魚河岸女将の地球探索(勝手に専務)

地の隅々まで 旅しながら ・・・

 終の棲家を探し・・・

   生きるって・・・

アフリカ・ナミビア大周遊の旅 (その 5)

2010-05-21 01:07:29 | Weblog
   4月14日 (水)



昨夜の豪雨は強烈だったが、“虎穴に入らずんば・・・”と
 停電になったのを幸いに7時半には休んでしまった。

 後から聞いたがバースデーの最中1時間停電していたようだ。

 素晴らしい夜明けで お庭のお花が雨に濡れとても輝いて見えます。






今日は北上し 
 半遊牧民生活で独自の伝統を守る「ヒンバ族」の村を、訪れます。
   其の中でも もう、観光化してるところもあるようですが~~

   昨夜の雨で水溜りも沢山出来てますが、風も木も爽やかで
     ベタベタ感がありません。

幾つものの女王蟻の蟻塚が目に止まります。
    これは 50年ものですって。
       高さが5mあります。
    
    


 
先ず穴を掘り 高さと同じだけの地中を掘り、暑い日中は土の中で
  寒い時は日の中で生活し、雑食で、唾液と土を練って防水にしてる。


「ダラ族」の住居、半遊牧で政府からの援助で生活している。




   走行中の砂埃も無く 豪雨で木のホコリも取り除かれ、
     
      アフリカ?って思えないほど濃い緑が広がり、

       青い空、白い雲・・・・  日本の初夏のよう・・・




am10時 ヒンバ族村に到着。


 

  此の村を作ったきっかけと云うのが
  
  ナミビア人の女性――白血病にかかってた――と
   白人の西洋人の医者が彼女を治療し、完治させた方が
       孤児を集めて開いた村。
  
   
  此のナミビアの女性は、今、クイーンレディーと呼ばれて
    お会いしましたが

    
    
    『西洋医学のお陰で完治しました。
      自分は、子どもが欲しかったが 産めなかったけど
        今はこんなに沢山の子供達に囲まれています』
             とても明るい笑顔で話してくれました。

    此の村の4人の子供が学校に通い、後の子供達は
     大人が村で教えている~~とも 話してくれました。

    
  (14歳の少女~~~男の子?だと思ってた~~私)






  (紙を丸めたものをサッカーボールに見立てて 遊ぶ子供達)


(オカ)と呼ばれる赤い粉は、

 早朝、まだ牛脂が固まっている時に加え
  
  先ず、腋の下、そしてアゴに・・解けてから体全体に塗り込みます。
    
    その効果は===
       ○ 髪がよく伸びるように~~
       ○ 体毛がなくなるように~~
       ○ 日焼け予防に~~~
  (黒のオカ)は、、虫除けになります。


私が持ってきた御土産は 各自に渡すと喧嘩になるので
  リーダー的母に渡して~~~
 でも~~美人に合うものは其の女性にあげた~~~ィって思うのは
    私のエゴだろうか~~~?


  (彼女が一番美人でした~~)


    
  (持ってたリックが欲しいって言うので あげたら
      同じように背負ってみんなに見せて歩く女性~~)

    
  (帽子・サンダル・手に持つものすべて 私のプレゼント品
    これから分け合うのでしょう~~
      此の子は14歳のあの少女です)


  (主食のとうもろこしの粉で食事の準備をしています)


躾は厳しく、4~5歳の男の子が幼児をツネッて泣かしたら
  すぐ鞭で叩かれ 大声で泣き出した。  

そこで私が 唇に人差し指を押し当て 『シー! シー!』
 始めは何の事か分からなく 私の顔をジーっと見て泣き止み始めた。
  加えて『JAPAN お尻ピンピン!!』と私のお尻を叩くと
    目が~~~ぁ 
  そんな事されたことナイのだろう~~
      ビックリ顔が 続き~~泣き止んだ。

 
 そうだよ~~専さんは怖いんだから~~~!!!
  
   家の孫・千穂も同じように叱るから
            
  保育園の園長先生が
   
    『泣くと専さんが来ますよ~~と 言うと、
     イヤだ~~ぁ もう泣かないって 泣き止みます
        よっぽど専さんが怖いんですね~~』

  
   昔は魚河岸でみんなから恐れられてた専さんなんだから!!

 
 ショートパンツでストッキングの私の足をヒンバの若い女性達が
   みんな珍しそうにさわって~~『欲しい~~!』と ジェスチャー
    持っていればあげたのだけど~~~

  エチオピアの人達と違って
   強奪のような動きをしないので、ゆっくり出来るのがよかったね。


ランチはオージョの街、エトーシャ・ホテルのレストランで。
  
  今までで一番!! 盛り付けの良さと味&雰囲気も。


    
    サラダ==ビーフスモークの薄切り・りんごサラダ
    肉==スプリングボックスのステーキ
             私だけは クリームスパゲテイー
    デザート=アイスクリーム入りクレープのホイップ添え






食後此の街でショッピング~~ゥ!!
  
  銀八寿司の高木さんへの小銭入れ・・・ 
   (ランチで食べてた スプリングボックスの毛で作られたもの)
  おかみちゃんへのネックレス。


 夕食は、ユーラシア旅行社のプレゼントんの そうめんです。
    いつもながら嬉しい食事の一つです。





 


   

アフリカ・ナミビア大周遊の旅 (其の 4)

2010-05-20 21:20:49 | Weblog
   4月13日 (火)




 
   今日の移動450km、午前中は走るのみ。

ダマラランド地方のイフェフォンティーンへ向かうので
 途中立ち寄る所も 歩く所も多いようだ。
  ランチもお弁当なので私はオムスビを作り、朝1個食べ
      2個はバスケットに入れて~~

荒野の中、迷子だろうか?
 ハリネズミが一匹、
  日中は暑いので土の中で休んでるのが常識だというのに~~~


ナミビアの最高峰2,573mのグランドベルグ山、
 険しく登り難いのでまだ、登ったひとがいないそうだ。

そんな何にもない荒野の道端に露天商?
 幼子を連れて鉱石を売っているが、走っているのさえ
   私達のバスが一台だけなのに~~~


am10時20分 ウィスの街で休憩。







 
1991年スズ鉱山発掘し 現在は閉山してるが白く光っている山。


オーストリッチの家族が~~~パパ・ママ29匹の子ども、
  成長が早く 1年で成人。
 
 『レスリー負けてるね~~』
 『 ・ ・? ? ? 』
 『子供の数で~~』
 『 ああ~~』  やっと判ったみたい~~~


12時半、
 ウトウトしながら もう5時間経過、周囲の景色が変わってきた。

 石・瓦礫の山が幾つも続き、緑の若木が多くなってきました。

  空気が乾燥してるので唇や 手指の甘皮がカサカサしてくる。

そんな所にもレストランが一軒。
 庭の木陰でランチ・・といってもランチボックスなので
  マカロニサラダ・鶏・パン・りんご・ジュースに 飴2個セット。

 勿論私は食べない。
  持参のオムスビとビールで~~~

「バーントマウンテン=焼けたような山」
 砂岩の下のマグマが何年か前に爆発した事がある~~と言っても
  何か特別なものが在る訳ではないが 
 
 30cmも掘れば水が出てくるので、象は 掘ってそれを飲んでる。



「オルガンパイプ」  何処にもあるよ~~~


「岩絵=トゥイフェルフォンティン=疑いの泉」世界遺産に。
  先住民のブッシュマンが、どのくらいまで泉の水が続くのか~~?
   と、疑いながら掘ったから此の名前が付いている。

ブッシュマンの岩絵が残っているのを 2時間かけて見ながら歩く。



 
みんなは日焼けしないようにと 長袖、帽子のスタイル~~だが

タンクトップで日焼けした肌を出す私に女性ガイドが質問してくる。
  
  『日本も一年中暑いのか~~~?』
  『一年中島を旅しているから~~』
       不思議そうに私を見ている~~~




 此処は砂岩なので 壁画も風雨にさらされて薄くなってるが、
  キリン・ライオン・馬・フラミンゴ・・・・




(ライオンを黒で書いているのは、
    ここでは黒ライオンが生息していたからだって)

(オットセイやペンギンの絵が~~
    大西洋まで行き見てきたから書いたのだろうって)

(水源地を◎―◎の印で書いてたのは、移動生活してたから
     仲間に残して教えていたのだろうって)
 
(キリンは背が高く、雲を掴んで水を運んでくると信じてたので
      多く 書かれていました)
 
(足跡は 岩絵を買いた人のサインだそうです)


    (ライオンマンの家が まだ残っています)







皆ゆっくり歩いているけど真っ黒な雲が出てきたのでスコールがあると
 感じたのでドライバーに
  
  『スコールがくるよ~』と 言うと

 鼻をクンクンさせて臭いを嗅いで 『スコール!!』と。


  私達にはナイ、第六感ではなく 体感があるのだろう~~
    バスに着いたら、やっぱり降ってきた。
 
   ほう~~~らね 

       みんな慌てて走ってきたよ~~~


次に訪れたのは2億年前の木々が化石化した「化石の森」
 洪水で中央アフリカから流れてきたコルタデス(マツ科の木)が
  土砂に埋まり炭化せず、水素・酸素が流出したところへ
 鉄・マンガンが流入して石化したもので、長いものは35mもあります。


  (私が座ってるのが 35mもある化石の木です)


あのウェルウィチモの赤ちゃん 4年ものがありました。

 此処でも私は雨を感じたので一人先にバスに戻ります。


  
『みなさ~~ん 雨の中をご苦労様で~~ス』

アフリカでは空を見ると雨のラインが見えるんですよ!!

「アロエ」ですが
  人の薬としても、動物が蛇に咬まれないように と
   煎じて飲ませているんですって!!
 ですから、アロエを保護してるので移植は禁じられております。


pm5時半 コリハスのロッジに到着。


  ウエルカムドリンク・・・綺麗でしょう~~
 

今夜は部屋で食事をするので断ったら
  
  『バースデイーの人が居るので来てもらえないかな~~』
    仕方なく
  『分かりました』 と受けたが
 
 シャワーを浴びてたら停電になり、雷雨も強く部屋中雨漏りが~~~
  
  外ではグループの人達が、
   部屋替えやらで大騒ぎしてるのが聞こえてたが
 
      私はこのままでいいんで~~~

 雨も止まないし、雷もゴロゴロ凄いから
  義理もないし 部屋でうどんを煮てビールを飲んで休む。



       *             * 

 愛媛県の島旅からたった今 戻りました。
  自分で企画したものでは120点あげたい位の 出来でした。

  又、後日載せます。
   
 15日から 6日間の旅でしたが
  
   3日間ご一緒してくれた「大橋さん」
    
        どうも有難う。








アフリカ・ナミビア大周遊の旅 (其の 3)

2010-05-15 03:55:25 | Weblog
    4月12日 (月)




部屋の前の海岸の干潟にフラミンゴの群れが~~~ペリカンも~~
 夜明けの薄明かりに墨絵のような風景が広がる、肌寒い朝です。

 
 朝食後 「ムーランドスケープ」へ向かう道~~と云うより一面
  砂の平面な地を たまたま私達のバスだけが走ってる・・・

左手に貨物の線路だけが、道しるべのように何処までも続いています。


「デューンセブン」 は、七番目で7kmの地点にある砂丘。

丁度、機関車と貨物列車をつないで通過して行きました。




右折すると線路の代わりにパイプが続いています  ? ? ? 
 此処から35km先にウランの工場があるので、ホテルの近くから
   水を引いているのだそうです。

 水色に白い雲――
  建物が全く無いので地平線が続き、空が広く大きく見えます。

「ムーンライトスケープ」


  
  月面を思わせる25km×10kmの地域。


 ウランの鉱石が埋まってる為、ナミビアが株主の国際開発で
  米国や北朝鮮のロシアも加わるとかで、
 此の景観を見られるのも あと少しかも~~~
   観光では外貨が稼げず失業対策にならないので
       開発を政府は選択したようです。





 此の地に(ウェルウィッチア)という
樹齢2000年の恐るべき生命力を持つ草がありますが、
 
  雄株は小さく 雌株は大きく 葉は2枚
    ダークホワイト(クリーム色)の花が咲いて~~~~
 根元にはサソリや蛇がいるので手を出さないように~~と
   注意がありましたが、アンゴラとナミブ砂漠で生殖し、
  葉は裂けやすく、種は風に乗って~~~根は30mにも及ぶ。
 1859年オーストラリアの探検家によって発見され
  その人の名前が付けられ ナミビアを象徴する程の植物。
  
   幼いもので300年位、春には黄色の花を咲かせます。
 
      中心の黒いところが幹






 
葉は、一枚ずつ同じ長さで伸び 花かな?と思ってたら 
  種の穴の中に種子が先ず出てきて
 キャベツのように一枚ずつ剥いていくと種子が入ってて
  沢山ではないが、虫がその培養を手伝っているんだって~~。

若いアカシヤや ウェルウィッチアには、其の根の周りを石で囲い
  成長を見守っているのが解ります。


   体調 すこぶる良し____
     適度な汗が出て 身も軽い___




天然のオーストリッチが一羽で颯爽と駆け抜けていく・・・
 水は飲まずなんでも食べ、消化の為なら石でも食べるんですって。


スワコプムントの町に入りフリータイム。




 
両替する人、スーパーマーケットに行く人~~~
 私はpostofficeで切手と捺印を貰い、利沙へのTシャツも飼入し
  ビールを1ダース(330㎜)買ってランチに。

今日は全員へのプレゼントに{おいなりさん}を27個作って
 一人2個ずつ、皆チキンを食べなかったみたい~~~
 『こんな所で おいなりさんが食べれるなんて~~』 と
    喜んでもらえた。

pm2時半   ナミブ砂漠遊覧飛行へ。




 セスナ機に4名ずつ 席はくじ引きで決めたので
  私は後部座席に一人だったので両方見え、涼しかったけど
   助手席は暑かったみたいで 気の毒でした。

 2時間のフライトは長いな~~ぁ と 思っていたし
  砂漠に着くまで40分も熟睡していた~~~




真っ赤な砂丘も最深部に入ると 砂丘が大きくなり


 

 車の入っていく道や、線路も真下に見えている~~
    此処から 海岸線へUターン。

 だんだん高度を下げたので風紋まで確認できますし
    緑の草もよく見えています。


昔、ダイアモンドを掘っていた時使ってた家・家・家・・・・が
 全部で3箇所、今はスクラップ状態ですが・・・




又、砂に埋もれてる難破船も・・・1909年そして、1985年のものが・・



  海岸にはオットセイの群れが~~~
  フラミンゴの群れも~~~ 

間もなくフライトも終わりですが
 
 海の砂が河に流れ、風で集められ砂漠になるというのだが
 同じ海なのにどうして此の地だけが~~? と 疑問が残る。


何? これ?色が紫? 赤? 青?~~何?
      これが塩田ですって~~!!




広範囲に広がる砂漠に 海岸線の一部だけが開けた街。
 ヨットハーバー・工場・ホテル そして・・又 砂漠・・・


 
  只、一本の道だけが海岸に沿ってて車も確認できます。




  真っ赤なデッカイ太陽が地平線に隠れていく~~~
       赤紫の余韻を残しながら~~~

東側の空も影響を受けて薄紫色に~~砂漠の色と重なり~~
  どちらが空なのか~~~

    美しい夕映えです。

今夜はホテル前の海岸にある{オイスターバー}でのデイナー


 

 すでに御部屋の明かりがともり、真っ暗な海に揺らめきながら
   映される明かりが 漁火のように揺らめいています。

    お店は常連さんや家族連れで 満席です。

 3cmの 小麦や芥子の実のかかった手作りパンも 一流。
 
 牡蠣は、ハーフで 殻付グラタンにしてあります。
  私にはチョットくどい感じがしたが、アフリカでこれだけのものが
   口に入るなんて思ってもいなかったから 満足。

 メインディッシュは魚でしたが
  私はもう沢山なので先にホテルに戻り休みます。

明日も長い行程なので、よく準備して備えよう。


       *            *

 今日から愛媛県の島へ出掛けますので
  また戻るまで しばらくお休みです。

   予定では20になってますが・・・・

   


アフリカ・ナミビア大周遊の旅 (其の 2)

2010-05-14 05:00:56 | Weblog
  4月11日 (日)



  アフリカで3番目に大きなナミブ砂漠の夜明け~~
    東西40km~130km、南北1600km・面積50万キロ㎡

山のすぐ上が濃い青、其の上に赤味がかかり 空に向かいクリーム色
 そこに靄がかかって 幻想的な朝を砂漠で 向かえています。


 カラハリ砂漠の砂が南のオレンジリバーに流れ、
   大西洋に押し流された砂4000トンが 
    海流と風によって戻されて形成され、1907年保護区とされた。


「ナミブナウクルフト公園」=ナマ族の言語で、何もない場所。
  年間の雨量40~130mm、


「デユーン45」=45番目の砂丘、入り口から45mの所にある。


一日中晴天と云うのは稀だという・・なのに霧が立ち込める。
 そんな所でも生息する昆虫や植物が・・・・
霧が草花にかかり しずくとなって落ちるのを土の中で待ち
 飲み終えると また つちの中に潜る・・そんなのがいるんだって。


山の裾野が紅い訳が判った~~ぁ
 ナミブ砂漠の赤だったんだ~~~ぁ   す・ご・い・!!

    
  ――真っ赤な太陽が大きいまま地平線から昇る――

  
   
 砂漠は広がっていく傾向にあるそうです。


赤い理由は、鉄分が80㌫で赤くなってゆくが 表面は「雲母」も~~


 砂漠にも緑が結構あるのは、

東から砂、西から水分を運んでくるので 広がっているのだそうで、  
    海に近いほど緑が無くなる訳です。

  砂丘は、風に乗って動いてゆくので形が変わる。
 
  今、踏み出した足跡を風が すぐ

      何事も無かったかのように消してゆく・・・・

  尾根はそれなりに固いけれど、斜面は足が埋まってしまう。

 黒く見える場所は磁気があり、砂鉄を寄せ付けているそうです。







 皆登ってこないけど、私は靴だと歩きにくいので靴下だけで登る。
   
    何処まで行っても 赤・赤・赤の砂~~~



次に向かったのは「ソッサスブレイ=水の集まる所」
 四駆のサンドバギーに乗り換え、ビッグ・パパの山まで歩きます。

スカラべみたいな虫=ヘッドスプリングパックは


   

オーストリッチサラットと云う草は


  つぶすと水が弾けるので、それを飲んでいる。


アカシアの木が沢山育ってるのは
 オリックスが食べて糞にして出した種だけが砂漠で芽を出すんだって


   これが種です。


ナミビアメロンの芯の中に種が300個も~~
 此処にしかないのだが、此の種もやっと3粒だけ~~~
  宮崎県の中村さんへのプレゼントに


   気温35度、砂の下は石灰岩
     大きな木の下での休憩・・・風が涼しい~~~

  皆の歩くペースがやっぱり遅くて~~~
   私はドンドン先を歩かせてもらう。



やっと、ランチのレストラン、
 早く着いたので待ってる間 喉を潤しにバーでビールを。

 ボーイのアイリーンさん、グラスをよく冷やし
  お代わりのグラスも新しく冷やしたもので出してくれる
 
    嬉しくなってペンダントをプレゼント~~~



   荒野の中の1ッ軒のレストランでの思い出。


pm2時40分
 [南回帰線のマーク]の所で 写真ストップ。



   
  さすが~~あ 熱い!!

 ランチで飲んだビール2杯と水が
   全て汗と化して 体のあらゆる所から吹き出る。
 いつもなら汗なんて出ないのに~~眠ってても~~起きてても~~




pm5時半、ウォルビスベイ着。

 新築の素敵な高級住宅街が建ち並ぶ、それに道路も規格されてて
   これが アフリカ???


今夜のディナー、 これもアフリカじゃあナイ!!

 ムール貝・アサリ・イカ・シーフードが並び、
 ソーメン・野菜・肉・・・
   すべて自分の欲しいだけ取って鉄板で焼いてくれる
  
     仕上げは、醤油・・・・ウ~~~ン 美味しい!!


今夜は自己紹介です。
 ガイドもドライバーも加わり、
   ナミビアは独立国だけあって 考え方も進んでる。

 
彼等2人の話から___
 
 昔から処女を重んじるが故に、女性の子宮を縫ったり切ったり~~
 しかし此の国では、 『とりあえず子供を産みなさい』
  それで合わなければ改めて~~だから彼等20代なのに~~
  結婚もしていないのに4歳・7歳の子がいるという。
  『今の彼女可愛いし 愛してる~~』と 携帯で見せてくれる。

 ヒンバ族は最後の種族といわれてるけど、
  『小さな子供でも携帯電話を 持ってるよ~~』 とも。

  ナミビアでは種族間の争いもないし、
      種族間だけの結婚にとらわれるなとも。
    

 アフリカもこうゆう国が出て来たから、世界も変わるよね。

   今夜は充実した時間でした。



     




アフリカ・ナミビア大周遊の旅 (その 1)

2010-05-13 04:36:26 | Weblog
 平成22年4月9日 (木)
   アフリカ・ナミビア大周遊の旅





タイミングよく 鷺沼に住む娘・仁己に送ってもらえたので助かった。
 
 参加者、男3、女5= 夫婦1組。

いつもの様に御弁当を作って添乗員さんに渡したら
  『土屋から聞いてましたのでチョット期待してました~~ァ』
 と 喜んでくださる。
  こんな小さなことで喜んでもらえるのは 嬉しい~~。


アフリカに行く時は御土産として、
 靴・・・今回は新しいものばかりでしたが・・・
 器・洋服・ペン・マジック・玩具・・などと多いので
トランク23,8kg、キャリーバック15kg、リュックと 荷物が多い。



  4月10日 (金)

am8時36分、とうさんと風ちゃんの夢を見た。




  (今年の正月 真理ちゃんと寝てる 風ちゃん)


 家に子供?誰なのか?判らないけど 私が左手で手を引いて戻り
   玄関の戸を開く___
 
  小さな家で玄関と入り口が3畳間、其の横が4,5畳の部屋、
 
     仕切りは白いカーテンが下がり 揺れていた・・・・
   
  一瞬!!
 
  『 あっッ! 』と思い急いでドアを閉めようとしたら
    
     とうさんが気がついて
 
  『ごめんね~~留守にしてて~~~』と
    
    半身を起こし 私に話しかけた。

頭髪は長く 真っ白だったが、声はとうさんの声・・・・其の隣から
  風ちゃんが現れて 2人で私を見ていた・・・・

    涙が込み上げてくる。



今、ヨハネスブルグんへ向かう機上。
     時間は現地時間 4月10日 am12時36分。


 香港を経由し13時間乗り継ぎ、
     am7時30分南アフリカ・ヨハネスブルグ着。

 ナミビアでのコンセントは3穴なので1個購入 @12ドル。

再び隣国・ナミビアまで、2時間、
 am11時半ウイント・フーク空港に降り、マイクロバスに乗車
  やっと2日間かけてここから旅が始まります。

  とりあえず50ドル両替==380ナミビアドル
  
   これから280km走るようです


空の青さ、すき透るようだ~~~やっぱりアフリカ~~~
 
   白い雲が少し浮かんでるのは、

   雨季が終わり乾季に入る・・・ その名残だそうです。
       気温28度

現地ガイド=レスリー
ドライバー=スティーブン



  面積82万キロ㎡=日本の2,2倍
  人口=210万人
  言語は、英語・ドイツ語・その他16の言語(部族)を使います。
  民族=13部族・・・ブッシュマンとか・・
  失業率=51㌫
 
     1990年3月2日 南アフリカから独立。
  旗の色は 緑=大地・農地
       赤=血
       青=空
       オレンジ色の太陽は 鉱石
    
     アフリカは何処の国も同じ。

 ナミブ砂漠は国土の35㌫の広さで、ダイアモンド・ウランなど
   埋まっている為、国に 保護されています。 
 
 サン族=ブッシュマンは、話し方に特徴があって
   のどの奥を鳴らす音が会話の中に入って、
     パッカーションのような音色が 加わります。

独立し20年、人口も2倍に。

 pm4時半、何もない大草原の中に赤い屋根のロッジがポツンと1軒、
  こじんまりとして綺麗、湯も豊富に出るし、ゆっくり休めそう~~





海がない県の【島】 を 訪ねて

2010-05-12 00:06:28 | Weblog
平成22年4月26日 (月)
 海がない県の島 【野尻湖】の【琵琶島】を訪ねて


クラブツーリズムの島旅での企画、高いけどバスで乗り換えも無く
 手間が省けるので参加、昭JIJI、玉木さん、中島さんも~~


 新宿をam7時50分出発して5時間~~
    2回の休憩を入れてやっと、日本海へ~~~
  
  何で~~? 長野県じゃあなかったの~~?


新潟県の能生海岸・権現崎の西約、1kmにある【岩】?【島】?
 
 【弁天岩=べんてんいわ】
 
 久比岐県立自然公園の一部であり、
    頂上には、昭和23年建設の灯台があり
      昭和60年に長さ86mの曙橋で本土とつながれました。


今日は五月晴れ・・・
 
 上越線進行中も遠い峰には積雪のある・・ 美しい姿を見せてます。






  曙橋と本土とにつながれた沢山の鯉のぼりも、
      綺麗な空気を吸って泳いでいます。



 
  島の反対側に 磯釣りしてた男性が~~~
   『釣れていますか~~ァ』
   『全然 釣れないよ~~ォ』



其処から歩いて5分くらいの所に
 弁天岩の厳島神社のご神体のある「能生白山神社」へ参拝に

   わらぶき屋根の拝殿・・・趣があります。
  
 裏手には小高い山があるので登って行くと、すずらんの群生が・・・
  こごみもありました。




バスは長野県の野尻湖へ向けて又走り、約1時間半で到着。


 

【琵琶島=びわじま】
    
 面積0,02キロ㎡・周囲0,7km
  桟橋から400mの所にあり、琵琶の形をしてる所から命名。

 此処には「宇賀神社」があり、
   鳥居には[勝 海舟]直筆の額が掲げられています。


 
  明治11年7月、明治天皇が北陸巡行の下検分の為立ち寄られた際
  当時は此の島に大橋を架けられたので、其処を渡られて参拝された
    と、 記述されていました。


鳥居の脇を歩いていくと、男の子の像が建っていました。


 

「死者慰霊の像」
  この野尻湖で水死した息子さんの供養にと建てたもので

   “ 父さん 残して 何処へ行く
        お前の 背中に寒々と
            月が 涙にうるんでる “

    と、彫られていました。


 野尻湖は透明度も高く、干潮になると2mも低くなり
   向こう岸へ 歩いても渡れると 言っておりました。

    今日は閑散としておりましたが
     夏になると凄い人出だとも・・・


バスは高崎を抜け、新宿へと戻りますが
 長~~~ィ1日のバスの旅は座ってばかりで腰も足も重くなります。


 一応【島旅】ではありますが、どうって事ない旅でした。













山口県・広島県の島巡り (最終回)

2010-05-11 05:01:50 | Weblog
  3月24日(水)

目覚めたら雨音が強く聞こえる~~  降ってるんだ~~ァ

おかみちゃんが「呉駅」まで車で迎えに来る事になってるが、
 往復2時間以上かかるので 却って気を使うから
  私が「西条駅」まで行こうー と時刻表を確かめた上で
     自分で決定し、留守電に入れ~~それでも

  万が一聞いてもらえなかった場合を考えて 友さんにも連絡し
    「西条駅」までの切符@820円も買い、


  これから向かう【鹿島=かしま】へのバス乗車口へ。

今 am6時50分、
 雲の切れ間が生じてるので 必ず 雨は上がる。


呉海岸線へ出てくると 先ず、《大和のふるさと》のキャッチフレーズ
 つずいて《IHI=航空宇宙事業》 大勢の人が此処で 下車。


そして そして~~



 

自衛隊の船と真っ黒な煙突の潜水艦~~~


今日は8隻停泊してて
  1基は、船底から空気を出しているのだろうか~~
    噴水のようなしぶきを上げている。

 
 時代が逆回りしてるような 小道具・大道具が「呉」にはあるのだ_


音戸の瀬戸を抜けると 多島美が・・・何度も見てる景色にウトウト・・


   (倉橋島につながる ループ橋)
 
気がついたら【倉橋島】の桂浜・遣唐使船の造船場・・・
    ここも 来た・・・・








 (そう言えば2・3日前にTVで此処を映してた~~~)


右手に瀬戸内が見えるよう車窓が変わってきた。
 右へ左へと急カーブが続き、遠方に「鹿島大橋」が見えてきた。
  昭和50年に開通した342mの橋で、家老渡とつながります。

もう、此処終点から歩くしか渡島できない。
 
 
  面積2,64k㎡・周囲9,3km・人口500人位の 島です。


  
    バスの出発時間まで走って トンボ返り~~
      でも、行けてよかった~~ァ

医院のマイクロバスが患者さんを拾いながら走ってるのを見かけたが
 確かにバスの本数も少ないし、一人で歩くのが難しいので
   サービスですよね。


再び同じコースを呉まで戻り、
 バスで「西条」まで行こうと考えたけど、1時間40分かかるので
やっぱり電車・「海田市駅」乗り換え、山陽本線「西条駅」へ。
      乗換えを含んで 40分。

  順調に進んでる~~ゥ

  おかみちゃんとも 連絡取れてよかった~~ァ

  大将のラーメンが 楽しみ~~!!!


列車が5分遅れ 待ってる間の高校生の会話が 耳に~~~
  
  『マジッすか~~ァ』
  
  『面倒クサッ~~』
 
  言葉の割りに にこにこ爽やかな笑顔の いたずらっ子

      言葉が海史君みたい~

    思わず『何年生~~?』
   
       『1年ッす~~ゥ』

 『孫息子に話し方や笑顔が似てて 思わずつり込まれてしまった~の』

 『いいッスヨ~~』 

     車内で一枚スナップを撮らせていただく。




一駅で手を振りながら 会釈して下車してゆく姿に さよなら・・と。

   こんな素敵な若人が おるんヨ~~  広島には!!!

  
   (此の写真の学生さん 知ってる方がいたら・・・・)



「西条駅」におかみちゃんが迎えに来ててくれてた。
    一年振りだろうか~~
   昭JIJI・大橋さん・栗原さんとしまなみ街道へ来た時
      立ち寄ったから。

「加茂鶴」「加茂輝」等の酒蔵が建ち並ぶ街・・・ 西条。


【【元気の出るラーメン屋・麺空海】】
  昼時で満席、行列が出来てて其の一番うしろの席で順番を待つ。

  大将とニューヨークから見習いに来てるダニエル、
    それにおかみちゃんが加わり、腕が止まらない~~~

一人の私なのですぐ カウンターに入れてもらえたので
 楽しみにしてた餃子とつけ麺とビール・・其の上大将ラーメンを追加。

   よく 入る~~~と 自分でも感心する。

    一年前訪れたときの大将の目と違う・・
       きっと、心の安らぎを得たのだろう・・・

   長男も後を継ぎたい~~と 大将の傍で作業をしてる。


少し落ち着いたので
 
 『専さんと行きたい処があるの~~ゥ』

 絶えず沸き続けてるという井戸水は300年、 酒蔵で沸かす珈琲・・・

 おかみちゃんと2人だけの心に通ずる会話は 飛行場まで延長・・・

  pm5時40分発まで、時を忘れるように交わす言葉・・・・


    今日は沢山ご馳走になりました。


 『 専さんは 火種だね~~~ぇ
    そこに来るだけで暖かく元気にしてもらえるから~~』と。

     
    *          *         *



  クラブツーリズムの旅だと@108000円、 それも5島。
    私は行った島が多かったので、自分で企画したが 
       全部で@108328円

とても楽しく心に残る・・いいえ 忘れられない 充実した旅でした。


 今 
  私自身計画し、心に描いている事は、
  
  【島】に1年間在住し 其処での生活に重点を置き
   友人・孫・子供達がいつでも気晴らしに来れる・・・・・
  【島】の人達にも 私の幸せを分けてあげられるような
     時間を持ちたいので 一軒の家を借りたい・・・・と

     お願いしてきました。


これからの私の人生に きっと、大きな変化が起こると思います。

  そんな 夢の実現を、楽しみにしててください。

   次回からはアフリカ・ナミビアの旅に入りますが
    種子島に行ってますので、果たして入れられるか?

  其の時は また 戻ってきてから~~~
    予定では 5月12日 です。
   

山口県・広島県の島巡り ( その 4)

2010-05-10 22:46:25 | Weblog
   3月23日(火)

  楽しかった夜は瞬く間に過ぎ、朝を迎えた。

今日のスケジュールはビッシリ~~~
                      
 am6時、徳山駅行きの列車に乗る。 予報通リポツポツ降ってる。


乗ってから気が付いた__携帯電話を充電したまま忘れた事に___

 ホテルと橋部さんに依頼し、徳山駅から【すくもじま】へ。


  (徳山駅)


 徳山駅前は仙台駅のように 大きな杉並木が続き、
  中央分離帯にも杉木立が・・・ 遠方の山並みへと続いています。
 「遠石八幡宮」から戻るように 櫛ヶ浜を通過
   周南の島がモヤで煙っている。

島へ続く道にローソクの大きな工場が並び、 小瀬戸橋を渡ると 
《延縄によるフグ漁発祥の地》の記念モニュメントが建ち
  
   そこからが 【すくもじま】
  面積3,33k㎡、人口400人位

    海水は澄んで、岩にはアオサがイッパイ着いている。
      小雨に 黄色の菜の花が 生き生きしています。

堀川運河を渡ると 往きは乗客が居なかったのに
 全てのバス停で・・・それも老人・・・・
  
  そんな訳で駅到着が遅れ

【大津島】へのフエリー乗り場~~そう何年前に来たのだろう~~
  回転の島==が キャッチフレーズ 
   てっきりアニメ? と思って渡島した私の目が点になった事を。


チャーター船は 何処で待機してるの~~? ?

 携帯が無いので公衆電話をやっと探し歩いていたら、
  『ブルーのジャンバーを目当てに~~』

      と伝えてたので、見つけてくれた。



先ずは 【先島=せんじま】
 
  西の黒髪島とは長さ100m・幅25mほどの砂州でつながり
    両島で面積5,37K㎡・標高161m(仙島)
  
   最近まで
    1人住んでいたという気配も感じるコンクリートの建物も


     地の神様の祠も残っています~~~



     砂浜の美しい 貝殻の島。


 
  
 島の北側にお一人 
ときどき別荘代わりに住んでる人が居るとも~~~

    原さんと云う方が 最後のお一人の名前でした。




【黒髪島=くろかみじま】
  
  明治10年頃から花崗岩が採掘されてから
  国会議事堂や記念碑、鳥居などに用いられる為
  切り出した石の表がでて、岩? なのか 島? なのか~~~

  財団法人出版の「シマダス」では、定期船があると書かれてるけど
   今は無いので チャーター船で行くしかないのだけど、

 上陸したら、
  『此処は 私有地なので~~~』

    そうなんです。
   黒髪石材さんの地だそうで、お断りして写真を撮らせて頂く。

  石は昔と同様、ダイナマイトで発破をかけるそうです。





若い操縦士、嫌な顔もせず案内してくださる。

 
 【樺島=かばしま】


 
 【蛙島=かえるじま】
 
 【蛇島=さしま】 面積 1,03k㎡
   船が着けられず上陸は出来なかったけど行けてヨカッタ。

緑濃い島の下が御影石だなんて~~来て見なければ解らない~~

 帰途、仙島の反対側を通過する時 赤い屋根の一軒家が目に入る
  此処が別荘代わりに使っている家なんだ~~ァ

   

  ほんとうに どうもありがとう~~
    予定外の島へも立ち寄らせてくださり ラッキーです。

       雨も上がり気分は 最高!!!


此処から山陽本線の「防府駅=ぼうふ」へ出て
  バスで三田港へ出て 【野島=のしま】へ。


 
此の島は 防府市の東南14,8kmにある小型引網業を主としているが
  いろいろな試みもしているというので 興味があります。
   面積0,73k㎡・周囲3,4km・人口200人くらい


    鞄はコインロッカーに入れ 身軽になって歩く。

 立ち食いうどんで お腹を満たし、バスに乗り、
  
 ドライバーさんに確認すると
    『向島へは 三田尻経由でバスが走ってるし
        船の発着に合わせているので~~~』

 
      ヨカッタ~~ァ 時間の短縮が出来ました。

pm1時半
 港の傍には大きな工場が建ち並ぶ・・鐘紡とトーアの会社ですが
   今は作動していないそうです。


 
  島に上陸し、北端にある[大笑い観音]へ。


 御影石で 高さ2,3m、みぎてに釣竿、左手に鯛を抱えて
  『いつまでも笑いを忘れず 楽しく暮らそう』 と 立っています。
 
   郵便局に寄って 切手を購入し捺印。


  
   神社の境内の桜が綺麗だったので・・・・
       小さな島なので これでお終い。



      次に向かうのは 【向島=むこうしま】




* * *


種子島から戻りましたので 山口県・広島県の島旅を載せます。
  
  チョット疲れ気味? かな~~ァ