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[海外ドラマ] ヒーローズ S4#01-09

2010-07-28 | 海外ドラマ

ヒーローズ S1#1-11

ヒーローズ S1#12-23

ヒーローズ S2#1-11

ヒーローズ S3#1-12

ヒーローズ S3#13-25

 


第01話「もうひとつの存在(前編)」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

パークマンの能力によって洗脳され、ネイサンとして生きさせられていたサイラーだったが…

いよいよ「ヒーローズ」も最終シーズンの放送が始まりました

案の定、サイラーにネイサンだと思い込ませる荒業が破綻しちゃってますが、まだサイラーの意識は不自由な状態にあるみたいですね……ネイサン役の人を早々に退場させちゃうのは勿体無いでしょうし、これは当分は中途半端な状態が続くと見るべきなのかな

大学生になったクレアはいきなりルームメイトが自殺するという衝撃的な展開でしたが、流石に意味不明すぎます(汗)……自己中だったキャラ設定からするとむしろルームメイトの方が能力者で、クレアとの仲を邪魔する(?)人間を発作的に殺すとかそういう展開だったらまだ理解出来る気もしますが…(←それも相当ヒドい話ですけどw)

前シリーズのラストから政府のエージェントを次々と殺してるのが(三番目の姉妹ではなくて)どうやらトレイシー自身という扱いになってるのは意外でした……ナイフ使いとの戦いを見るとどうやら身体を自在に水に変化させられるみたいですし、ひょっとして不死身になってるのかコレ?

ヒロは最終シーズンになってもやはり、どうやって(脚本的に)弱体化させるか~みたいな呪縛に囚われてしまってて、また一人だけ時間を飛ばされてしまいました…orz

そしてお馴染みの面々に加えて新たな能力者たちの集団が登場し、そのリーダーとして「プリズンブレイク」のティーバッグ役の人が登場してますね……前半では仲間思いの言葉が多かった事から結構いいやつなのかと思いきや、やはりイメージ通りのヤバいキャラのようでw
冒頭で葬式を行われていた”兄”というのがキーになる存在のようですが、ティーバッグは複合能力の使い手みたいなので、アーサー(ペトレリ一家)に近しい存在だったりするんでしょうか

 

第02話「もうひとつの存在(後編)」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

パークマンの洗脳から脱しつつあるようにみえるサイラーだったが…

はっはっは!w
まさかサイラーのこんなに面白い使い方があったとはww

パークマンの脳内に実際にサイラーの意識があるかどうかの真偽は不明ですが、パークマンは(父親の”ナイトメアマン”と同様に)最も欲望に左右されやすい能力の持ち主なので、こういう葛藤の表現が素晴らしく面白いですな

クレアも何だか意外な方向で面白くなって来ました……経緯はどうあれ、やっぱり能力者が一般人にその能力がバレてしまう展開は燃えますね

ピーターはこれまでのシリーズで散々、繰り返してきた失敗を遂に学んでいるのが感慨深いです……得た結論が、”自分は何もしない方がいいんだ~”っていうのも哀しいですけどw
あとちなみに、今回ピーターが能力を奪って戦ったナイフ使いって、「スターウォーズ」でダース・モールを演じていたレイ・パークだったんですな……一人だけアクションのキレが違いすぎるのも面白かったです(コピーしたという設定の、ピーター役の人もよく頑張ってましたw)

一方、失敗に学んでいたハズのヒロは一体どうなっちゃうのやら(汗)w
今回は挨拶代わりとばかりにヒロと接触して来たティーバッグの目的がまだ不明ですが、基本的には能力者を敵にするつもりはないみたいなので、まだ世界に対する脅威とかそういうのでは無い要素で視聴者の興味を引っ張ろうとしているのも興味深いです

あと、もしティーバッグの仲間内に治療能力者とかがいればヒロの病気についてもそんなに心配することもないかな

 

第03話「インク」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

意識の中に潜んでいるという、サイラーの幻影に悩まされるパークマンだったが…

むむむ…?
ファイナル・シーズンも三話目になりましたが、今のところ見てて引き込まれるエピソードがパークマンとサイラーのコンビくらいしか無い…?(汗)
ティーバッグがヤバい人間だっていう描写はされてますけど、どうにも目的が不明なままなのがいかんのでしょうか

新たに登場した聾唖の女性能力者も、”音が色として見える”っていうのは魅力的ですけど、どうストーリーに絡んでくるのかがまるで見えてきてませんし(…キーワードは”共感覚”?)

クレアの能力がバレる云々についても特に話が広がるようには思えないんですが、でもこのドラマのことですから、ひょっとしたらクレアとルームメイトになる為に自殺から全部仕組まれていた~くらいのどんでん返しの心構えをしておいた方がいいのかもしれませんなw

それにしてもサイラーの部分は飛び抜けて面白いです……まだパークマン自身の内心の葛藤っていうだけの可能性を捨て切れませんが、セリフのやり取りから能力のヤバさまで、このコンビの相性の良さは見てるこちらとしてはたまらんものがありますw

 

第04話「受容」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

タイムトラベルによって人生を変えようと決意したヒロだったが、能力の弊害が確実にその身体を蝕んていた…

うわ……おばちゃん同士の駆け引きがこええw

でもここでサイラーが目覚めちゃうと、パークマンの方はどうなっちゃうんですかね?
パークマンがこのまま解放されてしまうのもつまらないので(←オイオイw)、次回であれはパークマンの潜在意識が顕在化しているだけっていう展開を望んで止みませんw

それにしても、ヒロのシーンがあまりにもどうでもよくて…orz
能力のせいで身体がボロボロになってる~って散々繰り返しておいて、なんでこんな無駄使いばかりするんですかねえ…

今回のタイトルが”受容”ということでしたが、ピーターとベネットのシーンで、”陰謀とかそんな馬鹿なことはいい加減卒業しろよ(大人になれよ)”みたいな口ぶりだったのが、そのまんまヒロに対する視聴者の感情だったような気がしてなりません(汗)
…もしくは、あれはシリーズの脚本に疲れたスタッフの(視聴者に対する)本音だったとか?

個人的には、トレイシーがお風呂で身体を完全に水(お湯)と一体化させてるシーンを見て、肩こりとか腰痛とかが一遍に治っちゃいそうなのが凄く羨ましい!~とかはしゃいでた自分が、何だかとても矮小な存在になってしまった感が強いです(苦笑)w

 

第05話「記憶」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ネイサンとして生きることを強要されていたサイラーは、(ネイサンが)不慮の死を迎えたことで肉体を取り戻したかに見えたが…

おお、いよいよ物語が動き出してきたカンジですな

ピーターが手に入れた音が見える能力は、どうやら結構不穏な要素を持っているようで(汗)……この能力の本質は、固有振動数の共鳴効果を発生させられるとかそういうモノなんでしょうか(ヒステリーが引き金になってるのかも~とか言及されてましたね)
となると、この能力者が複数いれば相乗的に威力が増す~とかそういう展開も今後はありそうです

そのピーターの前になんでヒロが突然現れたのかが謎ですが、これはピーターがヒロの能力を獲得する流れになるのは間違いないでしょうし、また時空を飛びまわる展開になるのかな

サイラーは単なる記憶喪失ではなくて、これはどうやらサイラーとしての意識(魂?)が分離してパークマンの方に丸ごと移動してるっていう解釈でいいんですかね?(←神様からピッコロが分離したみたいなw)

今回のラストでティーバッグ率いる、”真夜中のサーカス”みたいな共同体に招かれたわけですが、確かに”共感覚”はサイラーも持っている能力でしたね……悪の心が消えてるらしい今のサイラーは、共同体にとっても理想的な指導者になるのかもしれません

クレアの周囲で起こっていた事件の背後には確かに陰謀が隠されていたわけですが、同居人の嫉妬云々っていうのも一面的には正解だったんですなw
あの透明になる女子大生の能力がちょっと気になったんですが、単に消えてるだけじゃなくて次元を越えたりも出来るんですかね?……って、サーカス自体が時空を越えた存在みたいなので、どこにでも移動は可能ってことか

 

第06話「無垢」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

突然現れたヒロの能力を使って、ピーターはヒロを救おうとするが…

ティーバッグはサイラーとしての人格を欲してるのか…

”真夜中のサーカス”の目的が最終的にどこにあるのか、単に共同体としての存続を望んでいるだけなのか、一般人への復讐でも考えてるのか、ティーバッグ達の態度があやふや過ぎてどうにも微妙ですな(汗)

とりあえず記憶が肉体に残ってはいても、やはりサイラーの魂とか意識みたいなのはパークマンの方に行っちゃってるのはこれで確定みたいですね……次回あたりパークマンがどうなったかが語られてくれるといいんですが

ヒロを操ってるのが運命なのか特定の誰かなのかは不明ですが、ピーターがヒロの病を治す→今度はピーターを連れてチャーリーを治しに行く~っていうのが一番いい流れでしょうに……イライラするなあ、もうw
とりあえずピーターが今いる場所にとって、値千金どころか一兆円くらい出してもいいくらいの貴重な存在なので、次回でピーターがどう行動するかでこのドラマに対するフラストレーションが爆発するか解消するかどうかが勝負ですな

 

第07話「モンスター」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

消そうとしても消えない、サイラーの意識に苛まれているパークマンだったが…

うああ……貴重な治癒能力者が…

治癒能力っていうのは強力過ぎるので(脚本上)何らかの措置がとられるとは予想してましたが、こんな魔女狩りみたいな悲惨なオチになるとは…orz
ラストでティーバッグが皆殺しにしてくれてましたが、ストーリーとしても能力者vs一般人みたいな方向性に持って行きたいんですかねえ(本当の”モンスター”はどっちなんだ?っていう)……これまでは”エスパー狩り”みたいな要素がパラレルな未来とか政府機関に限定された遠い世界の出来事だったのに、いざ目の前の現実に迫られるとやはり衝撃度がまるで違いますね(汗)

そういう意味で、クレアはここからいい方向に転がるのか、最悪の方向に転がるのかどちらの方向性もあり得るカンジですな

そしてついにパークマンの現状が描写されましたが、完全なサイラー無双でした……その知略っぷりがたまらんかったですが、何より”パークマンを鳴かせたのはこれで今日二回目だな~”みたいなセリフがイチイチ楽しかったですw
これで今のサイラーはパークマンの読心能力が使えるのか、それどころかまた脳を見れば他人の能力を奪えるのかが気になりますが、すっかり邪心の消えてる”本体”との邂逅(対決?)がどうなるのかが今から楽しみです

 

第08話「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・テキサス」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

チャーリーの命を救おうと決めたヒロは、無意識の内に三年前へと飛んできたのだったが…

おお!
ファイナルシーズンも既に8話目なのに、これまで全く出てきてないのがずっと気になってたんですが、まさかスレシュが死んでしまっていたとは(汗)

どうやら最初のエピソードでティーバッグ達が葬式を行っていたのがスレシュだったみたいですけど、スレシュを助けるためだったら別にこんなに回りくどいやり方で(人質をとって脅迫までして)ヒロに頼む必要も無いと思うんですが……って、あれ?
ひょっとしてヒロとスレシュって面識ないのかな?…と思いましたが、シーズン3でヒロが能力を無くしてた時に一緒に行動してましたね

今回のエピソードは他の人間の運命を変えずに、チャーリーの命だけを救うという難易度の非常に高い、トリッキーな展開が続いていたのが楽しかったです(…やたらと日本語が飛び交ってるのもw)
サイラーがあの状態から、元の時間の流れに沿うように行動したのかというとちょっと疑問ですけど、生き延びたチャーリーを(歴史に干渉させない)時間の彼方に飛ばしたというのは上手い処理だと思いました

懐かしのアイザックとかが出てきたシーンは改めて撮り直したんですかね?
ベネットの本来の”夢”が語られた淡い恋愛エピソードもいいハナシ風にまとまってましたけど、あんな私的な記憶の消去まで頼まれるハイチ人の心情を慮ると何だか納得が行かない部分もありますw

 

第09話「光と影」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

再生能力を級友に見られてしまったクレアだったが…

全シリーズ通算68話目にしてついに、ずっと”ハイチ人”としか呼ばれていなかった男の名前が”ルネ”であることが判明しました!……って、そんな事はどうでもいいかw

イロイロと衝撃的なエピソードでしたが、やはりパークマンの奮闘ぶりが泣けましたねえ…・゜・(ノД`;)・゜・
悪魔の振る舞いを見せるサイラーに対してあがきにあがいた結果、どうにもならない事を悟ったパークマンは自らの死と引換にサイラーを止めることを選択したわけですが…
これって傍から見るとアル中の男がいきなり飛行機に銃を持ち込もうとしたり、道中の見知らぬ男を撲殺したりといった奇行の果ての結果でしかないってのが哀しすぎますな(汗)

一応、パークマンの肉体はまだ完全に死んだというわけではないようなので、いずれピーターが現れるのかクレアの血液を使うのかどういう展開になるのか楽しみにしたいと思います

そして救命士にとっては夢のような治癒能力を得ていたピーターですが、どうやら自らの体力と引換にエネルギーを他人に与える仕組みになっているようで、ある種のトリアージみたいな、限定された使い方しか出来ないっていうのが歯がゆかったですな
…まあ、こういった制限が設けられてなかったら病院中の患者を次々と治しちゃって、完全にキリストと同レベルの神様扱いになっちゃいますもんねえ(苦笑)w
(どうでもいいことですが、この特性について「パタリロ」のかなり初期の哀しいエピソードを思い出したのはきっとオレだけじゃないと思いますw)

クレアについては…
うーむ、ティーバッグの狡猾さにまんまと乗せられてる~という描写なんですが、肝心のティーバッグたちの共同体の最終目的が不明なままなので、もやもやしたまんまですね(…パパを信じてる~っていうシーンはカッコ良かったんですが)

それにしてもスカパーのCMで、今後のネタばらしみたいなシーンを次々と流しまくってるのはちょっと神経を疑いますね(今回のサイラー射殺のシーンもバッチリ見せちゃってますし)……一体何を考えてるんだろう(怒)

 

ヒーローズ S4#10-19

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[海外ドラマ] LOST S6#104-121

2010-07-19 | 海外ドラマ

LOST S2#26-29

LOST S2#30-39

LOST S2#40-49

LOST S3#50-59

LOST S3#60-72

LOST S4#73-86

LOST S5#87-103


第104話「LA X」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

全ての因果律を覆すべく、ファラデーの仮説に基づいて水爆を起爆させたジャックたちだったが…

いよいよ日本でも放送が始まった最終シーズンですが、また不思議な二部構成になってましたね
これまではどちらかが過去と未来といった構成になってましたが、今回はパラレルワールドになってるということなんでしょうか

オーシャニック815便の墜落が起こらなかった(島も海底に沈んでしまってる)世界と、従来通りの歴史を辿ったと思われる世界と、両方の世界のジャックたちが並行して語られていたワケですが、”あの墜落さえなければ皆が幸せになる”と信じていたハズだったのに、何とも微妙な面持ちでロスの空港に到着してしまったのがやるせなかったですな…

明確に幸せを享受してそうなのはヒューゴくらいで(島のエネルギーに左右されてないということで、ヒューゴは不幸になってないんですよね?あの”自分は強運なんだ”っていうセリフは強がりとかではなくて……なんかソーヤーに狙われてそうなカンジもちょっとだけありましたけどw)、半身不随のロック、ヤク中のチャーリー、殺人犯のケイト、あと幸せそうに見えても実際は死の病に侵されてるアーサー夫婦あたりはどう考えても島に行っていた方がマシな人生だったのは確実でしたよね…

何故かデズモンドが乗りあわせてたり、逆にクレアがいなかったりしましたが、815便を降りた時点で彼ら同士の接点は完全に無くなってそうですし、次回からは墜落しなかった方のパラレルワールドについてが語られることは無いのかな…?

まあその辺りはともかく、現代(?)に飛ばされたジャック達の方ですが、ド根性を見せたジュリエットが結局死んでしまった展開は微妙でした(汗)
ソーヤーがジャックに対して逆ギレしてるのはともかく、せっかく共に時空を超えさせておいたのに、ジェイコブ(死後)がサイードのことしか言及してなかったのは何だかなあと思いましたねえ……(生きてることで)下手に希望を持たせといて、これは無いだろうと…orz

…と、いつまでも愚痴っていても仕方ないですが、次回はテンプルへと向かってそこで遂に真田広之が登場するようです

果たして今、ジャックたちがいるのが本当に現代なのか、実はサンとかがいる世界とはまた違ったパラレルワールドに飛ばされてたりするのか、ロックの姿を借りた黒煙の正体は何なのか、非常に気になるところです

 

第105話「テンプル」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

死んだジェイコブの指示により、サイードを救うために”テンプル”を目指すジャック達だったが…

サイード、何たる無駄死に……とか思ったら、生き返ったー!!ヽ(^◇^*)/

いやー、せっかくの真田広之だと思ったのに、その正体が怪しい新興宗教の教祖様みたいな小物臭がヒドすぎるキャラだったのには絶望的な気持ちになりましたよ(苦笑)
英語を話したがらない理由も何だか意味不明でしたが(フランス人かよとw)、殴りかかってくるジャックを鮮やかに取り押さえるシーンは見事でしたね

(ところで、真田広之の日本語のセリフで”住人は北へ!”というのが字幕では、”10人は北へ!”というワケのわからん表示になってたのが気になったんですがw……何とか聞き取った所だと、確かに通訳の男の英語のセリフが”Ten men go to the north side !”みたいなカンジなんですよ……これは現場での通訳ミスなのか、吹き替え版では一体どのようになってるんだろう?)

テンプルっていうのは、ベンが娘を避難させようとしていた場所だったことからも、おそらくothersの本拠地であるのは間違いないでしょうが、シーズン1でさらわれた乗客たちがまた出てきたのをジャック達がスルーしてるのが微妙です……まあ、もういちいち考えるのも面倒ってことなのかもしれませんがw

ロックに化けている煙の怪物の正体についてもまだまだ謎のままですが、この島での数々の超常現象をジェイコブとで役割分担していた存在だと考えると何となく隠されていた構図が見えてきたカンジがしますな
”故郷に帰りたいんだ”という切実そうな願いはジュリエットと同様ですし、ジェイコブとずっと対立して来た風なのもベンとウィドモアを彷彿とさせる関係性ですし、おそらくこの島では何十年、何百年と同じようなことを繰り返してきたんでしょうねえ

そして意外にも、パラレルワールドの方も物語が普通に進行していますな
ロックとジャックが仲良くなったり、ケイトが逃亡に成功したり(クレアも出てきましたね)、こちらはこちらでハッピーエンドを目指すというカンジなんでしょうか

そういやコイツは最初はこういうキャラだったな~みたいな懐かしい楽しみ方も出来てますが、このパートは一種のカーテンコールみたいな存在意義だったりもするのかな?……意地悪な捉え方をしてみると、このパラレルワールドで皆が幸せになりさえすれば、”本来の歴史”の方がどれだけ悲惨な(汗)顛末を迎えようと別に構わない~っていうぶっちゃけパートってことなのかもしれませんけどw

 

第106話「彼女の心情」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

othersの秘法によって生き返ったサイードだったが…

ふーむ……クレアが(時系列的に)最後に登場したのって、ロックがジェイコブの小屋に行った時にジャックの父親と一緒にいたんでしたっけ…
あとケイトに対するテレパシーだか何だかで、”アーロンを島に連れて来ちゃダメだ”とか叫んでたかな

このドラマではこれまで何者かが乗客の姿を勝手に借りて、ジャックたちを誘導したり惑わせていたシーンが何度もありましたが、その正体がジェイコブだったのか、今はロックの姿を借りてる黒い煙だったかで、意味がまるで変わってしまいそうですな

あ……よく考えたら、真田広之もジェイコブ側なのか黒い煙の側なのかがイマイチ判然としてませんね……そもそもヒューゴにギターケースを渡したのがジェイコブ本人とは限らないワケですし、何だかもう頭がこんがらがりっぱなしです(苦笑)w

そういや、前回意味不明だと書いた英語を喋らない理由ですが、”通訳を介することで、責任のある立場を全うしやすい”っていうのはちょっと面白い解釈だと思いました……やはり、othersの中でもそれなりに不満が燻っているっていう意味でもあるんでしょうか

一方のパラレルワールドの方ですが、また幸せに一歩近づいたカンジのエピソードでした
この世界のクレアが、果たして例の占い師の言葉を聞いてたりするのかが気になるところです……あとアーロンの名前が出てきた事ですが、これは単なるお遊び要素だったのか、この世界にも”島”の影響が何かしらある~っていう意味なのかちょっと気になってしまいました(汗)

それと815便の乗客たちだけでなくてothersの連中もちょっと絡んできてるのが面白いですね
オレが気づいてない連中も登場してそうですけど、とりあえず今回車の修理工に医者という姿で登場した二人は、何か裏があると見せかけて普通にいい人~っていうパターンを繰り返してましたなw

 

第107話「代理」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ロックの姿を借りた謎の男は、リチャードをどこかへと連れ去るが…

どうにも救いようが無いんじゃないかと思われていたパラレルの方のロックの人生ですが、教員とはナカナカ良さそうな落しどころでしたね……シリーズの初期でサバイバル知識を他の乗客たちにレクチャーしてる様が、かなり性に合ってるっていう風情でしたのでこれは納得の展開です(ヒューゴはいくらなんでもカッコ良すぎだろうと思いましたがw)
同じ職場で、ベンが小言ばかりの教師をやってる~っていうのもまた微笑ましくて良かったですねえw……このエピソードでファイナル・シーズンの方向性がハッキリしたカンジですが、”(本来の歴史では悲惨だけど)パラレルではみんながそれぞれの幸せを掴む”という展開になって行くのは確実みたいですな

…それは同時に、島での結末が考えうる最悪の結末~ってくらいに酷いことになるのがほぼ確定したということでもありそうで、それはそれでやはり複雑な心境ですが(汗)

偽ロックに導かれたソーヤーが、その正体がおかしいと気づいた展開にもグッと来ましたね
おそらくソーヤー自身も、ずっと虚勢を張って島で生きて来たからこそロックの本質を見抜いていたということなんでしょうな

そして遂に、ジェイコブが乗客たちの運命を導いてきた目的が明かされましたが、偽ロックはこの島にある超常的なエネルギーについては一切触れてないので、まだ説明が不十分というカンジです
あの謎の少年についてもそうですが、ジェイコブ側にも何か止むに止まれぬ事情があると見るべきなんでしょう……って、あれ?

ひょっとしたらジェイコブの真の狙いって、ジャックたちが核爆発を起こして(島が海に沈み、皆が幸せになる)パラレルワールドを誕生させた時点で、目的を達していたとかそういうオチなのかな…?

だとしたらこんな切ないハナシも無いな…orz

 

第108話「灯台」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

突如、現れたクレアに助けられたジンだったが、あまりの変貌ぶりに驚きを隠せなかった…

クレアと偽ロックが繋がってるのか……ということはこのクレアも本人じゃない(既に死んでいる?)可能性が高いってことなのかな(汗)
でもアーロンにこだわってる所からすると、どうも本人っぽいですが…

こっちが本物のクレアだとすると、かつてジェイコブの小屋で父親と共に出現したのがジェイコブによる幻ということで、ケイトに対して、”アーロンを島に連れ戻すな”とテレパシーを送ったのもジェイコブだったと……偽ロックとジェイコブは対立してるので、一応スジは通っているカンジですかね
…でも確かあの小屋って、ジェイコブのフォロワー達が燃やしてましたっけ……となるとハナシはまるで逆?(汗)

とにかくジェイコブも偽ロックも、互いに手駒を増やしたがってる~という流れですが、クレアをかつてのルソーみたいな立場に追い込むことがどういう結果に繋がっていくのかがまだ見えてきてませんね……そしてソーヤーはどうなったんだろう

パラレルの方では意外にもジャックに息子がいることが判明しましたが、前に手術した縁で結婚してた嫁さんとの間の子ってことでいいのかな……盲腸の手術痕に戸惑ってるのは、島でジュリエットに手術をされた流れがパラレルにも干渉してるってことっぽいですが、どうやらパラレルの方もただハッピーエンドに向かってるというワケでは無さそうです

 

第109話「日没」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

生き返ったサイードだったが、othersによれば彼は邪悪な存在に染まりつつあるということだった…

うへえ…
なんだかあっという間に、ジェイコブ側の陣営が灰燼に帰してしまいました(汗)

邪魔者がいなくなってこれから偽ロックの真の目的が明かされるんでしょうけど、今回のクライマックスの”してやったり感”だけを見ると、クレアもサイードも完全な悪人面にしか見えませんでしたねえw……これまでの流れだと、ジェイコブと偽ロックが”善”と”悪”のどちらなのかが判別しないように物凄く注意深くシナリオを進行させて来てるカンジですが、仮にジェイコブを”善”と位置づけると、偽ロックの知略ぶりというか、まさに悪魔的な策略に見事に唸らされましたね

パラレルの方はサイードの彼女が兄の嫁になってるという流れでしたが、あれ?
これって、815便に乗るまでの歴史も改変されちゃってるってことなのか……オレの解釈としては、815便が無事にアメリカ本土に到着した時点でパラレルワールドが派生(発生)したのかと思ってたんですが、島が存在しなかった歴史の流れということで今回も傭兵のキーミーがマフィアのボスみたいになってたりもしましたし、ジャックやサイードたちが815便に乗る前の歴史の部分も大きな変更が加わってもおかしくないのか…

じゃあ前回のジャックの息子云々っていうのも、本来の歴史とはまるで違う展開だったってことなんですな

うーむ……意外なところでジンが出てきたのもビックリですし、パラレルの方が進む方向性が全くわからなくなって来ました

あと殺されてしまった真田広之ですが、例の泉の中で殺されたことでまだ復活の目はありそうなカンジですね……それとも、サイードとの激闘シーンが最後の見せ場ってことだったんでしょうか(涙)

 

 

第110話「ライナス博士」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ロックに化けた黒い煙の策略によってテンプルを壊滅させられたジェイコブのフォロワー達は逃避行を続けるしかなかった…

うむ……ウィドモア本人が遂に島に乗り込んでくるという緊迫した流れになって来ましたが、今回は島でもパラレルでもベンが主人公の印象的なエピソードでしたね

ジェイコブを”呪い”とまで表現したリチャードの境遇も明かされつつ、ベンだって自分の人生を何とかしようと頑張ってたんですよねえ…
パラレルの方での”騎士”っぷりこそがベンの人間としての本質だということが明かされて、島での惨劇の数々は偽ロックが狡猾だったということもありますが、やはりロクに事情を説明しようともせずに人々を操ろうとしてたジェイコブの悪質さみたいなのが際立ってしまってる気がしてなりませんけど(汗)

ジャックが文字通り命を賭けて挑んだ、(ダイナマイトの導火線を消した)”運命のパワー”みたいなのがどういった由来なのか、果たしてジェイコブをも背後から操っていた存在みたいなのが改めて登場するのか気になるところです

そういやベンとずっと対立していたウィドモアですが、こいつも偽ロックの配下だったと見ていいんですかね?(要するに島からの脱出の手引きに来た?)

 

第111話「偵察」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

テンプルを壊滅させた偽ロックは、恭順した一行を引き連れて島を脱出しようとするが…

偽ロックとウィドモアは敵対関係なのか

潜水艦が島へとやって来れたのはおそらく、ジェイコブが死んだことで結界が破れた~みたいな事だと思われますが、(ベンとは敵対関係だったとはいえ)ウィドモアも属性としてはothersという立ち位置にいるみたいですね

島を守りたいothersと、島を出たい偽ロック(黒い煙)とが互いに殺し合う程に対立している現状がどうにもちぐはぐな印象が強いんですけど、偽ロックを島に”地縛霊”みたいに縛り付けておくことが島にとって有益になるとかそういう因果関係があるってことなんでしょうか(…以前、ベンが黒い煙を操作していた風な描写もあったので、”地縛霊”というよりは”式神”みたいな表現のほうが適切かもしれませんが)

そんな両者の対立を煽ってるソーヤーですが、なんかもうどうにでもなれ~的なヤケクソな態度にしか見えないのが気になります……偽ロックについて来てる連中の大半が、争いとは無縁な815便の元乗客とかothersの一般人とかなんですしねえ(汗)
潜水艦を奪って逃げよう~とか言ってるのも、偽ロックがあの飛行機を飛ばそうとか言ってることよりは実現性が高いのかもしれませんが、本気の発言とも思えません

一方、パラレルの方のソーヤーは何と警官になっているわけですが、身の上に起こった過去についてはほとんど変わってないっぽいですな
相棒がマイルズということでコンビのやり取りが面白かったですが、マイルズの役者の人は「ソウ」というホラー映画のシリーズ一作目でも刑事役で登場していたので、それを思い出してまたニヤニヤしたりしてましたw(…ちなみにベン役の人も「ソウ」で非常に面白い役をやってました)

ソーヤー達の警察署にはチャーリーも留置されてるみたいですし、ここにケイトが加わって、さてどういう展開になるんでしょうか

 

第112話「長く仕えし者」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ジェイコブに長年騙されていたと絶望したリチャードだったが…

いつまでも若々しいw謎の男リチャードの過去が語られましたが、思えばこのブラックロック号(の残骸)が登場したのって随分と初期の頃だったですよね……あの頃は、なんでこんなジャングルの奥地に?っていうのが不思議でしたが(「スプリガン」ばりにワープでもしたのかな?とかまで思った記憶がw)、石像をもなぎ倒す高波のせいだったんですな

何だか感動のシーンに誤魔化されてしまいましたけど、相変わらず死者の霊(?)が登場する法則みたいなのがよくわからないんですよね……なので、どうしてもジェイコブなり黒い煙なりが恣意的に見せてる幻覚でしか無いんじゃないかっていう疑いの目でしか見られないのがちょっと気になります(汗)
(それにしても今回の冒頭でリチャードの、”もう皆死んでるんだ”というセリフにはドキッとさせられましたねえ……おそらく視聴者の誰もが一度は考えた説ですよねw)

”地獄とか悪意とか邪心とか”~と表現されていた黒い煙の正体ですが、(ジェイコブが自らを決して”神”と表現しないように)相当、言葉を選んでるようなのが面白かったです……要するに、おそらくジェイコブにも明確な定義は出来ないんでしょうな
かつてダーマ教団が、ハッチの中で謎のコード入力作業を延々とやらせていたことがありましたが、ジェイコブがやってる事の本質も実はあれと同様の行為なんだと…

ロクに説明もせずにothersを操ってきたジェイコブひでえ、みたいな感覚が拭えませんでしたけど、こうしてみると結構本質的なことを教えてたんですな(このドラマをずっと見続けてきた視聴者くらいの予備知識がないと意味不明なのも確かですけどw)

そういや島にある近代的な設備にかなり関わっているダーマ教団の、”現在”の活動が描写されることがほとんど皆無だと思いますが(シーズン2で補給物資をパラシュート投下したシーンが唯一?)、最終シーズンになっても一向にフォローされる雰囲気がありませんね
ひょっとしたらウィドモアが背後で操ってるんじゃないかと一時期は思いましたが、ベンとの相克の中で島に戻る術を完全に失ってるカンジでしたからそれは無いでしょうし…
うーむ、このまま最後まで有耶無耶にスルーされてしまうのはイヤだなあ(汗)

 

第113話「パッケージ」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

亡き妻の霊に背中を押され、再びジェイコブのことを信じることにしたリチャードだったが…

ウィドモアの潜水艇にて運ばれていた”パッケージ”の正体とは、デズモンドのことでした
そういやデズモンドは確か、(ファラデー曰く)因果律の外にいる”定数”なんでしたっけ……となると、ひょっとしたらパラレルワールドの記憶をも持ってたりするんでしょうか?

デズモンドはパラレルの方の815便に乗っていた~っていうシーンを最後に登場して無かったと思いますが、正史の方でも随分と姿を見なかった気がしますね(シーズン5では結局一度も登場しなかった?)

ついに正史の方とパラレルの方の物語が本格的に交差し始めるんでしょうか

それにしても今回のパラレルの方のサンは、何ともエロエロなことになってましたなw
ヤバい父親とかの境遇自体は大して変わってない風なのに、一体何がこんなにまで変えてしまったのやら…w

サイードとのニアミス描写がクールでしたが、ジェイコブの後継者たる資格を持つ”クァン”が、ジンのことだと判明した途端にサンが使い捨てみたいに死んじゃいそうなのが酷いと思いました(汗)

 

第114話「目覚めの時」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ウィドモアによって島へと連れ戻されたデズモンドだったが…

おお、遂にパラレルワールドとの干渉が始まりましたねえ

ウィドモアの言によれば、どうやらパラレルが発生したことで元の世界が消滅する危機にあるっぽいですが、いずれジャックたちともども、どちらの世界を望むのか(どちらが消えるのか)ということを選択する局面がやって来そうですね

これで、デズモンドは両方の世界の記憶を持ったまま行き来する存在になったと見ていいのかな?
今回、島に戻ってからのデズモンドは妙に悟りきってしまったような落ち着きを見せていますが、ペニーに対する愛情だけはどちらのデズモンドにも共通しているというカンジなのがカワイイですw

エロイーズも二つの世界を認識してるっぽいですが、どこまで知ってるのか気になりますな……あとどうでもいいことですが、30分間騒音だらけの検査装置っていうのが怖すぎるんですがw

 

第115話「ヒューゴの導き」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

サイードによって偽ロックの元に連れられてきたデズモンドだったが…

いきなり轢き逃げww

この流れだと井戸に落とされた復讐としか見えませんがw、デズモンドの行動は(815便の乗客たちに)”島の記憶”を取り戻させようとしてるみたいなので、おそらくこの事故が記憶の喚起に繋がると確信してるんでしょうけど……いや、それとも(黒い煙に取り憑かれる)ロックの存在自体が不要と判断したってことなんですかね?
ヒューゴとリビーの仲を見届けたシーンは最高にカッコ良かったんですけどねえw

そのリビーの意外な再登場ですが、どちらの世界でも精神病院に入ってるっていうのがその存在を複雑化させてるカンジです
パラレルの方では自主入院と言ってますが、元の世界では旦那が死んだことで本当に狂ってしまったような雰囲気だったと思いますし、まだ何か秘密を抱えてそうですな

ジェイコブのフォロワーだったあの姉ちゃんがいきなり爆死(結局、名前すら憶えられませんでした)したのには驚きましたが、前回、パラレルの方で用済みとばかりにいきなりサンが死にそうになった時のオレと全く同じ感慨をベンが抱いてるのが印象的でした

偽ロックこと黒い煙もたいがいですが、ジェイコブをもあっさりと切り捨てたと思われる”島”そのものが一番ヒドイってことなのか(汗)

 

第116話「合流」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

815便の乗客たちの運命に干渉し始めたデズモンドは、突然ロックをひき殺そうとしたが…

(電磁波の影響で)パラレルワールドやおそらく未来をも見通す力を得たデズモンドの暗躍が続いてますが、ロックをひき殺そうとしたのではなくて、ジャックの手で手術させるのが目的だったんですな……これで下半身麻痺が治るといいですねえ
不老不死とか治癒能力は持ってませんが、デズモンドの行動がジェイコブっぽい役回りなのが面白いですね

今回はハナシとしてはほとんど進みませんでしたが、ようやく集結した”候補者たち”なのにジャック一人だけが離脱したのは意外でした
リーダーとしての資質を諦めたのと、島に対する思い入れみたいなのは別のことだったんですな……まあ、”ジェイコブの後継者”という存在が果たしてどんな意味を持つのかということに対する純粋な疑問っていうのは視聴者も全く同感なので、ジャックには頑張って謎を解いて貰わないとw

あとのけ者にされるクレアが何だか可哀想になるエピソードでもありましたけど、偽ロックのスパイ的な立場にしか見えないのが気になります

 

 

第117話「候補者」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

取引が成立していたハズのウィドモアに囚われたソーヤーたちだったが…

レギュラーキャラが三人もしんでしまうとはなにごとだ!

と、ドラクエ風に言ってみたところで何の慰めにもならない…orz

サンとジンについては、二人が再会した時点でもう死亡フラグみたいな感があったことは否めませんが、まさかサイードまでが(涙)……シーズン1の頃から一番思い入れがあったキャラなのでひたすら残念です(パラレルの方も殺人罪で捕まっちゃって果たしてどうなるのやら)

中東系の登場人物に自爆させた展開っていうのもイロイロと考えさせられますが(汗)、ファイナル・シーズンも折り返し地点を過ぎて、どんどんハナシがまとめに入ってきてるカンジですね

それにしても偽ロックが凄いですな……前にソーヤーに対して、水が弱点~とか匂わせてたのも伏線だったってことか(あとおそらく、ジャックに”島が自分を殺させない~”とか信じこませたのもそう?)

何十年も策を練っていただけあって、(候補者を)”殺す”ことが何らかの制約により出来なくても、何とかして”死なせる”為に立ち回り続ける執念には舌を巻くばかりです

そんな偽ロックを食い止める切り札と言えるのはもはやデズモンドの存在しかないようですが、ジェイコブや島の遺志から外れてる存在が唯一の救い~っていうのも何か壮大な皮肉みたいなのが込められてそうな予感がします

 

第118話「白と黒」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ジェイコブと黒い煙がこの島へとやって来た経緯が明かされる…

ついにジェイコブと偽ロックこと、黒い煙が如何にして現在のような存在になったのかという歴史が明かされました

黒い煙が”なまえのないかいぶつ”として終始、ドラマが進行してる異常さがとにかく見てて気持ち悪かったですが(汗)、理不尽さが際立つ演出としてとても秀逸だったと思います

”島の謎”の本質を探るには更なる過去へと時代が遡る必要がありそうに見えますが、どこまで遡っても無限にこの繰り返し~ってだけな気もしますねえ……まさに理不尽としか形容しようがありませんな

そして今回は輪廻というか全てが延々とループしてるというテーマに相応しく、懐かしのシーズン1の某シーンへと繋がる演出もあってゾクゾクしました

とにかくイロイロと理屈じゃないんだ~っていうスタッフ側の宣言にも思えたエピソードでしたが、さてここから現代の候補者たちがどう動くのか…
”光の洞窟”を果たしてどのように処するのか、楽しみにしたいと思います

 

第119話「すべてはこのために」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

サイード、ジン、サンと仲間を一気に失ったジャックたちに、黒い煙が更なる追い打ちをかけようとする…

おお、いよいよ終結の時が近づいてきてるようです

ジェイコブが完全に消滅する前に、どうしてジャックたちを後継者として選んだのかが明かされましたが、意外とあっさりと説明されちゃいましたね……まあ、でもここまでドラマを見てきた視聴者にとっては、アレ以上の説明は全く要らないっていうのも事実だったと思います

そしてついに”後継者”として確定したジャックは守り人としての記憶(?)と、不老の能力と、治癒能力を獲得したということなのかな……あとこれで、偽ロックを出し抜いたことになる…?

ジェイコブのこれまでの行動からすると、”不死ではない”~という欠陥があるにしても、ほとんど神様に等しい能力を得たも同然ですが、これからソーヤーやケイトたちがジャックを殺そうとする展開になるとはちょっと考えにくいですし、またもや悪の道に転落したベンがジャックを殺せる存在として驚異になったりするんでしょうか

そしてパラレルの方でも一気に物語が動き出していて、デズモンドに導かれた”後継者”たちがどうやらまとめて集められてる…?
島の方のデズモンドを(井戸から)助けたのが果たして誰なのかが明示されてないのが非常に気になりますし、いやー、これは終盤に向けてどう展開するのかさっぱり読めなくてワクワクしますな!

 

第120話「終幕・前編」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ついに”後継者”となったジャックは、黒い煙との最終対決に臨む…

「LOST」もいよいよ最終エピソード(前編)となってしまいましたね……って、いきなり時間が延長になってて録画をちょっとミスってたのに気付いた時は焦りました(汗)

「マトリックス」ばりの雨の対決が始まる所で今回は終りましたが、ジャックは結局、何か超常的な能力を得てる(た)んですかね?
”光”が消えて、偽ロックが治癒能力を失ったみたいにジャックもただの一般人に戻ってるのかもしれませんが、それよりも前のシーンですぐ横にいるケイトの傷を治してあげる素振りも見せませんでしたし、守護者としてどういう存在だったんですかねえ…

デズモンドを助ける為に登場した懐かしの老夫婦(と犬w)の存在はすっかり忘れてましたが、この夫婦も時間跳躍に巻き込まれてナカナカ大変でしたよね……マイルズたち飛行機組は彼らの存在を一切認識してませんが、沈む島と運命を共にさせるのも可哀想すぎますな

そして今回は島での云々より、パラレルの方のドラマが劇的でたまらんかったです

ブーンとか懐かしのメンバーも登場して皆が次々と島での”記憶”を取り戻していく過程は見てるこちらも涙が出そうになりましたが、しかしこれは最終的にどうするつもりなんだろう?
何より、どっちの世界のデズモンドも”この世界を去る”と語ってるのが気になるんですが、どちらの世界も消滅することが前提ってことなんでしょうか…?

デズモンドが”光”に対して(本来は)どういう役割を果たすハズだったのか、何が予定を狂わせたのか、そもそも光とは何だったのか、パラレルの方のジャックの元嫁であるジュリエットは記憶を取り戻すのか(取り戻すとしたら核爆発の瞬間まで思い出す?)、結局ダーマ教団(の現在)は出てくるのか、最終的に皆は”どの世界”に行くのか、(個人的にずっと疑問だった)飛行機の滑走路はどうするつもりなのかw、いやー、最終回が楽しみです!!

 

長かった「LOST」もいよいよ最終回ということで、今回は日曜の初回放送を見ました

第121話「終幕・後編」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

後継者となったジャックと黒い煙は最後の対決に臨むが…

遂に迎えた最終回でしたが、”あー、なるほど”という感覚と、イロイロと放置しちゃって残念、という気持ちがないまぜになってる感覚です(汗)

最終シーズンのパラレル世界の方で次々と元の記憶を取り戻していく登場人物たちを見ていて、果たしてどの段階までの記憶を取り戻しているのかが気になっていたんですが、その回答は”死ぬまでの記憶”ということでした……あのパラレル世界は未来でも過去でもなくて、本来の世界で”人生を全う”した彼らが集った”死後の世界”という位置づけだったんですねえ

チラッと登場したアナ・ルシアみたいに、マイケルとかミスター・エコーとかの他の登場人物たちはいずれ”準備が出来る”ということで今回は描写されなかったワケですが、どうしてもちょっと突き放された感が拭えません…

まあ、この最終回はある意味、”来世で幸せになろう”という皆の願いが叶えられたという描写でもあるんでしょうし、とても純粋にハッピーエンドとは呼べないカンジでしたが、ヒューゴとベンが島でその後を上手くやっていた風に示唆されてたりしたので、皆それぞれの人生を頑張った~という受け止め方でよしとしないといけないんでしょうね

結局、島の光も黒い煙も、その正体については視聴者の想像に委ねるというカタチになってしまいましたが、”時空間をも自在に超越可能な強力なエネルギー”で、そしてそれは、”誰もが少しずつ持っているエネルギー”らしいので、オレがこのドラマを通して感じた結論としては、”他者との幸せを希求する心のエネルギー”という表現になりますか

物事にはオモテとウラの面があって、”幸せ”を感じる心も人それぞれに、明るかったり暗かったりするというのが、”光”と、”黒い煙”という二種類の描写に分かれていたという解釈になるような気がします

そもそも島の存在とは何だったのか?っていうことについてですが、この世界のどこかで、”人知れず世界を救っている存在がいる”(だから感謝する)という考えは、いわゆる”宗教”というものに人類が抱いてる普遍的な感覚を表現してるんだと思いますが、その立場を愛されキャラのヒューゴが担ってると想像すると何だか楽しいですな(*゜▽゜)ノ

ちょっとまだ見終わったばかりなので、感覚の整理がついてない部分が多々有りますけど、最後まで非常に楽しませてもらったのは確かです!

話数が多いのでどうしても躊躇してしまいますが、機会があればまたシーズン1の第一話から見直してみたいですね……おそらく、(ジェイコブが操ってきた運命や、黒い煙の野望について)周到に伏線を張ってるようなシーンも沢山あったでしょうし、最後まで見たからこそ、見直して新たに楽しめる要素も沢山ありそうですよね

いやー、とにかくここまで膨大な人間ドラマを最後まで描ききったJJエイブラムス以下、スタッフや出演者の方々はお疲れさまでした!

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[海外ドラマ] デクスター S1#01-12

2010-06-08 | 海外ドラマ

第01話「正義の殺人者」~スカパーFOX CRIMEチャンネルにて視聴

デクスターは表ではマイアミ警察の鑑識官としての仕事を持っているが、法の目をかいくぐって野放しになっている凶悪犯たちを生来の殺人衝動を駆使して狩り出す~という裏の顔を持っていた…

いやー、これは凄いドラマですな
ダークヒーローというのはこれまでハリウッド映画やドラマでもイロイロと出てきてましたけど、まさか連続殺人鬼が主人公になる日が来るとは…( ̄Д ̄;)

ひょっとしたらアメリカ人に「必殺仕事人」を作らせてみたらこうなったのかなとw、奇妙な感慨を抱きながら見てたんですが、普通の刑事ドラマなんかと展開は基本的に同じなのに、主人公の属性をひっくり返すだけでここまで面白くなるんですねえ

主人公は”裏の顔”を隠して普通の鑑識官としての生活を送っているわけですが、そんなこととは夢にも思ってない周囲の人間が、デクスターの一挙手一投足を勝手に都合よく(己の常識の範囲内で)解釈してる風なのが、人間社会の複雑さと単純さの両方を非常に上手く表現しているなと感心してしまいましたね

そういや実際にアメリカで逮捕された連続殺人鬼たちは、とても社会性が高くて能力や容姿も平均以上の持ち主のタイプが多かったという衝撃の調査結果があると聞いたことがありますが……いやはや、人間は誰しも二面性を持っている~などと凡百な言葉をいくら並べてもこのドラマみたいな表現の足元にも及びませんな(汗)w

そして日本の「必殺」シリーズが復讐代行者としての負い目を強調しているというか、所詮は人殺しであることを恥じているのが基調となっているのに比べて、デクスターは(殺しを)心底”楽しんでる”っていうのが視聴者の背徳感をまたくすぐりまくりなのも上手い手法です……因果応報、目には目を、ただ殺すだけでは飽き足らない凶悪犯罪者をどれだけ苦しませた上で死なせるか~っていうのは、おそらく人種や宗教観を超えた処で見事に人間の快楽原則に則ってるのは否定し難い事実なんでしょう、きっとw

刑事モノとしての基本を抑えつつ、全く別の視点(要するに犯人側からの視点)で捜査をしていくというのは少し前に流行したプロファイリング的なのとも同種の面白さが保証されてるようなものですし、これは人気が出てるシリーズなのも頷けます

(海外ドラマファンとしては)すっかり乗り遅れてしまった感がありますが(汗)、今後がメチャメチャ楽しみなドラマです!

 

第02話「空涙を流す男」~スカパーFOX CRIMEチャンネルにて視聴

冷凍車を使った連続殺人鬼から挑発されたデクスターだったが、犯人の手がかりはほとんど無い状態が続いていた…

とりあえず”冷凍車キラー”についてのエピソードは、これでしばらく出てこないってことなんですかね?
正体については完全にデクスターの同類ってこと以外は全く情報が無いみたいですが、本当の父親オチとかそういう展開になるんでしょうか

まあ、その辺りについてはシーズンが進むのを楽しみに待つとして、デクスターの殺しのシーンが見てて面白くてたまらんのが我ながら不安になりますw
今回の標的は酒酔い運転の常習者でしたが、短い登場シーンでよくもこれだけ憎ったらしい人物を描写できるものです……視聴者としては、殺してしまうにはちょっと動機が弱いかなという危惧もありましたが、最後の悪あがきが完全に決め手となっちゃいましたねw
次回からは冷凍男について時間を割くことも無くなるんだとしたら、また本格的に憎い標的が出て来そうで楽しみですな(凶悪であればあるほど、”お仕置き”のカタルシスが高まるわけでw)

ちょっと気になったのは一話目から散々、”自分には感情が無い~”みたいにナレーションが入ってますけど、被害者に対しても仲間や妹に対しても十分に感情的に行動してると思いますけどねえ……その辺りはデクスター自身もよくわかっていないっていうことなのかな

ところでオープニング映像も何気に凄いですね
朝起きて飯を食って身だしなみを整える~ってだけの一連のシーンを、あれだけ不穏な映像wに見せる技術にはシビれました

 

第03話「指先のない死体」~スカパーFOX CRIMEチャンネルにて視聴

しばらく音沙汰のなかった”冷凍庫キラー”だったが、巨大なアイスホッケー場にこれみよがしに死体が並べられてるのが発見される…

冒頭シーンでデクスターが着ている”日本”Tシャツに吹き出してしまいましたが、一体なんなんでしょうアレ?w
鑑識の同僚に日系人みたいなのがいますが、あいつのプレゼントとか…?w

冷凍男の犯行は普通に続いてるみたいですね……このままずっと、毎回ちょっとずつ登場するというカタチで進行するんでしょうか

今回はデクスターにとっての初めての殺しを回想すると共に、殺人の罪を犯しつつも、少年であることから軽い刑罰しか与えられなかった男が標的となりましたが……最初の殺しでまだまだ手際が悪かったりする状態が見られたのは面白かったんですけど、少年の方については見込み違いをしてしまっているという展開がどうにも微妙でした

1~2話であれだけ、完璧な下調べをする~とか連呼していたのに、3話目にしてもうデクスターの存在意義を揺るがすかのような失敗を視聴者に見せちゃうっていうのはどうなんでしょ(汗)
そりゃ、たった一人で調査から殺しの遂行まで全部をやろうとしていることを冷静に考えると、こういった不手際はリアルっちゃリアルなんですが…

不謹慎ながら、デクスターが如何に凶悪犯罪者に対して、より凶悪な手段で報復を代行するかっていうカタルシスに対して疑問符をつけてしまうような展開をするには、まだちょっと早すぎだったんじゃないかって気がしてなりません

まあ今からそんな愚痴を言ってても始まらないんですが、そういや回想シーンに出てくるデクスターの養父っていうのもちょっとヤバい存在な気がしちゃいます
模範的な警察官でありながら義理の息子に殺人を促す~っていう人間性はどう見繕っても鬱屈してるとしか表現出来ないよなあ……とか思いながら見てたんですが、マイアミ警察の他の警察官たちもそれぞれヤバい側面を抱えてるっていう人物描写が徹底してるんですよね

上司が冷徹だったり欲ボケだったり、同僚たちは不倫や他人を陥れても平然としていたり、妹は歪んだ上昇志向に取り憑かれていたり、更にはデクスターにとって憩いの存在(?)のリタまでもが離婚の負い目にやたらと過敏だったり、”人間の二面性”をちょっと強調しすぎなんじゃないですかね、このドラマ…(汗)

それらの要素がダメだというわけでは決してないんですが、もうちょっと気持ちよく、”復讐の代行”のカタルシスを感じさせて貰いたいっていうのが偽らざる本音だったりしますw

 

第04話「切断された手足」~スカパーFOX CRIMEチャンネルにて視聴

”冷凍車キラー”は明確にデクスターを相手に殺人ゲームを続けているようだったが…

いい最終回でした……って違うかw
でもそう書きたくなるくらい、登場人物たちの数々の懸案事項が見事なまでに解決されていった展開には唸らされましたね

欲ボケ上司は真摯に事件(=被害者)と向き合うようになり、不倫に絡んでギスギスしていた刑事たちは和解し、妹は手柄を立て、DV夫の過去に苦しめられていたリタは立ち直り、デクスターも自らの立ち位置(=ただの殺人鬼ではない)を確認したと…

個人的にはちょっと、冷凍男がストーリーに関わりすぎてて邪魔だなあと思ってたんですが、この1~4話でデクスターが改めて自分を見つめ直すという主テーマの為に必要だったんですな

デクスターへの”挑発”というカタチで、これまでのデクスターの人生も同時に語られていた上手い構成でしたが、ちょっと他人とは違うくらいで少年時代の感覚とかは見てるこちらとしても普通に共感出来るカンジでしたねえ……親と一緒に行動するのが恥ずかしいとかだけじゃなく、度を越した残虐性についても虫とかトカゲくらいなら相当ヒドイ殺し方(汗)をした記憶がオレにもありますし、いじめについてもした事もされた事もあったりします

まあ、今後も”必殺仕事人”的な殺人を繰り返すであろう主人公を視聴者に向けて正当化する為に、”基本的な価値観は一般人と変わりませんよ~”っていうアピールの意味合いもあるんでしょうね

今後は冷凍男がどういう頻度で出てくるのかは解りませんが、どのようにストーリーを展開させるのか楽しみに見て行きたいと思います

 

第05話「自由というワナ」~スカパーFOX CRIMEチャンネルにて視聴

キューバから密入国して来た人間が何人も行方不明になっている事件の背後に、凶悪犯の気配を感じたデクスターは独自に調査を始めるが…

うおおお…
早速、何者かに”仕事”を目撃されてしまいましたねえ(汗)

夫婦円満の秘訣は?という問いかけの直後に謎の目撃者が現れたわけですが、あの目だけを見るとどうやら女性っぽい…?
リタとはいい雰囲気を何とか維持しているみたいですが、どうあがいても”夢の共有”は不可能なわけで、ひょっとしたら(この謎の目撃者が)デクスターの将来の嫁候補だったりするんでしょうかw

それにしても容赦ない仕事っぷりが相変わらず痛快でしたね……”参考になったよありがとう~”みたいなやり取りには思わず吹き出してしまいましたw
急遽、計画を変更したりしたのは迂闊だと思いましたが、そういや謎の目撃者はこの嫁の車に同乗してたってことなのかな?

冷凍男については地味に捜査が進行しているのがいいカンジです

 

第06話「嵐の予感」~スカパーFOX CRIMEチャンネルにて視聴

デクスターの正体を知る”冷凍車キラー”は、デクスターが殺して海に沈めた死体を殺害現場へと戻すという、一層エスカレートした挑発行為をするのだった…

トランクの中からデクスターの犯行現場を目撃したのは無関係の少年でしたね……6話目にしてもう、”デクスター絶体絶命!”~といったエピソードでしたが、最後までハラハラしっぱなしで良かったです
ていうか、結局あの少年は何であのトランクの中にいたのかよく解らないままでしたよね?……ラストで強制送還されるでもないってことは、別に密入国者というわけでもなかったみたいですし、どういうことだったんだろう…?

まあそれはそれとして、冷凍男のデクスターに対する執着っぷりは凄いですな
徹底的な家宅捜索wやら、デクスターの行動をどこまでも細かく追跡してる風なのはストーカーとかいうレベルを完全に超えていて、その正体が赤の他人だと考えるには違和感があるんですよねえ…
なので、死んだ養父が実は生きていて冷凍男の正体なんじゃないかっていう可能性を捨てきれないというカンジなんですが、待てよ…

ふと思いましたが、もしかしたらデクスターが二重人格みたいになっていて、本人の自作自演みたいなことをやってたりする可能性もあるのかな?
だとしたら過去の出来事やらプレパラートの隠し場所やら、デクスターの知ってることを全て詳細に知っていておかしくないわけですし…

でもそうだとすると、一話目で冷凍車からすれ違いざまにデクスターの車に生首を投げ捨てられたシーンがどうしても矛盾になってしまいますが、あの場にはデクスター本人しかいなかったことですし、幻覚とかどうにでも説明できると解釈するのは流石に無理がありますかね…?(汗)w

 

第07話「仲間たち」~スカパーFOX CRIMEチャンネルにて視聴

どうにか発覚の危機を乗り越えたデクスターだったが、そこへ新たに浮かび上がった”冷凍車キラー”の容疑者が意外な男で…

はっはっは!w
最後の”ニヤリ~”は物凄くいい表情をしてましたねえw

今回捕まったメガネ男はちょっと精神異常者っぽいので、おそらくは都合のいい情報を吹き込まれて犯人だと思い込まされてるだけなんじゃないかという思いは、見ててずっとありました(実際は、ハッキングによって捜査情報を覗き見ていただけってことみたいですが)
モーテルでの殺し方もやり方が杜撰すぎましたし…

しかし三話で見逃した少年といい、メガネ男といい、意外な人物を再登場させる脚本が上手いですねえ……ちょっと世界が狭すぎる感は否めませんが、限定された登場人物の中に真犯人がいる~っていうミステリーの定番設定みたいでワクワクするのも確かです

で、またもや冷凍男の正体は謎に戻ったわけですが、こういう演出を繰り返してるっていうことは、やはり既に登場している人物の中にいるというか、デクスターの身近にいる人物っていうのは間違いないんでしょう

ということで、現状で考えられる冷凍男の正体について整理してみました(◎本命・○対抗・△穴)

○警察内部の誰か
 →科学捜査の知識があって、デクスター本人についても知りうる立場にあるということで結構可能性は高そうですが、まだ特定の誰かに絞り込めるだけの情報は出ていないというカンジですかね
△デクスターの養父
 →実は生きていて~っていう定番パターンです
◎デクスターの自作自演
 →前回の感想で書きましたが、二重人格の「サイコ」ネタも定番です……更に発想を飛躍させて、実は生き別れの双子の兄弟がいた~とかそこまで行っちゃうと最早ギャグですがw
△トゥッチ
 →たまたま助かった被害者だと思わせて実は真犯人~というパターンも確かにミステリー小説とかでたまに見るトリックですが……この場合、廃病院でポラロイド撮影をしたのが誰かという問題が残るのと、片手を切り落としちゃうと今後の殺しに支障を来しそうなのが気になる所です
△妹と付き合い始めた医者
 →冷凍男が外科技術に長けている~という情報と、あとは見た目が妙に怪しいwというところが根拠ですが、まだまともに登場したばかりなので情報が全然足りないカンジですね(あと装具士みたいな仕事をしているのも、人体パーツに固執してる冷凍男っぽい?)

他の主要な登場人物だとリタ一家がいますが、流石にこの辺りは除外してもいいでしょう……そういや、今回は気になる所でシーンが切り替わってしまいましたが、また殴られたりしてないといいんですけど(汗)

 

第08話「危険なカウンセリング」~スカパーFOX CRIMEチャンネルにて視聴

キャリアウーマンばかりが拳銃自殺するという一連の事件に何か繋がりを感じたデクスターは、彼女らが共通のセラピストにかかっている事実を突き止めた…

あらま……もう冷凍男の正体が判明しちゃいましたか(汗)
えっと、スカパーのサイトによればシーズン1は全12話しか無いようなので、じゃあそろそろクライマックスに向けた展開に入らないとマズいってことなんですかねえ……これから冷凍男の正体探しが本格化するのかと身構えていたので、ちょっと拍子抜けしてしまったというのは事実です(前回、オレなりに予想したばかりでいきなりかよ~っていう身勝手な不満もありますw)

それにしてもデクスター妹の男運の無さは筋金入りですな( ̄Д ̄;)
デクスター側にその気が一切ないのでそういう描写はありませんでしたが、恐らく血の繋がってないデクスターを憎からず想ってた過去があることは想像に難くない性格描写ですし、最初から報われないことが確定してるというかちょっと可哀想すぎるくらい相手に恵まれてませんなw

そんな冷凍男が妹に近づいた理由や、今後のデクスターとの直接対決も楽しみですが、今回の犠牲者のセラピストとデクスターとのやり取りも非常に面白かったです
非常に有能なセラピストだっていう設定通り、ほんの数回のセラピーだけで見事にデクスターの心を開いて見せた手腕は見事でした……”他人を受け入れる為にはまず(本当の)自分自身を受け入れないと~”なんていう言葉は使い古された陳腐な印象ですが、回想シーンやリタとの初セックスの演出と相まって見てるこちらも引き込まれてしまいましたねえ

そして勿論、自分が殺人鬼だと告白する所も痛快でしたw
養父が死んでからずっと、誰からも理解されない苦悩を全て吐き出したシーンはその後の”仕事”のシーンの何倍もカタルシスを感じられました……なんかそう感じてしまう自分の常識がイロイロとヤバイ気がしてなりませんけどw、今回のエピソードがよく出来てた脚本だったのは間違いないと思います

 

第09話「父親たち」~スカパーFOX CRIMEチャンネルにて視聴

突然デクスターの元に実父の死亡通知が届き、養父から実父はとっくの昔に死亡していると言い聞かされてきたデクスターは驚きを隠せなかった…

今回はデクスターの実の父親が(ごく最近まで)生きていた~というエピソードでしたが、結局その父親の素性についてはほとんど何も明かされないままでしたね

カウンセリングの時のフラッシュバック映像とか、養父母が異様にその存在を隠し通そうとしたりしていたことで、息子も真っ青な極悪人間なのかと思ったら少年デクスターの輸血に協力してたり、どうにも人物像がハッキリしませんな(実母もおそらくは惨い死に方をしてるハズなので、「ヒーローズ」のサイラーの実父みたいな存在なんだろうなとイメージしてました)……実父が冷凍男に殺されたのは確かみたいですが、その理由もここからどう展開が広がっていくのかも想像がつきません

そしてその冷凍男ことルディの大胆な行動には驚かされるばかりですが、コイツの目的も未だに一向に掴めないのが不気味ですねえ……じっとデクスターのことを探るように観察してて、デクスターが感情を持ち合わせていない反応を示すことについては特に注意深く観察しているようなのが気になります

何となく、ルディ自身も同類なんだろうなという事は伝わってきますが、これまでの行動と合わせて考えてみると、無感情の殺人鬼の”先輩”としてデクスターを何処かへ導こうとしてる…?

ひょっとしたら前回のカウンセリングの苦悩みたいに、”理解者”になることを求めてたりするんですかねえ

あと同時に展開していた、同僚刑事たちの内部監査にまつわる話もサブストーリーとはとても思えない位のヘビーさでしたね……ハイチと聞くとブードゥー教みたいなのが真っ先に思い浮かんでしまいますが、中南米諸国にありがちな政治状況の中でも(現在進行形で)かなりヤバい地域なんですな(汗)

 

第10話「血の海の少年」~スカパーFOX CRIMEチャンネルにて視聴

警察署へと届けられた”冷凍車キラー”からと思われる荷物の中には、血液と共にとあるホテルの一室のキーが入っていた…

カウンセリングの時にフラッシュバックした、血まみれの少年のイメージの謎が少しずつ明かされてきました

実母がデクスターの目の前で惨殺された過去のイメージだった~というのは確定しましたが、どうしてデクスターは殺されなかったのかとかまだ状況には謎が多いですね……とりあえず”流血の専門家”であり、殺人鬼という特性から楽しんで鑑識官の仕事をしていた風ながら、心のどこかでは血液を忌み嫌うような素振りを見せていたデクスターの矛盾の根源がここにあったわけですな

問題の記憶のシーンをコマ送りで見てみると一瞬だけ犯人らしきヒゲの男が映ってて、これはどうやら実父とは別人物に見えます

謎の犯人が電動式のチェーンソー(?)を使ってるということが、ルディがホテルでデクスターに示したヒントとも合致しているようなので、どうやらその犯人のことをデクスターに思い出させようとしているようですね

ルディが妹に近づいたのも基本的にはデクスターへと近づく口実の為だけだったようですが、エンジェルに身分がバレて(?)しまった今、おそらく次は人質に使う…?

妹がどこまでも可哀想な役回りで泣けてきますな(苦笑)

…リタのダメ夫ポールについては、別に全然可哀想ではないですw

 

第11話「真実」~スカパーFOX CRIMEチャンネルにて視聴

義手の売春婦の線から”冷凍車キラー”の真相へと辿り着きつつあったエンジェルを、自らの手で刺し殺そうとしたルディだったが失敗に終わって…

うひゃあ…やはり妹が最悪の展開になりました
厳密にはまだどういう風な目に遭うのかは不明ですが、ヨットが舞台って事はバラバラにされることは無いにしても、既に精神的にはズタズタにされちゃってますよねえ…(汗)

一方、これまでかなりの時間を割いていたにも関わらず、ストーリー上での必然性がちょっと弱いなあと感じていたリタ一家のエピソードですが、クライマックス直前のここに至ってようやくその存在理由がわかりましたね
デクスターの過去を探る上でというか、デクスターのトラウマや精神性に養父が及ぼした影響を、”父親”という共通因子で表現するのに必要だったんですな
リタが最終的に、父親と子供達を正面から向かい合わせようと決意するまでに至った流れには見事に感動させられました(…その契機となったデクスター本人が、そこを全く自覚出来てないのは皮肉でしたが)

さて、いよいよ次回でシーズン1も最終回ですが、果たして1973年10月3日に何があったのか…?
期待したいと思います!

 

第12話「自由に生まれた」~スカパーFOX CRIMEチャンネルにて視聴

”冷凍車キラー”である正体を現したルディはデボラを誘拐して姿を消す…

なるほど……ルディの正体はデクスターの実の兄だったと(…第07話の感想で、”生き別れの双子の兄弟だったりして~”と冗談めかして書きましたが、意外と真相から遠からずな予想だったんですなw)

デクスターたちの母親を殺したヒゲ男については、麻薬関連の仲間か何かみたいなカンジで適当にスルーされてたのがちょっと気になりましたが、いやー、あらゆる要素がパズルのピースみたいにピシッとはまっていくカタルシスが素晴らしかったです

デクスターが殺人鬼となってしまった原因、ルディがここまで手の込んだことをしてまでデクスターに近づこうとした動機、マニキュアの謎、養父母たちが事件の真相を語りたがらなかった理由(あとついでにデボラがルディに惹かれた理由もかな)が、次々と見事に解きほぐされて行ったわけですが、たった一時間の間とはとても思えないくらいの濃密な最終回でしたねえ……この全12話を振り返ってみても、まさに完璧といっていい脚本だったと思います

天使のような二人の少年が”怪物”と化してしまった経緯が明かされる一連のシーンは、浦沢直樹の「MONSTER」を彷彿とさせてとても印象的でした……そして終盤でルディと同じ道を往くよりも、たとえ相手が唯一の”理解者”であったとしても、ハリーから授かった”掟”を最終的に選択した展開にもグッと来ましたねえ

ドークス刑事と恋人のリタの疑念の渦巻く中で進むであろう、今後のシーズンもオレは既に録画済みでいつでもこの続きを視聴可能な状態にあるんですが……ここまで完成度が高い決着を見せられてしまうと、なんか余計な蛇足に見えちゃって仕方がないんじゃないかっていう危惧をしてしまいます(汗)

…まあ、ガマン出来そうもないので早々にシーズン2を見始めることになるのは確実だと思いますがw

ちなみにラストでの喝采シーンの妄想は、実際に全米でこのドラマが大ヒットしたことを受けて撮影されたシーンだったんでしょうか?……その辺りの制作者側の意識が気になりますw

 

デクスター S2#1-12

デクスター S3#1-12

デクスター S4#1-12

デクスター S5#1-7

デクスター S5#7-12

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[海外ドラマ] ファイナルブレイク

2010-04-23 | 海外ドラマ

プリズンブレイク S1#14-22

プリズンブレイク S2#1-13

プリズンブレイク S2#14-22

プリズンブレイク S3#1-13

プリズンブレイク S4#1-11

プリズンブレイク S4#12-22

 

イロイロと投げやりな完結を迎えてしまった「プリズンブレイク」のスピンオフドラマです……スピンオフというか、主要メンバー全員が出ているので番外編と表現するべきでしょうか

「ファイナルブレイク」~レンタルDVDにて観賞

国連の庇護の下でついに自由を勝ち取ったマイケルたちだったが、FBIの報復措置により、マイケルを救うためにクリスティーナを撃ったことを追求されたサラが収監されてしまう…

いやー、ぶっちゃけあまり期待してなかったんですが(汗)、かなり燃えました!

このドラマはシーズン3~4にかけてのグダグダさがかなり酷いという印象でしたが、それでも最後まで見続けられたのはひとえにキャラクターの魅力に尽きる、と言えます

で、今回の番外編は90分の単発モノなのでムダな引き伸ばし展開とかが全く無く、多数の魅力的なキャラを改めて紹介する手間も必要としないことで、このドラマの原点である”難攻不落の刑務所から如何に脱獄させるか?”というテーマから全くブレることなくストーリーが進行していくのは非常に面白かったですね

(短時間におさめる為に)またもやかなり荒っぽい設定と強引な展開が付きまとっていたのも確かなんですが、それぞれのキャラがきちんと見せ場を過不足無くもっていて、ラストの衝撃の展開にもそれなりに満足が行きました

治療されたハズのマイケルが脳腫瘍で結局死ぬ運命にあったこと、今回の脱獄でサラは自由になれたわけではないこと(スクレら共犯者含む)、将軍がサラを殺そうとした動機、グレッチェルのその後、「メジャーリーグ」に出ていたチャーリー・シーンみたいな女囚wのその後など、見終わった後で腑に落ちない点はいくつかあるんですが、まあ別にどうでもいいっちゃいいですかねw

マイケルの遺したビデオレターで終わる~というオチの後味は爽やかでしたし、長いシリーズに落とし前をつける完結編として十分に面白い内容だったのではないでしょうか

これまでありがとう、「プリズンブレイク」!君のことは忘れない!w

「プリズンブレイク」サブタイトル一覧

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[海外ドラマ] ロストルーム#01-06

2009-12-23 | 海外ドラマ

スカパーで宣伝を見て面白そうだな~と思って予約録画して以来、もう半年くらいHDDレコーダーに放置しっぱなしだったのをようやく見ましたσ(^_^;)

第1話「鍵」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

この世のどんなドアからでも、謎の部屋へと繋がる”鍵”を偶然手に入れてしまった主人公だったが…

ドラえもんの”どこでもドア”……とはちょっと違うんですが、ドアからドアへなら世界中のどこへでもワープすることが可能な不思議な”鍵”を巡る激しい争奪戦に巻き込まれてしまった刑事が、行方不明となった娘を探す~といったカンジで進行するようです

ぶっちゃけ展開がちょっと強引で、細部が微妙に安っぽい出来のドラマなんですが(汗)、それを補ってあまりあるアイディアの面白さが視聴者を惹きつけますねえ

一体、どういった経緯でその部屋が存在しているかは一切の謎で、ただその部屋の中にあったという百を越えるアイテム(日用品)の数々はどれも奇妙な能力を持っていることが判明していて、世の中には、手段を問わずにそれらのアイテムを手に入れようとしている連中がいると…
そして、主人公が入手したその部屋に出入りできる”鍵”は、究極のアイテムに近いという位置づけみたいですな

一話目で登場したアイテムは”鍵”の他に、”バスのチケット”と”ペン”があったわけですが、前者は目的地へ(一方通行で)飛ばされるという効果が非常に明解でしたけど、後者は何でペンが強力なビーム兵器みたいなトンデモ武器wになっているのかの因果関係がサッパリ意味不明なのが気になりますね

入り口となるドアは、ドアとしての機能が最低限成立していないとならなかったり、鍵を持たずに部屋に入ると”リセット”(外の人間からすると消失してしまう)されてしまったり、不思議な設定が非常に面白いので次も楽しみです

 

第2話「時計」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

世界中のどのドアからも”謎の部屋”へと出入り可能な鍵を手に入れた主人公だったが、部屋に入った娘が消失してしまったことで途方に暮れてしまう…

”誰も幸福にはなれない”という、謎のねーちゃんの警告を思い知らされるかのような展開が容赦なく続いてますが、いやー、アイテム(オブジェクト)の争奪戦がメチャメチャ面白いですな

オブジェクトを収集している悪党がいる一方で、オブジェクトの封印を画策する某アーカム財団みたいな組織が登場したり、オブジェクトそのものについても、組み合わせで未知のパワーが発揮されたり、破壊が不可能だったり、部屋に入れて”リセット”するとオブジェクトのみが残されたりする設定が明かされていくのがワクワクしますねえ

もちろん、オブジェクトそのものの能力を主人公が次々と発揮していく展開も楽しいです
…主人公が集めたいくつかのオブジェクトだけで、既に使い方次第では世界を思いのままに支配することも可能なのではないでしょうかw

ラスボスの元に放り投げられたイタチは、(第一話の時と同一人物とはとても思えないほど)実は結構いいヤツというかw、このまま始末されるにはあまりにも勿体無いキャラなので再登場を激しく希望しますw

ところで現状の主人公としては娘を取り返すことしか頭に無いようですが、人智を超えたパワーにあてられていきなり欲に駆られた同僚みたいに、主人公も堕落していく展開をちょっと期待したいですねえw

 

第3話「櫛」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

娘を救うためには、”プライム(最重要)オブジェクト”が必要だということを知った主人公だったが…

おお、悪党だと思ってたクロイツフェルドが実は息子の病気を治す為にオブジェクトを収集しているのが明かされたのは意外でした
1961年5月4日からその歴史が始まったというオブジェクトについて、もっと説明しておいて欲しかった気もしますが……まあその辺りは全ての始まりの地であるらしい、ギャロップの町で何が待ち受けているのか次回を期待しますか

そのクロイツフェルドがかつては在籍していたというレギオンという組織の方も何だかんだで善意を優先してる人たちっぽいですし、とりあえず確定情報としては、order(教団)という集団の方が悪の組織という風に判断しても良さそうですね

そして今回のエピソードの白眉は何といっても”時を止める”という、最強のオブジェクトの一つが登場したことですが、超能力モノだとお馴染みの能力が、適度な制約をつけることで非常に面白い見せ方になってたのに感心しました

長くても10秒しか止められないこと、酷く酔う(肉体に負担がある)こと、時間が止まっている間は物体もその場に固定されているという制約が、強制的に演出の緩急をつけてるカンジでカッコ良かったです

あと持ち主だった彼は単なるアホっぽかったですが、恐らく幼少の頃からオブジェクトに完全依存していた(何か少しでもイヤな事があるとすぐに逃げてしまってた)から、ああいう人間に成長しちゃってたんだろうなあというのがアリアリと想像できましたし、良く練られていたキャラだったと思います
多分初めて、(叔母以外の人間に)一人の人間として認められたことが余程嬉しかったんでしょう、最後の決断シーンにはシビれましたねえ(欲を言えばもうちょっとじっくりと描写してほしかったですが……一時間ドラマじゃ仕方ないですな)

それにしても主人公はオブジェクトに全然執着しませんねえ……”ペン”も”ヤスリ”も”時計”も、そして今回の”櫛”もあっさり渡しちゃいましたが、悪巧みに使うとかではなくても、せめて何か組み合わせを試してみるとか、もうちょっとその効力の重要性(異常性?)を認識するべきだと思います
そういう意味では、力ずくで”眼鏡”のオブジェクトを手に入れたルーバーの方が、欲にまみれた人間としてのリアリティはよっぽど保持していますよねw……でもそういう感覚が、破滅を呼び寄せちゃうんでしょうな|||(-_-;)||||||

 

 ※OCNブログからの移行に不備があった模様で、第4話の感想は存在しません…( ノД`)シクシク…

 

第5話「義眼」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ポラロイド写真で確認した”10号室の男”こそが、プライム(最重要)オブジェクトだと確信する主人公だったが…

争奪戦に疲弊したコレクターたちがオブジェクトを封印したという地下シェルターが出てきましたが、レギオンみたいな思想は争いの初期の頃からあったんですな
まあ普通の人間からしたら、(9号室での惨劇の事実を知らなくても)あんな人智を超えたパワーを目にしたら恐怖に怯える人の方が多そうですよね……教団みたいな連中も、裏を返せばオブジェクトに対して恐怖に駆られてるだけっていう見方も出来ますし

それにしても展開が早いなあ……ハナシのネタはいくらでもありそうなのに、全6話でまとめてるっていうのが勿体無いくらい、エピソードが駆け足風なのがちょっと残念です

クロイツフェルドの真の目的が明かされたことで一気に窮地に陥ってしまった主人公ですが、いやはやメチャメチャ楽しいです……この面白さは何かに似てるなと思いながらここまで見てきましたが、「ハンター×ハンター」のグリード・アイランド編のアイテムや能力の争奪戦バトルにノリが非常に近いんですね
…日用品をマジックアイテムにするセンスは、何かボードゲームとかテーブルトークとか、そういう元ネタがあったりするんでしょうか?
あとせっかくオブジェクトが百個近くとかあるんですから、バトルに参加する人間や勢力をもっと増やして壮大なバトルロイヤルみたいなカンジにして欲しかったっていうのは贅沢な望みですかね(^_^;)

ラストで保管庫に閉じ込められた主人公ですが、クロイツフェルドはあそこにあったオブジェクトを全部回収したんですかね?
”義眼”さえ手に入れれば後は用無し~ってことなのかもしれませんが、だとするとちょっと油断しすぎですが(…何せ、これだけ厳重に隠匿してたってことは全てのオブジェクトが”義眼”級の威力を持ってるかもしれないわけですよね(汗))

…って、今ラストの部分を見直してみたら、しっかり全てのオブジェクトのケースが空になってました!(…一体いつの間に?w)
そうなると主人公の脱出は絶望的ですが……あ、そういえば保管庫に行く前に主人公は、”バスのチケット”使いのウォーリーに何か頼みごとをしてましたが、あれが脱出のカギなのかな

 

第6話「所有者」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

クロイツフェルドの裏切りによって保管庫に閉じ込められた主人公だったが…

あちゃあ……想像していたよりも遥かに”投げっぱなし”にしちゃったなあ…orz

オブジェクトが誕生した理由とかの詳細が語られないであろうことは覚悟してましたが、わけもわからないまま主人公が適当に娘を取り戻して帰ってきてしまったのには流石に呆然としてしまいました(苦笑)

”所有者”の正体については、ひょっとしてクロイツフェルドと同様に一度、オブジェクトを使って世界を作り変えようとした(そして成功(?)した)人間なんじゃないかと予想してたんですが……”所有者”本人はオブジェクトの存在理由についてまるで記憶してないみたいですし、そもそも”世界を作り変える実験”の仕組みとか具体的に何が起こるのかが曖昧なままでしたから、起こった現象が意味不明なのも致し方ないのかもしれませんが…

うーむ、オブジェクト同士の組み合わせによって発生する効果に、もう少し理路整然とした法則みたいなのを設定しておいて欲しかった感が強いですね……”○○効果のオブジェクトと××効果のオブジェクトを組み合わせると△△という結果が出る~”っていう折角のパズル要素が、単なる不条理設定になっちゃってるのが勿体無さすぎると思います

ルーバーの見たという、”神”というのが更なる背後に存在していてオブジェクトを創り出したっていうカンジみたいですが、こちらの謎はもう完全に投げっぱなしでしたね(汗)
オブジェクトの大半も世に放置されたままですし、これはいつ果てるとも知れない争奪戦の、ほんの一時期を切り取っただけというスタンスなんでしょうか

果たしてこの全6話というシリーズが元々パイロット版みたいな位置づけで、いずれは本格的な長期シリーズを見越して製作されたのかはわかりませんが、残念ながら2006年にアメリカで放映されてから今に至るも続編や新作の発表は無いみたいです……今回の主人公のジョーはオブジェクトと化してしまった可能性が高いですが(下手したら娘の方も?(汗))、また新たな時代で争奪戦に巻き込まれる新たな主人公の物語が、いつか語られる日が来ることを願ってやみません

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[海外ドラマ] プリズンブレイク S4#12-22

2009-11-20 | 海外ドラマ

プリズンブレイク S1#14-22

プリズンブレイク S2#1-13

プリズンブレイク S2#14-22

プリズンブレイク S3#1-13

プリズンブレイク S4#1-11

 

久しぶりの「プリズンブレイク」です……7巻のDVDがレンタル開始になってから結構な時間が経ってますが、どうせイマイチな展開で終わっちゃうんだろうなあという気にしかならなくて、つい放置しちゃってました(汗)

第12話「セルフレス」~レンタルDVD(Vol.07)にて観賞

スキュラの中枢の施設に侵入することに成功したマイケル達だっが、ギリギリの所でセキュリティに引っかかってしまう…

いきなりの裏切り展開をドン・セルフがやってくれました……物語としては折り返し地点でしかないので、ここで全面解決するハズも無く、個人的にはセルフの上司あたりが裏切るのかなと思ってたんですが…

セルフ自身が裏切ったのはやっぱり意外でしたね……結構いいヤツだとオレも普通に信用してたんだなあ…orz

”セルフレス”というサブタイトルが何とも皮肉だったわけですが、まだ裏切りの背景に何があるのかというのは不明ですね……ありがちな展開だと身内が人質になってるとかですが、あれだけ頑張ってた女部下をあっさり撃ち殺してましたし、同情する余地は無いのかも…

で、それはそれとして前話から引き続いて、スキュラの奪取と組織のビルからの脱出が前半のメインだったわけですが、あまりにも適当に流れが進んでたのは微妙でした……将軍に対して、”してやったり”な風な一同でしたが、ド素人のサラが人質をとるのが作戦のキモだったり、6枚のカードがどのようにシステムに使用されてるのかが完全に行き当たりばったりだったり、これはもう将軍の無能さに偶然助けられただけの杜撰な計画にしか見えませんでしたねえ(汗)

さて、これで全ての罪が清算されるのかと思いきや、またもや逃亡者に成り下がるマイケル達ですが……
セルフの上司はそれなりにスキュラの奪取計画については把握してたみたいですが、そっちはどうなってるんだろう?

 

第13話「裏切りの応酬」~レンタルDVD(Vol.07)にて観賞

セルフの裏切りによってまたもや追われる身となってしまうマイケルたちだったが…

スキュラっていうのがそもそも何なのか、とことん詳細を明かさないままで進行させるつもりですかね……ここまで適当にはぐらかされっぱなしだと、ひょっとしてスタッフもまだ何も設定を考えてないんじゃないかと勘ぐってしまいますが…(汗)

それにしてもセルフは特に背後に大物が潜んでるとかではなく、単に金が目当ての小悪党だったんですな

セルフの”鼻にかかった甘え声”は、シーズン前半の純朴青年のイメージにはピッタリでしたが、今の役柄にはまるでそぐわないですねえ……冷酷なシチュエーションをやればやる程、ドツボに嵌ってる気がしてなりません
そして娘を人質に取られているグレッチェルはともかく、こんなヤツに手玉に取られてるティーバッグが何とも情けないですな(ティーバッグの目的が金にあるとしても、別にセルフは必要な存在じゃないですよね)

あっさり殺されてしまったセルフの上司や、保身に走るばかりの議員も情けない限りでしたし、もはや何も有効な対策を講じることが出来なくなっていた将軍もラスボスとしては余りにも貧弱ですし……

うわあ……ひょっとしてこのドラマ、あと残り10話分を見ずとも既に終わってしまってるんじゃ…orz

 

第14話「取引の極意」~レンタルDVD(Vol.08)にて観賞

スキュラの重要なパーツをマイケルが隠し持っていたことで、セルフは再びマイケルたちと対峙せざるを得なくなるが…

目まぐるしく攻守が入れ替わりましたが……ハナシのスケールが格段に小さくなってしまった上に、ひょっとしてマイケルもマホーンもこれでほぼ退場という扱いなんでしょうか?(汗)

この二人がこのドラマの最後の砦というか、おそらく視聴者からの人気の上でもツートップでしょうから、この二人がドラマに絡まなくなっちゃったら一体どうするのやら…
…そういや今回は、マイケルのリンカーンに対する死亡フラグみたいなセリフもありましたっけ(汗)

ティーバッグは何だか中途半端な展開になっちゃいましたが、将軍側が身柄を確保したってことはリンカーンに協力させられる展開が待ってそうですな

残るはサラとスクレですか…
スクレの活躍シーンが地味に多かったのは嬉しいですが、マイケルたちに付き合うのに説得力を持たせるのもそろそろ限界ですかね……だってスクレが一緒に行動してるのって、彼がいいヤツだから~っていう以外の理由が何もありませんよねw

 

第15話「記憶の中で」~レンタルDVD(Vol.08)にて観賞

マイケルの頭部の手術と引き換えに、スキュラを取り返すように将軍に命令されるリンカーンだったが…

手術の最中で身動きの取れないマイケルが、脳をいじくられることで意外な記憶が呼び覚まされる~という展開になりました
懐かしの”脱獄王”が幻影として再登場しましたが、そういや彼の娘だかに隠しておいた金の半分を渡すとかいう約束もありましたっけ……このドラマをシーズン2のラストの時点で、あのままキレイに完結させておけば例の大金の入ったバッグが川に流れて行っちゃうってことも無かったのかと思うと、イロイロな意味で残念ですな(汗)

スキュラの真の正体と、マイケル達の母親がまだ生きてる(?)事実が判明して急展開っぽくなって来たのはいいんですが……
組織はリンカーンたちだけをスキュラ奪回に向かわせるとか、相変わらず意味不明な行動ばかりですな……実際は、何か奪回したくない理由でもあるんじゃないかって勘ぐってしまいます

裏切った後のセルフの小物っぷりはもう見てるのが苦痛になるくらい見苦しいありさまですが、将軍のセリフからすると、まだ何らかの出番があるみたいなのが俄かには信じられません……視聴者的には、一刻も早く八つ裂きになって然るべきキャラの筆頭なんですけどw

ティーバッグも往年の輝きが見る影も無いくらいに落ちぶれてしまいましたが、もう流石に浮かぶ瀬は無さそうですかねえ…
マホーンは自業自得な側面もあるので悲惨な結末を迎えることになったとしても仕方ないと覚悟してますが、スクレはまさかこれで退場じゃないですよね?……ここまでの貢献度からいって、せめてシーノートくらいの円満な待遇を受けるべきだと思いますが……

 

第16話「マイアミ」~レンタルDVD(Vol.09)にて観賞

リンカーンはグレッチェル、ティーバッグ、セルフらと共に、組織の手先となってスキュラを追う事になったが…

うーむ……マイケル達の母親が生きて登場しましたが、相変わらず適当な流れです
とりあえず組織とは敵対してるっぽい立場なのかな……でも、もうどう説明しても母親が実は生きていましたっていう背景を説明するのは無理がありそうですよね(汗)

マホーンが当たり前のように再加入して、今回でグレッチェルがどうやら退場のようですが、何で組織は相変わらずこいつらだけに奪回作業をやらせてるんだろう…

組織は本当にスキュラを取り返す気があるんでしょうか

 

第17話「母」~レンタルDVD(Vol.09)にて観賞

実は生きていたマイケル達の母親クリスティーナは、組織の中で将軍をその地位から追い落とそうとしていたが…

母ちゃんは何がしたいんだろう…

再会したリンカーンは開口一番、”マイケルみたいな知性を感じた~”とか何とか言ってましたが、この行き当たりばったりな性格はどう考えてもリンカーン寄りですよね(苦笑)
いきなり拉致しようとしたり、ほんのちょっとでも落ち着いて説明さえしておけば、余計な誤解や犠牲を生まずに済んだんじゃないの?っていう展開ばかりで、どうもイライラするばかりです

マホーンがその洞察力を発揮したシーンがちょっとだけありましたが、その他のシーンはどいつもこいつも行動がムチャクチャですもんねえ…

 

第18話「VS」~レンタルDVD(Vol.10)にて観賞

計画の障害になるとして、息子であるリンカーンを射殺する許可を出したクリスティーナだったが…

もはや、なんでマイケルとリンカーン達が二手に分かれて反目しているのかが意味不明なカンジですが、そもそもの騒動の発端であるスキュラの存在が限りなく胡散臭いですな

組織が開発した様々な超技術の結晶みたいですが、あの装置の中に入ってるのは実験データとかなんですかね?
で、それらの超技術を開発した技術者たちは(口封じで)皆殺しとかになってたりするんでしょうか?

シーズン4の前半で、スキュラのカードキーのデータをコピーする謎のデバイスが、二度と同じ装置は作れない~とか意味不明な扱いになってたのも気になりましたが、まさかこんな世界のエネルギー産業に革命をもたらすような技術までが、謎の仕掛けで封印されてしまってる~っていうのがどうにも理解不能です

…いっそ、”(スキュラは)宇宙人とか未来人からもたらされた超技術である~”くらいのどんでん返しが欲しいとまで思ってしまいますねえw

そういやサラが妊娠してるみたいですが、なんかイヤな予感しかしません(汗)

 

第19話「S.O.B.」~レンタルDVD(Vol.10)にて観賞

クリスティーナに繋がりを持っていそうな科学者を捕らえたリンカーン達だったが…

えっと…
イマイチ理解できなかったんですが、クリスティーナにとってはどこからが想定の範囲内だったんですかね?

わざとマイケルに捕まっていたのか、あのインドの首相の息子とやらを最初から暗殺する予定だったのか、リンカーン達を暗殺犯にすることをいつ決めたのか、サンディ某の科学者がペラペラ自白することも想定内だったのか、どうも目に見えてる部分も見えない部分も、計画に不確定要素が多すぎる気がしてなりません

あとスーツケース(スキュラ)をリンカーン達が狙っていることをわざと明からさまにもしていたみたいですが、スキュラを世に公開するのが前提なんですかね…?

うーむ、クリスティーナが何をやってるんだかサッパリです

 

第20話「攻防戦」~レンタルDVD(Vol.11)にて観賞

クリスティーナの罠にはまり、またもや暗殺犯に仕立て上げられてしまったリンカーンだったが…

瀬川瑛子のおっぱいに野際陽子の顔を乗っけたかのようなクリスティーナが、何でこんなに回りくどいやり方でスキュラを売ろうとしたのかが結局ロクに説明されてませんが(復讐心を煽って少しでも高値で売りつけようとした?)……とりあえず、セルフがボコボコにされたシーンでは久しぶりに溜飲が下がる爽快感を感じられましたねw

あと余計な要素が削ぎ落とされたからか、全体的に見ても逃亡劇として普通に面白いと思える展開だったと思います

既に残すところあと僅か二話なので、このままクライマックスに突入しそうな勢いですが、ラストはマイケルとマホーンの最強コンビで締めるのかな……もうスクレとかが介入する余地は無さそうか(涙)

 

第21話「究極の選択」~レンタルDVD(Vol.11)にて観賞

サラの身柄が将軍に、リンカーンの身柄がクリスティーナに確保されてしまい、スキュラと引き換えにどちらの命を救うのかの選択を迫られるマイケルだったが…

マイケルがクリスティーナを爆殺するのに全く躊躇してない展開が、何だか笑えて仕方ないですなw……リンカーンとは違ってマイケルは実の息子なんですし、もっと凄惨な演出イメージがあってもいいと思うんですが…
とことん外道な振る舞いのクリスティーナにはお似合い、という言葉しか浮かびません(ニヤリ

ただマホーンの妻をも守る~っていうマイケルの意志を貫徹するには、やはり組織を壊滅に追い込むまでしないとダメということでしょうが、クリスティーナと組織との共倒れを狙うのが一番効果的ですかね
となると、あのカウントダウンしてる装置も皆殺しにする爆弾っていうには小さすぎるカンジですし、組織へと位置情報を送ったりもしてるのかな

そしてスクレどころか、まさかのシーノートまでが再登場したのには驚きました
ポールという謎の男の指輪は何でしたっけ?……どこかで見た記憶はあるんですが…

マイケル達の父親が実は生きていたっていうのが一番ドラマチックなオチになるかな

あと、ティーバッグはここまであまりにも強引に延命させられて来たという印象が強かったですが、最後に長々と見せ場があってよかったよかったw

 

第22話「決着!」~レンタルDVD(Vol.12)にて観賞

偽物のスキュラに爆発物を仕掛けて、リンカーンを救い出そうとするマイケルだったが…

いやー、遂に完結しましたねえ……って、え?まだ外伝がある?
「ファイナル・ブレイク」っていう特別編が来年に発売?……内容は、クリスティーナ殺害の罪で投獄されてしまったサラを脱獄させる…?

あらまあ……またそんなムチャな内容を(汗)

確かに全ての事件が解決したと思ったら、いきなりマイケルの脳の病気が再発(?)してて、ラストでは四年後に皆でマイケルの墓参り~っていう唐突な終わり方でしたからねえ…
このシリーズは人気が無くなって打ち切りになった~っていうのが専らのウワサですが、こうして番外編が作られるっていうのはどういう動きなんだろう?……(スピンオフするくらい)サラの人気だけが凄く高かったっていう印象も無いですし(苦笑)

で、最終回の内容ですが、謎の男ポールの正体は国連をバックにつけていたケラーマンでした
シーズン2のラストで組織を裏切って裁判で証言し、その報復でやたらとカッコイイ死に様を見せていたハズなんですが、確かにあのシーンでは銃声が響いていただけで、撃たれて死んだっていう直接の描写はなかったですね……でもそんな活動をしてたんなら、シーズン3~4にかけてもっと早くマイケルを助けてやれよっていうのは否めませんな

マイケルが最後の最後まで裏切りに怯える展開になってたのは最早ギャグに近かったですがw、ムチャな展開の連続でアメリカ政府が完全に信用に値しなくなっちゃって、国連なんていうのまで引っ張り出さなきゃならなくなった脚本サイドの心労たるや、想像を絶しますw

それぞれのキャラの決着としては、まだ外伝があるので全てが語られてるわけではないでしょうが、みんなそれぞれ収まるべき場所に収まったというカンジではありました
”大団円”と表現するにはマホーンが(元嫁を放置して)捜査官仲間とくっついちゃってるのはちょっとどうかと思いましたし、廃人になったセルフや電気椅子に座らされた将軍の描写には流石にビビりましたが(汗)

ティーバッグにしても、因果応報のルールが厳格に適用されてると思えば至極当然の処置か……まあでも死刑は回避して、ああして刑務所で偉そうな立場をゲットしてるのはそれなりに幸せなのかなw
あとグレッチェルのフォローは皆無でしたが、「ファイナル・ブレイク」でまたムリヤリ再登場とかだったりするとちょっとげんなりだなあ…

でも何より、マイケルが死んじゃったのが…orz
ラストで、「ファイナル・ブレイク」の予告編が流れてなかったら、このやり場の無い思いを持て余しちゃって、凄いダークな気持ちになってたかもしれません(…あっ!…ひょっとしてこの為の番外編なのか!?w)

 

ファイナルブレイク

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[海外ドラマ] ヒーローズ S3#13-25

2009-08-30 | 海外ドラマ

ヒーローズ S1#1-11

ヒーローズ S1#12-23

ヒーローズ S2#1-11

ヒーローズ S3#1-12

 


第13話「裏切り」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

16年前の過去でヒロから触媒を奪い、ついに化学式を完成させたアーサーだったが、サイラーの手によって殺されてしまう…

なるほど…こうやって化学式の用紙が二つに破れてしまったんですなw

そして今回は、あれ?ここでシーズン3終り?…と思ってサイトのスケジュールを見たら、次回もちゃんとあるのか
”第三章:悪人たち”が今回で終わって、次回からは”第四章:逃亡者たち”がスタートするということみたいです…ああ、ビックリしたw

要するに今回の内容はシーズン3のターニングポイントということでしたが、一気に劇的に状況が変化してしまいました

ピーターが化学式で能力を取り戻したものの、どうやらネイサンは完全に能力者たちの敵に回るようです(汗)
超能力による悲劇を食い止めるという目的の為に、ネイサンはアーサーの計画に乗っかったわけですが、化学式を失った今、今度は能力者達を世間から隔離する方向へと突っ走ってしまうと…
うーむ…こういう流れになるのもわからんではないですが、でもこれだとシーズン1でサイラーによってもたらされた能力者たちにとっての暗黒の未来と大して変わらなくなっちゃったのでは?

ネイサンの政治家としての判断ということなんでしょうか…
次回から始まるであろうエスパー狩りの展開は、政府は大々的に能力者のことを世間に公表した上で実行されるのかどうかが気になりますな

そしてついに念願の能力者に覚醒したアンドウくん!w
ヒロ自身は化学式の恩恵に与れなかったことで、今後はアンドウくんと立場が逆転する?…いやでも、アンドウくんの能力はあくまで他の能力者の補助的な能力みたいだからそれはないか
前にヒロが見た未来では、アンドウくんは何かビームみたいなのを撃ってた気がするんですが、”何を一番欲するか~”というのが、きっとその未来では状況が違ってたんでしょうね

…それにしてもあんないい加減な理屈で、よくタイムスリップなんてしましたよねw
ここはもうツッコミどころとか、そんな次元のハナシをする気も起きませんw

いやー、ちょっと先行きは鬱っぽい展開が待ってそうなのは気になりますけど(汗)、新章も楽しみです!

 

第14話「今そこにある危機」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

化学式を喪ったことで、アメリカ大統領をバックに能力者たちの隔離政策を秘密裏に実行しようとするネイサンだったが…

”逃亡者たち”というタイトルで新章が始まったのに、第一回目にして主人公たちの大半が政府に捕縛されてしまった時は、一体どうなることやらと思いました(汗)w

前回の展開で、ピーターの能力はひょっとしたら飛行能力だけっていう可能性もあるかと思ってたんですが(あの時ピーターが本当に必要としていた能力として)、元通りのコピー能力というか、表現としてはアーサーの持っていた吸収能力を獲得したカンジですね
接触した上で(エフェクト付きで)吸い取ってたりしますし、でもそうだとすると、ニキ妹やスレシュはこれで能力を失ってる…?
…いや、それだとネイサンが飛行能力を失ってないとおかしいか

ただ救急隊員として働いてる際に、やたらと”パワー”を渇望している風な演出だったのが気になりますし、今のピーターは従来通りのコピー能力と、相手から完全に奪い取って吸収する能力(生命力を吸うエネルギードレインも)も使えるのかもしれませんね

それにしても貨物機での展開は面白かったです…より取りみどりで能力を吸収しまくってるピーターがカッコ良すぎでした
能力を喪失してるヒロがこの場に巻き込まれてしまってるのは可哀想でしたが…w

(ちなみにそのヒロが消防署跡を秘密基地にした~っていうのは、「ゴーストバスターズ」のパロディネタですかね?w)

ペトレリ母やベネットがネイサンと一致団結して行動しているのは、組織としての利害が一致したというか、もう組織の存続自体が不可能になったのでネイサンに吸収されたとかそういうカンジなんですかねえ…

案の定、主人公達が追われることになるエスパー狩り展開は鬱っぽいカンジですが、王道ネタでもあるのでワクワクするのも確かです……一筋縄ではいかないサイラーも、完全な味方ではなくても頼りになりますしw

(そういやサイラーって、サイコメトリーの能力も獲得してたハズですが(ペトレリ母がエサとして与えた)、まったく活用しようとしてないのはスタッフも忘れちゃってるんでしょうか………自分の過去を調べるのにうってつけの能力だと思うんですがw)

あと気になったんですが、冒頭でニキ妹が捕縛される際、凍結能力が相殺されてるシーンがありましたよね?
あれはハイチ人みたいなのが部隊にいたのか、事前に科学的に対策(熱処理とか)をしてあったとかそういう描写だったんでしょうか?

 

第15話「決別」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

クレアの機転によって解放された能力者たちだったが、彼らを乗せた輸送機は墜落しようとしていた…

うへえ……とてもテレビドラマとは思えない派手な展開でしたね
そしてストーリーが完全に後戻りが出来ない状況になって、人間関係もイロイロと清算されてしまいました

まずラストのニキ姉ですが、あれってネイサンの指示で殺されてますよね?(汗)
墜落からの一連のゴタゴタで、ついにアメリカ政府は能力者たちを殲滅する方針に転換したことを示してるんだと思いますが、どっちにせよ今度のラスボスはネイサンの背後のアメリカ大統領ってことですな

これでニキ役の女優さんは、三姉妹の最後の一人として再登場するまでは見納めなのかなあ…

そして今回はもう一人、加速女のダフネも殺されてしまいました
…まあオレとしては、ダフネというキャラにそんなに思い入れがあったわけでは無いんですが、これで瞬間移動とタイムスリップの能力を持った人間が完全にいなくなってしまったのは残念です……ただ、これは脚本スタッフが(ドラマ的に)能力を持て余しちゃって、投げ出したと見るべきなのかもしれませんがw

そのダフネが死ぬ前にアンドウくんと気になる会話をしていましたが、人類がみんな能力者になってしまう予知がまだ生きてるみたいなカンジでしたよね?
あの予知は例の化学式があってこその未来だと思ってたんですが……今後はヒロがインドへと渡って能力を取り戻そうとする展開が待っているようですが、そっちでまた別のカタチで化学式が再登場する布石なんでしょうか

…でも、ダフネとパークマンが夫婦になる未来が無くなっちゃったのは間違いないんでしょうな・゜・(ノД`;)・゜・

サイラーは何だか意外な展開になって来ました
ベネットとの確執が解けなかった代わりに、この少年と共に行動することで何か変化が訪れるんですかね

あ、あとピーターですが、能力が変質してしまって、一度に使える能力が一種類だけと限定されてしまいました
確かシーズン1の最初もそんな風な使い方しか出来ていなかったですし、あまりにもオールマイティな最強能力に比べたら、これはこれで面白い制約になりそうですな

 

第16話「謎のメッセージ」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ネイサン率いる政府の特殊部隊に追われることになった能力者たちを何とかして救おうとするクレアだったが…

”rebel(反逆者)”を名乗る謎のメールの送り主ですが、オレは普通にピーターだと思ってたんですが、これは違うのかな?
メールを送るシーンを描写してないってことは、おそらく正体は意外な人物っていう演出意図なんでしょうけど…

ニキ姉は殺されてはいなくて、ネイサン(アメリカ政府)としても能力者たちを殺さずに生け捕りにするという方針に変更は無いみたいですが、あんなにコストをかけて封じ込めないといけないんですかね?
組織が持っていた能力封じ込めの施設の流用はできないのかな……そういや前回のラストで、ペトレリ母との決別シーンがあったのは、あれはネイサンが組織の技術や資産の流用は出来ないっていう意味か

あ……そうなるとrebelの正体はペトレリ母っていう可能性がありそうですね
能力者たちの事情に通じていて、クレアをやたらと気にかけているってことはこれは間違いないかな

わざわざインドくんだりまで行ったヒロとアンドウのコンビですが、インド編はたったこれだけ?……こんな適当すぎる脚本で終わりか…orz
そしてヒロが言うように、ヒロはこれからも能力を得られないんだとしたらちょっとガッカリだなあ…
rebelがアンドウだけではなくてヒロの方にも指示を出してるってことに、何か理由なり、意図なりがあるんだと思いたいですが

…しかし、アンドウくんのヒロへの劣等感は根深いですな(汗)w

サイラーと少年の方はちょっといいハナシ具合が加速してますね
……まあ、周辺が死屍累々なのは大問題ですけどw

 

第17話「冷戦」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

家族と理解しあえず、一人酒を飲むベネットを拉致したピーターたちだったが…

やはりペトレリ母がrebelの正体っぽいですね
ベネットの回想シーンの中で言ってた事とやってる事が完全に乖離してしまってる気もしますが(汗)、組織(プリマテック社)のそもそもの理念というか、能力者たちに対して何がやりたかったかという目的にどうやら関わってるカンジですな

ピーターは相変わらず何も出来ないヘタレでイライラしますねえ…
こいつに今一番必要なのは、自分が何をしたいのかを確認して、それから何をするべきかを覚悟することだと思うんですが…
特殊部隊の隊長にズバリ、”自分だけが善人の皮をかぶり続けていたいだけだろ~”っていう底意を見透かされてたのが印象的でしたね

まさかの生存していたダフネですが、肩を撃たれただけだったって、流石にちょっと投げやりすぎる展開だと思いますが…
まあ、あの時の現場の大混乱ぶりからは仕方ないと視聴者に納得しろってことなんでしょうかヾ(`Д´)ノ

それにしてもパークマンはなんでナイトメア(悪夢)の能力を使わないんですかね?
どのタイミングで現実と非現実が入れ替わるか、こちらとしてもずっと身構えながら見てるんですが…
相手があまりにも大人数だと使えないのか、それともダフネの時に特殊部隊を同士討ちさせたことがトラウマみたいになってて、使えない(使いたくない)みたいな……?

スレシュは、どうしても研究者の役割なんですな
ここで例の化学式とか、能力を失ったヒロとかがまた関わってくることになるんですかね

そしてラストで、また新たな破滅のビジョンが出てきましたが、今度はワシントンが大爆発するということは、アメリカ政府そのものを敵に回していることを追認したということなのかな

 

第18話「暴露」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ただ政府の言いなりになって、能力者たちを追う立場にいるわけではないらしいベネットだったが…

うーむ……どうも展開が強引でイマイチ面白くないですね(汗)

パークマンに爆弾抱えさせてテロリスト扱いにするみたいですが……
自爆させるのではなくて、(クスリが切れて)能力を一般人に向けて発動させることこそが狙いなんですかねえ

ピーターの暴露情報にしても、あれは別に能力者云々のことは明かされてないっぽいですし、どっちみち特殊部隊の存在は非公開でしょうから今後の双方にとって大した影響も無さそうな…?

サイラーも何だか憂鬱な展開になってきちゃいましたし、クレア母子の大冒険も、あれは結局あのオタクを助けたことになってるのか甚だ疑問です(直前までは目も合わせられない~とか言ってたのが、メガネを外すといきなりプレイボーイになってる展開には吹き出しましたがw)

あとサイラーが父親について回想するシーンは、あれは例の未使用のサイコメトリーの能力によるものなのか、単なる回想だったのかが区別しにくかったのも気になりました…

ただ唯一の光明としては、ピーターが能力を一個だけしか保持できないっていう設定は大正解で、今回のパークマンとの、”今夜はオレとお前のダブルライダーだからな”的な展開wは非常に燃えるモノがありました
でも、せっかく二人いる状況があまり活かされてなくて、そもそもナイトメア(悪夢)の能力を使わせてしまうと無敵すぎるっていうのは解らんでもないですが、そのせいで政府の特殊部隊の連中が無能にしか見えてないのは演出的に致命的だと思います(汗)

そういやふと思い出しましたが、シーズン1でクレアといいカンジになっていた幼馴染のザックもオタクでしたね……「ターミネーター」(ドラマ版)の方に出るんでこっちのシーズン2以降は降板したというハナシでしたが、あいつは元気でやってるのかなw

 

第19話「グレイ」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

予知と同様に身体に爆弾を取り付けられ、テロリストに仕立て上げられたパークマンだったが…

パークマンは結局グダグダな状態で捕らえられてしまいましたね……ダンコは例の絵を見て今回の騒動を思いついた風な流れでしたが、結局どういう結末を望んでたんですかねえ…

そして同姓同名のマット・パークマンの方は、ひょっとしてパークマンの前妻の子ですかね?……”すぐに散らかす”~という赤ん坊の何らかの能力と、アンドウ君の増幅能力を組み合わせて何かをすることになりそうですな

ネイサンはついに自分も能力者だということがバレて、結局は逃亡者側に落ち着いてしまいました……どうもペトレリ一家はみんながみんな迂闊というか、あまり頭が良いカンジに描かれてないのがちょっと気になります(汗)

サイラーは、父親が彼と同じ能力を持っていただけでなく、考え方も非常に似通った人生を歩んできたことを知って、自らの人生の指針をどうやら掴んだようですが…
真っ先にダンコの元に来たということは、エスパー狩りに率先して参加することで、自らはより強力な存在を目指すとかそういうカンジでしょうか

あとrebel(反逆者)の仕掛けた驚異的なハッキング能力って、あれはマイカの能力っぽいですよね……rebel本人だということはないでしょうが、協力してるのは間違いないっぽいですな

 

第20話「救出」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

rebel(反逆者)の指示に従って、マット・パークマンを救いに来たヒロとアンドウだったが…

おおっ!
遂にヒロが能力を取り戻しました!……とは言っても時を止める能力限定みたいですが、それでもここの所の閉塞感を見事に打ち破る、あの痛快なシーンにはゲラゲラ笑わせてもらいましたw

ちょっと表現が解りにくかったんですが、赤ん坊の能力は無機物に対して無差別に命を与えるとかではなくて、既製の仕組みとか仕掛けに対してエネルギーを与えるとか、スイッチを入れるっていう働きがあるみたいですね
アンドウ君のかめはめ波も赤ん坊のおかげっぽいですが……この展開を見てナメック星の最長老さまを連想したのはオレだけではないと思いますがw、能力を奪い取るアーサーと対になる存在として、(隠れた)能力に覚醒させる力を持ったキャラが登場したことで、また夢が広がり始めたのが(ドラマ的に)とにかく大きいです(今後はこの赤ん坊が、まさに”生きた化学式”として周囲から狙われたりもするんでしょうね)

ダフネが(今度こそ)死んでしまったのは残念ですが、これでこのドラマもようやく陰鬱な長いトンネルを抜けたというカンジがしますね

rebelの正体はやはりマイカでしたが、マイカが単独でその役割を演じていたのかというのはまだオレ的には納得がいきません…
でもまあ、ここで変な新キャラとかが出てくるのもおかしいか…

そしてそんなマイカを救ったトレイシーですが、確かにこんな子供に本気で軽蔑されてしまったらいたたまれなくなりますわな(汗)
あの絶対零度攻撃については、ひょっとして自分の周囲に皮一枚隔てた氷の皮膜が出来ただけだったのかなと思いながら見てたんですが、破壊された頭部が最後に涙を流したってことは、どうやらあのまま死んでしまったのは確実みたいですな…

確かに峰不二子みたいなポジションだったというか、裏切り上等なビッチな存在だったのはいけ好かなかったですが、こんな最期はさすがに可哀相すぎます・゜・(ノД`;)・゜・
…ただニキとトレイシーには、あともう一人の姉か妹がいるハズなので、その人の所在もマイカは調べ上げてそうですから、この女優さんの再登場はそう遠くないだろうってのが演出的には救いか…

あ、そうそう
今回の冒頭でダンコに贈り物をあげてたサイラーですが、能力者を殺してませんでしたね

あの他人を操る能力を獲得してることを考えると脅威以外の何者でもありませんが(汗)、とにかく外道だった父親とはまた違った未来を、サイラーは模索し始めているように感じられたのが面白かったです

 

第21話「聖域」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

自らも能力者であることがバレてしまったネイサンは、クレアと共にメキシコへと逃亡していたが…

ふむふむ、今回は”ペトレリ一家の再生”といったカンジのエピソードでした
ネイサン・クレアの父子もアンジェラ・ピーターの母子も、夕日の前でノーガードの殴り合い~というかそれに近いノリwで仲直りしたわけですが、教会が舞台になったのが象徴的だったように、お互いに”赦す”というのがポイントでしたね……ただネイサンとピーターについてはまだわだかまりが残ってそうですが、なんともまあ、ラストの家族一同のスッキリとした表情が印象的でした(*´∇`*)

政府の追跡部隊にサイラーまでが加わった今、逃亡を続けることも難しくなってしまったヒーローたちですが、どうやらペトレリ母が反撃の糸口を掴んだようですな……ハイチ人とかマイカとかと、早く合流してほしいものです

そのサイラーはダンコとのコンビが早速板についてきたカンジですが、対象の能力が不明ということで、ミステリーっぽい展開になってたのも面白かったです
でもサイラーは自分がとことん嫌いなのか……今は別人になれる(誰にでもなれる)能力が楽しくて仕方ないのかもしれませんが、結局は自分のアイデンティティを見失って苦悩するような展開が待ってる気がしてなりません(汗)

ところでサイラーの”死体”ですが、変身の能力はDNAレベルで変異してたりするとしても、ベネットあたりにはバレてしまいそうですよね…?
…まあ、ベネットとしても後頭部のアレを抜いて確かめるにはリスクが高すぎるのかもしれませんがw
(ちなみにどうでもいいことですが、この変形のプロセスも「ハンター×ハンター」からのパクリっぽいですなw)

 

第22話「異変」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

変身する能力者を使って死体を偽装したサイラーとダンコだったが…

案の定、あっさりとサイラーの死の偽装はバレてしまいましたし、ベネットを陥れるやり方とかダンコへの反撃もちょっと子供じみてましたねえ……なんか(シーズン3も後半に入ってから特に)脚本の荒さが目立ってしまってる印象です(汗)

でもプリマテック社(組織)の成り立ちの謎に迫る展開になりそうなのはワクワクしますな

アダム・モンローが監禁された経緯とか、リンダーマンやカイト達も含めてやろうとしていた”変革”が失敗した経緯とか、ほとんど語られてなかった過去がついに明かされるんでしょうか

新しい要素としては赤ん坊パークマンの能力の負の側面が明かされましたね
能力の本質としては、”エネルギーの操作”という表現に行き着くのかもしれませんが、今のところ赤ん坊ゆえの無邪気さから能力が無差別に発動しているのか、それとも何か大いなる意志が背後で働いているのかが何とも区別がつかないのが気になります(…ニアミスに終わったネイサンたちと本当は遭遇してるハズだったとか?)

しかし親父パークマンは親バカぶりが微笑ましいのはいいんですが、元嫁についても少しは心配してあげるべきではw

 

第23話「1961年」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

かつて謎の大事件が発生したという、コヨーテ・サンズという地に集まったペトレリ一家(とベネット)だったが…

サイラーが一気に攻めの姿勢に転じて来ましたねえ……ただ次回でシーズン3も最終回を迎えるようなのに、あと一回で(ヒロやマイカたちも含めて)一体どうやってハナシをまとめるんでしょうか(汗)

明かされたコヨーテ・サンズの惨劇とは、政府による超能力者の研究施設(隔離施設)で起こった暴発事故(それにおそらく大虐殺がプラス…)だったわけですが……
黒人に対する人権思想すら希薄な時代に、そりゃこんな事態に陥るのは当然というカンジですな(汗)
字幕版では翻訳がスルーされてましたが、”ナチスがユダヤ人に対してやったのと似たようなことを、アメリカ政府だってジャップたちにやってただろ”みたいなことを言ってましたね……戦時中の日系人収容所については「24」のシーズン6でも話の端に出てきてて、(自らを正義と信じたがる)アメリカ人としては恥ずべき歴史という感覚みたいですな

ところで若き日のチャールズ・デヴォーって誰だっけ……と思ったら、ピーターが看護士の頃に世話をしてたあの人か
アーサー・ペトレリやアダム・モンローは登場しませんでしたが、それはまた別のハナシとしていずれ語られるんでしょうか

そして組織の成り立ちが遂に明かされたというか、その目的はとにかく”能力者の存在を秘匿しよう~”という意図で結成されたことが判明しましたね

アリスがとにかく可哀相すぎる展開でしたが(T△T)、気になったのは事件後、まずは隠蔽工作を徹底しようとしたということで死体を埋めたりする際にアンジェラ達は一旦コヨーテ・サンズに戻ってるわけですよね?……その時にアリスが見つかってない(アリス側も見つけてない)っていうのはちょっとおかしいような…?
そして父スレシュもこの惨劇を生き延びているわけですが、存在を”隠蔽”されなかったのもおかしいですよね……おそらくはアメリカ政府の関係者に至るまで記憶の消去や殺人までしてきたハズなのに、これまで出てきた父スレシュのイメージだと組織は彼を基本的に放置していたみたいですし……うーむ、何だかちぐはぐですな

まあ、チラッと登場していた医者のジマーマンが後にニキ姉妹やマイカを生む研究に協力してたみたいな流れもあるので、父スレシュに関しても例のフィルムでその辺りについて補足されるのかもしれませんが

 

第24話「サイラー」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ワシントンに戻り、大統領へと能力者の隔離政策の中止を進言しようと決意したネイサンだったが、既にそこにはネイサンの姿をしたサイラーがいて…

あら?……まだシーズン3の終わりではなくて、どうやらもう一話あるみたいです

今回の主役はサイラーで、やはり自らのアイデンティティを見失って苦悩するという展開になりましたね……でもまさか、ヒッチコックの「サイコ」の主人公ばりの人格障害にまで陥るとは思いませんでした(…まあ、元々の人格からして問題があったのも確かですが)

ダンコと遂に決裂したり、サイラーとマイカが相対するなんていう、非常に意外な展開も緊張感があって面白かったですねえ……ただちょっと気になったんですが、マイカみたいな子供にも変身できるっていうことは、ひょっとしてあの変身能力は人間以外の動物とかでも自由自在なんですかね?
だとしたら物凄く便利ですが…

そういえばいきなり思い出したかのように、サイコメトリーの能力を使ってましたね……父親探しの時に使っておけばイロイロと展開が速くなってたと思うんですが、セリフだけで説明してた唐突感とか、これは脚本家の人の苦労がにじみ出てるような気がしてなりません(汗)

あと今回のラストでダンコがサイラーを仕留め切れなかった描写がどういう意味合いを持っているのかがイマイチ不明なんですが、”(変身能力の影響で)DNAが変化しつつある~”みたいに言っていたのがポイントでしょうか
不死身能力がパワーアップして唯一の弱点をも克服してしまったと見るべきか、それとも何か思いもよらぬ弊害でもあるのか、気になります

パワーアップといえば、アンドウくんの能力もどんどん使える能力になっていってますな
クリムゾンなんちゃらのネーミングはどうでもいいとしてw、どうやら電撃みたいな威力があるみたいですが、一方のヒロの調子がおかしくなっちゃったのは、アンドウくんのブースターとしての能力のせい…?
他に考えられる原因としては、ヒロの能力を覚醒させた赤ん坊パークマンが近くにいないとキチンと発動出来ないとか…?

 

第25話「見えざる糸」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ダンコと袂を分ったサイラーは、ネイサンの姿を借りてアメリカ大統領へと近づこうとするが…

今回でシーズン3が最終回となり、”第四章:逃亡者たち”が終了して”第五章:贖罪”の幕が開いたわけですが……
うーむ…非常に後味が悪い終わり方をしてしまいましたねえ(;-_-)

クレアの血液が死者をも復活させる効果があるっていうのは、世界観を破壊しちゃう設定だから(脚本的に)禁じ手扱いにせざるを得ないっていうのは解るんですが、ネイサンをそのまま見殺しにするのはまだしも、まさかサイラーをネイサンとして生まれ変わらせるとは完全に予想外でした……ていうか、意味がよく理解できませんヾ(`Д´)ノ"

能力者たちを守るためにはネイサンの力が必要だっていう論調でしたが、じゃあ変身能力を獲得していたピーターにその役割をやらせりゃよかったのに…
…まあ、ピーターだと政治家としての能力に疑問があるって言われたら、そりゃごもっとも~としか返せませんが(苦笑)

皮肉にもサイラーが渇望していた、誰か別人になりたいという願いは叶えられたワケですが、もう既にボロが出始めてるみたいで……前話で「サイコ」の二重人格ネタをやっていたのが伏線で、ネイサンが夜な夜な殺人鬼となって街を徘徊してる(もちろんネイサン人格には記憶無し)~みたいな展開が待ち受けてるくらいの覚悟は必要そうですw
とりあえず今言えることとしては、アンジェラが何か遠大な目的を予知してサイラーにサイコメトリーの能力を与えたのかと思いきや、まさか息子に成り代わる為にその能力が一番発揮される事になるとは皮肉が効き過ぎですな(汗)

サイラーの能力といえば、例の操り人形の能力も獲得してましたね……あの変態親父は確か殺されてはいなかったハズですから、サイラーはあのキモいおっさんとも”共感”したのかというか、心を通わせたのかなと想像するとちょっと笑ってしまいますw

ラストでニキの三人目の妹だか姉だかが登場して、第26ビルの元エージェントを殺して回ってる~みたいなことが描写されてましたが、あれはヒロたちが助け出したあのビルに捕らわれていた能力者の一人だったってことですかね?
それで復讐みたいなことをしてると…?

まあその辺りの本意がどうあれ、第五章(シーズン4)では何が大いなる脅威となるのか、イマイチ不明なのが欲求不満なカンジですが、当面は”ネイサン”のおかげで能力者たちは平穏無事に暮らしてるっぽいですね……でもそんな状況で、”贖罪”という意味深なタイトルがついてるのは伊達では無いでしょうし、楽しみに放送を待ちたいと思います

 

ヒーローズ S4#1-9

ヒーローズ S4#10-19

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[海外ドラマ] LOST S5#87-103

2009-08-08 | 海外ドラマ

LOST S2#26-29

LOST S2#30-39

LOST S2#40-49

LOST S3#50-59

LOST S3#60-72

LOST S4#73-86

 


第87話「責めを負う者」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

謎の棺桶に入っていたのはロックの死体で、ジャックの前に現れたベンは島から脱出した者全員で再び島に戻らねばならないと告げるが…

いやー、昨年末以来の「LOST」新シーズンですが、いきなり複雑な展開をしてますな

とりあえず島のエネルギーによって皆がタイムスリップを繰り返している状況なのはわかったんですが…ロックやソーヤーたちの身体だけがタイムスリップしている風なのに、現代では島そのものまでが消失してしまっている状況がイマイチ意味不明です
あと島には乗客の生き残りもまだ結構いるっぽいですが、彼らも一緒にタイムスリップしまくってるんでしょうか?

そして島のエネルギーについてどうやら一番詳しい位置にいるらしいファラデーが大活躍してますが…時空を越えた因果関係がもはやメチャクチャになってて、もう何が起きても不思議ではないので、ひょっとしてファラデーの正体はアーロンだったりしますかね?
”母親の名前は…”と言いかけたのは、果たしてケイトだったのかクレアだったのか…

ロックが過去でothersのイーサンに向かって、”ベンからリーダーになれと言われた”と言ったセリフが、そのままothersの中で伝説みたいになったんだろうなあとか想像すると楽しかったですねw

あとロックといえば気になったんですが、脚の負傷についてothersのリチャードが対処法を注意した時に、”2時間おきに消毒さえしておけばあとは島が治してくれる~”みたいに言ってましたよね
これってつまり、肉体的な損傷は治癒できるけど、化膿したり破傷風になったりしたら治せないってことなんだと思うんですが、(島は)病気は治せないってこと…?
でも乗客のお婆さんの不治の病や、不妊症も治してたハズですし…そもそもロックの下半身不随だって病気みたいなモノだと思いますが…うーむ、ルールがよくわからんです

サイードのシーンはやたらとハードで、ここだけ別作品みたいになってますがw、サイードはどうやらこの段階ではベンの言いなりで動いてるわけでは無さそうですな
その横で、ハーリーの立場がどんどんマズいことになっていってるのはギャグなんでしょうかw

でもまあハーリーにしても、ケイトにしても(島に戻りたいかどうかはさておき)平和な暮らしは送れそうに無い状況に追い込まれてることだけは確かのようです

 

第88話「嘘」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

島のエネルギーでタイムスリップを繰り返すロックやソーヤー達だったが…

相変わらず死人と平然と会話してるハーリーは楽しいですなw
(どうでもいいことですが、アナ・ルシア役の女優は、飲酒運転だか何だかでスタッフを怒らせたから降板させられたというウワサがありましたが、あれはガセだったのかなあ)

そして、”皆で嘘をついていくこと”を決意した三年前の状況が描写されましたが、やはり話し合いの流れが強引なような…
ウィドモアの振る舞いとかを聞いて、ペネロペももっと父親に対して疑念を抱けってハナシですよ…何でデズモンドとのんびりしてるんだこの女ヾ(`Д´)ノ
そもそも島にいる皆の事を考えてということなら、どう考えても正論なのはハーリーの方ですよねえ…とは言ってもこの辺りの各自の心中のエゴっぽさは、今後、ベンと共に島に戻ろうとする流れに持っていく際にクローズアップされるのかもしれませんが

島ではついにロックとソーヤー達が合流しましたが、敵は果たしてothersかダーマ教団のどちらなのか…
今がどの時代なのかわかりませんが、ひょっとしてこれから815便が墜落してくるんじゃないですかね?…で、乗客からしたらソーヤー達がothersみたいな立場に見えたり?…いや、それだと流石におかしいか
ただ、もしかしたら遠く過去に飛ばされた乗客たちの生き残りが、そのままothersのご先祖になるっていう展開なら十分に有り得そうですな

シャーロットの肉体に起きてる異変、ファラデーの指示で動き始めたデズモンド、ベンに指示を出してる女性(島の位置を割り出そうとしてる?)、そしてケイトからアーロンを奪おうとしている存在あたりが、今のところ大きな謎として提示されてるカンジですかね
…まだドラマ的に勢いみたいなのがあまり感じられないのが気になりますが、そろそろエンジンがかかってくるといいなあ

 

第89話「ジャグヘッド」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

デズモンドは、時間を越えて過去へと飛ばされたファラデーによって既成事実とされた、”母に会ってくれ~”という頼みごとを叶えようとするが…

デズモンドとペニーとの間には子供が出来てたんですな(チャーリーと名づけてるのが泣けました(T△T))…前回の感想で、ペニーがウィドモアを相手に何もアクションを起こしてなさそうなのが不満だと書きましたが、こうして守るべきものがあったから身動きが出来ないっていう解釈も出来ますな…うーむ…
でもまあ今後はデズモンドと共に謎に踏み込むことを覚悟したようですし、母は強しなカンジで挑んでくれそうです(ただペニーの目つきにまだ何か含みがありそうなのは要注意ですな…単なる不安なのかそれとも…)

そして今回のラストでまた時間を飛ばされたロックたちでしたが、それまでいた過去が1954年だったということが判明しました

50年前でもほとんど容姿が変化していないリチャードが一体どういう存在なのかはサッパリ解かりませんが(汗)、そういやそのリチャードがロックの幼少期に訪問していたシーンが前にありましたね
”君の持ち物だと思うモノはどれだ?”みたいなカンジで、あの時に幼少ロックがコンパスではなくて、ナイフを選んだ時のガッカリした顔の理由がようやく明らかになりました…そして青年ウィドモアの名前が明らかになったシーンもかなりの衝撃でしたねえ

おそらくオレが忘れてしまってる伏線も沢山あるんでしょうが、こういう風に時間を飛び回る展開をスタッフはずっと前から想定していたんですよね…いやはや、脚本会議とか、一体どういう風に設定が固められていったのかを想像するだけで、スタッフの莫大な労力に途方に暮れてしまいます

 

第90話「リトル・プリンス」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

タイムスリップの現象と共に、謎の症状に悩まされていたシャーロットだったがついに気を失ってしまう…

ジン再登場キターー!
これまでずっと、貨物船の爆発からずっと漂流したままタイムスリップに巻き込まれてたんですな……いやはや、よくもまあ生存できたものです(…ていうか、漂流+タイムスリップなんていう状況じゃ、ソフィー一行が拾ってくれる確率なんて天文学的確率なんてものじゃないですな(汗))

本土の方では、そのジンの仇としてサンがベンを殺そうとしてますが、今のベンは島の状況を知る術が無いですからねえ…とりあえずハーリー以外は全員がその場に集合しているみたいなので、残り時間ももう2日くらいしか無いであろうベンとしても、この好機を逃すまいとどう策略を巡らせるのかが楽しみですな

(ふと思いましたが、デズモンドって島に帰らなきゃならないメンバーには入ってるんですかね?ファラデーによればデズモンドは、”一人だけ運命の環からは外れた存在~”みたいに示唆されてはいましたが…)

クレアの出産シーンやソフィーの若かりし頃に遭遇したり、どうやらこれまでの島の歴史の全てに関わってしまいそうなタイムスリップ組ですが、謎の鼻血が一行を苦しめてますね

どうやら島にいる長さによって症状がより重くなっているようですが、ジュリエットが3年くらいいるハズですし、それよりもシャーロットやマイルズの方が多いってのが奇妙ですな
シャーロットについてはある程度の事情を把握しているみたいですが、マイルズについてはファラデーすら知らない謎があるっぽいのはゾクゾクしますね…まあ、ウィドモアが選抜した時点で、重要な関係者であることは確実だったわけですが

ジャック達が島へと戻る展開が目前に迫って来て、いよいよ面白さのエンジンがかかって来たカンジでしょうか

 

第91話「死の島」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

何とかしてジャックたちを島へと連れ帰ろうと策略を巡らすベンだったが、皆が集まった場にはベンを殺そうとするサンもいて…

なんだこりゃ……ファラデーの母親がエロイーズという壮年の女性だと判明して、ベンの背後にいた人物と同一人物で、そこにデズモンドも加わりましたが、えっと……このエロイーズという名前は何だか非常に聞き覚えがある気がするんですが……既に登場してる名前でしたっけ?
そして島に帰るべきだという人数がほとんど揃わなかったにも関わらず、このエロイーズさんは特に頓着してないのが意味不明ですな
…ここ何話かの展開は何だったのやら?

ベンが突然現れたデズモンドに対して、サラッと交渉術を発揮していたのは良かったんですが、せっかく集まっていたメンバーが散り散りになってしまうのを指をくわえて見てただけだったのは頂けませんでしたねえ…

島の方ではジンがソーヤー達と合流して、ロックがついに島を脱出して、シャーロットが謎をバラまくだけバラまいて死んでしまいました

相変わらずジャックの父親の姿を借りて登場しているジェイコブですが、ジャックの父としてのアイデンティティも保持してるんですな(息子によろしくとか)……ロックが理解不能なカンジでしたが、そういやジャックの父親のことを知ってるのはソーヤーとケイトくらいでしたっけ

あと脱出に成功したロックですが、あの装置の不具合を修復したことで、このタイムスリップ現象はおさまっちゃうんですかね?
…だとすると、その直前にソーヤーたちが ”まだ井戸が無い” 時代に放り込まれたのはそのまま放置ってこと…?(汗)

タイムスリップした乗客たちがずっと昔に行って、そのままothersの先祖になるんじゃないかという予想はオレも前に書きましたが、まさかソーヤーたちが…???

 

第92話「316」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

エロイーズという謎の女性の導きで、いよいよジャックたちが島へと戻る時が近づいていた…

ついに島に戻って来ちゃいましたねえ
ジンが、真新しいダーマ教団のワーゲンに乗って現れたということは、まだタイムスリップ現象は続いてるってことなんでしょうか
だとすると、ジュリエットどころかソーヤーまでが鼻血の症状が出ていたので、かなりヤバいことになってたりするのかも…?

島への帰還組についてですが、ベンがあれだけ苦労していた風だったのに、何だかあっさり全員集合してしまいましたが、やはりイロイロと裏があるっぽいですな

ハーリーは誰か死者が指示を出したのかなと思ったんですが、よく考えたら連続殺人の容疑で収監されてたハズですよねえ(汗)……となると、そんな状況から解放させられるのはothersの組織かウィドモアくらいに限られると思いますが…
サイードも同じような背景で連れてこられたっぽいですが、これは815便でケイトに連邦捜査官がくっついていた状況の再現でもあるんでしょうね

ケイトがアーロンを何者かに預けたのはクレアの意志に沿っているとみていいのかな
しかし誰に預けたんだろう?……あれだけ島に帰るのを嫌がってたのを翻意したということは、アーロンの身の安全と引き換えに島に戻ることを決断したとかそういうカンジですかね

そして316便に乗る前にベンが傷だらけになってた経緯ですが…
”やり残したことがある~”というのは、ウィドモアの娘であるペニーを殺すってことでしょうね……ジャックに電話していた背景がヨットハーバーだったのを見ても間違いないでしょう

…(ペニーともども)赤ん坊のチャーリーもその手にかけたのかが気になってなりません(汗)

 

第93話「ジェレミー・ベンサムの生と死」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ついに島への帰還を果たしたジャックたちだったが、彼らが乗っていた316便の機体も島に墜落していた…

ロックが島を出て、死体となって棺桶に入るまでの過程を振り返る展開でしたが、今回の冒頭であっさり生き返っちゃいましたねえ……ジェイコブは死んだ人間を生き返らすことも楽勝なのか、他の死者みたいな幻影である可能性も捨て切れませんが(…マンゴー食ってたからそれは無いとは思いますがw)
そして316便に乗っていた乗客たちが新たな漂流者として島の生活に加わって、これから彼らも含めてまたタイムスリップする展開が待っているんでしょうか(ちなみに今、ロックたちがいるのは、いつぞやの隣の島…?)

島を脱出したロックが最終的には自殺したのではなく、実はベンが殺していたという事実が判明しましたが、やはりベンはothersのリーダーたる地位をロックに奪われた~、みたいな感覚が強いんですかね
まあ、ウィドモアと張り合ってる部分の根源も、要するにそういう感覚なんでしょうな…

次回、気を失ってるベンに対してロックがどういう行動を取るのか非常に楽しみですw

今回でロックのミッシングリンクが明かされたことで、もう島の外のドラマについて残された謎はほとんどなくなったというカンジですかね?
今回はウォルトという懐かしい顔が再登場したりもしましたが(でっかくなってましたねえw)、彼はもう出てくることは無さそうな流れでしたし、あとはもうウィドモアとエロイーズと、デズモンドのあたりで何か語られるくらいかな

そういやふと思い出しましたが、ロックが入っていた棺桶が半分くらいの小さなサイズだったっていうのは完全に無かったことになってます?
アレは見間違いだったのかなあ……

 

第94話「ラフルア」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

島への帰還を果たしたジャックたちだったが、そこへジンがダーマの車に乗って現れたことに驚愕する…

ロックが地下の謎の装置を修復したことでタイムスリップ現象は止みましたが、シャーロットはあともうちょっとだけ耐えられていれば生き延びられたんだなあ、と思うと切ないですな…
そして ”現在” …という表現はちょっと微妙ですが、置き去りにされたソーヤーたちや、導かれたジャックたちが今いるのは1977年の時点の島だということが判明しました

いやー、微妙に近い過去(もう既に主要キャラは生まれてきてますよね)だったり、ダーマ教団に世話になってたり~っていうシチュエーションが面白くてたまらんです
平然と、いつもと同じ容姿のリチャードが登場してたりもしますし…w

この後のダーマの連中の運命(ベンの裏切りで皆殺しにされる)を思うとちょっと欝になりますが(汗)、少年ベンと父親が島へとやって来る頃にはまた別の時代に飛ばされちゃったりするんですかねえ

そして30年前と21世紀の現代と時代は違えど、この3年という期間の間にイロイロと人間関係が変わってしまいましたが、ジャック・ケイト・ソーヤー・ジュリエットの4人の相関関係が特に複雑化してしまってて今後が楽しみですな

ジャックたちが揃ったことで、いよいよ島が(ジェイコブが)彼らを必要としている謎が明かされることになりそうですが、新たに増えた316便の連中ともども(そういや一緒にタイムスリップしてた815便の連中はどうなったんだろう?)、さてどうなりますか……

ちなみに最後のタイムスリップの際に、チラッと巨大な石像みたいなのが見えてましたが……そういや前に、足首の部分だけが島に残ってるシーンがあったような記憶がありますね
同じ太平洋上の古代文明のひとつ、イースター島のモアイが大体1000年くらい前の文明だったそうですから、こちらも似たようなカンジですかね……って、ふと思いましたがひょっとして伝説のムー文明だったりするのか?(汗)

…となると、最後には大洪水オチとかが待ってたりしてw

あ!
そういや先日、「LOST」の最終シーズン6で真田広之が重要なキャストとして登場するというニュースがあったんですが、もしかして”竹内文書”あたりが出てくるのかも!?(たけうちもんじょ…日本におけるムー伝説の元祖みたいな書物で、本当に実在した書物なのかどうかすら疑われてますが(汗)w)

 

第95話「ナマステ」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

遂に島で再会を果たしたジャックとソーヤーたちだったが…

そっか……既にベン父子は島に来ていた後だったんですな
この様子だとベンがothers側へと転向する、より具体的なきっかけが語られたりしそうですね

1977年の時点の島で生きていかざるを得ない状況にあって、実際、どういう行動をとることが正解なのかさっぱり不明なわけですが、せっかく再会したジャックとソーヤーの主導権争いがもう表面化しちゃってますねえ(…こういった諍いが、実はベンとウィドモアの二人の争いと本質的には何ら変わらないってことも示唆してるのかな)

ジャックもソーヤーもお互いに(リーダーとして)完璧というには程遠い存在だとしても、この3年間にダーマ教団の中で確固たる地位を築いてるソーヤーをまずは立てるべきだっていうのが理屈ではわかってると思うんですけどね、ジャックも……
でも雑役夫の役職を振られた時のリアクションからすると、やはりジャックには”自分が選ばれた者”であるというプライドが相当強いみたいですし、そこにジュリエットのことも加わって、とても素直に聞き入れられる状態じゃないというわけですな……複雑です

そして316便の不時着したのは1977年ではなくて、別の時代だということが判明しました(2007年の現代ともまだ言い切れませんよね)
機内から光と共に飛ばされたのがジャック、ケイト、ハーリー、サイードだけだったっていうのは、間違いなく島の意志なんでしょうけど、どういった意図が込められてるんですかねえ

幼少シャーロットに、”怖いおじさん”呼ばわりされていたというファラデーは、ダーマにいないってことはothers側にいるとみるべきかな

あとサンとフランクの前にジャック父が現れたシーンで気になったんですが、77年の写真の入った額縁を普通に手にとってサンに手渡してましたよね……これまでジャック父が登場する際は、”実体を持ってない”(出来るのは助言のみ)っていうのを重視していた演出ばかりだと思ってましたが、ひょっとしてロックみたいにジャック父も最初から生き返ってた……?

いやー、それにしてもケイトを誰何するダーマの係員の表情が恐ろしかったです
いかにもなカルト団体の排他性というか、作り笑いの裏でモラルとか一切関係無しにその場でどんな残酷な仕打ちでもしかねない雰囲気がよく出てて印象的なシーンでした(汗)

 

第96話「理由」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

捕らえられたサイードは、少年時代のベンとの突然の邂逅に驚愕する…

なにいい!?
まさかサイードが少年ベンを撃ち殺すとは……Σ(゜д゜;)

今回の回想シーンだけでなく、サイードは既にプロの殺し屋と同レベルのスキルを持っていることが散々語られてきたワケですし、これでまさか殺し損じてるなんて展開は無いと思われますが……”歴史の改変は不可能~”みたいなカンジでずっとこのドラマは進行して来たのに、どうにも修復しようの無い行動を過去で取ったことで果たしてどうなるんでしょうか?

…って、あれ?でもよく考えたら、島のエネルギーは死者を甦らす事も楽勝なんでしたっけ(ジェイコブが必要と認める人間に限られますが)
なんか”登場人物の死”というイベントが、どうしようもなく軽くなっちゃってるのはドラマ的には致命的な設定なのかも(汗)

ちなみにサイードがベンを殺したかった動機についてですが、その後の災厄の元凶だからってことだけでいいのかな……気になるのはロックを殺して利用したみたいに、サイードの嫁を殺したのもウィドモア側じゃなくてベンだったって展開の方がしっくり来ちゃうんですよねえ(汗)
でもサイードの嫁を殺すのは島を出たタイミング的にムリだったんでしたっけ?

あと尋問シーンも面白かったです……朦朧と自白してる内容が全部真実だというのがw

 

第97話「未だ見ぬ過去」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ソーヤーによるダーマへの誘いを断ったサイードは、脱走を手引きしたベン・ライナス少年を撃った…

”ジャック、駄々をこねる~の巻”といったエピソードでしたが、全部ジャックが悪いのかよと見てて思っちゃいましたねえ…ヽ(`Д´) ノ
そもそも、絶対的な生殺与奪の権利を自らが持っているような島なんですし、何をしに帰ってきたんだ呼ばわりされるのもちょっと可哀相すぎる気がします

少年ベンをothersに引き渡すことが後にどんな結果を生み出すのか、全てを受け入れてる風なケイトとソーヤーでしたが、ここにハーリーがいたら絶対に違った結論が出てたと思うんですが…
(…ていうか、ハーリーはベンが後にダーマ村を皆殺しにすることを打ち明けてないんですかね?)

ジャックが治療を拒否することも歴史的には織り込み済みだったのか、ジャックが治療したとしても結局は救えずにothersに引き渡されていたのか、どう考えても島の(ジェイコブの)底意地の悪さしか窺い知れないのが遣り切れないです…

回想シーンはケイトがいかにしてアーロンを手放したか、ソーヤーの娘云々はどうなったのかというハナシでしたが、ケイトがソーヤーと何とかしてヨリを戻そうとしている思いを確認しただけでしたね……ジュリエットとの、言葉の端々での小さな応酬がちょっと怖いです(汗)w
ちなみにクレアが、アーロンを島に連れ戻すなと頼んだことはこれで達成したのかもしれませんが、あんな一般人の祖母に預けていたくらいで安全が確保されたとはとても思えないのが不安ですな

あとそういや、othersの再登場とともにファラデーも現れるのかと思ってましたが出てきませんでしたね……”エリーやチャールズに伺いを立てないと~”みたいなothersのセリフも気になります(エリーとはやっぱりエロイーズのこと?)

さて、ベンのothersへの転向を後押ししたことで1977年での彼らの役割はもう済んだというカンジなんですかね?
連続タイムスリップの時や今回のベンの治療施設(?)みたいに、現代(?)のロックたちともども、これからは島の古代文明の謎に迫っていく展開になるんでしょうか

 

第98話「島の裁き」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

サンに気絶させられていたベンジャミンが目覚めると、そこには生き返ったロックの姿があって…

延々と815便の乗客たちを翻弄し続け、あまつさえ自分を殺したベンに対するロックの復讐が遂に始まる…!!
…といった展開ではありませんでしたがw、これでベンとウィドモアの(othersのリーダーの地位を賭けた)積年の抗争エピソードも終わりということなんでしょうか

オレの記憶では、ベンとソフィーの間にはもうちょっと穏やかなエピソードもあった気がしたんですが、娘のアレックス(の幻影)が激怒して説教するオチに持って行く為には殺伐とさせるしかなかったのかなw……まあこれでベンも大人しくならざるを得ないとは思いますが、島としてもベンをただ生かしておいたとも考えにくいので、まだ何かあがこうとするんですかねえ

そういや気になるのは、”この島といえども、死者が甦ったりすることは無い”と、くどい位にベンが繰り返していたことですね……あそこの流れでは、別にベンはサンに対して何かでまかせを言ってる風でもなかったですし、一体どういうことなんだろう…

いやー、それにしてもベンがペニーとチャーリーを殺してなくてよかったです……島の為といいつつ、自らの欲望の為ならどんなことでもするというベンにも、最後の越えてはならない一線というものがあったんですな

あと今回印象的だったのが、島に帰ったことで妙に生き生きとしていたwロックがベンに対して、”何も知らされずに翻弄されるしかない人間の気持ちが理解出来ただろう?”~みたいなことを言い放ったシーンでした
面白いのは物語も終盤に差し掛かって、かつては翻弄されるがままだったジャックたちも様々な秘密を抱えることになって、他者に対して同様の態度を取ることが多くなってるんですよね……このことは更に、秘密を共有している視聴者側もこの背徳感と優越感のないまぜになった感覚を共有していることに繋がっていて、このドラマ独特の面白さを出しているんじゃないかなっていう気がします

そして一体どういう役割が与えられているのかサッパリ不明だった316便の乗客たちにも、何かとんでもない事態が起こり始めているようで…
おそらく1977年に戻ろうとしてロックは例の歯車をまた回すことになるんじゃないかと思いますが、それが316便の墜落した島の方にも何か影響を与えるのかな…?

 

第99話「父という存在」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

少年ベンを秘密裏にothersへと引き渡したソーヤーとケイトだったが…

ソーヤーたちが少年ベンを連れ出したことがバレて、ダーマ村に身を寄せるエピソードもそろそろ終わりが見えてきたというカンジでしたが、ここでファラデー再登場ですか

そういや、前にチェン博士が歯車のある地下遺跡を発見した時に、ファラデーが作業員みたいなカッコしてその場にいたシーンがありましたっけ……潜水艦で島にやって来たっていうことはこの三年間は外の世界にずっといたみたいですが、そもそもどうやって島の外に行ったんでしょうか

そしてチェン博士の去就がどうなったかっていうのは、確かまだ明かされてませんよね
マイルズが赤ん坊の頃に(妻と共に)島から追放したという流れになるみたいですが、ベンがダーマ村を皆殺しにするまではまだかなり期間があるでしょうし、一体どういうイベントが発生するのか気になります……死者と語る能力というのはいかにも島のエネルギーの根幹に関わってそうですし、やっぱりジェイコブが絡んで来るのかな

回想シーンの中でマイルズに”島へ行くな”と警告した勢力が登場しましたが、あれはothersとはまた違うんですかね?
以前まではウィドモアがダーマ教団の背後にいるのかと思ってましたが、ダーマはウィドモアがothersとして島にいた頃よりも古くから存在しているようなので、更なる背後組織がいたりするんですかねえ

あとハーリーとマイルズって立派な共通点があったんですなw
この二人は相性がいいというか、漫才みたいな掛け合いが楽しいので暗くなりがちなエピソードの中にあって、一服の清涼剤みたいな位置づけで大変貴重な存在だと思います(「スターウォーズ」ネタに思わず吹き出しそうになってたマイルズは、あれって役者さんのアドリブですかね?w)

 

記念すべき100話目のエピソードです
日本のAXNで放送が開始されたのは2005年10月なので、もう丸四年かあ……会社の友人がスカパーに入ってるのを羨ましく思ってオレが入会に踏み切ったのも、確かこのドラマを見たいっていうのが主な動機だったと思います

昨年オレが部屋を引っ越す際の第一条件として、家賃の手ごろ感と同レベルで、”スカパーのアンテナが設置可能かどうか”で新居を選んだくらい今のオレは依存しちゃってますねw

第100話「変数」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

少年ベンをothersに引き渡したことがバレて、ソーヤー達はダーマ村にいられる余裕が無くなろうとしていたが…

うわあ…これじゃ、ファラデーの人生って結局なんだったんだっていうカンジですな…orz

結局、歴史を変えることは不可能っていう事実もショックですが、幼少から過酷な教育を受けた上に、実験でテレサを廃人にして、デズモンドの人生を狂わせ、シャーロットも救えず、最後には実の母親に殺される(しかも全てが確信犯的に)なんて救いが無いにもほどがあります……
LOSTもこれまで、随分と不幸だったり非業の死を迎えた登場人物が沢山いた気がしますが、その中でもぶっちぎりの不幸度合いではないでしょうか(汗)

…とりあえずチェン博士に全ての事実をぶっちゃけた事が、あと数時間後に迫ってる大災害に対して幼少マイルズらを助けることに繋がるのは間違いなさそうですが……それすらも所詮は歴史の操り人形だというのが哀しすぎますな

あと気になるのは、(77年に来て以降の)ジャックの存在が完全に空気になっている状況が妙に怪しくて、その反動というか、この災害の際に何らかの大きなアクションを起こしそうですね

それにしてもハーリーはギターケースの中に何を入れてるんですかね?
確か316便に乗った時からずっと抱えてましたが…

 

第101話「リーダー」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

815便の墜落に繋がる事象そのものを無かったことにして、歴史を改変しようとしていたファラデーだったが…

”陸奥圓明流を……オレの代で終わらせるためだ…!”
…という陸奥九十九のセリフがオレの脳内では渦巻いていますが、皆さんは如何でしょうか?(←そんなこと訊かれてもw)

確固たる人生の目的を得た人間とはこうも生き生きとするのかと、物凄い行動力を示しているロックが痛快ですな……今や立場が完全に逆転しちゃって、島の謎(ジェイコブ)に最も近い存在となったらしいロックが、タイムスリップして来た自分をベンやリチャードに見せつけるシーンは楽しかったですw

ロックの心中では、半身不随の肉体を再生してくれた奇跡に感謝する思いが、運命を翻弄され続けるウチに純粋な”怒り”へと転化していってしまったんでしょうねえ……おそらくは、島の歴史そのものを終了させることを決意したロック無双wの今後も楽しみです

1977年組の方は、どうやらスワン基地における大災害を防ぐ(?)為にこの時代に飛ばされていたみたいですが、”全員が死ぬのをこの目で見た~”というとんでもないリチャードの言葉が衝撃的でした
そもそもスワン基地で発生するというエネルギー流出が本当に事故なのか、ひょっとしてジャック達が水爆を使うことそのものが大災害を引き起こすんじゃないか?といった危惧が拭えませんが…(汗)
ファラデーの遺した手帳に、どれだけ有用な情報が書き込まれているのか次第ですかね

既に各々の役割を果たし終えたかのように、ソーヤー、ジュリエット、ケイトの3人は島を離れることになりましたが(ケイトが完全に邪魔者扱いの演出っぷりがヒドかったですw)、後はこの時代であまり目立った動きが無かったのはジャックとハーリーくらいなので、この二人が何か大きなアクションを起こすんでしょうねえ…

…って、あれ?
3人が島を離れたってことは、リチャードの”全員死んだ”発言とは既に齟齬が生じちゃってますよね?
マイルズ母子の運命から逆算したら潜水艇が島に帰ってくるという展開は有り得なさそうですし、まだ何か捻った展開が起こりそうな雰囲気ですな

 

第102話「ジェイコブ」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

othersを引きつれてジェイコブの元を目指すロックの真の目的が、”ジェイコブを殺す~”ことだと打ち明けられたベンだったが…

遂に全ての謎の根源である、ジェイコブが劇中にその姿を現しましたが……何なんだろうコイツは…

神出鬼没で、ありとあらゆる登場人物の運命に介入してるらしい描写になってましたが、人間の病や老いや生き死にを自在に操り、時間と空間をも完全に超越している存在なのはまさに”神様”と形容するのが相応しい万能さですな
でも815便の乗客やベンの境遇を挙げるまでもなく、基本的には(関わる人間に対して)”厄介な神様”みたいな立場を延々と繰り返してる風なので、”疫病神”みたいな存在と捉えるのが一番正確なのかもしれません(汗)

ただ、ロックやジュリエットの姉の肉体を治療したり、サイードの嫁の事故とか幼いケイトに対する行動は、サイードやケイトを救ったとも取れる行動だったので、その辺りの判断が難しいところです…

すると”疫病神”という表現よりも、より西洋人っぽく相応しい表現は”悪魔”なのかな……それなら悪魔には”誘惑”という行為も付き物なので、人間にとって善行のように見えるジェイコブの行動にも説明がついてしまうのかもしれませんねえ…

久しぶりに登場した316便の乗客たちですが、パイロットのフランクを拉致した彼らはothersとはまた別の、ジェイコブの意志に従う者たちっていう位置づけみたいですね……ハッキリとは憶えていませんが、何話か前にマイルズを島に行かせない様に脅迫していたのはコイツらだったのかな
あの箱の中身が、ヒューゴのギターケースの中身ともどもw気になってなりません

77年の水爆騒動の方は、サイードが撃たれ、ソーヤーたちも結局潜水艦から引き返してきてしまった事で、タイムスリップ組が全員集合してクライマックスを迎えてます
ジェイコブが背後から全てを操ってることを考えると、ジャックが水爆を爆発させる→スワンの大事故を誘発する、っていう因果関係になる可能性がかなり高いと思われますが、そうなるとリチャードが言っていた、”全員が死ぬのを見た”というのが現実になるのは間違いなさそうです(汗)

まあでも、爆発するスワン基地に取り残されていた~とかいう状況だとしたら、どうせジェイコブがテレポートなりタイムスリップなりでどうにでも出来そうなので、実はそんなに心配してはいないんですけどねw

あと連続タイムスリップに巻き込まれていたハズの815便の他の乗客の消息が明かされたりしましたが、あの二人と犬のビンセントだけじゃなくて、他にも隠れて生き延びてたりしてるんですかね?
…でももう、シーズン5も残すところあと一話ですし、とてもじゃないですが彼らに構ってる余裕は無さそうですなw

 

第103話「運命の午後」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

水爆を持ってスワン基地へと向かうジャックたちの前に、ソーヤーらが立ちはだかるが…

うひゃー…
いよいよシーズン5も最終回でしたが、ジュリエットが最期のド根性を振り絞って水爆を起爆させた所で、唐突に終焉を迎えてしまいました(汗)

確かに初登場以来、やたらとコウモリ的に立場と態度を豹変させてはジャックやソーヤーや視聴者を混乱させまくって来たジュリエットですが、だからといってこんな惨い最期を迎えるっていうのも可哀相すぎますな…(TwT。)

そして何よりショッキングだったのは、ロックが生き返ってなどいなかったっていう事実が明かされたことですね

ベンもリチャードも、(いくらこの島でも)死人が生き返るハズが無い~と口を揃えて言っているのが、視聴者側としてはどうにも居心地の悪い違和感を感じさせていたんですが、どうやら815便の関係者で死亡した人たちがバンバン再登場していたというのは、彼らothersにとっても異常な出来事だったのは間違いないみたいです……そして島のエネルギーや謎についての中枢的な存在かと思われていたジェイコブも、実は治癒能力を余分に与えられているだけで、リチャードと立場的には大して違わない存在なのかもしれないと示唆されているのが更に混乱に拍車を駆けていますな

今、ジェイコブの前にいるロックが何者なのか、刺されたジェイコブがやって来ると告げた存在は何なのか、316便に乗ってきた一行は何者なのか、1977年のジャックたちはあれからどうなったのか、結局ハーリーのギターケースの中には何が入っていたのか、遂に迎える最終シーズン6(日本AXNでは2010夏から放送開始とのこと)を楽しみに待ちましょう!!

 

LOST S6#104-121

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[海外ドラマ] ヒーローズ S3#01-12

2009-06-06 | 海外ドラマ

ヒーローズ S1#1-11

ヒーローズ S1#12-23

ヒーローズ S2#1-11

 


第01話「再臨」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

能力者たちの存在を世間に暴露しようとしたネイサン・ベトレリが、大勢のマスコミたちのカメラの前で何者かに撃たれてしまう…

おー、おー、おー、おー…
遂に始まったシーズン3ですが、初っ端からかっ飛ばしてますな!

一話目の感想を一言で表すと、”…まるでスーパーサイヤ人のバーゲンセールだな”というカンジでしょうかw

いやー、それにしてもシーズン2のラストで提示された謎を引っ張るどころか、いきなり冒頭から次々と答えを暴露していく展開には唖然としてしまいました…もう何からツッコめばいいのやら困ってしまいますが、とにかく始めから…

まずは4年後の未来がチラッと出てきて、かつてサイラーによってもたらされるハズだった”破滅の未来”に匹敵するかのような、能力者たちにとっての暗黒の時代が到来してることを示唆し、そこでピーターが何とか過去に戻って歴史を修復しようという展開になると…

ここでピーターを殺そうとするクレアが何だか妖しい雰囲気をまとってますが、それはさておきそこから過去に戻ったピーターが真っ先にやった事が、記者会見に臨むネイサンを撃つという事だったわけですが…これは完全に予想外でしたねえ

シーズン2の感想でオレも、ピーターは完全に悪役に回った方が面白そう~みたいなことを書いたんですが、どうやら過去を変えようと悪戦苦闘する結果、(現代の)能力者たちの敵に回るみたいな流れになりそうですね
現代のピーターやパークマンを消し去った(あの砂漠はパークマン父の使ってた精神世界?)手際からして、悪役としてかなり手ごわい存在になりそうで楽しみです

次にサイラーですが…
まさか、いきなりクレアの不死身能力を奪うことに成功してしまうとは…!
スタッフは展開の出し惜しみを一切しないつもりでしょうかw

ただちょっとこれまでのサイラーとは違って、単なるラスボス的な存在では無くなるっぽいですね…あのシーンは見ようによっては濃厚なラブシーンにも見えましたし(もしくはレイプ…)、サイラーの口ぶりもなんだかクレアを誘惑(?)してる風でしたし…
これはオレが映画「スタートレック」を見たせいかもしれませんが、サイラーがますます悪魔的な魅力を増してきたカンジです

あと内容とは関係ないんですが、このドラマのスタッフは日本の「ハンター×ハンター」を絶対に知ってますね…シーズン1の、凄い聴覚を利用して相手の心を読む能力者が出てきた時にもちょっと思ったんですが、今回のクレアの脳をいじくるサイラーのシーンを見て確信しました…これはもう間違いないですw

そして暴走を始めたとしか表現しようのないスレシュ博士…いきなり誰でも能力者になれる方法を開発してしまったかと思ったら、その勢いで自分も能力者になってしまいましたヾ(^o^;)

ヒロの見た未来では、あのアンドウくんまでが謎の能力に覚醒していた事から、スレシュがこの薬品を世界にバラ撒くのは確実なんでしょうねえ…スレシュが獲得したのはニキの怪力と同様の能力みたいですが、能力者に対してひたすら負い目を感じ続けていたらしいスレシュが、こうして大いなる力を獲得してしまった今、果たしてどういう反動が出てくるのやらちょっと怖いですな(汗)

ヒロの出てた日本のシーンは相変わらず脚本が意味不明で、もうまともに考えることを諦めてますオレ…w
謎の化学式とやらを盗まれてしまった今、もう日本のシーンは出てくることは無いだろうなっていうのが唯一の救いです( ̄、 ̄;)ゞ

しかしこれだけ挙げてもまだまだ衝撃は終わらない…一体、一時間にどれ程の情報を詰め込むつもりなんだってカンジですが、まさかのリンダーマンの復活、記憶を失ってるらしいニキ、どうやら予知能力者らしいペトレリ母と、まだまだ誰が敵で誰が味方なのかがひたすらわからない混沌(カオス)状態で、これは今後の展開が楽しみでなりません!

 

第02話「バタフライ・エフェクト」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

能力者たちが迫害される未来を変える為に過去へとやって来たハズのピーターだったが、やる事なす事が悉く裏目に出てしまう…

あー、もう!…未来ピーターはカエレ!と、叫んだペトレリ母の気持ちが痛いほど解りますなw

コイツは一体何をしに来たんだというカンジで、まさに全ての元凶はネイサンじゃなくてお前だー!…みたいな状態になってる未来ピーターですが、こうなってみると忍者ヒロはかなり慎重に時空を越えてたのが改めて解りますね(苦笑)
現代ヒロも、もう過去に戻ることは絶対にしないと決意してるようですし、やはりマニアはこういう奇想天外なシチュエーションには強いのかもw

とりあえずピーターが未来から来たせいで改変された出来事とは無関係で進行してるっぽいスレシュ博士の変貌ですが、やはり浮かれまくってますなw
女たちは私のことを”貧弱な坊や”と馬鹿にしたが、今では誰もがたくましい男性と~みたいなフレーズをつい思い出してしまったくらい、わかりやすい変貌ぶりに吹き出してしまいましたw

…でもスパイ○ーマンみたいな栄光は長続きせず(…1話すら保たずw)、なにかとんでもない事が肉体に起こってるようですが(汗)

サイラーも何だか不思議な雲行きになって来ましたね…シーズン2までは能力を持ってない一般人風に描写されていたペトレリ母が、随分と強力な能力者として大活躍してるカンジで、どうやらサイラーを自分の手駒として使いそうな勢いです

現代ピーターはどうしてこうも流されやすい性格なのか…w
いくら自分の外見が凶悪犯のものになってしまってるといっても、この状況でこんな連中と行動を共にするのはどう考えてもおかしいでしょうにw

ニキがいきなり凍結能力に目覚めたのは、スレシュが一話目で提唱した”能力が遺伝子に因って発現しているのではない”、というのを体現しているカンジなんでしょうか?
それともひょっとして、本当に別人の可能性ってありますかね…?

未来ピーターの軽率な行動による最大の被害者といっていいクレアが、ことある毎に自傷気味なカンジだったのは本人も確信犯的にやってたんですな…不憫なコです(ノ_-。)
今は痛覚を完全に無くしてしまっているようですが、他の感覚はどうなんでしょう?
もし五感のほとんどを失っているようなら、もう生きてる意味が無いんじゃないかとまで思いつめてしまうのも仕方ないですな…

今回も単独行動なヒロの追いかけっこについては…まあ、シーズン2の戦国時代編に比べたら全然面白いからいいかw

 

第03話「パートナー」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

組織から脱走したレベル5の凶悪な犯罪者たちと行動を共にせざるを得ないピーターだったが…

ペトレリ母の計略によって、組織のエージェントとして活動することになったサイラーですが、特に大掛かりな洗脳とかを施されているわけでもないのがちょっと意外でした(サイラーの母だという暗示の真偽については、実際の所はお互いにどうでもいいという風な描写だと感じました)

サイラーの場合は元から悪の野望があったとかではなくて、極論をすれば”自分が特別である”ことさえ証明出来ればいいわけですから、ある意味、今の状態は自分探しの旅をしているようなモノなんでしょうね…組織に対する忠誠心とかとはまるで別の次元で、(自らの意志で)組織にいてやってもいいか、みたいなポジションに配置した脚本のバランス感覚にはシビれました

そしてベネットというパートナー次第で、サイラーは天使にも悪魔にもなれるというのがまた最高ですな…今は憎しみに支配されてるベネットですが、行動を共にする内にいずれサイラーを認める風な展開もあるでしょうから、そこでサイラーが心理を読み取ったりしそうで楽しみです

それにしてもサイラーとほぼ同等の、最強の能力者の一人であるハズのピーターがドジばかりしてるのが逆に際立っちゃってて、これじゃ一体どっちがヒーローなのやら…w

そのピーターは今回もやっちゃってましたが、二人もその場にいるのにベネットをあんな中途半端な状態で放置するってどういう事だよ、オイw
なんか未来と現代の二人が揃って行動を開始したようですが、アホがこうして二人揃っても、よりアホな結果しか生み出さないんじゃないかって予感がしてなりませんww

ニキは意外にも本当に別人でしたね…例のコピー姉ちゃんも一緒に死んじゃったんでしょうか
そういや、リンダーマンがマイカを生み出す為に全てを仕組んだという展開がシーズン1で明かされてましたが、どうやらクローンみたいな存在のようですな(…あと何人のそっくりさんが出てくるんだろうw)

レベル5施設に閉じ込められたヒロ(とアンドウくんw)ですが、すぐ隣にサイラーがいるのは非常にヤバいんじゃ…?(汗)
能力が魅力的というのはもちろん、何せ一度は殺されかけたくらいですし、何度も煮え湯を飲まされてますしねえ…

クレアがダークサイドまっしぐらというカンジなのは、かつては自分をレイプしようとしたイケメンを殺そうとしたくらいですから…元々、そういう気性だったみたいなので、いずれはこういう流れになる事がごく初期から想定されていたのかもしれませんね

一人、アフリカに飛ばされているパークマンはまだどのように本編と絡んでくるのかが不明ですが(絵に描かれた女性は加速女?)…本来の未来だったハズの、赤ん坊が生まれる歴史の流れが変わってしまったというのが切なかったですな…(T△T)
しかし、なんでパークマン限定で未来を予知するなんていう特別扱いなんですかね?…父親であるナイトメアマンと同様に、悪意を持って駆使すればこの上ない脅威になりかねない能力なのはわかりますが…

 

第04話「破壊者」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

未来から来たピーターに連れられて、現代のピーターは四年後の世界へと行くがそこでは誰もが能力者となっている未来だった…

何と、まさかのケンセイ復活!!

シーズン2のラストでヒロが生き埋めにしたケンセイ・タケゾウこと、アダム・モンローをヒロ自らが掘り出してしまいました
あれから何ヶ月経過してるんでしたっけ?…不死身とはいえ特に乾燥してたりすることもなくw、ピンピンしてる風なのは気になりましたが、また事態を複雑化させそうなのが出てきちゃいましたねえ

おそらくモヒンダーが治療が絶望的だと言った、例の化学式の副作用を抑える効果がケンセイの血液にあるとか、そういう風なカンジになるんでしょうか

それにしてもピーターと同等かそれ以上に全ての元凶と言ってもいい、ヒロの軽率な行動(ヒーローとして生きる刺激を求めたいだけで化学式を金庫から出した)はもっと責められるべきだとずっと感じていましたが、ようやくペトレリ母がツッコんでくれたのにはちょっと溜飲が下がりましたw
…でもあっさりとケンセイの復活を命じたり、ひょっとしてピーターの軽率さは母親譲りの血筋だったりするのかな?と一抹の疑念が湧いたのも確かなんですけどw

そして今回は4年後の未来と現代とを行き交う目まぐるしいエピソードでしたが、未来ピーターが迂闊なままあっさり殺されて、さらに未来サイラーから能力を吸収したことで、現代ピーターが見事なダメ人間と化してしまいました…本来の悪役だったハズのサイラーと、ピーターの立場が完全に逆転しちゃった末にネイサンをも手にかけてしまったのには呆然…

これはピーターというキャラがシーズン1から一貫して、”無邪気に人間の善意を信じてる”というキャラだったからこそ行き着いた、当然の帰結と表現していいのかもしれませんが、この展開は皮肉が効き過ぎでしょう…( ̄Д ̄;

サイラーの変貌についても、息子にノアと、ベネットと同じ名前をワザワザつけるくらいですから、おそらくベネットの相棒として行動する内にまともな人間性を取り戻して行った事を示唆してるのが切ないです…そのベネットがどうなったのか、ノアの母親は誰なのかというのは今後の展開を待たなければならないようですが、非常に楽しみですな

母親といえば、やはりパークマンの絵に描かれてたのは加速女でしたね…現代では二人の接点がまるで無さそうなのに、どういう出会いを果たすんでしょうか
(ちなみにモリーが現代で唐突に登場しなくなってたのは、モリー役のコが一気に成長しちゃってたからだというのが判明しましたね…でもまあこればかりは仕方ないかw)

そういや加速女は未来クレアや、例の脱走した凶悪犯なんかと行動を共にしてましたけど、あいつらの行動目的も謎ばかりです…ピーターを執拗に狙う意味もよくわからんままですし(先天的なエスパーのみを狩り出してるってのも何が何やら?)、そもそもあの核爆発からクレアはどうやって逃げ出したんだろう…?
前にペトレリ母が悪夢として予知してたイメージでは、ヒーロー達ばかりか組織とも敵対してるというカンジでしたが、大統領となったネイサンの命令を普通に聞いてたことから政府の人間ということなのかな…

ところで今、二話の悪夢のシーンを見返してみたんですが…この時は単なる悪夢のイメージってことなのかと思ってたんですが、ここにケンセイがいるってことはパークマン親父もひょっとして生きてるってこと…?そしてどうやらニキの三人目の妹も敵に回る…?

いやー、まだまだ謎ばかりです

 

第05話「天使と悪魔」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

黒幕の正体を掴もうと、ヒロは生き埋めにしていたアダム・モンローを再び掘り返そうとするが…

ついに黒幕が登場しましたが、その正体とは何とペトレリ父でした!
…って、これまでほとんど語られることの無かった存在なのであまり衝撃的というカンジではないですが、リンダーマンの幻影を操っていたパークマン父やペトレリ母の脅えてる様子から、相当な能力者みたいですね

身体が全く動かないようですが、これはクレアかアダムの血液を使えば治るとかでは無いんですかね?…いや、そもそもリンダーマンが生きてる頃ならその能力で治せばよかったのにと思いましたが、よく考えたら組織とは敵対してるのか(死んだことにされたというより、組織が殺した?)

あれ?そういやネイサンの所に現れていたリンダーマンが幻影だという事が確定したので、そうするとネイサンの傷を治したのは誰なのかという新たな謎が出てきましたね…この辺りは次回以降のフォロー待ちでしょうか

そんなペトレリ父の目的は、どうやら能力者たちを集めて新たな組織を立ち上げることみたいですが、その候補者リストの中に当たり前のようにスレシュがいるのに笑いましたw
いや…今のスレシュの行状はとても笑えるものではないんですが(汗)、あの繭みたいなのは単に殺してるわけでもないようですし、ひょっとしてエイリアンみたいに繁殖でもしてるんでしょうかw

ネイサンとニキ妹の調査によって、どうやらほぼ全ての能力者たちが組織によって人為的に生み出されたというカンジになって来てますが(…ふと思いましたが、ひょっとしてケンセイは全ての能力者たちの始祖だからアダムという名なのかな?)、化学式(薬品)によってホルモン云々の変化で能力が生まれるというのと、遺伝子操作で生まれるというのが、劇中で混同されちゃってるようなのが気になります
まあ、スレシュ父が遺伝子情報から地球上での能力者の位置を特定していた理屈もサッパリ意味不明でしたから、今度もあまり深く考えちゃいけないのかもしれませんが…

今回、個人的に一番グッと来たのはやはりサイラー、ベネット、クレアが一同に会したシーンですね
ブラックホール男の哀切ももうちょっとじっくりと語ってほしかった気もしますが、サイラーをどうにかして殺そうとすればするほど、逆にクレアの心が離れていくベネットが切ないですねえ…サイラーについても一筋縄ではいかないというか、4年後の未来の描写ではサイラーとベネットは既に和解した過去がある風でしたが、そう簡単にあの状況には辿り着きそうにありませんな(汗)

サイラーといえば細かい部分ですが、ベネットがブラックホール男に殺せと命じていた会話を、直接聴いてましたかね?…会話の内容を把握しているのは間違いないようですが、例の凄い聴力を使って聴いている風な演出ではなかったのがちょっとだけ気になりました

それにしてもヒロは何がしたいのか…
アダムを取り逃がしたことで何故かいきなり悪に転向する決意をしてて、そのままアンドウくんを刺し殺すとか意味がわかりません(゜д゜;)

実はアダムを泳がせて、相手の懐に飛び込む作戦でも立ててたとか…?

 

第06話「死にゆく光」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

化学式を盗み、能力者たちを集めて現在の組織とは完全に別の組織を立ち上げようとしているのは、死んだハズのアーサー・ペトレリだった…

ペトレリ父の能力はピーターのパワーアップ版というか、相手の能力どころか生命力をも吸収出来るエネルギードレインの使い手でした
こりゃ確かにあらゆる能力者が恐れる能力です…アダム・モンローを単なる滋養扱いでしたもんねえ(汗)

ピーターの能力を全て奪い、不死身能力もあっさり手に入れてしまった様は、まさに希望の光が死にゆく展開でこれはラスボスとしての貫禄も十分だと思いました

ちなみにピーターをアダムと同じ目に遭わせなかったのは父親としての情がまだあるという事なんですかね?…能力を全て奪われたピーターですが、一応これはサイラーの危険な能力を取り除いてやったという親心との解釈もできますね
とりあえずは、ピーターの中の能力を吸収する能力自体がそのままなのかどうかに注目ですな

ヒロはやはり相手の懐に飛び込むという作戦だったみたいですが、ナカナカの機転だったと思いました…時間を止めて作戦を考える、というのはヒロの能力をわかってはいたつもりでも、盲点になってましたね
正直、シーズン3に入ってからのヒロにはイライラさせられっぱなしだったんですが、今回のアフリカでの妙なやり取りは笑えて面白かったですw

スレシュはもう手が付けられない怪物になりつつありますが、ペトレリ父が彼の研究成果を求めているということは、化学式が手に入っただけではどうにもならなくて、今のスレシュの状態が何らかのカタチで関係しているということかな
ていうか、そもそもスレシュは一体何をしたいんですかね?ネイサンやニキ妹も殺すつもりでは無かったみたいですが…アフリカの予知能力者がヒロに対して言った、”能力に溺れて自分の頭で考える事をおろそかにしている~”みたいな言葉は、スレシュにも当てはまるんでしょうか

一方のサイラーは、逆に完全に悪の道から抜け出すカンジになって来ましたね
ピーターにやり込められてしまっている事、新たな能力を得るには相手を殺す必要がある事など、非常に不安もつきまとってますが、(自らの意志で)ヒーローとして出直すことになりそうなサイラーの活躍には否が応にも期待が高まります

ペトレリ父がパークマンの存在を警戒している風なのはどういう事なんですかね…より強力な能力を持ってるパークマン父が手元にいるのにも関わらず、何かを気にしている風なのが興味をそそられますが

あとケンセイの紋章が、実はDNAの二重螺旋の片方の配列を模しているのだというのには、ハッとさせられました

 

第07話「後継者」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

母親を昏睡状態にした黒幕の元に向かったピーターの眼前に現れたのは死んだはずの父親で、あまつさえピーターは全ての能力を奪われてしまった…

ヒロの出てるシーンはただでさえ脚本が意味不明なのに、更にワケのわからん展開にするのは勘弁してもらいたいなあ(汗)

そのヒロが食べさせられたのは予知能力の素なんだと思ってましたが、”魂の歩き”というのは時間を越える事とは限らないんですかね?
未来を見るだけなら別に今のヒロにとってもタブーとかでは無いですし…パークマンには効かずに、ヒロには効いたということにも意味はあるのか気になります

パークマンは、パークマン父があっさりと殺されてしまいましたね…
全ての黒幕として登場したアーサーは、息子のピーターに対してもそうですが、突然物わかりがよくなったり、逆にあっさり実験体としてスレシュに提供したり、どうも人物像が支離滅裂なカンジがしてなりません…パークマンを殺す殺さないでコロコロ変節してる風なのは、父親の方が手下にいた時点では息子は不要だったけど、殺してしまった今はパークマンの能力が必要ってことなんですかね?…うーむ、何だか軽率な素振りが目立っちゃって、リンダーマンやサイラーを越えるラスボス像としての期待が高まっていただけにイマイチ微妙です

まあ、ピーターが考えていたみたいに、化学式を使って全ての人類を能力者にしようというのが最終目的というワケでも無いらしいので、いずれアーサーの目的がハッキリした際にその行動の意味不明な部分も解明される事に期待します

スレシュも何だか不思議な精神状態にありますね…強大なパワーを得たことで副作用みたいなエゴに支配されてはいても、以前のような冷静な部分もまだ保持しているみたいですな
理屈ではわかってはいても、本能には逆らえないとかそういうキャラになったんだと解釈すればいいのかなあ…でもそれなら呪い女をそのまま帰しちゃうんじゃなくて、もっと執着するような(たとえそれが理不尽な行動だとしても)振る舞いをするべきだったのでは無いでしょうか

サイラーは本当にペトレリ家の子供だったんですな
アーサーから聞かされたのが何なのか気になりますが(組織の暗部とか?)、どうやらヒーローとして生まれ変わろうと本気な風なのと反比例して、悪だった頃の輝きというか魅力を急速に失いつつあるのが逆に切ないですねえ…

でもまあ、ベネットみたいに善と悪の概念を超越した動機を持つようになったとも考えられるかな

 

第08話「悪人」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

”魂の歩き”を始めたヒロは、18ヶ月前の過去の光景を見る…

おおお!
まさかヒロがラスボスの手に落ちるとはッ!!

これでヒロの能力までも奪われてしまったら…って、あれ?
よく考えたら既にヒロの能力はピーターを介して手に入れてると考えるべきですよね…となると、アーサーはパークマン父子と同様の能力も持っているみたいですから、ヒロを洗脳して手下にするとかですかね

そういえば前に、制御できない事態を避ける為とか言ってペトレリ母の予知能力を不要だと言ってましたからね…本人が時間移動するつもりも無いという事なのかな

そのヒロの”魂の歩き”の内容とは、アーサーやサイラーの過去にまつわる内容でしたが、結局、アーサーの本当の狙いとかは全然わかってないような?(汗)
ただ組織とは目的を違えていたワケではなくて、そのやり方を疎まれていた結果、始末されたということなので、”能力者たちの適正な管理”というのが最終目標なんでしょうか?…うーむ、よくわからんままです

一応、アーサーの弱点については、例のハイチ人がいれば何とかなるということかな…ただあの人、能力以外の攻撃にはてんで無力なので(なにせアンドウくんに倒されたくらいでw)、不安だらけですな
…今更気づきましたが、たとえ他の能力者に助けを求めたとしても、ハイチ人の身を守ってくれそうな能力をも無力化しちゃうってのは意外と厄介なのかもw

サイラーに対してベネットと電撃女がやったことは最悪でしたねえ…ちくしょう、異性に免疫の無いオタクを手玉に取りやがって…w
このエピソードには、今のサイラーがヒーローとして生きる道を選んでることに対する補完という意味もあるんでしょうけど、あの歪んだ母親のことにしても、サイラーがどんどん悲劇のヒーローになってきてますな

ただ、クレア母の過去については特に語られる必然性が無かったような…?
あの凶悪犯の青い炎使いが弟だったり、かつては組織に所属していたことがあったり、シーズン1での列車事故に関わっていたりした事が明かされましたが、だから何?としか感じられませんでした
…クレア母にはこれから何か重要な役割でもあるんですかね?

 

第09話「前兆」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

”魂の歩き”によって、アーサーと組織との確執の過去を見たヒロの前に突然アーサーが現れて…

"It's coming"(時は満ちた)ということで嵐の前の静けさというか、全ての役者が揃ってここから物語が本格的に展開することを窺わせるエピソードでした

アーサーの目的がまたちょっと明らかになって、”人類の半数を能力者にする”(そして”ネイサンを大統領にする”)ということでネイサンには到底受け入れられなかった一方、ニキ妹にはどうやら納得の行く目的だったようで単純に善悪では括れない目的である事は確かみたいです
一握りの能力者による一般人の支配ということでは無く、全人類を能力者にしてしまうということでも無く、”半数”ということに意味があるようですが…核エネルギーという究極の脅威を手にしてしまった人類が東西の冷戦構造によって得た安定みたいな、そういった類のことを画策してるんでしょうか

ただ気になるのはペトレリ母が予知している破滅の未来って、あくまで個人的な破滅というか、ヒーロー(とされてきた)たちが次々と惨殺されている未来ってだけで、別に人類の破滅とかではないですよね?
パークマンが見た未来でサイラーが爆発したりはしてましたけど、あのエピソードでは別に人類の破滅云々は語られていなかったような…どうもヒロが見た爆発とか、未来ピーターが絶望していた未来像とかが(アーサーの行動と)ハッキリ結びついていないカンジなのが不満です

それにしてもサイラーが相手を殺さずに能力を奪うことが出来るようになり、ヒロが幼児退行させられてしまった今、アーサー陣営とペトレリ母陣営のパワーバランスがあまりにも不平等過ぎるカンジがしますね(汗)
せめてピーターには何らかの能力が復活しないとキツすぎるような…でもそのカギを握るのは例の化学式なんでしょうけど、そういやスレシュの症状の進行が遅いのはどうしてなんですかね?
スレシュが独自に開発した方式の方からアプローチして行った方が近道なんじゃないかって思ってしまいます(あの変な繭を作る性癖までが一緒に発現してしまうのは、アーサーにとっては御免かもしれませんがw)

あとヒロとアンドウくんの冒険が描かれている「ナインス・ワンダー」のアメコミですが、あの新作(?)エピソードは誰が描いてるのかも気になったりしますが…さあ、これから何が始まるんでしょうか?

 

第10話「日蝕(前編)」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

数々の予知で見られた、日蝕のビジュアルがいよいよ現実のものとなろうとしていたが…

ふむふむ…日蝕と共に覚醒した能力者たちが、また新たに発生した日蝕によってその全ての能力を失ってしまうという展開でした(次回に続く~という終わり方でしたが、いくらなんでも日蝕の時間が長すぎませんかね?(汗))

何話か前にヒロがアフリカの予言者に、”自らの能力に溺れてしまってる”という指摘を受けていましたが、今回のエピソードは全ての能力者に対してこれを投げかけたわけですな

まあこれだけの超常的なパワーを得てしまったら、それに頼りっきりになるのも致し方ないと思いますが…中でも、すっかり相手の心を読むのがクセになってしまっていたパークマンが勇気を出して一歩を踏み出す展開にはグッと来ましたね

そういや、今回の能力喪失の展開をアーサーは予期していなかったみたいですが、これまで生きてきた中で一度も日蝕と遭遇してなかったとは考えにくいんですが…(そもそもこんな短期間でアメリカで日蝕が繰り返されてるというのも不自然な気がしますが)
この二回の日蝕が歴史的に何か特異な現象ということなんでしょうか

サイラーはまだまだフラついてるっていう演出なのかな?…電撃娘と二人でボニー&クライド気取りですが、能力を失った状態(いわば素の状態)では愛に生きるwことを決意したみたいですし、そのあたりがベネットを躊躇させることになりそうですね

重傷のクレアは日蝕の時間さえ乗り切れば何とかなりそうですが、ピーターなんかは逆に、今回の日蝕でまた新たな能力に目覚めたりしそうな流れですね(ハイチ人だけが味方の状況で軍隊を相手にするわけですからねえ)

加速女ことダフネが過去の自分に戻ることを極度に恐れていたのにはようやく合点がいきました
加速能力を奪われて、また歩行すら出来なくなってしまうのは死よりもツラい事なんだと…「LOST」のロックみたいな境遇だったわけですな

そしてこの期に及んでもまだトンチンカンな事をやってるようにしか見えないヒロですが…
どうやら「ナインス・ワンダー」の(現在の?)作者が明らかになりそう?

 

 

第11話「日蝕(後編)」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

日蝕が発生してる間に能力を完全に失ってしまったことで逆に、能力者たちはそれぞれ自らの能力と向き合うことになるが…

いやー、ヒロが見事に引っかき回してますねw

確かにヒロとクレアってこれまで接点があるようで無かったコンビですねえ(中の人の私生活では一時期、この二人は付き合ってるっていうウワサもありましたがw)…おそらく、化学式の触媒としてのクレアの秘密が明かされるんでしょうけど、そこにヒロの記憶も何か関わってきたりするんですかね

そして全体としては着実に、ピーターやパークマンが見てきた未来の状況が出来上がりつつありますね

圧倒的なパワーによる秩序(支配)を望むというのは、まさにアメリカという国そのものを表わしてるような思想だと思いますが、一番現実を見てると解釈することも出来るのがやるせないですな…今のネイサンなら、(理想の為なら)ニューヨークでの核爆発も辞さないんでしょうか

クレアってこれまでの人生で病気も一度もしたことが無かったのか…ということは、体内に病原菌とかに対する一切の免疫抗体が存在してないわけで、そりゃそんなエイズの末期症状みたいな人間が現れたら病院の人も焦りますわな(汗)

ピーターは能力を取り戻せませんでしたね…ということはやはり、例の化学式待ちかあ
…ていうか、ハイチ人の兄って全然軍隊と呼ぶほどの勢力は持っていなかったのが拍子抜けでした(10人もいなかったような(苦笑))

問題の「ナインスワンダー」ですが、一体このマンガはどういう構成になってるんだろう…
シーンごとにちゃんとマンガとして繋がってるようにはとても思えないんですがw

アイザックが遺した未発表原稿って、そういやバイク便の兄ちゃんにスケッチブックを手渡すシーンがシーズン1の終盤にありましたね…でも、このシーズン3の部分まで既にマンガとして存在しているっていうのはどうにも納得が行きません
それだとヒロはもっと早くからこのマンガに興味を示してたと思うんですけどねえ…ちょっとこの辺りはいい加減すぎますなσ( ̄、 ̄=)

 

第12話「父の影」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

アイザックが生前に描いていたコミックの描写に基づいて、ヒロはクレアを連れて16年前へと飛ぶが…

ヒロはまた記憶を奪われた?…いや、でも英語を喋ってるからそれは無いか

相変わらず日本語のセリフは無茶苦茶でしたが、ヒロの母親との邂逅シーンは結構グッと来ましたねえ(母親役のタムリン・トミタってあの「ベストキッド2」のヒロインですな…こりゃ懐かしい)…でもそんな感動の余韻に浸ることも許さず、最強のラスボスであるアーサーがあっさりとヒロの能力ごと触媒を奪ってしまった展開には呆然としてしまいました

更にそんな最強と思われてたアーサーもすぐに死亡(?)してしまって…オイオイ、こいつはラスボスじゃなかったのかとまた呆然…Σ( ̄ロ ̄lll)
…この番組はイロイロと容赦が無さすぎですw

ちなみに倒れたアーサーの身体からは能力を吸収する時のと同じエフェクトが出てましたが、あれでピーターに能力が戻ったと考えるのは都合が良すぎるかな(…それともあれは触媒の光?)
ていうか気になったのは、ハイチ人がいるのに何でサイラーが能力を使えたのかという部分ですが…どうやらハイチ人の封じ込め能力にはキャパシティが設定されていて、押さえ込めるエネルギーの総量に限界があるみたいですな

つまり、あの場にいたアーサー+サイラーの能力を封じ込めることはPCのメモリ不足みたいなカンジでハイチ人には処理することが出来なくて、おそらく今後、サイラーはもっともっと能力を吸収していくでしょうから益々ハイチ人では対抗できなくなると…
今後は、ハイチ人みたいな能力者をいかに数多く確保するかが、勝利の鍵を握るというカンジになるんですかね

そのサイラーは、前回、あの電撃女を殺すのを直前で躊躇ってたように見えたんですが…もう完全に元の殺人鬼に戻っちゃったみたいですねえ…orz
クレアがベネットとの親子関係を修復したのとは逆に、サイラーの方は自分の家族を持つ云々の未来はもう完全に書き換わっちゃったんでしょうか

いやー、それにしても遂に完成してしまった化学式ですが、この”能力者を増やす”というアイディアもやっぱり「ハンター×ハンター」から来てる気がしますね…「ハンター~」では、何万人もの念能力者を増やす儀式を何とかして食い止めようという段階で何年も連載が停滞してしまってますが(汗)、さてさてこのドラマはどう落とし前をつけるつもりなんでしょうか

 

ヒーローズ S3#13-25

ヒーローズ S4#1-9

ヒーローズ S4#10-19

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[海外ドラマ] プリズンブレイク S4#01-11

2009-05-03 | 海外ドラマ

プリズンブレイク S1#14-22

プリズンブレイク S2#1-13

プリズンブレイク S2#14-22

プリズンブレイク S3#1-13

 

「プリズンブレイク」のシーズン4のレンタルが開始されましたが、どうやらこれでファイナルという事になったようです

正直、シーズン3が”2でやめておけば…”という残念な出来でしたからねえ…これからシーズン4を見るわけですが、内容的には去ってしまった視聴者を取り戻すには至らないクオリティという事なんでしょうか(汗)

第01話「スキュラ」~レンタルDVD(Vol.01)にて観賞

サラを殺された憎しみを抱いたまま、ウィスラーたち”組織”の影を追うマイケルだったが…

いやー、初っ端から物凄く展開が目まぐるしかったですね

”さて、どう仕切りなおすか?”とドラマのスタッフが知恵を振り絞ってる感が凄いのはいいとしても、ウィスラーもグレッチェルも冒頭であっさり殺しちゃって、サラも物凄く適当なカンジで生き返らせちゃったのは、いくらジェットコースター的な展開を得意とするシリーズとはいえ、何だかなあというカンジでしたσ( ̄、 ̄=)

存在自体に無理があったSONAと展開を繋げるのが至難の業というのは解りますが…”暴動”の一言でティーバッグやスクレやべリックが脱走した事を片付けてたり、シーズン3そのものを全否定というか、完全に黒歴史にする意図が見え見えなのはちょっと萎えてしまいましたね…orz

そりゃ、シーズン3がダメダメだったのはオレも否定しませんが、スタッフ側からダメ出しされるとそれはそれで微妙ですよね…結局、一番気になっていたウィスラーについては、完全に行き当たりばったりで設定されていたキャラなんだと判明したのは良かったのやら悪かったのやら(苦笑)

と、ここまで文句ばかり書いて来ましたが、このシリーズの面白さの大半はキャラの面白さにあると思うので、SONAで不完全燃焼に終わってしまった”ドリームチーム”による共同作戦は楽しみにしたいと思います(…たとえ、「プリズンブレイク」というタイトルが完全に有名無実化してしまっているとしてもw)

 

 

第02話「オデュッセイア」~レンタルDVD(Vol.01)にて観賞

組織を壊滅させる証拠となる”スキュラ”を手に入れる事と引き換えに、今度こそ完全なる自由を獲得しようとマイケルたちは奮闘するが…

ふむふむ、なるほど…段々シーズン4の骨子が見えてきましたね
スキュラを構成する6つのデータカードを探し出して、それぞれのシチュエーションで”脱出”ならぬ、”潜入”ミッションを繰り広げることになると…(およそ二話で一枚のカードを入手すれば1クール(13話)くらいで全て回収し終えるという計算でしょうか)

まあ、全ては自由を求めるための闘いの一環であるわけで、”プリズンブレイク”は尚進行中と解釈できなくもないですな…ただ、ドラマとしては完全に趣旨が変わってしまっているのは好き嫌いが分かれてしまいそうですがw

元々、このドラマは難攻不落の刑務所から脱獄する~というコンセプトから立脚しているように、要するに”ミッション・インポッシブル”的な事をマイケルの頭脳を頼りに何とかさせるっていうのが根柢の面白さにあるわけですから、目指す方向性としては非常に面白いんじゃないかと思いました

主要メンバーの中で単独行動を続けてるティーバッグは何だかとんでもない事になってますが(汗)、砂漠で助けてくれた若者に、
"Did you eat some bad Mexican ?"
みたいな事を言われてたシーンには吹き出しましたw…会話の意図としては当然、Mexicanはメキシコ料理のことなわけですが、実際は…(^_^;)

そんなティーバッグもロスに来るようなのでやがて合流するのは時間の問題として、それぞれのキャラの特性を引き出そうとしつつ、サラが拷問されていた経緯とか、マイケルたちをつけ狙う殺し屋のエピソードが同時進行していくみたいなので今後が楽しみになってきました

あと最初のミッションで既に足を引っ張りがちなべリックが今後、どのようにチームの足を引っ張り続けるのかが見どころの一つになりそうなので(←ホントか?w)、個人的にはこちらも楽しみにしたいと思いますw

 

第03話「シャットダウン」~レンタルDVD(Vol.02)にて観賞

カードが残り5枚必要だと判明したことで計画の実現性に疑問符がつき、マイケルたちに指示を出していた国土安全保障省は作戦の中止を決定する…

2話目でようやく方向性が定まったと思いきや、3話目にしていきなり体制崩壊の危機とは…流石にこのドラマは甘くないですな(汗)
でもこれを乗り越えたことで、ドン・セルフも甘ちゃんぶりが一皮むけて成長したっぽいですし、いい緊張感だったと思います

べリックの相変わらずの小者ぶりがもはや素晴らしい限りですがw、これで彼も自分の立場をわきまえたというか再認識したでしょう…その心がけがいつまで持つかはわかりませんがw

そしてマホーンが心底から協力しようという体制になっているのがゾクゾクしますねえ…その代償としての息子さんの死というのは惨すぎますが(´Д`)
この人の頭脳のキレはマイケルを凌ぐのは間違いないので(シーズン2での後追いでしかない圧倒的不利な立場を見事に帳消しにしていた手腕は健在です)、後はヤクの後遺症だけが心配事でしょうか

心配事といえば、マイケルも何か脳に障害みたいなのを負っているみたいですが…これは鬱エンドへのフラグなんですかねえ
…サラが医者であるということが、後で活きてくるような展開になることを願って止みません

 

第04話「ワシと天使」~レンタルDVD(Vol.02)にて観賞

2枚目のカードの持ち主が明らかになったが、データを盗むチャンスは警察官ばかりが集まる会合にマイケル達が潜入するしかなかった…

おー、殺し屋の手際が素晴らしいですな
…前回は何だかよくわからん尋問を延々とやってるのが微妙でしたが、あっさり居所を掴んでしまいそうな勢いです
組織がなんでこいつ一人にだけ任せてるのかがイマイチ不明ですが、脅威としても憎まれ役としてもバッチリでいい追跡者ぶりです

ティーバッグはまさか街中でバッタリとマイケル達と遭遇とかヒドイ脚本だと思いましたがw、こんな無茶でもしないと、いつまで経っても絡まないから仕方なかったんでしょうな…うーむ

べリックはバロウズを危機一髪で助ける見せ場がありましたね…こうなるとスクレが今のところ一番の役立たずっぽいので(涙)、早く何か活躍の場を与えてもらいたいものです

サラはやたらと、後のマイケルとの人生についてばかり語ってる気がするので、これはやはり死亡フラグなのかなあ…
シーズン1のラストから延々と、サラの生死がネタとして弄ばれてるカンジもするのでそういう展開はもうお腹いっぱいですヽ(´o`;

 

第05話「金庫破り」~レンタルDVD(Vol.03)にて観賞

3枚目のカードを持っている人物が同じ連邦政府ビル内の金庫にカードを保管してることが判明し、セルフの手引きでマイケルたちは潜入を試みるが…

息子の死に静かに激昂しているマホーンの元嫁が凄まじかったです…そしてその勢いに呼応するかのように、マホーン本人も鬼のような執念で殺し屋を追い詰めていってるのがカッコいいですな
…この人が味方でホント良かったw

ティーバッグの綱渡り人生はぶっちゃけ、こいつならどんな状況でもしぶとく何とかしてしまうんだろうな、という妙な安心感が視聴者側にあるので、あまりハラハラしないのが問題といえば問題でしょうかw

今回のミッション・インポッシブルは、連邦政府ビル内の厳重な金庫の中からカード(データ)を盗みだすという荒技でしたが、下準備をしているマイケルが明らかに楽しそうにしている演出もあったりしましたね…実は病気の影響だったり…?

いやー、シーズン4のここまでの流れはオレ結構好きです

ディテールがちょっと適当過ぎるというか、リーダーからして無能にしか見えない(汗)組織の幹部やら、二度と作れない便利メカやら、ご都合主義の目立つ計画にさえ目をつぶれば、かなり面白い展開になってるんじゃないでしょうか

あと今回、物語的にもスタッフの意図的にも何で生かされているのかさっぱり不明なグレッチェルが脱走に成功しましたが、コイツが今さらマイケルの敵になるのも妙なカンジですし、一体どういう風に立ち回るんでしょう…?
あ、そういや何でサラを拷問してたのかが謎なんでしたっけ…確かシーズン3では、マイケルやバロウズを操る為にLJと一緒に監禁してたハズなのに、何故かサラだけ拷問してたという妙な後付け設定が不可解過ぎますよね
うーむ…ちゃんと説明されるんだろうなコレヽ( ´_つ`)ノ ?

 

第06話「チームプレー」~レンタルDVD(Vol.03)にて観賞

4枚目のカードの持ち主が競走馬の馬主であったことから、一計を案じたマイケルたちは競馬場でデータを盗み出そうとするが…

なるほど、グレッチェルとティーバッグのコンビになるのかあ…これは意外な組み合わせでした
どちらもドSですし、これはバッチリ気が合うのかもw

今回のエピソードは何の説明もなくいきなり競馬場のシーンから始まりましたが、データの入手には成功しても機器の回収に失敗してマホーンが捕まってしまうという顛末でした…これまでのケースでは、データをコピーした後で脱出する部分が適当な演出だったのがちょっと不満だったんですが、やはり一番危険なのは機器を回収するタイミングですよねえ(汗)

それにしても毎度のことながらこんなに手の込んだ事をしなくても、(単に接近して2分くらいいればいいだけなら)他にいくらでも適切なタイミングがあるんじゃないか?…という疑問は禁句かな(汗)

そして5枚目のカードの回収と見せかけて、裁判所からのマホーン奪還のお手並みはお見事でしたね
相変わらずスクレが役に立ってるのかどうかが微妙な一方、べリックがそのキャラをナカナカ活かしてる風なのが面白いですな…ただ、彼はそのヘタレっぷりこそが真骨頂だと思うので、きっと何かやらかしてくれるんじゃないかと期待し続けようと思います(←ヒドイなw)

あ、そういや市警でマホーンと接見した線から、ドン・セルフが組織の標的になるのはもう確定的ですよね…ワザワザ奥さん(恋人?)の写真や伝言を思わせぶりに出してきたり、これは次回でヒドイ事になりそうですな(-_-;)

 

第07話「ハードウェイ」~レンタルDVD(Vol.04)にて観賞

五枚目のカードの持ち主がラスベガスへと向かったのを追いかける一方、ティーバッグの居場所の情報が入ったことでマイケル達は二手に分かれて行動することになるが…

ようやくスクレに見せ場が!…と思ったらまさかのホモ展開に吹き出しましたw
…でもまあ結局は違ったわけですが、別にあの奥さんが出てくるオチとか不要だったのかもww

ちなみにあの幹部は、「24」で大統領補佐官をやってた人ですかね?…随分と老けメイクをしているようで、しばらくは気づきませんでした

ティーバッグは何だか適当な扱いになっちゃいましたねえ…元々コイツが持ってる武器というかスキルは、口八丁手八丁な所と度を越した残虐性といった所だと思いますが、既にそれらを活かす段階は終わってしまったというカンジでしょうか(汗)

べリックがあっさり脅しに屈したり、お調子者のハッカーがミスをやらかす展開は特に意外でも何でもなかったですが、残るカードも一枚のみということで、もう将軍にバレる心配とかせずにカードごと盗む展開になったりするんですかね?

あとドン・セルフが将軍の所に直接乗り込んだのは、あれはあれで防衛の効果あったってことなのかな…?
なんか、ストーリーが進むごとに(ベラベラとセリフが増えるごとに)どんどん将軍の存在が矮小化していくのが、もう耐えがたいカンジなんですが…頼りないラスボスだなあ、まったく…

あと心配事としては、マイケルの持病が脳にあるのが確定しちゃった事ですかねえ…
事前にわかってれば手の打ちようがあるとかならばいいんですが

 

 

第08話「代償」~レンタルDVD(Vol.04)にて観賞

通信デバイスを失い、最後のカードを入手する為に強行手段に打って出ようとするマイケル達だったが…

裏切り者に相応しい末路と言ってしまえばその通りなんですが、今回のサブタイトルの”代償”という言葉が、ズッシリと重くのしかかってくるようなオチでしたね…
そのちょっと前の、殺し屋を相手に一切の取引きが通用しない展開については、むしろ小気味よいくらいの痛快さだったんですが…やはりあんな風に殺されてしまうとちょっと可哀相でした…

サラとグレッチェルの関係については一区切りついたみたいですが、グレッチェルがサラを拷問してた理由というか、必然性については全く語られないままですね…結局、単なる嗜虐趣味だったとかそういうオチなんでしょうか?
どうしてサラが生き延びていたのかという理由が判明したのは悪くなかったんですが

スクレはまたもや負傷してしまいましたが、サラの様子を見てると特に命に関わるような傷では無いみたいですな…まあ、このドラマの場合はこういう負傷は大した影響が残らないのがお約束ですし、心配ないでしょうw

さて、殺し屋を捕えたのは大きなアドバンテージですが、狙われてるのに気づいた将軍がスキュラを移動することなって、これでもうカードを奪う云々の話はお終いなんですかね?
なんか、ここまで苦労して来た展開があっさり台無しになるのが腑に落ちませんが(汗)、次はスキュラが移動されてしまう前に、例のビルに乗り込むという展開になるんでしょうか

 

第09話「大いなる成就」~レンタルDVD(Vol.05)にて観賞

捕らえた殺し屋を使って、マイケル達は自分たちが死んだことを将軍に伝えさせようとするが…

うわあああ…まさかべリックにこんな最期が待っていようとは…orz

死んだ人間をそんなに悪く言うな、というセリフをそのまんま、べリック本人に捧げることになってしまいました…シリーズを通して一貫して姑息で強欲で小人物で、いい所なんて(たまにしか)無かった嫌われ者でしたが、ようやく愛すべきドジっ子としての地位を確立しつつあったのに…

やっぱりスクレがお袋さんに連絡する役目なんだろうなあ…・゜・(ノД`;)・゜・
(そういや、SONAから脱走した後でスクレも直接お世話になってましたね…)

そして今回のもう一人の主役は、息子の敵討ちを遂に成し遂げたマホーンですな
ドン・セルフの見事な計略も完全に霞んでしまう程の、苛烈な拷問シーンは凄まじいの一言でした…何せ、ここまででこの殺し屋の凄さみたいなのを散々見せつけられた上で、これほどコイツを苦しめられたわけですからね…

いやー、今回はスクレもマイケルをカッコ良くフォローするとかの見せ場があったんですが、べリックと殺し屋の死の影で完全に目立たなくなっちゃいましたね…まあ、生きてればまだチャンスはあるかなw

あとマホーンはもう、これでマイケルたちと積極的に関与する理由も(頑張って行く理由も)無くなっちゃったカンジなので、こっちの今後も心配です

あ、そういやティーバッグも見事な機転を効かせてましたね…グレッチェルがマイケル達の行動をバラしてないということは、本心ではもう将軍を見限ってるとみて間違いないでしょうから、ティーバッグもまだもうひと花咲かせるチャンスがあったりしそうですな

 

第10話「レジェンド」~レンタルDVD(Vol.05)にて観賞

べリックの犠牲によって水道管を乗り越えたマイケル達だったが、その先にはまだセキュリティの壁が立ちはだかっていた…

legendというのは伝説とかだけじゃなくて、凡例っていう意味もあるんですな…勉強になりました

その凡例を持っていたデビッド・ベイカーですが、将軍やマイケルなんかが切り札的な扱いで喋ってたのに正体は単なる建築家だったのには拍子抜けしました…ていうか、演出おかしいだろアレ…
そもそも何で図面そのものが暗号みたいな書き方になってたんだろう…一体誰に向けての作業だったのやら?
(おかしいと言えば、あんな場所に何故対人地雷が?ってのもありますが…この組織のセキュリティは根本から狂ってるとしか思えないので、もうツッコみませんw)

で、今回はべリック追悼SP、みたいな内容でもありましたね…ティーバッグまでが偲んじゃってるし、いつの間にこんなに愛されキャラになってたんだかw

そのティーバッグといえば、秘書が実はセルフの部下だという事が判明しましたが、確かにこれだけヒドい目に遭ってるのになんで逃げないのか不思議でした(ティーバッグがその人間的魅力wでたらしこんだにしては、やらせてる事が危険過ぎるかと(^_^;))

そういや前にオレが勘違いした、セルフが恋人か奥さんを相手にしていた風の電話をかけてたのはコイツだったのかな…でも、だとするとなんでこの会社に潜入してたんだろう?
ティーバッグがやって来る一週間前から潜入してるって、タイミング的に少しおかしくないですかね?(汗)

マイケルの病状については、脳腫瘍が手遅れ寸前の状態にあるみたいですな…さすがにマイケル無しでの計画遂行は無理でしょうから、もうセキュリティとかお構いなしに強行突入しちゃえばいいのに…w

 

第11話「賽はなげられた」~レンタルDVD(Vol.06)にて観賞

組織のビルに忍び込む準備は整いつつあったが、マイケルは直ちに脳の外科手術を受けるべきか選択を迫られていた…

うわあ…今回でシーズン4の1クール目が終了ということみたいですが、エラい終わり方をしましたな
ていうか、あのラストは結局、最後の最後でマイケル達の知らないセキュリティがあったという事なんですかね?…スクレがアクロバティックにw頑張ってたのをよりにもよってマイケル自身が台無しにしちゃったのが何だかなあというカンジです

建築家の知識を活かしてる風の作戦はいいとしても、病をおして現場に来てるのもパッと見はカッコいいですが仲間を全て道連れにする危険性が高いわけですし、しかもマホーンとの会話の流れからすると結局は仲間を信じてないっていう事になっちゃいそうですし、うーむ…

しかしなんかメンバーの意識が不思議なことになってるというか、自分たちの自由のためというよりは、散って行った仲間の為に頑張る~みたいな不思議な連帯感が生まれてますよねw

べリックやハッカーといった小物が脱落した事で、優等生ばかりが残ったという事なのかもしれませんが、マホーンの異様なまでの献身ぶりとか、何か裏があるんじゃないかと勘ぐってしまう程ですw

ところでイマイチよく理解してないんですが、金庫(?)を開ける為の鍵である6枚のデータカードには暗号が施されていて、その暗号を解くのがこの、今マイケルが目前にしている装置なんでしたっけ?
これが金庫の扉みたいな役割でこの奥にスキュラというのがあるのかな?…何か解釈が間違ってるのかもしれませんが、とりあえず6枚のデータが揃ってないと意味が無いというのは確かなハズなので、まずは将軍たちにワザと見つかって、スキュラが盗まれたかのように偽装してるというオチかな…で、確かめる為に将軍本人に金庫の鍵を開けさせると…

…確かルパンも、怪盗キッドも似たようなトリックを使ってたっけなあw

とにかく早くvol.7以降の発売予定が決まって欲しいです

 

プリズンブレイク S4#12-22

ファイナルブレイク

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[海外ドラマ] LOST S4#73-86

2008-09-29 | 海外ドラマ

LOST S2#26-29

LOST S2#30-39

LOST S2#40-49

LOST S3#50-59

LOST S3#60-72

 

 

さー、いよいよ日本でもシーズン4の放送が始まりましたな!…およそ10ヶ月ぶりの「LOST」ですが、その謎に満ちた怒濤の展開はより一層磨きがかかったカンジで、(ブランクを全く感じさせず)あっという間に引き込まれてしまいました!

第73話「選択」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

アメリカへの帰国を果たしていたジャックとケイトだったが、どういう理由か、何とかして”あの島”に戻ろうとするジャックに対してケイトは冷たく突き放すのだった…

いやー、いきなり凄い展開でした
シーズン3のラスト二話から引き続き、シーズン4は島でのシーンが回想で、既に脱出した後のジャック達の様子が本編というパターンなんですな…”島”の謎はシーズン3までであらかた解明されてしまった(と感じていた)ので、これからはどう引っ張っていくのやらとちょっとだけ心配していたんですが(汗)、そんな事は完全に無駄な杞憂でした

まずは”島からの脱出組”がジャックとケイト、そしてヒューゴであることが判明したワケですが、彼らが”オーシャニック6”と呼ばれていることから、どうやら他にあと3人(例の棺桶の人物も脱出組なら2人)いるようです

回想シーンでの様子から、どうやらジャックやケイトと、ヒューゴは別行動を取っていたハズなのに彼らが一緒に脱出しているというのが不可解ですね…そしてヒューゴは、”あの時、ジャックと行動を共にするべきだった”と後悔している様子…
更にジャックと同様、ヒューゴも誰にも言えない秘密を抱えながら”島”に戻るべきだと苦悩していると…

脱出組は秘密をバラさないようにと、何らかの脅迫を受けているという雰囲気ですが、流れからすると当然、脱出を手引きした勢力によるものですよね…でもナオミが死ぬ間際に語った様子だと、どうやら本気で救出に来たっぽい雰囲気ですし、一体どういう事なのやらワケがわかりませんな(汗)

今回はナオミの仲間が到着した所で終わりましたが、チャーリーの死に悲しむ一行、躊躇無くロックを撃とうとしたジャック、ジェイコブの所にいた謎の男(あれはロック?)、ジャック派とロック派の分裂と、まだまだ波乱が起こりそうです…

 

第74話「訪問者たち」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ジャック達の前に現れた男たちは、墜落したオーシャニック815便の機体が海中で発見されたニュースに接した際に、それぞれ何かしらの秘密を抱えている反応を示すのだが…

うわー、何なんだこの展開…

墜落した815便の機体がインドネシア沖の海底で発見されたニュース映像が流れましたが、実際の機体は例の島にあるのが間違いないわけで、これはつまり欺瞞工作なんですよね?…こんな大がかりな工作が出来る黒幕の正体っていうのは何者なんでしょ…?

そしてその(莫大なコストに見合う)目的とは一体…?(汗)

前回、(精神病院のシーンで)ヒューゴを追い詰めようとしていたあの南米系の黒人がナオミを始めとした潜入チームを派遣し、どうやらその目的はベンにあるみたいですが…
ヘリから落とされた荷物の中にガスマスクなんかが入ってたので、(暗殺とかではなくて)身柄の確保が目的なのかな

潜入チームのメンバーは、墜落した機体を発見したニュースを見て号泣していた物理学者、本来は815便に乗るハズだったパイロット、アフリカの遺跡発掘現場でホッキョクグマの骨と共にダーマ教団のエンブレムを発見した人類学者、そして死者の霊魂と交信出来る風な霊能力者と、黒人(というか黒幕)の意図がサッパリ掴めません…(汗)

霊能力者みたいなのは、死者が当たり前のように再登場したりするこの島では大して意味がないような気もしますがw、おそらくジェイコブ対策なんですかね…となると、この島のエネルギーを奪いたいとか、黒幕の目的はそういうのなんですかねえ…

あとどうでもいいことですが、彼ら”訪問者たち”が、島の事情にある程度通じている様子な上に、直前まで普通に外の世界で暮らしていた人間たちということで、視聴者側の視点とちょっと近しい存在みたいにして物語に登場しているカンジなのが面白かったです
…何だか見てて、視聴者の代表があの島に行ってる~みたいな感覚にちょっとだけなったのがワクワクしましたw

そういえばロックがベンに銃を向けて、”知りたいことは何でも教えてやる”と命乞いをされた時に、真っ先に”あの黒い煙の怪物は何だ?”と訊いたのは不意打ちみたいでちょっと笑ってしまいましたw…(視聴者だけじゃなくて)ロックも気にしてたんですねえw
…って、ロックにとっては、ミスター・エコーを殺した相手だからずっと気にしてた(憎んでた?)っていうのもあるのかもしれませんが

さて、ヘリはどうやら普通に飛べるようですし、天気も上々のようなので、次回でもう脱出を始めちゃいそうなカンジですが…ヒューゴと合流するまでは多分、そうはならないんでしょうね

 

第75話「雇われた男」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

救出チームのやって来た目的がベンの確保にあることが判明したが、まずはヘリで脱出する事を最優先させようとするサイードは取引を持ちかける…

またもやとんでもない展開に!

今回の現在シーンでは”オーシャニック6”の四人目がサイードである事が判明しましたが、そのサイードがまさかベンの元で殺し屋をやってるとは!
…仕事も女もスマートにキメまくって、まさにジェームス・ボンドのようなカッコ良さはオレみたいなサイード好きにとっては鼻血モノでしたがw、あのベンの手下に成り下がってしまっているのが引っかかってなりません…何か人質でもとられてしまってるような言動ですが…?

うわー、一体どういう事情なんだ!!

どうやら”黒幕”とベンが、完全に敵対する関係にあるのは間違いないようですが、島を出た先でも、そのまま敵対関係が続いてるっていうのが不思議です…島のエネルギーの中枢らしい、ジェイコブとかは特に絡んでないって事でしょうか?

そして黒幕は世界を股にかけた組織みたいなので、これはダーマ教団とイコールだったり…?
その辺りはまだまだ材料が足りないカンジですな

あと今回、サイードが始末した女の手首のブレスレットは、ナオミが付けていたモノと同じデザインだったっぽいですね…となると、(ナオミの方に)刻印されていた”N いつも君のそばに R・G”~というのも、文面をそのまま受け取るべきではなくて、おそらく何かの暗号だったりするのかな

遂にヘリで脱出を果たしたサイード(と、この事を予言していたデズモンド)の先行きも気になりますが、島の方でも、サイードがロックとどういう取引をしたのか、ヒューゴはどうやってロックの元を離れるのか(ヒューゴが”オーシャニック6”の一人である事を知っている視聴者の心理を逆手に利用した今回の裏切りはお見事でした)、ロケットの到着までに30分以上もの時間差が発生したのは何故なのか(まさか時間の流れが違う?)、とイロイロと気になる展開が目白押しです!…いやー、メチャメチャ面白いなあ!

最後に細かい部分ですが、”島を出たくない”というソーヤーと、そんなバカなというケイトの関係性が、そのまま男女の性差の違い(男は夢ばかり見て、女性は現実を見る)を浮き彫りにしてるカンジなのが、個人的にはイロイロとヘコまされました…orz

 

第76話「証言」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ジェイコブとの接触が出来ず、捕らえたマイルズからも何の情報も得られないロックは、これからどうしていいのか解らずに途方に暮れてしまう…

うああああ…
現代シーンの方が相変わらず神展開ですな!

今回はケイトのその後でしたが、どうやら島であった出来事を、世間的には隠しているみたいですね…あの海に沈んだ飛行機事故からどうやって6人だけが助かったのか、その辺りをどうやって誤魔化したのか気になる所ですが…

兎にも角にも、まさか”オーシャニック6”の五人目が赤ん坊のアーロンだったとは驚きです…!

(母親の)クレアはどうなったんだ…これまでのエピソードのセリフの端々から、どうやら島に残っている乗客たちがまだいるという事(脱出組が猛烈に後悔してる様子から、おそらく置き去りにした?)と、その事が絶対の秘密扱いみたいな印象ですが、一体何が起こったんだろう…

回想(島)シーンではサイードとデズモンドの乗ったヘリは行方不明ということみたいですし、謎は深まるばかりです…一応、サイード本人は後で脱出組に入ってる事から死んではいないことは確定してますけど、となるとへリは島のどこかで墜落してるとかそういう事態なんですかね?

あー、でも(現在シーンの)ケイトが、冷酷なまでに島でのことを吹っ切ろうとしている態度には説明がつきましたね…島では散々なビッチぶりを発揮していたケイトですが(汗)、アーロンの事が(クレアへの負い目とかも含めて)絶対的な存在になっちゃってるんですな…
いやー、母親との裁判もそうでしたが、人間の業の深さみたいなのを見せつけてくれますねえ

しかし、マイルズはあんなセコいというか、本当に金が目的ってだけなんでしょうか?
それともこの行動も黒幕の指示通り?…何か、最初にベンの写真をジャック達に見せた時はベンに対して個人的な恨みを持ってそうな剣幕でしたけど、その辺りの演出は単なるミスリーディングだったのかなあ…

でもマイルズの持つ霊能力とか、地味な実験(ウォルトみたいな超能力?)を繰り返してるダンとシャーロットの行動も含めて、まだ何か裏があると見た方が良さそうなカンジです

 

第77話「定数」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ヘリで島からの脱出を敢行したサイードとデズモンドだったが、ヘリは突然の嵐に見舞われて…

いやー、今回もメチャメチャ面白かったんですが、非常に不思議な展開でもありました

これまでもデズモンドは不思議な予知能力みたいな力を発揮していたり、シーズン3#57ではタイムスリップそのものを体験してたりもしてたんですが…それが、シーズン4から登場した物理学者のファラデー博士による、時間を飛び越えさせる(意識のみ)研究にその原点があったとは…

8年前のデズモンドが博士を訪れた時に、あんなに胡散臭そうにしていたのは、おそらく(こういう実験をしてるせいで)何度もこんなタイムトラベラーもどきの変人に付きまとわれてたりしたんでしょうねw

しかしこれはどう考えたらいいんだろう…
デズモンドが”過去から来た”ことで、”未来(2004年)が書き換わり”、それと同時に、また(博士とデズモンドが出会ったように)”過去が書き換わった”と…?
でもそうすると、そもそものきっかけとなった放射線や電磁放射っていうのはどのタイミングで浴びたんでしょうか?…前の時は例のハッチの爆発の際に浴びたってことでいいんでしょうけど、8年前の軍隊生活の時は何を浴びた…?
…もしくは、そもそもの因果関係が逆(全ての始まりこそがハッチで浴びたタイミング)だったり?

うーむ…書いてて、自分でも何を書いてるのかよくわからなくなって来ました(汗)

とにかく結果だけ見ると、どうにかペニーのおかげでデズモンドは助かったみたいですが…8年も信じて待っていた(心配して3年も探し続けてた)ってのが泣けました(T△T)

そしてこれでもう、デズモンドはタイムスリップしなくなったんですかね?…ついでに予知能力も消えた…?
それとも、ペニーという”定数”を獲得した事で、これからはもっと自在に時間を飛び越えられたりするんでしょうか…また今回みたいに、タイムスリップ病みたいに時間を勝手に飛ばされるっていうのは怖すぎますが…
(あ…ひょっとして、今回のラストでファラデー博士が”デズモンドを定数とする”としていたのは、博士自身がこれから時を越えようとするってことなのかな?)

あと、島と外の世界の時間の流れが違うんじゃないか、というオレの予想はハズレで、どうやら島の結界と外の世界の境界付近のみ、時間の流れが遅くなっているみたいですね(…それにどんな意味があるのかはサッパリ不明ですが)

もう一つ、ペニーの親父さんがオークションで落札していた航海日誌というのは、例の島に漂着した”ブラック・ロック号”のモノである事にも何か意味があるんでしょうか?
ペニーがデズモントと話していた際に、”島については知ってる”と発言していたのも気になりますが、まだまだ裏がありそうなカンジですねえ

 

第78話「許されぬ関係」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

サイードたちの無事が確認されたのも束の間、ファラデーとシャーロットの二人が何も言わずに姿を消してしまったことで、ジャックたちは慌てて彼らの姿を追うが…

ほほう…ベンが敵として見据えていて、島を脱出した後のサイードが殺し屋となってまで追いかけさせられている”黒幕”の正体が、ペニーの父親であるチャールズ・ウィドモアだという事が明かされました
まあ、この辺りは前回の”ブラック・ロック号”の航海日誌を競り落としていた流れから、なんとなく想像は出来ていましたが…まとめると、彼は”島”にある超自然的なエネルギーの謎に惹かれて、それを我が物にしようとしている侵略者ということで、ベンら、元々この島で暮らしていた”先住民”とは対立しているということのようですな

となると、この親父さんがダーマ教団の背後にもいるってことなんでしょうか?…でもダーマ教団は、支援物資を飛行機で送り込むくらいだから、島の位置がわからないとか、そんな事は無いでしょうし…
そしてペニーはペニーで、父親の方の事情を知らずにデズモントの捜索をしているってことなのかな?

…いや、待てよ
ちょっとイヤな想像になりますが、ペニーはデズモント本人の事が気がかりなのではなくて、実は父親と同様の目的で3年も島の捜索に従事してたりするんじゃあ…(汗)

うわー…もしそうだったら最悪の展開ですな…前回の感動は何だったんだってことになっちゃいます…orz

一方、島のほうではファラデーとシャーロットの二人がいきなり独断で行動して、毒ガスを無効化してましたが、何で誰にも真相を言わずにあんな無茶をしなけりゃならなかったんでしょ?
最初から毒ガスの無効化が目的なら、ジャックにもそう言や済むでしょうに…ケイトとか、下手したら殺しちゃってましたし(汗)、どうも今回の二人の行動は無理やり感がちょっと強かったですな

そしてジュリエットとベンの関係ですが…ベンの方がストーカー的な立場みたいなので、これはジャック側からしたら結構、優位に立ったとも言えるんじゃないですかね?

 

第79話「ジョン」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

妊婦であるサンは、あと3週間以内にこの島から出ないと、独特の風土病によって死亡してしまうことをジュリエットから明かされていたが、ファラデーやシャーロット達の目的が救出では無い事を知って焦るのだった…

おお!ここでマイケルが再登場ですか!
確かシーズン3の冒頭で、ジャックやケイト達をベンに引き渡す代わりに、ウォルトと共に島から逃がして貰って以来でしたっけ?…それが、こんな所でスパイなんかやらされてるってことは、またウォルトが人質になってるとかそういうことなんでしょうか(汗)

”船長を信用するな”、とのことですが、こっちもジュリエットみたいにベンに上手くノせられてるだけっぽいですな
まあ、利害関係の対立事項としては(ベンの思惑としては)別に間違ってないんですが…

そして現代シーンでは遂に、”オーシャニック6”の最後の一人がサンだった事実が明かされました

演出的にはジンも一緒に島を脱出していて、サンの出産に立ち会おうとしているかのような展開の中で、”あれ?…7人目?”と、視聴者を混乱させていたのが面白かったですね

…しかし、サンが6人目となると、シーズン3のラストで棺桶に入っていた人物は島から脱出した人間では無いということになりそうですね
いや、公式には”6人”という事になってるだけっていう可能性もあるか…

2004年9月22日に死んだことになっているジンの死因がどういう状況だったのか、”その時”はもう目前に迫ってるみたいですが楽しみですねえ

あと気になった部分としては、チャールズ・ウィドモアが船の持ち主であることを知った時のデズモンドの反応でしょうか
船長がデズモンドに簡単に明かしていたことも奇妙でしたが、デズモンドについても何か知ってそうな雰囲気で、それでいてデズモンドがその事をツッコまないのが何かおかしかったです…
また、ウィドモアが815便の墜落を偽装した際に、324人分の死体も用意したっていうのがメチャメチャなハナシでしたね(汗)

海底で機体が発見された際のニュースでは、遺体の収容は不可能っぽいカンジの報道だったと思うんですが…なんでワザワザ死体を用意して、しかもそれがベンの仕業っぽい理屈になってるのかが意味不明でした

うーむ…先が気になります

 

第80話「贖罪」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ウィドモアの派遣した貨物船に、何故かベンのスパイとして乗り込んでいたマイケルをサイードは問い詰めるが…

サブタイトルは”贖罪”ですか…

そうなんですよねえ…”前回のあらすじ”でまざまざと思い出させられましたが、マイケルの野郎はアナ・ルシアやリビーを撃ち殺してるんですよねヽ(`Д´)ノ
特にリビーの方はハーリーといいカンジになってた矢先だったので、メチャメチャムカついたんでした(あと精神病院関係で面白そうな謎を秘めていたカンジでしたし)…そりゃ、ウォルトも絶交しますわな

で、二人を殺した事を後から悔やんでも悔やみきれないマイケルは、まんまとベンに操られてしまってるワケですが…そんなマイケルを許せないサイードが、やがてはベンの言いなりになってしまうんだと思うと、とても皮肉な展開でした
サイードの場合はまだ詳細は不明ですが、なんとなく、”島に残った仲間を助けたいだろ?”的なカンジで操られてましたもんね(汗)

マイケルを死なせないようにしている島の超常的なエネルギーの謎はさておき、マイケルとウォルトの二人が島を小型船で脱出した後で、どうやってニューヨークまで帰ったのかがよくわかりませんが、なんでジャック達を助けに島へ戻ろうとしなかったんでしょうね?

よしんば、二人を殺した負い目が凄くて、とても助けに行ける立場じゃないと思い込んでるのだとしても、なんで815便の乗客だったことを誰にも内緒にしてないといけないんでしょう?…まだウィドモアの偽装工作は為されていない状態ですし、飛行機の墜落から生き延びた事情を説明すれば、大々的な捜索隊やら救助隊やらの要請も出来たと思うんですが…

othersの監視の目もあったわけですが、815便の生存者ってことならあっという間に大騒ぎになりそうですし…うーむ
(あ、そういやマイケルはリビーの亡霊みたいなのに悩まされてましたが、あれも島の力だったりするのかな?)

一方、島ではベンがまたもや好き勝手やってますね…カールとルソーをあっさり殺させて(?)しまいましたが、そういやothersの他の連中も随分と長いこと出てきてませんよね
さらわれた815便の元乗客(子供や女性たち)もその後どうなってるのか一切不明ですし…果たして、ベンの言っていた”テンプル”というのが単なるでまかせだったのか、実際に存在してそこにothersの他の連中がいるのか…

そして、ベンの娘の浅ましい態度(汗)がどういう事態を引き起こすのかも気になりますが、そろそろダーマ教団の方の動きというか、謎もフォローしてほしい所です

 

第81話「ルール」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

父のベンから、”この島で最後の安全な場所へ逃げろ”と指示されたアレックス達だったが、謎の武装集団によって襲撃されてしまう…

うはあ…
またもや凄まじい展開の連続でしたね

アレックス達を襲撃したのは貨物船に乗ってた傭兵部隊の連中だったと…船からヘリがいなくなってたのは、こういう事だったんですな
ナオミは別としても、島に送り込まれた第一陣がのほほんとした学者然としたのばかりだったので、オレもスッカリ油断しちゃってましたが…プロの傭兵稼業が、その本領を存分に発揮した今回のエピソードはメチャメチャ恐ろしかったですね(汗)

標的であるベンの確保を最優先に、少しでも障害となりそうな他の島民については皆殺しにして、利用できる状況は何でも利用する…
この世界の現実というか、情け容赦の無い非情な一面を否応無く見せつけられてしまった気分で、ヒドくヘコんでしまいました(隊長のアイツは一体ウガンダで何をしたんだ?(汗))…そういえばミスター・エコーの故郷でのエピソードとか、その辺のリアルな”現実”を描写するのも得意でしたよね、このドラマ…( ̄_ ̄|||)

ジャックが、救援は絶望的だという事実を悟ってロックと意見が分かれたことを後悔するシーンが印象的でしたが、そのロック組の方も、ロック、ソーヤー、ハーリー、クレア、アーロン以外は皆殺しと、あまりにも皮肉すぎる展開でした…orz
友達思いのソーヤーとか、例の”黒い煙”に蹂躙される傭兵部隊とか、見ててちょっとニヤけてしまうシーンもあったりしたんですがw、霊能者のマイルズがソーヤー達と行動を共にすることを選択したのがちょっと意外でした…彼の霊能力はてっきり、ジェイコブと会った時にこそ発揮されるものと思ってたので…

現在(2005年)のパートでは、サイードがベンの手先となって殺し屋みたいな真似をさせられるきっかけとなるシーンが描写されました
ダーマ教団の制服を着た状態でサハラ砂漠に出現したベン(右腕には銃創)でしたが、今が何年の何月何日かを真っ先に確認したということは、やはり島の内部の時間が外とはズレてるってことなんですかね?
島でのジャックからの問いかけに対して、ファラデーが”(どのくらいの時間が経過したのかということは)相対的なものだ”とか何とか言ってはぐらかしてましたし…あと考えられることとしては、島からワープかなんかで空間移動した際には、時間も前後してしまうとか、そういったカンジでしょうか

そして、サイードを手駒として引き入れることにまんまと成功したベンのニヤリ笑いが小憎らしかったですねw
サイードの反応を逐一観察しながら慎重に言葉を選んでたり、娘のアレックスをどうやら本気で愛していたらしい素振りを見せたり、いやー、何だかベンが素晴らしく面白いキャラになりつつありますなw

そんなベンが、ラストで遂にウィドモアと邂逅するシーンが登場し、どうやら二人が過去からずっと敵対する関係にあることが明かされましたが…
”あの島は元々わたしのものだ~”、”ルールを変えた事を後悔させてやる”といったセリフの言い回しを聞いて思ったんですが、ひょっとしたら二人は不老不死とかそんな存在で、太古の昔から争ってるとかそういうカンジなんですかね…

また、”島は見つけられないさ”とベンが断言していたことについてですが、シーズン3のラストでジャックが島の所在を延々と探している風の描写がありましたし、ひょっとして島が別の空間とかに移動したってことなのかな…?

 

第82話「父の影」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

貨物船が乗客の救出に来たわけではない事を知らされたジャック達は、ファラデーやシャーロットに詰め寄るが…

今回はちょっと中休み的なエピソードでしたが、ラストはショッキングでした

…アーロンくらいの子だと、もう言葉を理解してるのかな?( ̄ω ̄;)
なんか、見た目からすると妙に成長が早い気もしますが(…一体、何歳の設定なんだろう)、寝物語を語って聞かせてるくらいですからねえ…orz

今回は過去の島シーンも、現在の(島から出た後の)シーンも、”ジャックが本当に信頼しているのは誰か?”というのがテーマでしたが…
ケイトなんじゃないかと思わせて、結局誰も信頼出来てないっていうオチはヒドかったです(汗)

ジャック達が島を出た際の核心部分については全然見えていないのでまだ何とも言えませんが、ケイトの男に対するしたたかさというか、ぶっちゃけビッチぶりwについてはこれまで散々描写されて来ているのも確かなので、やっぱりケイトはやめといた方が無難なタイプですよねえ…
(…でも実際に接してると、男としては物凄く魅力的なんだろうなっていうのも解る気がしますw)

死んだチャーリーが未だにハーリーの元に現れ続けていたり、とりあえずソーヤーが生きていて、島に残ることを自ら選択したという事が明かされたり、今回のラストではついにクレアが(アーロンを残して)失踪してしまいました

マイルズの霊能力がソフィーとカールの死体を発見したシーンはゾクゾクしましたが、まだこの男が何の役に立つのかサッパリわからないですな…クレアの父の姿を借りて登場したジェイコブ(推測)に対して、ロクな反応も示してない風なのも役立たずな印象を助長しています(汗)

それにしても、着々と”現在”のシーンに繋がる状況が出来上がりつつあるのが不気味ですな…

そして例の傭兵部隊が生き残ってたのが意外でした
あんな人間の理解を超えた”兵器”を相手にしちゃ、為すすべも無く全滅かと思ってたんですが(汗)…ベンによるコントロールが不十分だったとか、そういう事でしょうか

さて、(ジャックの父を通じて)島は何をジャックに語りかけてくるのか…ジェイコブの小屋に向かったロックやハーリーの顛末に絡んで来るのは確実でしょうし、楽しみですな

 

第83話「奇跡の子」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ベンとヒューゴと共にジェイコブの小屋を目指していたジョンは、夢で不思議な男に導かれる…

おお…やはり、”島を動かす”と来ましたね

ジェイコブが島の周囲に張ってる結界みたいなエネルギーが、時間の流れをも乱しているのが今回の医者のエピソードで確定したので、おそらく移動先は異次元とか、未来や過去になるんだと思われます…前に出てきたベンが島を脱出した後のシーンで、日付と年代を真っ先に確認していたのもそういう理由からなんでしょうな

…何だか物凄くSFっぽい展開が強くなって来たのは、オレとしてはかなり燃えるんですが、普通にミステリーとかを期待している一般の視聴者にとっては好き嫌いが別れそうですね(…って、もうそんな視聴者はとっくに振り落とされてるカンジもしますが(汗))

ジェイコブの小屋にいたのがクレア父子だったのは一体どういう事なのか…
確かクレアは占い師かなんかに、”赤ん坊は然るべき人間が育てることになる~”みたいに言われていたハズですが、その辺りの謎が解明したから(ケイトが育てることが確定したから?)、あんなに自信満々な態度でいたんですかね

気になった部分としては、ロックが車椅子に乗ってた頃に現れた中南米系の黒人は、ウィドモアの手の者だったと思いますが(幼少の頃に現れた謎の男も同じ?)、ジェイコブや島に対するスタンスがちょっと不思議なカンジになってますね…ロックは元々、ウィドモア側からの立場の人間として島に関わるハズだったのかな…?
あとウィドモアといえば、傭兵のキーミーが”第二段階の指令書だ”と、ウィドモアのファイルを見たときに、ダーマ教団のマークが大きくプリントされていましたね…となると、ダーマ教団の背後にいるのがウィドモアであることも確定のようです
ひょっとしたら、ロックがダーマ教団側の人間に転向するような、何らかの仕掛けがあったりするんでしょうか

そしてサイードも島に戻る事になり、役者が再集結していよいよ”脱出の時”が迫って来てるみたいです

キーミーが腕につけた謎の装置や、物騒な兵器をゴロゴロ持ち込んで”焼き払う”と豪語していた事から、おそらくは人知を超えた熾烈な攻防戦が巻き起こる事になりそうですが、その戦いの果てに、たった6人しか脱出できない事は確定しているんですよね…(汗)
6人の脱出のカギになるのが、ヘリなのかサイードの乗ったゴムボートなのか、非常に気になります!

 

第84話「オーシャニック6」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

島を火の海にすべく、乗り込んで来た傭兵達を相手にジャック達は…

いやはや、凄い緊張感です!

過去のシーンがいよいよ現在に追いついてきたというか、遂に”オーシャニック6”が島を脱出する経緯が明らかになり始めましたが…
派手な展開は一切無くて演出も非常に淡々としているのに、状況としてはテンションが極限まで盛り上がっていくのが素晴らしかったですな!

まさに嵐の前の静けさという表現こそが相応しい、シーズン4が残り少なくなって来たのがまざまざと伝わって来るエピソードでした

冒頭で飛行機に乗せられている6人の誰もが、一様に魂が抜けてしまったかのように呆けているのが印象的でしたが、ケイトもサイードもサンも(乗客の中では)理知的な部類に属するタイプなので、尚更どうしてこんな嘘にまみれた事態を受け入れざるを得ないでいるのか不思議で仕方がありません
残りあと2話でおそらく傭兵たちとの戦いと、”島が動く”までが描かれるんでしょうけど、一体、何が起こるんだろう…

そして久しぶりに登場した(ベン以外の)othersは、例の、”島で唯一の安全な場所”にいたんですかね
”黒い煙”を駆使すれば、別に傭兵達なんか敵ではない気もしますが、リーダーが身に着けた謎の装置がカギになるのかな…

とにかく早く続きが見たいです!

 

第85話「基地オーキッド」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

”島を動かす”為にベンやロックたちが向かったオーキッドと呼ばれる基地には、既に傭兵たちが待ち構えていた…

何と、ついにタイムマシンその物が出てきてしまいました(汗)
もはや何でもアリな島だというのは頭では理解していたつもりですけど、やはり衝撃的でしたねえw

それにしても、これまでいくつものダーマ教団の関連施設が出てきましたが、役に立つ施設と意味の無い施設の落差が激しすぎるような気がしてなりません…まあ、単に演出的な仕掛けとしてダミーの施設がいくつも用意されてたんだと言われるとそれまでなんですけど(汗)

あとオレはずっと、島の超常現象的な側面は全てジェイコブ(の意志)が絡んでるんだと思ってましたが、ダーマ教団の施設に対しても分け隔てなくエネルギーを供給しているようなのが今さら気になりました
ジェイコブ自身には善も悪もなく、またベンとウィドモアの間柄にも善悪は無いと、つまりはそういう事なんでしょうか…?

傭兵のキーミーが自らに仕掛けていたのは、貨物船を吹き飛ばすプラスチック爆弾の起爆装置だったわけですが、別に切り札でも何でもないような?(汗)
ベン自身も言及しているように、(others側から見たら)単なる敵の船でしかないわけですし、キーミーがどうしてあんなに自信満々に切り札足りえると確信しているのかがサッパリわからんかったです

その傭兵達との戦いの中で久しぶりにothersの戦いが見られましたが、815便の乗客を相手にしていた初期の頃の戦法を思い起こさせて懐かしかったですね
…いつの間にか乗客に対してはヘタレになったというか、大幅なレベルダウンをしていたのが残念だったんですが、”何だ、やれば出来るじゃん”などと思ったりしましたw

そして、衝撃のシーズン3のラストシーンのその後のジャックとケイトのやり取りが語られ、島から脱出してから既に3年が経過していることが判明したのと同時に、例の葬式がジェレミー・ベンサムという人物のものだということも明かされて、どうやらコイツが脱出した6人に対して”嘘をつく”ように影響力を行使していたようなんですが…となると、タイミング的にはもうこのジェレミーという人物はドラマに登場しているんですよね?
それとも、次回でいきなり登場するんでしょうか…?

ケイトによれば(脱出の日は)”悪夢のような事ばかりだった”とのことですが、いよいよその真実が明かされようとしています…また、シャーロットやマイルズなんかは、シーズン5に向けた伏線を張り始めてるカンジなのもワクワクしますな!

 

第86話「帰還」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ヘリで貨物船に戻ろうとしたジャック達だったが、船に仕掛けられた大量の爆薬は爆発寸前の状態にあった…

ついにシーズン4が完結しました!…シーズン3のラストから延々と引っ張ってきた、棺桶に入っていた謎の人物の正体は(ジェレミー・ベンサムこと)ロックでしたか!

何故棺桶のサイズが半分ほどの大きさなのか(上半身しか存在してない?(汗))、何故島のエネルギーの庇護を受けられずに死んでしまったのか、とりあえず(othersの一人として)島からの出入りは自由だったようですが…
ロックは何らかの”悲劇”の発生により、脱出した皆をまた島に連れ戻そうとしていたみたいですが、一方のクレアはアーロンを連れ戻すなとか言ってますし、ジェイコブの真意が錯綜しちゃってるカンジですな(汗)

脱出のゴタゴタの中で島は消失し、ジャック達はペニーの船に拾われて自分達の助かった”奇跡”を偽装することを決意するわけですが…この偽装に至る理屈は一見、スジが通ってそうなんですが、むしろ何もかも真実をぶちまけた上で、アメリカ政府なり世論なりに向けて対策を要請するのが一番だとしか思えないんですよね(…何より島は消えてしまったワケで、そう簡単に誰も手出しが出来ないと考えるのが自然でしょうし、その上で大捜索をかけようとするのが普通なんじゃないかと思いました)

それと、島の生き残りを皆殺しにしようとしていたウィドモアの勢力を警戒しながら、そのウィドモアの娘であるペニーの助力を仰いでいた構図がどうにも引っかかりました…サイードとデズモンドは(貨物船で)ウィドモアの命令で傭兵達が送り込まれた事実を知っていたわけですし、何でこんな流れになってるんですかね?

ジャックがどう説明したのか、その説明を聞いたペニーがどういう反応を示したのか気になるなあ…
あ、ペニーが実は父親とは対立してるというか、完全に別の目的で動いてる可能性は(つまりペニーの目的は純粋にデズモンドの捜索だった)あるかな…?

どうやら、シーズン5ではベンと共にどうにかして島に戻ろうとするようですが、サンが何故かウィドモアに接近して裏切りフラグっぽいのを立ててたり、ケイトの頑なさも一筋縄では行かなさそうですし、こりゃまだまだ波乱が続きそうですな
一応、最大の問題は(3年の間に)島で何があったのかということですかね(…いや、そもそも島の現在位置はどこなのやら?(汗))

シーズン4の怒涛の展開があまりにも予想外で凄すぎだったので、次の展開にも否が応にも期待が高まってしまいますが…シーズン5ではどんな驚きを提供してくれるのが楽しみですな!

 

LOST S5#87-103

LOST S6#104-121

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[海外ドラマ] デッドゾーンS6#68-80

2008-09-16 | 海外ドラマ

デッドゾーン S2#24-32

デッドゾーン S3#33-44

デッドゾーン S4#45-55

デッドゾーン S5#56-67

 

余談:ジョニー役のアンソニー・マイケル・ホールが「ダークナイト」に出演しているのを、二回目を劇場に観に行った際に初めて気づきました…orz

第68話「ヘリテージ」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

サラのお腹の赤ん坊が順調に育っていく中、ジョニーはウォルトが死んでしまうヴィジョンを視るが…

うああ…シーズン6の初っ端からウォルトが死んでしまうとは…
冒頭の幸せそうなウォルト一家の様子が一転してしまって、”この悪夢(ヴィジョン)はいつ醒めるんだ?”、”いつもみたいに未来の選択肢の一つじゃないのか?”という、ジョニー(というか視聴者)の悲痛な願いはついにラストシーンまで叶うことはありませんでした…orz

ひでえなあ…
またもやサラは、お腹が大きい状態で最愛の人を失ってしまったんですな…(-ω-、)

一つだけ救いがあるとすれば、”肝心な時に役立たずなヴィジョンなんて!”と言外にジョニーを責めていたサラに対して、ウォルトの最期の言葉を伝えられたことですが…そういや、シーズン5でサラの方がジョニーを介して遺言を残すというテクニックを使ってましたが、この夫婦は揃いも揃って…(T△T)

そしてウォルトはシーズン1の最初からのレギュラーで、警察の関わる事件には欠かせないというだけでなく、そのモラリストぶりは(人間の闇の部分を見続ける)ジョニーの荒みがちな精神に多大な影響を与える存在だったわけですからねえ…いくら最終シーズンだとはいえ、この先どうするんだろう?(汗)

それにしても、なんか出演者たちの見た目が結構変わってるような…?
ライティングか、メーキャップか、演出家の演出が変わったせいなのかは解りませんが、特にスティルソンなんかは別人にしか見えなくて、もしかして副大統領になったのを機に本当に役者さんが交代したのかと疑ってしまいました(汗)

ウォルトを失っただけでなく、ブルースが遠くに行くとか言い出したり、ヘタレを返上しようとした矢先にまた酷い目に遭ったパーディ牧師も姿を消してしまうようで、ジョニーの近辺が一気に寂しくなっちゃいそうですね…

ジャヌスがあっさり死んでしまって、スティルソンの”破滅の未来”のヴィジョンまでが消失してしまった今、ジョニーは何を目的に生きていくんでしょう…?
何か、ジョニーの出生に関わるような情報をウォルトが探っていたようですが、それをジョニーは追いかけるのかな…

何だか事前には夢にも思わなかったくらい、とても寂しいシーズンの幕開けです…

 

第69話「エゴ」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ウォルトを失って気丈に生きようとするサラとJJを気遣うあまり、ジョニーは少々、過干渉になってしまっていた…

あー、ビックリした…まさかJJまでがヴィジョンを視るようになったのかと思いました(汗)
…そういや、以前にもジョニーの父親がヴィジョン能力を持ってたのかも?~みたいな引っかけエピソードがありましたね

そしてタイトルに”エゴ”とある通り、これまでジョニーが様々な事件に首を突っ込んで来た行為が、果たしてその人達を救う為だったのか、ジョニーが自分自身を救いたいだけだったのかを問いかけるような内容でしたが…
…精神科医の目を通してみると、(ヴィジョン能力の真偽を別にしても)確かにジョニーの他人への干渉ぶりは病的なレベルに見えても仕方ないですよね(汗)

まあ、でも冷たく突き放されたと思われたサラが、ジョニーと共に暮らすことを決意するシーンはグッと来ました…一歩間違えたら、単に節操のない行動になってしまいそうでしたが、これは自然な流れだったのではないでしょうか

ただ、シーズン5でサラがウォルトの子を妊娠したことで、もうジョニーの居場所が無くなってしまったかのような展開を、今回でまた引っ繰り返したワケですよね…
ジョニーにとっては勿論、これは幸せに繋がりそうな流れなんですが、なにせこのドラマは「デッド・ゾーン」ですからねえ…ジョニーの最期は悲劇的な結末しか思い浮かばないので、見てるこちらとしては猛烈な不安の種も抱え込んでしまったカンジで複雑です(汗)

それにしてもオープニングが10秒も無いあっさりしたバージョンになってるのは1話目だけの措置では無かったのか…
これはウォルトは死んじゃったし、サラやJJ以外の他のレギュラーがほとんど登場しないっていう事を明示してるって事なんですかねえ…だとしたら寂しいなあ(涙)

 

第70話「再突入」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

スティルソン副大統領の肝いりで実施された宇宙船の計画が、思わぬ脅威に晒されようとしていた…

おお…ジョニーが遂に宇宙に立ちました!w

前にも、人工衛星を介してヴィジョンの遠隔視を行ったことはありましたが、今回の軌道上のスペースシャトルの船内とリアルタイムで同期するというのは凄すぎです…
一方通行でしか無いのが玉にキズですが、宇宙開発の機材に換算したらジョニーの能力はまさに値千金、何百億円もの価値がありそうですな(汗)w

それにしてもスティルソンは変わりましたねえ…真っ当な政治家としてメチャメチャ頑張ってるじゃないですか(サラに対して妙に馴れ馴れしいのがちょっとだけ気になりますが)

段々、「デッドゾーン」では無くなって来ちゃったな~という思いも無いことは無いんですが(汗)、ジョニーのキャラクターが様々な人たちとの出会いによって映画版とは違って行ったように、スティルソンも段々いいヤツになってるのかなと考えると、そういうのもアリかと思います

何より、(ドラマ的には)以前までの”スティルソンに触れる→(自動的に)破滅のヴィジョン”という公式が崩れた事で、今回みたいな政府レベルのスケールのでかい問題にジョニーが関与できるようになったメリットもありますしね

そしてラストのサラの出産シーンで、本来ならジョニーが傍にいたハズのJJの出産シーンに(ヴィジョンのおかげで)立ち会えたっていう展開には思わず落涙してしまいました…(T△T)

ウォルトのいいヤツっぷりも再確認出来ましたし、とても素敵なエンディングでしたな

 

第71話「大テント」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

JJが親に内緒でサッカーチームの練習を一週間もサボっていることが判明し、ジョニーはJJがどこに行っているのかを追いかけることに…

今回はジョニーが、自分の息子でありながら”父親”ではないというJJとの絆を再確認する内容で、何だか心が嬉しくなるようなエピソードでしたね…ヒューマンドラマとして名作でした

残念な殺人事件が起こってしまった話でもありましたが、冤罪で何年も服役していたにも関わらずにどこまでも心優しかった黒人の大男のキャラクターが何よりの救いで、この辺りは同じスティーブン・キング原作の「グリーンマイル」を意識しているんですかね…?
…犯人の名前がダンカンで、映画版でその黒人キャラを演じていたのがマイケル・クラーク・”ダンカン”という役者だっていうのと、英語のセリフには”ショーシャンク刑務所に服役していた~”っていうセリフまであったので、スタッフが遊び心で意識してるのは間違いないでしょうねw

そして、ジョニーという特殊な能力を持った有名人を父親に持ったJJの知られざる苦悩の描写も素晴らしかったです…”学校で変な目で見られるし、ヴィジョンなんて大嫌いだ”、”(そんな能力を持ってるのに)どうしてパパを救ってくれなかったのか?”みたいなセリフは、視聴者としてもグサッと来ました…orz

ジョニーが事故で昏睡状態に陥る前から元々、カンの鋭さというか、ヴィジョン能力の片鱗を見せていた演出がJJにも受け継がれてるカンジでしたが、思わぬ所にジョニーの”理解者”が出来た所も見ててハッピーな内容でしたね

ただ、物語としてのバランスを取る為なのか何なのか不明ですが、新保安官との関係はずっとギスギスしっぱなしなのは何でなんですかねえ…ウォルトに汚職の嫌疑がかかったままだっていうのは、今後の展開の伏線ではあるんでしょうけど…
ウォルトがいい奴だったっていうのを、逆説的に引き立ててるっていう意図なのかな…

 

第72話「埋められて」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ゴルフの打ちっぱなしに興じていたジョニーは、生きたまま棺桶に入れられて苦しんでいる男のビジョンをみる…

ジョニーにやたらと突っかかってきていた女保安官の過去と共に、生きたまま棺桶に埋められてしまった男のヴィジョンが交錯するエピソードでした…が、あまり2つのエピソードの間に関係があったようには感じられなかったのが残念でした

何かテーマみたいなのが重なってるってことも無かったような…?

”棺桶に生き埋めにされる”っていうコンセプトは非常に怖くて良かったんですけど、冒頭のゴルフの下手なねーちゃんとか、墓場の手入れ師とか、金貸しの手下とか、妙に含みのある演出で出てきたキャラが結局、何の関係も無かったっていうのが拍子抜けしてしまいましたね…
真犯人がそんなに意外ってカンジでも無かったですし、どうも今回は演出の意図がちょっと掴みかねる内容でした

そういやふと思い出しましたが昔、キーファー・サザーランド主演の「失踪」っていう映画がありましたが、あれも凄く恐ろしかったなあ…

とりあえず今回の見所としては、デレそうで最後までデレない、女保安官の強がりキャラを楽しむってのが一番の正解だったのかなw

 

第73話「すり替え」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

カナダに向かう列車の中で乗り合わせた女性が、何者かに列車から突き落とされるヴィジョンを視たジョニーだったが…

ふむふむ…「カサブランカ」ですか
だから映像の方も彩度を落として白黒っぽくしたり、ヒロイン役のメイクとかもちょっと古臭く(汗)してたりしたんですな

叙情的で、久しぶりに「デッドゾーン」のドラマ性の象徴である”切なさ”を前面に押し出したエピソードだったのはわかるんですが、ちょっと女窃盗師のキャラが弱かったですかね…?
ああいうオチに持っていくためには相当、可愛らしく(小悪魔的に)演出されてないといけませんが、ジョニーに睡眠薬を盛るシーンみたいな茶目っ気(話してたのは「セサミストリート」ネタでしたねw)がもうちょっと有るともっと良かったかなと感じました

ラストの、別れ際の彼女の問いかけに答えたジョニーの表情や、それを聞いた彼女の表情の受け取り方はちょっと難しいモノがあったのも気になりました
…彼女のヴィジョンが、いつか幸せになれたっぽいとは断言できないもどかしさや、ジョニーの言葉の裏を勘ぐらざるを得ない(本心なのか気を遣ったのかの区別をつけられない)状況がちょっとモヤモヤしたエンディングになってしまいましたねえ…

…あれ?なんかちょっと素直にドラマを見られてない自分がいる気がしますね(汗)

 

第74話「凍えて眠れ」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

サラと二人でライブへと出かけた帰り道、突然体調をおかしくしたジョニーは近くにあった病院に駆け込むのだが…

ジョニーが再び昏睡状態に陥ってしまったことで、(ジョニーが残してくれた)僅かな手がかりを元にサラが一人で頑張る~という珍しい展開を見せたエピソードでした
「デッドゾーン」という物語の中で、サラというのは最重要キャラの一人なわけですが、こうして全編に渡ってサラがメインっていうのはおそらく初めてですよね(サラの父親にまつわる話がありましたが、メインってカンジではなかったんじゃないかと)…非常に新鮮でした

いやー、とにかくメチャメチャ面白かったんですが、ヴィジョンってホント、インチキみたいな能力ですよねえw…犯人の医者は、稀に見るくらいのド腐れ外道でしたが、こんな能力で何もかも先回りされてしまったのはちょっと可哀相なくらいでしたwww

…でも確かにこんな犯罪に味をしめた医者が実在したとしたら、メチャメチャ恐ろしいですな…あんな風に、まことしやかに”患者の為~”みたいに説明されちゃったら疑うのは至難の業ですからねえ…怖い怖い( ̄Д ̄;)
今はもう、あのかわいい看護婦さんが少しでも幸せになってくれることを祈るばかりですw…あと日本語サブタイトルの”凍えて眠れ”というのも秀逸でしたね

サラと(ツンな)保安官のコンビぶりも良かったです
実際には、二人がコンビを組むという状況は発生しなかったワケですが、二人の行動や考え方のシミュレートとしては”現実”と同様なわけですからね…ウォルトに関しての確執がまだ残ってはいますが、まあウォルトが悪事に手を染めていたとはとても思えませんし、(保安官との関係について)そんなに心配することも無さそうですな

再び昏睡状態に陥る恐怖、これからのサラとの人生と、ジョニーにとっての最重要課題を見事に表現していた今回のエピソードでしたが、(スケールは小さいながら)もう今回が最終回でもいいんじゃないかって位のいいハナシでした…なにせ、ヴィジョンによってサラの自分に対する愛情を身を持って感じられたってのは、ジョニーにとっては心底、”この能力を持ってて良かった”と感じられた幸せなんじゃないでしょうか

 

第75話「隠された結末」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

かつての友人を迎えにバスターミナルへとやって来たジョニーは、あと45分後に何らかの原因で爆発が発生するヴィジョンを見るが…

とある爆発事故のヴィジョンを通して、パズル好きの旧友と共に、ヴィジョンの謎に挑むというハナシでした
ヴィジョンに関わった人々のドラマが、それぞれほのぼのとしたオチでまとまるっていう展開は、第57話「デッドゾーン的クリスマス」のエピソードを彷彿とさせましたね

前回からのヒキとして、ジョニーとサラが愛を確かめ合うというバックボーンがあるのに、サラ役の人が最後まで登場しないのはちょっと苦しかったですけど(汗)、心地いい流れでした…前回もそうでしたけど、ジョニーのヴィジョンという能力が肯定的に扱われるようになってるのが、これからのジョニーの人生に重要な示唆を与えてるカンジなのも良かったです

今回はバスターミナルに無数にいる人たちの内の誰が”爆弾魔”なのかという、犯人探しがメインの展開でしたが…結局、あのピタゴラスイッチみたいな展開wの果てに、車椅子の何に弾が当たって爆発したのかがよくわかりません(汗)
酸素ボンベみたいなモノじゃなくて、エンジンみたいなのが付いてる車椅子だったんですかね…?

 

 

…なんか、オレが録画していた放送時間がいきなり別の番組に変更になったみたいで、76話以降が予約録画できてません(汗)
来月の最終話(80話)の放送が終わった翌週からシーズン6の再放送が始まるようなので、また再放送されるまでは感想もお預けです…orz

スカパーではたまにある事態ですが、ホント一度始めたチャンネル予定は変えないで欲しいものです…特にオレは、基本的に(ネタバレ回避の為に)次回予告も見ないようにしてるので、いきなり(番組のラストとかで)告知されてもわからんのですよヽ(`Д´)ノ

 

 

相当お久しぶりの海外ドラマカテゴリへの書き込みです

「LOST」も「HEROES」も新シリーズの放送予定がナカナカ決まらないのでやきもきしてますが、スカパーの方で今月から始まった「デクスター」というのをたまたま見てみたら、内容があまりにもぶっ飛んでまして、こちらも本格的に視聴しようと計画中です…感想はいずれまた

そして視聴を中断せざるをえなかった「デッドゾーン」ですが、ようやく再放送が追いついてくれました…残り5話、もう放送時間がいきなり変更されたりはしないことを祈ります…

第76話「罪」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ウォルトがサラとの間に遺した赤ん坊の洗礼式の日、洗礼を行うハズだった神父が姿を見せず、悪魔払いの儀式を受けているヴィジョンをジョニーは見るが…

今回のシナリオは、話を複雑にしようとする余りにちょっと強引さが目立つなあ(汗)とか思ってたら、本当の展開は事件が解決した後に待ってましたね

共同生活を通じて、ジョニーとサラが家族となることに何の障害も無くなったように見えてましたが、二人の関係に思いっきり亀裂が入ってしまいました

どうやらサラは、ウォルトの死のヴィジョンが見えていたことをジョニーが内緒にしていたことで、裏切られたという思いを強くしたようですけど、ちょっとサラがブチ切れた言動が不自然なような…?

ジョニーがどうしても打ち明けられなかった心情を、そんなに理解できないですかね?

シーズン6ではずっと、あの誠実さを絵に描いたようなウォルトが(生前は)裏の顔を持っていたのかもしれないという謎を引っ張ってますが、”ウォルトにも裏切られていた~?”という葛藤が、サラの今回の頑なさの影にはあったりするんですかねえ…

 

第77話「ドリフト」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ブルースが働いている競走馬の厩舎を訪ねたジョニーは、レース間近の人気競走馬が何者かにさらわれるヴィジョンを見る…

久しぶりのブルースの登場です

シーズン6に入って、いきなりジョニー以外のレギュラーが全員降板させられた時は(オープニング映像すら削除…orz)非常に驚いたものですが…放送の終了が決まって、予算が無くなったことを露骨に示してるカンジでしたが、なんとかそれぞれのキャラの決着を着けようとはしてくれているみたいです

今回はブルースの決着編ということなのか、彼が最終的に幸せをつかむまでのエピソードでしたが…その裏では、ジョニーとの関係がギクシャクし始めていたサラに、意外な伏兵としてスティルソン副大統領がコナをかけるというぶっ飛んだ展開でした(汗)

いや、確かにこれまでのエピソードでもスティルソンはサラに対して色目を使ってる風な伏線はあった気がしますが…それにしても、なんでこんなにヒマなんだこの人w

すっかり邪魔者扱いになってしまった主人公が哀し過ぎるオチでしたが、ウォルトもブルースも(サラも)いなくなってしまって、まさかここから(映画版と同様の)孤独なラストへと持っていくつもりなんですかねえ…(滝汗)

 

第78話「エグザイル」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

サラとの仲が気まずくなったジョニーは家に帰ることが出来ないでいた…

アレックスキター!

それぞれのレギュラーキャラの決着編が続いてますが、今回はジョニーと似た能力を生まれつき持っているというアレックスの回でした

自分の周囲にはもう誰もいなくなってしまったと思い込んだジョニーの悲哀が、アレックスの能天気なキャラに見事に救われたのが非常に印象的でしたねえ…正直、”自分が殺される~”というヴィジョンへの対処法としてはイマイチ微妙なドラマだったと思いますが(もっと安全なやり方があったかと(汗))、生き別れとなっていた母親との再会や、ジョニーとのコンビぶりが楽しかったなあw

あ、そういや、カンがいいっていうのもアレックスの母親であることの伏線だったんですよね…今回の犯人が、もっと若い女のウェイトレスでも雇えよと言っていたり、絵ハガキがヴィジョンを誘発してたり、イロイロと凝った設定がさりげなく込められていたのも良かったです

そういや前にアレックスの登場したシーズン5#57で、幽霊を見る能力が発動しているのがちょっと異質で気になってましたが、どうやらアレックス特有の能力ということみたいですな…ラストでまさかのウォルトが登場したりして、久しぶりにゾクゾクする終わり方でした

それにしてもこのコンビはいいなあ…この二人が、様々な難事件を解決していく新シリーズとかやってくれませんかね?
ライトコメディ風で絶対に面白くなりそうなんですが…

 

第79話「奇襲」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ウォルトが死ぬ間際に調べていた事件を追いかけることにしたジョニーだったが…

おお!
もう全ては終わったハズの、スティルソン絡みのハルマゲドンネタが来るとは…!

前回のアレックスとその母親が能力で繋がれていたように、ジョニーと息子のJJも能力で繋がれていることが示されましたが、まさかここでジョニーの父親ですか

今回、謎の精神科医…じゃなくて殺し屋が出てきましたが、躊躇せずに保安官事務所に乗り込んだり、執拗に標的だけを狙ったり、そもそも保安官に近づいた状況からして作為的で、これは背後にいる組織はかなりデカいカンジですね…となると、やはり黒幕はアメリカ政府?

ジョニーの父親についてはこれまでも何度か出てきていて、ジョニーが幼い頃にヴィジョン能力に覚醒していたことを示唆するようなエピソードもあった気がしますが…確か本人は別に政府の陰謀に巻き込まれるような描写とかはありませんでしたよね?
でもそういや二次大戦中に、アメリカの敵国人である日本人一家を助けたこともあったりしましたっけ…うわー、どんな謎を秘めてるのやら…

あとジョニーが死んでしまう予感に悩まされるJJの描写から、どうやらクリティカルなタイミングで、ジョニーを助けてくれる展開とかになりそうですね…これは燃える設定です

いやー、しかし孤独なジョニーがハルマゲドンを阻止する為に行動する事になって、サラもスティルソンと近づいてたりして、まさに「デッドゾーン」の原点に回帰したと言えると思いますが、さて、どうやって終わらせるんでしょうか…って、次が最終回!?

あと一話でマジで終わるのかこれ…?(汗)

 

第80話「終局」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ウォルトが死ぬ前に調べていた事件を追うジョニーは、そこにスティルソンの影を見つけるが…

ついに迎えた最終回でしたが…そっか…これで終わりですか…
…やはり危惧したとおり、ちょっと投げっぱなしなオチでしたね(汗)

まあ投げっぱなしとはいっても、それぞれのレギュラーキャラに対してはそれなりの決着がつけられていたと思います(シーズン5までで既にイロイロと終わってしまっていたパーディ牧師を除くw)
サラにはまだわだかまりがあるのかもしれませんが、結果的にジョニーが、例の事故の為に失ったものは全て取り戻したというハッピーエンドには納得行きましたし、ハルマゲドンの未来も無くなったとみていいでしょう

でもやはり気になったのは、そのハルマゲドンの結末を再び蒸し返すためとはいえ、スティルソンの設定をかなり強引な扱いにせざるを得なかったことですかねえ…

スティルソンの本質が人格破綻者だったというのは当初のイメージ通りなのでまあいいとして、ジョニーの父親を予知能力者として長年、監禁していたという風な説明でしたが、それだとこれまでのシーズンを通してのスティルソンの行動が根本的におかしくなってません?
さすがにシーズンの細部まで覚えてるわけではありませんが、どう考えても、スティルソンの背後に予知能力者がいたとは思えない行動ばかりでしたよね…その父親の予知も、なんだか適当なカンジでしたし、あんなアホな言動に振り回されてウォルトが殺されてしまったのかと思うと…ヾ(`Д´)ノ

そもそも父親はなんであんなに朦朧とおかしくなってたんでしたっけ?
あの状態がヴィジョン能力の副作用的なものなのか、薬物をずっと投与され続けていたせいなのかは不明ですが、最後にいきなり毒殺されてしまったのもよく理解できませんでした

結局、最後にイロイロと詰め込みすぎだったのが最大の問題か…orz

ただ、ウォルトが写真立てに込めた思いに触れるシーンは名シーンでしたね
さっさとジョニーに打ち明ければ良かったのに~という忸怩たる思いはありますが(泣)、シーズンの終盤あたりから使い始めた、ジョニーのヴィジョン能力を前提にした”伝言”を使う演出の集大成というか、長年の親友に向けられたウォルトのセリフが非常に良かったです

そして、JJがジョニーのことを(初めて)”パパ”と呼ぶシーンがラストシーンだったのも納得でした

残念ながら、打ち切りエンドという表現からは逃れ得ないシリーズだったのかもしれませんが(汗)、あの悲壮さがとてつもなく際立っていた映画版の世界観をなるたけ崩さずにドラマ化した手腕は見事だったと思いますし、”もうひとつの結末”を語るパラレルワールドとして、非常に完成されていたのも確かです

全体の評価としては名エピソードも沢山あって、かなり面白いシリーズで大満足でした!

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[海外ドラマ] ヒーローズ S2#01-11

2008-08-18 | 海外ドラマ

ヒーローズ S1#1-11

ヒーローズ S1#12-23

 

シーズン1が終了してから4ヶ月あまり…シーズン2の放送は年末辺りからだと思ってたので、この夏からもう始まってくれたのは嬉しい誤算でした!

…とは言っても、例の脚本家ストのせいでシーズン2が早期に終了したがゆえに、これだけ早い日本上陸が実現したのかなと思うとちょっと複雑だったりもしますが(汗)

第01話「4ヵ月後」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ニューヨークにおける核爆発とサイラーの脅威から人類が救われたあの日から4ヶ月…ヒーロー達はそれぞれの場所で、新たな運命に翻弄されることになる…

シーズン2の第一話ということで、まだ大きな背後関係は明らかになっていませんね…ただ、そういった地味な部分をカバーする為か、冒頭でシーズン2の今後のシーンが軽くダイジェスト風に紹介されていました

ネイサンが死んでなかったり、サイラーが普通にいたり、また何らかの”破滅”っぽいビジュアルが出てきたり…とりあえずシーズン1の展開みたいに、ヒーロー達の運命はまずはバラバラの状態で進むみたいですな

新たに登場したメキシコの姉弟は、姉の方が何か呪いみたいな能力を持っているみたいですね…冒頭のダイジェスト映像の中でサイラーが、”彼女は最高のオモチャだ”みたいに言ってるのが果たして彼女のことなのか、それともクレアやウォーカーのことなのか…

そのウォーカーは例の、”最悪の敵”とやらに脅えてますね…まるで、「ロード・オブ・ザ・リング」のサウロンみたいでしたがw
スレシュ博士の言う、”能力者にのみ感染する死の病”っていうのはコイツの仕業でしょうか?…前シーズンではサイラーが能力者全員の天敵という位置づけでしたが、今度はサイラーにとっても天敵な存在になりそうです
…ということは、ひょっとしてヒーロー達とサイラーが共闘するような燃える展開も期待していいんでしょうかO(≧▽≦)O

クレアは、空を飛ぶ能力を持った同級生が”組織”の人間っぽいのが気になる所です…スレシュ博士に近づいたことといい、これはクレアの能力を奪いに来るであろうサイラーを監視するのが目的でしょうか

ネイサンは…どうして生きてるんだコイツ?w
今回のラストでピーターが前後不覚な状態で発見されてましたが、ネイサンはピーターの幻覚に悩まされてたりもしてるようですし、ひょっとしてネイサンはあの時、ピーターを放り投げただけだったんですかねえ(汗)

そして一番厄介な、西暦1671年の京都に飛ばされたヒロですが…
ヒロ自身がケンセイ・マエダの伝説に一役買うっていう展開がベタ過ぎで、当時の日本の描写とかも意味不明過ぎますが、とりあえず実在のケンセイがイギリス人だったという設定は突飛で面白かったですw
現代の方で殺されてしまった(泣)ヒロの父親やら、アンドウくんやら、このドラマは日本的な部分の奇天烈さが玉にキズなわけですが、日本から乗り込んだハズの田村英里子までがおかしな芝居をしているのにはズッコケてしまいました…焼け出された村人のお婆さんだけが、唯一まともな日本人っぽい描写だったのがなんとも(苦笑)

ホント、日本の部分については先行きが不安だらけですな…orz

 

第02話「呪われた力」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

記憶を失っているピーター、遠い時代から動けないヒロ、”組織”を倒そうと共闘するスレシュとベネット、能力を隠して生きることに悩むクレア、ピーターを救えなかったと思い込んでるネイサン、”最悪の敵”に脅えるモーリーを必死に守ろうとするパークマン、そして”呪いの力”に怯える姉弟…

あれ?クレアの同級生は”組織”の人間じゃないっぽいですね(単に、自らの能力に悩める青少年?)
一方のクレアですが、これは自分の能力の限界を知りたい好奇心というよりは、一種の破滅願望なのでは?
切り落とされた方の指先がどうなったのかも気になりますが…どうにも自暴自棄っぽいのがヤバすぎるカンジですね(汗)

死して尚、影響力を残してるアイザックの(絵の)使い方は上手いと思いました
どういった事情でアイザックの絵が紛失してしまったのかがカギでしょうか…?

例の、能力者だけがかかるという死のウィルスはスレシュの姉とモーリーが罹ったのと同じ病なのか…スレシュの体内の血清が唯一の救いということなら、”組織”はさっさと彼を隔離して安全を確保するなり、安定して血清を”生産”させたりするのが自然だと思うんですが、実はわざと敵に晒してる…?

ヒロとピーターという、このドラマで最強の部類に入る二人ですが、この二人はドラマを進行させる上では強力すぎるので(ほとんどの問題をあっさり解決しちゃいそうな、反則に近い存在w)、何とかして二人の能力に制限をつけざるを得ない事情は解るんですが…

ピーターの記憶喪失というのはいいとしても、やはりヒロを時間の彼方に飛ばしてしまうっていうのは強引ですねえ(最大の問題は日本部分の脚本がヒドすぎるって事ですけどw)…現代では4ヶ月が経過しているにも関わらず、ヒロが戻って来ていないのは、これはひょっとして二度と現代には戻って来れないフラグだったり…?(汗)

あ、そういえばアンドウくん(フルネームはアンドウ・マサハシ?…でも劇中ではどうやら姓名が入れ替わってるようですが)が言っていましたが、あの記号は漢字だったのか!…って、ありえねーwww

そしてここまでの2話で、まだニキやマイカの一家のその後が一切描写されてませんね…1話目の冒頭の今後のダイジェストにも登場してませんでしたし、何か表には出て来れない事情でもあるんでしょうか

 

第03話「仲間」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

アイザックが死ぬ前に遺した8枚の絵…ベネットが持つその内の一枚には、ヒロの父カイトが墜落死する様子が描かれていた
残りの7枚をスレシュと共に探すベネットだったが…

ふむふむ…ピーターが何だか面白いことになってますねえ
昔、フジの深夜でやっていた「ナイトヘッド」でちょうど似たようなエピソードがあったので、ニヤニヤしっぱなしでしたw…仲間割れの強盗を殺そうとした時、ピーターが何だか楽しそうにしていたのは、(記憶を消されたのと同時に)何か精神を操作されてたりするのか、単にピーターの本性なのか…
あと、例のファミリーの証とやらのタトゥーが(治癒力で)消えちゃったのは、この連中との付き合いが悲劇的に終わることの暗示なのかな…そうなんだろうなあ(汗)

クレアに近づこうとしていた飛行能力を持ったクラスメートですが、こちらは堂々としすぎなのがハラハラしましたw…って、まあ普通は人間大の物体が空を飛んでいた所で、他人が気づくってのもまず無いだろうとは思いますが(離着陸の時だけは見られる危険が高いでしょうけど)
ベネットが拉致した過去があるみたいですが、これはまあ、”組織”にいた頃の過ちということで致し方ないのではないかと(汗)

ヒロは、もし本人が現代に帰ってくるつもりなら、あんな手紙を使ってアンドウくんに伝えようとはしないだろ…とか思っちゃいましたが、こういう「バック・トゥ・ザ・フューチャー」的なネタは燃えますなw

メキシコの姉弟は、”ヒーロー”とは程遠い逃避行を続けてるのが切ないです…ただ、何だかんだで結構(能力を)制御出来てるような気もします
でも今後は、何らかのカタチで弟が不在になる危機を描くことになるのは間違いないでしょうね…都合よく姉の能力が無くなったりはしないでしょうし、既に多数の人を殺してしまっていることから、先行きが不幸そうなのも間違いないかと…

ニキとマイカの母子がついに登場しましたが、DLはあのケガで死んじゃってたんですな…あの状況は、何発も銃弾を撃ち返されたパークマンの方がよっぽど重傷だったと思うんですが(汗)
で、ニキは何故か(マイカを放ったらかしにして)”組織”に取り入ろうとしているみたいですけど、はて?…確かもう、怪力の能力はニキ自身で使えるようになってませんでしたっけ?
ひょっとしてジェシカ再登場?…それとも、何か別の狙いがあるのかな

そしてついにと言えば、サイラーも登場!…見ず知らずの他人に命を助けられたのにも関わらず、相変わらずの外道っぷりには安心しましたw
コイツもピーターやヒロと同様、どうにかしてその能力を弱体化させないと(ドラマ的に)厳しい存在なワケですが(汗)、負傷によって能力が完全にリセットされたというのは思い切った設定ですね(これまで獲得した能力だけでなく、他人の能力を奪うことも出来ない?)…あと、あっさり殺されてしまいましたが、幻影を操る能力者の女性の背後にいるのは何者なんですかね
”組織”のやり口とはちょっと違った風でしたが…?

 

第04話「クレアの恋」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

アイザックの遺した絵の8枚目が見つかったが、そこにはクレアが何者かと抱き合ってる前でベネットが無残に殺されている様子が描かれていた…

うーむ…クレアが空飛ぶ彼と付き合う云々っていうのが、どうしてこんなに重大事のように扱われてるのかよく解りません
いや、確かにベネット当人にとってみれば命がかかってるわけですけど、別に世界の危機に繋がってる風でもないですよね…例え殺されるにしたって、動機は単なる私怨ってくらいですし(汗)
でもひょっとしてあの絵でクレアと抱き合ってるのが、空飛ぶ彼なのかどうかがまだ確定してないので、まだ何か裏があったりするんでしょうか

マイカが身を寄せた親戚の家では、ちょっと不思議な能力者が登場しましたね
見た動きを完全にコピーするっていうのは、前に登場した超学習能力のウェイトレスや、ピーターの能力を思い出させますが…こちらは”人間が出来る動き”に限られるっていう制約はありますけど、(映像等を)見るだけでいいっていうのは自由度が高そうで先行きが楽しみな能力です
ちょっと気になったのは、家でマイカと抱き合っていた時に、マイカが何か思わせぶりな動きをしてましたよね?…マイカの機械を解析・操作する能力は、人間にも通用するっていうことなんでしょうか?

メキシコの姉弟は間違いなく不幸になるだろうとは思ってましたが、まさかサイラーと関わってしまうとは…!
考え得る最悪のケースですが(汗)、とりあえずサイラーは現状では単なる殺人鬼でしかないので、能力を奪われる云々は無さそうなのが救いでしょうか…

パークマンはまさか父親が例の9人の中にいたとは意外でしたね
そして、”悪夢の男(ナイトメア・マン)”もその9人の中にいることが判明したワケですが、その正体を知る唯一の存在であるモリーも、次回からは動きを封じ込められてしまうようですな(とりあえずパークマンの父では無いってことは確かなのかな)
そういえば、パークマンの子供は前妻の浮気相手(つまりロス市警時代のあの同僚?)の子供だと言及されてましたが…シーズン1で出てきた未来での設定は無かったことになったんですかね?…まあ、能力者だからって血縁者でなければならないワケではないんでしょうけど

 

第05話「悪夢との戦い」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

パークマンの父親がどこにいるかを透視しようとしたモリーは、”悪夢の男(ナイトメア・マン)”によって精神を封じ込められてしまった…

いやー、シーズン1の時と同様に、また少しずつ色んなメンバーの運命が交錯し始めましたね!
コピーキャット少女やニキと逢うスレシュのシーンではゾクゾクしっぱなしでした…スレシュおいしいなあw

しかしニキはどういう事なんだろう?…ジェシカとして犯した罪の重さに耐えられなくて、”組織”に逃げ込んでるってことみたいですが、それでマイカを手放すというのが、どうも不自然な気がしてなりません

ヒロは一体何をしているのやら…演出も、何だか凄く投げやりっぽく感じられるのは気のせいでしょうか(汗)

ピーターは自分の正体を掴みはしましたが、相変わらず記憶は戻らないようで…能力を暴走がちにしか使えないみたいな設定が歯がゆいですけど、面白いです
どうやら”組織”とは別に、ピーターを利用しようとしている別の勢力が存在するみたいですが、こちらもナカナカ外道な連中のようですな

”悪夢の男”の正体はパークマンの父親自身でしたが、こいつがモリーのずっと恐れていた”最悪の敵”…?
確かに、これまで登場していた幻覚能力なんかとは桁違いに悪質な能力っぽいですが(解除できるのはパークマンのみ?)…あ、この親父も写真にマークをつけられていたワケだから、ラスボスがまだ他にいるのは確かか

あと気になったのは、(こんな凄い能力を持っているのに)どうしてネイサンらが部屋に踏み込んで来た時にライフルなんかで対応しようとしていたかですが…悪夢の能力を発動させるには、何か条件が必要だったりするんでしょうか

そしてその悪夢の表現も、また面白いモノになってましたね
”悪夢”というだけあって、本人が一番恐怖している内容(警官のパークマンは牢屋で、ネイサンは弟の爆発を阻止できなかったニューヨーク)が、不条理感たっぷりの演出で表現されているのは素晴らしかったですね…ネイサンの、例の血まみれの幻影がピーターを死なせた自分自身の姿そのものだったり、パークマンの別れた奥さんの赤ん坊はやっぱりパークマンの子供だったり、色々と明かされた設定が興味深かったりもしました

 

第06話「境界線」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ピーターを匿っていた男が謎の能力者に殺されてしまったことで、自らの失った過去から逃げることをやめたピーターだったが…

キター!
遂に、シーズン2におけるクライマックスの一端が明かされましたな!…やはり、こういう展開は一気にテンションが上がります!!!

ピーターが(おそらくヒロの能力を使って)辿り着いた先は、2008年6月14日に全住民に退避命令が出されて無人の街と化していたニューヨークでした…何が問題となって、その退避命令が出たのかは不明のままですが、”半年先のニューヨークで起こる何か”というのがシーズン2の本筋となるみたいですね

現状だと、パークマン・ネイサン組が本筋と密接に関わってそうなカンジですが、スレシュ・ニキ組もここに加わりそうですかね?…”アダム・モンロー”という人物が何らかの鍵を握っているようですが…
ちなみにピーターはまだ能力が不完全なので、(ヒロと同様に)時の彼方で別行動で調査を続けるという流れになるのかな

コピーキャットの少女は、”組織”の活動内容が変化しつつあることを象徴してるみたいですが、あの注射が説明通りの機能を持たせられる予定ならば、どうやら能力者を(利用するのではなくて)絶滅させるように方針転換したっぽい…?
ニキがまるで洗脳されたみたいな態度でいることにも関わってそうですが、ボブとやらの真意がよくわからんので、まだ様子を見るしかなさそうです

ベネットは、”組織”を抜けてはいるものの、家族を守る為にはいくらでも冷酷になれるっていうキャラが素晴らしいですね…もうちょっと、”組織”の変容については問いただしても良かったんじゃないかと思いましたが、全てが見つかったアイザックの絵ともども、どうハナシが転んでいくのか楽しみです

クレアと空飛ぶボーイフレンドは、ハッキリ言って調子に乗ってますなw
酔っぱらいの戯言で済まされた…と見せかけて、これから、リーダーの座を追われた彼女の陰湿な復讐が始まるのに期待w

第一話の冒頭、シーズン2のダイジェスト映像でのサイラーの、”彼女は最高のおもちゃだ”というセリフがついに本編内に出てきてましたね…能力が戻ろうと戻るまいと、サイラーはサイラーであり続けるみたいですが、ちょっとまだムリがあるかな…?
姉弟の姉の方を悪の道に順調に引き摺り込んでいる手腕はお見事なんですがw

そして他のメンバーのエピソードと比べてクオリティが格段に低い印象の日本パートですが、もう、いい加減イライラする展開ばかりで、見るのが苦痛な程でした(汗)…でも、ハナシが大きく動いたかと思えば、もうヒロがケンセイとして過去に残るとしか思えない展開になって来ました(アイザックの絵によれば、ケンセイを倒す流れになるみたいですし(苦笑))

うーむ…ヒロは現代のキャラとサッパリ絡まないのがとにかく面白くないので、早く何とかしてもらいたいんですけどねえ…

 

第07話「ウィルス」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ケイトリン共々、2008年の未来へと飛んでしまったピーターは、無人の街と化していたニューヨークを彷徨うことに…

なにぃいい!…アダム・モンローの正体はお前だったのか-!!
ぶっちゃけ、早く終わってくれないかなとひたすら願ってた日本編が(汗)、ここに来てようやく意味のあるモノになりましたな!!!

果たしてアダムがケンセイと同一人物なのか、その子孫なのかはまだ現時点では不明ですが、もし同じ人間だとしたら、実はこいつの能力はクレアみたいな再生能力どころではなくて、”不老不死”だったという事でしょうか?
アダムはどうやら、”組織”の創設者でもあるみたいなので、不老不死説が有力…?

いやー、このどんでん返しは素晴らしかったです!

今回はナイトメア・マンとの戦いなんかも非常に鬼気迫るモノがあったんですが、そんな印象はすっかり吹き飛んでしまいましたねえ…(汗)

それにしてもあんなひょうきん者みたいなキャラがラスボスとは…マイアミに雪を降らせたとか、津波とかまで起こせる能力ってどんだけ凄まじいんだ(汗)…でもそれらが言葉通りだとすると、アダムはピーターやサイラーみたいに他人の能力を吸収しまくったりも出来るんでしょうか?
…まあ、例えそこまでの強さでは無いにしても、アヘン(麻薬)を使うと超能力を使えなくなる知識とか、地味な部分も恐ろしそうな相手ですな

そういえばシーズン1のリンダーマンも、非常に悪役らしからぬ風貌で驚かされましたが、今回のキャラクター造形もお見事です…もう、あれ程つまらなかった日本編が、今では物凄く輝いて見えます!(←現金すぎるだろw)

そして未来へと飛ばされていたピーターですが、置いてきぼりのケイトリンが可哀想すぎます…(汗)
まあ、ひょっとしたら(本来は)シャンティ・ウィルスのアウトブレイクで死ぬハズだったのを、これで彼女は回避出来たということなのかもしれませんが…ただ、このドラマの世界観だと、未来の世界が現代とどう繋がっているのか、パラレルな世界なのかどうかが曖昧なので、ちょっと不安ですな…
あとペトレリ母さんが意外な活躍をしたのも良かったです…オレとしては、この母さんも何かの能力者だという可能性を捨てきれずにいたんですが、どうやらヒロの親父さんみたいに能力者では無いっぽいですね

最後に例のウィルスの被害ですが、人類の93%が死滅って無茶苦茶ですねえ…
2007年3月に最初の症例が確認されたって、あれ?…作中の”現在”って何年に設定されてるんでしたっけ?
…オレとしては何となく、2007年の終わりくらいだと思ってたんですが…”2008年が来年”というのは、前回ピーターのセリフでありましたから、今は2007年の初頭あたりってことなのかな

とにかく、いよいよ本格的に物語が動き始めて来たので、シーズン1のラストで認識が止まっちゃってたwヒロも、早くアメリカに来るんだ!

 

第08話「4ヶ月前」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ピーターが自らの肉体が爆発するのを抑えきれず、ネイサンが弟の身体を抱えて空高く舞い上がったあの日、あの空で何が起こっていたのか?
四ヶ月前に話はさかのぼる…

DLが死んだ本当の理由、ニキの態度がおかしかった理由、ネイサンがあの爆発の中で生きていられた理由、そしてピーターの記憶が失われた理由が遂に明かされました

やっぱりDLはあのリンダーマンに撃たれた傷で死んだワケでは無かったのか…そして、ニキが”組織”に対して従順にならざるを得なかった事情(ジーナという第三の人格の出現)は、確かに仕方ないものでしたね…
ただ、ボブの意図がやっぱりよくわからんです…どうしてニキだけは特別扱いみたいなんですかね?

電撃女の方も組織の一員だったみたいで、どうも能力者への処遇が一定していない感が拭えませんが…

ネイサンはピーターと共に死ぬつもりだったのに、ピーターが最後の最後で突き飛ばしたと…
何も事情を知らないネイサンがああいう態度でいたことにも一応納得が行きましたが、組織がピーターを監禁していた理由がイマイチ不明なので(どうして秘密のままだったのかとか)、ちょっと釈然としないカンジではあります
ネイサンといえば、ペトレリ母さんが嫁に離婚をそそのかしていたようにしか見えませんでしたが、あれは意地悪なのか、(介護の苦労を案じた)優しさだったのかがイマイチ判別がつかなかったですね(汗)

そしてアダム=ケンセイ(400歳)ということで、同一人物でしたか
ピーターには再生能力だけしか見せていませんが、他に何も能力は無いってことなんですかね?…でもそうだとすると、驚異的な再生能力ってだけで、”組織”がこれほど恐れる驚異となるもんでしょうか?
ただ、確かに再生能力しか無いのであれば、ヒロの父親を殺したあのやり方(自分もろとも飛び降り)っていうのも解らんではないですが…
あとモリーの恐れていた真の敵っていうのはどうなったんでしょ?…驚異の正体は、パークマンの親父だったってことであの話題はおしまいだったのかな…?

しかし、南米の姉弟の過去は凄まじかったですね
何十人…いや、下手したら百人以上を殺してるんじゃないかと思いますが(汗)、こんなんじゃ現在、姉弟の隣に座っている殺人鬼もちょっと霞んでしまう程ですな

さて、400年前にヒロに裏切られたことで、アダムがどのような野望を抱くようになったのか…果たして、”世界を救う”とはどういう事なのか?
ピーターのニヤリ笑いが非常に気になりますが…オレもシーズン1が終わった時に何となく予想してたりはしますけど、まさか本当にピーターが皆の敵になったり…?(汗)

 

 

第09話「父の教え」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

クレアの父親のベネットが、かつて自分を誘拐した相手であることを知ったウェストはクレアを避けるようになるが…

こりゃ、クレアの血は反則ですな…他人へのベホマどころか、ザオリクの効果まであるとは…

うーむ、今回のエピソードは”父→子”への影響をテーマにしている物語の構造としては面白かったんですが、やはり日本部分の脚本の微妙さが足を引っ張りまくりなのが残念でした
結局、ヒロが父親を助けることを諦めた直接のきっかけは何だったのか、二回見直してみても未だによくわかりません…っていうか、言ってることの大半が意味不明っていうのが何ともはや(汗)

でもどの道、過去に死んだ人は救えないっていうのがヒロの能力の限界というか、このドラマの不文律には変わりないと思うので、物語としては破綻しているわけでは無いのが救いですかね…

電撃女がボブの娘だというのは意外でした…(記憶を消されていただけで)実の父親にずっと酷い扱いをされていた事にショックを受けているみたいですが、いずれ寝返るフラグでしょうか

スレシュはもう、ヘタレ具合が救いようのないレベルにまで到達してしまいましたね…
血液が血清になるという、唯一のアドバンテージも失ってしまいましたし、もうこの人このドラマに要らないんじゃないでしょうか?w

それにしてもパークマンの能力は非常にヤバい事になってますな(まるでギアス能力ですw)
前にも相手を自分の言いなりにさせる能力者が登場していましたが、テレパシー能力が加わってる分、遙かに強力で、ある意味よっぽど悪質です…今はまだ警察官としての正義感とかが勝っているようですが、いつ暴走してしまってもおかしくない能力ですよねえ(汗)
このまま能力が進化していって、”ナイトメア”の能力も使えるようになるのは時間の問題でしょうし、ひょっとしてパークマンこそが最大の驚異になりかねない存在なんじゃないかと、目が離せなくなって来ました

そしてアダムの能力はやはり再生能力だけのようです…いつの間にか不老不死と化していて、しかもその血液がどんな負傷でも治癒するどころか、(クレアの血と同様に)死んだ人間すら生き返らせるとなると、その価値たるやとんでもないってのは理解出来ます
でもやっぱり、ペトレリ母があれだけ”驚異”として恐れるのには、まだ材料が足りないというカンジですが…

アイザックの絵ですが、これでもう全部消化しちゃったんでしょうか?
終わってしまえば、何だかハッタリばかりで大したことのない予言ばかりだった気がするのは気のせい…?(汗)

 

第10話「陰謀」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

未来に置き去りにしてしまったケイトリンを救い出そうとするピーターだったが、未だ能力を自在に操れないでいた…

うは!いきなりヒロvsピーターの最強対決ですか!
ケンセイとピーターが製紙工場に乗り込んだ途端に時が止まった演出には燃えましたねえ!!

…ヒロはずっと他のどのヒーローとも接触が無くて、ここまでひたすら(視聴者的に)フラストレーションを溜めに溜めて来た分、最高のクライマックスが用意されていましたな…いやー、対決の行方がメチャメチャ楽しみです!!!

そしてシーズン2そのものも、いよいよクライマックス(残り一話)ということで、ハナシが大きく動きました

マイカとコピーキャットの姉ちゃんは、あまり本筋には絡んで無さそうな流れですが、救助に向かうニキが”組織”に監視されてたりしそうなので、その辺りで巻き込まれたりするんでしょうか…?

クレアの血によって生き返ったベネットですが、スレシュはどこに監禁してるんでしょ?
”組織”に死んだと思わせる為に家族には秘密にしているんだと思いますが、ベネットをどうしたいのか目的がまるで見えないのが気になります

クレアは自らの不死の能力を世間にブチ撒けると息巻いていますが…こういった類のドラマでは、それは間違いなく死亡フラグだからやめといた方がw
(不死の能力者といえども、頭を丸ごと吹き飛ばせば死ぬ、ということが今回明かされてしまいましたしね…(汗))

ヒロとピーターの対決を別格とすると、やはり一番シビれたのはサイラーです
能力を全て失ってるのに、この存在感はただ事ではありません…頭のキレ、誘惑スキル、そして一切の躊躇が無い実行力はまさに”悪魔”クラスですな(汗)
ただ、この呪いのねーちゃんを騙して利用しているっていう状況がやはり弱点ですかね…スレシュに会っちゃったらもう誤魔化せないでしょうし、どうするつもりなんだろう…

まあそれはともかく、”サイラーのターン!”…的な時計のカチカチ鳴る効果音が回を追うごとに憎たらしくなってる演出は、流石としかいいようがありませんw
一応、ケンセイの方もウィルス学者を陥れたりする手腕は地味に見事なんですが、サイラーのこれまでの実績(汗)の積み重ねには叶わないというカンジです

それにしても(記憶を取り戻した)ピーターはもっと、自らの意志でケンセイの野望に従順になってるのかと予想してましたが…どうやらケンセイは長く生き続けたことで”人間”そのものに絶望しているようなので、この思想は流石にピーターも相容れるカンジではないですな(汗)
ヒロと冷静に話すことさえ出来れば、ピーターの誤解もあっさり解けそうですが、まさかこのまま一気に取り返しのつかない事態になるんでしょうか…?( ̄△ ̄;)

さあ、どうなるんだ!シーズン2最終話ッ!!

 

第11話「パンドラの箱」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

スレシュ博士の家に現れたサイラーは、自らの能力を復活させる方法を問い詰めるが…

いやー、シーズン2が終わっちゃいましたね…
やはりちょっと打ち切りENDっぽいというか、バタバタとまとめたカンジなのは(脚本家ストという外的要因のせいですから)仕方ないんでしょうけど…(汗)

電撃娘が”組織”を裏切ったり、ケンセイが”人類滅ぶべし”という野望(いや、絶望と言うべきか…)を抱くに至る過程なんかは、本来ならもっとじっくり描写する用意があったんでしょうね(←そういや、マイアミに雪を降らせたとかあの辺りの伏線も放置?)
…そのケンセイのオチは酷いモノでしたけどw、結局、不死であること以外に何ら見せ場を作れなかったことで、現代に再登場してからもずっと小者感が拭えなかったのが残念でした
一応、今後の展開次第で復活もあり得るカンジではありますが(モリーなら簡単に位置を割り出せる)、復活させたとしてもあまり面白みが見出せそうにないんですよねえ(゜ヘ゜)

ケンセイのキャラがイマイチだった原因の大半は日本編のつまらなさにあった気もしますが(汗)、破滅主義者の心理というのは非常に興味深いテーマなので、将来的に、また別の能力者とかででもリベンジしてもらいたいです

最終話の一番の盛り上がりは何といっても、ピーターvsヒロ、ピーターvsパークマン、ピーターvsネイサンの三番勝負でしたが、派手さは無いものの、どれも非常に見ごたえのある勝負でした
ピーターvsヒロは、シチュエーション的に憎み合ってるとかではない(お互いに傷つけ合うことが本心ではない)ので、互いに決定打を欠くというカンジでしたが…このシーンを見ていて、いよいよシーズン3ではピーターがダークサイドに落ちて、本格的な”敵”になったりする展開も考えられるかな、と感じました

ヒロの時間を止める能力にしてもそうですけど、ピーターはパークマンの読心→強制命令の能力をも相殺出来ちゃうのは、ハッキリ言って卑怯だと思いましたw…やっぱりコイツは”仮想サイラー”みたいなカンジで敵に回すと面白すぎますなw

ネイサンは…
いい説得でした…・゜・(ノД`;)・゜・

結局、クレアが”能力者の秘密を暴露する~”と息巻いていた死亡フラグはそのまま父親であるネイサンの方にスライドしてしまったワケですが(涙)、あのヒットマンは(組織に復帰した)ベネットに見えませんでしたか(゜ペ)???
…何度見返してみてもハッキリしないんですが、もし、そうだとしたらあまりにも皮肉な展開ですよね…orz

クレアの血による死者の復活には時間制限とかがあるんでしょうか?…どんな死者でも蘇らせる事が出来るのなら、物語としては完全に破綻しちゃいますからそれは無いとしても、テレビ中継までされたネイサン(実の父親)の死に対してなら、クレアが何もしようとしないハズがありませんし…この辺りはシーズン3で判明しますかね

そしてどうやらニキの方も死亡してしまったみたいですが、残念ながら、本筋にはほとんど絡まなかったのであまり印象が残ってません…スレシュとコンビを組む、とかいう展開になった時はもうちょっと活躍するのかなと思いましたが(←そういや、ケンセイの漢字が背中にあったりした伏線も放置か…)
あのコピーキャットの姉さんについても、もっとガンガン肉体的なアクションをさせるような展開にしないと勿体無いと思います…かといってそんなに重要な能力というわけでも無いので、シーズン3では真っ先にサイラーに能力を奪われたりしそうですけど(汗)

最後にサイラーについてですが…
こうしてシーズン2を終えてみると、サイラーをラスボスとして復活させる為にあったかのようなシーズンでした

気になったんですが、例の、能力を封じ込める効果のあるウィルスが、いつ死んでしまうかわからない時限爆弾みたいなシロモノだという事を、サイラー自身が最後まで知らずに済んでしまったのは、スタッフの意図通りだったのかどうか…
勝手な推測ですが、サイラーは能力を使えないってだけではなくて、徐々に体調も悪くなっていく中で、スレシュに治療法を寄越せと迫るのが本来の流れだったんじゃないですかね?…まあ、今となってはどうでもいいことですが

さて、現状では2009年予定となっているシーズン3ですが、とりあえずサイラーが全ての鍵を握っているカンジなのかな…
能力を取り戻したサイラーが新たに、どんな野望を抱くかですが…まずはクレアか、モリーの能力を奪いに来るのが定石でしょうか

出来ればアイザックの予知能力を駆使しまくったりして、とんでもなく緻密な世界支配計画とかを立てた上で、ヒーロー達に挑戦してくれるような展開を期待したいと思います!w

 

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[海外ドラマ] デッドゾーンS5#56-67

2008-08-16 | 海外ドラマ

デッドゾーン S2#24-32

デッドゾーン S3#33-44

デッドゾーン S4#45-55

 

いやー、スカパーでは昨年の12月にシーズン5の放送が始まっていたんですが、当時はイロイロと忙しくしてたらすっかりスルーしちゃってまして…
先日から始まったリピート放送で、ようやく見る事が出来るようになったんですが、シーズン4のラストからもう一年近く経ってるんですな(汗)

何か、内容をイロイロと忘れてしまってる気がします…orz

第56話「禁断の果実」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ミランダとスティルソン議員の政略結婚の日が近づき、ジョニーは何とかして彼女を救い出そうとするが…

そうか、ジョニーはまだ彼女の結婚を阻止しようとあがいてたのか…
結局、彼女は救えなかったワケですが、ちょっと(オレ自身の)このドラマに対するモチベーションを取り戻すのに時間がかかってしまって(汗)、イマイチ入り込めないまま悲劇を迎えてしまったのは残念でした

一番気になったのは、”組織が証拠を残しているワケが無い”とかってジョニーが早々に諦めてた箇所なんですが、蛇の毒ならちゃんと検出されると思いますが…?
物凄く微量ということで検出は無理ってことなのかな…

しかし、スティルソンはもう完全に悪の道に入り込んで(復帰して?)しまいましたね…ミランダが裏切ったと思う前から、既に言ってる事とやってる事の乖離が酷い事になってて、ラスボスとしてはここしばらく大人しくなっちゃってたイメージがこれでようやく覆されたんじゃないでしょうか
…でもどちらかと言うと、背後にいるジャヌスの組織の悪辣さがより際立っているカンジなので、スティルソンの小物感というか、キャラが相対的に弱いままになっちゃってるのは、ちょっと気になる所ですね

そしてラストのパーディ牧師が持ってきた追悼文にショックを受けている様子がイマイチよくわからなかったんですが…あれはジャヌスが持ってきたモノで、書いたのはスティルソンだというのはジャヌスの言ったままが事実なんですよね?
となると、ミランダが死ぬ前に、既に(ミランダの)追悼文をスティルソンが書いていたことにパーディはショックを受けたってことで、スティルソンが極悪人であることをパーディは知ったと…そしてパーディにその事実をバラすことで、ジャヌスに何か得があるということなのかな?(共犯関係の確認?)

しかも、その事実をジョニーが知ることに更に何か裏の目的がある…?

このドラマでは、唐突に(細かい説明無しに)終わってしまうエピソードというのが珍しくありませんが、今回はちょっと疑問が残る終わり方でしたな

 

第57話「デッドゾーン的クリスマス」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

クリスマスの日に不意に訪れたアレックスの姿に喜ぶジョニーだったが、街にいたサンタの格好をした記憶喪失の男と奇妙な関わりを持ってしまって…

おお!シーズン4#47で登場した、ジョニーと同じヴィジョン能力者のアレックスが再び登場しました!
同じ能力者とは言っても、ジョニーとは正反対に楽天的な性格のアレックスなので、基本的にコミカルな雰囲気が珍しいカンジでしたねw

そして、この二人はお互いに同じヴィジョンを共有できるので、ハナシが早い早いw

ただ今回は、”記憶喪失の人間が相手だと(本人に触れても)ヴィジョンが見えない”ってのと、”(三兄弟の)母親の幽霊”という、これまでとは異質な設定が出てきていたのがちょっと気になりました…今回限りの特殊事情と見るべきなのかもしれませんが、特に後者は、霊媒師みたいなレッテルを貼られかねない危険な設定ですな(汗)

みんなの優しさが不思議な運命を導いて、”聖夜の奇跡”が演出されたワケですが、正体が役者だったサンタのヴィジョンが、何故かカメラや撮影スタッフが見えなかったりしたのはちょっとご都合主義でしたね…まあでも、たまにはこういう幸せなエピソードがあるのも悪くなかったですw

あと今回は一人だけ、オチ扱いだったwブルースですが、劇中のジョニーのセリフで、”Where's the Iron Chef?”(料理の鉄人はどこに行った?)というセリフがあったのが面白かったです…”日本から輸出された「料理の鉄人」がアメリカのケーブルテレビで大人気”、というニュースを読んだことがありますが、こうやって当たり前のようにセリフに出てきてると、まさに実感しますねえw

 

第58話「独立記念日」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

車の運転席でブルースが死亡してしまうヴィジョンを視たジョニーは、絶対にブルースを運転席には座らせないようにするが…

うげ…アメリカの渋滞ってこんなんなのか(汗)
まあ、今回は”国民的な祝日”ということに加えて、凶悪犯の脱走という背景があるということで特例なんでしょうけど…
気になったんですが、結局脱走犯が見つからないままに交通規制が解除されたのはどうしてなんだろう(汗)

親友のブルースといえども、ジョニーが自分の過去を不用意に覗く行為には耐えられなかったんですなw…って、笑い事ではありませんよねえ
ジョニーからしてみれば覗こうとしているのではなくて、不可抗力でしかないんですが、それでもやっぱり気持ちのいいものじゃないですな

今回のトリックとしては、パトカーが脱走犯に襲われたヴィジョンが未来なのか過去なのか不明だったのがミソでしたが…ヴィジョンの中のジョニーが主観と客観を使い分けて(?)いたり、腹部を酷く負傷しているハズの脱走犯が(まだ正体が明かされてない段階では)機敏に動き回ってたりするのが、ちょっと卑怯な演出でしたね(汗)

最終的には、渋滞中の人々の人間模様をちょっといいハナシ風にまとめていたのが、アメリカ人にとっての”独立記念日”っていうのを象徴しているカンジで面白かったです

 

第59話「パニック」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

向かいの家に住む親子が襲撃され、息子の方をジョニーは匿うのだが、すぐに殺し屋たちの手が伸びる…

これは「パニックルーム」というか…殺し屋達がちょっと間抜けだったりしたので、むしろ「ホームアローン」でしょうかw
完全防音、強化ガラス、セーフルーム(地下室)といったセキュリティが普通に存在しててもおかしくない、アメリカの住宅事情ならではのエピソードでした

メインの篭城戦と並行してジョニーの祖父と父親の第二次大戦中のエピソードがヴィジョンとして描写されてましたが、あの日本人親子を助ける云々~ってのは、アメリカの視聴者にとってはどんなカンジなんですかね?
このドラマシリーズには日本人の脚本家(SHINTARO SHIMOSAWA氏)も参加していたりしますが、あの頃の在米邦人が結構迫害されてたって事実は、一般のアメリカ人にとってはタブーだったりしないのかな(汗)
…シンドラーがユダヤ人を助けた、くらいの感覚だったりするんでしょうか

あと目撃証人となった息子をヴィジョンでJJと同一視したり、過去の祖父と父親(少年時代)との関係を重ねてたりしたようですが、ちょっとテーマとしてはボヤけてしまってましたかね…?
ラストで、普通に祖父と父がジョニー達を見守っていたのはちょっと面白い絵でしたがw、”子を思う父親の気持ち”ってのがヴィジョンとなって現れて、それが現代のジョニー(とウォルト)にもちゃんと伝わってるって解釈でいいのかな

 

第60話「聖戦は近い」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ヘリテージ教会の説教会に参加していたジョニーは、説教の内容とはまるで正反対の、人種差別主義者による殺害シーンのヴィジョンを視るが、果たしてこの場にいる何者が犯人なのか…

残虐なゲームばかりやってる若者が不穏当なチャットをしているシーンで始まり、ラストもそれで締めたわけですが、だからといって単純に”こういったゲームのせい~”みたいな単純なオチではありませんでしたね
諸悪の根源が、実は”いい子でありたい”、”(世間の目を気にせずに)堂々と愛を貫きたい”、”戒律を守りたい”といった、若者の純粋な行動だったりしたのが哀し過ぎました…(-_-;

しかし、人種問題、同性愛、宗教とよくもまあ、こんなにヘビーなネタを詰め込んだものです…テレビドラマとはとても思えません(汗)

気になったのは、例の父親が極右主義者から”寛容の精神”を主張するまでに至る変節ぶりが、果たして真意だったのかどうかですが…
例えどちらだとしても、この悲劇の本質は変わらないってのがまたツラいですな

そしてかなり久しぶりに登場した記者のデーナですが、何だかさよならを告げる為だけに出てきたのが可哀想でした…このドラマも次のシーズン6で終わりということのようですし、登場人物の整理をしてるんでしょうか

いよいよ終わりが見えてきたということで、そういった部分もちょっと寂しいですな

 

第61話「内通者」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ヘリテージ教会の主宰する展示会には、キリスト教において極めて重要な遺物の展示も行われていたが、そこでジョニーは理不尽なヴィジョンを視てしまう…

おお、ついにジョニーが歴史に介入するというか、歴史的遺物をヴィジョンで透視しようとするエピソードが出てきちゃいましたね…しかも単なる考古学的なアプローチならまだしも、キリスト教の聖遺物が相手となるとヤバすぎです(汗)
(少なくとも劇中では)ジョニーの”解釈”はビジュアル化される”(歴史の)真相”に他ならないワケで、ドラマの制作者側としても、これはデリケートな題材だったでしょうに…

でもまあ、その辺りは上手くスルーしたというか、ジョニーが”視ない”ことに意義があるという流れに持っていったのは流石だと思いました…ジョニー自身は、イロイロあって無信仰に近い状態にありますが、もし信心深いキャラだったら、ヴィジョン能力を使って調べてみたい誘惑には勝てなかったかもしれませんねw
今回みたいな、”過去の事実と現代の信仰は別次元”という考え方は、聖書とかのヤバい記述を華麗にスルーする為の常套句ではあるんですが、フリーダムな日本ならまだしも、欧米では「ダヴィンチ・コード」の仮説くらいで大騒ぎですからねえ…まさにシャレにならない題材なんですな(汗)

しかし、パーディ牧師は愛すべき愚か者というか、ダメ人間っぷりが凄いw

こんなに弱い人間で、宗教団体のトップとかやってていいのかと思いましたが、これほど弱い人間だからってのもあるんでしょうかね…でも、こんなんだからこそジャヌスの組織にもいいように利用されているってのは間違いなく事実ですな(汗)

 

第62話「ロト・フィーバー」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

突然、自宅に押しかけて銃を突きつけてきた男に、”(宝くじに当たったことで)メチャメチャになった人生を返せ!”と、理不尽な要求をされて面食らうジョニーだったが…

ジョニーの”ダメ男救済作戦”の第二弾ですなw

本来なら(多少の不満はありつつも)平凡な人生を送っていたハズなのに、濡れ手で粟な大金を手に入れてしまったことで、何もかもが狂ってしまう~というのはよくあるハナシではありますが…こーいう身勝手なダメ男は、自分にも確実にあるダメな部分を延々と見せ付けられるようで見ててツラいものです(汗)

何事にも責任転嫁しかしない完璧なダメ人間である今回の主人公と、やさしい妻と娘、勤勉実直を絵に描いたような父親というキャラ配置によって、人生の示唆に富んだ寓話エピソードにはなってましたけど…(適当すぎるオチも含めて)ちょっとこういうのは好きになれないなあ…

あとジョニーの行動として、ポーカーに勝てない展開は問題ないとしても、普通に泥棒はしちゃってたのも微妙でした(汗)

 

第63話「シンメトリー」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

行方不明となった女性の行方を探すことを頼まれたジョニーだったが、不可解なヴィジョンが連続して視えてしまう現象にジョニーは混乱する…

いやー、今回は非常に複雑な展開でしたねえ

これまでもジョニーがヴィジョン能力を発揮する際に、当事者の主観と同一化する現象は度々発生していましたが、今回は脳へのダメージによってそのヴィジョンが暴走(4人分のヴィジョンがループ)してしまうという珍しい状況でした

エピソードの8割以上がヴィジョン内での描写ということで、時系列と場所は飛びまくり、ジョニーは絶えず別人の立場となっていて、ブルースの姿を借りて具現化したジョニーの深層心理を相棒として事件を追いかける…という、説明するだけでも何だかこんがらがって来てしまいますな(汗)

形式としては自問自答ということになるんでしょうか…ジョニーが普段意識すらしていないような本音とかが見え隠れしつつ、本人が知り得ない情報についてはてんで役立たずなブルースのキャラクターが非常に面白かったですねえw
斬新な推理法というか、これまでに無い”名探偵像”みたいなのを提示していたのも良かったです…と、ここまで書いた所でふと思い出したんですが、オレが大好きな西澤保彦の作品で「人格転移の殺人」という、犯人や被害者や第三者の意識が次々と入れ替わっていく不思議なSFミステリーがあったのを思い出しました!

オレとしては、ミステリー作家の中でも西澤保彦ほど奇天烈な発想をする人は他にいないだろうと確信していたんですが…世界は広いですねえ…こんな似たような発想をするクリエイターが海の向こうにも存在していたとはw

ところでラストでJJから貰ったナイフがジョニーを救ったことについて、”シンメトリーだ~”みたいに語っていましたが…これは、ジョニーの父の持ち物が息子のJJを介して助けてくれた構図のことを言ってるんですかね
今回ヴィジョンに巻き込まれた4人のそれぞれの立場を正反対の方向からジョニーが体験したことと、自らの深層心理が具現化したブルースのキャラを指しているんだと思いましたが…

そしてもう一点、ジョニーが再び昏睡状態に陥るかも~みたいな危機が描かれていたのも印象的でしたね
これはジョニーにとっての根源的な恐怖にダイレクトに繋がっているので、視聴者としても本気でハラハラしてしまう要素ですし、サラの心情が察するに余りある様子だったのがまた切なかったですな(´_`。)

 

第64話「火の渦」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

大規模な爆発事件に関する公聴会へ、重要な証人としてジョニーの出席を要請したのはかのスティルソン議員だった…

カルト教団ってのは厄介ですな…劇中でも触れられてますが、アメリカではカルト絡みで何十人も一気に死んでしまう事件が実際に起こってますからねえ(汗)
建国以来、世界最強の国家たらんとして常に内外に膨大な敵を作り続けることで、国民の誰もが脅威に晒されることを選んだアメリカという国の闇の部分ですな…まあ、平和と言われてるこの日本でもカルトは活況を呈してるのが実情ですけどね…orz

耐え難い悲劇に遭遇した人の心の弱みにつけこんだり、薬物を使って洗脳したり(劇中では特に触れられてませんでしたが、身内への侵食やら財産の搾取やらもやってるんでしょうね)…人間ってのが本質的に脆い存在だと言われればそれまでですが、ホント、カルト宗教には反吐が出ますヾ(`Д´)ノ

そしてそのカルトへの脅威というか一般人の嫌悪感を、巧妙にジョニーへのレッテル貼りへと利用したスティルソンですが…その効果の程は次回以降への布石でしょうか

しかし、今回のジョニーとブルースの行動も軽率としか思えませんでしたね…あの女の子を何としても救いたいっていうのは伝わって来ましたが、いきなり懐に飛び込むってのは危険過ぎましたな
実際、ブルースが薬物を投与されて都合よく利用されかけましたし、あそこでもしジョニーも投与されてたら何もかも終わりだったわけです(汗)

それにしてもあの女の子は、そんなにカワイイとかではないんですが、物凄く印象的な顔立ちとか表情をしてましたね…いつか有名な女優さんになるのかも?

 

第65話「暴かれた真実」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ジョニーの母親の名を冠した図書館がヘリテージ教会によってオープンした日、牧師であるパーディに存在するハズのない娘を名乗る女性が現れて…

久しぶりに、SHINTARO SHIMOSAWA氏が脚本にクレジットされたエピソードの登場です

”ダメ人間パーディ牧師物語・完結編”というカンジでしょうかw…スティルソンやジャヌスにつけこまれたり、ジョニーの資産を横領したり、信仰の道から外れかけたり、ジョニーの母親を殺した嫌疑をかけられたりと、そのダメっぷりを書き連ねていくと枚挙に暇がないパーディ牧師ですがw、ついに彼の過去と共に、彼の犯した最大の過ちが明かされました

…ていうかこんな過去じゃ、聖書を売り歩いてたスティルソンの過去なんかよりも、よっぽど悪質なのでは?(汗)
”悔い改めた結果、今は真っ当な宗教家をやっております”然としていますけど、その割にあまりにも俗っぽさが抜けなさ過ぎです…今回も、この期に及んでジョニー達の行動を探偵に見張らせたりしてましたし…w

いやー、ジョニーも”とても人間らしくて、それは僕らも同じなんじゃないか?”みたいなフォローを入れてましたが、ちょっと苦しかったですねえw
もうオレはほぼ笑いながら見てる状態だったので、クライマックスで大量に降り注ぐ穀物の山に彼が埋もれる姿も、もはやギャグにしか見えませんでしたが…これはスタッフの意図とは明らかに違う見方をしてしまったと、大いに反省しておりますw

あー、でもこれでパーディ牧師にまつわるエピソードも打ち止めですかね…それはそれでちょっと寂しいかもw

 

第66話「心の闇」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ある日サラとJJが行方不明となり、サラの残していたメモに触れたジョニーは、彼女がどこかの家に監禁されているヴィジョンを視る…

おっと、二回連続でSHINTARO SHIMOSAWA氏が脚本を手がけてる…と思ったら、”コレクター”という女性を収集する殺人鬼が登場したシーズン4#46の続編でしたか!(…#46もSHIMOSAWA氏の脚本でした)

サラを誘拐したリンダは最初から誰かを殺すつもりは全く無くて、とにかく”自分を殺してくれる”相手を挑発し続けたということでいいんですかね?
愛しの”コレクター”の仇を取ろうという気持ちは全く無かったと?…でもそうすると、サラにあのカッコをさせたのは何の意味があったのやら…
てっきり、リンダと誤認させて警察に射殺でもさせるのかと思ったんですが…”ジョニーに殺させようとしてたのに、それは無理だとわかった~”みたいな事も言ってたので、本来はジョニーに見せる為の格好だった…?

ちょっとその辺りが曖昧ですが、単に自殺したかったのならこんなに回りくどい手段は取らないでしょうし、やっぱり当てつけくらいの気持ちはあったのかもしれませんな

”コレクター”の後継者、テープレコーダーによる指示といった要素がちょっと「SAW」っぽいなと感じましたが、(犯人側の)動機や行動の面ではイマイチ整合性が取れてるカンジではなかったのが残念でした

そして前回がパーディ牧師についての総まとめとするなら、今回はサラについての総まとめといった内容でした
サラの真意はジョニーには伝わりましたけど、それはそれとして、もう完全にウォルトと人生を共にする事を決意したようで、ジョニーはしょんぼりするしかありませんでしたね…(ノ_・、)

でも言葉は悪いかもしれませんが、これでジョニーはこのドラマのラストでどんなエンディングを迎えようと、後顧の憂いはなくなったと見ていい状態にはなったワケですな…うーむ、それも切ないなあ…

 

第67話「ハンティング・パーティー」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

海賊放送によって副大統領を攻撃していた男は、謎の殺し屋によって命を狙われていた…

シーズン5完結!
いやー、結局シーズン5はほぼ2週間で一気に制覇しちゃったんですが、とても充実していた反面、かなり急かされたカンジでじっくり楽しめた感覚では無かったのはちょっと残念でした…でも、シーズン6に早く追いつきたかったから仕方ないか(汗)

来る最終シーズンに向けて、前回までのエピソードでジョニーの身辺整理はついたということで、いよいよ政治的な色合いが濃くなって来ましたな
かのJFK暗殺犯とされるオズワルド容疑者が、政治的に仕立て上げられたという説は未だに根強いですが、今回のエピソードはその背景事情がどういう性質のモノなのか、アメリカ人ではないオレみたいな視聴者にも解りやすくしてくれたエピソードでした…自宅にいきなり無料のコンピューターが~、自宅にいきなり高性能ライフルが~、等のあり得なさ過ぎる展開はちょっと微妙でしたがw

そしてアメリカの政治経済を影で支配している軍産複合体、っていうのも定番ネタでしたね…ジャヌスの”組織”の実情が明らかになって来たのはいいんですが、やっぱりあくまで、”謎の組織”みたいな状態の方が夢があって良かったかなぁ…(汗)

まあそういった部分は仕方ないとして、組織がジョニーのヴィジョン能力を逆手に取っているような描写が気になりましたが、ジョニー自身にも能力のコントロールは難しいハズなのに、なんでこうも都合よく利用できるんでしょうか?
…何か設定があるのかな

さて、”組織”の後押しでスティルソンが一気に副大統領候補へと登りつめたことで、いよいよ”本番の幕”が開き始めました…どのような最終シーズンになるのか、早速、既に録画してる分から見始めたいと思います!

 

デッドゾーン S6#68-80

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[海外ドラマ] プリズンブレイク S3#01-13

2008-07-04 | 海外ドラマ

プリズンブレイク S1#14-22

プリズンブレイク S2#1-13

プリズンブレイク S2#14-22

プリズンブレイク S3#1-13

 

 

およそ、10ヶ月ぶりの「プリズンブレイク」です!

その天才的な頭脳を駆使し、無実の罪で死刑になろうとしていた兄と共に刑務所からの脱獄を画策したシーズン1
刑務所からの脱出には成功したものの、脱獄犯としてアメリカ中を逃走せざるを得なくなったシーズン2

そしてシーズン2のラストで、兄の無実を証明することに成功したと思いきや、逃亡先のパナマで不当に拘束されてしまった衝撃のエンディングを迎えたわけですが、ようやく、謎の施設”SONA”の正体が明らかに…!

第01話「ようこそジャングルへ」~レンタルDVD(Vol.01)にて観賞

~謎の刑務所SONAとは、ありとあらゆる国籍の凶悪犯罪者が最終的に流れ着く場所と言われ、かつて施設内で発生した暴動をきっかけに、パナマ政府が内部の管理を完全に放棄(=囚人任せ)してしまっていた
外界から隔絶し、完全な無法地帯と化していたSONAで、マイケル、マホーン、べリック、ティーバッグたちは生き延びることが出来るのか…

ん~?
いくつか伏線みたいなのが張られているのは判りますし、まだまだ全貌が見えてこないのは当たり前なんでしょうけど…ぶっちゃけ、一話目の段階ではあまり面白くありませんね(汗)

何ていうか、SONAという施設の成り立ちやら、敵の行動やらがイマイチ納得が行かないのが問題なような…

誰かを脱獄させたい、というのは理由としてわからんでもないですが、ここまでしてマイケルを巻き込もうとしている意図がまるで見えてこないのが気になってしまいます…アメリカの領事館による、マイケルの移送手続きなんかを無効にする力を持ってるくらいなら、あんな低レベルの刑務所から誰かを出すのに、ワザワザ脱獄という手段を取らせる必要はないでしょうし…(それに、そこまでの重要な人物なら特殊部隊でも送り込んだ方がよほど早い)

まあ、この辺りのフォローは今後の展開を待つことにします

お馴染みのキャラたちの中では、悲惨なベリックや、何だかんだでいい相棒となりそうなマホーンとのやり取りについては緊張感があっていいですね…身包みはがされたベリックはあまりにも可哀相な状態ですがw、元看守とかの素性がバレたからこんな扱いなんですかね…?
だとすると、元FBIのマホーンなんかも、身バレするのがかなりの恐怖なんじゃないでしょうか(汗)

そういえば、サラの死体云々のエピソードは結局、あれだけのことだったんですかね?…人違いってだけ?
サラが”組織”の人質になってるのが事実なら(何故か携帯の映像にはLJしかまともに映ってるシーンがありませんでしたが、あれは女優さんのスケジュールの都合かな)何の関係もなさそうですが、あまり意味のないハッタリ展開はやめてほしいなあ…

 

第02話「第三の男」~レンタルDVD(Vol.01)にて観賞

~サラとLJを”組織”に人質に取られたことで、謎の男ウィスパーと共にSONAを脱獄することを余儀なくされたマイケルだったが…

むむむ…?
ちょっと展開が強引過ぎて何だかなあ…

何が悪いかって、刑務所内で起こる事件とかが致命的に魅力的じゃありません(汗)
シーズン3からの新キャラに、誰一人魅力のある人物がいないっていうのが一番の問題ですが、”水を巡る混乱→マイケルが解決”といった流れに関しても、何の下準備も出来てないハズのマイケルの強引な活躍は、見てるこちらとしても白けてしまいます(…この辺りはシーズン2の方でもある程度、構造的に抱えていた欠点ですね)

…そもそもあの爆発で、なんで水が出るようになったんだろう?
下水道でウィスラーを探してるシーンで、マイケルはパイプに水が通っていることを確認したみたいですが、それならあんな爆発なんか起こさんでも、他に方法はありそうなもんですし…うーむ、一体何がしたいのやら

それと、刑務所内に他の実力者はいないんですかねえ?…こんな統率力のカケラも無いような小物しかいないんなら、あっという間にティーバッグあたりに支配権を奪われてしまうのではないかと…それならそれで面白そうですけどw(大穴でベリックがのし上がったりしたらもっと面白いかもw)

まあ、でも舞台が刑務所なので、後からいくらでも囚人が追加できる設定なのはおいしいですな…追加といえば、スクレも加わりそうな流れですけど、マリクルースを諦めるくだりもちょっと微妙でした
こんな展開じゃ、シーズン2で死に物狂いで頑張ってたスクレは一体何だったのかと…orz

…百歩譲って、バス停での一件からマリクルースとは会わない方がいいとスクレが判断したのを良しとしても、このまま(リンカーンに言われるままに)SONAに入ろうとするのなら、流石にそれは頭が悪すぎますな(汗)

脚本で上手いこと処理してくれることを祈るばかりです…

そして刑務所の構造が単純過ぎる点もちょっと心配です
マイケルが頭脳を駆使するようなギミックの余地がほとんど無くて、とりあえず”監視の兵士をどうにかする~”くらいしか脱獄する際の障害にならなさそうなのが気になりますな(汗)

あと最後に、非常に細かい部分ですが…冒頭でマイケルが水をコップに入れてもらうシーンで、水を入れられたシーンとその直後の水を一口飲むシーンでは明らかに水の分量が違ってますねw
この後のシーンで、ベリックと水の取引をする為の修正なのかもしれませんが…初見の段階から、あからさまに水の量が違うので思わず映像を巻き戻して確認しちゃいましたよw

 

第03話「望みなき者」~レンタルDVD(Vol.02)にて観賞

~殺されそうになっていたウィスラーを助けることには成功したマイケルだったが、依然、SONAを脱獄する方法については何も見出せないでいた…

引っ張りまくってるラストの箱は、まさか「セブン」オチですかね?
…見せしめに、サラかLJの指とかが入ってそうな雰囲気ですな(汗)

そのサラですが、サラ役の女優さんが顔を出さないままで、ひたすら声だけの出演なのが気になりますが…ギャラで揉めてたりしてるんでしょうか

それにしても黒幕の行動がショボすぎるような…何であんな身近で、あんなに小規模で監禁してるんだろう?…リンカーンがまさかの頭脳労働wを担当しているので、(演出上の都合で)あまり高度な駆け引きは出来ないってことなのかな(苦笑)
どうも”組織”のイメージが、シーズン1や2ででアメリカ政府を背後で操っていた頃とはまるで違いすぎてるのが気になりますが、ひょっとして別組織だったりするんですかね…それとも、シーズン2のラストで告発されたことで、組織としての力がガタガタになっちゃったのかな

SONAの内部では、ウィスラーのキャラがイマイチ不明なままなのが気になりますけど、ヤクが切れかけたマホーン、必死に居場所を探してるベリックw、うまくボスに取り入ってるティーバッグがそれぞれ今後の波乱を予感させてますね

それとちょっと気になったんですが、マイケルが携帯電話を使おうとしてティーバッグを脅すシーンですが、”パナマ人は信心深いから、お前みたいに子供をレイプして殺したような奴はヒドイ目にあうぞ~”って…この刑務所は世界中のどこの刑務所よりも凶悪犯が入ってるんじゃなかったでしたっけ?

どうも、この刑務所の設定が一定してないカンジがしちゃうなあ…

 

第04話「フェンス」~レンタルDVD(Vol.02)にて観賞

~サラとLJの居場所をつきとめたことで、”組織”の怒りを買ったリンカーンは、とある箱を送りつけられるが…

おお!スクレを一体どうやって関与させるのかと思えば、こう使って来ますか!
…冷静に考えると、刑務所と契約する職員に犯罪者が就くってのはかなり無理がある気がしますが(汗)、まあ、そのくらいは”組織”がバックアップしてるのだろうと解釈しました(あと、”高圧電流=高温”なんですかね?よくわかりませんが…)

しかしそんなスクレの活躍よりも、前回のラストの箱ですが、マジで「セブン」ネタだったとは…!
ひでぇ!

確かに、シーズン2でも”組織”がリンカーンの元恋人の弁護士をあっさり殺したりしてましたが、シーズン1~2にかけてあれだけ頑張ってたサラを殺しちゃうとはなあ…しかも、リンカーンはLJを助けるエゴの為に(サラの死を)マイケルには内緒にせざるを得ない、っていうのがまたツラすぎる…
久しぶりに”そういえばこういうドラマだった…orz”という、「プリズンブレイク」の恐ろしさを見せ付けるかのようなエピソードでしたね

そして今回はもう一つ、まさかのヘイワイヤーの再登場(ヤクが切れた幻覚としてですが)にもゾクゾクしました!
冒頭の回想シーンでどうしてヘイワイヤーの死亡シーンが出てきたのかと思えば、非常にうまい使い方をしますねえ…ヘイワイヤー好きなんで嬉しかったですw

ヤクを手に入れたマホーンは、これでまたキレ者として復活するってことなんでしょうか

電気工事の作業と見せかけて何か仕掛けを施したり(結局、穴を掘った時の妙な動きは単なるカモフラージュってだけ?)、マホーンやティーバッグが本領を発揮し始めたり、以前のシーズンを髣髴とさせる展開が入ってると否応無く燃えてきますな!

 

第05話「作戦開始」~レンタルDVD(Vol.03)にて観賞

~脱獄計画が頭の中で形作られて来たらしいマイケルは、1週間という期限が残り2日と迫る中で少しずつ準備を進める…

ちょwwあんなコップの捨て方する奴がいるのかwww…っていうのはさておき、マホーンがそのキレ者ぶりを遺憾なく発揮し始めたのは面白いですな
ようやく、シーズン2で散々苦しめられたあの頭脳がマイケルの味方になりました(…今後どう転ぶか、わかったものじゃありませんけどw)

既にリミットが翌日に迫る中で、まさか真昼間に脱獄することになるとは意外でしたが、マイケルが塔の見張りを逆に見張ってることがバレた時の緊張感が凄かったですね…一瞬の反射光に反応して、いきなり撃ってきたシーンが最高でした

その騒動の中で女たらしぶりも健在だったティーバッグですが、マホーンに(何の見返りも求めずに)ヤクを与え続けてる真意も気になります…着々と、刑務所内での地位を固めつつあるようですが、脱獄の計画を知った時の反応が楽しみです

ちなみに、新たな囚人が入ってきたことで、ベリックが身包み剥がされた経緯が明らかになりましたが、ホントどうでもいい理由ですなw
そしてコイツは何やら、ウィスラーと面識があるみたいですが…何か妙に態度が堂々としていますし、やたらとウィスラーを気にかけてる挙動がスパイみたいに怪しいのが気になります

 

第06話「3時13分」~レンタルDVD(Vol.03)にて観賞

~脱獄を決行する3時13分まで残り時間はあと僅かだったが、計画にはあまりにも多くの不確定要素が残ってしまっていた…

うはあ…こらまた、とんでもなく絶望的な状況ですな…ギリギリの直前まで予期せぬ障害が発生しまくるのは、如何にも「プリズンブレイク」らしい展開でニヤリとさせられますw
最後の決闘は、中止になってしまったサッカーの試合の代わりということで、マイケルはワザとキレたフリをしているんでしょうけど…どうドサクサに紛れるつもりなんでしょうね

ウィスラーが殺しの容疑者になったり、マホーンが一人だけ勝手に逃げてしまったり(…短い蜜月関係でしたな)、ティーバッグが何か企んでたり…

例の新入りはあっさり殺されてしまいましたが、結局、アイツには”ウィスラーの過去をちょっと知ってる男”以上の役割は無かったんですかね?…だとしたら、思わせぶりにも程があります(汗)
それに、そもそもアイツが何で殺されてしまったのかがよくわかりません…ていうか、犯人は処刑された男じゃないですよね?(もちろんマホーンでもなく)
一体、どういう意味があった展開だったのやら…

そして遂に、サラが既に殺されていることをマイケルが知ってしまいました…上でも書いたように、LJがいるので完全な自暴自棄に陥ることは考えにくいですが、どうもシーズン3が、これまでのシーズン1~2から引っ張ってきた”重み”みたいなのが感じられない内容になってしまってるので、マイケルもそんなにサラに対して思い入れが無いんじゃないか?っていう風にしか感じられません

何とか挽回してくれませんかねえ…

あとLJに対して、”組織”の女兵士が自らの過去の失敗談を語って聞かせるシーンがありましたが、これはやっぱり死亡フラグ…?

 

第07話「オオカミ少年」~レンタルDVD(Vol.04)にて観賞

予期せぬ障害によって決行は不可能かと思われた脱獄計画だったが、マイケルはウィスラーと決闘するフリをすることで何とかスキを作ろうとする…

決闘がフェイクだったことは予想通りでしたが、まさか脱獄が失敗しちゃうとは…でも確かに、今回の脱獄計画ではティーバッグやベリックが完全に蚊帳の外だったので、このまま成功してたら(ドラマ的に)非常に中途半端な展開になってましたな(汗)

脱獄しようとした犯人が誰なのかという、看守の追求が弱かった気がしましたが、まあ、ここは囚人たちのリーダーであるルチェロを陥れることで満足したということでしょうか
そうしてマイケルと行動を共にすることになったルチェロですが、”もっと統率力のあるボスを選ぶべきだったか?~”というセリフは、ルチェロをヘタレにした設定が最初から伏線だったことを表しているんでしょうけど、それと引き換えにキャラクターとしての魅力が全然無いのは問題ですよねえ…

外では何とかしてLJを取り戻そうと奮闘するリンカーン(とスクレ)ですが、相変わらず敵の行動が微妙です
細かい部分でプロっぽい行動もあるんですけど、やはり、”マイケル達に脱獄計画を任せようとする”前提そのものの不自然さが隠せないというカンジですね

そしてSONAの外に出たマホーンですが、これも”組織”の罠で、マホーンは消されるものだとばかり思ってたんですが、そうでも無さそうですな

最後でベリックが何だかいいヤツになったり、実はウィスラーが”組織”と共謀してることが判明したり、また改めて練り直すことになりそうなマイケルの脱獄計画が、波乱に満ちたモノになるのは間違い無さそうです

 

第08話「強行突破」~レンタルDVD(Vol.04)にて観賞

マイケルの脱獄計画が失敗したことを受けて、”組織”は強硬手段に打って出ようとする…

なんじゃこの展開!マイケルはこのままSONAとは違う刑務所へ送られる…?
シーズン3のこれまでの展開を全て無かったことにする(汗)、とんでもない展開ですな!

そして例の”組織”の幹部らしい老人が遂にシーズン3で初めて登場したと思ったら、いきなり強行突入とは…!

…ていうか、コレがやれるんなら最初からやれっていうハナシですよ(苦笑)…そしてこんな無茶が出来るくらいなら、監視員なんか皆殺しにするのに何の問題も無いでしょうに…
どうもこの組織のやりたい事というか、実態の表現がちぐはぐしっぱなしなので、イライラしてしまいます(汗)

でもこれであのスーザンという女工作員も、この不始末で消されてしまうこと確定でしょうね…

SONAを出た後の展開の為か、ウィスラーのキャラクターをどんどん悪いイメージにしようとしているカンジですが、コイツは最初に登場した時のヘタレなイメージをずっと引きずっているのが問題ですな…大使館で目撃された、身分詐称してる、等の伏線から予想すると正体はイギリス情報部のスパイとか?(…ヘタレな007w)
あとウィスラーといえば外で頑張ってる恋人にも、何かウラはあるんですかね?…ただ単に、”惚れているから~”みたいにしては、ちょっと献身的すぎるだろうと疑ってしまいます(女たらしという点だけは、007と同等だったりしてw)

司法取引の為の公聴会に召喚されたマホーンですが、支離滅裂でダメでしたね…結局SONAへと逆戻りすることになってしまいましたが、マホーン役の人がヤク中で苦しむ表現が、地味ながら今回一番の見所だったかもしれませんw
ただ、(何も語らないことが)”組織”の設定を視聴者にバラすワケにはいかない制作事情の方が優先されちゃってるように見えたのは残念でした…

さて、マイケルがいない状態で「プリズンブレイク」がどうやって進行するのか、次が猛烈に気になりますが…
マホーンも戻ってきますし、これまでのSONA内部の伏線を丸ごと放り出すってことも流石に無いでしょうから(汗)、今度はパナマ政府のスパイとして再潜入するとか…?

 

第09話「籠のトリ」~レンタルDVD(Vol.05)にて観賞

SONAの新たな指揮官は不正を許さない性格で、度重なる脱獄騒動の背後に何があるのかをマイケルに詰問する…

何だ、マイケルはあっさり戻ってきちゃいましたね…懲罰箱の拷問は、あまり悲惨なカンジがしなかったのはシーン描写が短かったからでしょうか
そもそも、何であの指揮官が殺されちゃったのに(”組織”についての自白は真実だったのに)、マイケルらはSONAに逆戻りされるんだろう?…よくわからん理屈です

そしてあっさりと言えば、女工作員のスーザン(本名はモーガン?)も普通に現場に残っていますが…てっきり、(前回の)作戦を失敗した責で消されてるものだとばかり思ってました(汗)
リンカーンを(マイケルとの仲介役として)利用する事に拘泥してるばかりに簡単にパナマ司直の手に落ちましたし、過去の失敗といい、実は殺しのスキル以外は無能な人だったり…?

…”組織”も、深刻な人材難って事なんですかねえ┐( ̄ヘ ̄)┌

ウィスラーは”拷問を恐れて口を割った~”というのが芝居だった事が明かされましたが、もし拷問すら受け慣れているようなら、やっぱり正体はスパイ説が有力なんでしょうか

ティーバッグはマホーンを手なずけようとしてただけか…
ヤクを断とうとしているマホーンから、今度は一躍ヒーローwになったベリックを利用しようとするみたいですが、それは悪手だぞティーバッグ…そいつはヘタレだw

 

第10話「裏切り者に死を」~レンタルDVD(Vol.05)にて観賞

パナマ司直の手によって”組織”を追い詰める試みが失敗し、SONAへと逆戻りさせられたマイケルたちだったが…

なんか今回のラストは、これまでの中で一番ショボい”引き”でしたね…ウィスラーの正体が何者かとか、別にどうでもいいような(汗)

で、どうやらシーズン3はあと2巻分(3話)で終了らしくて、これは例の脚本家ストの影響なのか、単に不人気による打ち切りなのかどっちなんでしょ?(汗)…不人気だとしても、仕方ないかなあとしか考えられないかε-(ーдー)

限定空間の中でひたすら練りこまれた展開だったシーズン1や、ちょっと大雑把ながらスケールの大きさやキャラの魅力が強烈に感じられたシーズン2に比べて、3はあまりにも適当で行き当たりばったりな展開が目に余ってましたからねえ…
そしてSONAという舞台のショボさ、"組織"のショボさに引っ張られて、レギュラーキャラの魅力も全体的に地盤沈下を起こすという最悪のマイナススパイラル構造に陥ってしまったのはイタかったです

まだ残り3話あるので結論を出すには早すぎるかもしれませんが、シーズン2で終わらせときゃ良かったのに…と思わずにはいられません(汗)

そんなワケで、造反したサミーやらの脇役の整理も順調に進み(苦笑)、後はもうグダグダな幕引きを待つばかりとなってるカンジですが…いつの間にか愛すべき”ドジっ子キャラ”になっているベリックwのその後や、底なしのお人好しぶりを発揮してるスクレがヒドい目に遭うんじゃないかってことだけが心配ですw

 

第11話「七人の夜」~レンタルDVD(Vol.06)にて観賞

脱獄の決行を翌日に控え、緩衝地帯へと続くトンネルを掘る作業が急ピッチで進められていたが…

またもや予期せぬ障害によって、結局、絶対に避けるべきだったハズの夜の脱獄決行となってしまいました…前回までのグダグダぶりは酷いモノでしたが、やはり脱獄シーンとなると否が応でも盛り上がりますな!

”30秒だ!行け!”という物凄いシーンで次回へ続くとなったわけですが、発電機が切り替わるまでの30秒で穴から這い出て、フェンスの穴を潜って、SONAの敷地外まで走り抜ける?…しかもゾロゾロと何人も連れ立って?
そんなことは不可能だろうとしか思えなくて、なんだか、マイケルがヤケになってるようにしか見えないのが憎い演出ですw

それとマイケルのセリフで、”もう決断することに疲れた…脱獄自体、もうどうでもいい気分だ…”みたいなのがありましたが、これは「プリズンブレイク」というドラマそのものを終わらせたいっていう(脚本家の?)願いにしか聞こえなくて、何だか微妙な気分でした(汗)

脱獄直前の囚人達のそれぞれの思惑も面白かったです
前に、痛い目を見ているティーバッグは何とか出し抜こうと必死ですし、ウィスラーは相変わらず真意が不明(ちょっとだけマイケルに命を預けた風?)、マホーンもとりあえずヤクの後遺症は大丈夫そうですが、マイケルのことを恨んでそうですし…

マホーンと言えば、ベリックの”オレも一緒に住んでいいか?”みたいな弱音を聞いて何ともいえない表情をするシーンが爆笑モノでしたねw…ここは「プリズンブレイク」全体の中でも、一番の名シーンだったかもしれませんwww

スクレが捕まったのはどういう事なんだろう?…これは”組織”が身代わりにでっちあげた身分が、まんま犯罪者の個人情報を流用してたってことですかね?
だとしたら何たる手抜き…やる気無さ過ぎにも程があります(…こんな無理のある設定を採用した番組スタッフも何だかなあ(怒))

それにしてもスーザン一味は何がしたいのやら…もう決行直前なのに、なんでアホなちょっかいを出し続けてるんでしょ…?
ここまで来たらもう脱獄計画を見守ることしか出来ないだろうに…シーズン3はホント、細かい部分で引っかかるような展開が多くてイライラさせられるなあ…

あと、SONAの中でずっとチョロチョロしていたバスケ小僧が土壇場になって脱獄に参加することになりましたが…コイツは、(肝心な時に必ず失敗をやらかす)トゥイーナーと同じ匂いがしますぜ(汗)

 

第12話「天国と地獄」~レンタルDVD(Vol.06)にて観賞

リンカーンが外部からSONAの電力を停止させたが、脱出の猶予は30秒しかなかった…

最後のウィスラーは何だあれ?…足を怪我したっていうこと自体がウソだったってこと?
…となると、”自分を置いて逃げろ!”とか叫んでた段階から芝居だったワケで、ワザワザ発信機入りのストップウォッチを大事に持っていたり、やっぱりスーザンの元に逃げたんでしょうか…?

でもそのストップウォッチの発信機で、マイケル達が海の真ん中で延々と止まっている状況というのもスーザンは掴んでたハズですよねえ…一体、ウィスラーをどうしたいのかがサッパリわかりません(汗)

SONAにハナシを戻して、30秒の壁を一体どうするのやらと思ってたんですが、この展開を狙って、ティーバッグとかを出し抜くままにさせてたんですな…ティーバッグらを一緒に脱獄させたことをマイケルはずっと後悔してましたから、ついに満願成就というカンジなんでしょうねw
…でもマイケル達が逃げる段になって、監視の目が刑務所内に集中するかどうかなんて、単なる賭けでしかなかったような(…沖合いでご都合主義的に助かっちゃった展開も不満でしたが)
マイケルの策士ぶりが久しぶりに炸裂したのは痛快でしたが、やっぱりちょっと強引な展開なのは否めませんでしたな

あと中庭であっという間に自白してしまったベリックのヘタレっぷりは、もはや芸術的なレベルでしたw

そして遂にマイケル達の一味であることがバレてしまったスクレですが…あ~あ、可哀相に…orz
(正体を知ってる)ティーバッグとのニアミス演出はメチャメチャ面白かったですけどねw

さて、いよいよシーズン3も次回で完結!…終盤に来て、だいぶグダグダ感が改善されて来た気もするので、とりあえずどういうto be continued~になるのか期待したいと思います

 

第13話「駆引きの行方」~レンタルDVD(Vol.07)にて観賞

スーザンとの人質交換を目前にしてウィスラーもマホーンも逃亡してしまい、打つ手なしと途方に暮れるマイケルとリンカーンだったが…

うーむ…結局、ウィスラーの正体は曖昧なままでシーズン3が終わってしまいましたね…”組織”の人間であることは間違いないようですが、どうも立場がよくわかりません
マホーンを”組織”の仲間に引き入れてる手際からして、それなりの実力者みたいですが…ひょっとしてSONAでのゴタゴタ(つまりシーズン3)自体、実はマイケルを(仲間に引き入れるか)品定めする為に最初から仕組まれてた~みたいに解釈することも出来なくはないかな…?

…いや、それはちょっと無理がありすぎるか(汗)

で、そんなこんなでサラの復讐を誓ったマイケルが、”組織”を追い詰めていくのがシーズン4の骨子ということなんでしょうか?
そうなるとタイトルの「プリズンブレイク」ってのが意味不明になっちゃいそうですが…SONAに取り残されているのはティーバッグ、スクレ、ベリックの三人なので、スクレを何とか助け出す~くらいの展開はありそうですな
そしてまんまとSONAの支配者におさまったティーバッグも、例の本が重要なアイテムっぽいカンジですが、どうもその重要性がピンと来ません(汗)…まさかまた皆でSONAに入りなおすとは流石に考えにくいですし、一体どうするんでしょうね?

あと一人だけ、何だか能天気な結末を迎えたバスケ小僧ですが、あの展開はちょっとヒドかったです…あれだけ、脱獄囚となることが地獄云々~ってな説明があったのにも関わらず、何でこんなのほほんとしたオチが許されてるのか…
(シーズン2で)自力で無罪放免を勝ち取ったシーノートの足元にも及ばないエピソードでした「(´へ`;

とりあえずシーズン3も見終わったし、もうネタバレも怖くないなと、今アメリカの方の公式サイトを見てみたんですが、ちょうど今週の月曜からシーズン4が始まってるようで、youtubeなんかにもその予告映像がアップされてました

…えぇ!?○○○と○○○が一緒に行動してる!?しかも○○○が出てきてる!?…うへー、こりゃ想像もしてませんでした(汗)
とりあえずマイケルが(というより番組スタッフが)改めて戦略を練り直す余裕が出来たということで、どうやらシーズン3のグダグダ感とは違う、とんでもない展開がシーズン4では待ち受けているようです…いやー、俄然楽しみになって来ました!

 

プリズンブレイク S4#1-11

プリズンブレイク S4#12-22

ファイナルブレイク

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