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☆ ストレスに打ち勝つ『働き方改革』

2018-08-12 11:27:03 | 日記
「ぶらり車イス紀行」   その917
   ☆ ストレスに打ち勝つ『働き方改革』

 労働者の働き方が問題視されるようになって久しい。そして、国会
でも、安倍首相のもと『働き方改革』を掲げて、取り組みが始まった。

 その3本柱として、
・長時間労働の解消
・非正規と正社員の格差
・労働人口不足(高齢者の就労促進)
が上げられているが、その基本となるのが、労働力不足を如何に解消
するかに掛かっている。

 ところが、安倍首相は口先ばかりで、具体的な取り組み内容までは
示していない。だから、結局は、具体的な取り組み内容は企業任せに
なっている。そして、具体的な成果が表れてこないまま、国会も閉会
してしまった。

 そんな中でも、企業は『働き方改革』に取り組んでいるが、ストレ
スで心を病んでいる労働者は、今も後を絶たないのが現状である。そ
れは、『働き方改革』が進んで、どのような労働環境になっても、スト
レスに打ち勝つ人とそうでない人が出てくると言う実態がある。

 その違いを、厚生労働省の労働安全衛生調査によると、仕事に関す
る強い不安や悩みなどで、ストレスを感じている労働者の割合は20
15年で55、7%となっており、労働者の5割以上は何らかのスト
レスを抱えているということになる。だから、急激に改善されていな
い現在も依然として高い水準にあると見ていい。

 その原因は、仕事の質や量の問題(57.5%)、セクハラやパワ
ハラを含む対人関係(36.4%)、仕事の失敗や責任の発生(33.
2%)、となっている。

 しかし、同じ労働環境でも、ストレスで心を病む人とそうでない人
がいて、数多くのビジネスパーソンに接している精神科産業医の吉野
聡さんは、
「年々ストレスに強い人と弱い人の二極化を強く感じます。特に若い
世代ほどストレスに弱く、3年程度で離職するケースが目立ちます」
と話す。

 そこで、対処の仕方として、
〇ストレスに弱い人は
・他人から自分はどう見られているかを気にしない。
・なぜなら、評価する人の性格や機嫌、体調、状況次第で評価は変わ
り、その評価は絶対的なものではない。
・結果が悪かったとしても『自分の努力が足りなかった』と気づくだ
 けでも自己成長につながり、成功だと考えることもできる。
・結果に対して『成功か失敗か』は自分で決めればよくて、ストレス
 で心を病ませないためには、『他己』評価ではなく『自己』評価で
 生きることが重要だ。
と言う。
                   たかし  でした。

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