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[海外ドラマ] プリズンブレイク S3#01-13

2008-07-04 | 海外ドラマ

プリズンブレイク S1#14-22

プリズンブレイク S2#1-13

プリズンブレイク S2#14-22

プリズンブレイク S3#1-13

 

 

およそ、10ヶ月ぶりの「プリズンブレイク」です!

その天才的な頭脳を駆使し、無実の罪で死刑になろうとしていた兄と共に刑務所からの脱獄を画策したシーズン1
刑務所からの脱出には成功したものの、脱獄犯としてアメリカ中を逃走せざるを得なくなったシーズン2

そしてシーズン2のラストで、兄の無実を証明することに成功したと思いきや、逃亡先のパナマで不当に拘束されてしまった衝撃のエンディングを迎えたわけですが、ようやく、謎の施設”SONA”の正体が明らかに…!

第01話「ようこそジャングルへ」~レンタルDVD(Vol.01)にて観賞

~謎の刑務所SONAとは、ありとあらゆる国籍の凶悪犯罪者が最終的に流れ着く場所と言われ、かつて施設内で発生した暴動をきっかけに、パナマ政府が内部の管理を完全に放棄(=囚人任せ)してしまっていた
外界から隔絶し、完全な無法地帯と化していたSONAで、マイケル、マホーン、べリック、ティーバッグたちは生き延びることが出来るのか…

ん~?
いくつか伏線みたいなのが張られているのは判りますし、まだまだ全貌が見えてこないのは当たり前なんでしょうけど…ぶっちゃけ、一話目の段階ではあまり面白くありませんね(汗)

何ていうか、SONAという施設の成り立ちやら、敵の行動やらがイマイチ納得が行かないのが問題なような…

誰かを脱獄させたい、というのは理由としてわからんでもないですが、ここまでしてマイケルを巻き込もうとしている意図がまるで見えてこないのが気になってしまいます…アメリカの領事館による、マイケルの移送手続きなんかを無効にする力を持ってるくらいなら、あんな低レベルの刑務所から誰かを出すのに、ワザワザ脱獄という手段を取らせる必要はないでしょうし…(それに、そこまでの重要な人物なら特殊部隊でも送り込んだ方がよほど早い)

まあ、この辺りのフォローは今後の展開を待つことにします

お馴染みのキャラたちの中では、悲惨なベリックや、何だかんだでいい相棒となりそうなマホーンとのやり取りについては緊張感があっていいですね…身包みはがされたベリックはあまりにも可哀相な状態ですがw、元看守とかの素性がバレたからこんな扱いなんですかね…?
だとすると、元FBIのマホーンなんかも、身バレするのがかなりの恐怖なんじゃないでしょうか(汗)

そういえば、サラの死体云々のエピソードは結局、あれだけのことだったんですかね?…人違いってだけ?
サラが”組織”の人質になってるのが事実なら(何故か携帯の映像にはLJしかまともに映ってるシーンがありませんでしたが、あれは女優さんのスケジュールの都合かな)何の関係もなさそうですが、あまり意味のないハッタリ展開はやめてほしいなあ…

 

第02話「第三の男」~レンタルDVD(Vol.01)にて観賞

~サラとLJを”組織”に人質に取られたことで、謎の男ウィスパーと共にSONAを脱獄することを余儀なくされたマイケルだったが…

むむむ…?
ちょっと展開が強引過ぎて何だかなあ…

何が悪いかって、刑務所内で起こる事件とかが致命的に魅力的じゃありません(汗)
シーズン3からの新キャラに、誰一人魅力のある人物がいないっていうのが一番の問題ですが、”水を巡る混乱→マイケルが解決”といった流れに関しても、何の下準備も出来てないハズのマイケルの強引な活躍は、見てるこちらとしても白けてしまいます(…この辺りはシーズン2の方でもある程度、構造的に抱えていた欠点ですね)

…そもそもあの爆発で、なんで水が出るようになったんだろう?
下水道でウィスラーを探してるシーンで、マイケルはパイプに水が通っていることを確認したみたいですが、それならあんな爆発なんか起こさんでも、他に方法はありそうなもんですし…うーむ、一体何がしたいのやら

それと、刑務所内に他の実力者はいないんですかねえ?…こんな統率力のカケラも無いような小物しかいないんなら、あっという間にティーバッグあたりに支配権を奪われてしまうのではないかと…それならそれで面白そうですけどw(大穴でベリックがのし上がったりしたらもっと面白いかもw)

まあ、でも舞台が刑務所なので、後からいくらでも囚人が追加できる設定なのはおいしいですな…追加といえば、スクレも加わりそうな流れですけど、マリクルースを諦めるくだりもちょっと微妙でした
こんな展開じゃ、シーズン2で死に物狂いで頑張ってたスクレは一体何だったのかと…orz

…百歩譲って、バス停での一件からマリクルースとは会わない方がいいとスクレが判断したのを良しとしても、このまま(リンカーンに言われるままに)SONAに入ろうとするのなら、流石にそれは頭が悪すぎますな(汗)

脚本で上手いこと処理してくれることを祈るばかりです…

そして刑務所の構造が単純過ぎる点もちょっと心配です
マイケルが頭脳を駆使するようなギミックの余地がほとんど無くて、とりあえず”監視の兵士をどうにかする~”くらいしか脱獄する際の障害にならなさそうなのが気になりますな(汗)

あと最後に、非常に細かい部分ですが…冒頭でマイケルが水をコップに入れてもらうシーンで、水を入れられたシーンとその直後の水を一口飲むシーンでは明らかに水の分量が違ってますねw
この後のシーンで、ベリックと水の取引をする為の修正なのかもしれませんが…初見の段階から、あからさまに水の量が違うので思わず映像を巻き戻して確認しちゃいましたよw

 

第03話「望みなき者」~レンタルDVD(Vol.02)にて観賞

~殺されそうになっていたウィスラーを助けることには成功したマイケルだったが、依然、SONAを脱獄する方法については何も見出せないでいた…

引っ張りまくってるラストの箱は、まさか「セブン」オチですかね?
…見せしめに、サラかLJの指とかが入ってそうな雰囲気ですな(汗)

そのサラですが、サラ役の女優さんが顔を出さないままで、ひたすら声だけの出演なのが気になりますが…ギャラで揉めてたりしてるんでしょうか

それにしても黒幕の行動がショボすぎるような…何であんな身近で、あんなに小規模で監禁してるんだろう?…リンカーンがまさかの頭脳労働wを担当しているので、(演出上の都合で)あまり高度な駆け引きは出来ないってことなのかな(苦笑)
どうも”組織”のイメージが、シーズン1や2ででアメリカ政府を背後で操っていた頃とはまるで違いすぎてるのが気になりますが、ひょっとして別組織だったりするんですかね…それとも、シーズン2のラストで告発されたことで、組織としての力がガタガタになっちゃったのかな

SONAの内部では、ウィスラーのキャラがイマイチ不明なままなのが気になりますけど、ヤクが切れかけたマホーン、必死に居場所を探してるベリックw、うまくボスに取り入ってるティーバッグがそれぞれ今後の波乱を予感させてますね

それとちょっと気になったんですが、マイケルが携帯電話を使おうとしてティーバッグを脅すシーンですが、”パナマ人は信心深いから、お前みたいに子供をレイプして殺したような奴はヒドイ目にあうぞ~”って…この刑務所は世界中のどこの刑務所よりも凶悪犯が入ってるんじゃなかったでしたっけ?

どうも、この刑務所の設定が一定してないカンジがしちゃうなあ…

 

第04話「フェンス」~レンタルDVD(Vol.02)にて観賞

~サラとLJの居場所をつきとめたことで、”組織”の怒りを買ったリンカーンは、とある箱を送りつけられるが…

おお!スクレを一体どうやって関与させるのかと思えば、こう使って来ますか!
…冷静に考えると、刑務所と契約する職員に犯罪者が就くってのはかなり無理がある気がしますが(汗)、まあ、そのくらいは”組織”がバックアップしてるのだろうと解釈しました(あと、”高圧電流=高温”なんですかね?よくわかりませんが…)

しかしそんなスクレの活躍よりも、前回のラストの箱ですが、マジで「セブン」ネタだったとは…!
ひでぇ!

確かに、シーズン2でも”組織”がリンカーンの元恋人の弁護士をあっさり殺したりしてましたが、シーズン1~2にかけてあれだけ頑張ってたサラを殺しちゃうとはなあ…しかも、リンカーンはLJを助けるエゴの為に(サラの死を)マイケルには内緒にせざるを得ない、っていうのがまたツラすぎる…
久しぶりに”そういえばこういうドラマだった…orz”という、「プリズンブレイク」の恐ろしさを見せ付けるかのようなエピソードでしたね

そして今回はもう一つ、まさかのヘイワイヤーの再登場(ヤクが切れた幻覚としてですが)にもゾクゾクしました!
冒頭の回想シーンでどうしてヘイワイヤーの死亡シーンが出てきたのかと思えば、非常にうまい使い方をしますねえ…ヘイワイヤー好きなんで嬉しかったですw

ヤクを手に入れたマホーンは、これでまたキレ者として復活するってことなんでしょうか

電気工事の作業と見せかけて何か仕掛けを施したり(結局、穴を掘った時の妙な動きは単なるカモフラージュってだけ?)、マホーンやティーバッグが本領を発揮し始めたり、以前のシーズンを髣髴とさせる展開が入ってると否応無く燃えてきますな!

 

第05話「作戦開始」~レンタルDVD(Vol.03)にて観賞

~脱獄計画が頭の中で形作られて来たらしいマイケルは、1週間という期限が残り2日と迫る中で少しずつ準備を進める…

ちょwwあんなコップの捨て方する奴がいるのかwww…っていうのはさておき、マホーンがそのキレ者ぶりを遺憾なく発揮し始めたのは面白いですな
ようやく、シーズン2で散々苦しめられたあの頭脳がマイケルの味方になりました(…今後どう転ぶか、わかったものじゃありませんけどw)

既にリミットが翌日に迫る中で、まさか真昼間に脱獄することになるとは意外でしたが、マイケルが塔の見張りを逆に見張ってることがバレた時の緊張感が凄かったですね…一瞬の反射光に反応して、いきなり撃ってきたシーンが最高でした

その騒動の中で女たらしぶりも健在だったティーバッグですが、マホーンに(何の見返りも求めずに)ヤクを与え続けてる真意も気になります…着々と、刑務所内での地位を固めつつあるようですが、脱獄の計画を知った時の反応が楽しみです

ちなみに、新たな囚人が入ってきたことで、ベリックが身包み剥がされた経緯が明らかになりましたが、ホントどうでもいい理由ですなw
そしてコイツは何やら、ウィスラーと面識があるみたいですが…何か妙に態度が堂々としていますし、やたらとウィスラーを気にかけてる挙動がスパイみたいに怪しいのが気になります

 

第06話「3時13分」~レンタルDVD(Vol.03)にて観賞

~脱獄を決行する3時13分まで残り時間はあと僅かだったが、計画にはあまりにも多くの不確定要素が残ってしまっていた…

うはあ…こらまた、とんでもなく絶望的な状況ですな…ギリギリの直前まで予期せぬ障害が発生しまくるのは、如何にも「プリズンブレイク」らしい展開でニヤリとさせられますw
最後の決闘は、中止になってしまったサッカーの試合の代わりということで、マイケルはワザとキレたフリをしているんでしょうけど…どうドサクサに紛れるつもりなんでしょうね

ウィスラーが殺しの容疑者になったり、マホーンが一人だけ勝手に逃げてしまったり(…短い蜜月関係でしたな)、ティーバッグが何か企んでたり…

例の新入りはあっさり殺されてしまいましたが、結局、アイツには”ウィスラーの過去をちょっと知ってる男”以上の役割は無かったんですかね?…だとしたら、思わせぶりにも程があります(汗)
それに、そもそもアイツが何で殺されてしまったのかがよくわかりません…ていうか、犯人は処刑された男じゃないですよね?(もちろんマホーンでもなく)
一体、どういう意味があった展開だったのやら…

そして遂に、サラが既に殺されていることをマイケルが知ってしまいました…上でも書いたように、LJがいるので完全な自暴自棄に陥ることは考えにくいですが、どうもシーズン3が、これまでのシーズン1~2から引っ張ってきた”重み”みたいなのが感じられない内容になってしまってるので、マイケルもそんなにサラに対して思い入れが無いんじゃないか?っていう風にしか感じられません

何とか挽回してくれませんかねえ…

あとLJに対して、”組織”の女兵士が自らの過去の失敗談を語って聞かせるシーンがありましたが、これはやっぱり死亡フラグ…?

 

第07話「オオカミ少年」~レンタルDVD(Vol.04)にて観賞

予期せぬ障害によって決行は不可能かと思われた脱獄計画だったが、マイケルはウィスラーと決闘するフリをすることで何とかスキを作ろうとする…

決闘がフェイクだったことは予想通りでしたが、まさか脱獄が失敗しちゃうとは…でも確かに、今回の脱獄計画ではティーバッグやベリックが完全に蚊帳の外だったので、このまま成功してたら(ドラマ的に)非常に中途半端な展開になってましたな(汗)

脱獄しようとした犯人が誰なのかという、看守の追求が弱かった気がしましたが、まあ、ここは囚人たちのリーダーであるルチェロを陥れることで満足したということでしょうか
そうしてマイケルと行動を共にすることになったルチェロですが、”もっと統率力のあるボスを選ぶべきだったか?~”というセリフは、ルチェロをヘタレにした設定が最初から伏線だったことを表しているんでしょうけど、それと引き換えにキャラクターとしての魅力が全然無いのは問題ですよねえ…

外では何とかしてLJを取り戻そうと奮闘するリンカーン(とスクレ)ですが、相変わらず敵の行動が微妙です
細かい部分でプロっぽい行動もあるんですけど、やはり、”マイケル達に脱獄計画を任せようとする”前提そのものの不自然さが隠せないというカンジですね

そしてSONAの外に出たマホーンですが、これも”組織”の罠で、マホーンは消されるものだとばかり思ってたんですが、そうでも無さそうですな

最後でベリックが何だかいいヤツになったり、実はウィスラーが”組織”と共謀してることが判明したり、また改めて練り直すことになりそうなマイケルの脱獄計画が、波乱に満ちたモノになるのは間違い無さそうです

 

第08話「強行突破」~レンタルDVD(Vol.04)にて観賞

マイケルの脱獄計画が失敗したことを受けて、”組織”は強硬手段に打って出ようとする…

なんじゃこの展開!マイケルはこのままSONAとは違う刑務所へ送られる…?
シーズン3のこれまでの展開を全て無かったことにする(汗)、とんでもない展開ですな!

そして例の”組織”の幹部らしい老人が遂にシーズン3で初めて登場したと思ったら、いきなり強行突入とは…!

…ていうか、コレがやれるんなら最初からやれっていうハナシですよ(苦笑)…そしてこんな無茶が出来るくらいなら、監視員なんか皆殺しにするのに何の問題も無いでしょうに…
どうもこの組織のやりたい事というか、実態の表現がちぐはぐしっぱなしなので、イライラしてしまいます(汗)

でもこれであのスーザンという女工作員も、この不始末で消されてしまうこと確定でしょうね…

SONAを出た後の展開の為か、ウィスラーのキャラクターをどんどん悪いイメージにしようとしているカンジですが、コイツは最初に登場した時のヘタレなイメージをずっと引きずっているのが問題ですな…大使館で目撃された、身分詐称してる、等の伏線から予想すると正体はイギリス情報部のスパイとか?(…ヘタレな007w)
あとウィスラーといえば外で頑張ってる恋人にも、何かウラはあるんですかね?…ただ単に、”惚れているから~”みたいにしては、ちょっと献身的すぎるだろうと疑ってしまいます(女たらしという点だけは、007と同等だったりしてw)

司法取引の為の公聴会に召喚されたマホーンですが、支離滅裂でダメでしたね…結局SONAへと逆戻りすることになってしまいましたが、マホーン役の人がヤク中で苦しむ表現が、地味ながら今回一番の見所だったかもしれませんw
ただ、(何も語らないことが)”組織”の設定を視聴者にバラすワケにはいかない制作事情の方が優先されちゃってるように見えたのは残念でした…

さて、マイケルがいない状態で「プリズンブレイク」がどうやって進行するのか、次が猛烈に気になりますが…
マホーンも戻ってきますし、これまでのSONA内部の伏線を丸ごと放り出すってことも流石に無いでしょうから(汗)、今度はパナマ政府のスパイとして再潜入するとか…?

 

第09話「籠のトリ」~レンタルDVD(Vol.05)にて観賞

SONAの新たな指揮官は不正を許さない性格で、度重なる脱獄騒動の背後に何があるのかをマイケルに詰問する…

何だ、マイケルはあっさり戻ってきちゃいましたね…懲罰箱の拷問は、あまり悲惨なカンジがしなかったのはシーン描写が短かったからでしょうか
そもそも、何であの指揮官が殺されちゃったのに(”組織”についての自白は真実だったのに)、マイケルらはSONAに逆戻りされるんだろう?…よくわからん理屈です

そしてあっさりと言えば、女工作員のスーザン(本名はモーガン?)も普通に現場に残っていますが…てっきり、(前回の)作戦を失敗した責で消されてるものだとばかり思ってました(汗)
リンカーンを(マイケルとの仲介役として)利用する事に拘泥してるばかりに簡単にパナマ司直の手に落ちましたし、過去の失敗といい、実は殺しのスキル以外は無能な人だったり…?

…”組織”も、深刻な人材難って事なんですかねえ┐( ̄ヘ ̄)┌

ウィスラーは”拷問を恐れて口を割った~”というのが芝居だった事が明かされましたが、もし拷問すら受け慣れているようなら、やっぱり正体はスパイ説が有力なんでしょうか

ティーバッグはマホーンを手なずけようとしてただけか…
ヤクを断とうとしているマホーンから、今度は一躍ヒーローwになったベリックを利用しようとするみたいですが、それは悪手だぞティーバッグ…そいつはヘタレだw

 

第10話「裏切り者に死を」~レンタルDVD(Vol.05)にて観賞

パナマ司直の手によって”組織”を追い詰める試みが失敗し、SONAへと逆戻りさせられたマイケルたちだったが…

なんか今回のラストは、これまでの中で一番ショボい”引き”でしたね…ウィスラーの正体が何者かとか、別にどうでもいいような(汗)

で、どうやらシーズン3はあと2巻分(3話)で終了らしくて、これは例の脚本家ストの影響なのか、単に不人気による打ち切りなのかどっちなんでしょ?(汗)…不人気だとしても、仕方ないかなあとしか考えられないかε-(ーдー)

限定空間の中でひたすら練りこまれた展開だったシーズン1や、ちょっと大雑把ながらスケールの大きさやキャラの魅力が強烈に感じられたシーズン2に比べて、3はあまりにも適当で行き当たりばったりな展開が目に余ってましたからねえ…
そしてSONAという舞台のショボさ、"組織"のショボさに引っ張られて、レギュラーキャラの魅力も全体的に地盤沈下を起こすという最悪のマイナススパイラル構造に陥ってしまったのはイタかったです

まだ残り3話あるので結論を出すには早すぎるかもしれませんが、シーズン2で終わらせときゃ良かったのに…と思わずにはいられません(汗)

そんなワケで、造反したサミーやらの脇役の整理も順調に進み(苦笑)、後はもうグダグダな幕引きを待つばかりとなってるカンジですが…いつの間にか愛すべき”ドジっ子キャラ”になっているベリックwのその後や、底なしのお人好しぶりを発揮してるスクレがヒドい目に遭うんじゃないかってことだけが心配ですw

 

第11話「七人の夜」~レンタルDVD(Vol.06)にて観賞

脱獄の決行を翌日に控え、緩衝地帯へと続くトンネルを掘る作業が急ピッチで進められていたが…

またもや予期せぬ障害によって、結局、絶対に避けるべきだったハズの夜の脱獄決行となってしまいました…前回までのグダグダぶりは酷いモノでしたが、やはり脱獄シーンとなると否が応でも盛り上がりますな!

”30秒だ!行け!”という物凄いシーンで次回へ続くとなったわけですが、発電機が切り替わるまでの30秒で穴から這い出て、フェンスの穴を潜って、SONAの敷地外まで走り抜ける?…しかもゾロゾロと何人も連れ立って?
そんなことは不可能だろうとしか思えなくて、なんだか、マイケルがヤケになってるようにしか見えないのが憎い演出ですw

それとマイケルのセリフで、”もう決断することに疲れた…脱獄自体、もうどうでもいい気分だ…”みたいなのがありましたが、これは「プリズンブレイク」というドラマそのものを終わらせたいっていう(脚本家の?)願いにしか聞こえなくて、何だか微妙な気分でした(汗)

脱獄直前の囚人達のそれぞれの思惑も面白かったです
前に、痛い目を見ているティーバッグは何とか出し抜こうと必死ですし、ウィスラーは相変わらず真意が不明(ちょっとだけマイケルに命を預けた風?)、マホーンもとりあえずヤクの後遺症は大丈夫そうですが、マイケルのことを恨んでそうですし…

マホーンと言えば、ベリックの”オレも一緒に住んでいいか?”みたいな弱音を聞いて何ともいえない表情をするシーンが爆笑モノでしたねw…ここは「プリズンブレイク」全体の中でも、一番の名シーンだったかもしれませんwww

スクレが捕まったのはどういう事なんだろう?…これは”組織”が身代わりにでっちあげた身分が、まんま犯罪者の個人情報を流用してたってことですかね?
だとしたら何たる手抜き…やる気無さ過ぎにも程があります(…こんな無理のある設定を採用した番組スタッフも何だかなあ(怒))

それにしてもスーザン一味は何がしたいのやら…もう決行直前なのに、なんでアホなちょっかいを出し続けてるんでしょ…?
ここまで来たらもう脱獄計画を見守ることしか出来ないだろうに…シーズン3はホント、細かい部分で引っかかるような展開が多くてイライラさせられるなあ…

あと、SONAの中でずっとチョロチョロしていたバスケ小僧が土壇場になって脱獄に参加することになりましたが…コイツは、(肝心な時に必ず失敗をやらかす)トゥイーナーと同じ匂いがしますぜ(汗)

 

第12話「天国と地獄」~レンタルDVD(Vol.06)にて観賞

リンカーンが外部からSONAの電力を停止させたが、脱出の猶予は30秒しかなかった…

最後のウィスラーは何だあれ?…足を怪我したっていうこと自体がウソだったってこと?
…となると、”自分を置いて逃げろ!”とか叫んでた段階から芝居だったワケで、ワザワザ発信機入りのストップウォッチを大事に持っていたり、やっぱりスーザンの元に逃げたんでしょうか…?

でもそのストップウォッチの発信機で、マイケル達が海の真ん中で延々と止まっている状況というのもスーザンは掴んでたハズですよねえ…一体、ウィスラーをどうしたいのかがサッパリわかりません(汗)

SONAにハナシを戻して、30秒の壁を一体どうするのやらと思ってたんですが、この展開を狙って、ティーバッグとかを出し抜くままにさせてたんですな…ティーバッグらを一緒に脱獄させたことをマイケルはずっと後悔してましたから、ついに満願成就というカンジなんでしょうねw
…でもマイケル達が逃げる段になって、監視の目が刑務所内に集中するかどうかなんて、単なる賭けでしかなかったような(…沖合いでご都合主義的に助かっちゃった展開も不満でしたが)
マイケルの策士ぶりが久しぶりに炸裂したのは痛快でしたが、やっぱりちょっと強引な展開なのは否めませんでしたな

あと中庭であっという間に自白してしまったベリックのヘタレっぷりは、もはや芸術的なレベルでしたw

そして遂にマイケル達の一味であることがバレてしまったスクレですが…あ~あ、可哀相に…orz
(正体を知ってる)ティーバッグとのニアミス演出はメチャメチャ面白かったですけどねw

さて、いよいよシーズン3も次回で完結!…終盤に来て、だいぶグダグダ感が改善されて来た気もするので、とりあえずどういうto be continued~になるのか期待したいと思います

 

第13話「駆引きの行方」~レンタルDVD(Vol.07)にて観賞

スーザンとの人質交換を目前にしてウィスラーもマホーンも逃亡してしまい、打つ手なしと途方に暮れるマイケルとリンカーンだったが…

うーむ…結局、ウィスラーの正体は曖昧なままでシーズン3が終わってしまいましたね…”組織”の人間であることは間違いないようですが、どうも立場がよくわかりません
マホーンを”組織”の仲間に引き入れてる手際からして、それなりの実力者みたいですが…ひょっとしてSONAでのゴタゴタ(つまりシーズン3)自体、実はマイケルを(仲間に引き入れるか)品定めする為に最初から仕組まれてた~みたいに解釈することも出来なくはないかな…?

…いや、それはちょっと無理がありすぎるか(汗)

で、そんなこんなでサラの復讐を誓ったマイケルが、”組織”を追い詰めていくのがシーズン4の骨子ということなんでしょうか?
そうなるとタイトルの「プリズンブレイク」ってのが意味不明になっちゃいそうですが…SONAに取り残されているのはティーバッグ、スクレ、ベリックの三人なので、スクレを何とか助け出す~くらいの展開はありそうですな
そしてまんまとSONAの支配者におさまったティーバッグも、例の本が重要なアイテムっぽいカンジですが、どうもその重要性がピンと来ません(汗)…まさかまた皆でSONAに入りなおすとは流石に考えにくいですし、一体どうするんでしょうね?

あと一人だけ、何だか能天気な結末を迎えたバスケ小僧ですが、あの展開はちょっとヒドかったです…あれだけ、脱獄囚となることが地獄云々~ってな説明があったのにも関わらず、何でこんなのほほんとしたオチが許されてるのか…
(シーズン2で)自力で無罪放免を勝ち取ったシーノートの足元にも及ばないエピソードでした「(´へ`;

とりあえずシーズン3も見終わったし、もうネタバレも怖くないなと、今アメリカの方の公式サイトを見てみたんですが、ちょうど今週の月曜からシーズン4が始まってるようで、youtubeなんかにもその予告映像がアップされてました

…えぇ!?○○○と○○○が一緒に行動してる!?しかも○○○が出てきてる!?…うへー、こりゃ想像もしてませんでした(汗)
とりあえずマイケルが(というより番組スタッフが)改めて戦略を練り直す余裕が出来たということで、どうやらシーズン3のグダグダ感とは違う、とんでもない展開がシーズン4では待ち受けているようです…いやー、俄然楽しみになって来ました!

 

プリズンブレイク S4#1-11

プリズンブレイク S4#12-22

ファイナルブレイク


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