
2011年2月4日
エベレスト街道を行く カラパタールトレッキング4日目
7時:朝食
8時過ぎ:ナムチェを出発
出発して、のぼりの道をひたすら歩き(約40分ぐらい)、
平坦な、歩きやすい山道が見えてきました。

そして、今日も天気に恵まれて、ヒマラヤの山々の絶景が広がります。

絶景をカメラに収めようと、本格的な風情で、プロカメラ一式を携えた、トレッカーが。

あまりにも真剣な表情で写真を撮っていたので、あいさつだけして、構図の邪魔にならないよう先を急ぎ、
道沿いの仏塔(ソトゥーパ)で休憩。



長時間の休憩は禁物(らしいので)、しばしの休憩後、歩き始めると、
驚くほど整備された道が現れます。

距離にしてどれぐらいなんでしょう???
どれぐらいなんでしょうか。。。
う~ん、ガイドに教えてもらうのを忘れました。
ただ、この整備された道は、
一人のネパール人が、トレッキングに訪れる人たちのために、
一人で整備し始めた道だそうです。

善意の寄付金、払います。
なかなか良い仕事がない山村の中で、『いい商売見つけたな!』と見るか、
『ここまでの道を一人で整備して、すごい!』と見るかは、もっと相手の事を知らないとわからないかな?
ガイド曰く、『寄付金(通行料)は強制じゃない。』らしいんですけど。。。
当の本人=整備した方は、現在80歳を越える歳になられており、ご健在。
毎日村からの通いで、DONATION BOXの前にいらっしゃいます。

寄付金の使い道は、彼の遺志を継いで道を整備している方々に支払われるのだそうです。
寄付金の額がネパールの物価から言うとかなり大きいので、寄付金箱はきちんと彼が家まで持ち帰ります。
『どっかのだれかが、BOX盗ったりしないのかな???』
という心配は無用でございますので、安心して寄付&記帳。

とここで、先ほどのプロカメラ一式のトレッカーに再会。
大きな荷物で、見るからに重たそうな装備。
あいさつついでに、話しかけてみると、
なんとびっくり!
ロシアの政府高官などを撮影する、プロのカメラマンでした。
彼の『自称』ですけど、信じちゃうぐらい、装備がすごい!
とっても陽気な人で、ロシアって怖いイメージでしたが、彼の持っているニコンのカメラを私がガン見していると、
嬉しそうにニコンの素晴らしさを自慢なさっておりました。
トレッキングはどんどん進み、


チベット仏教の聖地大きなゴンパがあるタンボチェ(標高3860m)到着。




ゴンパは、観光客参拝可能です。
旅の無事を祈ります。
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