★口福厨房★

中国エンタメ☆うちごはん☆日々のできごと

ジス・イズ・ホンコン~This is Hong Kong

2006年07月20日 | 讀本
詳細はコチラ

この『This is~』シリーズは50年ほど前に出版された
『子供のための旅行絵本』らしいのですが、絵本とあなどるなかれ!
ヴィヴィットでスタイリッシュなイラスト集といった感じで
大人が見ても十分楽しいんです



店頭で偶然見つけて、「絵本で香港て・・・めずらしい~」
と思って何気なくページをめくってみたんですけど
60年代の花様年華な『英国領・香港』がカラフルで緻密に描かれていて
実に素晴らしい!!一発で魅せられてしまいました。

このシリーズ、18作あるらしんですけど全部欲しいなぁ
9月20日まで「ジス・イズ・キャンペーン」をやっていて
5冊買うと1冊、8冊なら2冊もらえるらしいしっ♪

流学日記~20の国を流れたハタチの学生

2006年06月08日 | 讀本
詳細はコチラから→『流学日記』

何の不満があるわけでもない毎日を過ごすうち、
それに流されていくのが怖くなって旅に出た大学生が
20カ国を放浪、各国で様々な活動に参加し、日々感じたことを綴ったエッセイです。
ここまでやるかと思うぐらいメチャクチャなところもありますが(笑)
エネルギーに満ちてて、触発される一冊でした。

『やってみたい』と思うことがあっても、色んなこと考えて、
あきらめたコトが少なくない私。
けど、あきらめた自分がバカに思えました。
人生は一度きり。
やってみたいって思ったコトは、やってみればいいんだと教えられましたよ。

『若いっていいわね~』って感じの軽い気持ちで読み始めたのですが
この本を読み終えた後は、『おばちゃんやゆーて、負けてられへん!』という
対抗心のようなもの(?)がむくむくと湧き上がりました(笑)
今、持ってる『夢』は絶対『カタチ』にするぞ~っ!

何か新しいことを始めたいという人には、おすすめの1冊でーす♪

著者はこの本の収益でアフガニスタンに学校を作ったそうです(エライ!)
その過程が書かれた
『こうして僕らはアフガニスタンに学校をつくった』もあわせてオススメ!

中国の小さな古鎮

2006年05月12日 | 讀本

この本は、今まであまり知られてなかった中国の古鎮(=古い町)を
取り上げたもの。
まるで実存する架空の世界のような雰囲気を持つ町の空気が
オールカラーの写真と文章で、ありのままに伝わってくる
かわいくて贅沢なビジュアルブックです。

どれも千年単位の歴史を持つ町は
ノスタルジックというより、タイムスリップという感じに近いんですが
単に風景を切り出してきた写真とは一線も二線も画しているのは
「世界遺産?それがどうしたの?」って感じで
昔ながらの街並みでふつうに生活をしている人々の
自然な姿を写しているからなのかも。

すさまじいスピードで進歩を遂げている中国の都市部においては
古き良き姿はどんどん消えてなくなっているにもかかわらず
それでも時が止まったかのような町があるという事実に
今すぐにでも行ってみたい!って思ってしまったんですけど
なかには、宿泊施設や食堂のない場所もあるので個人旅行は
ちょっと難しいだろうな~><

『私のとっておき プチマニアックな旅の本』というシリーズの
第1回配本で発刊されたのですが
第3回の配本は『女の子のための台湾穴場案内(仮)』だそうで楽しみ♪
絶対、買うぞ~!

物乞う仏陀

2006年04月06日 | 讀本
物乞う仏陀

文藝春秋

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著者・石井光太さんのサイトはコチラ

著者はアジア地域を旅するなかで、
なぜこんなにも障害者たちが多いのかという疑問から、
社会の底辺におかれた生活者達の中に入り込みます。
旅行者では見ることの出来ないアジアの裏側、に興味を持ったので
図書館で借りてきたのですが・・・。

「貧困・無教育」がもたらす無限のループは想像をはるかに越えていて
読み進めていくうちにどうしようもない気持ちにさせられました。
特に衝撃的だったのはインドのムンバイ。
一人前の乞食にするために、誘拐されたあげくに手足を切り取られる子どもたち。
あまりにも救いようがなくて呆然としました。

しかし、そんな悲惨な状況でも彼らは普通に日々を生きている
ということにも驚かされました。
教育も何もなく、あるのは障害と貧困だけという、
普通の仕事を得る事が難しい人にとっては、物乞いも立派な仕事。
彼らは物乞いという仕事をして、稼いだ金を生活に使い、酒に使い、
家族のために使う。他の人々となんら変わらないのですよ。

ある少年は弟に教育を受けさせるため進んで物乞いをしています。
家族を思いやる気持ちは、むしろ私のほうが彼らから
学ばなければいけないのかもしれません。

世の中は臭いものには蓋をする。
嫌なものや苦痛なものは、見なかったことにし、なかったことにする。
しかし、避けることなく向かい合わなければならないんだ、と
考えさせられる1冊でした。

中国、なんですかそれは?

2006年02月01日 | 讀本
中国、なんですかそれは?

旅行人

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中国・南昌に留学→日本語教師として延安に赴任
という中国好きなら垂涎の経歴を持つ、漫画家・小田 空さんの新刊。
ところ変われば品変わる、といった中国の「なんじゃこりゃ!」なモノや習慣を
面白おかしく教えてくれる本です。

中国語をやっているヒトなら、言語変われば名前でさえも意味が変わる
「ベンとダニエル兄弟」のエピソードに爆笑間違いなし!(笑)
ちょっとネタバレしちゃいますが
兄はベン→ben(4声)→笨、
弟はダニエルなので通称ダン→dan(4声)→蛋
二人を合わせると『笨蛋』、マヌケ野郎という意味になっちゃうんですね
ひ~っ かわいそうなベン&ダン!だけどオカシイ!

こんな感じで、全編面白中国語講座とこぼれ話的な内容なんですが
中国語をやっていないヒトでも、充分に楽しめます。
内容も面白いんですが、1フレーズに情報がそんなに詰め込めるのかと思うほど
詰め込んである独特の文章。それでいて難しくなく、面白いんですから~っ!
小田さんの前著である中国ド田舎滞在記→『中国の思う壺』上巻下巻 も

知的(?)な休日

2006年01月08日 | 讀本
ウチは近くに伊勢神宮があるので、1~2月の週末は初詣渋滞で
気軽にお買い物にも出られません。
行きはよいよい、ですが帰りが一苦労なのでね・・・><
とゆ~ワケでせっかくの3連休もウチに閉じこもって
連休前に買い込んだ本↓を暇にまかせて読んでます。

日本人と中国人永遠のミゾ~ケンカしないですむ方法
日本人は永遠に中国人を理解できない
異色ルポ 中国・繁栄の裏側―内陸から見た「中華世界」の真実
中国農民の反乱~隠された反日の温床

①と②は読了。
2冊とも日本で長く生活している著者が、身近に感じた日本と中国との
ギャップを語るという内容でしたが
日本と中国の国民性の違いがわかりやすく説明されていました。
 (①にはけっこうキッツイ日本批判がありましたが><)

目からウロコなコトもたくさん書かれていましたけど
当然のことながら一般論も含まれているので
こ~ゆ~本を読んですべての中国人をひとくくりに考えるのは
アカンよな~とも思いました。
ひとくちに中国人といっても多民族国家なんだし、
単一民族の日本人だって「清潔好きで礼儀正しい人」ばかりじゃないものね。

My Shanghai 私の美味しい上海

2005年12月22日 | 讀本
My Shanghai 私の美味しい上海

ブルースインターアクションズ

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「香港三大天后」の一人、サンディ・ラム(林憶蓮)が本を出しました!
サンディといえば「歌手=映画俳優」があたりまえの香港で
歌手活動だけを貫く実力派の歌姫。
私も彼女のバラードが大好きなので、どんな本なのか興味津々だったんですけど
タレント本ではなく、意外にもレシピ本!
ま、お母さんでもあるサンディなので、不思議ではないんですけど(笑)

サンディの幼い頃の写真や思い出とともに
小さい頃から食べていたお母さん、おばあちゃんのレシピ。
上海の庶民派食堂や高級レストラン、流行の私房菜の
シェフによるレシピなどが紹介されています。



レシピ本としてはちょっぴりお高めですけど
青椒肉絲や上海風○○といったありきたりなレシピはなし!
日本の中華レシピ本を見るたびに「ま~た載ってるよ・・・><」と
うんざり気味だった私にはかなりイイ感じの本です

本場のレシピだけに手に入りにくい食材や高級食材を使ったものもあるんですけど、
代用素材を見つけてチャレンジしたいと思いまっす

しかし・・・写真があまりにも美味しそうなので上海に行きたくなって困るわ(笑)
仕事で日本⇔上海を往復してる方から
「上海はいいよ~!」って力説されたばっかだしさ・・・

本の中身がコチラでちょっぴり見られます

トニー流 幸せを栽培する方法

2005年12月17日 | 讀本
トニー流 幸せを栽培する方法

ソフトバンク クリエイティブ

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日曜は雪だぞ~!!と天気予報がさんざん脅す(?)ので
どこに行くのも長い坂道を下らなければいけない我が家は大忙し。
道が凍れば、月曜のお昼近くまで外出できないのでスーパーへ行ったり
暇つぶしの材料を求めてレンタルビデオへ。
が!皆考えることは同じ・・・借りたいビデオはすべてレンタル中・・・
ならば本だ!と久々に書店に行ってみると『ダーリンは外国人』シリーズでおなじみの
“ダーリン”ことトニーさんのエッセイがでてるじゃないの~

明日の暇つぶし材料だったのに帰宅後、一気に読んでしまいました。
見識深いトニーさんの「幸せに生きるための哲学」がと~っても面白いうえに
1章ごとにテーマにちなんだ世界のことわざや格言が載ってるのが
言語オタク・トニーさんらしくて、さらに楽しい♪
しかも、これが結構いろいろ考えさせられたり、納得しちゃったりするような言葉なんです。

ワタクシ、実はかなり気が短いので相方に対して日常「キ~ッ!!!!」と
なることも少なくないんですが
『平和そうに暮らしている2人がいれば、そのうちの1人はきっといい人なのだ』
とゆ~【カビル語(!?)のことわざ】を読んで
速攻、相方のイイところを考えて自分のワガママぶりを反省してみたりして(笑)

私が超単純なのかもしれませんが、ココロを穏やかにしてくれる
ハートフル&ピースフルな本です
なんだか疲れちゃったな~とかイライラするいう人には

物欲が刺激されまくり★

2005年10月31日 | 讀本
スーパーマーケットマニア アジア編

講談社

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さらに詳しい内容はコチラ


かつて、ヨーロッパ編を見て「アジアはね~のかよ!」と思っていたら
第二弾が待望のアジア編
ワタクシ、海外に行くとDFSなんぞには目もくれず
スーパーに行ってしまう人なのでこの本も迷わず購入。

アジアの雑貨&日用品は怪しく見えるものもあったりするけど
色使いがカラフルでと~ってもCUTE
全商品を今すぐにでも買いに行きたいわ~!

それに比べて日本は・・・いや、探せばイイ物もあるんだろうな。
日々の生活を潤すためにも次は日本編をお願いしたいわ。

台湾カフェ漫遊

2005年10月08日 | 讀本
台湾カフェ漫遊

エビデンスコーポレーション情報センター出版局

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ちょっと前までは中国と台湾は文化が違う!
みたいに思ってたので、台湾本にはあんまり興味がなかったけど
Vanne落ちしてから変わった私。
台湾に行く予定もないくせに買ってしまう><

台湾といえば茶藝館というイメージだったのでCAFEなんて意外に
感じたけど、若者だけじゃなく老人もCAFEで過ごすんだそうです。
台湾人って珈琲好なんですね、初めて知りました。

「流星花園」で西門が「ここの珈琲が好きでね」とか言ってたのを
大金持ちのボンボンはちょっと違うのね、と思ってた私。
大間違いでした~っ!(恥)

文章だけじゃなく写真が多い本なんですけど
CAFEメニューやスイーツもめちゃくちゃおいしそうだし
どのお店も温かい雰囲気でとってもステキ

香港のにぎやかな(=うるさい)茶餐廳もイイけど
台湾CAFEも優雅でエエな~