流離未踏

流れの果てにあるものは・・青天霹靂

崖線を越えて 2

2023年06月22日 | 旅みたいな・・
2023年6月16日
両大師開山堂 (
東京都台東区上野公園14-5)

山門を抜けてすぐ右手の阿弥陀堂
堂内に並ぶ三基の像は左から地蔵大菩薩、阿弥陀如来、虚空蔵菩薩。

東京国立博物館 (東京都台東区上野公園13-9)

本館前に立つユリノキの大木。幹も太いが根張り範囲がかなり広い。
日陰では数多くの外国の旅行者がくつろいでいる。

歌川国芳・・ワクワクしながら冒険活劇を読んだ時代を思い出す。
いつ観てもこの絵はいいなぁと感じる。

奇妙にゆがんだ壷の造形が素晴らしい。
本物そっくりな大小二匹の渡り蟹を貼り付けてあるが、大きなハサミがうごめいて見える。

東洋館、クメールの彫刻「ナーガ上のガルダ」

不動明王の火炎光背、迦楼羅天(かるらてん)が、この鳥人間なのだろうか?

旧博物館動物園駅は京成電鉄本線の駅(廃駅)。

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2023年06月21日 | 旅みたいな・・
2023年6月16日
秋葉原電気街、いつものこの店でかき揚天そば(460円)をすすって・・

先ずはジャンク通りを北に抜けて上野のお山に向かって歩く。


大きな葉陰に隠れてチラリと開花が始まった。梅雨が終わるころ見頃になる。

不忍池辯天堂

不忍口鳥居(上野東照宮)

石段を上がり、石灯籠に添って進み右手に折れる。

花園稲荷神社前にある丘の上に建つ大仏パゴダ(仏塔)。
仏塔の中には薬師如来、月光菩薩、日光菩薩の三体の仏像が安置されている。(写真撮影不可)

上野大佛 (東京都台東区上野公園4-8)
過去に災難に合い、顔だけが残った上野大仏。

国立科学博物館 (東京都台東区上野公園7-20)

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「考える人」

2023年06月20日 | 日毎夜毎
若い頃は、熟慮して実践に移す「考える人」になりたいといつも願っていた。
その姿は一見すると悩んでる風にも見えるが、悩むと考えるとでは天と地ほどの差がある。

人は壁にぶち当たれば悩むこともあるが、悩んでも壁は越えられない。
梯子を架けて壁を越えるか、ハンマーで叩き割るか、色々と考えた先に見えてくる未来があるはず。

そう思って長い間生きてきたが、やはり悩みは尽きない。
歩きながらボ~ッと考え事をすると転んだりするから気をつけなければいけないと思うことが、
最近では一番の悩みだ。

あぁ、青春のジャカランダ

2023年06月18日 | 旅みたいな・・
2023年6月17日
道灌山の崖上から降りて西日暮里駅下のガードをくぐる。

駅下に並んだ店は変わったが、雰囲気はむかしのまんま。

京浜東北線と並行した東北本線のレールがやや北に向きを変える分岐点から東北本線に沿った坂道を上がる。

道脇にはクサイチゴやドクダミ・・昭和のころとまったく変わらない。

若い頃からこの開放感を感じる陽のあたる坂道が好きだった。

酒に酔って終電が無くなり、真夜中に先輩が住む田端まで千鳥足で歩いたのがきのうの事のように鮮やかによみがえる。

そして、ジャカランダの花を人生で初めて観たのもこの道だった。

満開のジャカランダの花とともに青春の思い出が一気に吹き出す。