台湾や香港の開胃菜(=かいうぇいつぁい=前菜)。
台湾語では『[虫内]仔=らーあー』あるいは『鹹[虫内]仔=ぎゃむらーあー』
広東語では『鹹蛤仔=はむがっぷちゃい』と言われてます。
本当はシジミで作るのですが、むこうの大粒なシジミと違って
日本のモノは小さいので、旬のあさりで作ってみました。
さっと湯通ししただけのあさりの身はぷるぷる。
ピリ辛のタレをほどよく吸収していて絶品です!
おかずというより、酒の肴なんですけど
酒飲みじゃなくても、海鮮好きな日本人には堪らん味。
少し開いた殻に指を突っ込んでこじ開け、直接口に持っていって
ちゅるっと吸い込むようにいただくので
上品に気取っていられないのが難点ですけど
お店じゃなく、ウチで食べるんだからど~でもいいかっ
+材料(4人分)+
殻つきあさり・・・500gくらい
漬けタレ
にんにく(みじん切り)・・・2片分
万能ねぎ・・・1/2本
唐辛子・・・2~3本
さとう・・・大さじ1
酢・・・小さじ1
しょうゆ・・・100cc
紹興酒・・・50cc
あさりの茹で汁・・・400cc
1、あさりは砂抜きしてから、流水でこすりながら殻の表面の汚れをしっかり取る。
2、鍋にあさりを重ならないように並べ入れ、水450~500ccを注ぐ。
あさりが常に水に浸かっているように鍋を動かしながら
弱火でゆっくり茹でる。 鍋が小さい場合は2度に分ける
3、あさりの口が2~3ミリ開いたものから、順に取り出す。茹で汁はとっておく
4、タレの材料をジッパー付きポリ袋に合わせ、あさりの粗熱が取れたら漬けて
冷蔵庫で半日~1日おく。冷蔵庫で2~3日保存可。
最大のポイントはあさりの洗い方。
不十分だとタレの味が落ちるので、しつこくしっかり洗いましょう!