
言葉の中身に詭弁が混じるので 最後の部分で全く信用のおけない者達は 数多い。
そういう連中ほど
『ネットウヨ的な連中に 都合の良い所で利用され続ける自分自身』を否定しない。
自分達の行動の至らぬ点を他者へ責任転嫁する事で自立を保つ。

つまり 知性の高さは在っても 自己制御の能力と持続する意志に欠けるので
知性や知識で個別の部分では信用は置ける局面はあろうが
人間としては信用が置けない という結論。

知性だけで全てが解決できる という立場はありえない。
ネットという場所を虚構世界として捉え
その生き様を机上の論理だけで語る視点を意味がない。
虚構世界に生きる は 其処まで踏まえてから ようやく語れるような気がする。 
ASCII.jp:「新聞は1日3時間」社会派ブロガー・ちきりん氏の少女時代|古田雄介の“顔の見えるインターネット” かーずSP 様
「Chikirinの日記」なんかは その典型的な類だ。
知性が有るのに 小沢西松事件の直後に 2009-03-06  その深みへ突っ込まない
その姿勢こそが全く信用に値しない最大の部分。
それで「社会派」?
チャンチャラオカシイわw

人の心の深さを理解できない者こそが 
  知性へ逃げ 詭弁に走る。
そういう者達を嫌という程に見てきている。
知性は無い。
けれども 自らの立ち位置を誤る事はしたくない。
選ばれたもののみが生きるのは国家ではない。
宮崎の田舎県立病院産科でさえ異常出産の生命誕生の数が異常である。
どこも同じであろう。
公表はされていない。
原因は察しはついている。
複合汚染が言われてから何年経タであろう。
改善どころかDNAを変えたモンサント社の種子作物が世界の食卓を支配しつつある。
中国さえ遺伝子処理のタネの大豆などを採用し始めた
自給率悪しきこの国は植物性タンパクを大豆輸入食品で摂取している。
携帯電話の日常化が微弱電波が体に異常を訴えるリンクの方は
9日10日も微弱電波の沖縄の方の研究成果の発表講演会に参加されようとしておられる。
生活環境激変で苦しんでおられる方々。
体の悲鳴は素直であり、食い物や生活環境異変が大きな障害にあるのではないのか。
身内に神の啓示の障害者が存在してから
選別者のみが生きれると主張される日々爺目を虐め喜んでる手合いのこの傲慢者も気づくのであろう。
よくもまぁ~
何年間だろう。
あきずに爺目のケツ舐めを日々怠らないものよ。
人格欠陥者メェ~。
社会的中心的年齢のハズが・・・
笑わすでない。

なんてぇ~言っても小沢一郎ッ!

2010-04-29 14:08:31 | 参院選楽勝を信じ団結して天明を待て

高度の資本主義国家は戦争傾斜の帝国主義国家に進化するはマルクス史観のテーゼ。
どの産業分野の職種も収斂され世界企業になりつつある。
利益本意の社会構造における企業が必然的にたどり着くグローバル企業の終着点は歴史の必然。
この社会の唯一の欠陥は再生産高成長のための破壊の戦争を生む要素があること。
限定された地球にともに住み分けする観点が欠落している。
拡大グローバル化した経済システムは暴走し国家がとめ得ない危険をはらんでいる。
一昨年の世界覇権国アメリカの選択した金融国家破綻が示している。
国家機構は分化している。
世界一の企業GMも第4位に甘んじてると7日日経紙が報じている。
国家とは何か。
混迷してるこの国はどうなるのか。

副島隆彦師の「学問道場」 
ここに多くの方々結集される。

日本一の読書家は「千夜千冊」を求龍堂から刊した松岡正剛氏に異論はなかろう。
鳩山由紀夫総理の指南役でもある。
日本一の多くの書き手は佐藤優氏を持って他ない。

国家・社会・官僚・米帝国・小沢一郎・・・鋭く分析する佐藤優氏
国家から阻害され逮捕されたものだからこそわかる分析力がある。

当代一の危険人物小沢一郎
昨年3月以来の国家から付狙われ立ち位置を思考の深さをかえている。
宗主国のスパイで
国家を売り飛ばした小泉純一郎・竹中平蔵と対極にある。
なぜネット界であれほど名誉毀損タルを言われても
公人の二人は名誉毀損で疑惑解消をしないんであろうか。

「学問道場」のコーナーの
日本政界情報メモ に佐藤優氏と魚住昭氏の対談文がアル。
佐藤優氏の小沢氏と国家・社会などに対する分析が非常に参考勉強になる。
[4248]
「佐藤優氏と魚住昭氏の対談(最終回)」

国家と社会の裂け目

―帝国主義は止められないが、その内容を変える程度のことはできる?

佐藤 その可能性に賭けてみる必要があります。
小沢さんを考える場合、もう一つ忘れてはいけないのは西松建設献金事件です。日本の保守政治家はマルクス主義の影響を受けていないから、国家と社会が一体化している。例外的に国家と社会の裂け目を意識する人は検察にやられた人だけなんです。自分が国家の側にいる間は国家というのは、少なくとも自分との関係においては、守ってくれる暖かいもので、その本質が暴力装置だということは気付かない。ところが小沢さんや鈴木さんは、それに気付かざるを得ない状況に置かれてしまったんです。

国家と社会。私の解釈では「社会」は「世間」に近い概念で、「国家」は官僚機構に支えられた「政府=議会」だ。「国家」は「社会」の上に乗っかっている装置に過ぎないのに、日本では往々にして社会と国家が混同される。ジョン・ロックが、政府の圧政に対して人民の革命権を対置したのも、その基底に国家と社会(市民社会)は別物という考えがあったからだ。

さて、社会に国家が介入する場合の最も象徴的なことは何だろう。文芸評論家の柄谷行人の『近代文学の終り』(インスクリプト・〇五年刊)から援用しよう。〈国家というものは(中略)収奪によって成立する〉。収奪とは国民や法人、つまり社会に対する課税のことだ。〈しかし収奪を継続するためには、再分配をしなければならない。つまり収奪する相手を保護し育成する〉。これが社会福祉政策であり、かつての護送船団方式による企業の保護、統制だったといえる。佐藤のいう社会や共同体は、官僚機構と一体化した国家とは別の論理で自律的にまわっているか、自律的であろうとする者たちの集合体だと解してもいいだろう。

―そういえば「参院のドン」といわれた村上正邦さんもKSD事件で小沢氏や鈴木氏と同じような経験をして、変わりましたよね。

佐藤 そう。その経験がない限りは国家と社会は一体なんですよ。

―『改造計画』では国家と社会に加えて小沢さんの自我も一体化している。小沢自民党幹事長個人の湾岸トラウマがそのまま日本国家・社会のトラウマとみなされている。

佐藤 そう思います。だから今の小沢さんに『日本改造計画』を書けと言ったら、こういうふうには書けない。何故ならば検察が自分の方に牙をむいてきたから。1年前の小沢さんだったら同じ書き方をした。その意味で西松建設献金事件以前と以後の小沢さんは、別の人ですよ。だから私は、そこに期待がある。

―なるほど。それは良くわかる。

佐藤 だから小沢さんが事件後に言い出した企業・団体献金の禁止を、みんなはこんなものはカムフラージュじゃないかと言っているけど、そうではない。彼が一律禁止を言い出したのはやっぱり西松建設献金事件の意味を深く考えたから。と同時に、国家の暴力性を彼自身はヒシヒシと感じ始めた。田中角栄や金丸信が受けた仕打ちが何だったか、初めて皮膚感覚でわかったということなんです。

―私も小沢という政治家に本当に興味を持ち出したのは、あの事件からですね。

田中派への弔辞

―とすると佐藤さんが最初に言われた、小沢さんは普通の経世会の政治家と大して変わらないということと矛盾しないですか。

佐藤 いや、例えば橋本龍太郎の経済同友会三原則の中でのユーラシア外交は米国一辺倒ではなく、勢力均衡論に基づいている。金丸信の自民・社会両党訪朝団による、北朝鮮の国交正常化プロセス。あれも東アジアにおける戦力バランスの変化を目指している。それから田中角栄の日中国交正常化、あるいは田中・ブレジネフ会談によるシベリア開発の試み。経世会は一貫して、スマートなやり方じゃないんですが、日米関係の見直し、つまり帝国主義的な再編を試みています。冷戦構造下でも、それ以後でも戦後の大きな流れの中で日米安保体制に異議申し立てをしているのも、常に経世会です。清和会は戦後レジームの脱却と言いながら、実は全然その方向で動いていない。

―外交だけでなく、内政面でも経世会の敷いた路線は非エスタブリッシュメント出身者たちによる「土着的社会主義」あるいは日本的社民主義の色合いが濃い。外向けの帝国主義と、内向けの社民主義がセットになっている。常識的には、経世会より清和会のほうが帝国主義的なイメージは強いですけどね。

佐藤 帝国主義的イメージは強いけど、実際はアメリカのアンブレラの中での発想しかない。それは清和会が東西冷戦期の切った張ったの時期に権力を持っていなかったから、本当の権力の文法がわからない。経世会が日米関係の見直しで行き過ぎると、清和会が軌道修正をする。田中角栄が、中国やロシアに接近し過ぎると福田政権が出てきてアメリカとの関係を強める。あるいは中曽根政権が出てきてアメリカとの関係をより強める。そして、経世会の橋本・小渕で対ロ外交がとても積極的に展開されるようになると、清和会の小泉政権が現れて、そこを締め上げて、また元の親米主義的な方向に持っていった。

―確かにそうですね。

佐藤 安倍さんが戦後レジームからの脱却と言っても、その方向性は基本的には戦後レジームの維持です。そういうことを掲げない経世会の方が、実質的なところで日米関係を動かしていますよね。経世会というのは胃袋で考えるグループです。それに対して清和会は頭で考えるグループですよ。

―その胃袋には国内的な胃袋と国外的な胃袋があるんですか。

佐藤 それは一体化していますね。あと自分の胃袋も、政治家としての。

―なるほどね(笑)。

佐藤 経世会はその意味では唯物論的ですよ。飯を食うところ、つまり利権からスタートする。それに対して清和会は観念からスタートする。小沢さんは大きな意味で、日本国家が危険な方向に向かっている中での危険な政治家の一人です。ところが他の政治家と比べた場合、その危険を極小化する力がある。

となると何が重要かというと有識者、世論の声ですね。今起きていることを、どう見るかという分析があまりにも少ない。それから、こいつだって汚いことをしてるじゃないかというような、旧来型のスキャンダリズムに基づいた形での政治資金を巡る批判。しかしそれは、同じ基準でやった場合に、三分の二の政治家が確実に消える。では残りの三分の一は何かといったら、何の役にも立たないような政治家。企業が、献金の必要すら感じないようなレベルの政治家です。

小沢さんの抱えている問題は何かというと、それは政治と金の問題です。やっぱり田中角栄型の、最後の政治家なんです。小沢さんの歴史的な使命っていうのは、田中型政治の弔辞を読むことだと思う。小沢さんは、そこに気が付き始めた。自分自身のところに火が付いて。それが何かと言ったら、企業献金・団体献金の全面禁止。

その結果何が起きるかということになると、個人献金だけでやらないといけないと。

要するに企業献金というのは、どういうことかと言うと、上場企業だった場合には、無私の精神でやりましたと言ったら、株主に対する背任になるわけですよね。それで何かの目的がありましたと言ったら、贈収賄になるわけですよ。こういう状況から政治を解放しないといけない。そうすると田中型の構図は完全に崩れるんですよね。

では、直接的な利権システム、再分配システム以外のところで、どういうような政治を立てるかっていうことは、これは未知数です。ただ、彼はそれに成功しなければ叩き潰される。これは検察によって叩き潰されるんじゃなくて、デモクラシーによって叩き潰される。だから小沢さんにとっての最大の課題というのは、検察が言うのとは別の意味の政治と金ですよ。ただそれは歴史的に、田中派の出身者しか、この弔辞は読めないんです。


たぶん彼らの中には、どこかに知恵があると思う。そこのところを崩しても、新しい形での集金メカニズムを作って政治を継続することはできるという知恵を出す。

大衆の反逆

―最後にお聞きします。いま日本で起きているのは、良い悪いは別にしても、ある種のビロード革命だと思うんです。

佐藤 その通りです。革命です、これは。その中で、やっぱり鳩山由紀夫・小沢一郎をハブとした形で政局が動いている。

―でもチェコには大衆運動の盛り上がりがあったが、日本にはそれがないのでは。

佐藤 いや、今回の選挙の大衆的な盛り上がりは、すごいものだったと思います。選挙という形で大衆的なエネルギーが吸収された。最近の日本では、沖縄県を除いて、選挙で大衆エネルギーを吸収するメカニズムが明らかにできています。これはやっぱり小泉さんの影響ですね。二〇〇五年の郵政選挙も大衆的な盛り上がりがあった。少なくとも民主主義というフィクションは機能しているってことですよね。

だから六〇年安保のような街頭活動をしなくても、選挙で一票を投じることで革命ができる。これはデカイです。特に保守層の支持者は既得権益も全部投げ捨てないと今回の政権交代はできなかった。明らかに短期的には自分達には不利な状況が生じるわけですね。にもかかわらず民主党を支持したのは、このままではこの国が壊れるという草の根の無意識が作用したからでしょう。

―その革命的な政権交代が、小沢という国家主義者を軸にして起きたのは不思議ではないですか?

佐藤 でも、チェコのビロード革命もハヴェルという、どんな状況でも権力奪取をあきらめなかった作家に指導された。彼は六八年の「プラハの春」が弾圧された後、何度も逮捕・投獄されてもあきらめずにやってきたわけです。日本のビロード革命もそれとそっくりで、どう叩かれても権力奪取をあきらめなかった小沢という人格と結び付いています。

―小沢氏のキャラクターが大衆的な危機感の受け皿になった?

佐藤 そう。より正確に言うと受け皿ができる「場」を作った。さっき魚住さんは小沢さんの理念の中身が見えないと言われたけど、確かに小沢さんの思想は「無」なんです。でも大衆の情念を右から左まで受け止める「場」を作り出す力がある。これって過去の経世会の誰かに似てませんか?

―あっ、金丸信元副総裁ですか?

佐藤 そう。アバウトで思想がなくて、自社大連立を唱えた「政界のドン」です。金丸さんは「場」を作り出す能力において非常に優れていた。小沢さんはその金丸さんの系譜を引いた政治家なんです。

今の日本では明らかに大衆の反逆が起きている。みんな疲れきっているんですよ、競争社会に。受験とか会社で業績を上げることとかに。だからどこかに回帰したい。だけど天皇とか靖国とかいう表象を自民党は消費しすぎたから、そこには戻れない。小沢さんら民主党が頭がいいのは、例えば派遣村を正面から受け止めて、村長の湯浅誠さんを内閣府参与として体制内に入れた。これは、あれが体制に対する異議申し立て運動じゃなく、居場所探しの運動とわかっているからですよ。国民一人一人にどこか居場所を見つけてあげることが国家体制の再編で必要だと分かっている。

―結局、小沢氏が目指すのは、内政でも外交・安全保障でも、帝国主義の時代に対応した国家体制の再編だということですね。彼の思想の「無」と「場」が大衆の不安や危機感を吸収しながら、ドラスティックな変革が進んでいる。ただし、その変革が他国を踏み台にして自分たちの胃袋を満たすためだけのものなら、戦前の二の舞で終わってしまうのではないかという危うさを感じます。

佐藤優の切れ味鋭い分析のおかげで曖昧模糊としていた小沢思想の輪郭が見えはじめた。私たちが彼の思想のなかに希望を見出すとすれば、それは彼が「国家と社会の裂け目」を意識し、権力を社会の側に引き寄せようとする姿勢をもっているからだ。
しかし、その一方で、彼が「大きな意味で日本国家が危険な方向に向かっている中での危険な政治家の一人」であることも間違いない。

現在進行中の日本版ビロード革命は、私たちやアジア諸国の人々に再び惨禍をもたらす可能性をはらんでいる。
どうしたら私たちはそれを阻み、自由と平等と平和という戦後民主主義の理念を達成できるのだろうか。
小沢一郎と日本の新しい政治をめぐる旅はまだ始まったばかりである。

小沢一郎の謎「未来をいかに読み解くか」

2010-04-29 14:01:54 | 山は動き出した心配いらん
小沢一郎の謎
「未来をいかに読み解くか」新時代の発想とヒント:小沢一郎の謎
この記事は 小沢一郎の謎 について書かれています。





2009年11月16日
小沢一郎の謎
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小沢一郎という政治家の人物像は人によって評価が違います。

これは、彼が何をしようとしているのか見えてこないからです。

どちらかと言えば不気味な存在です。

いずれにしても政局のキーマンであることには違いありません。

アメリカも民主党や鳩山党首の記事に紙面を割いていますが、小沢一郎に関してはそれほど多くはありません。

超一級の分析力のある、アメリカが小沢の存在を知らないわけはない。

すべては謎に包まれています。

彼の世間での人物像は、どちらかと言えば「壊し屋」「闇将軍」などと揶揄され負のイメージの方が強いように思います。

「壊し屋」になるにも、「闇将軍」になるにも力がなければ出来ないことです。

自民党時代、40代の若さで幹事長まで上り詰めた実力者です。

当時日本の首相になる射程距離にありながら、自民党を去っていった。

政治家なら当然狙う最高権力者の地位を捨ててまで彼は下野したのです。

もうひとつ不可解なことがあります。

あれほど自民党の体制に反旗を唱えながら、自民党と連合(自由党)を組んだ。

そのご細川政権を支えて、最終的に民主党に合流し政権交代をなしえた影の実力者です。

ここまでの行動を考えると「最高権力者」を目指しているようには思えません。

外からは、一見矛盾に見える行動の中にも、彼独自の政治哲学があるのでしょう。

そこで兵法書で有名な「孫子の兵法」を紐解いてみました。

詳細は別にして簡単にポイントを整理してみると、小沢一郎の行動の矛盾の謎解きが出来そうです。

敵陣に乗り込み内部から体制を変える(自民党との連合)

兵力の数で戦は有利になる(選挙の名人)

仮想敵を作ることで軍を引き締める(二大政党制、その布石のため小選挙区制を提唱)

影武者を立てての陽動作戦(院政)(闇将軍)

郵政のトップにかつての大物官僚を就任させた(敵を味方にする)

このように考えてみると、別段矛盾はしていないと思われます。

後は小沢一郎の目的はどこにあるのかという一点に絞られます。

彼の主張は自民党時代からそんなにぶれていない。

国家百年の大計に立ち、日本の将来を考えての行動であれば、歴史に名を残す大物政治家でしょう。

そうでなければ、これほど危険人物はない。

私は小沢一郎という政治家を信奉しているわけではありません。

ただ私なりに分析した感想を述べたに過ぎません