広告会社に勤める冰冰(楊千[女華])は、ある晩バーで知り合った
臨床心理医・V仔(任賢齊)といい雰囲気になるが
V仔は冰冰の胸にしこりがあることを発見。
検査の結果、乳癌であることを告げられた冰冰は、大きな衝撃を受ける。
片方の乳房を失うことで、もう男性は誰も自分を愛してくれない、
結婚のチャンスもなくなったと思いつめた冰冰は、
ありとあらゆる民間療法を試すが、どれも失敗。
自暴自棄になる彼女を、V仔は何かと励まし、心の支えになろうとする。
そんなことがある一方で、冰冰はとても綺麗な声を持つ
恥ずかしがりやな少年(側田)と出会い、
彼を励まし、歌謡コンクールに参加させようとする。
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乳癌がテーマですが、そこは香港映画。
悲壮感のない、明るい雰囲気のラブコメ風に仕上げられていました。
私は香港映画というと、それだけで点が甘くなってしまうので
実際、同じ病気を抱えた人が見たら、どう思うのかはナゾなんですけど
勝気で自由気ままなバリキャリだった冰冰が、
一時は自殺まで考えるほどの無気力感にうちひしがれる様、
そして、周囲の助けで現実を受け入れ、人間的に成長し強く生きる様が
きっちり描かれていたので、重いテーマにもかかわらず
笑いを誘う場面が多くても嫌な感じはしませんでした。
楊千[女華]といえばドタバタお転婆娘的コメディというイメージでしたが
冰冰の感情の起伏を上手く演じていて、手術室に向かうシーンでは
ジーンとくるものがありました。
可愛いんだけど同じようなパターンの映画ばかりだった彼女の今後に期待
冰冰を励ます、不真面目でおおらかな性格の医師が
任賢齊だったところもよかった!やっぱりイイね、この人♪
決して二枚目ではないけど、優しいお兄さんといった雰囲気のなかで
時折見せる男気が何とも頼もしいし、彼のコミカルな演技には
なんだか和んでしまうので、ハマリ役だったと思います。
そして、楽しみにしていた側田ですが、ちょこっとしが出てなくて残念><
劇中何度も流れる歌にはきゅ~んでしたが、
肝心のセリフが棒読みに近かったから仕方ないか・・・
けど、その棒読みを
『「自分に自信がもてない、極端な恥ずかしがり屋」という役柄を表現できててよかよか~♪』
と思ったのは、単に私のヒイキ目か?(笑)
いいじゃな~い、ひいき目で!
そうそう「リッチー・レン」名前が分かってホットしてます。
この方「サメの需要がなくなれば絶滅の危機が・・・」とCMしてる人だ~!!
思えば、他の映画でも見かけた記憶がっ
私ってホント・・・バカかも~。
いい訳だが、英語名と中国名、香港名そして日本語名(カタカナ読み)それぞれ色々あってどれで覚えたらいいのかわからん!
結局、カタカナ読みで覚える。
中国語は漢字とピンインじゃないと覚えられないんだけど、名前と地名になると、ど~も苦手。
他ではけっこう酷評されてんのよね・・・><
M字ハゲ説が出てから「キモイ」とか言われてるし・・・凹むわ~
中華系俳優の名前、いろいろあるからややこしいよね~。
私は特に好きな人以外は「漢字+英語名(カタカナ読み)」しか覚えてないよ。
脳の容量がついてかないからさっ
今後はさくっと分かってもらえるようカタカナ読みも書くわね♪
わ、これまたぜひ見てみたい映画と思いました!
重めな題材なのに、軽くコメディ風にしてあるというのがいいです~。
香港て、そういうのがとても上手ですね。
しかし、ハゲたっていいじゃないかー!!(涙)
「キモイ」だなんて(涙涙涙)
あと、演技は技術じゃないですよね。
心なんだわっっ
側田くんてごめんなさい、私知らないのですけど(←ダメダメ)きっと丁寧に台詞を言っていたに違いないなぁと思いました
ふだん側田について相方からボロクソ言われてるので
と~っても感激!なんですけど
側田は今年「30歳」なのに「童顔」、でもって「M字+頭頂部ハゲ」という
アンバランスなキャラゆえ「キモイ」といわれてしまうのでございます・・・><
でも!私は世間に負けません!(笑)
大好きだ!側田
この作品、とても香港らしい作品で武田さまにもオススメなんですけど
日本公開はたぶんナシ・・・DVD化も???なんです。
しかし!いつかDVD化されたらぜひぜひ見てくださいねん♪