SMILEY SMILE

たましいを、
下げないように…

『LIFE』を聴いて街を歩こう

2005-04-06 13:20:33 | 小沢・小山田
LIFE
小沢健二, スチャダラパー
東芝EMI

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10年前の僕らは胸を痛めて 『LIFE』なんて聴いてた

10年経っても変わらない 相変わらず『LIFE』聴いて

LIFE IS COMIN' BACK!!

て叫んでる

夜がどんなに長くても 朝が来る光を待ってた

覚悟をきめた口づけは甘くとろけて 恋の次第は盛りあがるのさ

春の夜 ドアをノックするのは僕の爆発するアムール

七色に輝くすてきなデイズ 続くのさ

こんな恋を知らぬ人は地獄へ落ちるでしょ


みんなが待っていた雨の中、走り出す

そして君は旅に出る

あふれる幸せを僕は祈る

せつなくてせつなくて胸が痛むよ

ぎゅっと抱きしめて、涙をこらえる

I'm ready for the blue・・・

君とずっと眠りたい

おやすみなさい、仔猫ちゃん

静かに降り続くお天気雨

いつか思い出すかな?

君の真珠みたいな涙のつぶのひとつひとつ 僕の舌の上で消える

それでも 愛し愛されて生きるのさ

ココロのベスト10第一位は こんな曲だったよね?




食べちゃいました、シブースト♪

2005-04-06 03:21:07 | 
散歩がてら、たまプラーザのデフェールへ。

最後のひとつだったシブーストとミルフィーユ、それにエクレールシ

ョコラを購入。

美味しかった!けど、やっぱりすぐ食べないとあの感動的な美味しさ

とまでは言えない。ガルニは清見オレンジ。

一番おいしかったのが、エクレールショコラだった、というのは意外。

安食さんは、チョコが好きみたいですね。ヴァローナを使ってるみた

い。昨日テレビでやってたからお店は大繁盛。私もそのひとりなんだ

なぁ。

そのまま、これも繁盛店の「徳多郎」へ行くも、全部売りきれ、で、

店閉めてました・・・。しかたないから、というのも失礼だけど、近所

のビゴの店でクロワッサンとフガス・キッシュなど購入。うまし。

お散歩BGMは、小沢健二『LIFE』


真実のエヴァンスは?

2005-04-06 02:37:40 | ビルエヴァンス
ビル・エヴァンスについてのいくつかの事柄

河出書房新社

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エヴァンスは今でこそジャズジャイアンツの一人の数えられているジャズマンだが、当時は意外に売れなかったようだ。あの「ワルツフォーデビー」の録音された時、バンガードには数人の客しかいなかったらしい。(勿論、故意に客の少ない日曜を選んだという理由もあるのだが)
ピアノ(トリオ)自体軽んじられていたし、ましてや白人のジャズなどまだ認められていなかった。邪道、と考えられていたのだろう。
その後も60年代は『自己との対話』や『アローン』でグラミー賞をとり栄誉は与えられても、「売れっ子」にはなれなかった。
エヴァンス自身も「売れる」為に様々なことを試みた。エレピを弾いたり、オーケストラと共演したり。そしてその収入はドラッグに当てられていたというのは痛々しい事実だ。
結局本当に売れたのは死後、というのも悲しい。
エヴァンスは本国アメリカでは評価が低く、ヨーロッパと日本で熱狂的に受け入れられた。あの『モントルーフェスティバルのビルエヴァンス』での盛りあがりは「mad」という言葉を使うほどだったという。
これを読んでいて思ったのは、あれほど、死後リリースされているにも関わらず、まだまだ未発表の音源はたくさんあるということだ。
エヴァンスが許可しなかったもの、契約の関係でお蔵入りになったもの。
正規に発売されたものこそ、エヴァンスの考える美に近づけるのだとは思いつつ、「新発見」「発掘」モノに弱い、そして、そういう音源は須らく聴くに耐えない代物だったりする。私と同い年のエヴァンスの実息は自宅での練習テープや10代のエヴァンスの音源を出してくる。彼はそれを使命だと思ってくれているのか、どうか・・・。
また、太宰を引き合いに出すけれど、太宰さんの作品を読みこむことをせず、書簡集や彼の友人や親族の回想記を読んで太宰はこんなヤツだったんだ、と得意げな笑みを漏らしている姿と同じだ。美しいとは言えない。
でもそれを踏まえつつ、また作品に戻り、彼らの「思い」を汲み取りたい。
というのが、私の、「いいわけ」。