29日土曜日はtakeの家帰りの迎えに行った。taketake山旅が隔週になったので、残りの週末を自分の山歩きに使おうと8月は大菩薩嶺、高尾山、霧ヶ峰を歩いた。大菩薩嶺と高尾山は高校1年からの山友であるTYさんと一緒だった。高校入学時に席が隣りで、TYさんワンダーフォーゲル部に入部したのにつられて私も入部したのが山歩きを始めたきっかけとなった。そのTYさんが今回、takeとの山歩きに初めて同行してくれることになった。TYさんは森林の専門家で、日本のみならず海外でも森林の調査や指導を行っている。

TYさんと拝島駅で合流、takeは前夜の夜更かしで車中爆睡していた。奥多摩駅でtakeに「今日はバスはお休みで「違うおじさん」とタクシーに乗ります。」と話して、三人で予約のタクシーに乗り込み、都民の森栃寄のゲートで下車した。takeは以前に会社先輩のMIさんと山歩きしていたことがあり、今回も違和感なく「違うおじさん」と歩くことができた。



スタート地点の標高が少し高いのと朝早い時間なので、快適な気温だった。最初の休憩場所のカラマツ広場で昼食を食べた。そこから少し登った避難小屋でtakeは麦茶儀式をした。二年振りの御前山頂上は北面を伐採したようで見晴らしが良くなっていた。TYさんは5年振りとのことだった。takeがスポドリを飲んでから主稜を北西に進み、クロノ尾山、鞘口山を越えて林道が横切る大ダワに着いた。


大ダワを通る鋸山林道は昨年の台風被害で、檜原村、奥多摩町共通行止めになってるが、通行できないのは檜原村側だけのようだった。takeは〆のお茶を早々飲み終えると立ち上がって奥多摩駅へと下り始めた。このあたりから「おじさんバイバイする」takeが言いだした。これはtakeの先行きの見通しの中で「違うオジサン」とどこで別行動になるのかの確認で、「電車に乗ってからオジサンとバイバイします」と答えた。


長く平坦な下っていくうちに気温も上がり、奥多摩駅に着く頃には暑さにまいってしまった。青梅街道筋のデイリーヤマザキで、takeの飴とジュースとコーヒーと缶ビール2本を買い、奥多摩駅にやってきた電車の冷房が汗ばんだ体に心地よかった。
コースタイム
都民の森ゲート0755-栃寄大滝0825-カラマツ広場-0915~40-避難小屋1015~20-御前山1035~40-クロノ尾山1122-鞘口山1144-大ダワ1215-奥多摩駅1405