新専貨回想

平成の世を駈けたヤード系輸送の末裔

「映画の街」酒田だそうですが

2010-03-23 21:54:39 | 日本海縦貫線/上越線/信越線

 酒田港のマスコット、酒田臨港開発の協三ロッド式15t機ですが、貨物扱い量の減少でほとんど動く事も無くなった様です。後の平屋根の方は、かつて「西○警察」で名脇役を演じ、全国のお茶の間にその雄姿を見せた事も忘れられません。

 誕生以来酒田港で地味な貨車入換作業を黙々とこなしてきた彼に訪れた、一回のみの晴れの日も今は昔、今やスポットライトが当てられる事も無くなり、ひっそりと休む彼の後ろを、いつものようにDE10が牽くコンテナ列車が駆け抜ける、現代の酒田港の点景…

(P:2010年3月21日 羽越支線 酒田港駅)