★口福厨房★

中国エンタメ☆うちごはん☆日々のできごと

玲玲の電影日記~梦影童年

2006年07月06日 | 電影
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映画を観ることを唯一の楽しみに北京で働く青年ダービン(夏雨)は、
ある日、自転車で転んだ拍子に見知らぬ若い女に頭を殴られてしまう。
警察に連行されたその女は、あろうことか金魚の世話をダービンに託し
部屋の鍵を手渡す。やむを得ず向かった部屋で目にしたのは、
壁一面を覆う映画のポスターやスターのピンナップ、そして一冊のノート。
どうやら彼女の日記らしいが、ページを繰るうちにダービンにとって
懐かしい風景が甦るのだった…。

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中国好きの私は、『文革前後の厳しい時代+家族愛』という映画に滅法弱い。
このテーマはいやが上にも人生の厳しさ、やるせなさを連想させるけれど
主人公は貧困や差別に負けることなく、前を向いて生きていく。
その姿に、私の涙腺は8割がたゆるみ、これだけで胸がいっぱい。

なのに、その上、『映画』を軸にした作品なので、
劇中に日本未公開の古い中国映画が散りばめられ
往年の大明星・ 周[王旋](チョウ・シュアン)の天使の歌声と清純な笑顔を
映し出す。これまた映画好きには新鮮で、とことん弱い。

野外映画が唯一にして最大の娯楽だった時代だけに、
登場人物の全てが『映画好き』で
眠らずして『夢の世界』に連れて行ってくれる映画に
目を輝かせ、食い入るようにスクリーンを見つめている姿を見ると
改めて「映画っていいもんだな」と感じさせられました。

ただ、子供時代のエピソードが長いので、主演であるはずの夏雨の
出番が少なかったのが残念・・・でしたが
夏雨の少年時代を演じた子役があまりにも夏雨似だったのはツボ!
人口が多いとはいえ、よく探してくるよな~(感心)


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご覧になられたのですね♪ (武田)
2006-07-07 08:01:21
おはようございます。

わぁ、ご覧になったのですね。

あ、やはり胸いっぱいになるお話みたいで・・

私も早く観たいです。



>往年の大明星・ 周[王旋](チョウ・シュアン)

う、まったく知らなかったです。

ああ、早く観たい・・・。
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>武田さま♪ (kinky)
2006-07-07 16:08:06
ちょっと設定がアマイところはあるものの

素朴で、やさしさがあふれる作品だったので

あんまり気になりませんでした。

それよりも劇中に挿入される映画が、有名だったり

歴史的に重要な未公開作品ばかりなので「おお!」っと感動しっぱなし。

映画や中国史に詳しい武田さまなら、私よりもっと楽しめると思いますよー



周[王旋](チョウ・シュアン)は私も写真(絵かも・・・。)でしか

知らなかったのですが、昔の女優さんだけに超美

ちょっとヤられました(笑)
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感動でした (hijiri66)
2006-07-09 22:00:17
唐突な始まりに唖然としているうちに

どんどんはまっちゃいますね~

一番面白かったのは

やっぱ「鉄道遊撃隊」でしたけど(笑)

最後の「えーーーそういうオチ?!」

にはちょっと泣きそうでした。

あの映画館はなかなかツボですね。

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>hijiriん♪ (kinky)
2006-07-11 12:18:52
私も、最初んところは「打ちドコロによっては死ぬじゃん」と

少々驚きだったんですけど

エピソード部分はノスタルジック、オチも意外にハッピーで

中国映画も変わりつつあるのかしら?って感じでしたね。

 (少々、暗さはあるもののオチまでガガーン!じゃなかったっすもんね!)

文革とか中国近代史を知らないとちょっとキビシイ映画かも

と思ったんですけど、hijiriんも楽しんでくれたみたいで

『ほっ』ですー♪
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