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マイペースで行こう

東京都東久留米市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、20年目に入りました。

言葉について考える

2012-08-22 12:52:43 | 最近の読書
今期は、「聖書解釈1」を履修しています。
旧カリキュラムでは「日本語」と呼ばれていたとおり、まず言葉への意識を深めるねらいがあります。
日常で使っている日本語の表現でも、いざ説明を求められると、分かりやすくまとめられないもどかしさを感じます。
言葉を適切に用いるって、本当に難しい。

さて、この夏の課題のために「日本語練習帳」(大野晋著 岩波新書)を読みました。
本文では...
「のである」や「のだ」を極力使わないようにする。
「が、」を避ける。
...というような具体的な指摘もありました。
私は一文を長くしてしまう癖があるので、文章を書く時に気をつけたいところです。

あと、神学校の課題とは関係なく、この本を読みました。



「『ひらがな』で話す技術」(西任暁子著 サンマーク出版)

こちらは話す場合のことを想定しています。
相手に伝わる話し方の秘訣が紹介されていて、自分の話し方を考えさせられる内容でした。
今回得た理解をもとに、あらためて自分の話し方も意識していきたいと思います。

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三位一体

2012-08-02 20:56:04 | 最近の読書
今日の仕事を終えて帰宅。
その時間、ちょうど西の空がきれいでした。




さて、話は変わりますが...
宣教学のクラスの課題図書「宣教学入門」を読み始めました。
三位一体の神と宣教との関係性という視点で論じられているようです。
課題図書であるので読むのはもちろんですが、個人的にも興味があります。
宣教の実りは、健全な神学によって裏付けられるものだと思います。


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どのような人が

2012-06-15 13:12:55 | 最近の読書
本を紹介して頂きました。

「小さき者からの光」 ジャン・バニエ 著 あめんどう
この本を読んでいて、私の心に留まった部分を記録しておきたいと思います。

「現代の社会では、父性的な側面以外に、牧者という役割を再発見することも非常に重要です。ここで言う牧者とは、私たちが弱いときに配慮してくれ、支えてくれる人、また私たちの内面を深く探り、私たちのもてる力を洞察し、より成長できるように励ましてくれる人のことです。もし、そこにダブル・メッセージがなければ、そのような牧者や父親に、私たちは自発的に従っていくでしょう。逆に、もしそこにダブル・メッセージが見られるなら、すべては偽善となり、不毛の関係に終わるでしょう。
どのような人が良い牧者になれるのでしょうか。やはり、他者からよくケアされることを心得ている者のみが、良い牧者になれると私は考えます。つまり、自分自身も助けられ、援助を受け入れることのできる人だけが、他者をよく助けることができると思うのです。」60ページ


以前の牧会学のクラスで、「牧会における一貫性の大切さ」を教えて頂いたこととも重なりました。
また、ことばの重みや大切さという点では、聖書解釈のクラスで考えさせられていることにも通じます。

まだきちんとした自分の文章にまとめることができていませんが、今の私にとって牧会を考える一助となっています。
良き理解者の存在や援助者の助けという恩恵を受けて今の自分があるということを忘れずに、自分自身の内面と他者に向き合おうと思います。


さて、今日も写真を添えておきます。
道路に面している側の教会の庭の紫陽花も色づきました。





鉢植えのラベンダーとエリゲロンも元気です。





レモンバームも伸びています。


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三角形

2011-01-18 22:50:21 | 最近の読書
今日は、免許更新のため府中試験場に行って来ました。
心配していた視力もクリアできて、ホッとしました。
ここ数年、以前と比べると視力が落ちてます。

事務上の手続きを終えて、講習まで随分待ち時間がありました。
ちょうど、昨日お茶の水のCLCで買った本を持ってたので、読書の時間に。
「牧会者の神学」です。
以前、牧会学の講義で紹介された本で、最近友人の牧師と話題にもなりました。
その序文で、牧会上の重要な3つの働きを三角形の角に見立てるイメージが紹介されています。
その3つの角は、祈りと聖書と霊的導きということです。
3つの線は、説教、教育、事務的働きとのこと。
3本の線が三角形として成り立つためには、相互に適切な角度が必要です。
・・・というようなところが導入です。
これから味わいながら、ゆっくり読んでいきます。

夕方は、ベストライフを訪問。
M先生にお届けものをして、しばらくお話をしました。
最後に二人で心を合わせて祈りをささげ、退出。
施設長さんからのお話も伺って、施設を後にしました。
最近、老いと牧会について考える機会が多いです。

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クオリティ

2010-09-04 22:06:42 | 最近の読書
牧会学の講義で紹介された本の一つです。



タイトルが印象的です。
信仰者、牧会者の見落としがちな視点を提示してくれる本です。
信仰の質が問われています。
自らの信仰と牧会を点検し、確認する助けになると思います。
いつか直接この先生のお話を聞いてみたいと思っています。

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