

きょうはこんな感じなのね。
黒とか白とか偏ったものでは無く、どちらかと言えば曖昧模糊とした中庸(ちゅうよう)の美しさが江戸の美意識、粋と思っていたのだが・・というよりも、まさかこの美術館で若冲や酒井抱一の絵が観られるとは、びっくらこいた屁をこいた !
歌舞伎「三人吉三廓初買」のセリフじゃ無いけど、「こいつぁ春から縁起がいいわぇ」
酒井抱一が師事した浮世絵師の歌川豊春と並んで展示された二美人図は師匠の絵を真似て描いたものだが実に初々しい。後の作品との違いに驚くが天性の素質も感じる。
お歯黒のやり方や道具の解説が面白い。
お歯黒は貞節の証、お歯黒水は悪臭を放つ・・などは興味深い。吉原の周囲を囲んだお歯黒どぶは相当臭かったに違いないと思うが、当時の助平根性丸出しの江戸っ子気質がよくわからない。
薄暗い部屋の中で自分で光の明るさやゆらぎを調節しながら眺める屏風の妖しさに魅了される。
子供のころの暗闇はまさしく漆黒だったのを思い出した。
人の目は闇の中にいると少しの光でも求めたがるが、漆黒の闇を経験したことがない人にはわからないだろう。
黒とか白とか偏ったものでは無く、どちらかと言えば曖昧模糊とした中庸(ちゅうよう)の美しさが江戸の美意識、粋と思っていたのだが・・というよりも、まさかこの美術館で若冲や酒井抱一の絵が観られるとは、びっくらこいた屁をこいた !
歌舞伎「三人吉三廓初買」のセリフじゃ無いけど、「こいつぁ春から縁起がいいわぇ」
酒井抱一が師事した浮世絵師の歌川豊春と並んで展示された二美人図は師匠の絵を真似て描いたものだが実に初々しい。後の作品との違いに驚くが天性の素質も感じる。
お歯黒のやり方や道具の解説が面白い。
お歯黒は貞節の証、お歯黒水は悪臭を放つ・・などは興味深い。吉原の周囲を囲んだお歯黒どぶは相当臭かったに違いないと思うが、当時の助平根性丸出しの江戸っ子気質がよくわからない。
薄暗い部屋の中で自分で光の明るさやゆらぎを調節しながら眺める屏風の妖しさに魅了される。
子供のころの暗闇はまさしく漆黒だったのを思い出した。
人の目は闇の中にいると少しの光でも求めたがるが、漆黒の闇を経験したことがない人にはわからないだろう。

次回は無料みたいですね。