


囲碁の定石・布石は絶えず工夫され、新手が試みられている。これらの手は、定石辞典、布石辞典には収録されておらず、テレビ対局や新聞の棋譜などで見ることになるのだが、詳しく解説される機会はほとんどない。そんな新しい定石・布石を分かりやすく解説しているのが「
アマの知らない最先端定石―世界の最新定石研究」 (大矢 浩一、毎日コミュニケーションズ)と「
すぐに使える 世界の最先端布石・定石 」(大矢 浩一、毎日コミュニケーションズ)の2冊である。その手が生まれた背景を解説しており、分かりやすく互角以上のワカレにできる「おすすめ」の図も親切だ。「アマの知らない」とか「世界の最先端」とか書かれているとつい手がでる(^^;
また、「
小松流 最先端布石研究」(小松 英樹、毎日コミュニケーションズ)も1年前の出版になるが新しい布石を集めており参考になる.