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[海外ドラマ] LOST S6#104-121

2010-07-19 | 海外ドラマ

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第104話「LA X」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

全ての因果律を覆すべく、ファラデーの仮説に基づいて水爆を起爆させたジャックたちだったが…

いよいよ日本でも放送が始まった最終シーズンですが、また不思議な二部構成になってましたね
これまではどちらかが過去と未来といった構成になってましたが、今回はパラレルワールドになってるということなんでしょうか

オーシャニック815便の墜落が起こらなかった(島も海底に沈んでしまってる)世界と、従来通りの歴史を辿ったと思われる世界と、両方の世界のジャックたちが並行して語られていたワケですが、”あの墜落さえなければ皆が幸せになる”と信じていたハズだったのに、何とも微妙な面持ちでロスの空港に到着してしまったのがやるせなかったですな…

明確に幸せを享受してそうなのはヒューゴくらいで(島のエネルギーに左右されてないということで、ヒューゴは不幸になってないんですよね?あの”自分は強運なんだ”っていうセリフは強がりとかではなくて……なんかソーヤーに狙われてそうなカンジもちょっとだけありましたけどw)、半身不随のロック、ヤク中のチャーリー、殺人犯のケイト、あと幸せそうに見えても実際は死の病に侵されてるアーサー夫婦あたりはどう考えても島に行っていた方がマシな人生だったのは確実でしたよね…

何故かデズモンドが乗りあわせてたり、逆にクレアがいなかったりしましたが、815便を降りた時点で彼ら同士の接点は完全に無くなってそうですし、次回からは墜落しなかった方のパラレルワールドについてが語られることは無いのかな…?

まあその辺りはともかく、現代(?)に飛ばされたジャック達の方ですが、ド根性を見せたジュリエットが結局死んでしまった展開は微妙でした(汗)
ソーヤーがジャックに対して逆ギレしてるのはともかく、せっかく共に時空を超えさせておいたのに、ジェイコブ(死後)がサイードのことしか言及してなかったのは何だかなあと思いましたねえ……(生きてることで)下手に希望を持たせといて、これは無いだろうと…orz

…と、いつまでも愚痴っていても仕方ないですが、次回はテンプルへと向かってそこで遂に真田広之が登場するようです

果たして今、ジャックたちがいるのが本当に現代なのか、実はサンとかがいる世界とはまた違ったパラレルワールドに飛ばされてたりするのか、ロックの姿を借りた黒煙の正体は何なのか、非常に気になるところです

 

第105話「テンプル」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

死んだジェイコブの指示により、サイードを救うために”テンプル”を目指すジャック達だったが…

サイード、何たる無駄死に……とか思ったら、生き返ったー!!ヽ(^◇^*)/

いやー、せっかくの真田広之だと思ったのに、その正体が怪しい新興宗教の教祖様みたいな小物臭がヒドすぎるキャラだったのには絶望的な気持ちになりましたよ(苦笑)
英語を話したがらない理由も何だか意味不明でしたが(フランス人かよとw)、殴りかかってくるジャックを鮮やかに取り押さえるシーンは見事でしたね

(ところで、真田広之の日本語のセリフで”住人は北へ!”というのが字幕では、”10人は北へ!”というワケのわからん表示になってたのが気になったんですがw……何とか聞き取った所だと、確かに通訳の男の英語のセリフが”Ten men go to the north side !”みたいなカンジなんですよ……これは現場での通訳ミスなのか、吹き替え版では一体どのようになってるんだろう?)

テンプルっていうのは、ベンが娘を避難させようとしていた場所だったことからも、おそらくothersの本拠地であるのは間違いないでしょうが、シーズン1でさらわれた乗客たちがまた出てきたのをジャック達がスルーしてるのが微妙です……まあ、もういちいち考えるのも面倒ってことなのかもしれませんがw

ロックに化けている煙の怪物の正体についてもまだまだ謎のままですが、この島での数々の超常現象をジェイコブとで役割分担していた存在だと考えると何となく隠されていた構図が見えてきたカンジがしますな
”故郷に帰りたいんだ”という切実そうな願いはジュリエットと同様ですし、ジェイコブとずっと対立して来た風なのもベンとウィドモアを彷彿とさせる関係性ですし、おそらくこの島では何十年、何百年と同じようなことを繰り返してきたんでしょうねえ

そして意外にも、パラレルワールドの方も物語が普通に進行していますな
ロックとジャックが仲良くなったり、ケイトが逃亡に成功したり(クレアも出てきましたね)、こちらはこちらでハッピーエンドを目指すというカンジなんでしょうか

そういやコイツは最初はこういうキャラだったな~みたいな懐かしい楽しみ方も出来てますが、このパートは一種のカーテンコールみたいな存在意義だったりもするのかな?……意地悪な捉え方をしてみると、このパラレルワールドで皆が幸せになりさえすれば、”本来の歴史”の方がどれだけ悲惨な(汗)顛末を迎えようと別に構わない~っていうぶっちゃけパートってことなのかもしれませんけどw

 

第106話「彼女の心情」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

othersの秘法によって生き返ったサイードだったが…

ふーむ……クレアが(時系列的に)最後に登場したのって、ロックがジェイコブの小屋に行った時にジャックの父親と一緒にいたんでしたっけ…
あとケイトに対するテレパシーだか何だかで、”アーロンを島に連れて来ちゃダメだ”とか叫んでたかな

このドラマではこれまで何者かが乗客の姿を勝手に借りて、ジャックたちを誘導したり惑わせていたシーンが何度もありましたが、その正体がジェイコブだったのか、今はロックの姿を借りてる黒い煙だったかで、意味がまるで変わってしまいそうですな

あ……よく考えたら、真田広之もジェイコブ側なのか黒い煙の側なのかがイマイチ判然としてませんね……そもそもヒューゴにギターケースを渡したのがジェイコブ本人とは限らないワケですし、何だかもう頭がこんがらがりっぱなしです(苦笑)w

そういや、前回意味不明だと書いた英語を喋らない理由ですが、”通訳を介することで、責任のある立場を全うしやすい”っていうのはちょっと面白い解釈だと思いました……やはり、othersの中でもそれなりに不満が燻っているっていう意味でもあるんでしょうか

一方のパラレルワールドの方ですが、また幸せに一歩近づいたカンジのエピソードでした
この世界のクレアが、果たして例の占い師の言葉を聞いてたりするのかが気になるところです……あとアーロンの名前が出てきた事ですが、これは単なるお遊び要素だったのか、この世界にも”島”の影響が何かしらある~っていう意味なのかちょっと気になってしまいました(汗)

それと815便の乗客たちだけでなくてothersの連中もちょっと絡んできてるのが面白いですね
オレが気づいてない連中も登場してそうですけど、とりあえず今回車の修理工に医者という姿で登場した二人は、何か裏があると見せかけて普通にいい人~っていうパターンを繰り返してましたなw

 

第107話「代理」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ロックの姿を借りた謎の男は、リチャードをどこかへと連れ去るが…

どうにも救いようが無いんじゃないかと思われていたパラレルの方のロックの人生ですが、教員とはナカナカ良さそうな落しどころでしたね……シリーズの初期でサバイバル知識を他の乗客たちにレクチャーしてる様が、かなり性に合ってるっていう風情でしたのでこれは納得の展開です(ヒューゴはいくらなんでもカッコ良すぎだろうと思いましたがw)
同じ職場で、ベンが小言ばかりの教師をやってる~っていうのもまた微笑ましくて良かったですねえw……このエピソードでファイナル・シーズンの方向性がハッキリしたカンジですが、”(本来の歴史では悲惨だけど)パラレルではみんながそれぞれの幸せを掴む”という展開になって行くのは確実みたいですな

…それは同時に、島での結末が考えうる最悪の結末~ってくらいに酷いことになるのがほぼ確定したということでもありそうで、それはそれでやはり複雑な心境ですが(汗)

偽ロックに導かれたソーヤーが、その正体がおかしいと気づいた展開にもグッと来ましたね
おそらくソーヤー自身も、ずっと虚勢を張って島で生きて来たからこそロックの本質を見抜いていたということなんでしょうな

そして遂に、ジェイコブが乗客たちの運命を導いてきた目的が明かされましたが、偽ロックはこの島にある超常的なエネルギーについては一切触れてないので、まだ説明が不十分というカンジです
あの謎の少年についてもそうですが、ジェイコブ側にも何か止むに止まれぬ事情があると見るべきなんでしょう……って、あれ?

ひょっとしたらジェイコブの真の狙いって、ジャックたちが核爆発を起こして(島が海に沈み、皆が幸せになる)パラレルワールドを誕生させた時点で、目的を達していたとかそういうオチなのかな…?

だとしたらこんな切ないハナシも無いな…orz

 

第108話「灯台」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

突如、現れたクレアに助けられたジンだったが、あまりの変貌ぶりに驚きを隠せなかった…

クレアと偽ロックが繋がってるのか……ということはこのクレアも本人じゃない(既に死んでいる?)可能性が高いってことなのかな(汗)
でもアーロンにこだわってる所からすると、どうも本人っぽいですが…

こっちが本物のクレアだとすると、かつてジェイコブの小屋で父親と共に出現したのがジェイコブによる幻ということで、ケイトに対して、”アーロンを島に連れ戻すな”とテレパシーを送ったのもジェイコブだったと……偽ロックとジェイコブは対立してるので、一応スジは通っているカンジですかね
…でも確かあの小屋って、ジェイコブのフォロワー達が燃やしてましたっけ……となるとハナシはまるで逆?(汗)

とにかくジェイコブも偽ロックも、互いに手駒を増やしたがってる~という流れですが、クレアをかつてのルソーみたいな立場に追い込むことがどういう結果に繋がっていくのかがまだ見えてきてませんね……そしてソーヤーはどうなったんだろう

パラレルの方では意外にもジャックに息子がいることが判明しましたが、前に手術した縁で結婚してた嫁さんとの間の子ってことでいいのかな……盲腸の手術痕に戸惑ってるのは、島でジュリエットに手術をされた流れがパラレルにも干渉してるってことっぽいですが、どうやらパラレルの方もただハッピーエンドに向かってるというワケでは無さそうです

 

第109話「日没」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

生き返ったサイードだったが、othersによれば彼は邪悪な存在に染まりつつあるということだった…

うへえ…
なんだかあっという間に、ジェイコブ側の陣営が灰燼に帰してしまいました(汗)

邪魔者がいなくなってこれから偽ロックの真の目的が明かされるんでしょうけど、今回のクライマックスの”してやったり感”だけを見ると、クレアもサイードも完全な悪人面にしか見えませんでしたねえw……これまでの流れだと、ジェイコブと偽ロックが”善”と”悪”のどちらなのかが判別しないように物凄く注意深くシナリオを進行させて来てるカンジですが、仮にジェイコブを”善”と位置づけると、偽ロックの知略ぶりというか、まさに悪魔的な策略に見事に唸らされましたね

パラレルの方はサイードの彼女が兄の嫁になってるという流れでしたが、あれ?
これって、815便に乗るまでの歴史も改変されちゃってるってことなのか……オレの解釈としては、815便が無事にアメリカ本土に到着した時点でパラレルワールドが派生(発生)したのかと思ってたんですが、島が存在しなかった歴史の流れということで今回も傭兵のキーミーがマフィアのボスみたいになってたりもしましたし、ジャックやサイードたちが815便に乗る前の歴史の部分も大きな変更が加わってもおかしくないのか…

じゃあ前回のジャックの息子云々っていうのも、本来の歴史とはまるで違う展開だったってことなんですな

うーむ……意外なところでジンが出てきたのもビックリですし、パラレルの方が進む方向性が全くわからなくなって来ました

あと殺されてしまった真田広之ですが、例の泉の中で殺されたことでまだ復活の目はありそうなカンジですね……それとも、サイードとの激闘シーンが最後の見せ場ってことだったんでしょうか(涙)

 

 

第110話「ライナス博士」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ロックに化けた黒い煙の策略によってテンプルを壊滅させられたジェイコブのフォロワー達は逃避行を続けるしかなかった…

うむ……ウィドモア本人が遂に島に乗り込んでくるという緊迫した流れになって来ましたが、今回は島でもパラレルでもベンが主人公の印象的なエピソードでしたね

ジェイコブを”呪い”とまで表現したリチャードの境遇も明かされつつ、ベンだって自分の人生を何とかしようと頑張ってたんですよねえ…
パラレルの方での”騎士”っぷりこそがベンの人間としての本質だということが明かされて、島での惨劇の数々は偽ロックが狡猾だったということもありますが、やはりロクに事情を説明しようともせずに人々を操ろうとしてたジェイコブの悪質さみたいなのが際立ってしまってる気がしてなりませんけど(汗)

ジャックが文字通り命を賭けて挑んだ、(ダイナマイトの導火線を消した)”運命のパワー”みたいなのがどういった由来なのか、果たしてジェイコブをも背後から操っていた存在みたいなのが改めて登場するのか気になるところです

そういやベンとずっと対立していたウィドモアですが、こいつも偽ロックの配下だったと見ていいんですかね?(要するに島からの脱出の手引きに来た?)

 

第111話「偵察」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

テンプルを壊滅させた偽ロックは、恭順した一行を引き連れて島を脱出しようとするが…

偽ロックとウィドモアは敵対関係なのか

潜水艦が島へとやって来れたのはおそらく、ジェイコブが死んだことで結界が破れた~みたいな事だと思われますが、(ベンとは敵対関係だったとはいえ)ウィドモアも属性としてはothersという立ち位置にいるみたいですね

島を守りたいothersと、島を出たい偽ロック(黒い煙)とが互いに殺し合う程に対立している現状がどうにもちぐはぐな印象が強いんですけど、偽ロックを島に”地縛霊”みたいに縛り付けておくことが島にとって有益になるとかそういう因果関係があるってことなんでしょうか(…以前、ベンが黒い煙を操作していた風な描写もあったので、”地縛霊”というよりは”式神”みたいな表現のほうが適切かもしれませんが)

そんな両者の対立を煽ってるソーヤーですが、なんかもうどうにでもなれ~的なヤケクソな態度にしか見えないのが気になります……偽ロックについて来てる連中の大半が、争いとは無縁な815便の元乗客とかothersの一般人とかなんですしねえ(汗)
潜水艦を奪って逃げよう~とか言ってるのも、偽ロックがあの飛行機を飛ばそうとか言ってることよりは実現性が高いのかもしれませんが、本気の発言とも思えません

一方、パラレルの方のソーヤーは何と警官になっているわけですが、身の上に起こった過去についてはほとんど変わってないっぽいですな
相棒がマイルズということでコンビのやり取りが面白かったですが、マイルズの役者の人は「ソウ」というホラー映画のシリーズ一作目でも刑事役で登場していたので、それを思い出してまたニヤニヤしたりしてましたw(…ちなみにベン役の人も「ソウ」で非常に面白い役をやってました)

ソーヤー達の警察署にはチャーリーも留置されてるみたいですし、ここにケイトが加わって、さてどういう展開になるんでしょうか

 

第112話「長く仕えし者」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ジェイコブに長年騙されていたと絶望したリチャードだったが…

いつまでも若々しいw謎の男リチャードの過去が語られましたが、思えばこのブラックロック号(の残骸)が登場したのって随分と初期の頃だったですよね……あの頃は、なんでこんなジャングルの奥地に?っていうのが不思議でしたが(「スプリガン」ばりにワープでもしたのかな?とかまで思った記憶がw)、石像をもなぎ倒す高波のせいだったんですな

何だか感動のシーンに誤魔化されてしまいましたけど、相変わらず死者の霊(?)が登場する法則みたいなのがよくわからないんですよね……なので、どうしてもジェイコブなり黒い煙なりが恣意的に見せてる幻覚でしか無いんじゃないかっていう疑いの目でしか見られないのがちょっと気になります(汗)
(それにしても今回の冒頭でリチャードの、”もう皆死んでるんだ”というセリフにはドキッとさせられましたねえ……おそらく視聴者の誰もが一度は考えた説ですよねw)

”地獄とか悪意とか邪心とか”~と表現されていた黒い煙の正体ですが、(ジェイコブが自らを決して”神”と表現しないように)相当、言葉を選んでるようなのが面白かったです……要するに、おそらくジェイコブにも明確な定義は出来ないんでしょうな
かつてダーマ教団が、ハッチの中で謎のコード入力作業を延々とやらせていたことがありましたが、ジェイコブがやってる事の本質も実はあれと同様の行為なんだと…

ロクに説明もせずにothersを操ってきたジェイコブひでえ、みたいな感覚が拭えませんでしたけど、こうしてみると結構本質的なことを教えてたんですな(このドラマをずっと見続けてきた視聴者くらいの予備知識がないと意味不明なのも確かですけどw)

そういや島にある近代的な設備にかなり関わっているダーマ教団の、”現在”の活動が描写されることがほとんど皆無だと思いますが(シーズン2で補給物資をパラシュート投下したシーンが唯一?)、最終シーズンになっても一向にフォローされる雰囲気がありませんね
ひょっとしたらウィドモアが背後で操ってるんじゃないかと一時期は思いましたが、ベンとの相克の中で島に戻る術を完全に失ってるカンジでしたからそれは無いでしょうし…
うーむ、このまま最後まで有耶無耶にスルーされてしまうのはイヤだなあ(汗)

 

第113話「パッケージ」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

亡き妻の霊に背中を押され、再びジェイコブのことを信じることにしたリチャードだったが…

ウィドモアの潜水艇にて運ばれていた”パッケージ”の正体とは、デズモンドのことでした
そういやデズモンドは確か、(ファラデー曰く)因果律の外にいる”定数”なんでしたっけ……となると、ひょっとしたらパラレルワールドの記憶をも持ってたりするんでしょうか?

デズモンドはパラレルの方の815便に乗っていた~っていうシーンを最後に登場して無かったと思いますが、正史の方でも随分と姿を見なかった気がしますね(シーズン5では結局一度も登場しなかった?)

ついに正史の方とパラレルの方の物語が本格的に交差し始めるんでしょうか

それにしても今回のパラレルの方のサンは、何ともエロエロなことになってましたなw
ヤバい父親とかの境遇自体は大して変わってない風なのに、一体何がこんなにまで変えてしまったのやら…w

サイードとのニアミス描写がクールでしたが、ジェイコブの後継者たる資格を持つ”クァン”が、ジンのことだと判明した途端にサンが使い捨てみたいに死んじゃいそうなのが酷いと思いました(汗)

 

第114話「目覚めの時」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ウィドモアによって島へと連れ戻されたデズモンドだったが…

おお、遂にパラレルワールドとの干渉が始まりましたねえ

ウィドモアの言によれば、どうやらパラレルが発生したことで元の世界が消滅する危機にあるっぽいですが、いずれジャックたちともども、どちらの世界を望むのか(どちらが消えるのか)ということを選択する局面がやって来そうですね

これで、デズモンドは両方の世界の記憶を持ったまま行き来する存在になったと見ていいのかな?
今回、島に戻ってからのデズモンドは妙に悟りきってしまったような落ち着きを見せていますが、ペニーに対する愛情だけはどちらのデズモンドにも共通しているというカンジなのがカワイイですw

エロイーズも二つの世界を認識してるっぽいですが、どこまで知ってるのか気になりますな……あとどうでもいいことですが、30分間騒音だらけの検査装置っていうのが怖すぎるんですがw

 

第115話「ヒューゴの導き」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

サイードによって偽ロックの元に連れられてきたデズモンドだったが…

いきなり轢き逃げww

この流れだと井戸に落とされた復讐としか見えませんがw、デズモンドの行動は(815便の乗客たちに)”島の記憶”を取り戻させようとしてるみたいなので、おそらくこの事故が記憶の喚起に繋がると確信してるんでしょうけど……いや、それとも(黒い煙に取り憑かれる)ロックの存在自体が不要と判断したってことなんですかね?
ヒューゴとリビーの仲を見届けたシーンは最高にカッコ良かったんですけどねえw

そのリビーの意外な再登場ですが、どちらの世界でも精神病院に入ってるっていうのがその存在を複雑化させてるカンジです
パラレルの方では自主入院と言ってますが、元の世界では旦那が死んだことで本当に狂ってしまったような雰囲気だったと思いますし、まだ何か秘密を抱えてそうですな

ジェイコブのフォロワーだったあの姉ちゃんがいきなり爆死(結局、名前すら憶えられませんでした)したのには驚きましたが、前回、パラレルの方で用済みとばかりにいきなりサンが死にそうになった時のオレと全く同じ感慨をベンが抱いてるのが印象的でした

偽ロックこと黒い煙もたいがいですが、ジェイコブをもあっさりと切り捨てたと思われる”島”そのものが一番ヒドイってことなのか(汗)

 

第116話「合流」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

815便の乗客たちの運命に干渉し始めたデズモンドは、突然ロックをひき殺そうとしたが…

(電磁波の影響で)パラレルワールドやおそらく未来をも見通す力を得たデズモンドの暗躍が続いてますが、ロックをひき殺そうとしたのではなくて、ジャックの手で手術させるのが目的だったんですな……これで下半身麻痺が治るといいですねえ
不老不死とか治癒能力は持ってませんが、デズモンドの行動がジェイコブっぽい役回りなのが面白いですね

今回はハナシとしてはほとんど進みませんでしたが、ようやく集結した”候補者たち”なのにジャック一人だけが離脱したのは意外でした
リーダーとしての資質を諦めたのと、島に対する思い入れみたいなのは別のことだったんですな……まあ、”ジェイコブの後継者”という存在が果たしてどんな意味を持つのかということに対する純粋な疑問っていうのは視聴者も全く同感なので、ジャックには頑張って謎を解いて貰わないとw

あとのけ者にされるクレアが何だか可哀想になるエピソードでもありましたけど、偽ロックのスパイ的な立場にしか見えないのが気になります

 

 

第117話「候補者」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

取引が成立していたハズのウィドモアに囚われたソーヤーたちだったが…

レギュラーキャラが三人もしんでしまうとはなにごとだ!

と、ドラクエ風に言ってみたところで何の慰めにもならない…orz

サンとジンについては、二人が再会した時点でもう死亡フラグみたいな感があったことは否めませんが、まさかサイードまでが(涙)……シーズン1の頃から一番思い入れがあったキャラなのでひたすら残念です(パラレルの方も殺人罪で捕まっちゃって果たしてどうなるのやら)

中東系の登場人物に自爆させた展開っていうのもイロイロと考えさせられますが(汗)、ファイナル・シーズンも折り返し地点を過ぎて、どんどんハナシがまとめに入ってきてるカンジですね

それにしても偽ロックが凄いですな……前にソーヤーに対して、水が弱点~とか匂わせてたのも伏線だったってことか(あとおそらく、ジャックに”島が自分を殺させない~”とか信じこませたのもそう?)

何十年も策を練っていただけあって、(候補者を)”殺す”ことが何らかの制約により出来なくても、何とかして”死なせる”為に立ち回り続ける執念には舌を巻くばかりです

そんな偽ロックを食い止める切り札と言えるのはもはやデズモンドの存在しかないようですが、ジェイコブや島の遺志から外れてる存在が唯一の救い~っていうのも何か壮大な皮肉みたいなのが込められてそうな予感がします

 

第118話「白と黒」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ジェイコブと黒い煙がこの島へとやって来た経緯が明かされる…

ついにジェイコブと偽ロックこと、黒い煙が如何にして現在のような存在になったのかという歴史が明かされました

黒い煙が”なまえのないかいぶつ”として終始、ドラマが進行してる異常さがとにかく見てて気持ち悪かったですが(汗)、理不尽さが際立つ演出としてとても秀逸だったと思います

”島の謎”の本質を探るには更なる過去へと時代が遡る必要がありそうに見えますが、どこまで遡っても無限にこの繰り返し~ってだけな気もしますねえ……まさに理不尽としか形容しようがありませんな

そして今回は輪廻というか全てが延々とループしてるというテーマに相応しく、懐かしのシーズン1の某シーンへと繋がる演出もあってゾクゾクしました

とにかくイロイロと理屈じゃないんだ~っていうスタッフ側の宣言にも思えたエピソードでしたが、さてここから現代の候補者たちがどう動くのか…
”光の洞窟”を果たしてどのように処するのか、楽しみにしたいと思います

 

第119話「すべてはこのために」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

サイード、ジン、サンと仲間を一気に失ったジャックたちに、黒い煙が更なる追い打ちをかけようとする…

おお、いよいよ終結の時が近づいてきてるようです

ジェイコブが完全に消滅する前に、どうしてジャックたちを後継者として選んだのかが明かされましたが、意外とあっさりと説明されちゃいましたね……まあ、でもここまでドラマを見てきた視聴者にとっては、アレ以上の説明は全く要らないっていうのも事実だったと思います

そしてついに”後継者”として確定したジャックは守り人としての記憶(?)と、不老の能力と、治癒能力を獲得したということなのかな……あとこれで、偽ロックを出し抜いたことになる…?

ジェイコブのこれまでの行動からすると、”不死ではない”~という欠陥があるにしても、ほとんど神様に等しい能力を得たも同然ですが、これからソーヤーやケイトたちがジャックを殺そうとする展開になるとはちょっと考えにくいですし、またもや悪の道に転落したベンがジャックを殺せる存在として驚異になったりするんでしょうか

そしてパラレルの方でも一気に物語が動き出していて、デズモンドに導かれた”後継者”たちがどうやらまとめて集められてる…?
島の方のデズモンドを(井戸から)助けたのが果たして誰なのかが明示されてないのが非常に気になりますし、いやー、これは終盤に向けてどう展開するのかさっぱり読めなくてワクワクしますな!

 

第120話「終幕・前編」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ついに”後継者”となったジャックは、黒い煙との最終対決に臨む…

「LOST」もいよいよ最終エピソード(前編)となってしまいましたね……って、いきなり時間が延長になってて録画をちょっとミスってたのに気付いた時は焦りました(汗)

「マトリックス」ばりの雨の対決が始まる所で今回は終りましたが、ジャックは結局、何か超常的な能力を得てる(た)んですかね?
”光”が消えて、偽ロックが治癒能力を失ったみたいにジャックもただの一般人に戻ってるのかもしれませんが、それよりも前のシーンですぐ横にいるケイトの傷を治してあげる素振りも見せませんでしたし、守護者としてどういう存在だったんですかねえ…

デズモンドを助ける為に登場した懐かしの老夫婦(と犬w)の存在はすっかり忘れてましたが、この夫婦も時間跳躍に巻き込まれてナカナカ大変でしたよね……マイルズたち飛行機組は彼らの存在を一切認識してませんが、沈む島と運命を共にさせるのも可哀想すぎますな

そして今回は島での云々より、パラレルの方のドラマが劇的でたまらんかったです

ブーンとか懐かしのメンバーも登場して皆が次々と島での”記憶”を取り戻していく過程は見てるこちらも涙が出そうになりましたが、しかしこれは最終的にどうするつもりなんだろう?
何より、どっちの世界のデズモンドも”この世界を去る”と語ってるのが気になるんですが、どちらの世界も消滅することが前提ってことなんでしょうか…?

デズモンドが”光”に対して(本来は)どういう役割を果たすハズだったのか、何が予定を狂わせたのか、そもそも光とは何だったのか、パラレルの方のジャックの元嫁であるジュリエットは記憶を取り戻すのか(取り戻すとしたら核爆発の瞬間まで思い出す?)、結局ダーマ教団(の現在)は出てくるのか、最終的に皆は”どの世界”に行くのか、(個人的にずっと疑問だった)飛行機の滑走路はどうするつもりなのかw、いやー、最終回が楽しみです!!

 

長かった「LOST」もいよいよ最終回ということで、今回は日曜の初回放送を見ました

第121話「終幕・後編」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

後継者となったジャックと黒い煙は最後の対決に臨むが…

遂に迎えた最終回でしたが、”あー、なるほど”という感覚と、イロイロと放置しちゃって残念、という気持ちがないまぜになってる感覚です(汗)

最終シーズンのパラレル世界の方で次々と元の記憶を取り戻していく登場人物たちを見ていて、果たしてどの段階までの記憶を取り戻しているのかが気になっていたんですが、その回答は”死ぬまでの記憶”ということでした……あのパラレル世界は未来でも過去でもなくて、本来の世界で”人生を全う”した彼らが集った”死後の世界”という位置づけだったんですねえ

チラッと登場したアナ・ルシアみたいに、マイケルとかミスター・エコーとかの他の登場人物たちはいずれ”準備が出来る”ということで今回は描写されなかったワケですが、どうしてもちょっと突き放された感が拭えません…

まあ、この最終回はある意味、”来世で幸せになろう”という皆の願いが叶えられたという描写でもあるんでしょうし、とても純粋にハッピーエンドとは呼べないカンジでしたが、ヒューゴとベンが島でその後を上手くやっていた風に示唆されてたりしたので、皆それぞれの人生を頑張った~という受け止め方でよしとしないといけないんでしょうね

結局、島の光も黒い煙も、その正体については視聴者の想像に委ねるというカタチになってしまいましたが、”時空間をも自在に超越可能な強力なエネルギー”で、そしてそれは、”誰もが少しずつ持っているエネルギー”らしいので、オレがこのドラマを通して感じた結論としては、”他者との幸せを希求する心のエネルギー”という表現になりますか

物事にはオモテとウラの面があって、”幸せ”を感じる心も人それぞれに、明るかったり暗かったりするというのが、”光”と、”黒い煙”という二種類の描写に分かれていたという解釈になるような気がします

そもそも島の存在とは何だったのか?っていうことについてですが、この世界のどこかで、”人知れず世界を救っている存在がいる”(だから感謝する)という考えは、いわゆる”宗教”というものに人類が抱いてる普遍的な感覚を表現してるんだと思いますが、その立場を愛されキャラのヒューゴが担ってると想像すると何だか楽しいですな(*゜▽゜)ノ

ちょっとまだ見終わったばかりなので、感覚の整理がついてない部分が多々有りますけど、最後まで非常に楽しませてもらったのは確かです!

話数が多いのでどうしても躊躇してしまいますが、機会があればまたシーズン1の第一話から見直してみたいですね……おそらく、(ジェイコブが操ってきた運命や、黒い煙の野望について)周到に伏線を張ってるようなシーンも沢山あったでしょうし、最後まで見たからこそ、見直して新たに楽しめる要素も沢山ありそうですよね

いやー、とにかくここまで膨大な人間ドラマを最後まで描ききったJJエイブラムス以下、スタッフや出演者の方々はお疲れさまでした!


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