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☆ 優れもの四角い白いシート

2019-09-08 13:22:53 | 日記
「ぶらり車イス紀行」   その1022  
   ☆ 優れもの四角い白いシート


 2019年8月27日夜から記録的大雨が襲った九州北部の
佐賀県大町町の順天堂病院を、テレビ画面で映し出されている。
しかし、順天堂病院の周囲は冠水し、完全に孤立している。

 そして、悪いことには、近くの鉄工所から流出した油混じりの
泥水が周囲を取り囲んでいる。だから、医療関係者の交代要員
や食料を乗せたゴムボート以外は近づけない。

 そこで、国交省九州地方整備局などのポンプ車を使い、29
日から夜通しで病院周辺の排水作業を進めた結果、大型車両や
徒歩で通行できるまで水位が下がった。そして、油のにおいが
鼻をつく病院周辺では、自衛隊員が四角い白いシートを隙間な
く並べ始めた。これをテレビ画面で見る限り、白いスポンジを
並べて、油を吸い取る作戦であることは推測できた。

 ところが、油は、揮発が進むと粘りけが出て固くなるという。
一方、揮発しない成分もあるため、今回のように広範囲に及ぶ
場合は田畑や家屋に残る可能性もあるという。だから、回収は
時間との闘いである。このような短期決戦で、水に浮いている
うちにできるだけ回収しないといけない。でも、白いスポンジ
を並べて、油を吸い取る作戦では、効果については半信半疑と
言うより、このようなやり方で本当に効果があるのか全信全疑
であった。

 ところが、数日後、テレビ画面に、透明なボールに水が半分
入っていて、その上に黒い色の油が注がれたボールが2つ用意
されている。と言うことは、この2つで何か実験をしようとし
ている。その1つのボールには、従来の吸着シートが用意され、
もう1つのボールには、先日使用された吸着シートが用意され
ている。

 従来の吸着シートでは、
・油だけでなく、水も吸い取る。
・一度、吸い取ってもポタポタと漏らす。

 ところが、先日使用された吸着シートでは、
・油のみ吸収し、水をはじく。
・スピーディーに吸着する。
・吸着した油を漏らさない。
・ちぎったり形を変えて使用可能である。

 これは、優れものである。だから、その後の油に対する苦情が
出てこないのである。
                  たかし  でした。

 ≪ この商品の素材繊維について ≫

油吸着材シートの素材は、エム・テックス社の最先端技術である
ナノファイバー量産技術(特許取得済:2016年12月2日)
を活用した超極細繊維「MAGIC FIBER(マジックファ
イバー)」で、超極細サイズや3次元立体構造などの効果を有し
ており、大量の油を吸着することができます。
                 (ホームページより)

☆ 『スマホ』で副作用が出てきた。                    たかし  でした。

2019-09-01 12:56:55 | 日記
「ぶらり車イス紀行」   その1021  
   ☆ 『スマホ』で副作用が出てきた


 少しでも時間が出来た時に『スマホ』が無ければ、手持ち無沙
汰になって、または、不安になって、それに、落ち着かなくなっ
てなどの理由で、すぐに『スマホ』を探してしまう。また、何か
分からないことがあれば、なんでも教えてくれるので、すぐに見
てしまう。それに、誰かに連絡を取りたいときには通信手段にも
使える。それに、薄くて小さいときているから申し分がない。そ
れに、慣れれば簡単なので、お年寄りから小学生まで『スマホ』
を持っている。なるほど、これほど優れたものはない。

 それなのに、未だに『スマホ』を持っていない人がいる。その
人に、いくら利点を説明しても、いろんな理由をつけて拒み続け
る。ところが、ある夜、その人がベッドから床に落ちた。しかし、
何時もはベッドに戻れるのに、夜中と言うこともあって、この夜
はベッドに戻れない。仕方がないので、ペルパーさんが来る11
時間、床で寝転がって過ごすことになった。その時も、色々と屁
理屈を並べて『スマホ』を拒んだ。だから、その人が必要と感じ
るまで待つしか方法はない。

 ところで、現代の“魔法の小箱”と言われる『スマホ』が誕生
して、まだ10年ほどである。でも、そろそろ副作用が出てきて
も可笑しくない。と思っていると、過度な使用が脳への負担と
なり、深刻な『スマホ認知症』を引き起こすことが分かってきた。

 それらは、
・「働き盛り世代を襲う『スマホ認知症』の恐怖」
・「『スマホ』を捨てよ、旅へ出よう! 
・SNSを“断食”『デジタルデトックス』のすすめ」
などの記事で伝えられてきた。

 これらは、日々の膨大な量の情報が『スマホ』から脳に入るこ
とで、記憶中枢にオーバーフローが生じ、いわゆるパンクして、
脳が過労状態になり、情報の処理能力が低下した結果、日常生活
で“もの忘れ”や“うっかりミス”が多くなってくる。そして、
脳がそのまま侵された状態が続ければ、やがて、うつ病を招き、
挙句の果て、本物の認知症に至ると言われる。これは、やっぱり
『スマホ』で副作用が出てきたと言わざるを得ない。
                   たかし  でした。

☆ カレンダーの✖印を考える

2019-08-30 14:14:18 | 日記
「ぶらり車イス紀行」   その1020 
    ☆ カレンダーの✖印を考える


 あるデイサービス施設(施設で寝泊まりせず、昼間に日帰りで
利用できる通所介護サービス)に通っている。正確に言うと、家
まで迎えに来てもらって、家まで送ってもらっているので、通っ
ていると言うのは、ちょっとおこがましい気がする。

 最初、デイサービスと聞いて頭に浮かんだのは、
♫ キンキンキラキラ 夕日が沈む
である。だから、歌に合わせて手足を動かすのは、絶対に嫌であ
った。それでも、今はデイサービスも変わったと勧められたので、
渋々行くことになった。ところが、行ってみて、そこは、運動に
特化した施設であった。だから、気に入って、週に2回、お世話
になって、午前中、2時間ほどみっちり体を動かしている。

 ところが、8月下旬、何気なしに見たカレンダーに目が止まっ
た。でも、このカレンダーを始めて見た訳でもなく、何年も見て
いるカレンダーである上、家でもぶら下がっている。ところが、
その日のカレンダーは違っていた。

 そのカレンダーは、月ごとに数字だけが大きく書かれてあり、
数字の下に予定などが書き込める小さいなスペースがある、至っ
てシンプルなものである。ところが、その月の過ぎ去った日付に
は、大きく✖印がしてある。その時、この✖印が気になりだした。

 普通、この✖印は、試験の日まであと何日かとか、商品の納入 
日まであと何日かなどのように、期日が決まっていて、残された
日数を忘れないようにするために使うことが多い。でも、ここは
お年寄りが集う場である。と言うことは、残された日数を消され
ているように思えてならない。

 しかし、この✖印をつけた人は、悪気があってしたものでない
ことはわかる。ところが、私たちは、幼い時から、〇✖で育って
きた。だから、✖印を見ると、余り良い気がしない。だけど、ど
うしても、印がいる場合は、今日1日よく頑張りましたと言う意
味を込めて、〇印で表示してはどうか?
                   たかし  でした。

☆ 【アイススラリー】が熱中症を予防する

2019-08-25 20:02:27 | 日記
「ぶらり車イス紀行」   その1019 
  ☆ 【アイススラリー】が熱中症を予防する


 2020年夏に開催される東京五輪に備えて、国立スポーツ科
学センターでは、2015年から本格的に真夏の暑熱対策の研究
を始め、各競技団体に情報を提供している。

 ところが、最高気温が30度を超える真夏日どころか、最高気
温が35度を超える猛暑日すら珍しくなくなった。と言うことは、
過去のデータは参考にならないことになった。それでも、アスリ
ートは練習や試合を休むわけにはいかない。なおかつ、高い気温
の中でも、アスリートは運動パフォーマンスを落とす訳にはいか
ない。

 そんな中、国立スポーツ科学センターの研究では、暑さのせい
で運動パフォーマンスを落としてしまう原因の一つとして、深部
体温(体内の温度)の上昇を上げ、逆に、運動開始前の深部体温
を低くしておくと、運動パフォーマンスの継続時間が長くなるこ
とが分かった。この運動前の深部体温の差が運動継続時間の差と
なり、運動パフォーマンスに影響を及ぼすと考えた。それに、運
動開始時の深部体温にかかわらず、深部体温が40度程度に上昇
すると、運動パフォーマンスが限界に達することも分かった。

 そこで、アスリートは運動パフォーマンスを維持するためには、
体を冷やして体温を上げないことであると考えた。そこで出てき
た案は、冷却素材が入ったアイスベストやネッククーラーなどを
使ったりする他に、口から取り入れて体の内部から冷やす案であ
った。その案の解決には、広島大大学院総合科学研究科の長谷川
博教授(46)を筆頭に飲料メーカーなどとの共同で商品開発が
進められ、出来上がった商品が運動選手用の【アイススラリー】
であった。

 【アイススラリー】は、液体(水)だけを飲むときに比べて、
液体に細かい氷の粒が混じった流動性のある【アイススラリー】
は4倍以上口の中に滞留して体温を下げる商品として、効果的で
あることから、飲料メーカーからすでに発売されている。また、
【アイススラリー】は少量で効率良く体温を下げるので、胃腸へ
の負担も少なく、運動前に飲んでおくと、発汗量が減って脱水症
状を防いでいる。

 だから、【アイススラリー】はスポーツ業界を対象にして開発
されてきたが、作るのに手間がかかり、それに、長時間の保存
が困難なことなどが理由で、一般的には普及しませんでした。

 ところが、2018年、中国地方を襲った豪雨災害の時には、
救助にあたる隊員たちの熱中症対策に『ポカリスエット アイス
スラリー』を役立ててもらおうと発売されたばかりの商品が大塚
製薬から8,600個が無償で提供されました。

 このことで【アイススラリー】はスポーツ業界だけではなく、
広く一般的に活用出来ることが分かった。例えば、高齢になると、
体温や体液のバランスを調節する機能が低下し、脱水症のリスク
を高める。また、急な発熱で大人をうろたえさせる子供に対して
も【アイススラリー】を覚えておくだけで、手元に【アイススラ 
リー】がなくても、代用品を作ることで応急処置になる。

 そこで、熱中症やお子様の急な発熱に備え、いつでもご家庭で
簡単に作れる【アイススラリー】をご紹介します。
① ミキサーに冷凍室の氷を入れる。
② 氷の入ったミキサーにスポーツドリンクを入れ、氷をミキサ
 ーで細かく砕いてシャーベット状にする。
  *スポーツドリンクがなければ、お茶でも水でもよい。
③ シャーベット部分と液体部分を混ぜ合わせて飲ませる。

 この【アイススラリー】を飲せるで、流動性のある氷の粒子
と同時に水分補給も出来、体内から効果的に冷やすことが出来る。
 こんな大事ことを、もう少し早く分かればと思うと残念である。
                 たかし  でした。


 ☆ 早晩、介護保険制度が崩壊する

2019-08-18 13:36:54 | 日記
「ぶらり車イス紀行」   その1018 
    ☆ 早晩、介護保険制度が崩壊する

 5月下旬、公共施設の一つである『介護老人保健施設』から、
衝撃的な出来事があったと報道された。

 報道があった介護老人保健施設では、昨年2月から5月にかけ
て、常勤の医師が不在中に、86歳から100歳の男女合わせて
11人が亡くなっていたことが判明した。

 介護老人保健施設では、医師は常勤していることが条件になっ
ているが、この時はたまたま不在だったのか、常に不在だったの
か、明らかにされていない。でも、そのうち一人の女性は、亡く
なる直前にゼリーをのどに詰まらせる誤嚥事故があったが、県に
誤嚥事故を報告しておらず、死因を老衰としていた。県は、医師
の人員基準割れや運営体制の不備を含めて法令に違反したとして、
勧告を出した。これに対し、施設側は、事故があったことを認め、
「勧告事項を早く改善する」
と述べたが、女性の死因は
「誤嚥より老衰の要素が強いと考えた」
と説明している。実際のところは、医師が他の医院と掛け持ちで
対応していたと言う。

 ところで、現在の介護保険制度では65歳以上になると、原因
を問わず、要介護認定または要支援認定を受け、認定されれば、
介護サービスを受けることができる。一方で、40歳から64歳
までは、がん(末期)や関節リウマチなど加齢に伴う特定疾病が
原因で、要介護認定または要支援認定を受け、認定されれば、介
護サービスを受けることができる。

 それに、厚生労働省が公表している【介護保険事業状況報告】
によると、4月末時点の介護保険被保険者数(65歳以上)は3,
528万人で、認定者数は659万4,000人(男性約207
万人、女性約452万人)になっており、65歳以上の認定者数
の割合は約18.3%(5人に1人)に上る。また、認定者も前年
の643万7,000人から増加している。

 そして、保険給付決定状況と言えば、高額介護(介護予防)
サービス費、高額医療合算介護(介護予防)サービス費、
特定入所者介護(介護予防)サービス費を含む保険給付費の
総額は7,560億円で、前年同期の7,373億円から増加し、
高齢化が進む中、要介護・要支援認定者数の増加にあわせ
て給付金額も増加傾向が続いている。

と言うことは、要支援認定者数の増加にあわせて、給付金額
も増加する一方であると言うことから、介護事業産業は先行き
万々歳である。

 ところが、7月4日、東京商工リサーチは【2019年上半
期、老人福祉・介護事業の倒産状況調査】の結果を発表した。
それによると、2019年上半期(1月〜6月)に発生した老
人福祉・介護事業の倒産件数は前年同期比22.2%増の55
件で、2年連続で前年同期を上回り、介護保険法が施行された
2000年以降では最多を記録した。

 倒産の原因別では、販売不振・売上不振が40件で最も多く、
以下、事業上の失敗4件と運転資金の欠乏4件、金利負担の増
加2件と既往のシワ寄せ(赤字累積)2件が続いている。

 また、設立別では、設立5年未満が17件で新規参入の事業
者が目立つ。規模別では、従業員数5人未満が36件を占める
など、小・零細企業の倒産が目立った。

 このことから、介護保険からの給付額は増えているものの、
利用者の獲得が計画通りに進まず、倒産に至るケースが増えて
いるようで、総じて言えることは、経営基盤の弱い事業所が、
倒産に至る傾向にある。このままいけば、介護保険制度も巻き
添えを食う恐れも懸念される。
                   たかし  でした。