新専貨回想

平成の世を駈けたヤード系輸送の末裔

石油元売りのタンク車(その5)

2009-04-18 12:12:32 | 山陽線/山陰線

 次は最後まで山陽地区に残った出光興産のタキ9800、これもキグナスのタキ45000と同じく、ローカル線区への小規模短距離輸送用に残っていた例です。本車は新南陽の出光製油所から、山口線経由でダイワボウ益田工場へのC重油輸送に就いていました。山口線経由で益田~江津(日本製紙)へ化成品やパルプを輸送する新専貨列車がDD51牽引で走っていたことも懐かしいところ。当時ダイワボウ工場内には、構内輸送用として除籍された川製極太タンク体のタキ2800や、穴開きプロテクタのタキ5750などの多数の私有貨車がありましたっけ。

(P:1995年12月28日 山陰本線 益田駅にて)


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