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蘊蓄cafe

-日々発見、身の回りの話題 【うんちくカフェ】-

「三十四丁目の奇跡」

2011年11月20日 | 音楽・映画レビュー

[感想:★★★★−:ぜひ勧めたい!:平均レベル(見所あり)]
 すばらしい。1947年作成の米国映画。白黒でやや劣化している部分もあるがが、いつの間にか引き込まれそのようなことは忘れている。サンタクロースと自称する老人が審問会にかけられる。どうやってサンタクロースであることを証明するのか。サンタクロースを信じない親子などがからんでストーリーが展開していく。心温まるお勧めの作品。アカデミー賞/作品賞にノミネート、3部門で受賞。なお、子役の女優さんは、ナタリー・ウッドで、先日、1981年の水死に関連して再捜査が開始されたことが話題になっていた。

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監督:ジョージ・シートン
出演者:モーリン・オハラ、 ジョン・ペイン、 エドマンド・グウェン、 ナタリー・ウッド、 ジーン・ロックハート
Story:
ニューヨーク34丁目の百貨店の名物・クリスマスパレードのサンタ役を探していたドリーは、その矢先に理想的な白髪の老人を見つけるが…。ジョージ・シートマンが監督と脚本を手掛けた心温まるクリスマス・ストーリー。モーリン・オハラほか出演。(三十四丁目の奇跡)

「イーグル・アイ」

2011年11月12日 | 音楽・映画レビュー

[感想:★★★−−:平均レベル(見所あり)]
 電話で指示をする女性は誰なのか、何故この二人が・・・という謎解きとアクションがすべての映画。心情的な場面がないので物足りないし、もう一度見ようとは思わない。

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監督:D・J ・カルーソ
出演者:シャイア・ラブーフ、 ミシェル・モナハン、 ロザリオ・ドーソン、 マイケル・チクリス
Story:
スティーブン・スピルバーグ製作総指揮、『テイキング・ライブス』のD・J・カルーソ監督によるサスペンスアクション。双子の兄の葬儀を終えアパートに帰ったジェリーは、「30秒でFBIが到着する。今すぐ逃げなさい」という謎のメッセージを受け取る。(イーグル・アイ)

「Who am I?」

2011年11月10日 | 音楽・映画レビュー

[感想:★★★★ー:ぜひ勧めたい!]
 とにかくテンポのいい映画だ。欠点はそれなりにあるが、それらを打ち消してしまうほどパワーにあふれている。カーチェイスもアクションも徹底的に楽しませてくれる。女性陣もキュート。記憶をなくすという設定が、謎解きと誰が敵で誰が味方かという面白さを加えている。

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監督:ベニー・チャン、ジャッキー・チェン
出演者:ジャッキー・チェン、 ミシェル・フェレ、 山本未来
Story:
特殊工作員ジャッキー。彼の失われた記憶に秘められた最高機密とは? 南アフリカからロッテルダムへ、スーパー・アドベンチャーが驀進する! (Who am I?)

「ブラック・スワン」

2011年11月08日 | 音楽・映画レビュー

[感想:★★★--:平均レベル(見所あり)]
 主演はナタリー・ポートマン。「レオン」のマチルダ役と言えば分かる人がけっこういるかも。しかしずいぶん大きくなったものだと。自分的には今観るのはやや辛かったかもしれない。ニナのお母さんが言っている「役に潰される」。プレッシャーで現実と幻覚が入り交じり、映画の観客も騙される。ナタリー・ポートマンはどうっだったのだろう。がんばってはいるが、まだちょっと大人しく物足りない感じもする。

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監督:ダーレン・アロノフスキー
出演者:ナタリー・ポートマン、 ヴァンサン・カッセル、 ミラ・クニス、 バーバラ・ハーシー
Story:
熾烈なバレエの世界で禁断の魔性へと変貌していく女性の美と狂気を描いた、ナタリー・ポートマン主演の心理サスペンス。N.Y.のバレエカンパニーに所属するニナは、新作「白鳥の湖」で念願だったプリマを演じるチャンスを手に入れるが…。(ブラック・スワン)

「十三人の刺客」(2010)

2011年11月03日 | 音楽・映画レビュー

[感想:★★★−−:平均レベル(見所あり)]
 1963年の映画のリメイク版。前半は前作同様落ち着いて観ることができたが、後半が雑。300人というのは増やすしぎだろう。爆薬をなぜ使わないのだろう、平地で単純に戦うのだろう・・・多数を相手にするための工夫がみられない。稲垣吾郎の殿様も含め、全体的に作り過ぎだろう。主役ではないが松方弘樹の太刀がやたら巧かったりする。

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監督:三池崇史
出演者:役所広司、 山田孝之、 伊勢谷友介、 市村正親
Story:
『クローズZERO』の三池崇史監督によるアクション時代劇。江戸時代末期。老中・土井利位より明石藩主・松平斉韶暗殺の命を下された御目付役・島田新左衛門は、甥の新六郎ら腕に覚えのある刺客を集め、300人を超える明石藩の軍勢に戦いを挑む。PG12(十三人の刺客)

「十三人の刺客」(1963)

2011年11月03日 | 音楽・映画レビュー

[感想:★★★−−:平均レベル(見所あり)]
 なかなか重厚な作品。2010年にリメイク版が作られているが、この初代昄の方が納得できる。戦闘シーンがややワンパターンになるのは仕方ないかと。

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監督:工藤栄一
出演者:片岡千恵蔵、 里見浩太郎、 内田良平、 丹波哲郎、 嵐寛寿郎
Story:
将軍の弟で明石藩主である暴君を抹殺するべく、刺客が送られた。13人の暗殺隊は、宿場を出口のない迷路に作りかえ、数に勝る明石藩の武士たちを迎え撃つ。やがて宿場に到着した獲物と刺客たちの壮絶な死闘が始まった…。テーマ的にも重厚な大作。(十三人の刺客)

「7級公務員」

2011年09月24日 | 音楽・映画レビュー

[感想:★★★★−:ぜひ勧めたい!]
 韓国のラブコメディ。どうやって観せるかツボを心得ていて、サービス精神旺盛な、さすが韓国映画である。キム・ハヌルは、昔から好きな女優さんで、最初は幼稚園の先生役がぴたりのやさしいイメージが強かったが、「彼女を信じないでください」ではコメディ系で「霊-リョン」ではホラー系で演技のうまさ・すごさを見た。

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監督:シン・テラ
出演者:カン・ジファン、 キム・ハヌル、 チャン・ヨンナム、 リュ・スンヨン、 カン・シニル
Story:
互いに身分を隠す国家情報院要員カップルの恋の行方を描いたアクション・ラブコメディ。国家情報院要員のスジは自らの正体を明かせない特殊な職業ゆえに、彼氏のジェジュンから一方的に別れを告げられる。3年後、彼女はジェジュンと偶然再会し…。(7級公務員)

「必死剣 鳥刺し」

2011年09月24日 | 音楽・映画レビュー

[感想:★★★☆−:ぜひ勧めたい!]
 絶体絶命の時に使う剣、これを使う時には自分も半ば死んでいるはずという。はでなチャンバラがある訳ではないが、抜いた時の迫力がすごい。リアルである。一度抜いたら、どちらかが死ぬまで鞘に納まらない。妻を亡くし、自らも死に場所を探したのか。藩主の側室を殺すという大罪をおかすが、しかし死ぬことを許されない・・・何か割り切れないものを感じるが、結末にそれが明らかになる。藤沢周平作の短編小説『隠し剣』シリーズが原作。このシリーズからの映画化には他に「武士の一分」「隠し剣 鬼の爪」がある。

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監督:平山秀幸
出演者:豊川悦司、 池脇千鶴、 吉川晃司、 岸部一徳
Story:
藤沢周平の原作を、豊川悦司主演で映画化した時代劇。海坂藩の物頭・兼見三左エ門が、藩主・右京太夫の愛人・連子を城中で殺害する事件が発生。しかし、意外にも寛大な処分が下された三左エ門は、1年の閉門後、再び藩主に仕えることになり…。(必死剣 鳥刺し)

「ソルト」

2011年08月17日 | 音楽・映画レビュー

[感想:★★★☆-:ぜひ勧めたい!]
 敵か味方かというところがこの映画のキモ。アクションもストーリーも一流なのだろうが、今一、心情的な展開が深くないのが物足りない。観終わって何も残らず、すぐに忘れてしまう。もう一回観ようとは思わない。映画はチューインガムではなくて、スルメのようであってほしい。

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監督:フィリップ・ノイス
出演者:アンジェリーナ・ジョリー、 リーヴ・シュレイバー、 キウェテル・イジョフォー、 ダニエル・オルブリフスキー
Story:
アンジェリーナ・ジョリー主演で贈るスパイアクション。ロシアからやって来た謎の男が、CIAに潜入したスパイによるロシア大統領の暗殺計画を密告。分析官のソルトはスパイの名前を聞き出そうとするが、男が口にしたのは他ならぬソルトの名前だった。(ソルト)

「最後の忠臣蔵」

2011年08月17日 | 音楽・映画レビュー

[感想:★★★★-:ぜひ勧めたい!]
 いい映画だ。大石内蔵助の命をを受けて生き残った2人の男の物語である。どれだけつらい使命だったか。心情を深く描く日本ならではの映画である。役所広司と佐藤浩市もいいし、可音役の桜庭ななみも凛とした「らしさ」をだしており、いい。2人の斬り合いのシーン、嫁入りのシーン、墓参りのシーンなど印象に残る場面も多い。最後への盛り上げ方もすばらしい。オススメしたい映画である。久しぶりに良い作品に出会った。 

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監督:杉田成道
出演者:役所広司、 佐藤浩市、 桜庭ななみ、 山本耕史
Story:
池宮彰一郎の同名小説を、役所広司、佐藤浩市、桜庭ななみら豪華キャスト共演で映画化した時代劇。赤穂浪士として名誉の死を果たせなかったふたりの男が、忠義を貫き私心を捨て、自らに課された使命を全うするべく生き抜いた過酷な人生を紐解く。(最後の忠臣蔵)

「ベスト・キッド(2010)」

2011年08月13日 | 音楽・映画レビュー

[感想:★★★☆-:ぜひ勧めたい!]
 1984年の映画「ベスト・キッド」のリメイク版。米国の空手が中国のカンフーになっているが、ストーリーは基本的に前作をきちんと踏襲しているのが好感がもてる。リメイク版となると、前作と区別をつけるためストーリーに手を加え、結果として改悪されることが多い。本作にはそれがないのは、内容に自身があるからなのだろう。原題は同じ「The Karate Kid」。
 「ミヤギ」に相当する師匠約をジャッキー・チェンがやっているので観てみたくなった。個人的には「ミヤギ」の方が不思議な雰囲気があり好きだが、ジャッキー・チェンのバージョンもまた違った雰囲気があり面白い。
 感心するのは、ストーリーが分かっているリメイク版での最後の盛り上げ方の巧みさである。冷静に考えればアレ?という感じもないではないが、観終わって良かったと思わせる手法は見事。少し前に書いた下手くそな「風が強く吹いている」とは大違いである。

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監督:ハラルド・ズワルト
出演者:ジェイデン・スミス、 ジャッキー・チェン、 タラジ・P・ヘンソン
Story:
80年代の同名大ヒット映画をウィル・スミスの実息、ジェイデン・スミスとジャッキー・チェン共演でリメイクしたアクション。母親と共に中国に引っ越して来た少年・ドレが、カンフーの達人・ハンの下で修行を積み、武道大会優勝を目指す姿を描く。(ベスト・キッド(2010))




「100歳の少年と12通の手紙」

2011年08月07日 | 音楽・映画レビュー

[感想:★★★☆−:ぜひ勧めたい!]
 少年がなかなかの熱演。余命が12日ではあまりに悲しい。1日を10年と考えて生きようという提案に、同じ1日の繰り返しではなく、今日は30歳、今日は40歳・・・と残された人生(12日)を一生懸命生きて行く。長いか短いかは別として誰にでも寿命があり、それを如何に生きるかが重要。しっかりした落ち着いた作品。

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監督:エリック=エマニュエル・シュミット
出演者:ミシェル・ラロック、 アミール、 マックス・フォン・シドー、 アミラ・カサール
Story:
直フランスのベストセラー小説を映画化した感動ドラマ。白血病を患い、余命12日と宣告された10歳の少年・オスカー。宅配ピザ屋の女主人に、1日を10年と考え過ごすこと、毎日神様に手紙を書くことを勧められた彼が、残りの人生を精一杯生き抜いていく。(100歳の少年と12通の手紙)

「キャタピラー」

2011年08月07日 | 音楽・映画レビュー

[感想:無星(TT) :ほとんど評価に値しない]
 江戸川乱歩の小説「芋虫」をヒントの作成されている(ただし、原作とは内容が異なる)。日中戦争のシーンを何回も挿入しているところを見ると、単なる反戦というよりは、体制批判、主人公がこうなったのも、広島・長崎に原爆が落とされたのも、戦争を始めた罰が当たったのだと言っているとしか考えられず、極めて不愉快な作品。世間の注目を集めてという製作の魂胆からして辟易する。

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監督:若松孝二
出演者:寺島しのぶ、 大西信満、 吉澤健、 粕谷佳五
Story:
order:1px dashed #ccc;">Story
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』の若松孝二監督が、戦争に翻弄されるひと組の夫婦の姿を赤裸々に描いたドラマ。戦争で四肢を失い、傷痍軍人として帰還した夫は村人から軍神と崇め奉られる。妻はそんな夫の食欲と性欲の処理に追われるが…。R15+(キャタピラー)

「風が強く吹いている」

2011年08月06日 | 音楽・映画レビュー

[感想:★★−−−:平均レベル(人によっては)]
 今一わざとらしさを感じてしまうのは、映画のつくりが下手なのだろう。最後のシーンは、感動というより滑稽。

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監督:大森寿美男
出演者:小出恵介、 林遣都、 中村優一、 川村陽介、 ダンテ・カーヴァー
Story:
直木賞作家・三浦しをんの小説を映画化。素人同然の寄せ集め陸上部が、箱根駅伝出場を目指して奮闘する青春群像劇。ケガで走ることを諦めたハイジとある事件を契機に陸上の世界から姿を消した天才ランナー・カケルが運命的な出会いを果たし…。(風が強く吹いている)

「月に囚われた男」

2011年08月06日 | 音楽・映画レビュー

[感想:★★★☆−:ぜひ勧めたい!]
 手をぬくことなくよくできている。徐々に事実が明らかになって行く謎解きの面白さもある。製作には「2001年宇宙の旅」を参考にしたのではないか。コンピュータが人間的なのに違和感は感じるが、これはこれで面白い。

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監督:ダンカン・ジョーンズ
出演者:サム・ロックウェル、 ドミニク・マケリゴット、 カヤ・スコデラーリオ、 ケヴィン・スペイシー
Story:
資源採掘のために月へ派遣された男が遭遇する謎の出来事を描いたSFミステリー。3年もの間、ひとり月で暮らしてきた宇宙飛行士・サムは地球帰還の寸前に自分とそっくりの男に遭遇し、親会社が密かに企てていたある“計画”の存在を知るが…。(月に囚われた男)