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taketake山旅日記

自閉的傾向を持つ重度知的障害者の長男と私の山歩きの記録

14年振りに官ノ倉山を歩く(奥武蔵)1月26日

2020年01月27日 | 奥武蔵
 東京・神奈川は午前中雨、奥多摩は雪の天気予報。さてどこに行こうかと思いながらウェザーニュースを見ていると、埼玉県寄居が一日曇マークだった。それではと考え東武東上線小川町の里山「官ノ倉山」を14年振りに歩くことにした。以下は2006年1月29日の「taketake山旅日記」の文章だ。『今年初めての山歩きである。年末年始におたふく風邪等に罹って寝込んでしまったtakeは、1月10日の新学期には登校したものの1月13日から今度はA型インフルエンザで再び高熱を発し1月18日まで養護学校を休んでしまった。18日からは入れ替わりに妻がインフルエンザに倒れ、これも週末までかかってしまったのであった。幸い私と次男は元気であったが、takeの調子が戻るまで時間がかかってしまった。』と書かれている。思えばそんなこともあったねと家人と話した。それ以降、大きな病気もなく一ヶ月間も山歩きをしなかったことはない。


 当時と違って東急東横線は副都心線経由で小川町駅まで直通なので、7時前に家を出て、出発地の東武竹沢駅に着いたのは8時40分だった。東京は雨だったが、森林公園駅付近から路面が濡れていなかった。


 駅前からどこに進めばよいか少し迷ったが「外秩父七峰」の看板をたどればよいことがわかった。里道を歩き、溜池から山道になりひと登りで峠にでると官ノ倉山、標高344mの頂上だった。天気は曇だが、北側に白い山が見えた。ここのベンチの上に弁当箱を並べた。


 ここから小川町駅を目指して下山だ。外秩父七峰完走の1/20ぐらいの短いコースになってしまった。すぐ隣の石尊山からが急な下りだ。だんだん登ってくる人も増えてきた。鎖が張ってある斜面を下ると沢沿いの道となり北向地蔵を過ぎると車道にでた。ここでtakeは〆のお茶を飲んだ。街中を歩いて小川町駅に着き、12時22分発の快速に乗り14時15分には家に着いた。

コースタイム
東武竹沢駅0839-三光神社0915-官ノ倉山1008~31-石尊山1043~48-北向地蔵1112-小川町駅1211
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伊豆ヶ岳から正丸峠を歩く(奥武蔵)1月12日

2020年01月14日 | 奥武蔵
     今年二度目の日曜日、takeも私もようやく普段の生活ペースに戻ってきた。私は年に1度は登る山を年一山と呼んでいる。春の年一山、夏の年一山、秋の年一山と大まかに分類されるが、今回登る伊豆ヶ岳は冬の年一山だ。


 西武池袋駅は西武秩父線が事故で区間運休だった。いつもなら池袋発7時5分の快速電車一本で行けるところを清瀬駅、小手指駅、飯能駅と4本乗り継いで正丸駅にたどり着いた。takeは機嫌が良く、乗り換える電車に乗るたびに熟睡していた。出発時間も遅くなり、天気も夕方から雨予報だったので、コースを伊豆ヶ岳から子の権現を伊豆ヶ岳から正丸峠へと変更した。


 正丸駅を降り、大蔵山集落を通り抜けて山道に入った。天気は曇り時々晴で、前後のハイカーは団体一つと少なめだった。沢沿いの道を詰めて、道がぬかるむと非常に歩き辛いザレ場も今日は乾いていてスムーズに通過できた。主稜線に出て女坂を登って伊豆ヶ岳の頂上広場に出た。ここにビニールシートを敷いて昼食にした。


 弁当箱をザックにしまってから頂上で記念撮影、子の権現方面に進もうとするtakeに「こっちは工事でお休み」と説明して、女坂を下り正丸峠へと向かった。小高山を越えて車道のある正丸峠に着いた。正丸峠は6年ぶりだった。茶店があって二人ほど客が入っていた。takeは外のベンチに腰をおろしてスポドリタイムだ。



 変更した予定通り、ここから正丸駅へと下った。最初の急な階段をゆっくり下り、あとは沢伝いに歩いた。人家が現れると、行きに通った伊豆ヶ岳登路の分岐だ。ここでtakeは〆のお茶を飲んだ。正丸駅へと歩いたが、天気予報通り雲が厚くなってきた。電車を乗り継ぎながらの帰路の途中、外を見ると車窓には傘をさしながら歩いている人が見えた。

コースタイム
正丸駅0915-男女坂分岐1049-伊豆ヶ岳1059~1124-小高山1157-正丸峠1219~1222-正丸駅1315


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雨上がりの秩父丸山を歩く(奥武蔵)11月24日

2019年11月24日 | 奥武蔵
 前日の天気予報は午前中雨だった。こういう時の行き場所は昼食場所に屋根があるコースに限られてくる。次にコースタイムが短いところだ。今回は両条件を満たしている秩父丸山を出発時間を遅くして歩くことにした。
 


 池袋から西武秩父線に乗り正丸峠を越えた芦ヶ久保駅には9時半に着いた。家を出る時から所沢あたりまでは小雨が降っていたが、歩き出すころにはすっかり止んでいた。雨具を着用することなく出発し、正丸峠側へと車道を歩いた。赤谷集落の少し先から大野峠へと進んだ。沿道の渓谷周辺は紅葉黄葉の盛りだった。11時頃からは青空も広がってきた。


 山道に入り巻き道で何本かの沢を渡り、尾根を登り詰めて車道に出たところが大野峠だ。車道脇の東屋を独占してお弁当を並べた。この丸山には格別の思い出がある。take小五年の2月に私は椎間板ヘルニアを患った。足が痺れて立って歩けない状態から徐々に回復し、1年2か月後に歩いたのが、この大野峠から丸山への道だった。


 弁当箱をザックにしまい稜線上の道を濡れ落ち葉に滑らないよう気をつけながら歩いた。展望のきくパラグライダー発着広場を越え、丸山の頂上に着いた。この周辺は奥多摩の都民の森と同じく、埼玉県民の森として公園化している。takeが麦茶儀式をしている間にコンクリートの展望台に登ったが、遠望はなかったら。


 ここから公園の中の道を進み、途中から芦ヶ久保駅へと下る山道へと進んだ。濡れているので滑りやすい防火帯の道を慎重に下り、獣防止柵をくぐると集落も近かった。集落に出ると武甲山の黒いシルエットが目の前に広がり、武甲山はシルエットに限ると思った。集落の紅葉を眺めながら車道を下ると、芦ヶ久保駅は目の前だった。


コースタイム
芦ヶ久保駅0925-赤谷集落0950-大野峠1135~48-丸山1232~36-芦ヶ久保駅分岐1256-芦ヶ久保駅1409

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夏山訓練山行で関八州見晴台を歩く(奥武蔵)7月21日

2019年07月22日 | 奥武蔵

   taketake山の会「夏山合宿」まであと1週間となった。この一月半山歩きから遠ざかっている家人の調整のため三人で歩くことにした。コースは冬場の定番だが夏場に歩いたことのない奥武蔵の関八州見晴台から顔振峠にした。このコースは今年二回目になる。



 takeと私の夏山は、take小二年の八方尾根が最初だ。家人が加わったのは5年前からで、鹿島槍ヶ岳、薬師岳、穂高岳、白馬岳と歩いてきた。そして今年は加賀の白山だ。別当出合から登り室堂平の個室小屋に宿泊し、翌日別当出合に下山する計画だ。

 池袋駅7時5分発の快速電車に乗り、西吾野駅で下車した。霧がかかったような曇り空で、ミストシャワーのような霧雨も降っていた。なんといっても蒸し暑い!車道を歩き間野集落から杉林の山道に入るとじわじわと汗ばむ。途中から高山不動への道に進み、高山不動境内の休憩所で昼食にした。ここの休憩所は立派で水洗トイレの他、大きな屋根のあるベンチがある。自動販売機があるのが少し興醒めだが、雨降り予報時のハイクコースは昼食場所に屋根があることが必須条件だ。この一ヶ月に歩いた雨定番コースも全てこの条件を備えている。


 弁当箱をザックにしまって関八州見晴台へと歩く。途中舗装路を二度横切ってたどり着いた頂上は当然見晴なしで、takeの麦茶儀式が済んだらすぐ東側へと進んだ。杉林の尾根は風も通らず蒸し蒸しだ。花立松ノ峠で車道にでる。いつもは車道を何度か横切りながら山道の尾根上を歩くが、今回は蒸し蒸し感が少ない車道を顔振峠まで歩るくことにした。幸い道を通るのはサイクリングが多く、四輪車やバイクは少なかった。4

 顔振峠でtakeは〆のお茶タイムだ。初めて来た家人に「この山上集落の景色の良さったら…」と話してもピンとこないようだった。集落の中の山道を下って国道に出ると吾野駅も近い、標高差も距離もないが、なかなかハードな訓練山行だった。

コースタイム
西吾野駅0825-間野集落0852-高山不動1019~42ー関八州見晴台1115~19ー花立松ノ峠1150~53ー顔振峠1237~41-吾野駅1345

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take28歳の誕生日に伊豆ヶ岳を歩く(奥武蔵)2月3日

2019年02月05日 | 奥武蔵

 2月3日節分はtakeの28歳の誕生日だ。生まれてから18歳までは長い感じがしたが、通所施設に通いだしてからはあっという間のような気がする。歩く山は、木曜日夜に都心でも積雪のあった雪を考え、標高の低い奥武蔵の伊豆ヶ岳にした。



駅前から車道を歩くが、天気は良いが、まだ陽がささないので、ところ処氷結しているところがあり、先が思いやられる。山道に入り沢沿いに歩き、水が涸れた辺りから源頭部のザレた部分を登る。普段でも歩きにくいところに雪が付いてやっかいだった。登り終えてから、軽アイゼン(takeは嫌がる)を着ければよかったと思った。

 伊豆ヶ岳の頂上は風もなく穏やかだった。いつもの岩陰にシートを敷いて昼食にした。弁当箱をザックにしまって、稜線を南東に進んだ。一気に下って一気に登り返した古御岳山で麦茶儀式、高畑山でスポドリタイムだ。いつもはここから、天目指峠から子の権現を経て吾野駅まで歩くが、豆まきと誕生会が帰宅後に控えているので、ショートカットして、天目指峠から西吾野駅コースに変更した。



 takeに、「今日はゴーンのお寺はお休み」とコースの変更を伝えるとtakeが「お詣りお休み」と答えたのにはびっくりした。通所施設のウォーキングで「お寺」=「お詣り」という言葉が入っていたのではないかと思った。16時頃家に着き、一段落した頃「鬼は外福は内」の豆まきをしてから「ハッピーバスデートゥユー」を歌ってケーキを食べたtakeであった。



コースタイム
正丸駅0835-伊豆ヶ岳1025~48-古御岳山1117~21-高畑山1155~1200-天目指峠1240~42-西吾野駅1356

 

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