ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
以前のブログ名:和色ムーブメント

食王’08

2008年05月28日 | 楽時々益


飲食店向け総合展示会 「 食王’(ショッキング)08 」 に行ってきました。





● ホテル阪急インターナショナル 4F 紫苑の間

■ 日本酒 (28)
■ 焼酎・泡盛 (33)
■ 梅酒 (2)
■ 総合酒類 (5)
■ ワイン・洋酒 (24)
■ 飲料 (20)
■ 食材・調味料 (14)
■ 食材・加工食品 (20)
■ 飲食店支援ツール (16)
■ RTD/ビール (7)
  ※ ( )内は 出店ブース数(社数)





もう何度も行われている業界の展示会ですが、私自身、久しぶりに参加してみて
感じたのは、業者からの提案も含め、業界各社が提案(出品)しているものと末端
の消費者が求めているものに少しズレ(時間差)があるような気がします。
その狭間で今後の飲食店はどう対応すべきか ・・・ という感覚に苛まれました。
( もちろん、全てではありませんので、そう悲観的ではないのですが ・・・ )

飲食業界を取り巻く環境は、昔からの体質かもしれませんが、内外装や設備業者
などにも言えることですが、“店ありき(店というクライアントに対する目線のみ)”
の商売で、一番大事な顧客ニーズや業界を動かすようなトレンドにトライするような
商品・商材の提案(特にソフトのアイデア)が他業界と比較すると少ないと感じます。
( 実質的な買い付けの場でないだけにもっとやれることが ・・・ )

確かに業者は裏方的な位置での事業であり、各社、商売(ビジネス)ですから、
“売れる商品” を提案しなければならないのは事実です。ただ、大手の業者さんの
ブースには、CMで何度も見ている商品がメイン商材、またスーパーなどに普通に
ある商品が当り前のように列を成しています。もうそれは提案や紹介ではなく、
NBブランドの宣伝・広告でしかありません。何度も繰り返し見せる(目につくように
する)ことで一般消費者の購買意欲の高揚にはつながるのかもしれませんが、この
展示会は “飲食店様のために~” が趣旨だったと思います。
( 業者の力関係の誇示や利害関係の開催はお互い金と時間の無駄では ・・・ )

こうした展示会は何のために(最終は誰のために)行われているのか、という
根本的な趣旨にそろそろ目を向けなければ、飲食業界の将来は暗いような気が
します。そして、それに気付いた飲食店関係者は、こうした展示会に出向かなくなる
のではないかという危惧を抱きます。祭りや感謝祭ではない、主催・業者・飲食店、
それぞれに意義のある展示会が求められているのではないでしょうか。
( 最終、顧客満足や感動につながるような提案を求めたい ・・・ )

今回、
この展示会を主催されている 「FOR-RESTホールディングス㈱」 のスタッフの方々
の目線(姿勢よく言葉もハッキリ)や対応(案内や誘導の動き)は素晴らしかったと
感じました。そして、直接の商材ではないはずの 「飲食店支援ツール」 のブースを
広めに取って提供していたことは “飲食店様のために~” が感じられました。





すきっ腹で到着、そのまま会場に入って、日本酒・焼酎・梅酒を次々試飲 ・・・
1時間もしないうちに酔いが回ってきました。ワインブースを素通り?して
POSレジあたりの業者に絡みつつ、ほとんど水着状態でキャンペーンしている
ビールブースのお姉様方と別れを惜しみつつ会場を後にしました。

酒(清酒・焼酎・泡盛)を飲んだせいか、
無性~に旨い焼鳥が食べたくなり、煙にむせぶ福島へ ・・・ 。