安直で簡易な
クラフトが蔓延る世の中
先人の苦労が水の泡
そうは言っても、
逆らえない時代の潮流
いっその事、
流れに乗って突っ走ろうか
ラグの詩
本棚の隅っこ
白いアルバム開けば
戻れる昔あの時
キミがあざとく笑い
斜めに貼ったあの一枚
マーブルな想い出
戻れるものなら ･･･
戻りたい
ラグの詩
時系列が崩壊して
徐々にフェードアウト
昔の記憶が萎む
脳裏にバチっと残ってる
鮮明な記憶でさえも
怪しくなってきた
それよりも何よりも
その残ってる記憶自体が
正しかったかどうか ･･･
人間の記憶ほど
あやふやなものはない
ラグの詩
幸せって、
幸福と不幸の境界線を
どこに引くかで
大きく変わるもの
高みに線を引けば
自ずと、不幸の領域が広がる
低い所に線を引けば
幸福を感じる度合いが増える
幸せって、
そういうものでいいんだよ
ラグの詩
ぞんざいな
物言いをする男がいる
もちろん、
誰に対しても
ぶっきらぼうで荒くたい
だけど、
悪気は1ミリもない
ただ、
世渡りが下手なだけ
生きるのが下手なだけ
そんな男を
好きになる女もいる
極、稀やけど ･･･ 貴重
ラグの詩（男と女の話）
考えて
悩んで
落ち込んで ･･･
ぐるぐる
考えてても
悩んでても
落ち込んでても
仕方ない
ぐるぐる
このループ
行動して
止めるしかない
一周回って
吹っ切れた朝
ラグの詩
今日できることは
今日やってしまおう
そんな熾烈さが不可欠だと
若い頃は思い焦だけ
明日でよいことは
明日ゆっくりやろう
そんな余裕も必要だと
己に言い聞かせる今
人生の時間は有限で
過ぎた月日は戻らないし
時間も増えやしないのに ･･･
今日もやり過ごす
懲りない生き物なんだ
ラグの詩
一つ選ぶ
山ほどある中から
一つ選ぶ
星の数ほどの中から
手探りで掴む
欲しいもの当たるだろうか
まるで、宝くじだね
人生ずっと
こんなでいいのか ･･･
ラグの詩（男の呟き）
来るよ 来るよ
ルミナスイエロー
ラグの詩
2023年の流行色は「やさしさに包まれるイエロー」柔らかな陽だまりを思わせる『ルミナスイエロー』だそうですよ
一年を振り返って
後悔することばかり ･･･
そんな懺悔はいらない
日々、もっと言えば、
その時その時の判断と
行動こそが全てなんだよ
だから、
過去を振り返るより
今、俊敏な判断と行動
それだけ持ってれば
大丈夫なんだよ
全然、あなたは大丈夫！
ラグの詩（応援の詩）
