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和色ムーブメント

シニアになって、今一度「ムーブメント」を感じる旅に出てみようか

雨降り / ラグの写真詩

2023年07月05日 | ラグの写真詩
雨粒が地面を叩き
水溜まりができ始めると
妙に物悲しさを誘う
雨降りというフレーズ

キミの真っ赤な傘
教室の傘立てにポツンと
淡く切ない思い出に
雨降りというフレーズ

バス停でバスを待つ
雨で見えなかったのかな
ボクだけ置いてけぼり
雨降りというフレーズ

今でも時々甦る
降りしきる雨が止まない
あの日あの時 ・・・

ラグの詩


大阪船場 / ラグの詩

2023年07月02日 | ラグの写真詩
商いの色濃い
この街で人々と出会った
個性の塊と出会った

まいど!
儲かってまっか?
・・・ ボチボチでんな
あかん、さっぱりですわ
忙しい。忙しい。帰って ・・・

こんなやり取りと
まるで新喜劇のような
ドタバタは日常茶飯事!

「まいど」で全てがまるっと~
それが、船場の街やった 

ラグの詩

20代の頃、淀屋橋から心斎橋の間、いわゆる大阪の「船場エリア」で過ごした~ この地で、仕事と人間関係をこれでもか!というほど教えられた ・・・ 今思えば、ラグの「青春の門」かな


猫 / ラグの写真詩

2023年06月21日 | ラグの写真詩
俺の目の前を
ゆるり~ゆるり~
優雅に横切ったのは
長毛種の猫だった

どこの飼い猫だろう

ふと、
そんなこと気にしつつ
ハーバーに繋がる
青い路地を闊歩する猫を
目で追った

乳白色のロープで
桟橋に係留されている
カッパーオレンジの
豪華ヨットと猫が見える

甲板に降りた猫は
さも当たり前のように
操舵室に向かう
キャプテンなのか?

この夏、猫は
どこに向かうのだろう

ラグの詩

梅雨入り間近 / ラグの写真詩

2023年05月29日 | ラグの写真詩
旅先で出会った
憂いを帯びた年上の女

遠ざかる列車
指先を気にしながら
寂しげに見送っていた

心の中で、
大丈夫ですか?と
呟く僕の顔を覗き込み
大丈夫だよ!って
微笑みを返してくれた

今、どこで
どうしているのだろう

ふと、
そんなこと思いながら
当時の記憶を辿る男

曇り空
蒸し暑い昼下がりですね。
そろそろ、
梅雨入りかな ・・・

ラグの詩(男と女の話)


言葉って / ラグの写真詩

2023年04月14日 | ラグの写真詩
伝えるために
言葉はあるんだろ
でも、
いくら言葉で伝えても
伝わらないこともある
言葉って無力なのか ・・・

いいや、
キミが使っているのは
言葉じゃなく文字なんだ

メールより手紙
手紙より面と向かって
心の中の思いを
身振り手振り使いながら
熱い言葉で伝えてみて

相手の目を見ながら ・・・

ラグの詩