【ぼちぼちクライミング&読書】

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「英語の品格」ロッシェル・カップ

2020年06月24日 18時26分51秒 | 読書(英語)
「英語の品格」ロッシェル・カップ

P21
had better やmustは「絶対にしなければなりません!」という脅迫的な響きがあり、大人同士ではほとんど使いません。

P73
I suspect that it is true.(それは本当だろうと思います)
I doubt that it is true.(それは本当ではないと思います)

P129
Let's do lunch sometime.
これを文字通りに解釈することはできません。
この表現には、表面では好意的なイメージを示しながら、具体的な日時が提案されていないため、実はあまり乗り気でないという感情が含まれています。

P130
I'll give you a call.
と男性は言うのに、その後、全然電話してこないことはよくあります。デートの最後に何か肯定的なことを言わなければならないプレッシャーを感じても、本音では関係を継続させたいと思っていないので、それが結局行動(電話しないこと)で明らかになります。(これは日本でもよくあるように思う・・・期待しすぎて裏切られるとストーカーになる可能性がある・・・社交辞令もほどほどにして、真にうけないようにしたい)

P161
Good job!は大人同士で「おめでとう」の意味で使うにはあまりふさわしくありません。上から目線といった感じで、「よくできましたね!」と子供や犬をほめているように聞こえます。

【ネット上の紹介】
please,whyなどを安易に使うとトラブルに!グロービッシュのような今流行の簡略化した英語では真意が伝わらない。英語は、けっして大ざっぱでストレートな言語ではなく、日本人が考えるより、はるかに繊細で豊かな表現にあふれている。日英両言語とその文化に精通した著者が、ビジネスや日常生活ですぐに役立つスキルを分かりやすく伝授。相手を思いやる婉曲表現、人間関係を円滑にする丁寧で気の利いた言い回しなど、ちょっとした工夫で、品格ある英語が自分の物になる。
第1章 日本人英語の非常識―ネイティヴが驚く不自然な英語を正す(ネイティヴが聞いてビックリする表現
pleaseをつけると常に丁寧な言い方になるのか? ほか)
第2章 自然な英語を目指して―語感から理解する本物の英語(自然な英語とは何か?
日本語の発想をそのまま英語にしない ほか)
第3章 品のある英語に仕上げるためのスパイス―ビジネス実践編1(spell it(all) outの重要性
短くぶっきらぼうではなく、完結した文章で会話するのが大切 ほか)
第4章 品格のある英語で好感度を上げるコツ―ビジネス実践編2(話しにくいことを切り出す方法
本題に入りたいとき ほか)