ペットの新型インフルエンザのご注意!と、当ブログでも毎日新聞紙上でも呼びかけてきましたが、http://blog.goo.ne.jp/tabibito12/e/004ac15497d8a740bef70d5ac43f72b3 WHOも警告を発し、いよいよ本格的に注目しなければならないようです。
- これまで、チリとカナダの七面鳥・米国オレゴン州のフェレット・米国アイオワ州のネコなどで新型インフルエンザ感染が確認されてきた。
- 直近では、デンマークの複数のミンク農場でミンクのH3N2感染が確認された。こちらの分析結果ではヒト型とブタ型の混合が認められており、これまでのものと異なる(注:季節性H3N2香港型と同一物ではない)。
- H5N1も引き続き発生継続している。
- ヒトや動物がウイルスプールとして作用し、ここからまったく新しいものが発生してくる可能性もある。
- したがって、動物に対してしっかりモニタリングする必要がある。家畜感染が確認されたら、農場スタッフのH1N1チェックが必要であるし、動物が完全に回復するまで出荷すべきでない。
- 検体はゲノム解析し、病原性変化・感染範囲(種としての)・耐性を調査しなければならない。
動物のインフルエンザ、しっかり見てゆかねばなりません。
管理人的に思うのは、家畜に関してはそれぞれ業界団体や組合を通じてこの種の情報は流れるのではないかと思うのですが、ペットのオーナーをどうするのか。たとえば、先日、「フェレット ペット」「フェレット ブログ」で検索かけただけて驚くような数がヒットしたという経験、さらにネコやイヌなら膨大な数になるであろうこと考えると頭痛です。自分の愛ネコが、愛フェレットが、愛ブタが、愛ミンクが、インフルエンザウイルスのプールになり得るなんて夢にも思っていない人々、お互いに結びついていない個々人にどう伝えるか知恵をしぼってゆかねばなりません。
ソースは11月5日付WHO↓
http://www.who.int/csr/disease/swineflu/notes/briefing_20091105/en/index.html
Infection of farmed animals with the pandemic virus
11月6日付ロイター↓
http://www.reuters.com/article/asiaCrisis/idUSL6704217
Animals need to be closely watched for flu, WHO says
なお、米イリノイ州のネコ感染は↓
http://www.time.com/time/health/article/0,8599,1934826,00.html
I Can Has Swine Flu? A Cat Comes Down with H1N1