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taketake山旅日記

自閉的傾向を持つ重度知的障害者の長男と私の山歩きの記録

何度でも日の出山(奥多摩)6月30日

2024年07月01日 | 奥多摩
【通算1018回】
年がら年中、日の出山を歩いているように思っているが、今回の前は昨年5月だったので一年振りということになる。日の出山をtakeと最初に歩いたのは小学2年の9月だった。それから26年、今回が89回目の日の出山となった。どうして日の出山かというと、登路の組み合わせでコースの長短が選びやすい。頂上に屋根付休憩所があるので雨の日も便利。頂上からの展望が良い等いろいろある。
今回は出発地が千メートル地点で、夏でも涼しい三頭山に行こうと思って電車に乗った。朝の奥多摩方面の天気は一日曇りだったが、立川駅あたりで調べると午後から小雨に変わっていた。不安定な天候を避けるため、行先を日の出山に変更し武蔵五日市行ではなく青梅行きの電車に乗り、家に登山計画の変更を連絡した。御嶽駅前からの清滝行バスは混んでいて、座席が満杯だったのでバスを降りようとしたら、若いカップルが席を譲って下さった。感謝。

清滝からのケーブルカーは次発に列の先頭に並んだ。駐車場で犬連れの団体が記念撮影をしていた。武蔵御嶽山神社は日本狼を崇拝する「お犬様信仰」が盛んで、公共交通機関としては珍しくゲージ無での犬の乗車を認めている。20匹ぐらいの犬が車両後部の専用スペースに乗り込んできた。takeはリードにしっかり繋がれている犬はそれほど怖がらないが、怪訝そうな顔をしていた。

犬と一緒に御嶽山の参道を歩く。花は紫陽花の最盛期だ。あとひと月ほどするとレンゲショウマ祭りのポスターが張られることになるのだろう。



曇り空の山道をtakeは黙々と歩く。最後の石段を越えると89回目の日の出山頂上だった。人は少なく屋根のあるベンチにお弁当箱を並べた。



日の出山からの下山は4コースある。小学生の頃よく歩いた上養沢バス停への道、一番短い「つるつる鉱泉」への道、今日はバスはお休みと宣言したら金毘羅尾根から武蔵五日市駅までだ。今日は午後からの雨を考慮して吉野へと下った。吉野は青梅行きのバスの便が多く交通の便が良い。
梅ノ木峠から吉野集落へと続く尾根の道は東側を巻いているが、日ノ出町と青梅市の境界調査をしているのか尾根上の道が整備されていて途中まで尾根上を歩いて、途中から巻き道に戻った。
今年の三月に青梅市の宮の平と日ノ出町の大久野を結ぶ「梅ケ谷トンネル」が開通し、沿線地域の孤立化が防止されるとのニュースを見て、梅ノ木峠の林道の下にトンネルの一般道ができたのかと思ったが、トンネルはもっと東側にあるようだった。

takeは晴れていれば青梅市街を見渡せる琴平神社でスポドリを飲んで、最後の一本を歩いた。小さなゴルフ場とキャンプ場(夏は暑いだろうな)のある下山口にでて梅公園を目指して機嫌よく歩いた。これからあと何年takeと山歩きをするか分からないが、最後は毎回毎回「日の出山」なるかもしれないし、それもまた良いと思っている。

吉野から都バスに乗り青梅駅に着いた頃、やや大粒の雨が降ってきた

コースタイム
御岳山ケーブル上0820-日の出山0925~53-梅ノ木峠1103-琴平神社1140-梅公園1220



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