マイペースで行こう

東村山市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、18年目に入りました。

今日の講義

2006-04-15 15:05:25 | 神学校・講座
朝、風は少々冷たいが、天気はいい。準備をして出発。講義のノートを教会の牧師室に忘れたので、教会に寄り道をして駅へ。

昨晩電話があり、妻の静岡の叔母Hさんが東京に来ているそう。それで、今日の午前中に家に訪ねてくる予定が入った。私は学校なので、妻が迎えてくれる。

私は学校。礼拝から出席した。Y先生がマルコの福音書から「礼拝の主、宣教の主」という題で話してくださった。

弟子たちを呼びかけて集めた後、イエス様がまず安息日になさったことは礼拝だった。礼拝への意識を問われた。

そしてその礼拝でイエス様が教えておられたことから、礼拝における聖書からの説教のしめるべき優位性を語られた。

その聖書の箇所では、会堂内に悪霊に憑かれた人がいてイエス様の説教の邪魔をしたことが記録されている。

その先生は自分のかつての経験を明かした。かつて自分が説教していて、騒いだ子供がいた時、なかなか静めようしないその子の親をにらみつけたとか…。それを聞いた会衆から笑いが起こった。

それはさておき、イエス様はそんな妨害もご自分の権威を現す機会として用いられた。悪霊に向かい「黙れ、その人から出てけ。」とだけ言い、追い出した。その場に居合わせた会衆はひどく驚いた。長い説教ではなく、力と権威に満ちた一言が宣教の役割を果たした。

礼拝後、講義。新約聖書通論の2回目。前回は新約聖書の歴史的背景だった。なぜ新約聖書がギリシャ語で書かれることになったのか…などの話だった。

今日は宗教的背景について。ヘレニズムとジュダイズムという二つの文化の影響下で新約聖書が書かれたという話だった。

毎回配布されるレジメに沿って話が進められるが、非常に興味深い。確かに内容が多くて、講義中にとても全部は吸収できない。しかし、手元に残るので非常に助かる。しかも内容が洗練されているので、非常に貴重だと思う。
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