「英語を学ぶのは40歳からがいい」菊間ひろみ
日々痛感する。
もっと英語力があったらなぁ、と。
今さら、勉強しても身につかないぞ、って言われそう。
タイトルの年齢も過ぎ去ったが、高齢者のための効率の良い勉強法は、あるかもしれない。
もう少しあがいてみよう、と思って読んだ。
P64
レストランでRice, please.と言うときですが、riceを日本語のラの音で発音するとlice(シラミ)に聴こえてしまいます。
日本人が発音しにくい例
sheとsea fireとhire sinkとthink baseとvase
P118
実は、現在完了形「have/has+過去分詞」という文法は、ネイティブ同士の会話によく登場します。これは「過去に始まった状態が、現在まで続いていること」を表するときに使いますが、現在完了形を使わずに会話するのがむずかしいくらい、日常的に使われる表現なのです。(・・・う~ん、私はめったに使わない)
日本語に相当する英語の表現がないもの
P173
「いただきます」
「ごちそうさま」
「よろしくお願いします」・・・強いて表現すれば・・・I'm looking forward to working with you.
「いつもお世話になっております」・・・強いて表現すれば・・・Thank you for doing business with us.
P179
should・・・「~すべき」という意味で覚えていると思いますが、実際には「~したほうがよい」と相手にアドバイスするときにshouldを使います。
had betterは後に続く動作をしないと問題が起こることを示唆するので、相手を脅すようなニュアンスに聞こえてしまいます。
P181
A : I'll be there at three.
B : I'll go there at three.
go there at threeは自分の場所を3時に出発することを意味し、相手の場所に3時に到着する意味になりません。(2つ並ぶと分かるが、つい言ってしまいそう)
3つの重要ポイント
1 音読をする
2 多読をする
3 英語表現を覚える
【ネット上の紹介】
「もう若くないから英語はムリ」と諦めるビジネスマンも多いが、実は語学習得と記憶力は無関係。人生の折り返し地点に達し、やるべきことの優先順位も明確な40歳すぎは、英語に対する「切実な想い」「集中力」があり、英会話に不可欠な知識や社会経験も豊富だ。そのためコツさえつかんで勉強すれば、20代の若者よりも英語力はぐいぐい伸びる。ただし、受験英語の延長のような勉強では時間の無駄。著者が提唱する3つのこと、つまり英語を「音読する」「多読する」、そして「英語表現を覚える」ことを習慣にすれば、たった3カ月で自信を持って英語を話せるようになる。
[目次]
第1章 英語を始めるのはなぜ40歳からがいいのか(「英語の習得は若いうちがいい」という誤解
「気持ち」さえあれば英語はぐんぐん伸びる! ほか)
第2章 英語が飛躍的に伸びる「3つの習慣」(習慣その1―音読をする
習慣その2―多読をする ほか)
第3章 絶対にやってはいけない英語勉強法(スピーキング編
リスニング編)
第4章 日本人がもっとも間違えやすい英語表現(日本人が誤解しやすい文法
コミュニケーションで注意すべき表現 ほか)
巻末付録 音読して覚えると便利!44の英語表現