見島人(Mishiman)


山口県最北端・・萩市見島の住人~ふるさと日記。

見島発 【スズメの不在と稲作について】 <(_ _)>

2017年10月03日 | 日記

29.10. 3 (TUE) くもり時々晴れ間....やや北風の強い一日でした。

アメリカの銃乱射事件を思うと....日本の選挙前ゴタゴタは、平和だなと思います _(_^_)_

今年は蜘蛛の巣がやたらと多く....あちらこちらで引っかかっています(-_-;)....【女郎蜘蛛】という名前が頭をよぎり...そういえば【女郎花】..

女郎花(オミナエシ)は、秋の七草の黄色い花です。さて、反対に【男郎花】という花があるかないか!?....〇or×でお答えください....

正解は、『 ◯ 』 、【男郎花】と書いて、“オトコエシ”と読む花も存在するようですよ(^_-)

                                   《  左が女郎花で右が男郎花  》

   「女郎花 画像」の画像検索結果        関連画像

                                          【資料映像】

 

 ※ずっと以前から、不思議に思っていたのは、中学高校までぐらいに、田んぼには厄介者としてスズメの大群が右往左往して、稲の穂を食べてた。

   そのスズメが、見島から消えました。

   最近になって....八町八反や宇津の入り口近辺で、春先あたりからは見かけるけれど....せいぜい20羽程度です。

   何故....あの大群が....絶滅したかのように、姿を消したのでしょうか....素人考えですが、検証してみたいと思います。

 

 

☆ 【スズメ】とは?

 

   スズメは、スズメ目スズメ科スズメ属に分類される鳥類の1種。人家の近くに生息する小鳥である。(ウィキペディア)【雀】は、われわれの生活にもっとも親しい                 

   野鳥で、背は茶色に黒い斑点があり、腹が白い、はたおりどり科の小鳥。稲穂などをついばむので、農民に嫌われるが、害虫をよく食べる(ある意味 益鳥)。              

   竹との取り合わせが、梅に鶯(うぐいす)同様に周知。 「―の涙」(ごくわずかな量のたとえ)(資料引用)

 

 

                        

                                                            【資料映像】

 

 

☆ 【スズメの天敵】

 

   スズメの天敵は、猫、カラスおよび小型の猛禽類であり、人もスズメを捕食する天敵となります。 スズメは鳥獣保護法で狩猟鳥に指定されており、             

   古くから焼き鳥等に食用もされてきました。 しかし、現在は需要の低下、狩猟者の高齢化及びスズメの個体数減少により捕獲されるスズメの数は              

   減ってきています。 一時期、中国、韓国から食用のスズメが日本に輸入されていましたが、鳥インフルエンザ対策のために現在ではほとんど輸入              

   されていない状況です。(資料引用)....見島では、屋根瓦の巣には、アオダイショウ(蛇)の侵入もよく見られました。

 

                    

                            かなり露骨だけど...好きな人にはたまりません....

                        

                                         【資料映像】

 

☆ 【稲作と農薬】

 

   近年では、稲の品種も人の好みや災害に適応したものへと変わったり、農薬の使用制限など残留したり、関係ない水棲生物への影響もない。

   ところが、往時は安価で殺傷能力の強いものが使用されました....人でも危険なほどでした....田んぼの中の虫たちにも総攻撃でした。

   おかげで、スズメのエサも少なくはなったと思います。

   叔父の話では、穂の出そろった田んぼにスズメの大群がやってくるのを追い払う、笑い話があったといって教えてくれた。

   それは、本家と分家で田が隣り合っていた。兄がスズメを追い払うと....弟の田んぼに。弟が追い払うと....兄の田んぼへ....

   親戚・兄弟同士で....“利害争い”みたくしていたとのこと。

 

                                               スズメの大群....これが日常

              

                                                    【資料映像】

                                                           

 

☆ 【スズメを追い払う】

 

   『爆音機』という言葉を聞いたことがありますか?“爆撃機”とは違います。

   カーバイトに水を垂らすとアセチレンガスが発生する....たまったガスを瞬間的に着火すると....まさに爆発して「爆音」が起こります。

   スズメでなくても....人間でさえ、気にしては居ても....突然のこの音にはびっくりさせられます。これが、日中ずっと5~10分毎...継続します。(>_<)

   現在では、プロパンガスボンベでを活用しての器具が使用されているようです。ミカンなどの生り物にも....鳴り物で使用されます。

 

                        

                                            【資料映像】

 

                      参考URL: https://www.youtube.com/watch?v=KEClVXiviaI

                              https://www.youtube.com/watch?v=KPfVNqOs1l4

 

 

☆ 【見島に何故、スズメが居なくなったのか】 (T_T)

 

   ① 生態系を変えるほどの島になったけれど、本土では今でも大群のスズメが居るし....他にも農家の方は、イノシシ、猿、カラスなどにも悩まされ、頭が痛い。              

   見島では、稲作が年々、台風回避で早まったため、収穫もどんどん早くなってきた。稲の生育期とスズメの繁殖期にズレが生じたからではないか!?                                              

   秋の実りをついばむスズメ.....ふつうこんな感じですが、夏も終わらぬうちに稲刈りしたら....スズメもエサ不足で冬が越せない....?


 

   ② 見島にやって来る野鳥(渡り鳥)のせい地球温暖化や海流の影響で....天敵が多くやってきた....種族を絶やすほどの敵が来たのではないか?

 

 

   ③ 環境の悪化

     イエスズメの巣になる屋根瓦には、近年土を使用しなくなって....瓦の据え付けにすき間がなくなり....巣作りが困難になった?

 

    

   ④ 鳥インフルエンザのような流行病が蔓延したスズメが死んでしまった....死骸とか見ては居ないが....こんなことが寒いときに起きてたのでは?                   

 

 

   ⑤ 見島が嫌になった、見島の人は、しつこく追い払うし....おちおち地上に降りられないし...萩とか安住の..広いところへ引っ越した....環境が良くなって、             

    見島へは行かん方がええと...スズメ間で口伝えにとか?

 

                          居なくなると......こんな光景が懐かしい.....スズメの鳴き声で目覚めてた頃

                        

                                               【資料映像】