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[海外ドラマ] プリズンブレイク S1#14-22

2006-12-10 | 海外ドラマ

もう半年くらい前になりますか…

当時、キャイーンの天野っちと鈴木紗理奈がオススメを連発するCMが気になってレンタルしてみたんですが、これが物凄く面白い!
次の展開が気になる!というヒキが、毎回毎回凄まじいです

”プリズン・ブレイク=脱獄”

なんともぶっとんだタイトルですが、内容はタイトルそのままに、刑務所を脱獄するために主人公がひたすら奮闘するアメリカの大人気TVドラマシリーズです

Photo_48 大統領の親族を殺した罪で死刑判決を受けた兄の、”濡れ衣を着せられた”という獄中からの主張を信じた主人公は、完璧な脱走計画を胸に秘めてわざと銀行強盗を起こし、兄の収監されている刑務所に服役することに成功する…

そんな導入で始まり、”一流建築士としての地位も名誉も捨ててまで、兄を救い出す為に犯罪者として服役する”なんて、なんとも浪花節的な展開なんですが、刑務所の内外で待ち受けている展開はとにかくひたすら冷徹で残酷な展開ばかり

IQ200の天才的な頭脳を誇る主人公が立てた綿密な脱走計画ですが、クセ者ぞろいの囚人達や、兄を陥れたと思われる謎の勢力といった予期せぬ障害によって容赦の無いピンチの連続に見舞われ、もう一瞬たりとも目が離せません

そんな「プリズン・ブレイク」の第一シーズン後半(Vol.8~)が、いよいよ明日12月2日(土)からレンタル開始されます

Vol.7が物凄い終わり方をして、はや五ヶ月…やっとあの続きが見られます!

まだ未見の方も、これを機にシーズン1の前半をレンタルしてみてはいかがでしょうか?…絶対にオススメです!

…どうでもいい余談ですが、フェルナンド・スクレという主人公と同房の囚人の顔が、時々、北村一輝に見えて仕方がないのはオレだけでしょうかw

 

第14話「密告者」~レンタルDVD(Vol.8)にて視聴

いやー、Vol.7のラストで脱獄計画が完全に行き詰ってしまった展開を見てから今日までは、まさに生殺しの状態でした
ようやくあの続きが見られる!…と、貸し出し可能なVol.8のディスクをレンタル屋で見つけた時は小躍りしてしまいそうになりましたよw

脱獄のクライマックスの段階で、新設されたばかりの配管に計画を阻まれてしまったマイケル達は、止む無く計画を中止し、再び房へと戻らざるを得なかった
だが諦めきれないマイケルは、電気椅子が故障して死刑執行が三週間延期されたケースが過去にあったことを知り、ネズミでカムフラージュして電気椅子への配電盤を破壊するが…

もはや打つ手なしかと思われたマイケルですが、ひたすら粘ります…外では弁護士のベロニカ達も再審請求に賭けてます…とにかく、死刑執行に覚悟を決めたバロウズ以外は、ひたすら諦めない姿勢が感動的でした

でも最後まであがいてあがいてあがきまくっても、天はバロウズを見離したかのように絶望は深まるばかりで…
バロウズの”もうこれ以上、希望を持たせないでくれ”というセリフが胸に刺さりましたね

そしていよいよバロウズが電気椅子を目前にした所で、以下次回!…ああ、これがVol.8の一話目で良かった…ここで続きは、次のディスクで!とか言われたら発狂してしまいそうなw
アメリカでの本放送を見てた視聴者は、ここで一週間待たされたのか…Vol.7からVol.8まで何ヶ月も待たされた恨みも忘れて、ちょっと同情しちゃいましたw

 

第15話「計画変更」~レンタルDVD(Vol.8)にて視聴

死刑執行の直前に判事の元に、”大統領の弟の遺骸は偽物”という告発をする書類が届けられ、遺体の検視報告の信憑性が確認されるまで執行は保留されることになった
延期期間は二週間…この奇跡のような猶予の間に、マイケルは新たな脱走計画を策定しようと画策するが…

脱獄計画が仕切り直しとなり、シリーズが始まった当初の雰囲気に戻りましたが…なんだか懐かしいですw

判事の元に死刑を延期させるきっかけとなった書類を届けたのが何者なのか、という謎はありますが、基本的に刑務所の外の事情は今回の二週間の猶予を実現させただけで役割を終えたんでしょうね
やはりマイケルの新たな計画に今後の運命はかかっているようで…流石に死刑執行目前の盛り上がりからはちょっとテンションは落ち着いたカンジですが、先が気になる展開に変わりはありません

それにしてもあの火傷は痛そうでした…火傷を負うことになるシーンは少々強引な気はしましたが、マイケルが意識を喪失するくらいの苦しみを表現したことで帳消しです

あとマイケルやバロウズたちの父親が新たに登場しましたが、今後どのように関わってくるのか全く読めません

 

第16話「フォックス・リバーへの道」~レンタルDVD(Vol.9)にて視聴

時は3年前、バロウズが大統領の弟を殺そうとする前の時点まで物語は遡り、マイケルや女医のサラ、そしてスクレやセオドアらがどのようにフォックス・リバー刑務所にやってくることになったのかが語られる…

今回は回想シーンのみの構成でした
総集編ということではなく、第一話よりも以前のエピソードで、おなじみの面々の意外な側面が見られたりして興味深かったですね
ただの凶悪犯だと思ってた連中にも、それなりの事情があったんですな…ティーバッグは流石に同情の余地もないですがw

それにしてもバロウズは大人になった時点で(借金の真相を)マイケルに打ち明けろよ…と思いましたね
兄貴としてのメンツだったんでしょうか…だとしたら、あんな事態に陥るまで放置してたベロニカの行動にも問題があったような

そしてあの折り紙ですが…鶴じゃなくてアヒルかなんかだと思ってました(汗)

 

第17話「J-CAT」~レンタルDVD(Vol.9)にて視聴

新たな脱獄計画で重要だった刑務所の設計図を失ってしまい、マイケルは何とか思い出そうとするが、どうしても思い出せない
そんな絶望的な状況に追い討ちをかけるように、背中を火傷した理由を所長に問い詰められるが、その疑問に答えられないマイケルは懲罰房送りとなってしまう…

前回の回想エピソードは、刑務所の外での話だったせいで少し大人しかった反動か、今回は盛り沢山な内容で非常に面白かったです

バロウズの息子が一人で突っ走って余計なことをする展開にはイライラさせられましたが、案の定、全くの役立たずで終わりましたね

休憩室の床については、まずマイケルが不在な状態で皆が右往左往する様子が新鮮でした
協議の結果、単独で頑張るハメに陥るスクレですが、気色悪いオカマ囚人の意外な役立ち方に感心しましたw…スクレ自身、自分が捕まるのが想定内だったとは、マイケルの影響力が大きいですねえ…最初は同房ってだけで仲間に入れられたようなものなのに、スクレ好きなオレとしては彼が見事に使えるヤツに成長して嬉しいです
そしてたった一人であれだけ跡形も無く修繕できるなんて、実は物凄いスキルの持ち主でもあったんですな…あのスキルさえあれば、シャバでケチなコンビニ強盗なんてする必要なかったんではw

最後に、精神錯乱を装った精神病棟への潜入を見事に成し遂げたマイケルですが、錯乱が作為だとは見ててわかりましたが、同房だったヘイワイヤーの再登場は完全に不意打ちでした…まさに”キター!”ってカンジですね

しかしそこは流石に相手が本物の精神病患者…あっさり設計図を復元させる、とはいかないようで…次のvol.10をレンタルするのが楽しみです!

 

第18話「ブラフ」~レンタルDVD(Vol.10)にて視聴

精神病棟にいたヘイワイヤーに何とかして設計図を思い出させようとするマイケルだったが、服用させられている薬の影響でマイケルが誰だか認識すら出来ない状態だった
そしてマイケルが精神病棟に移され、スクレも懲罰房に入れられたことで、悪徳刑務官がマイケルの房を他の囚人に売り渡そうとしていた…

懲罰房に入れられているだけのスクレの房をいきなり売り払うっていうのは、さすがにちょっと強引な展開なような…まあ今回は二転三転した結果、イロイロと丸く収まってしまった展開が痛快ではありました
ティーバッグがいきなりイカサマの達人(とは思えないミスをしてましたがw)だったり、ヘイワイヤーが狂人であることや、刑務官の制服がマイケルの皮膚にこびりついていたことも、結果として幸運すぎる方向に転がっていましたね…それぞれのメンバーに活躍の場を与えようと、ちょっと都合が良すぎるカンジがしました

…まあ、容赦のない展開が多すぎるこのドラマでは、少しはご都合主義というか、ホッとする展開がないと見てるこちらの身が持たないですからw

そしてバロウズが息子との面会の為に一時出所が許される、なんて事態もそんな緩んだ雰囲気の中で”ちょっと甘い展開だな~”とか思ってたんですが、最後のアレで引き締まりました
まさに「24」みたいな展開ですが、一時出所が許可されたのも副大統領を操ろうとしている”組織”とやらが裏で手を回してたってことなんでしょうね

 

第19話「鍵」~レンタルDVD(Vol.10)にて視聴

一般房に戻ったマイケルとスクレだったが、時を同じくして、ティーバッグに刺されて死んだと思われていたアブルッチが再びフォックス・リバーに帰ってくる
高飛び用の飛行機を手配するアブルッチを再び仲間に誘ったマイケルには、脱獄計画の為にもう一つ、”診察室の鍵”というアイテムが必要だった

うわー!どうなるんだ、これ!
24時間監視体制におかれたバロウズや、取り替えられてしまった医務室の鍵も気になりますが、ついに休憩室の穴がベリックに発見されてしまいました!

…これまでにも何度も何度も絶望的な状況がありましたが、まだ更なる絶望が待ってました…今回のラストは流石に挽回不能な事態としか思えないです
なんであんな若造を信用したんだ、マイケル…まさかこうなることを想定して、あの若造に打ち明けたワケはないと思うんですが…なにか考えがあるんでしょうか

あの休憩室の穴が発見されたことで、とりあえずまだマイケルの房までの裏ルートが暴かれたわけではないですが、脱獄する際にあの穴を利用することは大前提なので、こりゃやはり計画は破綻してしまったのが確定…?

第一シーズン終了まで、残り3話!いよいよ、ラストスパートです!

 

第20話「トゥナイト」~レンタルDVD(Vol.11)にて視聴

ついにベリックに休憩室の穴が発見されてしまう致命的な事態となったが、間一髪でチャールズによってベリックの動きを封じることができた
だが、ベリックの不在を他の看守たちに怪しまれるのは時間の問題となり、マイケル達は脱獄計画を早めざるをえなくなる…

否応無く、決行は”今夜(トゥナイト)”となった…!

うおお…ついにクライマックスが近づいてきたのが実感できるようになって来ました
今回の内容の、異様な密度の濃さは凄まじかったですね…これまでもジェットコースター的にエピソードを積み重ねてきましたが、今回はさらに2話分くらいの情報が詰め込まれていたカンジでした

しかし脱獄計画が目前に迫っているにも関わらず、問題は山積みです…縛り上げたベリック、医務室の鍵、チャールズのケガ、アブルッチの計略、バロウズの監視体制…
マイケルがサラに計画を告白し、遂に密告者トゥイーニーが脱獄の覚悟を決め、刑務所外ではベロニカが絶体絶命と、この怒涛の展開には頭がこんがらがりそうです(汗)
そしてラストで遂に所長に対して非常手段に打って出るマイケル!…これまでずっと所長自身は比較的いい人だっただけに、見ている方としても複雑な心境ですが、ここからマイケルがどうするのか…

目が離せません!

 

第21話「壁の向こうへ…」~レンタルDVD(Vol.11)にて視聴

所長を脅してバロウズを医務病棟に移動させることに成功したマイケル
所長をワードローブに閉じ込め、あとはいよいよ休憩時間のたった一時間を利用した脱獄計画を実行に移すだけとなった…!

21話にしてついに脱獄計画が実行に移される時が来ました…これまでマイケルの奇想天外な計画が徐々に明かされる度に驚かされつつも、様々な障害が立ちはだかって来た展開を思い出しながら、”これで本当に終わっちゃうのか”という一抹の寂しさがあったりしました

でもそんな感傷に浸る間もなく脱獄計画は着実に進行し、見てるこちらは緊張感でハラハラしっぱなしです

脱獄メンバーたちと他の囚人達の争いの種が細かい障害となりつつも、それらを確実に乗り越え、やがて精神病棟から医務室に辿りついたマイケル達…第一シーズンの終了までにはもう一巻あるので、このタイミングでは脱出できない展開が頭をよぎったりしたんですが、ついにやり遂げましたね!脱出成功です!!

…バロウズが一人目として綱渡りをした時に、ロープの根元がギシギシ鳴った時点で、”あのデブは落ちるな…”と思い至って吹きだしそうになりましたがw、そこでヘイワイヤーの再登場とチャールズのケガのネタを持ってきたことで再び気が引き締まりました…非常に上手い展開ですね

チャールズが最後の最後で計画から脱落する展開は、彼がケガをしていた時点で読めていた展開でしたが、ただ退場するだけじゃなくて、彼の隠蔽していた大金が今後にとんでもない問題を持ち込んで来そうですね…脱獄した後は別行動を言い渡されていたトゥイーニーも、これで退くわけにはいかなくなったでしょうし

脱獄に成功したマイケル達はこの後、アブルッチの手配した飛行機の場所に行くんでしょうが、飛行機は三人しか乗れないという話が、血で血を洗う抗争を思わせますね…さて、どうなるのか第一シーズン最終巻!残り1話!!

 

第22話「脱出!」~レンタルDVD(Vol.12)にて視聴

フォックス・リバー刑務所を脱獄してアブルッチの手配した飛行機へと向かうマイケル達だったが、所長以下、ベリックを陣頭にした捜索隊が猛然と追跡をかける…

ついに第一シーズンを見終わりました…ちょっと呆然としちゃってますw

チャールズが死んじゃったのは仕方ないですが、ベロニカを助けた弁護士親子やサラが死んじゃったのはキツい展開でしたね…orz
特にサラは、あれは自殺なんですかね…?最後の最後でマイケル達の計画を助けた一番の功労者なのに、あの最期は可哀相すぎでした…彼女の死には何らかの裏がある可能性を捨てないでおこうと思います

そして結局、マイケル達はメキシコへの飛行機には乗れずじまいで、”第2シーズンへ続く”というオチになってしまったワケですが…なるほど、刑務所の敷地の外には出られても、完全に自由の身になるまでは”脱獄(=プリズン・ブレイク)”は終わってないということなんですな

ヘイワイヤー、トゥイーニー、ティーバッグがそれぞれ単独行動となり、マイケル達は残った5人で一緒に行動したまま第2シーズンへと突入するようですが、DVDの最後の予告映像を見ると、あちこち逃げ回ることになるようです

しかし、第2シーズンは微妙な構造になる恐れがありますね
刑務所という限定空間を出たマイケルが、第1シーズンのような天才的な頭脳を発揮する展開は難しいような…おそらく往年の「逃亡者」のような展開になると思われますが、バロウズが殺した副大統領の弟が死亡していない事実をベロニカが掴んだことで、バロウズの罪状も消滅することになるハズです
でもそのことでマイケル達の脱獄の罪が帳消しになるワケじゃないので、そうすると本末転倒な逃走劇になっちゃうのでは…?
あと、初の女性大統領となった悪の黒幕のキャラが、どうにも小物感が拭えないのもちょっと心配ですねえ…

逃亡劇を縦軸に、チャールズの遺した500万ドルを巡る駆け引きなどが横軸になりそうな第2シーズンですが、そのレンタルが開始されるのは春頃の予定だそうです
…また当分お預けを食らっちゃうことになりますが、刑務所からの脱出のカタルシスはもう存分に味わえたので、個人的には結構落ち着いて待てそうなのがせめてもの救いですw

プリズンブレイク S2#1-13

プリズンブレイク S2#14-22

プリズンブレイク S3#1-13

プリズンブレイク S4#1-11

プリズンブレイク S4#12-22

ファイナルブレイク


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