魚河岸女将の地球探索(勝手に専務)

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 終の棲家を探し・・・

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20日間・・・・日本の【島】で過す旅:第2弾・・・・・(其の4)

2012-05-12 09:25:18 | Weblog


大きなダンボール2個に詰められた、土産品を
  
  ターザンに持ってってもらおうかと思って呼んだけど・・
     
      出てこないので・・・

  仕方がナイ、手分けして運ぶことになって、

 
    此の道 雨上がりで少しぬかるんでて、 歩きにくい。 



 
   テントに着いたら、まだ眠ってたようで、


 『今日、私が来るって「金城旅館」の女将さんから聞いてたので、
     楽しみに待ってたよ。

    欲しかった物がイッパイだって、大喜び!!

  
     寒いからなのか~ 私への礼儀なのか~?
      
        白いTシャツ着て出てきた。


 3畳用の蚊帳・毛布・タオルケット・タオル・歯ブラシセット・
    ラーメン・蜂蜜・ごま油・ふりかけ・etc・・・

   『今日は雨で火を興せないので、 ご飯焚けないから、
     どうしようか~?と思ってたところに、
        こんなに沢山の物を頂いたから、もう充分だよ』

   『いいなあ~~こうして暮らして行けるなんて~~』

   『大丈夫だよ、此の島なら女性だって暮らしてゆけるよ』

   『今度来る時は、1泊させてもらって、
           いろいろ話せたら いいなあ~~~』

   『大丈夫だよ。テントもあるしね、
     
      来年3月か4月かぁ~~
       
          果たして 生きてるかなあ~~』


【島】を襲う台風は、
   
    緑の木々が 始めの一撃は守ってくれるけど、

           そこで、大半の葉が落下し,

        残りの葉は、次ぎの台風で
  
               枯れ木になってしまう~~~

        其の後の日照りは、キツイそうだ。




【島特有の・・】ジメジメ蒸し暑くなると、
    
   モッコ=ブトの小さいの~~が、出没してくるので、
      
         痒くってね~~ イライラするし、~~

   
       もう~~免疫はあるけどね~~  と、言うけど。

    


   モッコは 気温23度、
     
       夕方5時過ぎから出没するから、

     歩くなら、長袖、長ズボン、長靴の
   
            完全防備がいいのさ~~とは、

       
          イリオモテのターザンの知恵。

私とターザンが話している間、
   船長と女将さんは、海岸で白いハマグリを採ってた。

    この、白いハマグリの事を 〈海っ子〉と呼ぶ。


  時折強く降りだす雨の重みで、テントがゆがみ、
      
       滝のように流れ落ちる。


  浜に置かれたボートの中の2ツの鍋、
  
 蓋を少し・・少しだけ斜めにして、流れ落ちるよう工夫されてる。

   ボートの底にも だいぶ溜まってて、

  

   『天の恵みだぁ~~
     
      体を洗えるくらいの水が、溜まってるよ~~~』


   生きて!!るって 感じながら、日々を送ってるんだね。







  空は太陽が顔を出すほどに 快復してきたが、

   【西表島】の白浜方面には、

       真っ黒い 雨の雲が 降ってるように見えてる。



   

    こんなに近い区域なのに、
      

        余りにも違う天気、  不思議だぁ~~




  私達が進む方向 真上には、
  
    南の島の青い空・白い雲があり、太陽さえ顔を出し、
     
          温かくなってきた。



   ターザンは、いつまでも見送ってくれて

       『自分が先に手紙出すから~~』って。




 

    ヨカッタぁ~~喜んでもらえて~~~

        またひとり、心の友が出来た。



  
      振り返ると【外離島】上空には、雨雲が~~~

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