自民党が本日、東日本大震災の基本法案を決める復興基本法案を
提出し、一方民主党は総理大臣を本部長とした復興対策本部を設置し、
実務を担当する「復興庁」は検討課題にするという方針で対応する予定だが
また、冷戦状態が続くのだろうか。まあー少なくとも現時点での政局では、
現状維持が続くのみで東日本の本格復旧作業は行われていない。5月末をメドに
完成予定の仮設住宅の予定もうやむやにされる可能性が高く、現政府が仕事をし
ているのか疑わしい。阪神淡路のとき2ヶ月後には4万戸は建っていたというのに。
また、現政府は外交・日中韓の首脳会議での会話内容を内閣官房参与の平田オリザ氏が、
「東京電力による放射能汚染水の海への放出は米国の要請によるもの」と
暴露し、そのことを知った民主党・枝野長官が平田氏の口封じをする辺りとんでも
なく杜撰な行動が行われている。
エネルギー問題でもG8サミットで何を発表するのやら?ソフトバンクの孫まさよし
社長がエネルギー問題に関与したのも規模1兆円超の国費簒奪が目当てなのは火を見る
より明らかであるし、新技術のめどもつかないまま自由化されても何を作るか、費用は
幾らか、結果報告を国民に提示するかによっては犯罪の匂いがぷんぷんする。
東日本復興も大事だが国内企業の安定も大事だと思うのだが、それについては何一つ
触れない。
などなど、たった数日でここまで色々やってくれている民主政権に対して、唯一の対抗
組織、谷垣総裁率いる自民党は内閣不信任案提出を渋っている始末。新しい総理の任命、
円滑な財源確保、反勢力の駆逐、東日本復興の実務案などなど、色々あるが、まずは現行
の政権交代だと思うが、このお方は決断力がないのだろうか?
ホントに頼りない方だ。