★口福厨房★

中国エンタメ☆うちごはん☆日々のできごと

香港☆2日目

2006年05月30日 | 香港之旅
日頃の行いが善いからか、2日目はスカッ晴れ

出掛ける前にフロントで「アフタヌーンティー」の予約をお願いする。
広東語で言ったので広東語で返ってくると思いきや「英語」・・・。
英語担当の同行者・hijiriんのナイスフォローで無事、予約を入れてもらえたものの
まだまだだな・・・アタシ

朝粥をいただいた後、尖沙咀プロムナードの一角にある
星光大道(アベニュー・オブ・スターズ)に行ってまいりました。
香港4回目にして初めてです
お目当てはもちろん「華仔のサイン&手形」

手を合わせて写真を撮りました感動!(バカ)
右はトニーさんです。インファナルコンビは隣同士に並んでました。

スターフェリーで香港島・中環へ。

左:香港の代名詞、香港人の足、スターフェリー。
  クーラーは無いけれど海風が気持ちいい、2.2HK$(約40円)の短い船旅。
右:セーラーマン。制服はカワイイけど全員、いい歳のおっちゃん(笑)
  しかし!このおっちゃん、実はものすごいタフガイ!
  フェリーから投げられたロープを、長い熊手のような器具で引っ掛け、
  腕力で埠頭に引き寄せて接岸させるのです!たくますぃ~


左:有名なヒルサイドエスカレーター。高低差135m、全長約800m。
  急勾配を自力で登らなくていいのがありがたいけど『下り』はありましぇん><
中:エスカレーターから見た結志街。ごちゃごちゃ感がいかにも香港!
右:市場です。この雰囲気いいでしょう♪こういう下町が好きです。味があって。

左:上半身裸でお米を配達するお兄ちゃんたち。坂道での作業に汗びっしょりでした
右:結婚写真を撮るカップルに遭遇。お幸せに~っ

お昼は香港で最も由緒ある老舗飲茶レストランのひとつ「陸羽茶室」へ。
ここは昔からの常連客が多いので、ウエイターのおっちゃん達も一見、
「観光客なんぞ歓迎せんぞ」という無愛想な顔をしてるんですが、
実はけっこう親切(笑)


お経と見紛う漢字だらけのオーダー用紙に希望数を書き入れて注文するのですが
外国人と分かると、つきっきりで「これがウマイぞ!」と世話を焼いてくれ、
ポットのお茶が切れてないか、こまめにチェックしてくれます。
飲茶としては割高なほうですけど、点心は文句なくおいしいし
高い天井に扇風機が回っていて、マホガニーの調度品で統一された
クラシックで重厚な雰囲気がたまりません。


夜は、灣仔にある地元の人達が集まる小さな海鮮料理店「喜記」へ。
少し入り難い感じですが、入ってしまえば庶民的かつアットホームな雰囲気で
店員さんたちも愛想がよく親切&お値段も良心的!
外も店内も訪れた明星の写真とサインでいっぱいで、さすが別名「明星レストラン」

左:中段の右端と真ん中が華仔です

避風塘瀬尿蝦(揚げたシャコの大蒜炒め)は、シャコの殻を剥くのが面倒なんですが
足と腹の部分はそのまま齧り付くと香ばしいサクサク感があって
しゃべるのも忘れて食べるほど美味(笑)
「華仔もコレを食べたかも♪」と思うとさらにシアワセな気分になりました

香港☆1日目

2006年05月29日 | 香港之旅
4時間のフライトで、どんよりと曇った香港に到着。
飛行機を降りると超蒸し暑く、湿気をたっぷり含んだ空気が重い!重い!
『低温のサウナ』にいる感じで、ややゲンナリしたものの
気をとりなおし、ホテルに向かうため、的士に乗る。

前回はホテル名を言っても、まったく分かってもらえなかったのですが
私:「しーげい。むごい ほい へいろいだんざうでぃん!」
運:「オーゲー あ!」
やった~☆通じた♪
無事、ホテルに到着して第一リベンジ終了。(おおげさ ^_^;)

しかし、夏の香港の冷房はスゴイっす。
ホテルに入ったとたん、冷蔵庫の如く冷えてました。
お店に入っても同じで、外との気温差が激しく体調管理が大変です。
チェックイン後、すぐ飲茶に行ったんですが
体が湿度に慣れないのか食欲が出なくて、ほとんど食べられませんでした。

駅に向かうとカワイイ看板が。
以前からあったのかな?気がつかなかったよ~。

左:3歳以上の子供か、この看板の身長を超える子供は切符が必要になります
  というMTR(地下鉄)の看板。
右:香港⇔廣州を結ぶKCR(九廣鉄道)の手荷物規格。
  れ、冷蔵庫を電車で運ぶの!?
2枚とも分かりやすくてイイね♪

油麻地までMTRで移動。
仏具、風水用具、台所用品、金物、中国式の婚礼用品を扱う店がずらりと並ぶ上海街は
老舗が多く、時が止まったような昔ながらの下町風情を残しています。
香港の庶民の生活の一部を垣間見ることができるので、いつも寄ってしまう場所。


左:赤と金がベースのド派手な仏具&線香は「大往生でオメデトウ!」という感じ(不謹慎?)
右:セイロで有名な「明生」。1個欲しいと思いつつ、持って帰るのが・・・ね><

尖沙咀とは違い、このあたりは英語も「数字」くらいしか通じないのですが
個人商店や問屋さんが多いので、同じものでも尖沙咀より安いんです。
布地や乾物など「量り売り」のものを買うのには苦労しましたが
無事にGETできて『ほっ』 

歩いていると頭に水滴が落ちてきて、何度も「ん?雨か?」と思いましたが
エアコンの室外機から水が落ちてきているのです。
ぽつりぽつりが多くなってきたので「ったく、もう!」とムカついてたら
今度は本当に雨
雨期の入り口の香港。滞在中ずっと雨だったらどうしよ~
と、初日から不安になったのでした。

我聴日去香港!

2006年05月23日 | Weblog
んごぉ てんやっと ほい ほんごん!ということで
明日から4日間、香港に行ってきま~す^^。
その間、ココはお休みしますが
帰国後、写真&土産話をUPする予定なので
のぞいてやってくださいね

早くも梅雨入りなのか、すっきりしない天気が多く
気温も安定しない毎日ですが、体調を崩されませんよう
皆さんお元気でお過ごしくださいね。
では、またお会いしましょう!

いってまいりま~す

MP3プレーヤー

2006年05月21日 | Weblog

すごーく興味はあったものの、
デジタル機器に弱いので使いこなせる自信がなかったMP3プレーヤー。
でも、ボイス録音機能が付いていることを知って
自分の広東語の発音を確かめるのにも、かなり便利なことに気がつき
やっぱり欲すぃーよー!!

この分野ではipodが代名詞、私も『白いイヤホン』には憧れるものの
なんつっても高い・・・T_T
そんな中、見つけたのがmade in KoreaのAVIT F4

『私、F4迷です!!』と、宣言してるようなデザインにウケて
購入しちゃいました。(どんな理由だよ!(笑))

512MBと容量少な目ですけど、それでも150曲くらいは入るらしいし
大容量持ってても管理するの大変そうだから、私には充分。

心配してた取り込みも超簡単だったし、音質もクリアでびっくりでした。
512MBって普通10,000円くらいするのに、これで6,980円は安いよね♪

語楽紀行~旅する広東語

2006年05月20日 | 中華的日々
表紙のお兄ちゃんはナビゲーターの翟兆麟(チャッ・シウロン)くん

6~7月に教育テレビで放送される
語楽紀行~旅する広東語のテキストを買いました。
値段が安いので、内容はあんまり期待してなかったんですけど
キーフレーズとその応用、文法の解説と、なかなか充実していました。
写真やコラムも豊富で、読み物としても面白く
「香港」という独特な世界に引き込まれてしまいます。

以前やってたタイ、インドネシア、ベトナム編は
ちょこちょこ見てたんですけど
ひたすら語学のお勉強スタイルではなく
現地ロケずくめで、文化も学べるようになってるので興味深いですよね。

広東語では香港のどこが出てくるのかな? 愉しみだわ~
たった5分だけど、自分の勉強している語学の番組があるって嬉しいものですね。
うふふふふー♪♪

愕然。。。

2006年05月18日 | 中華的日々
前回より少しでも多く広東語を話すべく
旅で使うであろうフレーズと単語の、暗記&発音練習に精を出していたのですが
自分が話すことばかりに気を取られていて
会話のキャッチボールに必要不可欠なヒアリングのほうを
すっかり忘れてました((((( ∇|||)…。

今日は思い切って「中国語字幕」をOFFにして香港映画を見たんですが、
字幕がないと8割くらい分からない…(((( ;゜д゜)))
知らない単語やフレーズがけっこう含まれてるとはいえ
コレはひどいな~

けっきょく、今まで耳を慣らそうと見てきた香港映画って
中途半端に知識がある「中国語の字幕」ばかり目で追っていて
耳のほうはおろそかになってたってことなのね・・・。
まだまだ広東語への道のりは長いことを実感。

24日の香港行きまでもう数日しかない・・・出来る限り耳を鍛えねば~っ!!

一件落着♪

2006年05月17日 | Weblog
昨日に引き続きドレスコードですが、「浮きたくない!」という一心から
図書館に出掛けてマナーブック、読んでまいりました。(必死(笑))

が!やはり、コレがスマカジだ!という具体例はなく
「ワンピースかスーツが無難」としか書いてありませんでした~><
「カジュアル=ラフな格好」なのに「スマート」がつくと
なんか急に畏まった感じになるのね・・・。

荷物増えるのヤだな~、と思いながら、ついでに香港関連の本を眺めてたら、
幸運にもペニンシュラの支配人のインタビューが!
「そんなにビシッとキメてこなくてもいいんです。
でも、ジーンズにスニーカーは困ります」とあった。

その記事には「ラウンジの写真」も載っていたので
西洋人のマダムの服装に目を凝らすと、
サマーセーターやノースリーブシャツ・・・

メインダイニングのディナーではなく、ラウンジで「お茶」なので
あまりにも汚くない限りラフな格好でもいいんですね。
文字通りカジュアル過ぎず、スマート過ぎずということで
普段着よりもちょっとお洒落っぽく見える格好であれば無問題のようです。

スカート&バックストラップの靴で臨むコトに決めました。
これで優雅な雰囲気に溶け込めそうでーす

How to dress?

2006年05月16日 | Weblog
ココ↑が問題(?)のラウンジ。

香港行きが来週に迫ってきたので、準備を始めたのですが、
洋服選びで行き詰まってます><

パティスリーシェフの腕がいいコトで有名な5つ星ホテルで
afternoon-teaでもしよっか~となり、わ~い♪と能天気に浮かれてたんですけど
私もいい歳なので『ドレスコード』というモノの存在を思い出したのです。

前回は冬だったので、さすがに小汚い格好なんてしてなくて
そのへん全然気にならなかったんですけど
今回は気温30度前後・湿度80%以上とゆ~夏の香港。
いったいどんな格好をしていけば、門前払いにならないのか調べてみると

スマートカジュアル
『カジュアル』は分かるけど『スマート』って何ですのんっ
日頃、『よれよれカジュアル』で過ごしてる庶民の私には意味不明。

ジーンズ・短パン・Tシャツ(タンクトップ)
スニーカー・爪先の開いたサンダルはNG


・・・え それだけ???
そのくらいは知ってるよ!もっと具体的に教えてくれ~っ
私だけカジュアル過ぎたとか、張り切りすぎた格好とかで
浮いちゃうのはヤなんだよーっ><
うーーーん、困った

美しい夜、残酷な朝~Three Monsters

2006年05月14日 | 電影
公式サイトはコチラ

イ・ビョンホンとハセキョーの共演作だと思い込んでいたのですが、
三池崇史、パク・チャヌク、陳果(フルーツ・チャン)監督による
短編オムニバス映画だったのですね~。陳果作品を見たくて借りました。

三作品とも映像は美しかったんですが、
ストーリーは、人間の深い欲望に迫る非日常的で深層心理を突く内容。
芸術グログロ作品なので、見ていて何度か顔が引きつりました・・・。

【CUT~割愛:韓国編】
誰もが羨む成功を手にした映画監督・ジホ(イ・ビョンホン)が帰宅すると、
見知らぬ男(イム・ウォニ)が妻(カン・ヘギョン)を人質にしていた。
男に究極の選択を迫られていく中で、ジホは隠していた素顔をさらけだしていく。

清く正しく見える人でも心の奥底には、憎悪を押し隠していて、
追い詰められると本性がが露出されるということを
改めて思い知らされました。結局、自分が一番大事なのよね・・・。
犯人の復讐劇が理不尽で、展開もハチャメチャ気味でしたが
犯人以外のキャストが皆、縛られて動けないという、
制約のある設定が面白く、意欲的な作品だと思いました。

-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----*----*-----*-----

【BOX~箱:日本編】
哀しみをたたえた若き女流作家(長谷川京子)の隠された過去。
その謎の鍵を握る男(渡部篤郎)が夢から現われ、
幻と現実が交錯する悲劇に巻き込まれてゆく。

夢か現実かが分からぬまま混沌としたペースで
主人公の過去に秘められた悲劇を紐解いていくのですが
単調で面白みがなく、結末も「?」でした。
色調が青で統一され、静かではりつめるような空気感が演出されていて
視覚的に美しかっただけに、ストーリーの弱さがイタイ・・・。

-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----*----*-----*-----

【dunplings~餃子:香港編】
夫(梁家輝:レオン・カーフェイ)の愛と衰えた美貌を取り戻すため、
謎の女メイ(白霊:バイ・リン)が作る禁断の餃子を口にした
元女優のリー(楊千[女華]:ミリアム・ヨン)。
恐ろしい中身を知った日から、永遠の悪夢が始まる。

餃子の中身は、香港ホラー映画のお約束のアレ(笑)
察しがつくと思いますが、常規を逸した恐ろしいブツです。
そうと判っていながらも、いつまでも美を保ちたいという欲望から
内面が壊れていく主人公の姿に薄ら寒い想いがしました。
つねに『香港の現在』を撮りつづけてきた陳果だけに
現実にありえそうで、  『八仙飯店之○○饅頭』も実話だったしね~
グロテスクな恐怖感は三作品の中でダントツでした。

中国の小さな古鎮

2006年05月12日 | 讀本

この本は、今まであまり知られてなかった中国の古鎮(=古い町)を
取り上げたもの。
まるで実存する架空の世界のような雰囲気を持つ町の空気が
オールカラーの写真と文章で、ありのままに伝わってくる
かわいくて贅沢なビジュアルブックです。

どれも千年単位の歴史を持つ町は
ノスタルジックというより、タイムスリップという感じに近いんですが
単に風景を切り出してきた写真とは一線も二線も画しているのは
「世界遺産?それがどうしたの?」って感じで
昔ながらの街並みでふつうに生活をしている人々の
自然な姿を写しているからなのかも。

すさまじいスピードで進歩を遂げている中国の都市部においては
古き良き姿はどんどん消えてなくなっているにもかかわらず
それでも時が止まったかのような町があるという事実に
今すぐにでも行ってみたい!って思ってしまったんですけど
なかには、宿泊施設や食堂のない場所もあるので個人旅行は
ちょっと難しいだろうな~><

『私のとっておき プチマニアックな旅の本』というシリーズの
第1回配本で発刊されたのですが
第3回の配本は『女の子のための台湾穴場案内(仮)』だそうで楽しみ♪
絶対、買うぞ~!