蘊蓄cafe

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山崎製パンと報道

2014年02月17日 | Weblog

「山梨県上野原市の中央道談合坂サービスエリアなどでは、配送車の運転手が、立ち往生して動けない他の車のドライバーに、積んでいた食パンや菓子パンを無料で提供したという。」という。

 ツイッター等でこのような情報が流される分はいいのだが、報道機関である読売新聞がこんな情報を流すとは・・・明らかに情報操作している。

 パンは配送車のドライバーが、指示された配送先を無視して、自分だけの「機転」で積み荷のパンを無料で放出するなど通常はあり得ない。ドライバーは、道路事情で積み荷を得意先に届けることができない旨、会社に報告し、会社は道路情報を収集し、配送は困難との確認をして、現場から情報を得た上で、商品を有効活用する決断をしたはずである。もちろん大英断である(得意先への配送をキャンセルすることになるのだから。)。

 それをドライバーが独断でパンを放出したと読み間違うような美談にして記事にする、読売新聞の性根がいやらしい。