新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

照会・お便りetcはこちらへどうぞ
opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

欧州の状況(マップ)

2009-11-03 21:54:07 | お勧めサイト/お勧め本

情報いただきました。

欧州の状況がわかるマップです。
http://www.euroflu.org/html/maps.html

いろいろクリックしてみてください。

コメント (3)
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現場力の知恵(インスリン用注射器で無駄排除)

2009-11-03 20:31:31 | インフルエンザ:対策/対策の進歩

 新型インフルエンザワクチン接種の一般向けが始まった!というニュースも、ほぼ全国の地方紙まで載ったころかと思います。

以前、当ブログでは、海外製ワクチンはほとんど”注射器充填済み”で出荷されること、海外医療現場を踏んでこれに使い慣れると日本製がとにかく使いにくいこと、さらに、10mlバイアルで出荷なんかやめてくれ!と叫びましたが、http://blog.goo.ne.jp/tabibito12/e/c8e86ff1d6f28c04367ac75db50291c6 現実は10mlバイアル主体で出てきてしまっているようです。日本のワクチンメーカーはなんでこう、利用者目線に立ったセンスが無いのかと嘆きたいところですが、あるいは、厚労省の皆さんは何でこういう指示にしちゃうのかなと(でも、管理人の霞ヶ関体験から、こう考えちゃうのもちょっとだけわかるので非難は差し控え)。

ともあれ、この現実から、現場ではちょっと困ったことが起こっています。20人分入っているはずのバイアルから17~19人分しかとれないのです。別途注射器に吸うとき、物理的にわずかな隙間が出来る、その分、減ってしまう(海外製主流の”注射器充填済み”なら、こういう事は起こらず、20人分仕入れたら20人に注射出来る)。

でも、この日本にはすばらしい現場力があります。現場の優秀な先生方が、見つけてくれました。
糖尿病のインスリン注射用の注射器を使えば無駄がなくなるのだと。

そして、それを自ら試してサイトで情報提供してくれている。ぜひクリックしてご覧ください↓
http://www.hondanaika.net/vaccine.htm

こういう現場力で、ワクチンメーカーのちょっと足りない所も補って、日本の国民は世界で有数の医療を受けられるのだ・・・と、連想したページでした。

 

コメント (2)
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鳥インフルエンザ進行中(インドネシア&エジプト)

2009-11-03 19:00:16 | インフルエンザ:海外の動き/海外発生

鳥インフルエンザ関連のニュースがコンスタントに続いています。

エジプトでは国中あちこちで鳥インフルエンザ(鳥のみ)が報告されています。
ざっとリストアップで↓のごとき状況。ソースのSAIDRクリックください。
http://www.saidr.org/en/animals.php#291009-1

インドネシアではヒト感染2例疑い。sijunjungの25歳と21歳の夫婦。
まだH5N1確定は出ていないようですが、インドネシア語報道はフォロー難しいのが難点。(こういう記事があるよ!というのは”パンデミックオタクの集い”みたいな英語サイトでわかり、わかればgoogle翻訳で英訳できるのですが、どこかのバイリンガルパンデミックオタクがアップしてくれない限り、インドネシア語だけで独力でキャッチするのは難しい)

ソースはpedang today↓
http://padang-today.com/?today=news&id=10500

ともかく、鳥インフルエンザも鳥感染バタバタ、ヒト感染ちょぼちょぼと事態は進行中ということだけはわかります。


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