ここ数日の東電のメルトダウン発言には薄々感づいてはいたが、
2ヶ月後に発表する態度に、民主政権の隠蔽工作と、東電の模索が見え見えで
嫌になる。これで汚染率は上がり、土中と水中の二カ所に展開してしまったが
現時点で穴があいた格納容器に水を流すなんて結局汚染水を増量し、外に垂れ流す
だけなので、格納容器注水口辺りから冷気を送り冷却させるぐらいしか思いつかん。
どちらにしろ、チェルノブイリで10年かけても解決しなかった汚染問題。福島
東部に汚染水浄化装置ができるまで住めないのは確定したようなものか。現状汚染水
に関してはプルトニウム発生前の初期状態なら大阪などで開発されている浄化剤など
で80%の率で解決されるらしいし、他の発電所や、秋田県のクマケン工業(秋田県)
でも汚染水を浄化される液剤を開発しているらしいので片っ端から試さないと。フランス
アレバのt単位、数億の浄化剤を使うより国内の浄化剤をまず試さないと。これは、
民主のみではなく、自民、公明、共産、みんなの党ともうどこの党でもいいので、汚染除去
を推進させないと。フランスアレバに任せるのは後々の憂いになる。
そして気がかりなのはやはり3号機。常々ここでは語っているが、あれは爆発するから。
一号機、二号機の原子炉建屋が一度の爆発で外見は無傷なのに対して三号機は建屋がふっと
んでいる。破損率は、数十倍、拡散率も数倍と考えていいだろうか、加えて 3号機で使用し
ているMOX燃料は通常のウラン燃料と比べ、放射能、とくに中性子が著しく高く、ウラン
燃料より危険度ははるかに高いといわれている。中性子は金属やコンクリートでも簡単に
通り抜ける。どちらも限りない汚染率を確定し最悪の事態が予想されているが・・・もう
語るのも嫌になるくらい危険だということ。これに対して民主党率いる政府は無策に等しく、
今後の展開が完全に運任せなのは惨めだ。なまじ知識があるといやに今後の展開が計算できて
しまうのがもう嫌だ。既にウランとプルトニウムが拡散しているのではないかとも・・・。
何度もいうようだがまず福島。これが解決されない限り、復興なんてありえない。