流離未踏

流れの果てにあるものは・・青天霹靂

秋の滋味、ムカゴ

2021年09月30日 | 野山旬菜
ムカゴのにおいを嗅ぐと子供のころにカブトやクワガタを捕りに入った森を思い出す。
真夏、木に絡まった自然薯の蔓と葉を覚えておき、九月に入ると葉脇についたムカゴが大きくなるのを日々楽しみにしていた。

子供の腕力では蔓の根元のヤマノイモを掘り出すことは無理だが、ムカゴなら簡単に手にすることができた。

塩茹でにしたムカゴを白メシと合わせたムカゴご飯。
ちいさいが独特の風味とムチッとした歯ごたえを持つムカゴは白メシと合わせると天下一品の秋味に変化する。

滋味だが、一度口にすると翌年も食べたくなる・・そんな味わい。

マトンカレーみたいな・・

2021年09月28日 | 吉田屋で何食べる?
本当はクセの強いマトン肉でつくりたいけど手に入らないのでラム肉でつくってみた。

軽~い香りはマイルドで食べやすいんだけど・・
残念ながら、マトン肉のギトギトした脂と強い独持の匂い。そして噛み切れないほどの硬さは微塵も感じない。

マトン肉なんて、どこの肉屋でも安く手に入った時代が遥か遠くに感じる。

郷愁誘う秋

2021年09月27日 | 日毎夜毎
彼岸花が枯れるころ日中の気温も下がり、どこを散策しても気分がいい。
 
実るほど頭を垂れる稲穂かな・・長く生きてきたけど、なかなかこうはなれない。
 
  
秋になるとなんで心の奥底に疼きを覚えるのだろう・・歳かな?

笹目流離 新曽氷川神社

2021年09月26日 | 旅みたいな・・
(2021年9月23日)
一ノ鳥居をくぐり、色の褪めた彼岸花が咲く長い参道を奥に進む。

新曾氷川神社 (戸田市氷川町2-12-9)

二ノ鳥居の右手に立つ柿の木は戸田市指定天然記念物の「夫婦柿」。高さは10m以上ある。

一本の木に雌型(丸形)と雄型(細形)の柿の実が生ると記されているが、丸い実が目立つように思う。