
2025年6月13日
大平山からズンズン降って「ぐみの木峠」。左に折れてけっこう急な斜面を進む。
大平山からズンズン降って「ぐみの木峠」。左に折れてけっこう急な斜面を進む。


前回訪れたのは三十年くらい前の正月三日。
参拝客で賑わう太平山神社とは対照的に閑散としていた。
参拝客で賑わう太平山神社とは対照的に閑散としていた。
古くから有名な寺らしいが、不気味な七不思議伝説?があったのでよく覚えている。
今回は本堂脇に置かれた白い布に包まれた箱(骨壷)を眺めて背筋がヒヤリ。勝手に置いていったものだろうか?

そして、今でも大中寺の七不思議はあるみたい。根なしの藤、不開の雪隠、油坂・・
寺を辞し、東山道古道を歩いて駅に向かう道すがら妙に胸がザワザワした。
寺を辞し、東山道古道を歩いて駅に向かう道すがら妙に胸がザワザワした。


遊歩道を進むと1番砲座、さらに奥に向かって2番3番と続く。

地下に降りる階段は封鎖されているので入ることはできない。

側壁を見るとこんな穴が開いている。伝声管の穴だろうか?

良く見ると岩に穴を開けただけの単純な構造ではなく、素焼き土管を通して内側も滑らかに仕上げられている。
そっと耳を当ててみたら風の音しか聞こえなかったが、もし人の声が聞こえたらどうする?
そっと耳を当ててみたら風の音しか聞こえなかったが、もし人の声が聞こえたらどうする?


山道というより散策路っぽい緩やかな坂道を草花を眺めながら進む。

薬師山コースとの分岐。左に折れる。

山道には廃棄された赤レンガも埋まってるが・・
明治時代のものなら100年以上前のものになる。これってある意味お宝?
山頂にある第二砲台は、1900年(明治33年)に完成したらしい。
本格的な煉瓦製造会社が設立されたのは明治20年以降で、れんがの寸法が統一されたのは明治25年頃になる。そう考えればこの赤レンガは当時の最新技術で造られたということになる。
明治時代のものなら100年以上前のものになる。これってある意味お宝?
山頂にある第二砲台は、1900年(明治33年)に完成したらしい。
本格的な煉瓦製造会社が設立されたのは明治20年以降で、れんがの寸法が統一されたのは明治25年頃になる。そう考えればこの赤レンガは当時の最新技術で造られたということになる。

七合目を過ぎるとアンテナの立つ山頂展望台が見えてくる。

日が高くなり、エゾハルゼミ独特の鳴き声が騒々しいくらいに聞こえてきた。


夜景で有名な景色が目の前に広がる。
ロープウェイの始発まであと一時間以上あるので山頂には自分以外に誰もいない。
ロープウェイの始発まであと一時間以上あるので山頂には自分以外に誰もいない。