SMILEY SMILE

たましいを、
下げないように…

今、飲んでいるもの

2005-04-25 12:57:55 | 
えと、ドイツのドクターディムース カシスフィズってヤツです。

アルコール5%。無着色・無香料・無酸味料。

優しい・柔らかいお味。本当のカシスの風味が楽しめます。

ベリー系の中でも、カシスとフランボワーズは大好き♪

フランボは日本でも定着したけど、カシスはまだまだでしょうか?

「カシスオレンジ」でしか認知されてない気がする。

カシス、今後に期待してるフルーツです。

12年前の坊主頭

2005-04-23 03:13:23 | 
高校三年です。

丁度このころ、丸坊主にしてますね。

5厘刈りです。(1.5cmですかね)

新橋の駅ナカの床屋で切った憶えがあります。

練習試合で22-0という大敗を喫し、監督さん激怒。

気合が足らん!ということで切ったんですね・・・。


12年前の日記をパラパラとめくってたのです。

日記は恐ろしくつまらないことがつらつらと書いてあります。

溜息。


佐平次もいいけど、ずっこけもね

2005-04-22 12:11:38 | 
師匠の古典落語特選 第一弾は「居残り佐平次」と「ずっこけ」

談志師の佐平次は圧巻!と言われるけれど、「ずっこけ」もいい。

噺自体は面白いものではない。店終いになっても呑んだくれている

熊公を迎えに来た兄ィが、熊の家に連れて帰る。

という、それだけの噺。

談志師の酔っ払い姿が、理屈抜きに可笑しい。

まくらも良かった。酔っ払いの演じ方の形態模写の変遷について。

酔っ払いの非論理に江戸の爛熟を感じる。

細かくいうと切りがナイ。

談志の落語は、豊か、だ。

立川談志 古典落語特選 1

ポニーキャニオン

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クリックひとつで終わる世界

2005-04-20 11:35:51 | 
今日もまたひとつ、世界が終わる

みんなの世界が、君と僕だけの世界が

クリックひとつで世界が終わる

簡単なモノさ

積み重ねた言葉たちは

もうこの世にはない

永遠に失われた言葉たち

それを惜しいなんていうのも身勝手

消したい過去なのさ

そして、消しても消せない喪失感を抱えてゆくんだね





屋上から見上げたもの、見下ろしていたもの

2005-04-20 11:00:59 | 
高校生の頃、よく授業をさぼって、

屋上から空を見たり、

隣の、今は亡きホテルニュージャパンの廃墟を眺めたり、

皇居や日枝神社の緑を見遣ったり、

したものだ。

それでなければ、数学の授業中、早弁したり。w 

(野球をやっていた僕は、足りないのでお弁当を二つ持ってきていた)

その先生は全く生徒を見なかった。黒板と教科書しか見ていなかったか

ら・・・。今思えば、なんて失礼な生徒なんだろうと思う。出席取ったら

後ろから出ていって図書館に行ったりもしたな・・・。

理系が全くダメだったので、いつもテストは一桁だったなぁ。

そのかわり、国語はできたけれど。各社から出ている教科書を教官室か

らもらってきてはひたすら読んでいた気がする。(野球部を嫌ってた先

生も私は認めてくれていたようだった。)

そうだ、なぜか私の席の横には本棚があったっけ。教室のはじだったか

らよかったけど、真ん中だったらさぞ異様だったろう。

当時の自分はどんなヤツだった・・・?

授業中は、寝るか、弁当食べてるか、読書してるか。

クラスの和に入らず公然と孤立してたかな。

授業が終われば、ひたすら走りこんだり、投げこんだり。

ピッチャーというポジションもよかった。半ば個人種目みたいなものだ

ったし。あの学生特有の無意味に「群れる」心理がいやだったのだ。

でも、野球部は心地よかった。そんな私を認めてくれて自分の居場所が

あったから。

和(輪)の端っこで、馬鹿騒ぎするのを快活に笑って、ときどき毒を吐

く私。


取り止めのないかたちで高校生活を振り返ってしまった・・・。

何故、今、これを書く気になったんだろう。

日比谷高校で過ごしたあの三年間は、私のなかでとても重要な時期だっ

たんだ。









昇天

2005-04-20 09:43:18 | 
子供の頃の集中力の高さが、惜しい

何故、あれほどまで没入できたんだろう

もうだめだ

ふやけて

ぼんやりして

散漫で

いい加減で

軽薄

移り気

軽佻浮薄


かくして僕は、拡散してゆく

散らばって、とっ散らかって、いなくなるんだ


ラデュレの衝撃

2005-04-20 00:48:01 | 
ついに、ラデュレのマカロンを食べてしまった。
ああ、きっと、これ以上のものはないだろう。
メゾンデュショコラのショコラを食べたとき以来の感動。
いや、それ以上。
だって、巴里にしかお店ないし・・・。
何が違うって?
表面のカリカリ感が今までないほどしっかりしていて、ガルニチュール
のフレーバーは巴里の香りが。
ああ、憧れの巴里・・・。
アーモンドプードルが違うのか、焼きの温度も違う、具体的にはわから
ないけれど、素材の違いは勿論、巴里のあの風土で焼いたんだと強く
感じる。
今日、春の柔らかな気候にほんわかしながら、両替をしに新宿伊勢丹
の方へ歩き、新宿通りを渡りながらそんなこと考えてたら、日本と巴里
の「差」にぞっとするほど感動して、鳥肌が立つほどの戦慄を憶えた。

「巴里に行きたい」

いつかは行けるかな。

日本で、フランス菓子を感じられるのは、オーボンヴュータンだな、と
改めて感じた。焼きの入れかたと、いい意味での荒々しさ。
とりあえず、ここでじっくり予習しよっと。

日本の西洋菓子は良く言うと上品で、繊細で、その点では世界一かも
しれない。でも、本場はその分を補って余りあるほどに、強烈に個性的
で、しっかり作っている、芯が通っている、意志の強さを感じる。プライ
ド?

日本のスイーツも世界レベル(=フランスレベル)に達したと言われる
昨今、まだまだ「差」は大きい。
「差」は埋められないものもある。風土や素材は仕方ない。
日本の菓子の歴史だって長いんだ。和も洋も取り払って、進むべきな
んだろう。
そう考えれば、辻口さんや青木さんの進んでいる道は、間違いなく真っ
当な針路を取っているだろう。物珍しさだけでなく、日本の風土と素材
を生かして創るべきなんだ。フランスやウィーンでは出来ないモノを創
るんだ。


あぁ、そう考えれば、なんだってそうじゃないか。
ぼくには僕の生き方が、行き方が、逝き方があるじゃないか。

そ、あなたにだって。

殊更、照れることはない。
人の顔色窺がってる場合じゃない。
自分のココロとカラダで感じたように生きればいい。
むつかしいことはないんだ。
単純に行こう。
単純に移行。
単純に憩う。


最後に、数々のお土産を買って来てくれた天使に尽きぬ感謝を。







アナタとワタシ

2005-04-19 01:46:29 | 
「失礼だよ ゲイだからって すぐセックスの話を もち出すのは 
 若草さんだって いきなり聞かれたら ヤでしょ?
 少なくとも ぼくはいやだ ぼくは 話したくない」
「・・・ごめん」
「別にいいよ
 ただ、もう そんなことより
 ぼくは
 あの人がいるだけで いいんだ
 あの人がいて ぼくがいて あの人を見つめることが 出来る
 それだけで いいんだ」

                ~『リバーズ・エッジ』 岡崎京子


わかるんです。この、ゲイの山田くんの言葉。


私がオトコであることが邪魔

あなたがオトコだったり、オンナだったりすることが邪魔

私がワタシで、あなたがアナタであれば、それでいい

それだけでいい

それで、いいじゃない

いいんじゃない?

流れ

2005-04-18 02:24:26 | 
わかろうとしなくていい

まず、感じよう

あるがままを

できるかな?

できるかな?


わかることは、流れをせきとめてしまうし

感じることは、ただ眺めているだけだ

どちらかだけではいけない

いけないよ


表面は美しいが中身は虫に喰い荒らされてる果物

2005-04-17 10:39:15 | 
ついに、読んでしまった。

これは、岡崎京子にしか描けない作品だ。

全身整形で造り上げられた人気モデル、りりこの不安、焦り、絶望、

憎悪、自棄、そして祈り。崩壊する身体と精神。


「いつも一人の女の子を書こうと思っている。

 いつも。たった一人の。一人ぼっちの。
 
 一人の女の子の落ち方というものを。」 ~岡崎京子


これを書き終えた岡崎さんは、飲酒運転の車にはねられ重大な後遺症

を負うことになる。もう、9年経つ。リハビリは現在に至るまで続き、

少しずつではあるが快復しているという。このような作品を描いたあと

筆を絶たなければいけなくなってしまった彼女は、今、何を思っている

のだろう。


「表面は美しいが中身は虫に喰い荒らされてる果物」は作品の中の言

葉。

そういえば、太宰さんもそんなことを言っていた。葉の表は瑞々しいよ

うに見えるが、裏は、枯れてしまっている、というようなことを。


ヘルタースケルター

祥伝社

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700

2005-04-15 03:01:55 | 
年末に500だった気がする。

そして700を超えた。

よくもまあ、こんなに書いたものだ。

内容はともかく、続けていることはすごいことかもしれない。

一周年記事で皆様にコメント頂けてうれしかった。

なんだ、読んでくれてるんだぁ。

自己満足の独り言だったら絶対続かなかっただろう。

ブログってすごいなぁ。

振り返って、振り返って、感謝感謝。

アリガトウ!

愛してるよ♪


ぼんやりした子

2005-04-15 02:49:54 | 
読むことができるようになる前のぼくは

きっと、かなりぼんやりした子だったと思う

じっと、なにかを見つめてる

もぐらの掘り返した土くれ

ハコベ



陽光の差し込む具合で見えるほこりの列

飴の包み紙

モンシロチョウの鱗粉



石をどけると、うようよ動く微細な虫たち

クーピーペンシル

駄菓子のチョコリング

きれいな色とりどりの糸

川面のキラキラ


なんでも

なんでも


ただ、みてる

なにも考えてない

沁み込むまでみてたのかな


ココロの赴くままに

ぼんやりと

ただぼんやりと


空はどこにあるのか

2005-04-15 02:35:20 | 
ねえねえ、お空はどこにあるの?

ずっと高いトコロにあるの?

手でさわれないのかしら?

ふれたら、おてても空色になるの?


お空はどこにあるの?

ずっと高いトコロにあるの?


ちがうと思うの

ここも、お空のなかじゃないかしら?

だって、プールの底にもぐって、上を見上げたとき

水面だけがお水じゃないでしょう?

私はお水のなかにいるんだもの

だから、いま、わたしのいるトコロもお空なんだと思うの

ちがうかしら


いつもお空といっしょなの

お空を泳いでるの

風がふいて、おどるの

お空のなかにいるの

どう?

ちがうかしら

ちがっててもいいの

わたしはいつだって、お空を泳いでいるんですもの