流離未踏

流れの果てにあるものは・・青天霹靂

正丸流離

2024年06月07日 | 低山遊行
2024年5月30日
そろそろ体力の限界。無理せずに林道を降ってエスケープする。
ここから正丸駅まで約5キロ、一時間程度で着くはず。

新緑や白く染まり始めたマタタビの葉を眺めながらの下り坂。
山ウドを折り採りながら降った四十代のころをきのうのことのように思い出す。

こちらのお宅は花木やカエデがすばらしい。まさしく桃源郷のよう。

山神社 (埼玉県飯能市坂元1408付近)

正丸トンネルの出入口から左に折れる。
ここから駅まで約1キロ。13:46発の電車には十分間に合う距離。

本邦帝王切開術発祥之地記念碑 (埼玉県飯能市坂元)
1852年(嘉永五年)、この地で日本初の帝王切開を実施したらしい。
ペリーが率いる黒船が日本に来航した前年になる。

母胎を守るため翻訳本を頼りに麻酔なしで手術を行ったというから驚きだ。
帝王切開を受けた女性は、その後満八十八歳の長寿を全うした。

奥武蔵・ツツジ山 3

2024年06月05日 | 低山遊行
2024年5月30日
小都津路山から一旦降って小休止。新緑がやたらに鮮やかで目にまぶしい。

正面の急傾斜を一気に上がる。距離は短いので足に負担は少ない。

いつの間にか小都津路山から大都津路山に名称変更したみたい。

左に折れて尾根を進み、最後の斜面をゆっくり上がる。

ツツジ山 山頂 (△879.1m)
以前は木の間越しに武甲山が見えたが、周囲の木が育って見通すことができない。

昼食後、左右に蛇行しながら降ると正面が刈場坂峠。

刈場坂峠 (△818m)
「りんどう茶屋」があった頃に食べた名物の味噌田楽を懐かしく思い出しながらゆっくり休む。

あれから二十年以上の時が過ぎたのか・・感慨深い。


奥武蔵・ツツジ山 2

2024年06月03日 | 低山遊行
2024年5月30日
ツツジ山登山口

最後に登ってから十年以上の月日が流れてしまった。
それほどメジャーなルートではないが、人と出合うことが少ないので若い頃から何度も訪れている。

枯れ沢沿いのゆるやかな上り傾斜を進み、右手の急坂を上がると「三田久保峠」。

北に向かって歩き、正面左の巻き道をそのまま進んでコカシアゲのルートを・・外れた!

ここで本ルートに合流するが、戻らずに正面に降る。

峠状の十字路。
左右に向かうルートは幅も広くよく踏まれているようだが記憶には無い。

ちいさなコブを越えると「峠のクボ」。

斜面に岩が混じり始めた。
急傾斜なのでけっこうきつい。息を整えながら少しずつ歩を進める。

こんな急降りがあったかな?まったく思い出せない。

つぎの斜面を上り始めて思い出した。ツツジ山に向かうルートで最強の急坂を!

立ち木につかまりながらゆっくりとジグザグに進む。
足下に背の低いササ竹が多くなり、傾斜が緩むと山頂も近い。


奥武蔵・ツツジ山 1

2024年06月01日 | 低山遊行
2024年5月30日
正丸の駅舎を出た途端に山に向かう時の気分の高ぶりを久しぶりに感じた。

そんな懐かしい感覚を楽しみながらツツジ山に向かう。
低山だが好きなルートなので登山口までの車道歩きも苦にならない。

良い匂いにつられて真上を見るとスイカズラが崖上から降り注ぐように垂れ下っている。
いい気分だ。

熊鈴をつけて林道に入る。

卯辰山に登ったよ!

2023年12月16日 | 低山遊行
空の色はグレー・・。
モノトーンの似合う金沢の街をブラブラと歩いて何処へ行くのでしょう。

気がつくと足下に水の流れ。思い出した!金沢といえば用水路が縦横に流れている街。

だけど、歩行者が歩くスペース狭くない?

ここまで来たらあの山に登ってしまいましょう。

天神橋を渡ってすぐの帰厚坂。この急坂を上がったらあとは野となれ山となれ。

・・で、山のてっぺん 「卯辰山(うたつやま)」山頂(△141m)

散り紅葉舞う坂道をゆっくり降って常盤町緑地。(石川県金沢市東御影町163)
こんな看板見たら、買うしかありませんよね?・・どじょうの蒲焼き、一本160円。