新型インフルワクチン回収騒動（カナダ・アナフラキシー急増）

カナダでワクチン（グラクソ）回収騒動。

マニトバ州での新型インフルエンザワクチン接種者から、アナフィラキシーショック（重篤なアレルギー反応。今回は犠牲者発生していないが、生命の危険ともなうことも）が通常の５倍程度発生しているのを受け、あるバッジ（製造ナンバー）のワクチンを回収する騒ぎになっています。

• グラクソ社は、１０月に出荷した一部を引き揚げ。これは予防的処置であり原因調査中と発表。
• マニトバ州ではアナフィラキシーショックが、２万回に１回発生しており、これは、通常（１０万回に１回）に比べて高率。
• アルバータ州では、アナフィラキシーショック急増は見ていないが、ワクチン引き揚げは実施。

ソースは１１月１９日付CBC↓
http://www.cbc.ca/health/story/2009/11/19/man-cp-flu-vaccine-hold.html

Batch of H1N1 vaccine pulled

Manitoba notices spike in severe allergic reactions

アナフィラキシーショックについては↓参照
http://www.anaphylaxis.jp/forum/anaphylaxis.html

 

ウクライナのコメント（J-cast)

昨晩は都内移動中、Jcastから突然のtel、とりあえず下車したお茶の水駅ホームで２分おきに電車の音に邪魔されながら、やや要領えない取材。

でも、アップされたものは、とりあえず管理人が話したとおりに書いてあるかなと。新聞やTVの「話したうち”どの部分”が切り取られているのか」わからぬドキドキ感・・・に比べると、字数制限が穏やかなネットのアドバンテージと実感です。

まあ、「理論的にあり得ないこともない」発言にマスコミ的見出しがついているのと（苦笑）、先方の言う「出血で真っ黒になった肺」をオートプシー（剖検）のことだと思い込んだら、そうじゃなくて出来そこないX線写真のことだった（笑）・・・という２点のぞけば大体その通りです。

http://www.j-cast.com/2009/11/20054477.html

なお、この記事のあと、今朝になって、「ウクライナのインフル発生、ピークアウトみたいだよ」と現地の声いただきました。

あと、現地の方のブログにこんな面白い写真もあります。
http://blogs.yahoo.co.jp/japan_off/22531563.html