北海道産のエゾバフンウニ、三つで税込429円。
値段がそれなりなので実入りが悪いかな・・。
塩水で洗って大葉の上にのせた量は大さじ二杯くらい。
箸先でつまんで先ずはひとくち。
濃厚な磯の香りが・・と、言いたいところだけどそれほどの香りは感じないし、旨味も微か。
子供の頃に食べたあのウニの匂いと味が今でも忘れられない。
内房の漁村で磯遊びをしたある日、地元の少し年上の少年に教えてもらった「クソッガゼ」。
その少年は素潜りがうまく、ひと潜りで「クソッガゼ」というウニの仲間をいくつか両手にかかえて海面に頭を出した。
手近な石で無造作に「クソッガゼ」を割ると、「食え」と言いながら手渡す。
一緒に手渡された細い笹竹の先端で殻の中のちいさな黄色い塊をすくってなめるように口に入れる。
舌で味わう余裕も無く、口から出たのは「旨い!」のひとこと。
それ以来「クソッガゼ」と呼ばれたそのバフンウニよりうまいウニを口にしたことは一度も無い。
箸先でつまんで先ずはひとくち。
濃厚な磯の香りが・・と、言いたいところだけどそれほどの香りは感じないし、旨味も微か。
子供の頃に食べたあのウニの匂いと味が今でも忘れられない。
内房の漁村で磯遊びをしたある日、地元の少し年上の少年に教えてもらった「クソッガゼ」。
その少年は素潜りがうまく、ひと潜りで「クソッガゼ」というウニの仲間をいくつか両手にかかえて海面に頭を出した。
手近な石で無造作に「クソッガゼ」を割ると、「食え」と言いながら手渡す。
一緒に手渡された細い笹竹の先端で殻の中のちいさな黄色い塊をすくってなめるように口に入れる。
舌で味わう余裕も無く、口から出たのは「旨い!」のひとこと。
それ以来「クソッガゼ」と呼ばれたそのバフンウニよりうまいウニを口にしたことは一度も無い。