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[海外ドラマ] ヒーローズ S1#12-23

2007-12-30 | 海外ドラマ

ヒーローズ S1#1-11

 


第12話「神の贈り物」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

未来の核爆発の原因である、”爆発する男”の正体が自分であるという夢を視たピーターだったが…

おや?サイラーは何で捕まったままなんでしょう?
イーデンが自殺してしまった状況から、サイラーが能力を封じられていないってことはクレア父(とその組織)にも伝わってるでしょうに…
まだサイラーの方でわざと捕まり続ける理由があったりするのかもしれませんが、クレア父側が何か危機感みたいなのを抱いてるような描写も無いのが気になりますね

二回目を見直してて気づいたんですが、ピーターの未来の夢の中に出てきたジェームス・キャメロンwみたいな新キャラ(透明人間?)が、ピーターの首を絞めてるシーンもフラッシュバックのように映し出されてますね…これはひょっとして、アイザックの予知能力が発動してるってことなんでしょうか?(そういえば、最初のエピソードの時にやたらと視ていた空を飛ぶ夢ってのもアイザックの影響なのかな)

実はピーターも、サイラーと同様に他人の能力を吸収してる(一時的なコピーではなくて、自分のモノにしてる)ってこともあり得ますかね…?

クレアとザックが、再び一から関係を築きなおそうとする展開はなんかいいですねえ…クレアが寂しさですっかり素直なキャラになっちゃって、ほのぼのと青春してるカンジがしますw
クレアの記憶を消したがらなかったハイチ人の狙いが、まだ明らかになっていないのは気になりますが、こちらは組織とやらの内部の派閥抗争とかが絡んでそうな感じがします

ヒロの超能力の源であるらしい、剣のエピソードが微妙に感じられてならないのは、やはりオレが日本人だからですかね…どうにもピンと来ないタケゾウ・ケンセイ(武蔵・剣聖?)の伝承が、どうしても引っかかっちゃいますな(苦笑)

警官のマットは、能力については奥さんに内緒にしておいた方が…
(一方的に)心が読めるっていう相手と一緒に暮らすのは、どう考えてもツラすぎますし…(汗)
あ、そう考えると、ずっと一緒にいる上にちょっと好意も持ってくれてるFBIのねーちゃんは、”凄くいい理解者”なのかもしれませんねw

それにしても不可解なのはニキの超能力一家です…他のヒーロー達ともほとんど接触せず、一体、何の為にずっと登場し続けてるのかサッパリ解らないですよねえ…

 

第13話「新たなる力」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

自らが破滅をもたらす存在になる未来を何とか回避しようとあがくピーターは、街で出遭った透明になる能力を持った男にすがるのだが…

ヒロの父親キター!…しかもジョージ・タケイ!(ヒロが「スター・トレック」のマニアである設定はこのためか!w)
このドラマではどうやら、超能力と遺伝子に密接に関係がある設定のようなので、ヒロの父親も何らかの能力者である可能性が高そうですが…

そして親といえば、クレアの母親も登場しましたね…こちらは火を制御する能力を持っているようですが(だから爆発事故でも死ななかった?)、あれ?…能力者がこの世界に出現し始めたのってここ数ヶ月のことじゃなかったでしたっけ?

透明人間の男が、これまでに誰かを育成した~みたいな流れもあるようですし、なんか昔から能力者がたくさん存在してたってことになってるような…
あ、そうか…クレア父の組織が昔から存在してるってことは、その流れも必然なのか

親子そろっての能力者というと、ニキとDLとマイカの一家もそうですが、警官のマットに新しく出来た赤ちゃんもそう…?
親子で同じ能力者になるとは限らないようですが、先の展開が楽しみな要素ですな!

 

第14話「邪魔をするもの」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ヒロとアンドウの前に立ちはだかったヒロの父親は、ヒロに日本に帰って元の生活に戻るよう強制しようとするが…

まさかクレアの父がネイサン・ペトレリだったとは!
最近は大人しくなってましたが、そういやかなりプレイボーイな設定でしたっけw…それにしても一体、何歳の時の娘なんだ(汗)

一方、弟のピーター・ペトレリは少しずつダークサイドに堕ちていってますねえ…ちょっとナイーブ過ぎるというか、ぶっちゃけ幼稚なカンジですが(汗)、そんな子供みたいに純真だった彼がやがてラスボスになるのかもっていう展開は面白いですな
また、ピーターもサイラーと同様に複数の能力を使えるのが確定しましたが、これはサイラーの能力も既に吸収済みと考えるべきでしょうか?

ヒロの父親と姉が登場しましたが、二人とも特に能力者というわけではなかったんですな…あまりにもトンチンカンな家族のやり取りはさて置きw、一体何のためにこのシーンがあったのか…
ケンセイ・タケゾウとやらを話して聞かせたっていうことなので、いずれヒロが能力を取り戻して時空を越える時にまた父親が再登場したりするのかな

そして何故か釈放されてしまったニキ…
一体、このドラマはニキ(一家)をどこに持って行きたいんでしょう?…未だに名前だけしか登場してなくて、実像が不明なリンダーマンが出てくれば何かわかるのかもしれませんね

 

第15話「暗殺者」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

解放されたニキはDLやマイカと平穏な生活を取り戻していたかのように見えたが、実はニキの身体を支配しているのはジェシカで…

ジェシカが暗殺者となって、他の能力者たちの前に立ちはだかるというのは燃えますな!
ただ、基本的にジェシカは怪力(と残忍)ってだけなので、今回のマット以外の能力者と戦うにはすこぶる相性が悪そうですが…(汗)
それにしても、あれだけ解放されることを恐れていたのに、ニキが普通に戻ってきたことをDLやマイカは疑問に思ってはいないんですかね?

ヒロとアンドウは何だかよくわからん事態に巻き込まれてますなw
あのねーちゃんはなんでアンドウを連れ去ったんだろう?…そもそも、あの二人を狙って仕掛けたのかどうかもイマイチわかりませんし…

クレア母(義理の方)はラストで可哀想なことになってましたね(汗)…タヒチ人の記憶操作をやり過ぎると副作用があるのか、それとも他に理由があるのか…

そしてサイラーもスレシュ博士と同行するという、思いもしない展開に…
そういや、能力者でサイラーの顔を知ってるのはクレア(とピーター?)だけですもんね…上手いなあ

 

第16話「犠牲」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

原子力のエネルギーを制御できる能力を持ったまま逃走していたテッドの元に現れた女は、彼らを捉えて謎のマーキングを施した”組織”に対する共闘を持ちかけるが…

うわー…今回はシリーズ屈指のとんでもないエピソードでしたな

”犠牲”という不吉なサブタイトルが付いてることで、一体誰が犠牲になるのやらと思いながら見てたら、なんたる悲劇…
ピーターのやさぐれ具合がシモーヌの死によって、どっちに転ぶかがカギですね…正気に戻るのか、さらに暴走する道を選んでしまうのか…

サイラーがあまりにも考えなしなのが気になりました…行く先々で死体が出来たら、いくらお人よしのスレシュ博士でも、おかしいと気づいちゃうでしょう(汗)
死体を隠すなりして、行方不明になったとかにすればしばらくはごまかせるだろうに…

ちなみにサイラーに殺された聴覚の発達した能力者ですが、富樫義博の「ハンター×ハンター」で全く同様の念能力者が出てましたね…心音から、相手の心理状態を見抜いてしまう所までそっくりw
アニメ版とかの「ハンター~」を向こうのスタッフが見たのか、元ネタがまた別に存在してるのか、非常に気になりますw

そしてクレアの一家も、とんでもないことになりました
今回から新たに登場した電波女wこと、ハナに促された原子力男とマットがクレア一家に乗り込んだシーンは震えました…盛り上がって来ましたねえ!

そういやハナといえば、冒頭の初登場シーンのやりとりが面白かったです

字幕では”あたしが連中を見つけるから(あなたは)爆破して”っていう表現でしたが、”Nuke'em”ってことは、”核攻撃してやって”という意味ですなw
…普段、アメリカ人が一般的にこの言葉を使う意味合いとしては、”手ひどくブチのめせ”くらいの意味合いなんでしょうけど、この男の場合はマジで核爆発を起こせるので発言がヤバすぎです(汗)w

 

第17話「本当の家族」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ケイトの家に押し入ったテッドとマットは、能力者を捕らえている目的を明かすようにベネットに迫るが…

謎多き”組織”(Company=会社?)ですが、どうやら前に出てきたヒロの父親が経営している、”ヤマガト社”がその正体のようです(一社だけの存在とは限りませんが…)

前に出てきた時は、能力者たちとは関わりが無さそうなヒロの父でしたが…一体、どういう会社なんですかね?
これまで度々、ベネットの口から”会社の利益”という言葉が出ていたことから、どうやら超能力を営利目的で利用しているのは確かみたいですが…”(奥さんに)殺人鬼だと勘違いされてた方がマシだ~”と言わせるほどの、何を能力者たちにさせているのか気になります

そして今回のエピソードは、ほぼ全編に渡ってベネットの家の中でのみ進行してましたが、緊迫してましたねえ…気になったのは原子力男が暴走した際、おそらく放射線を出しまくってたと思うんですが(汗)、あの場にいた連中は(クレアを除いて)全員、被爆しまくってるんでしょうか…?
ハリウッド映画での核爆発の描写なんかでもそうですが、アメリカ人は放射能汚染を甘く見すぎてる気がしてなりません(汗)

あと”組織”の手先であるベネットの過去(の一端)も明らかになりましたが、基本的には悪いヤツじゃないんですな…最後に彼が取った手段がメチャメチャ切なかったです…(TДT)

…でもこれでベネットは、次回からはまた憎むべき敵役として暗躍するんでしょうね

 

第18話「パラサイト」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

アンドウと決別したヒロは単身、リンダーマンのコレクションからケンセイ・タケゾウの刀を盗み出そうとするが…

うはー!
またもやとんでもない展開でしたッ!!

もう二転三転どころか、四転五転、いや六転七転くらいしたんじゃないでしょうか!?w

あらゆる要素が圧縮されたドラマが45分間、延々と続いてアドレナリンが出っ放しだったので、見終わった瞬間はドッと疲れてしまいましたねえw

クレアや家族を守るために組織に反抗しようとするベネット、タケゾウの刀と共に能力を取り戻したヒロ、ジェシカに対抗するニキ、遂に姿を現したリンダーマンと邂逅したネイサン、クレアを迎えた祖母、隣の男がサイラーであることに気づいたスレシュ、そしてそのサイラーに捕まってしまったピーター…

いやー、前回がクレア一家の周辺だけでハナシが進んでいたのに比べて、今回はレギュラーメンバーが全員登場して、しかもその誰もが激動の展開を見せたのがとにかく素晴らしかったです(…あ、マットだけはチョイ役でしたっけ?w)

順番に行きましょう…まずは男気を見せまくったベネットですが、組織にあっさり裏切りがバレてしまいました
あの変幻自在の能力を持ったねーちゃんは反則ですな…ただ、あの底意地の悪そうなキャラは非常にゾクゾクさせられてイイ感じですw…最近気づいたんですが、オレはどうもこういうドS的なキャラに惹かれる傾向があるようで、これはやはりMっ気があるってことなんでしょうか(汗)w
ベネットはこれから再矯正とか、そういう処置を受けるんですかね…

おいしい所で再登場したアンドウに助けられたヒロは、取り戻した能力によって崩壊した未来のニューヨークへ…なんかアンドウくんまで未来に連れて行ってしまいましたが、自分以外の誰かもテレポートとかタイムリープできるのなら、これでまた今後のドラマに広がりが出そうですな
あと既にヒロの英語力もかなりの状態になっているので、これは例の忍者スタイルwになる日も近いんですかね?

ニキが平然と家庭に戻ったことを、ちゃんとDLも不審に思ってたようです…良かった、そこまで能天気ではありませんでしたか
そして二重人格者としての主従関係が逆転してしまったニキとジェシカですが、傍若無人なジェシカがメインで、心優しいニキが虐げられているという関係が一番ドラマチックで面白いですね

これまではひたすら名前だけが出てきていたリンダーマンですが、とても意外な演出で本人が登場しました…これまでの経緯から、リンダーマンが冷酷で非道な存在なのは間違いないんですが、単なる悪党とかマフィアとは思えない存在のようです…ひょっとしてこの男は、ニューヨークにおける核爆発も全て織り込み済みで未来を見通している…?

ピーターとネイサンの母がクレアの祖母だというのは、そりゃまあ、血縁関係からしたらそうなんですが、まさかハイチ人の背後にいた存在だとは思いもしませんでした
…この人はむしろ、精神の弱い人みたいな描写が多かった(つい万引きしちゃったりw)ので、これは見事にスタッフにしてやられたというカンジでしたね
”組織”に狙われる存在となったクレアを守ることは大変そうですが、この人が果たしてどんな能力なり、権力なりを持っているか気になる所です

そして全編がクライマックスだった今回のエピソードの中で一際盛り上がった、スレシュとサイラーの対決!

特に能力者というわけでもなく、単なるお人好しとしてしか描写されてこなかった(汗)スレシュが、科学者としてサイラーを見事に追い詰めた展開は燃えました!…そして現状で唯一、サイラーと互角に渡り合える可能性を持った能力者であるピーターがここに登場する所がまた素晴らしい!

こんな物凄いドラマを作り上げた脚本家、演出家、出演者、その他のスタッフの方々には心から敬意を表します!!

さあ、次はどうなる!!!!????

 

第19話「0.07%」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

遂にサイラーに捕らえられたピーターは、必死の反撃を試みるが…

はっはっは!
遂に本人同士が鉢合わせしてしまいましたか!w

以前、”過去”は(細かな改変はさておき)”現在”と不可逆な因果関係を持った時空間となっていることが判明していましたが、”未来”はひょっとして無限に枝分かれするパラレル・ワールドになっているのか(”未来”は変えられるのか)どうかが、この遭遇で判明しそうですね

果たして未来のヒロは、過去のヒロと連続しているのか?(二人が出遭った記憶を未来のヒロは持っているのか?)…いやー、これは次回が楽しみですな!

どうやらアイザックがサイラーに殺されてしまったのは確定のようですが、あの時スレシュがサイラーに止めを刺さなかったのが残念でなりません…

サイラーをブチ殺す、千載一遇のチャンスだったのになあ…orz

あ、でもピーターとサイラーの一騎打ちは燃えましたね!
ボリューム的にはちょっと物足りなかったですが、最強の能力者同士の本格的なガチバトルがたまらんかったです!

「0.07%」という意味深なサブタイトルの意味するところは、”全人類数に対するニューヨーク市民数(犠牲者数)の比率”でした…”世界の変革”を望む、リンダーマンの悪役像は素晴らしいですね
その手段は非情なれど、実は彼もまた”ヒーロー”たらんとして暗躍しているという設定にはシビれました…過去にどんな戦いがあったのか、すこぶる興味深いキャラクターです
ネイサンが取り込まれてしまったのも、十分に説得力がありました

そして実は生きていた原子力男の登場にも意表を衝かれました…ここで、”あれ?…(爆発の原因になる)ピーターは本当に死んじゃったのか?”と視聴者を非常に焦らせたのが素晴らしいフェイクでしたねw

あとベネットとパークマンの名コンビぶりも良かったですが、EMP兵器としての特性をも持っていた原子力男の活躍から、これは他の能力者たちも、まだまだ自らの能力を発展させる余地を残しているってことを示してるカンジですな

もう面白すぎて、ワクワクしっぱなしです!

 

第20話「5年後」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ヒロとアンドウが飛んだ未来では、未来のヒロが(爆発を止められなかった)過去を何とか改変しようと死に物狂いであがいていた…

うはあ…何たる衝撃!何たる絶望感!
それぞれのキャラがそれぞれの道を歩んだ結果、サイラーが完全勝利してしまう最悪の未来の描写が素晴らしかったですね!!

…例の変身するねーちゃんの能力ですが、まさかテレビの電波越しにも幻を見せられるとは(汗)

そして5年という時間を経た”暗黒の未来”が舞台ということで、それぞれの能力者たちが自分達の能力に熟達しているというか、高度な能力戦が繰り広げられたのに燃えまくりましたッ!

一方で、超能力者たちが社会的に虐げられて、”エスパー狩り”みたいな風潮がまかり通っている状況が切なかったですね
ベネットみたいな立場は定番ですが、非常にオイシイというかw、カッコ良かったです

前回の、リンダーマンたちがかつて”変革”を成し遂げようと戦った過去から、今回の悪夢の未来へと、能力者達が織り成す壮大な叙事詩が明らかになりましたが、ヒロの能力でいずれ過去にも飛んだりするんでしょうか

そのヒロですが、未来の彼があんなに渋いイメージに変貌してしまった理由も切なかったです…アンドウくんを失ってしまったからだったんですねえ(TДT)

ピーターの渋さは異常なカッコ良さでした…「マトリックス」か「ターミネーター」か、未来の戦士像のイメージがピッタリ過ぎてたまらんかったです
…一つ気になったのが、ピーターも時間を止めてましたけど、タイムジャンプも出来るんですかね?

ニキは、ニキの意識のままでジェシカとして振舞っているっていうのがグッと来ました…他のヒーロー達と共に、サイラー相手に戦ったことを匂わせてますし、これは今後のニキの行動が楽しみですな

パークマンはサイラーに見事に利用されていただけでしたが、例の赤ちゃんもやはり能力者だったということで、父親としての苦悩も表現されていて、こちらもベネットともどもオイシイイ役回りでしたね

ハイチ人はどうなんだろう?
どうしてクレアやピーターの母親と一緒にいないのか…これは近々、離れ離れになる展開が起こるってことなんでしょうか

スレシュ博士は、凡人のできることを精一杯やってた感が良かったです

最後にもう一つ、ヒロの能力について疑問点(ていうか矛盾点)がありました

以前、ヒロのタイムジャンプは、”過去の大幅な(人の生き死にを左右するような)改変は不可能”ということを表すエピソードがあったと思うんですが…
現在のヒロから見れば、サイラーが勝利する未来は改変出来うる未来なんですが、未来の忍者スタイルのヒロにとってみれば、クレアを救うことは過去の改変に他ならないんですよね

そのクレアは既に救ってしまってますし、現在と未来のヒロが繋がってるようで繋がっていない、パラレルワールドのようでパラレルではない世界観になってますが、やはりちょっと破綻してしまっているように見えます(汗)

まあ、タイムトラベル物のSFではありがちな齟齬だとは思うので、気にしないでいることは難しくないんですが…もし、この辺りのフォローも今後入るとしたら素晴らしいんですけどw

 

第21話「ニューヨークへ」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

暗黒だった未来の世界から帰還したヒロとアンドウは、サイラーを阻止する為に行動を開始するが…

いよいよ問題の投票日(=爆発当日)が目前に迫ってきましたが…ピーター!まだ早いッ!(汗)

…まあ、このままピーターが爆発しちゃったら、他のヒーローたちも巻き添えになっちゃうから、まだこのタイミングではないと考えていいんでしょうけど

パークマンが読心の能力に目覚めた最初の事件の、サイラーの魔の手から逃れられた少女が意外な再登場をしました
ベネットやパークマンたちが目指す、”組織の(能力者)追跡装置”を、劇中のセリフでは”ウォーカー・システム”と呼んでますが、少女の姓がウォーカー…と、いうことは、少女の身内がそのシステムの中枢にいるのは間違いなさそうです

サイラーが良心の呵責に苛まれる展開は意外でしたが、確かにサイラーは別に世界征服を目論んでたわけでも何でもなかったんですよね…
母親の歪んだ教育(刷り込み)によって、自分が特別だと思い込まされてたというか、要するに世の中を見返してやりたかったってのが動機の根本にあっただけですからねえ…

そのサイラーをヒロは殺せませんでしたが、本来の歴史なら、このタイミングでアンドウが殺されて、それに激昂したヒロがサイラーを刺してたんでしょうか?

タケゾウの刀が折られてしまったのも歴史が既に改変されたことを示してるカンジですが、(折れた刀でも)テレポートは普通に出来ているのが謎ですな

それにしても、未来の情報をまずはヒーロー達全員で共有するべきだと思うんですが…でも、ネイサンみたいにリンダーマンと通じてたりするからそれも微妙か(汗)

 

第22話「運命の日」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

テッドと出会ってしまったことで、原子力の能力を暴走させそうになるピーターだったが…

…って、もう投票日当日だったんか!…あれ?なんか時系列が飛んじゃったような気がしてならないんですが(汗)

まあそれはそれとして、本格的に動き出したサイラーが止められませんねえ…ていうか、ピーターは飛んで逃げろってば(あとせめてテッドには、もうちょっと抵抗してもらいたかった…orz)
着々と、”最悪の未来”に向けた状況が整ってきてるのが不気味です

今回は、ニューヨークの雑踏でのシーンがやたらと多かったのも印象的でしたが、暗躍するサイラーと、破滅の時が迫っている緊張感を見事に表現していたと思います

リンダーマン(とDL)があっさり死んでしまったのが意外でした…これは未来が変わったんでしょうか?
未来では、”リンダーマン法”なんてのが成立していたようですが、死んだ人間の名前が法案につくことも珍しくないようなので、何とも言えないか…

ヒロの父ちゃんは、あっさりと変節しすぎですw
トンチンカンなセリフのやり取りや、意外と動けてた殺陣のシーンは楽しかったですが…もうこの辺は適当すぎてメチャクチャでしたねw

とりあえずこの修行シーンで(ヒロの未来も変わって)、刀がなくても能力が使えるようになったって解釈でいいんでしょうか…?

ネイサンの奥さんの下半身が治ったことを明かさないのは、ここで治りましたと言っても、選挙戦で同情を引くために芝居をしていたのかと勘ぐられるだけでしょうからねえ…
でも、”政治家”としてそうなることを恐れることは解りますが、奥さんの気持ちを完全に無視していることから、もうネイサンは(ヒロ曰く)”悪者=villain”と化してしまったのは確実ってことなんですねえ(哀)

そういや、未来のサイラーも”爆発が起こる前から(お前の兄は)裏切っていたんだ”って、ピーターに言ってましたっけ…

さあ、そしていよいよ次回でシーズン1がフィナーレを迎えます!
果たして爆発を食い止められるのか?サイラーを止められるのか?…流石に18~20話あたりの異様なテンションの高さから比べると、展開がちょっと落ち着いちゃった感もありますが、楽しみですな!

 

第23話「世界を救え」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

単身、サイラーの元へ向かってしまったアンドウを追うヒロと、それぞれの運命に導かれるように集結するヒーロー達…

遂に迎えたシーズン1のフィナーレ!…っていう、テンションではありませんね

ニューヨークにおける核爆発、サイラーと彼によってもたらされる暗黒の未来は見事に回避されましたが…過剰に盛り上げたりは敢えてせずに全ての事象が収まるべき箇所に収まったというか、静かに心に染み入るようなラストでした(…ヒロの”アレ”はさておきw)

一足先に退場してしまっていたアイザックですが、この結末を視たことであの安らかな死に顔だったんですねえ(T-T)
予知能力を獲得したサイラーが、この結末までは見通せなかった理由がちょっと不明なままですが、まあその辺りにツッコむのは野暮ってもんでしょうかw

クレアの説得が最後のネイサンの心を揺り動かしたのなら、(未来の)ヒロの”チアリーダーを救え”というのは確かに正しかったんですな…他にもクレアが生きていたことで派生していた細かい事象が無数に、”最悪の未来”を回避することに繋がっていたのだと思うと感慨深いです

ヒロやピーターみたいに、ある意味”強力すぎる”能力を持った登場人物がいると、ちょっと間違えただけであっという間に物語が破綻してしまう危険を乗り越えたスタッフの方々には、心から拍手を送りたいです…とんでもない”絶望”を乗り越えた先で、見事な”希望”に満ちた大団円を迎えた、素晴らしい構成のドラマでした!

さて、イマイチ評判が芳しくないのが心配な(汗)シーズン2ですが…
既に示されている(物語上の)懸案事項としては、戦国時代に飛ばされてしまったヒロ、モーリー嬢が示唆していた”最悪の敵”、逃げた(?)サイラー、そして無くなったわけではない”組織”…と、いった辺りでしょうか

個人的には、やはり時間を飛ぶ能力もコピーしていたピーター辺りが敵側に回るとかの展開を期待したい所です(単に悪役ということではなくて、例えば兄が死なないで済む世界を作ろうという動機で時空を飛び回ってたり…?)

シーズン2が日本に上陸するのは、早くても年末辺り…?
当分先のことではありますが、楽しみに待ちたいと思います!

 

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[海外ドラマ] 24~S6#13-24

2007-12-03 | 海外ドラマ

24 S6#1-12


第13話「6:00pm」~レンタルDVD(Vol.7)にて視聴

ロシア領事館に単独で潜入して拘束されたジャックを救出しようとCTUは動こうとするが…

うあああ…ローガンが死んでしまった…このシリーズを長らく支えてきたキャラが、こんなにもあっさりと…orz

まあ、でも最期は国賊としてではなく死ねたのでローガンも本望でしょう
…あと忘れちゃならないのが、マーサ役の人の精神が分裂気味のイラついた演技も素晴らしかったです(特にローガンを刺した後で、ロシアの大統領夫人に電話する云々のやり取りのシーンは最高でした)

意識不明の大統領に代わって人種隔離まがいの政策を推進しようとしたり、ムリヤリ核で報復しようとしたりしている副大統領ですが、彼はかなり悪党なカンジでイヤな奴のイメージなのは確かですが、別にテロの黒幕というわけでもなく、倒せばいいという相手でも無いのでちょっと宙ぶらりんな印象ですね
そして男を見せたかに見えたレノックス補佐官は今後、肝心なときに翻意してくれるものと信じたいですな…

グレデンコ将軍やファイエドはもうヤケクソになっちゃってますが…物凄い小物っぷりが惨めに見えてなりません…

シーズン6の根本的な部分で申し訳ないんですが、ロシアが真の黒幕だったっていうのも、最近のロシアは資源外交でブイブイ言わせてるので、こういうテロをアメリカに仕掛ける動機として違和感が拭えないんですよねえ

こりゃ、悪役側を何とかして大幅に立て直してもらわないと、このドラマの残り後半をどう乗り切るのやら不安で仕方が無いです(汗)

 

第14話「7:00pm」~レンタルDVD(Vol.7)にて視聴

核を搭載した無人機”ドローン”が遂に発進してしまう…

ギリギリの所でサンフランシスコへの核攻撃を阻止できましたが…緊急なのはわかりますが、何の装備もしてない消防と警察を核爆弾に近づけさせたのは失態ですね
ドローンの操縦施設が何故かCTUの目と鼻の先にあったことといい、ちょっと強引な演出でした

しかし、無人機ってのはホントにゲームみたいな操作系なんですねえ
クライマックスのシーンでは、ジャックが大真面目にゲームをやってるだけのように見えてしまって何だか可笑しかったですw

そして遂に核攻撃を決断してしまった副大統領ですが、この超タカ派ぶりがうざいです(汗)
カレンもレノックスも結局無力なのが歯がゆいですな…

クロエのキスシーンは単なるサービスカット…?w
いい加減、モリスのアル中ネタを引っ張るのは無理があると思うんですが…やっぱりまだ何かしでかす流れがあるってことなのかな…

あと今回いきなり判明したオードリーの死亡ですが、ひょっとして中国政府が絡んでたりするんでしょうかね?

またもや入り込んでいるらしいCTUの内通者とか(もういい加減、CTUのザルっぷりにはウンザリですw)、これらは後半の展開への布石なんでしょうか?

 

第15話「8:00pm」~レンタルDVD(Vol.8)にて視聴

遂に核攻撃を決断した政府に対して、一時間以内に何としても核爆弾を発見する必要に迫られたCTUだったが…

最後の最後でウェインが目覚めて「水戸黄門」的展開キター!…と思ったら、どうやら悪党があくまでも悪あがきする「暴れん坊将軍」のようでw
大統領の意識はとりあえずしっかりしてるようですし、副大統領は自滅するとしか思えないんですが…さてどうなることやら

その核攻撃の決行か否やが今回のクライマックスでしたが、やはり一番緊張感が高まったのは「レインマン」兄弟のくだりですね
自閉症の障害者を重要な役どころに持ってくるのは、番組のスタッフとしてもナカナカ勇気がいる行為だったと思いますが、見てるこちらとしても胸が痛かったです…エンターテインメントのハラハラドキドキ感とはまるで性格の違う緊張感を視聴者に強いるのは、賛否両論あったんじゃないですかねえ(汗)

そういえば少し前のニュースで、”拷問シーンに象徴される「24」の残虐行為は、”国の為なら何をやっても許される”という精神を不必要に助長していることが問題視されている”ってのを読みました…
このドラマのスタッフにも、”正義とは何か?”というテーマをドラマに内包させている意図があるのだとは思いますが…シリーズを重ねることで、(本人たちも止めようが無い)やり過ぎ感が強くなっちゃってる気がしますね

シーズン6の評判が悪かったっていうのも、そういう部分が視聴者の鼻についてる側面があるんじゃないでしょうか(裏切り、拷問、司法取引と、マンネリ展開がグルグル続いてるってのが一番大きいとも思いますがw)

 

第16話「9:00pm」~レンタルDVD(Vol.8)にて視聴

大統領の職務復帰を阻もうとする副大統領は、憲法に基づく大統領罷免の閣僚投票に持ち込もうとしていた…

なんじゃこりゃああああ!
いきなり大統領自身が翻意するってどういう事やねん!

レノックスが痛快に副大統領を追い落としてくれたと思ったら、とんでもないオチが待ってました…一体、どういう心境の変化なんだろう?
核攻撃に関する資料を確認させていた時点で、もう攻撃することを決断していた…?ひょっとして、実は脳に重大な損傷が…?

大統領が正常な判断が出来なくなってるとしたら、これはヤバイですな…

グレデンコが惨めな死を遂げ、ファイエドも捕らえられた今、まさか最大の脅威は大統領自身ってこと…?物凄い展開になってきました

CTUのドイルが実はツンデレであることが判明したり、ジャックたち現場の作戦がことごとく成功し続けてる奇跡wとか、細かい部分の感想が全部吹き飛んでしまいましたよ…

核は既に発射されてしまいましたし、もうCTUがどうにか出来る範囲を完全に逸脱してしまってると思うんですが…うわー!残り8話もあるのにどうするんだーっ!(汗)

 

第17話「10:00pm」~レンタルDVD(Vol.9)にて視聴

突如、核攻撃を指示した大統領は、ミサイルが着弾するまでの間にファイエドの祖国に対してギリギリの交渉を始める…

中華キター!

遂にファイエドのアジトを突き止め、核爆弾も回収して”あれ?…ハナシが終わっちゃったぞ?”とか思ってたら…オードリーを捕らえた中国政府が出てきました!

何だ?中華は何がしたいんだろう?…まさか、今回のテロとは全く関係の無いエピソードがここから始まるんでしょうか?(汗)

…とまあ、それはさておき今回の話ですが、冒頭からムチャクチャ強引でしたね…強気で交渉しようとするのはいいんですが、なんで発射したのが通常のミサイルだってことを閣僚にも秘密にしなきゃいけないのか…うーむ

大統領も軍の司令官らしきおっさんも、黙ってることを楽しんでたとしか思えませんw
(そういやここら辺で、引き下がった副大統領が狂喜乱舞してるシーンでも映るのかと思いましたが、それは流石にありませんでしたねw)

ファイエドを罠にはめようとするシーンは、”タイミングが良すぎてバレバレだろう!”と視聴者の誰もがツッコんだと思いますがw、そこから二重三重の展開を用意していたのは流石だと思いました…結局、ジャックが一人で何とかしてしまったのも、爽快な展開ではありましたね

さて、ホント次回からどうなるんだろう?
まだ残り7話もある時点で事件が全て解決してしまった事なんて、前代未聞ですからねえ…(汗)

 

第18話「11:00pm」~レンタルDVD(Vol.9)にて視聴

中国政府のチェンの目的は、オードリーと引き換えに小型核爆弾の基盤を取引することだった…

うーむ…中華の目的が明らかになりましたが、ハッキリ言って蛇足もいいところですね…
そもそも、なんで中華はオードリーを確保していたのか…捕らえた時点ではジャックも手中にあったわけで、なんで後々のジャックとの取引道具として取っておいたみたいな理屈が成り立つのかよくわからんです…

大統領とジャックのやりとりはカッコ良かったですが、危機感も緊迫感も全然足りなくて、まったりとした空気は否定しようがありません

副大統領が返り咲いて作戦を邪魔したり、ジャックがCTUから追われる身になったりっていうのは、これまでも散々やって来たネタですしねえ…なんかもう、ここで見るのを止めてしまっても別に困らないような(汗)

このグダグダ状態で、あと6話もどうやって持たせるんだろう…流石に見始めた当初は、全体の4分の1ものエピソードがエピローグになってしまうとは想像だにしてませんでした(汗)

 

 

第19話「12:00am」~レンタルDVD(Vol.10)にて視聴

孤立無援となったジャックは、単独でCTUの追撃をかわしながら取引現場へと向かうが…

うーむ…「24」というドラマシリーズで個人的に何が一番嫌いかって言うと、身内を人質に取られた登場人物たちが正義から外れるというか、不本意な行動を取らされる展開なんですが…

このドラマって、全ての行動の裏に”国家のため”という大義名分があることが大前提で、それがあるからこそジャックらの超法規的な行動も視聴者に許容されてるんだと思うんですよねえ…
私的な事情を優先されてしまうと激しく萎えてしまいます

そしてやはり、核テロの脅威が去ってしまった後の緊張感の無さはどうにも隠しようがないですね…政権のゴタゴタとか、事件後の後始末みたいな展開が見られるのは興味深くもあるんですが…

中華側にしてもジャックにしても、交換の手順とかがメチャメチャ手抜きなのも気になります…あれじゃジャックはわざわざ本物の基板を持っていく必要性がありませんし、中華の方も何をバカ正直にオードリーを連れて来てるんだか…(まだオードリー本人に、何かの仕掛けが残ってそうですが)

最大の問題は、”別にオードリーなんてどうでもいいじゃん”…みたいにしか感じられないことがヤバイですね(汗)

 

第20話「1:00am」~レンタルDVD(Vol.10)にて視聴

取り戻したオードリーがチェンの行方を追う最後の手がかりだったが、彼女は過酷な拷問によって正気を失ってしまっていた…

うへえ…オードリーは中華に相当ヒドい目に遭わされていたみたいですな…これは流石に可哀想になってきました
100箇所以上の注射痕に、特定の言動だけしか発しないように洗脳されてるってどういう拷問だ(汗)

オードリーの父親の再登場ですが、オレが最後に憶えているのはシーズン5の終盤で車で崖から湖に飛び込んだ展開だったと思うんですが…実は生きていた、ってハッキリ描写されてましたっけ…?
まあそれはともかく、ジャックに対する言動は厳しいようですが、父親としては当然の発言でしょうし何より”お前は疫病神だ”というのは見事に視聴者の意見も代弁していましたな(苦笑)

ブキャナンが解雇されるとか、副大統領の側近がロシアに情報を流していた(本人が知らない内に)とかいう展開は…うーむ、非常にどうでもいいですな
そもそもロシア政府が怒っているのが、どうしても逆ギレにしか見えないのが…

あと4話もあるのか…

 

第21話「2:00am」~レンタルDVD(Vol.11)にて視聴

チェンの私兵たちが狙っていたのは、ブキャナンが更迭され、ジャックが拘束された状態のCTU本部だった…

うは…何とまあ、あっさりとマイロが殺されてしまいましたな
ナディアも呆然とするしか…これはもう、スタッフがヤケクソになっているとしか思えない展開です(汗)

ここまでやたらと引っ張ってきたモリスの失態も、どうやらモリスの死を持って償わせるフラグだったようで…(って、まだ確定したわけではありませんが)
最悪の事態として、クロエともども死んでしまいそうな雰囲気まで漂ってるのが気になってなりません…orz

しかし、CTU本部は脆いですねえ…
まあ、軍事施設ではない、政府機関のセキュリティなんて所詮こんなモノなのかもしれませんが…あんな防弾装備すら身につけてない連中にあっさり制圧されちゃって、前に爆弾を仕掛けられた教訓とかは全然活かされてないんでしょうか?

そして父バウアーの再登場ですが、結局、身勝手な我がままを押し通しちゃうだけ…?
何か別の意図があるのだと思いたいですが…やっぱりバウアー家は、周囲に迷惑をかけるだけの疫病神なのかな…(汗)

 

第22話「3:00am」~レンタルDVD(Vol.11)にて視聴

破損した基板の修理をチェンから請け負っていたのはフィリップ・バウアーだった…

え?CTU占拠はもう終わり?

随分あっさりと終わっちゃいましたね…そしてあの二流テロリストたちは、”言うとおりにすれば危害は加えない”っていう方針なのに、いきなりマイロだけ殺した意図は一体何だったのやら…?
…とりあえず、マイロは完全に死に損だったのは確定ということで(汗)

父バウアーは、中華に何の夢を見てるんだろう?…どこの国の民主党だよとか思っちゃいましたが、前半のエピソードでは愛国者云々をあれだけ主張していたのに、この行動はヒドすぎるような…
行動原理がメチャメチャですな…って、そもそもリベラルを気取ってる人たちは本気で中華を素晴らしい国だとでも思ってるんでしょうかねえ?

一番気になったのは、ロシアのスパイを罠にはめようとするシーンです…なんで国家の一大事なのに、小学生の言い訳みたいな隠ぺい工作を…?そしてなんで現場ど素人のレノックスが指揮を…?
取引するならするで、無理やりエロ展開(苦笑)なんかやらずに最初から取引きしてろよ!と、全ての視聴者がツッコんだのではないでしょうか

しかしこれでもう、チェンら中華一派は基板争奪戦の蚊帳の外ですかね?
あとは父バウアーとの一騎打ち?

…うーむ、グダグダですなあ(ため息)

 

第23話「4:00am」~レンタルDVD(Vol.12)にて視聴

ジョシュと基板との交換取引に応じることにした副大統領だったが…

クロエが倒れた…?
これまで何の伏線もありませんでしたが…マイロの兄貴ってのがいきなり出てきて、いきなり姿を消してましたが、まさかあいつが工作員か何かなんですかね…?
でもクロエとは知己の仲だったみたいですし…一体、あの思わせぶりな演出は何だったんでしょう?

海岸での取引は案の定、父バウアーによる罠だったワケですが、ここで基板を巡る取引の展開があるから、ジャックとチェンとの取引が凄く適当な演出だったんですな…
どっちも同じようなシチュエーションなので、CTU側も様々な状況を想定していてるハズなのに、この体たらく…ドイルが可哀想すぎです…orz

さて、いよいよシーズン6も残り一話!…なんですが、どうにも盛り上がりませんね(汗)

 

第24話「5:00am」~レンタルDVD(Vol.12)にて視聴

基板もジョシュの身柄もフィリップの手に落ちた今、ロシア軍の暴発は目前に迫っていた…

終わった…
終盤の(というか後半7~8時間の)展開はあまりにグダグダ過ぎて、ようやく終わってくれたか…というのが正直な感想なんですが(汗)、最後は流石に締めてくれましたね

ジャックがヘラー長官に対して”全部オレのせいかよ!”とブチ切れるのは唐突でしたが、非常にごもっともな怒りだったので、”ようやく吐き出せて良かったねえ”という心境でした…父バウアーの歪んだ心理を、長官と重ねて表現していたのも上手かったと思います
そしてこの”魂の叫び”のシーンは、スタッフや視聴者に対するジャック(キーファー)の叫びでもあるようで、ちょっと穿った見方も出来て面白かったですw

静かに、フェードアウトするかのようなエンディングも印象的でしたね

クロエのおめでたですが…父親はモリスじゃないような…?
いや、大いなる愛で別に父親が誰であろうと気にしないものなのかもしれませんが…なんか引っかかってしまうのは、オレが単に狭量なだけなのかな…(汗)

ブキャナンが最後に大活躍したのは嬉しかったですね…信じられないくらい適当な突入作戦でしたがw、やはりオッサンが頑張る展開は燃えてしまいます

繰り返しになりますが、シーズン6のシナリオの練り込みが全然足りないのは、もはや誰の目にも明らかでした
これは要するにCTUを舞台にしてお話を展開させることそのものが限界だったんだと思いますが、次のシーズン7ではついにCTUから舞台が離れるようです

英語版の予告編がネットに上がってるのを見てみたんですが…どうやらジャックはFBIに協力していて、何と○○○が敵となっているようです
アメリカの脚本家協会が起こしているストライキのせいで、今年の一月の放送開始が無期限延期になってしまってるのが気になりますが(汗)、次のシーズン7には新機軸の面白さが満ちているといいですな!

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[海外ドラマ] ヒーローズ S1#01-11

2007-10-28 | 海外ドラマ

アメリカで”「LOST」や「24」をも超えた”という触れ込みの「HEROES」がついに日本に上陸しました!

世界各地で超能力に覚醒するレギュラーメンバーの中には日本人であるヒロというキャラが存在していて、アメリカ人視聴者たちの間でも大人気だということから、日本でも結構ワイドショーなどで取り扱われているのを見た人も多いのではないでしょうか
(マニアックなネタとしては、ヒロ役を演じているマシ・オカさんが、ジョージ・ルーカス率いる世界最高峰の映像集団であるILMの現役社員でもあるというのも、興味を引く材料になると思います)

超能力とかのSFネタはオレも大好きなもので、そりゃあ期待して放映開始を待ち望んでいたんですが…
あちゃあ…第一話を見た段階ではちょっと微妙…?(汗)

第01話「創世記」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

人間は脳の持つ潜在能力を10分の1も使っていないと言われるが、世界各地で同時多発的に、”超能力”と呼ばれる不思議な能力に覚醒する人々が発生していた
彼らは迫り来る破滅的な危機に立ち向かう”ヒーロー”としての運命を背負っていたが、彼ら自身はまだその事実を知る由もなかった…

事前にオレが知っていたのは上記のような概要だけだったんですが、ここから、”昔フジテレビの深夜に放送されていた「ナイトヘッド」や、超常現象を伴う未解決事件に挑む「Xファイル」といったお馴染みの題材に、「LOST」や「24」の高度なドラマ性が加わってるに違いない!”…という期待をかけてしまったのがちょっと過剰だったようです(汗)

なんでしょうね、この違和感は…やはりアメコミ的なヒーロー像っぽいのが微妙な印象が強いんでしょうか?
でも登場する超能力はテレポート、人体浮遊、予知能力といった昔からお馴染みの能力ばかりで、手足が伸びたりとか火を噴いたりとかそんなに派手で突飛な能力でもないんですよね…やっぱり演出のリアリティが足りていないと感じるのが一番気になる所でしょうか

まずどうしても気になってしまうのは、ヒロの周辺の日本の描写がヒドいことですね…w
ていうか、マシ・オカさんはアメリカ育ちではありますが、純然たる日本人で日本語も普通に喋れるハズなのに、なぜかインチキ日本語みたいな発音をしてるんですよねえ…
日本のワイドショーに生出演した時の受け答えをオレも見ているので、これは間違いないんですが…ヒロ以外の日本人キャラを朝鮮系の役者さんが演じてるみたいなので、どうやらそちらに合わせて芝居をしているようですね(そうとしか考えられない…(汗))

まあ、でも”おかしな日本描写”なんて今までのハリウッド映画でも散々見せられてきているので、気にしないでいるのも難しくないです…なんていうか脚本の細部が”変”なんですよ

不自然な会話、不自然な行動、不自然な謎と、見ている端から気になってしまう描写が多いような…orz

それでも、第一話の終了間際におおっと引き付ける展開にはなってくれたので、次回以降も見るのは間違いないですが…今後もあまり頭の悪い展開が続くようだと、視聴を継続するのは厳しいかも…?

 

第02話「振り返るな!」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

どんな怪我も治癒してしまう不死身のチアリーダー、東京からニューヨークへのテレポートを成功させたサラリーマン、不思議な夢に導かれるままに空中を飛んだ兄弟、別人格による暴走に悩まされるシングルマザー、相手の心が読める警官、不吉な予知を絵画にして残す芸術家…様々な能力者たちが、来るべき破滅に向けて次々とその能力を覚醒させ始める…

おお!
第2話にして、1話目で感じていた違和感とかが大きく軽減されましたね
相変わらずヒロや日本に絡んだ描写はおかしな印象ですがw…超能力についての唐突で不自然な講釈とかが無くなっただけでも、脚本がかなり良くなった印象です

能力者たちがそれぞれの能力を段々本格的に発揮し始めてくる描写もいいですねえ…新しく登場した心の読める警官とか、謎の殺人鬼サイラーと渡り合う面白い展開を期待させます

ただ一人だけ、二重人格っぽい現象に悩まされてる女性のエピソードだけが浮いているカンジがするのは気になりますが…この人だけ(あと議員やってる兄貴もか)全然ヒーローっぽくないですよね(汗)

そして今回のラストで、もう破滅の未来がわずか5週間後に迫っていることが明かされて、一気に盛り上がってきました!

この辺りは、「デッドゾーン」とプロット的に同じなのが気になりましたが、ぶっちゃけ、SF的には使い古された展開ではあります(汗)
孤軍奮闘するしかない「デッド~」に比べてこちらはチーム戦というか、現状では微妙にカスっているだけのそれぞれの登場人物の運命が、いずれ本格的に交錯するんでしょうね…バラエティ豊かな能力者たちの活躍が楽しみでたまりません!

これはナカナカ燃えますな!

 

第03話「大いなる跳躍」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ニューヨークで核爆発が起こる未来が5週間後ということが判明し、ヒロはどうにかして未来を変えようとするが…

うわッ!…不死身のクレアがとんでもないことにッ!!w
”こんな能力を持ってたって、見世物か実験動物になるのがオチよ!”という、本人の予想を遥かに超える展開に絶句してしまいました…
他のドラマだったら、まず間違いなく夢オチだったりするんでしょうけど(汗)…何てブラックなドラマだw

それにしても、残り5週間しかないのに全然本題に入らないのはハラハラしますな
どうやらこのドラマは、残り5週間を群像劇形式で延々と描写するようですが、レギュラー達はいつお互いに出会うんでしょうね?

問題を整理すると、”サイラーという超能力を駆使する殺人鬼”、”超能力者を狩り出そうとするメガネ男”、”その背後にいる勢力”、”世界中で同時発生している超能力者たち”というのが当面の問題で、これらがどのようにして核爆発に結びつくのかが大きな謎ってカンジでしょうか

心が読める警官が、まんま「スキャナーズ」っぽくなってきましたね…今はまだ能力を楽しんでる余裕があるみたいですが、いずれ大きく苦しみそうです…

ところで能力者たちの謎を追っているインドの科学者ですが、一緒に行動している隣人の女性とやらが怪しすぎます…最初の出会いから微妙じゃなかったですか?
古本屋で働いてるとか言ってましたが、その描写も皆無ですし…(汗)

 

第04話「遭遇」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

未来から持ってきたコミックの内容に従ってラスベガスに到着したヒロと安藤だったが、安藤はカジノで稼ぐことしか眼中になく…

うはーッ!ラストで登場した、未来からのヒロがかっけえ!!
これまでの能天気さのカケラもないシリアスさと、とんでもなく流暢な英語…こりゃ、このキャラが大人気なのも頷けます!おいしすぎですよ!w

未来からの使者とか、そういうネタはオレとしても大好きなので、もうたまらんです!

チアリーダーのクレアも凄いことに…こんな物凄いヒロインがエンターテインメント史上、果たして存在したでしょうか?w
一話目から頑張ってたオタクっぽい男友達に対する描写があんまりだなあ、とかずっと思ってたんですが、まさかイケメンの男友達にいきなりレイプされそうになった挙句に殺される展開になるとは想像もしてませんでした(汗)
前回ラストから今回の解剖シーンは、もはやギャグになってましたけどw、物凄い悪意に満ちた展開でしたねえ…

そして自分を殺して死体を捨てた不誠実さに怒ったヒロインが、そのイケメンを逆にブチ殺す展開に至っては唖然呆然…いや、確かに痛快でヒーローっちゃヒーローでしたけど、正直やりすぎですw
ただここでちょっと気になったのが、アイザックが予知した映像だと、クレアがもっと追い詰められていたイメージだったのが気になります…ここでも何らかの影響で未来が変わったんですかね?

今回のエピソードは、他の能力者たちのニアミスぶりとかも物凄くハラハラしたりして濃かったんですけどね…その辺りはヒロとクレアの陰にすっかり霞んでしまいました
いやはや、面白さが詰まりまくりですな!

相変わらず一人だけ浮いているエピソードを積み重ねているシングルマザーのニキですが、これは超能力というよりは単なる病気(解離性人格障害とか)ですよね…?
この人はホントに”ヒーローズ”の一人なんでしょうか?(汗)

クレア父のメガネ男ですが、CIAやらFBIやらではないと言い切りましたね…そしてどうやら、能力者の能力を消去することを生業としているようです
…ということは、能力者にとっての”天敵”ではありますが、殺そうとか危害を加えようとつけ狙ってるわけではないのがまた単純な立ち位置ではなくて面白いですな

 

 

第05話「ヒロ」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

未来からやって来たというヒロからピーターに託された言葉は意外なモノだった…

ヒロによれば”チアリーダーを救え”との伝言でしたが、クレアは不死身だから死ぬ心配は無いのでは…?
ああ、そうか…脳を損傷すると、復活は可能でも死んだも同然になってしまうからその状態がヤバイってことか…

で、そのクレアが殺そうとしたイケメンですが、死にませんでしたね…流石にヒロインに、今後ずっと人殺しの罪を背負わせ続けるのはマズいってことでしょうね(汗)

そしてペトレリ兄に飛んで逃げられたクレア父(と相棒の黒人)ですが、どうやら能力はそのままで記憶だけを消して回ってるようで…一体、何がしたいのやら…?
洗脳とか、一種の暗示みたいなのをかけて回ってたりするんですかね…?

心が読める警官ですが、能力は失っていないのでやはり「スキャナーズ」っぽい展開になってますね
女心(ていうか奥さんの心かw)が読めるようになったことをほのぼのと描写してますが、段々この能力の苦しみが身にしみて来そうな流れです

ちなみに未来からのヒロですが、よく見ると日本刀背負ってますね(汗)…破滅の未来は5週間後のハズですが、とても5週間以内にあそこまで(忍者になってしまうまでw)変貌するとは思えないので、ひょっとしてニューヨークの核爆発は事件の発端というか、ごく一部でしかないんでしょうか…?

能力者同士の接触も段々本格的になってきましたし、これは非常にワクワクさせられますな!

 

第06話「分身」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ニキの家に現れた逃亡中の夫DLは、自分は謎の女にハメられたのだと訴えるが…

ニキはどうやら単なる二重人格者ではなくて、別人格が出てきている時にはパワーが何倍にも強化されてるらしいので、立派な超能力者だということが判明したと思ったら…まさかこれで死んでしまったんですかね…?(汗)

いきなり出てきたDLも実は物質を透過できる能力者だったりと、ちょっと展開が荒っぽいような…
何か妙に展開を急ぎ過ぎている印象があるのが気になります…(これが週刊誌連載のマンガだったら、真っ先に早期打ち切りを疑う所ですw)

傍にいる能力者の能力をコピー出来るピーター・ペトレリは、考え方によっては彼の能力が最強なのかもしれませんね…どんな能力でもコピー出来る上に、例えばアイザック本人のように麻薬に頼る制限とかに縛られる必要もありませんし…

最強と言えばクレアの不死身ぶりですが、何気なくオーブンで手を焦がしたりと、普段の生活から不死身能力に頼りきってるのが非常に危なっかしいです(汗)
…何かの拍子に能力が無くなって、物凄く苦労しそうな展開が今後ありそうなカンジですな

そんなクレアがイケメン相手に酷い目に遭って、オタクな彼に”口説いてる?”と問いかけた時の表情がメチャメチャ可愛いかったですね…”そのつもりは無い”と即座に否定されたことに一瞬、複雑な表情を見せたりしてる仕草がたまりませんw

そして例のインド人科学者にくっついてた隣人の女は、やはり敵の手の者でした…どう見ても怪しいと思ってたんですよw
…クレアの本当の両親を隠そうとしていたことといい、クレア父もこの女も、どうも目的がイマイチはっきりしてないのがもどかしいですな

次回、予知能力者のアイザックに何かをしようとするようですが、ヒーローたちの”敵”は一体、未来をどうしたいスタンスなんだろう…?

 

第07話「偽り」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

不死身ぶりを実験した模様を撮影したテープが紛失したことで、焦るクレアとザックだったが…

冒頭の、ピーターが死んだ富豪の枕元に立ったエピソードはグッと来ました
咄嗟の機転で兄を助けたり、ピーターは本当にいいヤツですな

どうやら生きていたニキですが、マイカを追う執念が凄まじいですね…別人格のジェシカの方がマイカにこだわるのは愛情故なのか、ニキにへそを曲げられると困るだけなのかが不明なのが不気味です…

そして、そのマイカまでが何かしらの能力者であることが判明してしまいました…この一家って一体(汗)
そういえば天才だとか学校で言われてましたが、ひょっとしてその能力は機械を一時的に直すってだけではなくて、生命を復活させる能力だったり…?

交通事故に遭遇したDLたちを、偶然、居合わせたヒロが時間を止めて助けましたが(このシーン、カッコ良すぎですw)、マイカも駆け寄ろうとしていたのは、何か能力を発揮しようとしていたのかもしれませんね

クレアの弟の、義姉の不死身能力を知ってしまった態度は…これは仕方の無い反応ですかね(汗)
まあ、確かに化け物にしか見えなくなってしまうのが自然かな…”家族でいられなくなるから黙ってて~”という言葉にほだされるのは上手い脚本だと思いました

殺人鬼サイラーを追う、読心能力を持つマット刑事のエピソードもちょっとした感動作でしたね…ただちょっとわかりにくかったんですが、ガンの専門医を焼き殺した男は、原子力を制御出来る能力者だったりしたんでしょうか?
奥さんをガンにしてしまったことを後悔してるみたいだったので、そうすると看護婦の腕がただれてしまったのは、やはりあれは被爆か…ヤバすぎる能力ですな(汗)

奥さんが死んだ後で警察に捕まったようですが、DLと同じようにまともに捕まえておくことなんか出来なさそうですよね…今回の原子力男もDLも、根が悪人というわけではないからいいものの、ニキみたいなヤバい能力者がどんどん社会に発生している状況が見えない所で進行してたりするんでしょうか(汗)

最後に、原子力男にもマットにもクレア父によるものと思われるマーキングが身体についているのが判明していましたが…さて、どんな意味があるんでしょうね

 

第08話「0時7分前」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ヒロとアンドウが立ち寄ったダイナーでは一人のウェイトレスが、最近急に身に付いたという、脅威の記憶力に戸惑っていた…

今回はイロイロと劇的な展開を見せましたねえ

クレア父の真意はまだ測りかねますが、どうやら一概に能力者の敵というわけではないみたいですな…彼は記憶を消せるので、アイザックに対する”娘を救ってほしい”という告白は、基本的には真実を語っていたのだと思いました
一方で殺人鬼サイラーは、明確に”能力者たちの天敵”という位置づけであるようですね

ただよくわからないのは、マットと原子力男の会話の中に出てきた”謎のハイチ人”というのは、クレア父と一緒に行動してる男のことだと思ったんですが、違うのかな…?
能力者が能力に覚醒するきっかけを与えて回っている人間がどこかにいる…?

いきなりサイラーに殺されてしまった新キャラのウェイトレスのコはやたら可愛いかったですね(外見ということではなくて、態度に萌え要素が満載というか…オレも海外で一人旅をしていた経験から、異国で女の子に優しくされるシチュエーションというのは無条件で萌えてしまうんですw)
…日本語ネタが多すぎたのは見ててこそばゆかったですけどw

そしてそのウェイトレスを救うために過去へと消えてしまったヒロ…
過去の写真に写っているヒロの表情が微妙なんですが、やはりサイラーと直接対決するハメに陥ってるんでしょうか?

あとどうでもいいことなんですが、今回の冒頭のダイナーのシーンで字幕が間違えてましたね
ヒロがアンドウ君の料理を注文する際に英語のセリフでは、”彼には脂肪分たっぷりの料理を”というギャグを言っていたのに、字幕では”彼には脂肪分が少ない料理を”ってなってました…なんだかなあ(汗)

 

第09話「チアリーダーを救え」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

夢物語を追うのを諦めてインドに帰ったモヒンダーは、夢に現れた謎の少年に導かれて、早逝した姉の存在を知らされるのだが…

未来から来たヒロによって示された、”チアリーダーを救え”という局面を遂にヒーロー達が迎えました…なるほど、アイザックが視た”クレアが襲われる”未来は、(例のイケメン絡みではなくて)このタイミングだったんですな

死を恐れずに務めを果たそうとするピーターはカッコ良かったです…そして”サイラーと相討ちで死亡→奇跡の復活”の流れの見事さには唸らされましたね
確かにピーターのコピー能力とクレアがその場にいるということは、こうなって然るべきな流れでした…オレとしては、ピーターは(死ぬ前に)ひょっとしてサイラーの能力をコピーして戦うんじゃないかっていうのを予想しながら見てたんですが、復活する経緯については全く予想できませんでした(汗)

かつてモヒンダーに取り入っていた、クレア父の部下らしい女性は、どうやら”暗示”をかける能力者のようです(…この能力で前回、アイザックに麻薬を使わせたんですね)
”暗示”には、どうやら”能力を封じ込める”力もあるみたいで、サイラーをも手玉に取ってましたが…これでサイラーはもう脅威ではなくなったんでしょうか?…だとすると、ちょっと拍子抜けですが

そのサイラーに人違いで殺されてしまったジャッキーは可哀想でしたが、自らの嘘が招いた事態なのが皮肉でした
…そういや、ジャッキーを殺すときに何か頭をいじってる様子でしたが、サイラーは殺した能力者の脳を取り去っているんでしたっけ…これは相手の能力を奪うのが目的なんでしょうか?(確かサイラーが、複数の種類の能力を使い分けてる描写がありましたよね)

もしピーターがクレアを救っていなかったとしたら、サイラーがクレアの不死身能力を獲得していた…?
それなら、”クレアを救う=世界を救う”という理屈にもスジが通りますね

うーむ…サイラーはその目的ともども、まだまだ波乱がありそうで楽しみですねえ

そして過去へと飛んだヒロは、どうやら半年前にまで飛んでしまっていたようで…
ヒロが飛んだ瞬間、”現在”が書き換わっているようですが(写真やら店の関係者の記憶が書き換えられた)、それでもチャーリーが殺されてしまってる”現在”のままなのが非常に気になります…

この辺りのパラドクスがナカナカ複雑なカンジですが…アンドウは部外者だから記憶の書き換えが無いとはいえ、この6ヶ月の間に事情を知ってる能力者とかが関わってくると、”現在”にどういう影響を与えることになるのか想像が追いつきません…(汗)

次回で6ヶ月前のヒロの行動が描写されるようですが、一体どう描写されるんでしょうか

もしサイラーが他人の能力を奪って回ってるのだとしたら、ヒロの能力が狙われるとこれまた大変なことになるでしょうし、これはワクワクしますねえ!

 

第10話「6ヶ月前」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

能力が不安定な故に6ヶ月前の過去に戻ってしまったヒロ…ちょうどその頃は、他のヒーロー達がその能力を覚醒し始めていた頃だった…

今回は過去編ということで、6ヶ月前に飛んだヒロと、その同じ頃の他のヒーロー達の様子が描写されてました…それぞれ興味深い過去だったんですが、最大の見せ場はサイラーの誕生する経緯が描かれていたことですね

やはりサイラーは他人の能力を奪って自分のモノにすることが出来るんですな…そしてどう見ても「スーパーマン」のクラーク・ケントみたいな風貌なのに、正体が極悪非道の殺人鬼っていうのはアメリカの視聴者にとっては二重の皮肉になってたりするのかなあとか思いました(汗)

ウェイトレスのコを助けようとしたヒロについてですが、このエピソードは、せいぜい人の記憶を改竄するくらいの変更なら許されても、人の生き死にを左右するような出来事まではヒロの能力では変えられないってことを明確にするのが目的だったんですな
彼女は元々、脳の病気で死んでしまう運命だったけど、ヒロが過去に戻ってきたおかげで残り少ない人生に生きる希望を与えられた(でもそこがヒロの能力の限界)っていうのが切なかったです…。・゜・(/Д`)・゜・。

ただ、変えられないのはあくまで過去だけで、未来なら変えられるっていうことを希望にしてこれからヒロは頑張るのかな(…ていうか頑張って欲しい!)

 

第11話「交錯する能力」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

サイラーから危機一髪のところで助かったクレアは、ついに父に対して自らの不死身能力の秘密を明かすが…

うおお!…”クレアを救った”ことで何かしら別の未来が開けたってことなのか、新たな謎がバラまかれましたね!

アイザックによって新たに描かれたヒロの戦いの絵は一体、何を意味してるのか…まさか本当に恐竜時代に戻れと?w

クレアの能力についての記憶を消してしまおうとするクレア父ですが、忠実な部下のハズのタヒチ人は何故か記憶を消したくないという…?
ナカナカ混迷してきましたな

サイラーはやっぱり解放されてしまいましたが、あれはサイラー自身はいつでも逃げられるのに、イーデンが目の前に来るのを待ち構えていた(能力を奪うために)ってことですかね?
せっかく”いい人”になれそうだったのに、能力をサイラーに奪われない為にイーデンが自分の脳を吹き飛ばしたのは切なかったです…

クレア父がお伺いを立てていた、”上”ってのも激しく気になります
政府機関ではないということは既に本人の口から語られてますが、サイラーみたいなのを生かしておきたいっていうのはどういう意図があるのやら…?
ベタに考えると、超能力を利益追求に利用してたりするんですかね

ピーターがマークの読心能力をコピーした取調べのシーンも凄かったですね…脳が共鳴してるというか、お互いの意識が混信しちゃってる様子が斬新で面白すぎましたw

不死身の能力にビックリしたことをクレアに打ち明けるシーンといい、ピーターの能力はホントおいしいなあとか思ってたら…
そのピーターが、ニューヨークの真ん中で爆発する未来のヴィジョンは何を意味するのか…?
ヒーローたちが全員集合している光景が新鮮でしたが、ニキとかDLの一家はどういう経緯でここに合流することになるんですかねえ?

そしてアイザックが視たという”爆発する男”ってのは、例の原子力男のことだと思ったんですが(確か脱走してましたよね)、ピーターはそいつの能力を暗示しているだけ?…それとも、ピーター自身がやはりラスボスになってしまう?

…こいつはとんでもない展開になってきました!

 

ヒーローズ S1#12-23

ヒーローズ S2#1-11

ヒーローズ S3#1-12

ヒーローズ S3#13-25

ヒーローズ S4#1-9

ヒーローズ S4#10-19

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[海外ドラマ] LOST S3#60-72

2007-09-02 | 海外ドラマ

LOST S2#26-29

LOST S2#30-39

LOST S2#40-49

LOST S3#50-59

 


第60話「コード77」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ルソーを連れたケイト、ロック、サイードたちはアイパッチで片目を隠した男の施設を発見する…

またothersが一人死んでしまいましたね…展開が安易過ぎるというか、あまりにも連中の命が安すぎるのは問題だと思います(汗)

それにしても流石はサイードです…頭脳派がメインのエピソードだと、ドラマに緊張感がみなぎっていていいカンジですな
しかし、いきなりのケンカファイトにはちょっと吹き出してしまいましたw…わざわざ怪我を治療しておいて何だったのやら…

そしてアイパッチ男の発言によって、ダーマ教団とothersが基本的には別の勢力で、互いに反目していることが示されましたね…まあ、まだ100%確定した情報というわけではありませんが、まず真実と思っていいのではないでしょうか

発言の中で特に気になったのは、
”othersとダーマ教団は敵対していたが、協定を結んだ”
”othersはダーマ教団よりも遥かに以前からこの島にいる”
あたりでしょうか

ダーマ教団は、最近になっても島に食料や資材を投下したりしているので、まだ教団の勢力が島に残存しているのは間違いないでしょう
教団が施設を設立した当初から、othersを”敵”として想定していたということは、この島で求めているモノが互いに同じということで、現在はそれを共有していると…そして旅客機が墜落した(させられた?)ことで、そのパワーバランスが崩れた…?

あとロックが迂闊なことをしまくってるのが気になりましたが(特にラストのアレは、othersのスパイに成り下がったんじゃないかって疑うくらいおかしな行動でした…アイパッチ男と二人きりの時に密約でも交わした?)、どうやらサイードはothersの”ホーム”の所在を見つけたっぽいですね

この分だと、ジャックの再登場は意外に近いのかも…?

 

第61話「海を渡って」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

アイパッチの男を捕虜に連れて、othersの本拠地と思われる場所を目指すケイトとサイードたち
一方、海岸ではクレアが”この島を脱出する方法を思いついた!”と喜び勇むが、何故かデズモンドとチャーリーが気乗りしない様子で…

またイロイロと秘密を知ってそうなキャラを、口封じの如くあっさり殺しちゃいましたね…othersの真の使命が何なのかさっぱり不明なままですが、こんなに人命が軽んじられるほどの目的が本当にあるんですかね…?

それにしても、やはりロックの行動がおかしすぎます
荷物にプラスチック爆弾を忍ばせていたり、アイパッチの男と何らかの密約を交わしていたのは間違いないと思われますが…サイードとの確執も、一触即発というカンジですな

海岸組の方は、ついにチャーリーの秘密がクレアにバレましたが、チャーリーの運命については、結構、楽観視出来るんじゃないでしょうか?
なんかデズモンドが油断さえしなければ問題なさそうな…ん?…待てよ

逆に考えると、今後もし、デズモンドがいなくなってしまうような展開になると、チャーリーは絶体絶命ということになるってことか…(汗)

そしてラストのジャックが間抜けでしたねえ…なんか、すっかりothersと馴染んじゃってる光景に呆然としてるケイトたちが可笑しくて可笑しくてw

(ちょっと今までとは毛色が違うカンジで)次回が猛烈に気になるエピソードでしたw

 

第62話「魔法の箱」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ジャックを救出に来たつもりのケイトたちだったが、何故かジャックがothersと和気藹々と暮らしているのを見て愕然とする…

久しぶりにロックが主役のエピソードでしたが、ここの所の不可解な行動はothersに与したからではなったんですな…過去のエピソードで車椅子の生活に対する恐怖をじっくりと描写して、潜水艦を破壊するまでの一連の行動の動機に説得力を持たせていたのが印象的でした

そして、そのロックが車椅子が必要なカラダになった経緯がついに明かされましたが…
詐欺師である実の父親に殺されかけたとはヒドい話です…しかし、まさかその当の父親が島に出てくるとは想像だにしてませんでした(汗)

果たして、この状況に合理的な説明がつくんですかねえ…ロックの父親が狙っていた2億ドルの資産家というのが、実はダーマ教団とかothersへの出資者とかと関わりがあった、みたいな繋がりでしょうか…?

あとベンジャミンがちょっと気になることを言っていましたね
”タラハシーの男”
”自分はこの島で生まれ育った”
”全員が自らの意志でこの島にいるが、誰もがこの島を愛しているわけではない”
一番上のは、タイミング的にはロックの父親のことでしょうか…”タラハシー”という言葉の意味については次回で明かされますかね?

島の治癒力とかについては、とにかくこの島がそういう場所であることは理屈では無いっぽいカンジがしてきました…ベンジャミンたちも、人体を治癒するエネルギーの正体とかを知っているワケではなくて、そういう場所を守るなり研究なりをしているグループってだけだと考えると納得が行く気がします

さて、今後の展開がどうなるのやらサッパリですな…

ちなみに、ラストでベンジャミンがロックに対して打ち明けた”潜水艦を破壊してくれてありがとう”な一連のセリフですが、まるでドラマの製作者の意見を代弁しているようで、妙に笑えてしまったのはオレだけでしょうかw

 

第63話「エクスポゼ」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

海岸の乗客組の、とある一組のカップルが原因不明の死を遂げた…

ミスター・エコーが殺された際に、意味ありげに登場していたカップルがいきなり死んでしまいました…ていうか、あまりにもヒド過ぎるエピソードで唖然としてしまいましたよ!

なんて救いの無いオチだ…あの後の2人は、そのまま目を覚まさずに死んでたらいいんですけど…orz

まあ、極悪な犯罪者コンビだったので因果応報というカンジではありましたが、それにしたってヒドい死に方すぎました(汗)

これまでの総集編っぽい流れでもあったのは非常に面白かったんですが、2人が重要なエピソードに隠れて遭遇しすぎですw
ストーリーに何ら影響を及ぼしたわけではないんですが、単なる脇役にしては豪華な関わり方ですねえ…なんか、芸能事務所の力とかでムリヤリ出演者としてねじ込まれた2人なんじゃないかと疑ってしまうほどの不自然さですw

…それにしても、まさか飛行機が墜落した直後のセットとか、樹上のセスナとかをまた新たに作り直したってことはないでしょうから、過去の映像素材と上手く組み合わせたってことなんでしょうね…そのヘンは技術的に凄いですな

まさに閑話休題、というカンジのエピソードでしたが、次回からまた激動の展開になってくれますかね

あ、細かいことですが、チャーリーが孤立化してた時に、サンを誘拐しようと見せかけた事件のフォローが入りましたね…とりあえず懸念が一つ解消されたというのはいいんですが、なんかチャーリーの身辺整理が始まったような気がして不吉に感じられてなりません(汗)

 

第64話「二人の女」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ロックによって潜水艦が破壊されたが、othersは一斉にどこかへと姿を消してしまう…ただ一人、ジュリエットを残して…

ロックが向こうに行ってしまいました…親父さんが捕まってたことから、どうしてこういう流れになってしまったのかサッパリわかりません…
ただこれで、当分ロックの出番が無くなるのは間違いなさそうですな

しかしothersの行動は相変わらず意味不明ですね
ケイトたちを眠らせるだけなら、別に全員でガスマスクを装着して物々しく脱出する必要はないでしょうし…そもそもジャックやサイードが普通にあの場に放置されてたのなら、どうしてケイトとジュリエットだけがあんな状態で森の中に移されていたのか…?
ジュリエットが手錠の鍵を持っていたこともイマイチよくわからないんですが、ひょっとして森の中に移動したこと自体がジュリエットの仕業だったんですかね…?

そして、例の”黒い煙状の何か”ですが、othersの支配下にあるわけではないカンジでしたね…そのことがどういう意味を持つのか全くわかりませんが(汗)

いつもの過去エピソードは、ソーヤーに騙されていた女性が再登場しましたが、あくまでケイトとのちょっとした繋がりというだけで登場したのか、ソーヤーの子供とやらが今後の展開に重要な意味を持ったりするんでしょうか…?

一方の海岸組ですが、ハーリーの謀が微笑ましかったwんですけど、ジャックたちは帰ってきちゃうんですよね…まあ、ケイトとジャックの関係が冷え切ってしまったので、またケイトとソーヤーでジラジラする展開が始まったりするんでしょうね

 

第65話「新たな仲間」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ジュリエットと共に海岸へと戻ったジャック達だったが、サイードとソーヤーは彼女を信用しようとしなかった…

いやはや…今回のエピソードを見直してみると、そこかしこでジャックを手玉に取っているジュリエットの表情が怪しすぎるのが分かりますなw
物凄い緊張感に満ちているのがメチャメチャ面白かったです…果たして、ベンの真の狙いは現在妊娠中のサン辺りですかね?

…サブタイトルに”新たな仲間”とありますが、ジュリエットが”仲間”である期間はかなり短そうです(汗)

そしてジュリエットの過去と共に、シーズン序盤のothersとの攻防戦の背後事情が明らかになってきました…ここに来てようやく謎解きを本格化させてきましたね(全てが方便である可能性も残されていますが…)

ベンと共に長年この島で暮らしてきたらしい島民の、”女性の不妊化”という状況はこれまで示唆されていましたが、どうしてジュリエットがこの島に囚われているのかという理由が説明されました…これは止むを得ない事情ですな…

前々回にロックによって破壊されてしまった潜水艦の外観が出てきましたが、古い型なのか新しい型なのかもまるで判別できない絶妙なデザインでしたねえ…上手いモンです

あと名前だけ出てきた”ジェイコブ”なる人物がどうやら全ての鍵を握る人物のようですが、ジュリエットの姉のガンを治癒させられるってことは一種の超能力者みたいな存在なんでしょうか…?

 

第66話「ジグソーパズル」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

デズモンドはまたもやチャーリーが死亡するヴィジョンを視るが、ヴィジョンによればそれと共に何者かがこの島に訪れるらしいのだが…

チャーリーの死亡という、ショッキングなシーンから始まりましたが…デズモンドの能力はもう完全に”デッドゾーン”ですなw
あちらも結構な人気シリーズだそうなので、おそらくスタッフ側も似たような演出を意識してたりするのではないでしょうか

二回目に見直してみて気づいたんですが、最初にデズモンドが視たヴィジョンではチャーリーが死んでしまってるにも関わらず、パラシュートを使って樹上から落下する人物を受け止めるシーンでチャーリーがいるんですよね…デズモンドが未来を変えることが織り込み済みということなのか、単なる制作側のミスなのか…

で、島にやって来たのは結局デズモンドの彼女のペニーではなくて、新たなキャラの登場だったのには意表をつかれました
シーズン2のラストで、ペニーがデズモンドを捜索していたシーンに繋がりがある人物なのは間違いないと思うんですが…othersの一味である可能性もあるのかな…?

謎を引っ張りますねえ

一方のケイトのビッチぶり(汗)はますます拍車がかかってるようですな…ソーヤーも迷惑そうですw

 

第67話「受胎の日」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

パラシュートで落下した謎の女性は重症を負っていたが、まともな医療器具も持っていないデズモンドたちにはどうすることも出来なかった…

あのothersの眼帯男が生きて再登場しましたね…やはりあの時点でロックと取引きか何かを申し合わせていたようです
そしてラストで意識を取り戻した謎の女性が、とんでもない事実を明かしました…なんと既に815便の墜落事故が(乗客全員死亡として)終わったことにされてると…!

いやー、最近の盛り上がりは凄いですね!…シーズン2~3にかけての停滞ぶりがウソのように面白いです!

しかしまたよく解らなくなりました…どうやらこの謎の女性は、島に乗客の捜索に来たワケではないようです…でもそうなると、デズモンドとペニーとの関わりが…って、待てよ
そうか、デズモンドは元々815便とは何の関わりも無いんでしたね…じゃあ、乗客たちとはまるで別口で、ペニーに依頼されて捜索しているみたいなカンジなんですかね

でも英語、スペイン語、イタリア語、中国語と多言語に通じているのはまるでスパイみたいな能力ですが、一体どういう素性の人間なのか…(余談ですが、ちょっと「ボーン・アイデンティティー」を思い出しましたw)

今回のエピソードのもう一つの柱だったサンの妊娠に関する問題ですが、こちらもいい緊張感でした
あと2ヶ月以内に何とかしないと死んでしまうというのはヤバイですが(汗)、とりあえずジンの子供で良かったですな

それとこの島では肉体の治癒力が異様に上がるのと同様に、精子の数までが数倍に跳ね上がるとのことですが…これは確かに研究対象としては魅力的すぎる島ですねえ
ここで気になったのは、ジュリエットが当たり前のようにダーマ教団の施設を使ってることです…othersと教団は基本的には敵対してる存在だと思ってたんですが…何か間違えて解釈してるのかな、オレ…?

…何にせよ、次のハナシがメチャメチャ気になります!

 

第68話「報い」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

othersと行動を共にすることをケイトに告げたまま姿を消していたロックが、突然ソーヤーの前に姿を現す…

そうか…ロックの父親が、例の”ソーヤー”だったんですな…今回の「セブン」ばりの、ソーヤーが殺人を犯すに至るサスペンスはお見事でした
ん?待てよ…あのおっさんがソーヤーってことは、ソーヤーの(ええい、ややこしいw)過去エピソードでもあのおっさんが出てたのかな…?ちょっと記憶に無いですね

しかし、ナカナカ牧歌的に見えるothersの連中の暮らしぶりですが、おっさんがこれみよがしに縛られてるのを平気でスルーしてたり、やはり異常としか言えませんな(汗)

ロックの父親が、この島を死者の世界みたいに解釈していたのも面白かったですね

前回、815便の乗客は全員死亡扱いという衝撃的な事実が明かされた時にオレもそれは考えたんですが、othersがちゃんと外の世界と干渉してたり、ペニーがこの島を探しているのは既に提示されていたので、その可能性はすぐに排除しました
…まあでも、様々な超常現象とか死者が平気でウロウロしているような島であることも確かなので(汗)、ひょっとしたら異次元みたいな空間と部分的にでも重なってたりするのかもしれませんね

ナオミという、例のパラシュートで降下して来た女性ですが、やはりペニーに依頼されてデズモンドを探しに来た人間のようで…
どうでもいいことですが、”一番信頼できるのは?”ということで真っ先にサイードの所に来たのが、サイード好きにとっては嬉しかったりw
あと、サイードがちゃんとナオミの正体がothersかもしれないことを疑ってかかってるのも、期待を裏切らない行動で良かったです

そして秘密だって言われたのに、あっさりジャックのご機嫌を取ろうとするケイトのビッチぶりwがまた発揮されたわけですが、捜索船が付近にいることを知ったジャックとジュリエットが意外な反応を示しましたね
あの態度は、何らかの島に近づこうとする存在に対しての防衛機能というか、迎撃システム(ヘリはそれで落とされた?)があることを警戒してるんでしょうか

もう一つ気になったのは、ジュリエットがベンのスパイだということをバラす録音テープについてですが、あれはベンがわざと目立つように隠してロックに持たせたとしか思えないです…一体、何がしたいのやら…?

 

第69話「誕生」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

父の亡骸と共にothersの元に戻ったロックは、島の秘密を明かすようにベンジャミンを責め立てる
一方、ジュリエットがスパイである証拠を掴んだソーヤーは…

ひええ…ロックが死んでしまった…?

そして、ベンがかつて島に来たダーマ教団全員をガスで虐殺してたとは…こんな怒涛の展開になるとは流石に予想してませんでした(汗)

他にも色々と、others側の事情が明らかになったエピソードでしたが、眼帯男が生きていた理由が特に設定されてなかったり、ロックがテープレコーダーを持ち出したのをベンジャミンが知らなかったりしたのは意外でした…ひょっとして、まだ裏があったりしますかね?

あとこの島の歴史が遂に明らかになりました…教団と先住民との間の確執の背景、ベンが元々教団側の人間(の身内)だった事実、”ジェイコブ”という存在…

どうやらジェイコブとはこの島の超自然的なエネルギーの中枢で、霊体のような存在みたいですね

死んだ人間の姿を借りて、これまで島のあちこちで登場していたのもおそらくジェイコブなんでしょう…あの”黒い煙状の何か”と同一の存在なのかまではまだ不明ですが…

ベンジャミンの子供時代の友達の女の子アニーですが、このコが後のルソーなんでしょうか?
だとすると、ルソーの明かした過去も実は嘘…?
あ、そうか…ベンと先住民による虐殺から逃れた教団の一派がいて、その中の一人だったってことか

海岸組については、もう完全に空中分解寸前の状態ですね…ジュリエットは、またもや言い逃れしようとしているだけなのか、ジャックも騙されているだけなのか…次回が猛烈に気になります!

…最後にもう一つ、ベンジャミンの父親の成れの果ては#59で登場した事故車に乗ってたミイラですな…果たしてこのリンクに何か深い意味はあるんでしょうか…?

 

第70話「グレイテスト・ヒッツ」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ジャックとジュリエットはルソーと協力して、othersに対して反撃する作戦を実行しようとしていた
一方、チャーリーが死ぬ未来のヴィジョンを視続けていたエドモンドは、再びヴィジョンを視たのだが…

どうもジャックとジュリエットの行動が不審ですね…ルソーが事前にダイナマイトを用意していた辻褄は合ってるんですが、ケイトが捜索船が近くにいるというハナシをした時の2人の反応の不自然さを払拭するまでには至りませんねえ…

うーん…自分でも驚くくらい疑い深くなっちゃってるなw

そして今回は何と言っても、チャーリーの死亡フラグのオンパレードが印象的なエピソードでした
スタート以来、十人は軽く超える数の死者を出してきたこのドラマですが、チャーリーはメインの登場人物の中でも最初から目立ちまくっていたキャラの一人ですからね…扱いの重さが桁違いです

チャーリー役のドミニク・モナハンは映画「ロード・オブ・ザ・リング」でブレイクした俳優ですが、「LOST」に起用される際にスタッフから”「ロード~」のファンが離れないように、チャーリー役だけは何があっても死なせない”と言われたのだとか…ついにその神通力も期限切れってことですかね?w

クレアやアーロンを救うための自己犠牲と、死に赴く理由としてはこれ以上無いくらいの状況でしたし、人生のベスト5はベタなネタながら非常に良かったです
ラスト間際のデズモンドとのやり取りも泣けました…。・゜・(/Д`)・゜・。

で、今回はチャーリーが死ぬまでの展開で終わりかなと思ったら、海底施設の内部でothersらしき人影と遭遇…そう簡単にチャーリーを死なせるつもりは無いようですな(汗)

 

第71話「決行」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

othersを待ち伏せする作戦が決行される一方で、ジャックたちは電波塔へと向かい、海底基地に到達したチャーリーは捕縛されて厳しく責められていた…

うーむ…キャンプに残った3人組の中で、あの人の良いおっさんだけがどうしても戦闘向きじゃなくておかしいと思ってたんですが…ベラベラ喋らせるためでしたか(汗)
まあ一応、ソーヤーが使い物にならない状態にあった、みたいなフォローはしてましたけど、やっぱりちょっと強引でしたね

ベラベラ喋ると言えば、チャーリーもヒドいw…死を覚悟して来ているのは素晴らしくカッコ良かったんですが、作戦を台無しにする勢いでベラベラ喋りまくってたのは微妙でした
眼帯男に対して機転を利かせたりと見せ場も多かったのは良かったんですけどね

そしてベンジャミンがもうグダグダですな…ジェイコブとの交感が出来ない(元々出来なかったのか、最近出来なくなったのかは不明)せいで、何もかもが裏目に出ているというカンジですね
ラストでウォルト(の姿をしたジェイコブ)がロックに声をかけたということは、やはり先住民を率いる役割(=巫女)みたいなポジションをロックにさせようとしてるんでしょうか?

あ、そうそう…ちょっとハーリーを無駄にいじめすぎてる気がするんですが(汗)、一体どういう前フリなんでしょう?ハーリーがどこにいるかで、未来が大きく変わってしまいそうな流れですが…

さて、いよいよ次回でシーズン3も完結とのこと!
ぶっちゃけシーズン2からシーズン3の中盤までは、見ているこちらのテンションはかなり下がってしまっていたんですが(汗)、最近の面白さは相当レベルが高いままでキープされてると思います!

どうやってシーズン3を締めくくるのか楽しみです!

 

第72話「終わりの始まり」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

電波塔に到着する目前のジャックたち一行の前に現れたベン、海底基地にいる全ての人間を殺そうとする眼帯男、othersに捕らえられたサイードたち…彼ら全ての決着が着こうとしていた…

うはぁ…全く予想外の展開でシーズン3が終わってしまいました

毎回のエピソードに挿入されるお馴染みの回想シーンですが、最終話(とその前話)の回想シーンだけは”回想”ではなかったのは完全に意表を衝かれましたね…びっくりするというより呆然としてしまいましたw

シーズン3の後半に入った頃から、この島についての謎もかなり多くの部分が解決しましたが…ジェイコブにまつわる島の本質的な部分以外は、ほとんど解決したんじゃないですかね(あ、ダーマ教団の現状についても謎のままか…物資を投下し続けていたりするので存続しているのは間違いないようですが)

…しかし、(少なくともジャックとケイトともう一人が)島を出た後のエピソードが出てきたことで、新たな謎が一気にバラまかれてしまいました(汗)

・果たして何人が島から脱出したのか?
・脱出はやはりデズモンドの予知どおりにヘリで?
・others(先住民)はどうなったのか?
・ナオミと貨物船の一味の正体は?
・躊躇無くナオミを殺したロック(=ジェイコブ)の真意は?
・棺桶に入っていた、”親戚でも友人でもない”人物の正体とは?
・何故、ジャックは島を出たことをあんなにも後悔し続けているのか?
・自殺しようとするほどに謝罪したいこととは何なのか?
・島の存在が謎のまま(ジャックが延々と調査している)な状態にあるのは何故なのか?
・(ジャックとケイトの)島に対する思い入れの温度差は何に起因しているのか?
・”もう嘘はつけない”、とはどういうことなのか?

見終わって、ちょっとまだ呆然としたままの状態で書いてるのでw、まだまだ抜けてるような気もしますが大体こんなカンジでしょうか

いやー、これはシーズン4に向けて猛烈に興味を引く謎ばかりですねえ
シーズン4については、本家のアメリカ版がスタートするのが来年の2月とのことで、日本のスカパーに来るのは夏あたりでしょうか…待ち遠しいです!

プロデューサーのインタビューか何かで、”あと48話分(3シーズンに分けて2010年まで)で終わらせる(ムリヤリ長引かせるようなことはしない)”と言っていたので、これ以降はそんなにグダグダになる心配はする必要は無さそうです…楽しみですな!

 

LOST S4#73-86

LOST S5#87-103

LOST S6#104-121

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[海外ドラマ] 「24~シーズン6」レンタル開始直前!

2007-08-22 | 海外ドラマ

いよいよ来月の9月7日(金)からレンタルがスタートする「24」のシーズン6ですが、テレビで妙なCMをやりまくってますよねw

8月24日(金)を”「24」の日”ということにして、”ジャックの着うた”をダウンロードできるサービスを開始するとのことですが…ジャックの日本語吹き替えを担当している小山力也がアホな歌を歌いまくってるのが笑えて仕方ありませんw

YoutubeにCMの全パターンを編集したバージョンがありました!

知らないパターンも結構ありました…なんだかなあw

070821_01 サザーランド「24」時間の重圧!シーズンVI舞台裏を激白
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200708/gt2007082100.html

~制作サイドには耐えられないほどのプレッシャーだよ。ある男性スタッフが廊下で座り込んでいたから『大丈夫かい?』と聞くと、『もう出来るか分からない』と嘆いたんだ

これは壮絶ですな…

流石にネタが尽きたというか、マンネリ感を払拭できなかったのか、全米でのシーズン6の視聴率は大幅にダウンしてしまったのだそうで、その辺の悪いニュースも現場にはキツいプレッシャーなんでしょうねえ…

ただ、デキが悪ければ視聴者から責められるのは仕方ないにしても、デキが良ければ良いほど、また次は更に凄いモノを~となってしまう状況は恐ろしすぎですな(汗)

ちなみにオレは「プリズンブレイク」のDVDに収録されていた、シーズン6の第一話だけを既に見ていますが、かなり面白い導入でしたよ?…むしろ緊迫感は、これまでのシーズンと比べても抜きん出てたと感じたんですが…
どこかで展開が失速しちゃうんでしょうか

~現在、シーズン7を撮影中で出演契約はシーズン8まで

撮影中のシーズン7についてもまた嫌なニュースがありまして、何と撮影が開始される直前(数週間前)にそれまで出来ていた全ての脚本がボツになってしまったのだとか…
正確な事情はよく解りませんが、何でもアフリカでの大規模なロケを敢行する予算が獲得出来なかったそうです(結局、脚本は全て書き直されて撮影は全てアメリカで行われています)
急造された脚本のクオリティが心配ですが、それよりも日本なんかとは比べ物にならないほどの大予算をかけている、アメリカの超一級TVドラマですら捻出できない予算って一体…(汗)

「24」サブタイトル一覧

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[海外ドラマ] プリズンブレイク S2#14-22

2007-08-18 | 海外ドラマ

プリズンブレイク S1#14-22

プリズンブレイク S2#1-13

 

 

いやー、夏休みに入ったこともあってか、ナカナカ8巻が借りられなくて困りました…ここのところ昼、夕方、夜と機会さえあれば家の近くのレンタル屋に足を運んでたんですが、いっつも貸出中で…orz
”(シーズン2のラストまで)ニ○ニコにあるぞ…字幕付きで”という悪友の誘惑にも耐えてw、ようやく8巻~をレンタル出来ました!

第14話「想定外」~レンタルDVD(Vol.8)にて観賞

マイケルとバロウズを助けたケラーマン捜査官に、激怒した政府関係者たちが迫る…

いやはや久しぶりの「プリズンブレイク」でしたが、物凄く内容が詰まってますな…そろそろこのエピソードも終わりかな?と時計を見たら、まだ半分も過ぎてなかったり(汗)

「LOST」のハナシの進まなさ具合も異常ですが、このとんでもないスピード感も異常ですなw…まあ、見ててストレスがたまらないのは圧倒的に後者なんですが(その分、アイディアを詰め込まざるを得ないスタッフの苦労は尋常ではないでしょうけどw)

内容としては、いよいよマイケル達の反撃が開始されるんですが…サブタイトルの通り、マイケルが事前に想定していた事態ではないので、ちょっとちぐはぐな展開なのがもどかしいですね
政府と戦う為の最大の武器であった、大統領の弟がああなってしまったことで、これからどうしたらいいのか全く解らなくなってしまいました

フォックス・リバー刑務所のベリックは、もうどうにもならなくなってるのが可哀相すぎて…(汗)
完全に自業自得なんですけどねえw

シーノートも袋小路ですな…奥さんの想いが泣けました

…ここまでで、もはや誰もが袋小路な状況に追い込まれていますが、袋小路具合で言えばティーバッグが一番キツいかもしれません
あの家に篭城した所で何の進展も見込めませんし、奥さんにも子供にも生活があるので、こんな状況は数日も保たないでしょう…ただひたすら”家族”であることを強要するティーバッグが哀しいですな

マホーン捜査官は相変わらずキレてます…この人はこのドラマの登場人物の中でもトップクラスの悪党ですねえw
”仕事に戻る”という宣言はマイケル達を追うのを再開するって事なんでしょうけど、ひょっとして政府に逆らう行動に出る可能性もありますかね…?

 

第15話「メッセージ」~レンタルDVD(Vol.8)にて観賞

マイケルたちのモーテルは報道陣についてきた警官隊によって包囲されていた…

おお…ニュース映像を使って何もかもぶちまけるアプローチは、いかにも”反撃”っぽい展開でした
昔のドラマならここまでやればゴールというか、万事が解決してしまってもおかしくないんですが…最近のドラマでは、そんな甘い展開は許されないんですな(汗)

ケラーマンがいることで、捜査陣の裏の裏をかけるっていうのは興奮しましたね…でもマホーンがいるだけで、あっという間に小細工が台無しになっちゃいましたがw

でもこのビデオで言っていることは紛れも無い事実なので、これはこれで効果的だったんじゃないですかね…?
特にマスコミなんかは、裏を取る為に独自に動き始めたりしそうです

スクレ再登場!
本筋とは絡みそうに無いですが、いいハナシでした…泣ける部分を一手に担ってるカンジです

ヘイワイヤー再登場!
ある意味、こちらも泣ける話でした…ただこの事件のせいで捕まってしまいそうな流れです

マホーンと取引したベリックはこれ以上本筋に絡むことは難しそうですし、そろそろ退場ですかね…?

そしてサラですが…ケラーマンがまた不穏な動きを見せ始めたことで大変な再会になりそうです(汗)
メチャメチャ先が気になります!

 

 

第16話「シカゴへ…」~レンタルDVD(Vol.9)にて観賞

ついにマイケルとバロウズと合流したサラだったが、自分を殺そうとしたケラーマンが一緒にいることに衝撃を隠せなかった…

今回はやはり、ヘイワイヤーのことから触れないといけませんな…第2シーズンに入ってから、ひたすら本筋に絡むことなく、わが道を行っていたヘイワイヤーがついに死亡してしまいました

獄中でのトリックスターぶりが、刑務所の外では発揮できなかったのは残念ですが、ヒューマンドラマな見せ場がちゃんとあったので良かったです…マホーン捜査官との最後のやり取りも、(お互いの)人生に対する諦観ぶりがよく出てて印象的でした

これで脱獄八人衆も、アブルッチ、トゥイーナー、ヘイワイヤーと3人がいなくなってしまいましたが、次はシーノート辺りが危険ですかね…?
遠いメキシコにいるスクレはまだしも、往年の「逃亡者」みたいな”いいハナシ”を今後も続けられるとは思えないんですよねえ(汗)

ベリックの処遇については、なるほどと思いました…マイケル達の告発ビデオによって微妙になったマホーン捜査官の立場を上手く説明してましたし、それを逆手に取って今後の非合法スレスレの追跡劇を予感させる緊迫感を、新たに生み出した素晴らしいアイディアだと思います
何よりベリックほど、”猟犬”というポジションが似合うキャラも他にいませんなw

ティーバッグの逃避行は…やはり大して長持ちはしそうにありませんね
500万ドルをどのようにして持っているのか、どこかに隠したりしているのかが今後の展開の鍵ですかね?(自由の身になったベリックが執拗に狙ってくるのは間違いないでしょうし)

サラとマイケルのラブラブな関係は一服の清涼剤というか、非常に微笑ましいんですが…オレとしてはこの雰囲気がサラの死亡フラグに思えてなりません(汗)

 

第17話「血の輪廻」~レンタルDVD(Vol.9)にて観賞

サラの父親が残した”鍵”を手に会員制のクラブへとやって来たマイケルたちだったが、そこは既に警察の手が回っていて…

所長キター!
まさかこんなタイミングで(元)所長の再登場とは…完全に不意を衝かれました

刑務所内では、ずっとマイケルによくしてくれていた人だったので、何らかのフォローをしてくれないかなあと思ってたんですが…マイケルとの対話はゾクゾクしっぱなしでしたね
ナカナカ協力してくれないのがまた非常にリアルな展開で面白かったです

スクレはついにマリクルースと再会しましたが、ずっとメキシコを逃げ回るつもりなんですかね?
かと言って危険を冒してアメリカに戻る理由も特に無さそうですし…また本筋に絡んでくる日はまだまだ遠そうです(汗)

ティーバッグは意外なことに、あっさり家族を解放しちゃいましたね…マホーン捜査官やシーノートもそうでしたが、今回は”家族愛”がテーマになってたようで、こうなるとティーバッグも結構同情すべき境遇ですな…
しかし、ティーバッグはこの後はどうするんでしょうね?…お金は持っているので国外逃亡とかを目指すんでしょうか?

シーノートがマイケルたちを売ろうとする展開も良かったです…私利私欲からではなく、単に愚かなだけでもなく、仲間を裏切らざるを得なくなるのはとても納得の行く流れでした

…ついに脱獄八人衆も、逃げているのは半分の四人となってしまいましたな

ケラーマンとはここで手を切ったのは正解でしょう…もう特に一緒にいる必要がなくなっちゃってますし、マイケルを裏切るかどうかという展開も難しくなっちゃってますしね

さて、いよいよUSBメモリを手に入れたマイケルたちですが…どうなりますか

 

第18話「帳消し」~レンタルDVD(Vol.10)にて観賞

ついにバロウズの無実の証拠となる、大統領と弟との会話のデータを入手したマイケルたちだったが、この証拠をどのように扱えばいいのかに苦慮する…

これまでのあらすじの中で、メモリの中身が大統領と弟との会話だとありますね…しまった、すっかり忘れてました(汗)
で、その会話データですが、内容については一切視聴者には聴かせないですね…既に、どういう会話内容だったかは明かされてましたっけ…?

マホーン捜査官とベリックとの関係ですが、まさに”主人と犬”で、流石はマホーンというカンジですなw
すっかり安心しているスクレの元にベリックが向かったので大変なことになったなあ…とか思ってたら、まさかそこにティーバッグが絡んでくるとは!

…500万ドルを機内に持ち込めなかったことが重要な意味を持つことになりそうですな

ケラーマンは大統領を暗殺する、という流れになったのが意外でした
妹と会ってたりするのは明らかな死亡フラグですし、ストーリー的にもまさか成功はしないだろうと思って見てるんですが…状況的には、このままだと失敗する要因がまるで見当たらないのが気になりますね(汗)

そしてシーノート…あのタイミングで次回に続く、となったってことは何とか助かりそうな流れですが…
おそらくマホーンはホテルでまたマイケルたちを捕まえ損ねて、再びシーノートの掲示板にすがることになる?…あ、でも”掲示板に書き込むだけなら私にだって出来る”って言ってましたね…

やはりシーノートも既に用済みキャラ…?(汗)

 

第19話「女王蜂」~レンタルDVD(Vol.10)にて観賞

大統領に対して直接アプローチをかけようとするマイケルたちの部屋に、マホーン捜査官が迫る…

シーノートはとりあえず無事でしたね…獄中で死のうとするなら看守の警戒が緩い夜とかにしないと(…って、オイ(汗))
そういえば首を吊って死のうとした場合、たとえ助けられたとしても頚椎を骨折して酷い後遺症を背負い込んでしまうケースも多いのだとか…そうならんで良かったですな

ティーバッグがメキシコの空港で引き起こすドタバタは流石にちょっと強引な流れでしたね…でも、これでスクレやベリックを巻き込んで非常に面白い事態になったのも確かですw
…500万ドルと聞いて、邪悪な笑みを浮かべるベリック最高!w

そして大統領ですが…証拠能力が無いんなら脅迫のネタにならないんじゃないかと思ってたんですが、こういうことでしたか…
近親相姦のネタがあったから、USBメモリを脅迫に使うことが出来たんですな…と言っても、結局全ての労力が無駄になっちゃいましたけどね

”もう逃げるしかない”とマイケルも絶望しちゃいましたし、ケラーマンとかどうするんだろう?

大統領が失脚したことで、キムやマホーン捜査官は後ろ盾を喪失…?
でも、”誰が大統領でも何も変わりはしない”と、元大統領が言っていたので何も変わらないんでしょうね

あとあの言葉を発しない、黒幕っぽい人物が読んでいた”SONA”という書類には何の意味があるんでしょうか?

 

第20話「パナマ」~レンタルDVD(Vol.11)にて観賞

大統領に直接、恩赦を出させるという最後の切り札を失ってしまったマイケルたちは、船で国外脱出をするしかなかったが、マホーン捜査官の仕掛けた監視網がサラについていた…

自らの身を犠牲にするサラの健気さがいじらしかったですが…この人は完全に破滅型ですな
相手がマイケルだったからいいものの、マイケルに出会ってなかったとしても絶対に不幸になるタイプですよねえ(汗)

そしてついにマイケルとバロウズが国外脱出に成功しましたが…(シーノート以外の)メンツが一箇所に集結し始めたり、マイケルがティーバッグなんかを野放しにしてしまったことを後悔してたり、いかにもシーズンのまとめに入ったというカンジがしてきました

しかしサラに電話しようとしたり、これまでのマイケルからは考えられないくらい行動が迂闊なのが気になりましたね…バロウズに殴りかかるほどなので、まともな精神状態ではないってことなんでしょうけど(汗)

例の何も口にしない黒幕風の男ですが、ちゃんと喋れたんですな…徹底的に盗聴を警戒してるが故の無口だったのが、やり過ぎ感にあふれていてちょっと笑えましたw

マホーン捜査官はついにFBIの捜査官としての身分を脅かされることになりそうです
前大統領の後ろ盾を失ったことも大きそうですな

スクレとベリックはなんだか妙なコンビになってますね…現状だと単なるスペイン語の通訳みたいな扱いですが、今後、なにかの見せ場があるといいんですが…気になるのはティーバッグは脅されてるカンジなんですよねえ(汗)

どうやらキムに捕らえられて泳がされてるっぽいので、こうなると500万ドルはもうティーバッグも持っていないでしょうし、ベリックもスクレも金をゲットするのは絶望的…?

一方、シーノートはひょっとしてこれで退場ですかね?
もしかしたら彼だけが、見事に”プリズンブレイク(脱獄)”を完遂?…ただ逃げただけでなく、前科までキレイさっぱり無くなって、しかももうマホーンたちも彼を追うことは無さそうな流れですし…これはめでたいですな!

 

第21話「逆転」~レンタルDVD(Vol.11)にて観賞

マホーンがスクレを騙って書いた掲示板におびきだされたマイケル…そこには確かにティーバッグがいたのだが…

む?ちょっと今回はイロイロと、メンバーの行動がおかしかった(というか無理があった)ような…?

まず、マイケルは掲示板への書き込みがスクレによるものでは無かったと本当に知らなかったんですかね?…ティーバッグに監視がついているのをちゃんと確認してるのと、スクレと再会した時の反応がおかしかったような?

そしてスクレとベリックは何故ティーバッグが泊まっているホテルがわかったんでしょ?
前回、ティーバッグがパナマ行きの船に乗った情報を得た過程までは何となく納得が行くんですが、ここの流れはちょっと微妙だったような…まさか本当に単なる偶然であのホテルの前に来たんですかね…?(汗)

その辺りの強引さはさておき、怒涛の展開の目白押しは凄かったです

特にティーバッグの強かさは相変わらずでしたし、ついにそのティーバッグの一枚上手を行ったマイケルは最高でした!…スクレの怪我が気がかりですが、バロウズがマホーンを手玉に取っているのも意外で良かったです(実際はそうではなかったわけですが(汗))

最大の山場である、サラの裁判はケラーマンが出てきたことによって劇的に展開しそうですな…まさにサブタイトルの「逆転」ということになりそうです
ていうか、ケラーマンが全てをぶちまければ、サラのことばかりか、バロウズの罪まで何もかも帳消しになるんじゃないですかね?

最後にマホーンの悪あがきがあるようですが、大したことにはならなさそうです…これで前回のシーノートだけでなく、みんなハッピーにめでたし、めでたし!…って、あれ?
シーズン2では終わらないと、風のウワサに聞いていたんですが…このままだと、次回の最終回で全てのおハナシが終わっちゃいませんかね?(…それで何か不満が?w)

とにかく、シーズン2もラスト1話!…ついにここまで来ました!

 

第22話「SONA」~レンタルDVD(Vol.12)にて観賞

ティーバッグを出し抜いて500万ドルを手に入れたマイケルだったが、マホーンが捜査官である身分を捨ててまでバロウズを人質にとり、金と船を要求するのだった…

うわ~!こんな展開になるとはまるで予想してませんでした!

これまでオレも、数多くの衝撃的な”to be continued”を見てきたつもりですが…いやはや、ここまでショッキングな展開は初めてだと思います
…ていうか、いいんでしょうか?…こんな、これまでのシリーズの世界観を全て無視したかのような新シーズンって…(汗)

まさに”超展開”でしたw

裁判でのケラーマンによる証言シーンみたいな、これまで積み重ねてきたドラマが全て解決するようなゾクゾクするシーンが冒頭であっさりスルーされてしまった時は、ちょっと呆れてしまいましたね…もし、このシーズン2で完結させるつもりだったら、この辺りはもう少しじっくり描写されたんでしょうか(汗)

しかしラスト付近のボートでのやり取りは強引でした…なんでキムを殺したことで逃げるんですかね?あれはどう見ても正当防衛でしょうし…
また、逃げるにしてもそのままボートで逃げればよかったんじゃ…?

ちょっとムリヤリ盛り上げてる感が鼻に付きましたが、それもその後の超展開にすっかり霞んでしまいましたけどねw

いやー、それにしても”SONA”とは何なんでしょう?
単なる刑務所とは違うようですが…あんな「北斗の拳」の世界にでもありそうな施設に送り込まれた目的は一体何なのやら…?

どうやらシーズン3は、マイケル、マホーン、ティーバッグ、ベリック(と、ひょっとしてスクレも?)らと共同で”プリズンブレイク=脱獄”をやり直す展開になりそうですけど…
夢のオールスター戦wみたいな状況には非常にワクワクしますが、果たしてどういう背景事情があるのか…?

妙なSF設定とかを出さずに、何とか面白くしてもらいたいものです!
アメリカでは今月からシーズン3の本放送が始まるようなので、日本でのDVDの発売は早くとも半年後とかになりそうですが(汗)、大いに期待して待ちたいと思います!

ええ、待ちますともッ!

 

プリズンブレイク S3#1-13

プリズンブレイク S4#1-11

プリズンブレイク S4#12-22

ファイナルブレイク

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[海外ドラマ] タイトル一覧

2007-08-01 | 海外ドラマ

ブレイキングバッド

アンダー・ザ・ドーム

アウェイク~引き裂かれた現実

デクスター S1#1-12

デクスター S2#1-12

デクスター S3#1-12

デクスター S4#1-12

デクスター S5#1-7

ヒーローズ S1#1-11

ヒーローズ S1#12-23

ヒーローズ S2#1-11

ヒーローズ S3#1-12

ヒーローズ S3#13-25

ヒーローズ S4#1-9

ヒーローズ S4#10-19

24 S6#1-12

24 S6#13-24

デッドゾーン S2#24-32

デッドゾーン S3#33-44

デッドゾーン S4#45-55

デッドゾーン S5#56-67

デッドゾーン S6#68-80

LOST S2#26-29

LOST S2#30-39

LOST S2#40-49

LOST S3#50-59

LOST S3#60-72

LOST S4#73-86

LOST S5#87-103

LOST S6#104-121

invasion #1-9

invasion #10-22

プリズンブレイク S1#14-22

プリズンブレイク S2#1-13

プリズンブレイク S2#14-22

プリズンブレイク S3#1-13

プリズンブレイク S4#1-11

プリズンブレイク S4#12-22

ファイナルブレイク

ロストルーム

 

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[海外ドラマ] 「ツイン・ピークス」完全版DVDBOX発売決定

2007-07-25 | 海外ドラマ

「ツイン・ピークス」とは”伝説的”とも言える、アメリカの往年の名作ミステリードラマです

近年の「24」「LOST」「プリズンブレイク」等のアメリカの大人気テレビドラマは、毎回毎回、複雑な謎や予想外の展開によって次回への強烈な”ヒキ”を持ち、視聴者を捕らえて離しませんが、この「ツイン・ピークス」は20年近くも前にそのような手法の先駆けとなった作品です

”ツイン・ピークス”という、”豊かな自然”と”平穏さ”だけが取り得の様な田舎町を震撼させた、一人の女子高生の殺人事件…昨今の悲壮な世相からしたら大した事件では無いかもしれませんが、監督・脚本・製作総指揮を担当したデビット・リンチの独特の世界観は非常に危険で、魅惑的でした

カイル・マクラクラン演じるFBIのクーパー捜査官をはじめ、とにかく素晴らしいキャラが沢山出てくるのも大きな見所です

…ただ、ミステリーということで理路整然とした解決を求められると、ちょっと困っちゃうような内容なんですけどね(汗)
でもちゃんと事件の犯人とか、どうして殺したのかっていう動機とかは明かされますよ…後半は、そういう”現実”がどうでもよくなっちゃう展開になるってだけでw

0707251st_1 で、念願のDVDBOXが発売された時は速攻で買いましたよ
店頭でパッケージを手に取った時、懐かしさだけじゃなくて、ある種の”畏怖”のような気持ちを抱いたのを思い出します

…でも実はオレ、買ってからまだ一度も見てないんですよね(汗)

0707251st_2 ”シーズン2のBOXが発売されるまで見るのをガマンしよう、オレの記憶によればたしか、シーズン1のラストでは物凄い終わり方をするハズなので、そこでお預けを喰らっちゃかなわねえw”…ってなカンジで、見るのを封印してたんですが…




ついに、シーズン2のBOXが日本でも発売されることになりました!

070725goldbox デビッド・リンチの「ツイン・ピークス」DVD第2集、今秋発売!
http://eiga.com/buzz/show/8101

~同ドラマのファーストシーズンDVD発売から5年の時を経て、今秋11月9日、これまで“日本未発売”だったセカンドシーズンDVD(Part1・Part2、各3枚組)が、また同ドラマの全エピソード(序章と本編29章)を、リンチ監督自ら監修してそれを完全リマスターした「ツイン・ピークス ゴールド・ボックス」(10枚組)が発売される

なんとあれから5年が経過してましたか!…権利関係で相当モメてる、とは聞いていたんですが(シーズン1のBOXが発売されたこと自体奇跡、とかw)

しかも、シーズン1とシーズン2をまとめた完全版(ゴールドBOX)とやらまで発売されるとは…

うーむ…映像が完全リマスターされてる上に特典も沢山…ってことは、5年前に買ったファーストのBOXを売って、こっちを買い直せってことか…orz
まあ、シーズン2のBOX(2パック)だけを買ったとしても2万円かかるんなら、いっそ3万円のゴールドBOXを買ってしまうか…

…なんか、まんまとDVD会社の策略に乗せられてるようでちょっと微妙です(汗)

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[海外ドラマ] デッドゾーンS4#45-55

2007-07-22 | 海外ドラマ

デッドゾーン S2#24-32

デッドゾーン S3#33-44


第45話「壊れた輪」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

レイチェルの仇であるスティルソン議員を殺そうとするレベッカ
ヴィジョンの中で未来の自分から、”彼女の行動を止めるな”と忠告されたジョニーだったが…

いよいよシーズン4の開幕です
オープニングのBGMが変わりましたね…少し気だるいというか、諦観っぽいカンジが出てる曲調だと思いました

ストーリーの方は、前回から続いて”未来を取るか、彼女を取るか”という究極の選択を迫られたジョニーでしたが、最初から迷うことなく”彼女”の方を選択していたみたいですね
あれだけスティルソン議員にこだわっていたのに、特に迷うシーンも無かったのがちょっと意外でした

当のスティルソン議員についてですが、レベッカによる暗殺が成功しようがしまいが、このドラマシリーズが終焉を迎えてしまうんじゃないかと思っていたので、そこをどうやって回避するのかハラハラしてたんですが…
なるほど、父親という格好の悪役を仕立てて、そっちに全ての責任を転嫁してしまいましたね…非常に上手いと思いました(側近のソニーの罪について気になりますが)

そしてラスボスのハズだったスティルソン議員(とパーディ牧師)を操ろうとする更なる巨悪の登場…
あの指輪のマークはフリーメーソン系の秘密結社でしょうか?
「Xファイル」的な陰謀が出てきちゃったのは、(製作側にとって)一種の賭けですね…例えばこの組織が、ハルマゲドンの未来を敢えて招こうとしてたりするとなると、一気にハナシが胡散臭くなってしまいそうです(汗)

ラストでジョニーが、未来を直接知ることの出来るステッキを捨てたのは、覚悟を決めたってことですな(サブタイトルの「壊れた輪」というのは、この規定の未来に繋がる道筋を壊したということですかね)

とにかく自分の信じる正義を貫いて生きていくしかないと…

 

第46話「コレクター」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

サラがボランティアとして世話をしていた家出少女が行方不明となり、調査を依頼されたジョニーは彼女が何者かに監禁されているヴィジョンを視てしまう…

第39話「鏡」に続き、SHINTARO SHIMOSAWA氏が脚本にクレジットされているエピソードです

今回はかなり変質的な犯罪者が登場するんですが、ヴィジョンの演出がどれも個性的で良かったです…売春婦の部屋での長期的な動きを見せるヴィジョンと、犯人が誘拐した女性たちを”棄てる”ヴィジョンが特に素晴らしかったですね

しかし、囚われた女性の行動もナカナカ興味深かったです…あそこまで強く出られると恐怖で何も出来なくなっちゃうんですねえ…

ストーリー的には、一見、異常にしか見えないかつての被害者女性の行動ですが、平凡な主婦としての自分の人生にちょっとした疑問を持っている前半のサラとの対比が為されていて面白かったです
…ちょっとキレてるウォルトが微笑ましかったなあw

”ストックホルム症候群”についてはオレも何かで読んで知ってはいましたが、単純に誘拐犯と被害者との”恋愛”みたいな言葉では括れませんね…
その境遇に、”生きてる実感”を感じてしまえば、それで条件としては十分なワケですな(今回のケースは、ちょっとSM趣味的な嗜好も絡んでたりしそうですがw)

それにしても今回の犯人の異常性で一番気になったのは、女性のチョイスがいちいち微妙だったことでした…w

 

第47話「ダブル・ヴィジョン」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

街中をドライブ中に男を跳ねてしまったジョニー…だが男は慌ててその場を逃げ出してしまい、不審に思ったジョニーが調べてみると、その男が何者かを狙撃しているヴィジョンを視る…

オープニングの新しい曲が馴染んできました…スローな曲調が段々素晴らしく感じられてきてます(特に最後の、ピンピロピンピーンって箇所で何だか解りませんが涙がちょっと出そうになります)

そして今回の内容ですが、ジョニー、遠い過去のインディアン、破滅後の未来のウェイと、これまで3人のヴィジョン能力者が登場していましたが、今回遂に4人目のアレックスが登場しました

他の能力者が登場していたこれまでのエピソードと大きく違うのは、アレックスがかなり奔放でひょうきんなキャラで、あまり深刻そうな雰囲気が出ていない所でしたね(…それでも後半は一転して、彼女が子供の頃から視ていたという”彼女自身の死のヴィジョン”にまつわる話が展開したのでシリアスになりましたが)

少し過去のアレックスと、少し未来(現在)のジョニーが同じヴィジョンの中に居合わせるシーンが面白かったですねえ…さすが、時空を超越した世界ですな

そして互いの能力を使った追いかけっこのアイディアも良かったです…全てを読み取れる能力者同士が、裏の裏を読み合うコミカルな演出はテンポも良くて笑えましたねw

アレックスにはジョニーの理解者としてレベッカの代わりにレギュラー化してほしいと思いましたが…やっぱり、製作側にとっても”一つの街に二人の能力者”ってのは、取り扱いが難しいんでしょうかw

 

第48話「静物画」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ある日ジョニーに送られて来た、ベッドに横たわる女性の肖像画…差出人不明のその絵に触れてみると、モデルとなっているらしい女性が死にかけているヴィジョンを視る…

今回は派手なアクションとかはまるで無いんですが、とても静かに進行する、一遍の上質なミステリーのようなエピソードでした

オレがここにドラマの感想を書く際は、一度普通に見た後でもう一度、最初から軽く見直しながら書いてるんですが、2回目の視聴であちこちにちゃんと手がかりというか、伏線を張り巡らせているのに気づきました
冒頭の画家のセリフで、”娘があなた(ジョニー)のファンでね”と言ってるんですが、ちゃんと真犯人がジョニーに絵を送ったことを示唆してるんですな
他にもキャンパスの塗り直しや、画家本人の作業着とのヴィジョンの齟齬など、上手いなあと思いました

細かいネタでは、スタンリー・キューブリックのネタがいくつか出てきたのが面白かったですね…あの画家(の役者)も、ちょっとキューブリックの風体と似ているような気もします(似ていると言えば、画商が妙にマイケル・アイアンサイドっぽいのが笑えましたw)

あと今回の展開で興味深かったのが、ヴィジョンに入り込みすぎた(?)ジョニーが画家のスキルまで体得してしまったことですね(あくまで一時的にですが)
ひょっとしてジョニーの能力がパワーアップしていることを示唆しているんでしょうか?…この能力は今後、何かの役に立ちそうな気もします

 

第49話「ヒーローと悪魔」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ある日、遠くからはるばるジョニーの自宅を訪ねてきた少年は、しかしジョニーと会っても一言も言葉を発しようとしなかった…

今回のエピソードのキーとなったのは、自閉症の子でした
本人や家族の描写がかなり難しい題材だったでしょうに、非常に上手くまとめていたというカンジでしたね…絵や鼻歌で少年が最初からずっと、コミュニケーションを取ろうとし続けていたのを知った時はちょっと涙が出そうになりました

ミステリーの世界では”特殊な目撃者”という題材が時々あったりするんですが(例えば視覚に障害があって証言が不十分にならざるを得ない等)、ジョニーの能力に合わせた面白い見せ方をしていたと思います

また、いつぞやの双子の事件の時と同様、ジョニーが視たヴィジョンを視聴者には敢えて見せないやり方で事件を解決するやり方もスマートでしたね

…ただドラマの残り時間から、”ああ、もうこいつが真犯人じゃないと解決するヒマが無いな…”とか逆算してしまうジレンマは何とかならないものでしょうか(苦笑 )

 

第50話「ラスト・グッドバイ」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

18年前に自殺したロックスターの息子のライブにやって来たジョニーたち
かつてロックスターが使用していたギターに触れたジョニーは、彼が現在もまだ生きているヴィジョンを視る…

お…脚本にSHINTARO SHIMOSAWA氏がクレジットされているエピソードの第3弾ですね

とにかく今回はサラの可愛さに尽きる話でした…青春の一曲に対する思い入れというのは(一定以上の年齢の人間なら)きっと誰もが持っている感情ですし、サラの場合はジョニーのことが事の外ツラかったっていうのが視聴者に対する説得力を倍増させてましたねえ

過去の殺人事件についての経緯も、マネージャーをいかにも悪徳そうに描写しておいて最後にひっくり返したのが上手かったと思いました…ラストの解決をジョニーがサラに委ねたのも良かったです

そういや、モーテルのドアを片っ端から調べてるシーンで思い出したんですが、シーズン3の終盤でやたらと言われていた、ジョニーの能力の使いすぎによる脳障害についてはどうなったんですかね?

…なんかすっかり無かったことになってるような(汗)

 

第51話「砂粒」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

嵐の夜、河に落下した車に閉じ込められていた赤ん坊を助け出したジョニー
母親が死んでしまったことでこの赤ん坊が将来、不幸な人生を送ることになるヴィジョンを視てしまったジョニーが取った行動は…

”不幸な未来を視てしまった相手の、その後の人生を背負うことが出来るのか?…または、その必要がジョニーにあるのか?”
予言者でも占い師でもいいんですが、いちいち予言した相手のその後の面倒を全員分みていたらキリがないですからねえ(汗)…こういった疑問はこれまではスルーされてきたんですが、今回のエピソードでは真正面から向き合っていました

一児の父でありながら、父親としての経験が欠落してしまっているジョニーの寂しさがよく出ているエピソードでもありましたね

移民局の女性が背負ってたモノについては、ちょっと詰め込みすぎで解りにくかったのが残念でした…不法移民問題が身近なアメリカ人視聴者にとっては、理解しやすかったのかもしれませんが

そしてラスト…「デッドゾーン」というドラマを象徴するような、久しぶりの切なすぎるオチでした。・゜・(/Д`)・゜・。

 

第52話「先駆者」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

教師時代の元教え子で、現在は企業で優秀な科学者として働いている若者と再会したジョニー
すると、いつもスティルソン議員に触れた際に視るヴィジョンを視てしまう…

おお…スティルソン議員以外から、”破滅のヴィジョン”にアプローチするのは初めてですな
そして前回に引き続いて、どうにもならない切なさに満ちたエピソードでした…自己犠牲で世界を救うのは定番の流れですが、グッと来ました(結局、無駄になってしまいましたが…)

そういえば、ジョニーの教師としての能力はこれまであまり描写されてきませんでしたが(家庭教師を請われるくらい?)、現場の一線級の化学者と共同研究が出来るってことは相当優秀なんでしょうか

また今回のエピソードは、教え子の研究が次世代核爆弾の開発に繋がるだけでなく、スティルソンが大統領になる時期を大幅に早めてしまうという、二重の危機に繋がっている点が面白かったですね(確か、以前にジョニーが視た未来では、スティルソンがかなり高齢になった状態で大統領になっていたハズなので)
技術の封じ込めには失敗してしまいましたが、どうにか”破滅の時が早まる危機”だけは何とか回避できたというカンジでしょうか…

サブエピソードのパーディ牧師やスティルソンの方も、何やら着々と影響力を増大させているようで…パーディ牧師の方はもう基本的に善人であるみたいですが、背後の組織の狙いが不気味です

あと印象的だったのが、サラがウォルトとの子作りを決意したシーンで、お腹を触ろうとするジョニーをむげに拒否してしまったことですね…なんか、ジョニーの居場所がこれから狭められて行く展開を暗示しているようで不安ですな…(汗)

 

第53話「過去からの警告」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ソファでうたた寝をしながらテレビを見ていたジョニーは奇妙な悪夢を見るが、それは今は亡きジョニーの父親にまつわるヴィジョンへと繋がってゆく…

時々、このドラマシリーズはちょっとホラー調になりますね…スティーブン・キング原作を意識しているのか、ひょっとしたら同じ演出家の傾向なのかもしれませんね(チェックしてませんが)

内容はジョニーの父親が、”ひょっとして(ジョニーと同じ)ヴィジョン能力者だったのだろうか?”という謎と、不思議な惨劇の現場のヴィジョンの謎が中心でしたが…ラストは頭をガツンと殴られたかのようなショックでした

しかも、余韻とかを視聴者に感じさせるつもりなど毛頭無いかのような、ある意味投げっぱなしのようなオチには唖然としてしまいました…でも確かに、あの後で語れることなど何もないんですよね…

ちょっと「バタフライ・エフェクト」という映画を彷彿とさせるネタで、ジョニーがあの後で、父親を悲惨な境遇に追い込んだことに自責の念に駆られて猛烈に後悔したであろうことは想像に難くない結末ですが…なんて残酷なシナリオだろう(汗)

凄く面白かったのは間違いないんですが、とても複雑な心境でもあります…

 

第54話「カミング・ホーム」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

サラの父親が入っている老人ホームにサラと訪れたジョニーだったが、入居者のとある老婆が、森の中で死体となっているヴィジョンを視てしまう…

”死体農場”の設定がかなり衝撃的でしたが、アメリカには本当にあるんですかね?
法医学において、確かに非常に役立ちそうな施設ではありますが…(汗)

真偽はどうあれ、美しい森の中に無造作に死体がゴロゴロ転がってるビジュアルには震えました

今回のエピソードは老人ホームにおける謎と、サラ父娘の誤解に基づく軋轢の両方を解決することになったジョニーですが、サラの母親が死んだ際の様子をサラに伝えるシーンが印象的でしたね
誰が悪いわけでもないけど、当人たちが後悔せざるを得ないような”過去の真相”を語れるジョニーが良かったです…ヴィジョン能力を肯定的に使える機会は数少ないので、たまにあるとホッとしますな

 

第55話「命の恩人」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

パーディ牧師の主催するイベントで訪れたホテルで、スティルソンが焦燥した様子でジョニーに助けを懇願するヴィジョンを視る…

シーズン4完結!
今回は如何にもな”to be continued”な展開ではなかったのがちょっと残念でしたが、宿敵であるスティルソンとジョニーが協力するという展開には燃えました

”スティルソンに関連するヴィジョンは、破滅のヴィジョン以外にあり得ない”という不文律がついに破られましたね…極悪非道なスティルソンの未来に差し込んだかすかな光明ですが、一人の女性の人生を犠牲にした未来をジョニーが選択できないジレンマが、また切ないエピソードとなっていました

しかも結局、女性の人生は救えない上に、破滅の未来の回避も帳消しになってしまった皮肉な展開には唸らされました…相変わらず上手い脚本です

暗躍する秘密結社の行動ですが、どうしてジョニーを生かしておくのかと思ってたら、自らの手の内に引き込もうとしてるんですな…まあ、確かにヴィジョンの能力が得難いシロモノなのは間違いないですしね

これで当分の間は、生かさず殺さずの緊張関係が続きそうですな

では、今冬に開始予定というシーズン5まで暫しのお別れです!

 

デッドゾーン S5#56-67

デッドゾーン S6#68-80

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[海外ドラマ] LOST S3#50-59

2007-06-29 | 海外ドラマ

LOST S2#26-29

LOST S2#30-39

LOST S2#40-49

 


第50話「囚われた者たち」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

マイケルの裏切りにより、ジャック、ケイト、ソーヤーの3人はothersに囚われの身となった
3人はそれぞれ別の場所で目覚めたが、othersが彼らを捕らえた目的はさっぱりわからなかった…

もう半年ぶりになりますか…ついにシーズン3の放送がスカパーで始まりました

むむ…相変わらずハナシが進展しないのにはイライラさせられました(汗)
シーズン2の内容の停滞ぶりはアメリカでも不評で、視聴率の低下にダイレクトに響いたそうですが、制作の中心的人物であるJJエイブラムスが「ミッション・インポッシブル3」の監督で忙しかったせいで「LOST」のハナシを進めることが難しかったという事情があったのだそうです
伝え聞いた所では、その分シーズン3で大きくハナシが動いているとのことだったんですが…今回の50話の段階ではそういうカンジではなかったですね

ソーヤー:”その服はどうしたんだ?”
ケイト :”(ムリヤリ)着せられたのよ”
…というやり取りはレイプを仄めかしていたとしか思えませんでしたが、”2週間、不愉快な思いをさせる”という言葉の真意は何なんですかね

これまでのothersの行動から連中は赤ん坊や子供に執着している風なので、ケイトの身体を母体なり育児なりで利用しようというのはありそうですが…

とにかく、ハッチのその後や海岸の乗客たちの様子が早く知りたいです

 

第51話「ガラスのバレリーナ」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

監禁されたままのジャックと、強制労働のようなことをさせられるケイトとソーヤー
一方、ヨット組のサイードやジンたちはどうにかジャックたちと接触しようとするが…

何だろう、この内容の無さは…

いつもの過去ネタはサンとジンについてですが…まあ、単なる痴話みたいなもので特に見るべきところもなかったです
せいぜいジンの”強さ”、みたいなものが改めて描写されたというカンジでしょうか

で、捕まった3人ですが、othersの行動が相変わらず謎だらけなのはいいとして、やたらとショボくないですか?
組織的な行動がまるで出来てないし、言っていることや、やってることがあまりにも小者すぎて何だかなあ…

神出鬼没に乗客や子供をさらいまくっていた頃に比べると何たる体たらく…壮大な謎というには、あまりにもかけ離れた展開が続いていて眠いです
レッドソックスのギャグとかやってる場合じゃないと思うんですが…

 

第52話「次なる導き」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

決められたボタン操作を放棄した為に、崩壊してしまったハッチ
現場から吹き飛ばされていたロックが森の中で目覚めると、彼の声が一切出なくなってしまっていた…

ようやく、視点がハッチや海岸組のその後に合わせられました!…まったく焦らしすぎですな

ハッチは”爆発(explode)”したのではなく、”爆縮(implode)”したのだと表現されていますね…シーズン2の最終回ではまるで小型のブラックホールの様な重力変動が表現されてましたが…

…個人的に一番心配なのは、やっぱり食料とかも無くなっちゃったんでしょうか?(汗)

それにしても、ますます「ツインピークス」度が高まってきましたねえ…超自然的なエネルギーを利用して今後の方針を決めるなんてクーパー捜査官そのものですw(ロックが”スウェット・ロッジ”で口に含めていたのは以前に出てきた幻覚薬ですな)
”ロッジ”のネーミングや、死者であるブーンがメッセンジャーに利用されるのもリンチ的で面白いですが、現状のそれぞれのキャラの状況を空港を使って表現しているのも面白かったですね
”悪夢”っぽいもどかしさが出てて非常に良かったです

あとロックの下半身が気になって仕方が無いです
いつまた半身不随になってしまうか、という恐怖は視聴者にとっても呪いのようにまとわりついてますな(汗)

デズモンドが”予知”みたいな能力を獲得してたりするのも気になります…
ようやく、面白さのエンジンがちょっとかかって来ましたかね?

 

第53話「自らのために生きよ」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

囚われのソーヤーは何とかして脱走しようと悪戦苦闘するが、カメラで監視しているベンジャミンによって悉くジャマされてしまう…

なんとすぐ隣にもう一つの島が!しかもあんな近くに…!
…結局、序盤でサイードが提案していた”島の周囲を一周して地形を把握しておく”、という作業はほったらかしだったってことか…なんじゃそりゃ(怒)
ちょっと視聴者をバカにしすぎじゃないですかね…?

そして心臓に埋め込まれた装置が単なる脅しって…あんなにあっさりウソだとバラすなら何の意味があったんだか…
(いや確かに、ケイトの着替えに興奮するシーンは笑えましたがw)
外科手術を行う技術がothersに無いっていう状況を示すだけなら、例のサンに銃で撃たれた女性のエピソードで十分でしょうに…なんか構成が適当というか、ちぐはぐ過ぎですねえ

そういえば撃たれた女性がかつぎこまれるシーンで、”潜水艇(sub)が帰ってきた”って言ってましたね
ヨットを係留する場所がどこかにあって、そこからこちらの島に潜水艇で来たってことなのかな…

とにかくもうothersの小物っぷりが、見てられないくらいにイライラ…監視カメラでケイトが逃げようとする所を確認しながら放置してたのは何故かとか、レントゲン画像の主が誰なのかとか、もうどうでもよくなってきちゃいました(汗)

一方の海岸組ですが、あちらはハッチが無くなってしまったので、あとは総攻撃をかけるかどうか、って展開くらいしか期待できません
でもロックを中心に総攻撃をかけたらかけたで、こんなにothersがショボイならあっという間に制圧されちゃいそうです…orz

なにか、でっかい謎の解決の道すじとか出してくれないと、もう視聴を止めようかなと本気で考えちゃってます…

 

第54話「懺悔」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ハッチの爆発から意識不明だったミスター・エコーは、突然、亡き弟のことをうわ言のように繰り返していたかと思うと姿を消してしまった
一方、囚われのジャックは謎のレントゲン画像がベンジャミンのモノであるとカマをかけるが…

新たなハッチの登場、othersの内部分裂、消えたミスターエコーの弟の遺体、そして黒い煙状の”何か”…

少しずつ、色んな要素が動き始めましたかね…実質的にはまだ何も進んでいないも同然なんですが、またちょっと興味をひく展開が増えてきました

海岸組から新たにレギュラー入りしたっぽいカップルですが、非常に印象が薄いですね…次回にでもあっさり死んじゃっても全然おかしくないような(名前すら印象に残ってない(汗))
一応、ハッチが全部で6つある事実を認識させたり、それなりに重要な役柄っぽいんですが…

othersの内部分裂ですが、果たしてどっちを信用してよいものやら…ベンジャミンだけでなくて、どいつも嘘つきに思えてなりませんw

例の黒い煙が再び登場して、ついにはミスター・エコーを殺してしまいましたが(飛行機後部のレギュラー組がこれでほぼ全滅してしまいましたね…orz)、あれは何なんでしょうか
エコーの弟がそこに実在する”何か”であった問題と、黒い煙とは関係があるんですかね…ケイトの馬、ハーリーの通院友達など、”心の中の鏡”、みたいな描写にも見えましたが…

そういえばシーズン1の開始当初にパイロットを殺したのは間違いなくコイツでしょうね…それだけは確定したようでちょっとだけスッキリしました

 

第55話「誓い」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

手術を頑なに拒否するジャックに、ベンジャミンはケイトとソーヤーの生命と引き換えにして懐柔しようとするが…

要するにベンジャミンはジャックをothersに引き入れるためだけに、これまで延々と暗躍してたっぽいですが…子供とか乗客たちをさらって来た理由はさっぱり不明なままです
単に、othersの全貌がまだ見えていないだけなのか、島内にまた別の敵対する勢力(今回、ケイトたちの前にパチンコを持って現れた少女とか?)があったりするんでしょうか…?
それと例のシロクマや”黒い煙”とothersに何か関係があるのか、それとも無いのかも不明ですね

気になるキーワードとしては、”ヤコブのリスト”というのが出てきました
会話の流れからすると、おそらくこの島で生きることを定められた人間(=others)を記したリストのことと思われますが、宗教がかったネーミングなのが気になります…正確には、ダーマ教団はその名前からしてヒンズー教とか仏教っぽいのに、何でここでキリスト教やユダヤ教みたいなキーワードが出てきたんだろう?、というカンジの疑問です

ソーヤーが殺されそうになるシーン、ジャックがベンジャミンを人質にするシーンは非常に緊迫感があって良かったですね…過去のエピソードも含めて、ケイトの悪女ぶりにはやたらとイライラさせられましたがw

ケイトがジャックの傷を縫った時のセリフって何でしたっけ?
…まあいいや、あえて次回まで調べないでおきますw

あとケイトとソーヤーと言えば島が離れてるから逃げられない、っていうのがよく理解できません…元の島はあんなに見える位置にあるんですし、2~3kmくらい泳げよって思っちゃいますw

 

第56話「偽りの場所」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

手術中のベンジャミンを人質に、ケイトとソーヤーを逃がそうとするジャックだったが…

お馴染みの過去エピソードに、遂にothersのメンバーが登場しました…「ファイナル・デスティネーション」みたいな展開にビックリw
何かとジャックを気にかけていたジュリエットですが、彼女もジャックたちと同様に、この島に囚われの身であることが判明しましたね

ジュリエットの過去にいくつか重要なキーワードが出てきましたが、
”謎のバイオ研究会社”、”26歳なのに体内の子宮が老婆同然の状態”、”不妊治療の専門家”、”(半年のハズが)この島に来て3年以上”…
これらの要素が、どんな意味を持っているんでしょうか

ベンジャミンの生命が助かったことで否応無く次の展開が始まりそうですし、ジュリエットをこの島に縛り付けている原因ともども、島の謎が明かされそうな雰囲気になってきました

カールという少年を助ける際に見つけた謎の部屋は、まんまカルト宗教の洗脳システムでしたね(汗)
ここでも”ヤコブ”の名が出てましたが、そういやオウムも、キリスト教やら仏教やら(それどころか宇宙戦艦ヤマトまでw)がごちゃ混ぜになってた教義でしたねえ
背後にいるのはただのカルト宗教だったっていうオチはいやだなあ…

そしてケイトとソーヤーが元の島に戻った後の行動は、仲間と一緒に例の他のハッチを探る方向に…?
…そういや、ケイトがやたらとワイルドになってましたが、元の仲間達は彼女の変貌ぶりにビックリするのではないでしょうかw

ようやく本格的に面白くなってきましたな!

 

第57話「軌道」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

予知らしき能力を見せ始めたデズモンドを怪しむチャーリーとハーリーは、どうにかしてその謎を解こうとするが…

登場人物の過去のエピソードを描写するのは、これまでの「LOST」でもお馴染みの演出ですが、今回のデズモンドの過去は一味違いましたね
単なる回想ではなく、シーズン2のラストでハッチを崩壊させた”鍵”を使った瞬間のデズモンドが、なんと過去にタイムスリップしていたという驚きの展開でした

”宇宙の力が軌道を修正する”~云々というのは、「戦国自衛隊」でいう”歴史の復元力”という概念ですな…非常にSF的な展開でワクワクしました

取り返しのつかない過去を、あと少しの所で何とかなっていたのに…みたいに後悔する切なさは大好きです

過去に出てきたあの宝石屋のお婆さんは、おそらく”神様”みたいな存在なんでしょうけど、”何をどうあがいても無駄”って諦観しちゃってるのが印象的でした
全てを見通す力は持ってるけど、ただそれだけ、っていう存在が遣り切れなくてたまらんかったです…

そしてラストの、”ケイトじゃなくて、君(チャーリー)を助けたんだ”というセリフにはシビれました
このドラマはどのキャラがいつ死んでしまってもおかしくないってのが大きな特徴ですが、ここまで明らさまな死亡フラグは逆に珍しいですな…視聴者に対する何らかの罠んなんじゃないかって気がしてなりませんw

チャーリーは最初から波乱万丈でおいしいキャラだったので、何とか生き延びてもらいたいものですが…

 

第58話「裁きの時」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ソーヤーとケイトを逃がすために仲間を撃ったジュリエットに対し、othersは裁きを下そうとしていた…

むむ…なんだか理解しにくいエピソードでした
ジャックが過去にタイで入れたタトゥーってのは、かつてクレアの未来を予見した占い師と同じようなハナシだったんですかね…?

そしてothersにさらわれていたハズの乗客たちの不可解な再登場…なんじゃこれ?
なんでジャックの問いかけにハッキリ答えないんだろう?…イライラして仕方が無いです(汗)

そういえば、サンがothersの一人を撃ち殺した時、”撃てば明確に敵になる”とか何とか言ってましたが、あれは結局どうなったのやら…
なんか浜辺の乗客組に全くといっていいほど関与しなくなっちゃってますし…うーん

ジュリエットが前回言っていた、”故郷(ホーム)に帰してもらえる”っていうのは、アメリカのことなのかベンの言った方なのかどちらなんですかね…?
ジャックもそちらに向かうようですが、これでしばらく登場しなくなったりするのかな

 

第59話「希望」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

自らの死の予言に落ち込むチャーリーと、自らの呪いに落ち込むヒューゴは、犬のビンセントに導かれてダーマ教団の事故車を見つける…

そういやビンセントって、マイケルたちに置いてかれちゃってたんですね…カワイソス
いつかマイケルたちの再登場はあるのかな(汗)

それにしてもまさか、”片手(ミイラ)をくわえた犬”とは…このドラマのスタッフのデビット・リンチ好きはどうやら本物のようですなw

ソーヤーも合流しての事故車の再生エピソードですが、久しぶりの明るいニュースというか、陽気な雰囲気が懐かしかったです
ただ気になったのは、車の中で見つけた地図らしきもの…なんであっさりスルーしちゃうんだろう?

車があるってことは、車が走っていた道もあったわけで、地図と照らし合わせてその先を調べようとかいう気にはならないんですかねえ?…今後のエピソードでちゃんとつっこんでくれるといいんですが

そしてあの時ケイトがいれば、ソーヤーはまた素直になれたかもしれないのに…人生、上手くいかないものですw

ラストで随分久しぶりのルソーの再登場です
確かベンジャミンを罠で捕らえてジャックたちに引き渡して以来ですか…この女もまだ謎だらけなんですよねえ
16年間もこの島にいるということは、ひょっとしたらothersやダーマ教団よりも早くから、この島にいる可能性もあるってことじゃないですかね…?

こちらの組にいるのがロックやサイードと、”インテリ組”なのでw次回はルソーについての謎解きが少しでも進むことを期待します

 

LOST S3#60-72

LOST S4#73-86

LOST S5#87-103

LOST S6#104-121

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[海外ドラマ] 24~S6#01-12

2007-06-23 | 海外ドラマ

第01話「6:00am」~レンタルDVD(「プリズンブレイク」の特典収録)にて視聴

「プリズン・ブレイク」のシーズン2のCMで、”そんなんで「24」に勝てるのか?”みたいなことを冗談めかして言っていましたが…
やはり「24」は頭一つ抜けているというか、とんでも無いシリーズですな…毎回、新しいシリーズが始まる度に、確実に以前のシリーズを越える展開を見せつけるクオリティは凄まじいばかりです

まるでイラクのような自爆テロがアメリカ各地で相次いで発生していた
FBI等による苛烈なテロ捜査はある意味テロそのものよりも国民の不安を増大させ、アラブ系住民への風当たりが深刻な事態となっており、アメリカ政府内にも人種隔離政策を本気で推進しようとしている一派が存在している程だった
そんな中、中国政府に拘束されていたジャック・バウアーの身柄が、とある理由でアメリカ政府に引き渡されることになった…

いやはや第一話の時点で、背景となる社会情勢の不穏当さではシリーズ最高(いや、最悪と表現すべきか)と断言してしまって構わないと思います
敵であるテロリストの狡猾さ、ジャックやCTUの悲壮な立場、暴走寸前のアメリカ政府と、シリーズ開始の”つかみ”としてはこれ以上は無いってくらいの展開でしたね

まだシリーズのレンタル開始時期は20世紀FOXのサイトでも明らかにされていませんが、「プリズン・ブレイク」の後の9月以降になるんでしょうか

正式リリースが非常に楽しみです!

 

ついにレンタル開始となったシーズン6です!
今回のシーズンはちょっと評判が微妙だというニュースも流れてきてますが(汗)、アメリカのテレビ界にはハイクオリティなドラマがあふれてますからねえ…視聴者が異様に厳しい目を持ってたりするのではないでしょうかw

第02話「7:00am」~レンタルDVD(Vol.1)にて視聴

ファイエドの手から辛くも逃げおおせたジャックは、テロの真の首謀者がアサドではなくてファイエドであることを大統領に進言するが…

脱出を果たしたジャックが、あっという間に昔の動きを取り戻してるのに激しい違和感が(汗)…2年間の監禁と拷問で、ついさっきまでフラフラだったのにw
まあでも肉体的にはごまかせても、精神的な疲弊は隠しようが無い…みたいな演出にはなっているようですね

それにしてもアラブ系の人間の描写が容赦ないですねえ…子供までテロリストですか
それなりにフォローはしてるカンジですが、それもほとんど裏切ってる展開ばかりで(汗)、実際にアメリカに住んでるアラブ系の視聴者たちは気分良くないでしょうね…

それどころかアラブ系以外のアメリカ人も、不愉快で無知蒙昧な描写ばかりだったり…ちょっと救いが無さ過ぎますな

今回のクライマックスは地下鉄での自爆テロでしたが、日本やイギリスで実証されたように、都市の中でも地下鉄というのはテロの標的として最適なのだそうです
怖い怖い…orz

 

 

 

第03話「8:00am」~レンタルDVD(Vol.2)にて視聴

地下鉄の自爆テロをすんでの所で防いだジャックは、アサドと共に自爆犯の仲間を尾行するが…

今回のエピソードはジャックが、テロリストのアサドと共同戦線を張る緊張感がメインのようですが、アサドが”極悪非道なテロリスト”であるという情報というか演出が足りない気がします…カーティスに何か含みがあるみたいですが、ファイエドとの繋がりとか、もうちょっと何か欲しい所です

あととにかく後手後手に回るしかないアメリカ政府がキツいですねえ
まあ、遊撃的に神出鬼没のテロリスト相手じゃ、国家としていかに強力であろうと周囲全部を人質に取られてる分、最初から分の無い勝負なワケですが…

しかし、実際にイラクとかアフガンで暴れまわってる連中が、アメリカ本土を狙ったらどうなるんですかね…?
911以降、甚大なテロ被害というのが発生していないということは、水際で防いでるってことなんでしょうけど…そういえば去年のイギリスのテロ事件の前後に、アメリカでもテロ計画があって、それをFBIが未然に防いだみたいなニュースがありましたね…

このドラマが絵空事でも何でもない、恐ろしい世の中になってしまったものです…orz

CTU内部の描写では、クロエの彼氏っぽいハゲがとにかくウザいです…第一話から思いっきりヘマしてたくせに、なんでコイツはいつまでも偉そうなのか(汗)
シーズン5でもクロエの彼氏は微妙な扱いでしたが、かなり男運が悪いようで…(苦笑)

アハメッド少年については、良くしてくれた隣人を人質に立てこもりですか…最悪ですな
家族を守るために人殺しまでするハメになった父ちゃんが可哀想すぎです…

 

第04話「9:00am」~レンタルDVD(Vol.2)にて視聴

ファイエドの真の狙いが小型核爆弾の使用にある事実が判明するが、偽装工作によって脱走した核技術者の行方をCTUは掴めそうになかった…

うわー!爆発させやがったッ!!

「24」において核爆弾が爆発するのはこれで3回目だったと思いますが(原発のメルトダウンもありましたね)…最初は人のいない砂漠、そして前回は迎撃させましたけど、今回は街中ですよ!

きのこ雲のCGが意外とショボイ…とかそういうのはどうでもよくて、例の可哀想な父ちゃんごと核で自爆…スタッフ無茶しすぎです…orz

いや、もちろん父ちゃんだけじゃなくて、周辺で物凄い数の被害者が出てるんでしょうが…展開が早過ぎてもう何が何だか…(汗)

ラスト直前にジャックがカーティスを撃つ衝撃の展開があって、ジャックがボロボロになるシーンが出たものですから、今回はこれがクライマックスかなとか思ってたですよ…そうしたら見事にやられました

何だこれ…まだ始まって4話目だってのに、物凄いクライマックスな展開…
しかも、どうやら核爆弾はあと4発もあるようで…ありえねー!!

(*今回はちょっと興奮しすぎで支離滅裂な文章になってるのをご容赦下さいw)

 

 

第05話「10:00am」~レンタルDVD(Vol.3)にて視聴

核爆発を阻止できなかったアメリカ政府とCTUは、残り4つの核爆弾の行方を全力で捜査するが…

カーティスはあのまま死んじゃいましたか…核による1万2千もの被害予想の前ですっかり霞んじゃってますが、いいキャラを亡くしてしまいました…

前回死亡したアハメッドにしても、テロリストとちょっとでも交渉しようものなら、必ず最悪の事態を招くという展開をこれでもかと見せ付けていますね…
リアルにシビアでいいカンジです…あまりに容赦ない展開で見ててヘコむのも確かですけどね(汗)

地味に進行している大統領の妹さんとその雇い主のシーケンスですが、ナカナカ緊迫感が出てきましたね…FBIが、自分たちが如何に市民に嫌われてるのかを理解した作戦を進めているのが面白いですw

そしてシーズン5でローガン大統領を背後から操っていた男が再登場して、しかもそいつが何とジャックの弟であることが判明しました!
あのネオコンっぽい奴って弟だったのか…今回のテロの背後にもこいつがいるようですが、ただジャックの身内が事件に絡んで来るってのは、個人的にはちょっと微妙な流れですねえ…

ジャックの周辺だけでハナシを進めてしまうのは、スケールの矮小化が避けられませんし、正直ショボイ印象が拭えません(汗)…初期のシリーズで娘のキムがレギュラーだった頃に、身内ならではのウザさがかなり面倒くさかった悪夢が甦ってしまいます(苦笑)

…ですが、流石に相手がテロと関係している(かもしれない)となると、身内と言えどもジャックは全く容赦しませんなw

 

第06話「11:00am」~レンタルDVD(Vol.3)にて視聴

核爆弾の流出に父親が絡んでいるかもしれないと、自らの弟をも締め上げるジャックだったが…

うへえ…なんだこの家族…?(汗)

父親はそれなりに愛国心や常識を兼ね備えているようですが、弟は大統領をも影で操ろうとするネオコン強硬派で、国民の為に戦ってるジャックやCTUを敵に回すことなんて屁とも思ってないようで…

アメリカ本土を核テロリストの脅威にさらすことで、何を最終目的としているかですが、これは政府のヤバイ安全保障政策を遂行しようとしてるレノックス一派とも繋がりがありそう…?

カレンが大統領の側近から追い出されてしまった権力闘争も、ひたすらウザいですな…アメリカでも憲法問題(日本同様に、”何年前に制定されたと思ってる?”みたいな)が論じられているっていうのは非常に興味深かったですが

そしてイスラム教徒の収容所のエピソードはマジでこれで終わりなんでしょうか(汗)
舞台は狭かったですが、緊迫感がかなり良かっただけに、結局はテロとは何の関係も無かったっていうオチはちょっとヒドすぎでした

 

第07話「12:00pm」~レンタルDVD(Vol.4)にて視聴

実の肉親である父と兄を殺すように部下に命じるのも、グラハムは全く躊躇しようとはしなかったが…

いやはや…酷いことになってますな

拷問された弟バウアーが、シーズン5でローガン大統領の背後にいた存在だということを自白したシーンが凄かったです
心身ともにボロボロになってるジャックと、開き直った弟バウアーのテンションは異様なほど盛り上がりました…目の前の男が自分を中国に売り渡した張本人で、トニーやデスラーの仇ってことで目の色を変えたジャックが恐ろしかったです(汗)

しかし、真の悪党は父バウアーでしたか…
何だかもうウンザリするような展開です…orz

なんでわざわざ殺されそうになるような展開を?…ジャックの信頼を得るためにしてはおかしすぎるような…そして父バウアーの最終的な目的は、やはりレノックスや副大統領との繋がり…?
現状では何がしたいのかサッパリわかりません

CTUで核技術者としてモリスの顔写真が出てきた時は”お前かよ!”と、吹き出してしまいましたw
身内が被爆した云々は、”メイソンやエドガーでもう散々やったからいいよ”とか思ってたんですが…なるほど、こういうカラクリだったんですな
しかし、単なるおっさんに出し抜かれて要員を誘拐されるとはCTUも情けなや…

そういや”モリス・オブライエン”って名前を聞いてて思ったんですが、クロエは離婚した相手の旧姓を名乗ってるんですな…離婚した人って、そういうことするのは普通なのかな…?

あとようやく、核爆発の被害についてニュースとかで報道するようになってますが、やはり被爆した市民とかの描写は無いんですかね?
出て来そうで結局出ませんでしたが、病院とかの状況も凄いことになってるでしょうし…気になりますね

 

第08話「1:00pm」~レンタルDVD(Vol.4)にて視聴

モリスをさらった武器商人のマッカーシーは、大金と引き換えにファイエドへ身柄を引き渡そうとするが…

うーむ…核爆弾が一つ減りましたが、残り3つがいつでも使用可能という状況となってしまいました

その元凶とも言えるモリスの今回の行動はちょっと強引でしたね…銃を持っているとはいえ、あんな素人同然の女の言いなりになってるのは流石に微妙ですし(特にあの状況で大人しく車に乗ってるのはおかしすぎます)、ファイエドの所にモリス以外の専門家がいない状態なら、いくらでもダミーのプログラムを書けたりしたと思うんですが…
まあ、その辺りは命の危険を感じたってことで仕方ないとは思うんですが(ドリルの拷問は凄かったです(汗))…強引過ぎる印象は否めませんでしたね

しかしファイエドもえらいあっさりと逃げおおせましたね…まあ、こんな3分の1しかエピソードを消化していない段階で捕まってしまうわけにもいかないんでしょうがw
でも下水道から逃げてヘリで脱出って、本気であの核爆発を起こす気があったのかどうかすら怪しいのがなんとも…そもそもヘリなんていう目立ちまくりな乗り物で逃げたんならCTUの追跡も容易でしょうに…どうも一連の脚本のクオリティが全体的に荒いというか、詰めが甘いカンジですね

そして大統領がまたもや暗殺されてしまいそうな流れになってきました

シーズン5で、大統領の権威が堕ちる所まで堕ちてしまったので、もう何の歯止めもききませんな…やはり色々な意味でデビット・パーマーは偉大でした

 

第09話「2:00pm」~レンタルDVD(Vol.5)にて視聴

核の起爆装置を手に入れたファイエドは、グレデンコ将軍と目標の再設定を画策する…

グレデンコ将軍、父バウアー、そして政府の急進派の動きが慌しくなって来たことで、ファイエドが一気に小物扱いになってきましたな(汗)

周り全てが敵というか、憎むべき相手がすっかり分散してしまっていて、どうにも感情移入が難しい状態になってしまっています
大統領を排除しようとするセリフのやり取りなんかは非常にドキドキするんですけどね…カレンがいなくなっちゃったことで、CTUとは全く接点がない状態でハナシが進行しちゃってるのが惜しいです

正体がネオコンの元締めらしい、父バウアーの冷酷非道さが際立ってきているのも面白いんですが…やってることがセコいというか、結局、核爆弾についてはどういうスタンスを取っているのかがよくわかりません
”アメリカ本土が核の危機に晒されている状況(多少の犠牲は織り込み済み)”が手段で、”イスラム系住民の排斥(プラス防衛力増強あたり?)”が主目的って解釈でいいんでしょうか

となると、ファイエドどころかグレデンコもネオコンの手の上で踊らされているだけってことのようで、やはり敵の小物感が著しいですねえ

何だか、何も知らずに真面目に頑張ってるウェイン大統領やアサドが哀れというか、可哀想になってきました…orz

 

第10話「3:00pm」~レンタルDVD(Vol.5)にて視聴

ジョシュを人質に取られたことで、否応無くジャックを罠にはめるしかなかったマリリンだったが…

マイロが意外な活躍をしましたね…これまでずっと、CTU内での嫌われ者の立場を一身に背負って、損な役回りだったのをスタッフが可哀想に思ったんでしょうかw

で、父バウアーがあっさりと、”いい人”になっちゃいましたね…視てるこちらとしても、実の親子同士の骨肉の争いなんてウンザリしていたので、この展開は歓迎なんですが…

ただ気になるのは、これじゃグラハムの死は完全に無駄死にだったのでは?…orz

そして、まさかまさかのローガン元大統領の登場にはビックリ!
…あのおっさん、風貌はやたらと渋くなってましたが、果たして何かの役に立つんでしょうか?w

個人的に今回のエピソードで一番印象的だったのは、補佐官のレノックスですね
”大統領の政策に不満はあるけど暗殺なんてとんでもない!”と、このシリーズではとても珍しい、”真っ当な常識を備えた人”であったのがとても良かったですw

死んでないといいんですが…(汗)

 

 

 

第11話「4:00pm」~レンタルDVD(Vol.6)にて視聴

ローガン元大統領の申し出とは、ロシアの総領事と自ら接触することでグレデンコの行方を掴めるかもしれないとのことだった…

ローガン変わりましたねえ…どんな些細な決断にも怯えまくっていた様子が微塵も感じられなくなってます
この役者さんはシーズン5での”無能な野心家”という難しい役柄の演技が絶賛されていたそうですが、渋い演技も素晴らしいですな

レノックス補佐官がまだ生きていたのは良かったんですが、最初から暗殺計画に与するつもりがなかったのなら、さっさと大統領に進言して対策を立てておけば良かったのに…
素人が、アメリカ大統領の暗殺を企てようとまでする一味の背後関係とか探ろうとしちゃダメですw

それにしても、父バウアーはもう出てくることは無いんですかね?…バウアー家とは完全に絶縁状態でしょうし、会社の存続とか言ってる場合でもないでしょうし…
ローガンみたいにどこかで、”償い”をするチャンスを窺ってるというカンジでしょうか

そして遂に決行されてしまった暗殺計画ですが、アサドが大統領をかばって死んだように見えますね
オレとしても、アサドが演説したところで状況が大きく変わることは微妙だと思ってたんですが、どんな風に世間が受け止めるかの反応は見てみたかった気もします

あと、モリスのアル中展開を随分と引っ張ってるのが気になります…やはり、核の起爆装置を敵の手に渡した以上に何かとんでもないミスをしでかす”前フリ”ってことですかね…?(汗)

 

第12話「5:00pm」~レンタルDVD(Vol.6)にて視聴

大統領は辛うじて命をつなぎとめてはいたが意識はなく、大統領の職務を遂行できるような状態ではなかった
一方、ローガンと共にロシア総領事館に乗り込んだジャックは…

いかん、ローガンがカッコいい…一瞬だけ見せた、例の首の角度に惚れてしまいそうですw
ふてぶてしいロシア総領事との交渉シーンは素晴らしかったですが、そう簡単には手がかりを得られるわけもなく、総領事がグレデンコと繋がっている確証を得たまででしたが、十分な役割を果たしましたね
これ以上の出番は難しそう(?)ですが、非常に印象的なワンポイントリリーフだったと思います

そしてもう一人、惚れてしまいそうなのがレノックスです
副大統領の説得によって少し揺れているようですが、大統領暗殺の真相を隠蔽する気などさらさら無い気概を見せ付けたのは最高でした…この小憎らしい顔つきがたまらんですなw
この後も、顔に似合わずwスジを通す志を曲げずに上手く立ち回ってくれるといいんですが…

ジャックはもうメチャクチャですね(汗)
視ている方としては面白いのは確かですし、時間が逼迫してる情勢で手段を選んでられないのもわかるんですが…相変わらず巻き添えで迷惑かけまくりw

あとどうでもいいことなんですが、副大統領の秘書さんが非常に見知った顔だったので、前に出て来た重要人物だっけか?と勘違いしてしまって焦りました
…よく考えたら「INVASION」というドラマで、主人公の元妻を演じていた女優さんってだけでしたw

 

24 S6#13-24

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[海外ドラマ] プリズンブレイク S2#01-13

2007-05-07 | 海外ドラマ

プリズンブレイク S1#14-22

 


第1話「逃亡者たち」~レンタルDVD(Vol.1)にて観賞

フォックスリバー刑務所からの脱獄には成功したものの、国外脱出用の飛行機に乗るチャンスを逸してしまったマイケルたち
FBIも加わった追っ手から逃れながら、マイケルが仕込んでいた別ルートによる逃走を図る一行だったが…

ついに始まりましたシーズン2!…5月1日にVol.1と2のレンタルが開始されたばかりですが、運良く近くのレンタル屋で借りることが出来ました!

ところで今、テレビで面白いCMをやってますよね…ホットペッパーみたいに勝手なアフレコで、”そんなんで「24」に勝てると思うか?”、”負けるな「プリズンブレイク」!”みたいなアホなヤツw
気になったんですが、あの”刑務所を脱獄したのになんで続くんだ?”みたいな煽りは、シーズン1を観終わってない人とかにはネタバレになっちゃわないですかね?(汗)

…まあそれはそれとして、シーズン2ののっけから問題が山積みでハイテンションな展開ですな
新キャラとして登場したキレ者のFBI捜査官が、「INVASION」で主演していたウィリアム・フィックナーなのが個人的に嬉しいです(最近のこの人は映画よりもTVばかり出ているようですね)
そして嬉しいといえば、サラが死んでなかったのも良かったです…ただ、今後の展開にどうやって絡んでくるのやら…?

一方で、シーズン1の刑務所の外のドラマを一手に引き受けていた女弁護士さんはあっさり死亡…この容赦の無さが、先の読めなさに繋がっていてドキドキしますな

ただ、マイケルの深謀遠慮っぷりに未だ底が見えていないのはいいとして、ひたすら仲間にも秘密にし続けている理由は何なんですかね?…なんかスタッフが視聴者を煙に巻くためだけの行動に見えちゃうのが微妙です(汗)

 

第2話「オーチス」~レンタルDVD(Vol.1)にて観賞

ひとまず追っ手から逃げ延びたマイケルたちは、当初の予定を変更し、それぞれ別行動にて逃げることになった
一方、息子が政府関係者を殺害した容疑で裁判所に拘留されてるのを知ったバロウズは、何とか助け出そうとするが…

そういえばそうでした…久しぶりなのですっかり忘れてましたが、やる事なす事が悉く上手く行かないのがこのシリーズの特徴でしたね…orz
ていうか、いくらなんでもFBI捜査官がキレ者過ぎです(汗)…まあ、中学生の息子でも理解できる”謎かけ”ではあったわけですが…ちくしょう、上手くいかねえなw

あとティーバッグ、トゥイーニーがそれぞれユタ州を目指したり、刑務所の所長やベリックのハナシやら、ちょっと視点が分散し過ぎてる印象なのが気になりますね
いずれ、同一点に集束しそうな流れではありますが…今は視聴者側もガマンする流れってことでしょうか

今回の第二話での一番の見所ですが、ティーバッグの残忍な見せ場も良かったんですが、オレとしては頭の悪い兄貴に静かに苛立っているマイケルが最高でしたw
これまでも、天才なのに、ひたすら自分の思い通りにならない理不尽に直面し続けてましたが、そんな逆境にひたすら耐え続ける、ドMなマイケルを見るのがオレの密かな楽しみだったりもしますw

 

第3話「スキャン」~レンタルDVD(Vol.2)にて観賞

スクレはニューヨークの彼女の元へ、シーノートはシカゴの家族の元へとそれぞれ向かう一方、マイケルとバロウズはLJの奪回をひとまず後回しにして、とある計画を実行しようとするが…

冒頭で、”脱獄者の誰かが交通事故で死ぬ”という謎が提起されて、ずっと誰が死ぬのかというサスペンスが満ちていたのが印象的なエピソードでしたね…終盤が近づくにつれ、車に乗っているヤツが危ないってことで、スクレをミスリードに使っていたのは秀逸だったと思います
まあ、結果としてはああいう事になりましたが、今回はマイケルが何をしてるのかよく解らなかったですね…ラジオの周波数を遠隔操作するシステムが解りにくいってのが一番なんですが、すぐにバレる時間稼ぎをする意味や、そもそもあの場所は別にタトゥーにワザワザ書き記すほどのことでもないような(汗)

で、刑務所をクビになった元刑務官コンビが俄然、面白くなってきました
アメリカは賞金稼ぎっていう職業が現実に存在している国ですから、警察やFBIを出し抜こうとする行動も自然に受け入れられちゃうのが凄いですw

 

第4話「罠の代償」~レンタルDVD(Vol.2)にて観賞

FBIを出し抜いたかに見えたマイケルとバロウズたちだったが、ベリックの襲撃に遭い、拘束されてしまう
一方、アブルッチは家族と共に国外へと脱出しようとしていた…

ベリック絶好調!
冒頭のチェイスシーンで、ガンガン車がぶつかっているのに助手席で微動だにしないベリックが怖い怖いw
凄い演出でしたねえ…あとまんまと騙されてヒッチハイクに応じた車に、女の子が乗っていると知った時のティーバッグの表情ときたら!w
今回の演出家がノリノリで演出してるカンジが伝わってきましたw

そして、ついに脱獄八人衆から最初の死亡者が…ヒゲも剃って身ぎれいなカッコで出てきたと思った途端…orz
あ~、アブルッチ…いいキャラだったのに…

今回は”モーテル”をキーワードに視聴者をミスリードしまくってましたが、どのキャラから見ても怪しい展開になってるのが非常に上手く出来てましたね
ラストのニカの裏切り展開も切なくて良かったです…オレもマイケルと同じくバロウズを軽んじてた部分があったんですが、見直しました…さすが兄貴!

 

第5話「ダブルK農場」~レンタルDVD(Vol.3)にて観賞

マイケルとバロウズはついにユタ州に到着するが、目的地であるハズの”ダブルK牧場”の所在が何故か掴めないでいた
やがて、婚約者の結婚式を阻止しようとするスクレ以外の他の脱獄囚たちも、ユタ州に到着し始める…

マイケルとティーバッグたちがついに遭遇しましたね…いつものメンツがいつものやり取りをしているのが、何だか懐かしいカンジですw
残り七人となった脱獄囚の中で、消息が一切不明なヘイワイヤーがどうしているのか不気味ですが、シーズン1でのような神出鬼没さをシーズン2でも密かに期待してます

トゥイーナーは折角ちょっとしたロマンスもあったのに、ひたすらお荷物ですなw…ティーバッグのしたたかさも相変わらずでした
…そういえば、トゥイーナー役の役者が酒と麻薬の上での自動車事故で死亡事故を起こして逮捕されてましたが、撮影はどうなってんでしょうか(汗)

スクレの方は、なんか救いが無くなっちゃったカンジですが…この後はどうするんだろう?

そして肝心のお宝についても、なんだか途方に暮れるオチがついちゃってますが…最後の希望は、シーノートが電車の中で軍の資料から書き写した地図だけになりそうですね

 

第6話「再会」~レンタルDVD(Vol.3)にて観賞

目的の農場が住宅地として造成されていた事実に愕然とするマイケルたちは、ティーバッグの記憶を頼りに何とかして位置を特定しようとする
一方、修復されたHDDのデータを元にユタ州のお宝に勘付いたマホーン捜査官がマイケルたちに迫る…

せっかく再登場したヘイワイヤーですが、今回は単なる顔見せというカンジでした…ヘイワイヤーもお宝については知っているハズですが、あのままオランダを目指すんでしょうかw

マイケルたちの方も、意外とあっさり目標を見つけちゃいましたね

そして今回ついにスクレとシーノートも加わって床下の穴掘りと、刑務所内とまったく同じことをやるハメになってるのに笑いましたw…でもここまで同じシチュエーションなのに、唯一、アブルッチがいないのがちょっと切ないですな(涙)

ひたすら食らいついてくるマホーン捜査官の優秀さも異常なんですが、肝心な所で必ずヘマをするトゥイーナーの異常さも際立ってますw
なんでマイケルはいつも肝心な時にトゥイーナーに任せるかな…

次回からはひょっとして篭城戦…?
また刑務所内のような限定空間が舞台になってくれるのは嬉しいですが、今回はマイケルが事前に準備した計画でも何でもないですからねえ…ここからどう面白くしてくれるんでしょうか

あとサラの父ちゃんが活躍してくれそうな流れになってきましたね…脱獄囚以外の展開も面白くなってきました!

 

第7話「埋蔵金」~レンタルDVD(Vol.4)にて観賞

お宝の埋まっている家にやって来た婦人警官はその家の娘だった…止む無く母娘ともども縛りつけて、監禁するハメに陥った事態にマイケルは戸惑う
一方、大統領側の不審な動きに気づいたらしい父親との連絡がとれなくなってしまったサラだったが…

マホーン捜査官がイカレてますねえ…今回のフィックナーの芝居は全編を通してゾクゾクしました!

最初は暴力的にトゥイーナーを自白に追い込むのかと思いきや、自らの境遇を利用して見事に説得したのには普通に感心したんですが…
ラスト数分の展開には見事にやられました…最後に男を上げたトゥイーナーは、まさにそれが死亡フラグだったんですな
あとトゥイーナー役の役者が逮捕されたニュースで、撮影に影響が心配されてるような記述が特に無かったのはこういう事でしたか(汗)

そしてサラの父ちゃんはあっさり瞬殺されちゃうし、バロウズはやっぱりバカ親だし、相変わらず容赦の無い展開です
唯一、ホッとしたのが500万ドルを見つけた時ですかね…あ、ヘイワイヤーの妙に牧歌的な逃避行もなんだかギャグのようになってましたねえw

さて、ラストでマイケルたちに銃を向けたスクレの真意は!?

 

第8話「デッドフォール」~レンタルDVD(Vol.4)にて観賞

スクレの裏切りによって500万ドルは独り占めにされてしまった
一方バロウズは釈放されたLJと合流しようとするが、LJには大統領側の監視が張り付いていた…

いやー、今回は二転三転どころか、四転五転くらいしましたね…久しぶりにこのシリーズらしい、目まぐるしく状況が動く醍醐味が存分に味わえました!

スクレが川で動けなくなる展開はあまりにもアホっぽい流れでしたが、マイケルとのコンビ復活は非常に嬉しかったです
やっぱりマイケルとスクレは根が底抜けにいい連中ですなw
…ただ今回、残り6人となった脱獄囚全員分の死亡フラグが立ってしまいましたが、最後に希望を見出したスクレ辺りが一番危険な気がします(汗)

マホーン捜査官のあの強引なやり方は、さすがに内務監査に引っかかってるんですな…でも今回から大統領の後ろ盾が出来ちゃったんで、もう誰も彼を止めることが出来なくなってしまったようです

サラの父親の側近ですが、まだ敵だと決まったワケではなさそうですよね(あの殺し屋の出現は、ただ単に電話が盗聴されただけの可能性もあるかと)…折り紙の暗号は、こうして見破られることを見越してマイケルが何回にも分けて郵送してたんですな

バロウズの評価が再び急上昇中…単なる親バカじゃなかったw

ベリック達もしぶといですねえ…500万ドルをゲット出来るチャンスが目の前にあったら諦められない気持ちは理解できます…ガンバレ!w

さて、ティーバッグも安泰なワケではないようですし、また面白くなってきました!

 

第9話「シークレット・ガーデン」~レンタルDVD(Vol.5)にて観賞

500万ドルを失ったマイケルはとある植物園へとやって来ていたが、そこではFBIの捜査官達が待ち受けていた
破棄したハズのHDDが修復されている事実をテレビのニュースで知ったマイケルは愕然とする…

おや?…結局、マイケルは植物園に埋めておいたニトログリセリンを何に使うつもりだったんでしょ?
あとこれまた別にタトゥーに入れておく必要があった情報だったんですかね…もうタトゥーのギミックは刑務所で打ち止めだったとしてもいいと思うんですが
…まだ何か大仕掛けがあったりするんでしょうか

今回のエピソードの最大の目玉は、何と言ってもマイケルとマホーン捜査官の一騎打ちですな
直前のシーンで、前妻にマイケルを不審に思わせる行動を取らせておいて、いざ捜査官に電話をかけてきたのはマイケルだった、という引っ掛けは素晴らしかったです
視聴者をミスリードさせる、こういう細かい仕掛けにはイチイチ感心させられますねえ

そしてベリック対ティーバッグも見モノでした
どちらも救いようの無い悪党ぶりなのが流石の一言で、どちらが痛めつけられていても痛快ですw
この状況だと、ティーバッグが不意に死んでしまうのでもない限り、500万ドルはベリックたちの手に入ってしまいそうですが…?

…しかしこの世界の一般人たちは、指名手配されている脱獄囚たちの顔に気づきすぎです(汗)
オレもたまに交番の前に貼られている手配写真を見たりしますが、実際に犯人と街中で遭遇したとしても、そいつだと判別できる自信は到底ありません…ぶっちゃけ、人の顔を憶えるのが苦手な性分もあるんですが(オタクなので…(汗))

 

第10話「めぐり逢い」~レンタルDVD(Vol.5)にて観賞

ベリックたちに500万ドルの在り処を詰問されるティーバッグ
そしてついに警察に捕まってしまったバロウズとLJを秘密裏に始末しようと、大統領側の刺客が迫る…

このタイミングでマイケルたちの父親が出てくることはオレも予想できました…ただ、このドラマが時間と距離をわざと曖昧にした演出をするのがちょっと鼻についてきましたね
動きを先読みしているとかではなくて、まさに瞬間移動でもしてきたみたいに都合の良すぎる登場の仕方をしてるのがどうも…
まあ、破綻してるとまでは言えないレベルだとは思うので、まだ大丈夫なのかもしれませんが…

スクレはメキシコに向かうということで、しばらく登場シーンが無くなるのかな?
あまり本筋とは関係しそうにないので仕方ないですな…まあ、ヘイワイヤーの本筋からの外れっぷりに比べれば全然マシだとは思いますがw

そして500万ドルが一番意外な人物の元へ…さすがにティーバッグが可哀相になりましたw
それにしても、まさか500万ドルの行方についてはこれでジ・エンドってことは無いでしょうね…だとすると意外すぎる展開にも程がありますw

サブタイトルにもあるようについに再会したサラとマイケルですが、もうサラも、散々陰謀に深く関わってしまっているのにマイケルがただ逃げることしか考えていないのに失望するシーンが印象的でした
まさに視聴者の思いを代弁してくれてますなw

ただ、マホーン捜査官が執拗にパナマまで追いかけるぞ、と宣言したことで、どうやらマイケルも国内に留まって対決する覚悟を決めざるを得なくなってきたカンジです

 

第11話「ボリショイ・ブーズ」~レンタルDVD(Vol.6)にて観賞

警察の手が迫るティーバッグ、父親から受け取った秘密を明かせと拷問されるサラ、バロウズたちに迫る暗殺者…
そしてマイケル達の待ち合わせの合言葉、”ボリショイ・ブーズ”の謎がついに明らかに…

罪の意識に今さらながら苛まれるマイケルが良かったですね…根が善人なモノだから、逃亡者を続けるのも大変です(汗)
一応、このドラマではマイケル側に正義とか大儀というものが存在しているように見えますが、だからといって周囲の無関係な人々まで巻き込んでしまっていいと言えるのか…実に深いハナシですな

”ボリショイ・ブーズ”の暗号ですが、これは位置情報の数値から逆に場所を指定したのか、偶然に上手く数字とアルファベットの類似性があったのか…まあ、普通に考えれば前者でしょうね
たまたま刺青の図柄でチェックしていたマホーン捜査官のカンの良さは、もう諦めました…はいはい、超人的な頭脳ですね、と受け入れるしかありませんなw

スクレとティーバッグの二人も流石でした
バロウズたちが来ると思わせておいてスクレの間一髪の登場、500万ドルにしっかり発信機を仕掛けていたティーバッグと、おいしい展開でしたねえ
ただスクレの行動がカッコ良すぎるような?…今までケチな強盗くらいしか犯罪をしてなかったはずなのにw
あとスクレはメキシコに向かう必要があるので、巨悪と対抗していくことになりそうなマイケルたちとは別行動になりますかね…?

そしてサラ…このまま殺されてしまったら、あまりにも惨すぎます
シーズン1のラストで悲劇的なオチみたいなのは既にやっちゃってますから、同じ手を二度は使わないと思いたいですが…このドラマのことだからなあ(汗)

 

第12話「家族の肖像」~レンタルDVD(Vol.6)にて観賞

バロウズに連れられた父親と再会したマイケルは、その姿を見た途端、極度に拒絶した反応を見せるが…

スクレーッ!!
…スクレだけでメキシコに行くであろう展開は予想してましたが、このドラマがタダで済ますわけはなかったですな…
まさか撃墜の危機とは…この後フォローが入るんですかね?(汗)
スクレ、死ぬなよー!

そしてスクレだけでなく、今回はとにかく怒涛の展開でした
正直、マイケルの回想の中で父親と里親を混同させる演出や、とってつけたような親子の葛藤部分は不要だと思いましたが、マホーン捜査官のホラー映画みたいな登場wから終盤までひたすら凄まじかったですね
シーノートの方の展開だけは予想通りというか予定調和というカンジでしたが、ベリックの転落とサラのランボーばりwの逃亡劇は手に汗握りました!

そして父親が死に、マイケルの”逃げるのはもう終わりだ”という、反撃宣言!…が出たと思ったそばからマホーン捜査官のジャマが…
いやー、頭の中がこんがらがっちゃって、Vol.6を見終わってからもしばらくは冷静になれませんでした

興奮しますねえ!

 

第13話「反撃開始!」~レンタルDVD(Vol.7)にて観賞

マホーン捜査官に殺されようとした寸前に現れた国境警備隊によって、ついに逮捕されてしまうマイケルとバロウズ
一方、スクレの乗った密輸セスナに米軍機が迫る…

Vol.7には一話しか収録されていなかったので、”まさかもうシーズン2の終わりか!?”と焦っちゃいました(汗)
まだVol.12まで続くようですね…残りの巻のレンタル開始は8月以降のようです

というワケでシーズン2の折り返し地点のようなエピソードでしたが、ついにマイケルとバロウズが二人とも逮捕されてしまうという衝撃の展開から始まりました

その後はこのシリーズではもういい加減、やり過ぎ感のある(汗)”移送中の脱走”といういつもの展開でしたが、それでも面白いモノは面白いです
いつもはマイケルたちへの逆風としてのご都合主義がまかり通っているドラマなので、たまには主人公たちに都合のいい方向にも風が吹いて欲しいですもんねw

サブタイトルが”反撃開始”となっているので、どうにか2人が脱走する展開になるのは解った上で見てましたが…それでもラストのどんでん返しにはビックリさせられました
でもこの捜査官はサラには恨まれちゃってますからねえ…例の証拠を得るための芝居、と疑われるのは必至です(実際、キムとかの鼻を明かす為に芝居を打っている可能性も高いですが)

快楽殺人者という人種が実は、人柄が明るくて社交性もあるタイプが多いというのを聞いたことがありますが…まさにティーバッグはそんなカンジですね
最低の殺人者ですが、”女たらし”のテクニックは羨ましい限りですw

スクレはどうにかメキシコで生き延びたようで良かった良かった
…相方のパラシュートが開かなかったのは、あくまで偶然ですかね?

そしてベリックの転落人生は留まることを知らず…シーズン1のタイトルバック風に呆然としているベリックには思わず笑ってしまいましたがw、流石に誰も殺してないのに殺人罪で懲役25年はかわいそう過ぎますな
それにしても裁判→司法取引→収監の流れが異様に早いような…あれじゃ、わずか1日くらいでフォックスリバー刑務所まで行っちゃってるのではないでしょうか(汗)

さて、スカパーで始まった「LOST」の第三シーズンでも楽しみながら8月まで待ちますか

 

プリズンブレイク S2#14-22

プリズンブレイク S3#1-13

プリズンブレイク S4#1-11

プリズンブレイク S4#12-22

ファイナルブレイク

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[海外ドラマ] デッドゾーンS3#33-44

2007-02-05 | 海外ドラマ

デッドゾーン S2#24-32

 

第33話「レイチェルを捜せ 前編」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ジョンと、破滅後の未来に生きるウェイとのヴィジョンを介した交感は続いていた
破滅を何とか食い止めようと未来の情報を探ろうとするジョンだったが、ウェイとのヴィジョン交感を行うたびに、自らの記憶が数時間も飛んでしまう事態に悩まされていた…

いよいよ第三シーズンがスタート!

サブタイトルに”前編”とあるように、いきなり to be continued な終わり方です…しかも、ジョンが殺人容疑で逮捕されるのがラストという衝撃の展開でした
失踪した女性のカメラに映っていたジョンの挙動は犯人にしては不自然すぎるカンジがしましたが(まだ額に傷を負ってないようでしたし)、その辺りが冤罪を晴らすとっかかりになるんですかね

しかし、やはりこのシリーズは抜群に面白いです
ヴィジョンという超能力の見せ方、ドラマへの取り込み方、プロットのヒネリ具合が総じてハイレベルです(一時間でハナシをまとめる為に多少の荒業を使ったりするのが玉にキズですがw)
今回はシリーズを通したレギュラーキャラが総出演しているので、元恋人のサラの出番が相対的にちょっとしか無かったのが残念でしたが、スティルソン議員や、パーディ牧師といった一癖も二癖もある連中の悪役描写が今後の展開に期待を持たせます

…ただ気になるんですが、ブルースはやっぱりドレッドだった頃の方がいい容貌でしたね
坊主頭になってからイマイチ特長が無くなっちゃって(外見だけではなくキャラ的にも)、もうちょっと彼にスポットを当ててもらいたいんですが…

 

第34話「レイチェルを捜せ 後編」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

殺人の容疑者として逮捕されたジョンは、獄中からでも何とかしてレイチェルの行方を探そうとしていた
姉のレベッカはジョンが真犯人であると思い込んでいるため、なんとかして協力を得ようとサラに説得してもらうように頼むが…

ラスト5分でいきなり全てが解決してしまう展開はいつもの荒業でしたw…本当の悪がそのまま放置になってしまったのは(仕方ないことですが)ジラジラしましたね
前回、ジョンがレベッカと愛し合うヴィジョンを見たハズですが、今回のラストシーンの後の未来を予見してたんですかね

未来のウェイとのヴィジョン交感によって記憶が飛んでしまう現象は、特に説明なしですか…とりあえず副作用が大きいということで今後は禁じ手になるっていうことみたいですね(ラストでブルースから杖を受け取る際に、柄の部分を触らないように受け取ってましたし)

そしてスティルソンが下院議員に当選し、着実にアメリカ大統領への階段(=破滅)を登り続けていますな…映画版のジョンが見たヴィジョンだと、スティルソンが結構な高齢になってる状態で破滅が引き起こされていたので、このシリーズも続けようと思えばいくらでも続けられるってことなんでしょう

あと今回気づいたんですが、ジョンがスティルソンに触れることで視るヴィジョンは自動的に破滅のヴィジョンになってしまうというのが面白いですね
だからスティルソンの他の悪行は直接は調べられない、というのは上手い設定だと思いました

 

第35話「激突」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ケイティという少女が行方不明となった事件に関わることになったジョンが、ケイティのイヤリングに触れた途端、自分が火ダルマになって病院に担ぎ込まれるヴィジョンを見る
そのヴィジョンはジョンにとっての未来ではなく、6年前に昏睡状態に陥るハメになった過去の交通事故のヴィジョンであることが判明するが、問題は実際の交通事故の際にジョンは、火ダルマになどなっていないということだった
何故、ケイティについて調べようとすると自分の事故のヴィジョンを見るのか?何故、過去の事実とは異なっているヴィジョンを視るのか…?

レベッカがそのまま続投してますね…すっかり、ジョンの相棒みたいなカンジで事件に関わってますが、今後もレギュラー化するんでしょうか
あとジョンが普通に杖の柄を握ってますが、ウェイとの交感ヴィジョンはもう起こらないようになったんですかね…?

ヴィジョンに登場する謎の少女ケイティですが、「デッドゾーン」原作者のスティーブン・キングがプロデューサーとしてアメリカ版のリメイクを手がけた「キングダム・ホスピタル」という、ホラードラマに出ていた少女を彷彿とさせて良かったです
今回は全体的に、ミステリーとホラーのテイストが非常に上手い具合にミックスされたエピソードだと思いました

そしてジョンが過去の自分の事故を追体験するシチュエーションは凄かったですね…人生最大のトラウマ体験をもう一度、まったく同様に体験させられる苦痛は想像するだけでも恐ろしい…
また、事故に遭った直後のジョンが既にデッドゾーンを開花させていたので、今回のようにヴィジョン能力者としての交感現象が発生するという解釈は面白かったです…未来のウェイや過去の原住民族のケースとは違って、まさか過去の自分と交感してしまうっていうのは思いもしませんでした
”大勢を救った男”という表現で、もしかして神様だったり?…とか思ったんですけどね

…過去の自分との交感現象についてはちょっと釈然としない部分もあるんですが、非常に楽しませてもらったので気にしないことにしますw

 

第36話「赤裸々な真実」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

毒舌で有名なラジオ番組”赤裸々な真実”のDJが、ジョンの能力や私生活に対する中傷を放送した
怒ったジョンはラジオ局に乗り込んでDJに詰め寄るが、そのDJが墜落死するヴィジョンを見てしまい…

ジョンについては結構な頻度でマスコミで報道されているようですが、ジョンの家に全米から救いを求める人々が押しかけたりはしないんですかね?
以前は、手紙が無数に舞い込んでる描写がありましたが…

それはそれとして、今回はサブタイトルの”赤裸々な真実”という言葉がヘビーなエピソードでしたね
最近のジョンはヴィジョンを読み違えるというか、ミスリードが多い気がしますが、ドラマ的にはいいカンジでミステリーっぽくて面白いです
毒舌DJの過去は切なかったですね…メイドの過失とか、訴訟沙汰になったりしたんでしょうが、そんなことしても何の気休めにもならんですな…orz

そして遂にJJがジョンの実子である事実を本人に告げました…こちらも”赤裸々な真実”だったワケですが、JJも何とか受け入れられたみたいで良かったです
これまでも、ドラマの端々で本人もその真実に気づいてる風な演出が入っていたと思いましたが、実際に言葉で言われるとショックなんでしょうねえ

ちなみに毎回のオープニングで、”6年で人生が何もかも変わってしまった…息子にも父親だと名乗れない”みたいなくだりがありますが、この部分は次回から差し替えでしょうかw

 

第37話「アイトラップ」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

JJの誕生日に晴れて父親としてプレゼントを贈ろうと張り切るジョンだったが、パーティでジョニーに接触しようとした見ず知らずの女性が何者かに射殺されるヴィジョンを視る
彼女を追おうとしたジョンの前に現れた男達によれば、彼女はかつてジョニーも参加したことのある、国防総省によるサイキック活用プログラムの現場から逃走した殺人犯なのだというが…

…冒頭の、”子供にも父親だと名乗れない~”というフレーズがちゃんと修正されてましたねw

そして、新たな能力者の登場には興奮しました…関連する数字が思い浮かぶ能力の描写がカッコ良かったです
彼女は、同じ異能力者としての苦労を分ち合えそうなカンジだったんですが、既に特定の相手がいたのはジョニーにとって残念でした

今回の冒頭で死んでしまったシルヴィアですが、この人はシーズン2の第29話に登場した3人のサイキック達の一人でしたっけ?…だとしたら気のいい人達だったので、残念です…他の2名のその後も気になりますね

しかし、あんな研究を民間会社に外部委託してたっていう今回の展開はちょっと微妙だと思いましたが、防犯システムを悪用している警備会社(と政治家)っていう設定は恐ろしかったです
10年ほど前の「エネミー・オブ・アメリカ」という映画でも、国家安全保障局(NSA)が衛星を使ってひたすら国民の行動を監視し続けている描写がありましたが、あの時はさすがに宇宙から一人の人間の行動を追いかけるというのは荒唐無稽すぎて無理がある設定に感じられたんですが…今では、非常にリアリティが感じられましたね
日本でもスピード違反の車を記録するNシステムは当時からありましたが、今ではちょっとした繁華街にも防犯カメラが当たり前のように設置されてますからね…だからこそ、そんな現代の”電波の圏外”に身を潜めていた元ハッカー、元警官、元FBI、といったラストにも納得が行きました

あと気になったんですが、ジョニーのクレジットカードが使用不能になった描写は何だったんですかね?
教会の方が資産の横領をやっているらしいことの伏線だったのかな…

 

第38話「捨てられない過去」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

最近、ウォルトの様子がおかしいとサラに打ち明けられたジョニーは、こっそりウォルトの様子を探るが、妙齢の女性と親しげにしている現場を発見してしまい…

ちくしょー、冒頭のコーヒーを持ってくるサラが可愛いなあ…でもいい加減、前の彼氏を惑わすのを止めてくれw

今回は誠実で真面目を絵に描いたような保安官、ウォルトの過去を探るエピソードでしたが、少しずつ明かされる過去の見せ方が思わせぶりで上手く演出されていましたね
親友(夫)の意外な側面を知ることになるジョニー(サラ)と、どんなに親しくても、おいそれと他人には打ち明けられない過去を隠したいウォルトの関係が非常に面白かったです

ミステリーの裏側に存在していた、昔馴染みのほろ苦い青春ストーリーとしても秀逸なエピソードでしたね
残念ながら、誰もがイノセントだったわけではありませんが、ちゃんと償いをすべき人は償ってるし、最後のオチも清清しかったです

 

第39話「鏡」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ある日、ショッピングモールで親しげな態度で接してきた青年に触れられたジョニーは、彼が女性を惨殺するヴィジョンを見る
まるで挑発するかのような行動に焦ったジョニーは、逃げた男を追跡するが…

まさかヴィジョンを使った予告殺人とは…

ただ、当初はジョニーのヴィジョンがインチキであることを証明するための罠だったのに、あくまで本当の殺意があるからこそ成り立ったイタズラだったのが引っかかりました
つまり、ジョニーのヴィジョン能力が本当ではなかったら、そもそもこの罠は成立しなかったワケで、そうすると今回のエピソードが成立しなくなってしまうような…

あ、でも視聴者にとっても”本物の危機でないとヴィジョンは反応しない”っていう確信は得られていないから、それはそれでいいのか(今回のエピソードで確定しましたが)

中盤から本当の殺意についての展開が始まりますが、ジョニーが見たヴィジョンを視聴者には敢えて見せなかった演出がちょっと新しかったですね
終盤で双子を逆に罠にハメ返すので、そこに至るまで真犯人については視聴者を混乱させたままにしたんですな

ちなみに、双子役の人は実際の双子ではなくて一人だけなんですかね?…カメラワークに若干の違和感を感じたので…まあ、CG技術の発達した今は大した問題でもなさそうですが

あと今回の脚本家に日本人らしき名前が連名でクレジットされていたので気になってググッてみたんですが、SHINTARO SHIMOSAWAさんって、「GRUDGE」(ハリウッド版「呪怨」)のプロデューサーで、「ヤング・スーパーマン」や、今後の「デッドゾーン」でも何本か脚本を手がけてるんですね…向こうで脚本の分野で活躍する日本人って珍しいと思うので頑張ってほしいです!

 

第40話「話すなら今」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

サラの友人の結婚式に、ウォルトの代わりに出席することになったジョニーだったが、いざパーディ牧師によって二人の永遠の愛が誓われる儀式に差し掛かった際、あろうことかジョニーが結婚に異議を唱えるヴィジョンを見てしまう…

いやー、今回はこれまでのシリーズ全体から見ても、切なさが際立っていたエピソードでした

…あの事故さえなければサラとジョニーは結婚していただろうか?…もしウォルトとの結婚式の当日、ジョニーがやがて目覚めることをサラが知らされていたらどうなっていただろう?

いつかヨリを戻すんじゃないかと、ジョニーも視聴者も心のどこかでハラハラしていた展開に遂に決着がつきました
もう取り返しがつくことではないのに、ジョニーがサラを問い詰めるシーンは名シーンでした…鬱積していたモノを思わず吐き出しちゃってるのが伝わってきて、たまらなく胸が締め付けられましたねえ

誰も悪者がいないエピソードだったので、見てるこちらはやり場の無い想いを持て余してストレスがたまりましたが(汗)、それだけにラストはホッとさせられたというか…
あとブルースの嫁探しも、ギャグと見せかけて結構深い流れに持って行っていたのは見事なサポートでしたね

ラストでジョニーが電話をかけたレベッカは、シーズン3が始まった直後のエピソードの心理学者さんですな…なんか新聞記者のおねーちゃんといい雰囲気になっていた頃がスッカリ忘れ去られているのが気になりますw

しかし、最後の最後でサラがまた半端な態度をとっていたのはいただけませんね…とことん悪女だなあw

 

 

40話から今回の41話を見るまでに随分と間が空いてしまいましたが、これはオレのスカパーのアンテナが悪天候で向きが変わってしまっているのに気づかず、41話の録画に失敗していたからです…orz
ようやくリピート放送されたのを見る事が出来ました

第41話「暴力の連鎖」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ジョニーはとある高校の校舎内で、若者が銃を乱射しているヴィジョンを視る
ウォルトや校長に事情を話し、直ちに校内の警備体制が強化されることになったのだが…

うわ…オレが見逃していたこのエピソードがスカパーで放送された少し後に、例のバージニア工科大学の韓国人留学生による銃乱射事件が起こっていたんですな…
アメリカ本国でのこのエピソードの放送は2004年なので、もちろん何の意味も無い偶然ですが、オレも通常のスケジュールで今回の41話を見ていたらあの事件は余計に恐ろしく感じていたでしょうね…

アメリカの銃社会の異常性を取り上げた作品としては、やはり「ボウリング・フォー・コロンバイン」がすぐに思い浮かびますが、あちらがシニカルで自嘲的な視点のドキュメンタリー調だったのに比べて、この41話のエピソードはドラマとして情感込めて描写しているので、見ているこちらのヘコみ具合いも半端じゃなかったですね

ヴィジョンの犯人が現在はまだ小学生だったという意外性は非常に面白かったです…原因となった音楽教師については、詳細をボカしてはいても胸糞が悪くなる背景でしたが(汗)

そして今回のオチはオチになっていないというか、物凄い投げっぱなしな状態で終わってしまったのもショックでした
でも、ああいう局面に常に身を置かれている多くのアメリカ人の視聴者にとっては、オレなんかには想像も出来ないほど苦々し過ぎて効果的なラストだったんでしょうねえ…

 

第42話「本能」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

車中で傷だらけにされた女性の変死体に始まり、子供達が駆け回るサッカー場に突如現れた暴走した馬、牧場での怪事件と、動物たちの不可解な異常行動が連続していた
そんな中で、動物の生態や行動を研究していたとある学者が奇行と虚言を繰り返してることで病院に収容されたという…

今回はひたすらホラー映画っぽい、視聴者の不安を煽るBGMが鳴り続けていたのが印象的なエピソードでした

聖書や黙示録に絡めて話を進めることで、”こんな、呪いとか天罰としか思えない現象をジョニーが一人でどうやって解決するのか?”みたいなスケール感を出していたのが素晴らしかったです

そして、普段は人間の身近で温厚な振る舞いをしている動物たち(馬やペットの犬)が、突然おかしな行動を取ることが如何に怖いかということを再認識させられましたねえ
ある意味、人間同士よりも、動物に裏切られることの方がはるかにショックが深かったりしそうですよね

裏切りといえばパーディ牧師による、ジョニーの母親の資産の使い込みについてもようやく決着しました
神の声を都合よく解釈して自分の欲望に利用していただけなのに、いざそれが潰えるとまた神のせいにしている牧師が哀れでなりませんでした
”悪い人じゃないんだよな…”と、呆れつつも許しちゃってるラストのジョニーの表情が何ともいえませんでしたね

 

第43話「心の影」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

JJとブルースと共に釣りを楽しんでいたジョニーは、突然、自らが殺人者となっているヴィジョンを視る
殺した相手は不明、理由も不明…ただヴィジョンの中の自分が、相当な怒りに駆られていることだけは確かだった…

のほほんと始まったと思ったら、シリーズでも有数の緊迫感に溢れているエピソードでしたね

ジョニーが相手を殺すまでに激昂するのは何故か、という謎が今回のハナシのポイントだったわけですが、ここでブルースとは…
以前のエピソードでも、ブルースという親友が傍にいないパラレルな世界ではジョニーがすっかり荒んでしまっている(クリストファー・ウォーケンの劇場版と全く同様に)、という展開がありましたね

シーズン2のラストで、ジョニーが自分自身の未来に暗雲を感じ取っていた展開がここに来て繋がったのも上手いと思いました
なんか”破滅の未来”を引き起こすハズの、スティルソン議員の影がどんどん薄くなっちゃってるのが気になりますがw、シリーズはまだまだ続くようなので、こういうアプローチもアリですな

 

第44話「転換点」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

久しぶりに、未来のウェイとの交感ヴィジョンを視たジョニーは意識を失ってしまう…

うわーーーー…ついにシーズン3が終わりましたが、とんでもない終わり方でした!
ウェイ(未来のヴィジョン能力者)、スティルソン議員、ハルマゲドン、そしてデッドゾーンについての謎が一気に噴出しましたねえ

ここ数話、壊れ気味だったパーディ牧師が信仰を捨ててしまったことなんて序の口で、一気にスティルソン議員との直接対決が間近に迫って来る展開になってしまいました…シーズン最終話にして、畳み掛けるような展開です

相変わらず、スティルソン議員に関連するヴィジョンは”破滅の未来”しか視られない制約が非常に面白いですね
そのせいでレベッカは悲壮な決意をするわけですが、その行動はまさにジョニーが普段から考えていたことであり、映画版の哀しい結末でもあります
これはこのドラマ版が、映画版の結末とはハッキリと違う内容になると意思表明したと解釈していいんでしょうか…?

そして未来のヴィジョンの中で、「ターミネーター」ばりにジョニーやJJが登場した時は震えました
成長したJJが銃とか持っている割には意外と頼りない印象なのはさておきw、ジョニーのヴィジョン能力が未来では変質してしまっているようなのが気になりますね…イロイロと妄想を膨らまさせてくれます

シーズン4の放送は来月からもう開始されるようなので、非常に楽しみです!

 

デッドゾーン S4#45-55

デッドゾーン S5#56-67

デッドゾーン S6#68-80

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[海外ドラマ] invasion#10-22

2006-12-29 | 海外ドラマ

invasion #1-9

 

第10話「神意」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ワニの胃袋から発見された謎の生物についてブログで公表する、と勇んでいたデイヴが何者かに拉致されてしまう
ラッセルは残されていたテープレコーダーから、デイヴの足取りを追跡するが…

物語が大きく動きましたね…これまで出てきた細かい伏線もいくつか繋がりました

謎の二人組によって、海底人が何年もかけて南米から北上してきたことが判明しましたが、何かが適合しなかったのか、これまでは乗っ取られた連中は皆死亡しているというのが衝撃的でした
この地には、連中に適合した”何か”があるんですかね…

それにしても片手をなくしてたあの若者が可哀相すぎます…まさに、信仰心の暗黒面ですな…
自分たちの身を守るために彼を殺さなかっただけ、トムが良心に従って行動していたのは解りますが…

でも彼の犠牲やデイヴによって、重要な命題が出てきましたね…”果たして変異は悪なのか?”
確かにこの街で変異した住人は特に害が無いように見えますが…ただ、いつ周囲を巻き込んで自殺とかするのか解らないってのは問題ですね

そして例の消えた死体はトムの方だったんですな…思いついて然るべきでした
ただ、トムが十年前に既に入れ替わっていたのに、海底人はまた改めて南米から上陸してきたってのがよく解らなくなりました

 

 

第11話「決意」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

トムの説得によって自らの片腕を切断し、混乱の治まらない保安官助手を、”変異した者”の先輩としてトムは自宅で世話しようとする
一方、ラッセルは謎の二人組から得た情報を元にマリエルに迫るが…

今回は冒頭から、”生存者の会”の参加者達による突然の暴行シーンが凄まじかったですね…前回、デイヴが”変異が悪いことだと一概に言えるのか?”という疑問を呈した直後だけに、中々ショッキングな展開です
発情して(?)ジェシーに迫る個体が現れたり、海底人の生態にはまだまだ裏がありそうですな

ラッセルが”変異”の事実をマリエル自身につきつける展開も意外でした…まあ、本人がとっくに自覚していることではありましたが、元夫から改めて事実を突きつけられるのはシャレにならんでしょうな…

そして遂にトムが何らかの実力行使に出ましたが…あの謎の扉の演出は、ホラー映画さながらでドキドキしました
…トムが何をしようとしてるのか不明ですが、やはり人類と海底人とは衝突する運命にあるんですかね?

このドラマは序盤以降からは正直、微妙だと思ってましたが、ここ数話はコンスタントに面白いハナシになってきましたね

 

第12話「脅迫」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

子供達を連れて行ったトムに対して、怒りを抑えられないラッセルとマリエル
また、かつて”変異”した結果、義母を殺害したクリスティーナをボートで護送する保安官たちは、いきなりクリスティーナを湖の真ん中に突き落とした…

む…?結局、トムが子供達を連れ出したのは一時的な目くらましだったって事でいいんですかね…?

例の開かずの扉を、結局そのまま放置してしまったラッセルの行動は解せませんが、ラーキンが非常に低次元な誤解をしているのがちょっと可笑しかったですw…ラッセルはありのままの真相をラーキンに明かしましたが、アレは多分信じてないでしょうねw
次回で、トムの遺骸を見せるところまでやりますかね…?

そして”合宿”とやらの片鱗が明かされましたね…あのプレイボーイや、クリスティーナが何やら物騒な訓練をしているようですが、あんな連中を子飼いに出来るとは、トムに出資しているスポンサーとかが背後にいそうですね

ハナシの風呂敷が広がり始めてきましたが、上手くたたんでくれることを祈るばかりです
最近、軍の動きがほとんど見えないですし、謎の事情通の二人組がその後どうなったかも全く触れられてませんからね…

 

第13話「希望」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ローズとジェシーをラッセルが引き取ることとなり、トムとマリエルの2人の仲は益々よそよそしくなっていた
だがそんな時、トムが何者かに銃で撃たれてしまう…

トムが9年前の航空機事故に巻き込まれた時は、空軍士官だったんですな…どうやら航空機そのものにも軍の関与というか、何らかの謎が隠されてそうなので、楽しみになってきました

そして今回は、トムの過去が重要なエピソードとして登場していましたが、シーンが過去に移行するやり方が洒落てて面白かったですね
撃たれて意識が朦朧とする中で、家の廊下が墜落する航空機の機内と重なったり、病院でシームレスに過去に繋がった時はゾクゾクしました…”あなたの妻は亡くなりました”っていう医者のセリフや、過去と現在のシーンをわざと交互に繋げる演出が秀逸でしたね

しかし、ラストでマリエルはトムへの信頼を取り戻した風ですが、馴れ初めを思い出しただけでいいんですかね…共に乗り越えて行くっていうトムの最初からの意志を再確認したのが大きかったってことなのかな…
二人の間の溝は何も解決してないのに…あの物置部屋も、”合宿”に宛てた銃や食料などの補給物資を入れていた事実をマリエルは知らないままですしね

あ、そういえば気になったんですが、航空機事故の直後のトムはどうやって手術を受けたんですかね…?ハイブリッド(混合種)は通常の輸血では死んでしまうわけですし…

それにしても誰がトムを銃撃したかですが…例の若い保安官助手だけでなくて、他にもトムと敵対する勢力が存在するようなカンジですね
ただ犯人が誰であれ、ハイブリッドの回復力を知らないわけが無いので、本当に殺したかったら頭を吹き飛ばしていたと思うんですよね…ひょっとして狂言かな?

あとは例の考古学者を殺した、ズーラとかいう元工作員が今後はどのように関わってくるかですが…未だにズーラ自身の姿がハッキリと画面に登場していないので、ヒーリーが単にデタラメを言っている可能性もありそうですな

 

第14話「思い出」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

銃撃から驚異的な回復力で生還したトムは、自分を撃ったのが保安官助手のルイスであると考え、行方をくらましていた彼を捜索することに
一方、ラーキンやデイヴたちの周辺では、不審な人影が見え隠れしていた…

最近、物陰から登場人物たちを窺う視点が多すぎる気がします
今回のデイヴの複製生物は、前回までラーキンを監視していた視点とはまた別みたいですね…あちらは車に乗ってたりしましたし

デイヴの複製生物は可哀相でしたね…明言はされてませんが、あれはデイヴが銃で撃ったことで死期を早めちゃったんですかね…?
だとしたらデイヴが一番可哀相なのかも

トムを撃った犯人については意外でした…トムがルイスに対してした仕打ちは真摯な思いからだったのも確かですが、やはり善意の他にも黒い動機があったようなので(ズーラと繋がってましたし)、神父さんの行動はある意味正しかったんですな
個人的には最近、このドラマが悪役不在になっちゃう(ハイブリッドたちが可哀相なポジションとして描かれる)のを心配していたんですが、それは杞憂に終わったようで良かったですw
トムによればハイブリッドも(マリエルみたいに)個体差が激しいみたいな状況が、また厄介な展開を引き起こしそうで面白いですねえ

しかし、ラッセルは不安に思うラーキンをなんでこの街に縛り付けてるんだか…こんな街で出産まで過ごすストレスは胎教に悪そうです(汗)
現状ではストーリーの都合だけでこの街に引き止めてるとしか思えないので、上手く説得力を出して演出して欲しいものです

 

第15話「絆」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

自分以外の家族や保安官のルイスが”変異”している状態に、ひどく疎外感を感じていたキーラの前にデレクとクリスが現れる
トムを出し抜こうと画策するクリスたちの行動に巻き込まれたキーラだったが…

今回はとにかくクリスの異常さが際立ってましたね…この娘は元からこうだったのか、”変異”したせいでこういう性癖が促進されたのかは不明ですが、キチガイぶりがなかなか壮絶でした

そしてそんなクリスの体内(下腹部)で何らかの異常がおこり、それはマリエルも同様だったわけですが、まさか卵だったとは…
キーラが”変異”を自ら望むようになる裏側で、”変異”による恐ろしい真実が明かされていく展開は素晴らしかったですね

”変異”した雌雄同士による交配で妊娠が可能という設定は、こういうスナッチャー系のSFとしてはちょっと珍しいかもしれませんね
むかし「V」という有名なドラマシリーズで、異星人と地球人の交配種が誕生してましたが、生まれてくる生物がどんな外見になるのかが気になります…ただ、どうやら多産種っぽいカンジなので、人間のような形態である可能性は低そうですね…

 

第16話「男の正体」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

海岸で発見されたキーラはハイブリッドと化してはいないようだった
入院したキーラについて子供達に説明する為に、マリエルはついに自分やトムが通常の人間ではない状態にあることを明かすことを決意するのだが…

マリエルが子供達に告白するシーンは良かったですね…デイブの余計な一言で台無しになりかけましたがw、やっとマリエルの異変に対して子供達が向き合うことになりました

そしてクリスティーナが絶好調ですな…自分の手で堕胎しようとしたのには流石にたまげました…デレクの”家族ができた”というセリフから、どうやら何かが産まれたようですが、それが何であるのかは明かされないままですね
ラッセルとトムが山小屋に突入した際、クリスが壁に向かって無言で立ち尽くしているシーンはホラー映画さながらにゾクゾクしました…しかし、あの時のクリスは手ぶらで、生まれた何かの姿も見えませんでしたが、デレクが既に車に乗せてたんですかね…?

わすか二週間で出産にまで至ったということは、生れ落ちた後も猛烈なスピードで成長していると思われますが…子供を持つことを極端に忌避していたクリスは、自分が産んだ”モノ”に対してどのように接してるんでしょうか…?

今回、もう一つ気になったのはトムの影響範囲外でも発生しつづけているハイブリッドの存在が明らかにされたことですね
クリスみたいに”合宿”から脱走するケースもそうですが、トムがハイブリッドたちを管理するのは早々に限界が来そうです…ヒーリーがズーラに殺害され、ラーキンも再び軍の情報を追いかけ始めた(妊娠してんだから無茶しなきゃいいのに…w)ことで、物語も大きく動き出しそうで楽しみになってきました

段々、広げる風呂敷がでかくなってきましたが、最終的に上手くまとまってくれることを期待するばかりです

 

第17話「未来の種(たね)」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

トムとラッセルたちから逃れたクリスティーナは、マリエルの元に銃を持って現れる
一方、再開された学校に戻ったジェシーは、多くのクラスメイトやその家族もハリケーンを境に”変異”が発生している現実に戸惑いを隠せないでいたが…

あら?クリスはまだ妊娠したままですね…前回のラストでお腹をちゃんと見てなかったようです

ハリケーンからようやく復旧した学校では、既に生徒もその家族にも確実にハイブリッドたちが増えていることが表現されてましたが、これはナカナカ壮大な状況なので、今後の展開が物凄く大変そうです
全てのハイブリッドたちがトムやズーラの監視下にあるわけではないようですし、既に複数のコミュニティを作り始めていると見るのが自然でしょうね…ハイブリッド同士による交配の結果も多産種みたいですが、この事態もクリスやマリエルだけの問題ではないわけで…

勝手な推測ですが、生まれてくる”子供たち”は人間側でもハイブリッド側でもなく、海底人そのものの勢力として”共通の敵”になったりするんじゃないかと想像してるんですが…

そして、終盤の展開は全く想像してなかったのでビビりました
ズーラがいきなりクリスもデレクも射殺してしまったショックも醒めやらぬまま、腹部を切り裂いて何かが…!

 

第18話「カンブリア大爆発」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

クリスとデレクの2人をズーラが射殺する現場を目撃したラッセルたちが、朝を待って島を探索すると、衛星からのデータを受信する設備を発見する
一方、軍の施設の調査に向かうラーキンの車の前に一人の兵士が飛び出して…

急転直下、街のあらゆる局面がヤバイ事態になりまくってますね

学校では誰もが”どちら側につくのか?”ということを当たり前のように言って分断状態にある、というのはゾッとしました…なんか先生の挙動も不自然でしたし、非常に恐ろしい事態です
ジェシーもすっかりやさぐれて、マリエルに面と向かって絶縁を宣言したり、いきなり銃の練習を始めたり、ドラマの開始当初からは考えられないほど荒んだ展開になってきました

ラッセルやデイヴの調べた島については、まだトムやズーラの最終目標みたいなのが明かされないままでしたが、あの後、神父はヒドイ目にあってるんでしょうね…あ、そういえばクリスから生まれた”何か”は、島の連中は目撃していないんですかね?
”何か”は一直線に海に向かっていったようなので、人間らしさはまず無い生物だと見てよさそうです

マリエルの胎内でも、その”何か”は着実に育っているハズなので、その正体はその時までお預けですね

そしてついに米軍の関与が具体的に明かされました
ラーキンが車で撥ねた兵士が、実は第一話で登場した墜落機の乗員だったという展開には非常にゾクゾクしましたが、基地の立ち入り禁止区域の内部でおぞましい研究素材として扱われてることが判明した時はブルーになりましたね…orz

こういうのを見ちゃうと、ズーラが島である程度非道なことをしてても仕方ないかな、とか思っちゃいます…

 

第19話「予感」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

母親の写真に向けて銃を撃つ練習をしていたジェシーを責めるラッセルだったが、街や学校がすっかり変わってしまったことに動揺を隠せないことをぶちまけるジェシー
一方、マリエルを始めとしたハイブリッドたちは、何かしらの予感を感じて不可解な行動を取り始めるのだが…

トムはハイブリッドの中でも異端なんですな…ズーラの演説の言葉を借りれば、トムはハイブリッド歴が長い分だけ理性的になってしまっているということなんですかね
ズーラと共謀して、というよりズーラが一方的にトムを利用している関係だとは思いませんでした…軍の横暴さも知ってしまい、トムにとって頼れるのはもうラッセルだけというのが切ないです

でも何と言っても今回は、保安官助手のルイスがかわいそうでしたね…自分で腕を切り落とさせられたのに続いて、暴徒と化した生徒たちにリンチされるとは、またもや彼の信仰心をメチャメチャに揺さぶる出来事に巻き込まれてしまいました(汗)

学校ばかりか、街の半分が「ゾンビ」の世界みたいになったとジェシーが言ってましたが…もはや元の状態に戻ることは不可能としか思えないほど、あらゆる局面で事態が混迷しています

そして嵐の一夜を境に何もかもが変貌してしまったこの街に、再び嵐がやって来ようとしています…!

 

第20話「吹き荒れる風」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

再び巨大な嵐が街を直撃しようとしており、ラッセルやトムは家族を街から避難させようとする
だが、ズーラが彼らの家族を狙って動き始めていた…

ズーラがトムやラッセルの家族を狙う目的がイマイチ不明なままなのが微妙ですが、次の嵐に備える展開が非常に緊迫感に溢れていました

保安官事務所のメンバーが、人間だろうとハイブリッドだろうとお構いなく、ズーラに恭順してしまう展開は面白かったですね…留置所のエピソードは中々ゾクゾクしました

意外だったのは、ローズの担任になった女教師のエピソードです
てっきりハイブリッドになったことで、あんな奇妙な授業を行っていると思ってたんですが、まさか自らの寿命がほとんど無いが故だったとは…街に残ったデイヴと仲良くなったカンジですが、何か今後の展開に絡んで来るんですかね?

しかし今回で20話を迎えましたが、この盛り上がりはクライマックスが間近に迫っているカンジですね…どうやら22話でハナシが終了してしまいそうですが、”光”の正体は明かされるんでしょうか…?

 

第21話「策謀」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

巨大な嵐が再び上陸した時、ズーラが率いるハイブリッド達は行動を開始した…トムとラッセルは町に引き返し、ズーラ達の行方を追おうとするが足取りは掴めなかった
そして今度こそ宇宙人の侵略の証拠を掴もうと張り切るデイヴだったが、そこに保安官たちがトムを”仲間”を殺した容疑で捜索にやってくる…

ついに行動を開始したズーラの部隊は州兵に偽装し、一般人たちを一箇所に集めて一挙にハイブリッド化しようと企みます…
これは昔の「V」とかでもお馴染みのシチュエーションですね…ナチスのホロコーストをイメージした強制連行の演出が恐ろしかったです

そしてズーラに捕らわれたマリエルは、妊娠したハイブリッドの女性達を助けるようにズーラに強要されますが、やはりこれだけの数がいましたね…ただ時期的に考えると、もうとっくに出産している母体が何人もいてもいいハズですが、そこら辺りはスルーなんでしょうか

トムがデイヴを通じて、軍の介入を要請させていましたが、果たして軍が救援にやってくるものかどうか…”サンプルが増えるにこしたことはない”とかいって、静観する可能性も捨てきれません

さて、いよいよ大詰めです…残りあと一話!

 

第22話「最後の波」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ズーラの計画とは、街の普通の人々を無理矢理ハイブリッド化させることだった
嵐と共に襲来した大量の光が着水した水面に、人々は容赦なく放り込まれていく…

遂に最終回を迎えました…が、結局、中途半端に投げっぱなしな最終回になってしまってたのは残念でした
まあ、ある程度は覚悟していた結末でしたが…orz

ただ、光の生物の正体が何も明かされず、ラーキンやお腹の子の生死を曖昧にしたままの最終回にはガッカリしましたが、このドラマの後半の「人間vs元人間」の対立構造は非常に楽しめたので、全体的には好評価だったりします

異生物そのものに対しては終始一貫して善悪の基準が曖昧な状態で、巻き込まれる人間と半人間(ハイブリッド)の社会の中でだけ勝手に善悪が区別されて、それぞれの立場というものが発生してしまうドラマの構造が面白かったですね

一応、登場人物のほとんどに対して落とし前というか、それなりの決着を着けている状態ではあるんですが、終盤にかなりバタバタしていた印象が強いので、もう2~3話余裕が欲しかったところではあります…まあ、人気さえ出ればいくらでも延長される仕組みの向こうのドラマで、こういう結末に至った結果は受け入れるしかないんですけど…

あれ?でも思い返してみると、ハイブリッド達の凶暴化とか、マリエルの妊娠とか、ズーラに捕まった神父さんとか、あんなにいた残りの妊婦たちとか、まだまだ未回収の伏線もありますね…

あー、やっぱり気になるなあ!w

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[海外ドラマ] プリズンブレイク S1#14-22

2006-12-10 | 海外ドラマ

もう半年くらい前になりますか…

当時、キャイーンの天野っちと鈴木紗理奈がオススメを連発するCMが気になってレンタルしてみたんですが、これが物凄く面白い!
次の展開が気になる!というヒキが、毎回毎回凄まじいです

”プリズン・ブレイク=脱獄”

なんともぶっとんだタイトルですが、内容はタイトルそのままに、刑務所を脱獄するために主人公がひたすら奮闘するアメリカの大人気TVドラマシリーズです

Photo_48 大統領の親族を殺した罪で死刑判決を受けた兄の、”濡れ衣を着せられた”という獄中からの主張を信じた主人公は、完璧な脱走計画を胸に秘めてわざと銀行強盗を起こし、兄の収監されている刑務所に服役することに成功する…

そんな導入で始まり、”一流建築士としての地位も名誉も捨ててまで、兄を救い出す為に犯罪者として服役する”なんて、なんとも浪花節的な展開なんですが、刑務所の内外で待ち受けている展開はとにかくひたすら冷徹で残酷な展開ばかり

IQ200の天才的な頭脳を誇る主人公が立てた綿密な脱走計画ですが、クセ者ぞろいの囚人達や、兄を陥れたと思われる謎の勢力といった予期せぬ障害によって容赦の無いピンチの連続に見舞われ、もう一瞬たりとも目が離せません

そんな「プリズン・ブレイク」の第一シーズン後半(Vol.8~)が、いよいよ明日12月2日(土)からレンタル開始されます

Vol.7が物凄い終わり方をして、はや五ヶ月…やっとあの続きが見られます!

まだ未見の方も、これを機にシーズン1の前半をレンタルしてみてはいかがでしょうか?…絶対にオススメです!

…どうでもいい余談ですが、フェルナンド・スクレという主人公と同房の囚人の顔が、時々、北村一輝に見えて仕方がないのはオレだけでしょうかw

 

第14話「密告者」~レンタルDVD(Vol.8)にて視聴

いやー、Vol.7のラストで脱獄計画が完全に行き詰ってしまった展開を見てから今日までは、まさに生殺しの状態でした
ようやくあの続きが見られる!…と、貸し出し可能なVol.8のディスクをレンタル屋で見つけた時は小躍りしてしまいそうになりましたよw

脱獄のクライマックスの段階で、新設されたばかりの配管に計画を阻まれてしまったマイケル達は、止む無く計画を中止し、再び房へと戻らざるを得なかった
だが諦めきれないマイケルは、電気椅子が故障して死刑執行が三週間延期されたケースが過去にあったことを知り、ネズミでカムフラージュして電気椅子への配電盤を破壊するが…

もはや打つ手なしかと思われたマイケルですが、ひたすら粘ります…外では弁護士のベロニカ達も再審請求に賭けてます…とにかく、死刑執行に覚悟を決めたバロウズ以外は、ひたすら諦めない姿勢が感動的でした

でも最後まであがいてあがいてあがきまくっても、天はバロウズを見離したかのように絶望は深まるばかりで…
バロウズの”もうこれ以上、希望を持たせないでくれ”というセリフが胸に刺さりましたね

そしていよいよバロウズが電気椅子を目前にした所で、以下次回!…ああ、これがVol.8の一話目で良かった…ここで続きは、次のディスクで!とか言われたら発狂してしまいそうなw
アメリカでの本放送を見てた視聴者は、ここで一週間待たされたのか…Vol.7からVol.8まで何ヶ月も待たされた恨みも忘れて、ちょっと同情しちゃいましたw

 

第15話「計画変更」~レンタルDVD(Vol.8)にて視聴

死刑執行の直前に判事の元に、”大統領の弟の遺骸は偽物”という告発をする書類が届けられ、遺体の検視報告の信憑性が確認されるまで執行は保留されることになった
延期期間は二週間…この奇跡のような猶予の間に、マイケルは新たな脱走計画を策定しようと画策するが…

脱獄計画が仕切り直しとなり、シリーズが始まった当初の雰囲気に戻りましたが…なんだか懐かしいですw

判事の元に死刑を延期させるきっかけとなった書類を届けたのが何者なのか、という謎はありますが、基本的に刑務所の外の事情は今回の二週間の猶予を実現させただけで役割を終えたんでしょうね
やはりマイケルの新たな計画に今後の運命はかかっているようで…流石に死刑執行目前の盛り上がりからはちょっとテンションは落ち着いたカンジですが、先が気になる展開に変わりはありません

それにしてもあの火傷は痛そうでした…火傷を負うことになるシーンは少々強引な気はしましたが、マイケルが意識を喪失するくらいの苦しみを表現したことで帳消しです

あとマイケルやバロウズたちの父親が新たに登場しましたが、今後どのように関わってくるのか全く読めません

 

第16話「フォックス・リバーへの道」~レンタルDVD(Vol.9)にて視聴

時は3年前、バロウズが大統領の弟を殺そうとする前の時点まで物語は遡り、マイケルや女医のサラ、そしてスクレやセオドアらがどのようにフォックス・リバー刑務所にやってくることになったのかが語られる…

今回は回想シーンのみの構成でした
総集編ということではなく、第一話よりも以前のエピソードで、おなじみの面々の意外な側面が見られたりして興味深かったですね
ただの凶悪犯だと思ってた連中にも、それなりの事情があったんですな…ティーバッグは流石に同情の余地もないですがw

それにしてもバロウズは大人になった時点で(借金の真相を)マイケルに打ち明けろよ…と思いましたね
兄貴としてのメンツだったんでしょうか…だとしたら、あんな事態に陥るまで放置してたベロニカの行動にも問題があったような

そしてあの折り紙ですが…鶴じゃなくてアヒルかなんかだと思ってました(汗)

 

第17話「J-CAT」~レンタルDVD(Vol.9)にて視聴

新たな脱獄計画で重要だった刑務所の設計図を失ってしまい、マイケルは何とか思い出そうとするが、どうしても思い出せない
そんな絶望的な状況に追い討ちをかけるように、背中を火傷した理由を所長に問い詰められるが、その疑問に答えられないマイケルは懲罰房送りとなってしまう…

前回の回想エピソードは、刑務所の外での話だったせいで少し大人しかった反動か、今回は盛り沢山な内容で非常に面白かったです

バロウズの息子が一人で突っ走って余計なことをする展開にはイライラさせられましたが、案の定、全くの役立たずで終わりましたね

休憩室の床については、まずマイケルが不在な状態で皆が右往左往する様子が新鮮でした
協議の結果、単独で頑張るハメに陥るスクレですが、気色悪いオカマ囚人の意外な役立ち方に感心しましたw…スクレ自身、自分が捕まるのが想定内だったとは、マイケルの影響力が大きいですねえ…最初は同房ってだけで仲間に入れられたようなものなのに、スクレ好きなオレとしては彼が見事に使えるヤツに成長して嬉しいです
そしてたった一人であれだけ跡形も無く修繕できるなんて、実は物凄いスキルの持ち主でもあったんですな…あのスキルさえあれば、シャバでケチなコンビニ強盗なんてする必要なかったんではw

最後に、精神錯乱を装った精神病棟への潜入を見事に成し遂げたマイケルですが、錯乱が作為だとは見ててわかりましたが、同房だったヘイワイヤーの再登場は完全に不意打ちでした…まさに”キター!”ってカンジですね

しかしそこは流石に相手が本物の精神病患者…あっさり設計図を復元させる、とはいかないようで…次のvol.10をレンタルするのが楽しみです!

 

第18話「ブラフ」~レンタルDVD(Vol.10)にて視聴

精神病棟にいたヘイワイヤーに何とかして設計図を思い出させようとするマイケルだったが、服用させられている薬の影響でマイケルが誰だか認識すら出来ない状態だった
そしてマイケルが精神病棟に移され、スクレも懲罰房に入れられたことで、悪徳刑務官がマイケルの房を他の囚人に売り渡そうとしていた…

懲罰房に入れられているだけのスクレの房をいきなり売り払うっていうのは、さすがにちょっと強引な展開なような…まあ今回は二転三転した結果、イロイロと丸く収まってしまった展開が痛快ではありました
ティーバッグがいきなりイカサマの達人(とは思えないミスをしてましたがw)だったり、ヘイワイヤーが狂人であることや、刑務官の制服がマイケルの皮膚にこびりついていたことも、結果として幸運すぎる方向に転がっていましたね…それぞれのメンバーに活躍の場を与えようと、ちょっと都合が良すぎるカンジがしました

…まあ、容赦のない展開が多すぎるこのドラマでは、少しはご都合主義というか、ホッとする展開がないと見てるこちらの身が持たないですからw

そしてバロウズが息子との面会の為に一時出所が許される、なんて事態もそんな緩んだ雰囲気の中で”ちょっと甘い展開だな~”とか思ってたんですが、最後のアレで引き締まりました
まさに「24」みたいな展開ですが、一時出所が許可されたのも副大統領を操ろうとしている”組織”とやらが裏で手を回してたってことなんでしょうね

 

第19話「鍵」~レンタルDVD(Vol.10)にて視聴

一般房に戻ったマイケルとスクレだったが、時を同じくして、ティーバッグに刺されて死んだと思われていたアブルッチが再びフォックス・リバーに帰ってくる
高飛び用の飛行機を手配するアブルッチを再び仲間に誘ったマイケルには、脱獄計画の為にもう一つ、”診察室の鍵”というアイテムが必要だった

うわー!どうなるんだ、これ!
24時間監視体制におかれたバロウズや、取り替えられてしまった医務室の鍵も気になりますが、ついに休憩室の穴がベリックに発見されてしまいました!

…これまでにも何度も何度も絶望的な状況がありましたが、まだ更なる絶望が待ってました…今回のラストは流石に挽回不能な事態としか思えないです
なんであんな若造を信用したんだ、マイケル…まさかこうなることを想定して、あの若造に打ち明けたワケはないと思うんですが…なにか考えがあるんでしょうか

あの休憩室の穴が発見されたことで、とりあえずまだマイケルの房までの裏ルートが暴かれたわけではないですが、脱獄する際にあの穴を利用することは大前提なので、こりゃやはり計画は破綻してしまったのが確定…?

第一シーズン終了まで、残り3話!いよいよ、ラストスパートです!

 

第20話「トゥナイト」~レンタルDVD(Vol.11)にて視聴

ついにベリックに休憩室の穴が発見されてしまう致命的な事態となったが、間一髪でチャールズによってベリックの動きを封じることができた
だが、ベリックの不在を他の看守たちに怪しまれるのは時間の問題となり、マイケル達は脱獄計画を早めざるをえなくなる…

否応無く、決行は”今夜(トゥナイト)”となった…!

うおお…ついにクライマックスが近づいてきたのが実感できるようになって来ました
今回の内容の、異様な密度の濃さは凄まじかったですね…これまでもジェットコースター的にエピソードを積み重ねてきましたが、今回はさらに2話分くらいの情報が詰め込まれていたカンジでした

しかし脱獄計画が目前に迫っているにも関わらず、問題は山積みです…縛り上げたベリック、医務室の鍵、チャールズのケガ、アブルッチの計略、バロウズの監視体制…
マイケルがサラに計画を告白し、遂に密告者トゥイーニーが脱獄の覚悟を決め、刑務所外ではベロニカが絶体絶命と、この怒涛の展開には頭がこんがらがりそうです(汗)
そしてラストで遂に所長に対して非常手段に打って出るマイケル!…これまでずっと所長自身は比較的いい人だっただけに、見ている方としても複雑な心境ですが、ここからマイケルがどうするのか…

目が離せません!

 

第21話「壁の向こうへ…」~レンタルDVD(Vol.11)にて視聴

所長を脅してバロウズを医務病棟に移動させることに成功したマイケル
所長をワードローブに閉じ込め、あとはいよいよ休憩時間のたった一時間を利用した脱獄計画を実行に移すだけとなった…!

21話にしてついに脱獄計画が実行に移される時が来ました…これまでマイケルの奇想天外な計画が徐々に明かされる度に驚かされつつも、様々な障害が立ちはだかって来た展開を思い出しながら、”これで本当に終わっちゃうのか”という一抹の寂しさがあったりしました

でもそんな感傷に浸る間もなく脱獄計画は着実に進行し、見てるこちらは緊張感でハラハラしっぱなしです

脱獄メンバーたちと他の囚人達の争いの種が細かい障害となりつつも、それらを確実に乗り越え、やがて精神病棟から医務室に辿りついたマイケル達…第一シーズンの終了までにはもう一巻あるので、このタイミングでは脱出できない展開が頭をよぎったりしたんですが、ついにやり遂げましたね!脱出成功です!!

…バロウズが一人目として綱渡りをした時に、ロープの根元がギシギシ鳴った時点で、”あのデブは落ちるな…”と思い至って吹きだしそうになりましたがw、そこでヘイワイヤーの再登場とチャールズのケガのネタを持ってきたことで再び気が引き締まりました…非常に上手い展開ですね

チャールズが最後の最後で計画から脱落する展開は、彼がケガをしていた時点で読めていた展開でしたが、ただ退場するだけじゃなくて、彼の隠蔽していた大金が今後にとんでもない問題を持ち込んで来そうですね…脱獄した後は別行動を言い渡されていたトゥイーニーも、これで退くわけにはいかなくなったでしょうし

脱獄に成功したマイケル達はこの後、アブルッチの手配した飛行機の場所に行くんでしょうが、飛行機は三人しか乗れないという話が、血で血を洗う抗争を思わせますね…さて、どうなるのか第一シーズン最終巻!残り1話!!

 

第22話「脱出!」~レンタルDVD(Vol.12)にて視聴

フォックス・リバー刑務所を脱獄してアブルッチの手配した飛行機へと向かうマイケル達だったが、所長以下、ベリックを陣頭にした捜索隊が猛然と追跡をかける…

ついに第一シーズンを見終わりました…ちょっと呆然としちゃってますw

チャールズが死んじゃったのは仕方ないですが、ベロニカを助けた弁護士親子やサラが死んじゃったのはキツい展開でしたね…orz
特にサラは、あれは自殺なんですかね…?最後の最後でマイケル達の計画を助けた一番の功労者なのに、あの最期は可哀相すぎでした…彼女の死には何らかの裏がある可能性を捨てないでおこうと思います

そして結局、マイケル達はメキシコへの飛行機には乗れずじまいで、”第2シーズンへ続く”というオチになってしまったワケですが…なるほど、刑務所の敷地の外には出られても、完全に自由の身になるまでは”脱獄(=プリズン・ブレイク)”は終わってないということなんですな

ヘイワイヤー、トゥイーニー、ティーバッグがそれぞれ単独行動となり、マイケル達は残った5人で一緒に行動したまま第2シーズンへと突入するようですが、DVDの最後の予告映像を見ると、あちこち逃げ回ることになるようです

しかし、第2シーズンは微妙な構造になる恐れがありますね
刑務所という限定空間を出たマイケルが、第1シーズンのような天才的な頭脳を発揮する展開は難しいような…おそらく往年の「逃亡者」のような展開になると思われますが、バロウズが殺した副大統領の弟が死亡していない事実をベロニカが掴んだことで、バロウズの罪状も消滅することになるハズです
でもそのことでマイケル達の脱獄の罪が帳消しになるワケじゃないので、そうすると本末転倒な逃走劇になっちゃうのでは…?
あと、初の女性大統領となった悪の黒幕のキャラが、どうにも小物感が拭えないのもちょっと心配ですねえ…

逃亡劇を縦軸に、チャールズの遺した500万ドルを巡る駆け引きなどが横軸になりそうな第2シーズンですが、そのレンタルが開始されるのは春頃の予定だそうです
…また当分お預けを食らっちゃうことになりますが、刑務所からの脱出のカタルシスはもう存分に味わえたので、個人的には結構落ち着いて待てそうなのがせめてもの救いですw

プリズンブレイク S2#1-13

プリズンブレイク S2#14-22

プリズンブレイク S3#1-13

プリズンブレイク S4#1-11

プリズンブレイク S4#12-22

ファイナルブレイク

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