2011年2月3日
ガイドおすすめのビューポイントへ行った後、クンデの村では、村人が家の庭先でゲームに勤しんでます。
都会の喧騒も、車道を走る車の音もない世界。
小春日和の温かい日差しの中、サイコロを振るゲームの掛け声、
『エイ!』
『ホッ!』
サイコロの目に、一喜一憂する声が村に響きます。
子供の頃、正月に親戚が集まって、コタツを囲み ポーカー、花札、カブを
おいしいお菓子を賭けてみんなで夢中になったことを思い出しました。
ゲーム内容はわからないけど、男性陣がゲームに夢中になるほとりで、女性陣はチャイを飲みながらのんびり。
お誘いを受け、チャイをご馳走になります。
チャイを頂いた後、ゲームに夢中な皆さんに別れを告げて、ガイド知り合いのロッジへ再びお邪魔。
お母さんの料理を頂きます。
自家製バターでいただく、ジャガイモクレープ とってもおいしい!
2枚もいただいちゃいました。
『隣の台所』ならぬ、お母さんの台所。
お母さん、カメラを向けたので照れちゃってます(誰だって、照れるよねぇ~)。
クンデの村をあとにして、
高度順応日 ガイドおすすめの場所へまだまだ歩きます。
(歩かされます。)
山肌に延びる、山道を!
この山道を、どこへ向っているのかわからないまま歩くんです!
歩き進めれば、進んだだけ、来た道を戻り、宿に帰るまでの距離が長くなる!
振り返って、来た道を見ると、
正直、
『もう、宿に帰って休みたいなぁ~。。。』なんて思っても、
ガイドはどんどん『次のおすすめポイントへGO!』。
歩いて、歩かされて、辿り着いた場所は、日本人オーナーの(私にとっては)超高級ホテル。
『ホテル・エベレスト・ビュー』
ホテルの名が示す通り、ホテルテラスからは、
ヒマラヤを眺めることが出来ます。
ホテル食堂にある、大きな窓ガラスに映る素晴らしい景色。
*:ナムチェから、登り約3時間シャンボチェの丘に建つこのホテルに宿泊したい方は、
日本発着のパッケージツアーからお申し込みください(気になる方は、検索してね)。
ホテルにある、大きな暖炉や、窓ガラス1枚を見て、
『大きな窓ガラスにしても、テーブルや椅子も、
飛行機でシャンボチェまで運べたとして、人力で、このホテルまで運んだんだよなぁ~。』
と、オーナーさんの熱い思いや、エベレストに憧れ、このホテルに宿泊するお客さんの思いを、ふっと考えさせられました。
暗くなる前に、ナムチェへ急ぎ足で戻ります。
行きはとにかく登りばかりだった道を、帰りは丘の斜面を駆け下り、
村までとにかく下ります。
坂道や、石段を下るうちに、持病の左ひざが『うぐうぅぅっ』痛みを伴い始め、
下り道も、亀の歩みで辺りが暗くなり始めた頃に、
ようやくナムチェ到着。
ネットカフェに寄って、
ネパール滞在中は、いつもバッグに入れている、手持ちのヘッドランプを照らしながら、宿に無事到着。
高度順応日も楽じゃなく、今日は本当に疲れたぁ~。