第10話「命の番人」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴
自らの命を犠牲にしてサイラーの意識を殺そうとしたパークマンだったが…
ついにネイサンが自分の正体がサイラーだと気づきましたね……今回、ネイサンの死体を見せられたことでピーターも真実を知ったワケですが、サイラーは自分がネイサンであるという意識が残ったままになっている状態なのがややこしいことになってますな(汗)
ネイサンとしての意識が残っている限り、ピーターも倒そうなんて気にはなれないでしょうし、またネイサンの意識が消失したとしても今のサイラーは邪心が消えちゃってる状態ですし…
それとも今度はサイラーの意識とネイサンの意識の奪い合い~みたいな展開になるんでしょうか
あと今回、ピーターがサイラーから力をコピーする描写がありましたけど、あれは飛行能力だけをコピーしたことになるのか、それとも複数の能力を使い分ける能力を丸ごとコピーしたのかが気になります(どっちにしろ、これで治癒能力を失ってしまったのはイタい……結局、あの聾唖の女性を治癒する展開は無いのか)……それとネイサンの死体がわざわざ保存してあるってことは、これは何らかの方法で復活させるとかいう展開になりそうな希望も出てきたと思っていいのかな
そしていよいよ、ティーバッグの本来の目的が明らかになって来ましたが、所詮は力と欲に溺れた小人物ってだけの動機っぽいですねえ…
ちょっと勘違いしてましたが、シーズン冒頭の葬式はスレシュのではなくてあの兄も何らかの理由で死亡してしまってるみたいですね(まあ、今回の行動を見る限り単にティーバッグが癇癪を起こしただけってくらいのオチでしょうけど)
全ての元凶は、また余計なことをしていたスレシュだったっていう展開も何だかガッカリでしたがw、ヒロが8週間の間、姿を隠して欲しいっていうんなら普通にスレシュを8週間後に一緒に連れていけばいいだけなのに、ワザワザ精神病院に放りこむなんていうのは、やっぱりあれは一種の罰を与えたと見るべきなんでしょうねw
第11話「感謝祭」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴
ついにパークマンの呪縛から解き放たれたかに見えたサイラーだったが…
ヒロの記憶が消された…?
なんかスタートレックのセリフを叫んでたってことは、幼児退行みたいなのを起こさせたってことなんですかね(だとすると、またかよっていうネタかぶりですが)
…まあタイムスリップしていくらでも過去が変えられるとわかってからは、どこの誰が死のうと、全く緊迫感というのが無くなってしまったのがやはり(脚本的に)大問題ですな
それにしてもティーバッグの兄の死はやはり短気を起こしただけでしたか……まあその結果は予想通りとしても、なんかスレシュの時といい、精神病を患ってるんじゃないかってくらい簡単に人を殺しますねこいつ(汗)
今回もフィルムの謎については視聴者に明確にされませんでしたが、共鳴効果ということは、例の聾唖の人の固有振動数の共鳴~みたいな能力が今後関わってくるっていう流れになるんでしょうか
サイラーの方ですが、ネイサンとしての意識が、まるでネイサンの”魂”がサイラーの体内に入ってるみたいな描写になってますね……パークマンの体内にサイラーの魂が入ってた状態とは、根本的に意味が違う気もするんですが…
どう収拾をつけるつもりなんですかねえ
第12話「第五段階」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴
サイラーの中で生きているネイサンの意識を復活させようとするピーターだったが…
ここまで引っ張ったってことはネイサンの再登場はもう無さそうですな…orz
ネイサンの魂があったかどうかは別として、ネイサンの自我意識としてああいう選択をすることには納得が行きましたが、ハイチ人の能力でサイラーの記憶だけを消そうとしても消せなかったっていうのが気になりました……あのタイミングで外見がネイサンに変わったってことは封じ込めも効果が切れてるってことでしょうから、記憶を消す能力と封じ込め能力は同時には使えないっていう意味でもあったのかなあ
ちなみにあの場でサイラーがあっさり退散したのは、ハイチ人の封じ込めの方の能力には流石に抵抗できないってことか……シーズン3でのアーサーとの対決シーンから、決して万能ではないことが判明しているハイチ人の能力ですが、ピーターと二人がかりでかけることでこっちにも共鳴効果が出たりするんでしょうか
力を集結させつつあるティーバッグの驚異ですが、驚異なのは本人だけで、サーカスの構成員たちは基本的に普通の人間(の感覚)っぽいのがどうにも緊張感に欠けてしまいますね
第13話「悲願」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴
ありのままの自分でいられるサーカスに、心惹かれることを止められないクレアだったが…
ここまで大げさな葬式の後で、次回あっさりクレアの血液を使ってネイサンが生き返ったりしたら苦笑いするしかありませんな…w
クレアがティーバッグに唯々諾々と従うつもりがあまり無いというのは新鮮でしたが、結局は取り込まれちゃいそうですね
まあ、あの緑化能力は凄かったですからねえ……これで畑とかも作れる能力だとしたら最強ですな(土の栄養とかどうなってるのかが疑問ですが)
あれだけの広大な土地を緑化しておいて本人はスタスタと歩いてますし、水と大地さえあれば特にマイナスな副作用も無いんだとしたら、マジで世界を救えちゃいそうですから、オレも何だか応援したい気持ちになっちゃいましたけどw
ヒロとアンドウくんがまたコンビを組んで動き出したのは嬉しいんですが、ヒロは結局脳の意思表示の機能を狂わされたとかそういうことなんでしょうか……意識は正気で記憶も失ってる風でもないので、そもそもティーバッグは何をさせたかったんですかねえ…
第14話「ダメージ」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴
ついに自らの身体と意識を取り戻したサイラーだったが…
前回までのあらすじでネイサンが飛び降り自殺をするシーンでふと思いましたが、飛行能力を持ってるネイサンが果たして、”飛び降り”をすることで自らの(意識の)死を本気で自覚できるものなんですかね?
ネイサンの死体に対してピーターは何かやろうとしてるみたいですし、わざと脚本にスキみたいなのを作ってるんでしょうか
そのピーターが、ネイサンの死によってまた破滅的なスパイラルに陥っちゃってるのが何とも(汗)……いきなり出てきた立て篭もり犯にあっさり撃たれたシーンは思わず吹き出だしちゃいましたがw、正義のために生きろ~と言い遺したネイサンもおちおち死んでられませんなこりゃw
サイラーの本質は、ヒロのタイムトラベルとネイサンとして生きていた記憶によってかなり変質しているみたいですね
…散々ひどい目にあったパークマンからしたら、今更いい人間になるかも~なんて納得がいかないでしょうけどw
第15話「執着」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴
カーニバルの所在の手がかりを求めて焦るベネットだったが…
ヒロが延々と主張してたワトソン博士とはスレシュのことで、アンドウくんの大活躍と共に何だかすっかりトリオ芸人みたいになってる3人ですがw、こんな風にコメディタッチな次回へのヒキっていうのも初めてですかね?w
スレシュがようやくまともに合流して、ティーバッグ(…という呼び方もいい加減ひどいので、ちゃんとサミュエルと呼びましょうかw)の能力の謎が遂に明かされそうですが、サミュエルが執着してる女性はチェロの主席演奏者っていうのがポイントになりそうですな……例の聾唖の女性みたいなのが他にもいて、演奏をすることで能力(能力者を呼び寄せる能力)を増幅させるとかそういう流れになるんですかねえ
その聾唖の女性のチェロをいきなり壊したピーターの行動がメチャクチャでしたが、あれはサイラーが救う役になる~っていうのが我慢ならなかったってことでしょうか…?(汗)
あっさりと再登場したパークマンが、あれだけの騒動を起こしたのに普通の生活に戻れてる風な描写も気になりました
第16話「開眼」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴
自らの運命のカギを握ると知ったサイラーはクレアの所に現れるが…
えー?
スレシュはこれで退場?……もしかしたらこれでもうシリーズ終了まで二度と登場しないってことなのかもしれませんが、何だったんだ一体(汗)
それにしても複数のシーズンをまたいだサイラーの自分探しの旅の到達点が、”友達がほしい”で、究極の驚異と謳われたサミュエルが悪に転落する決定打となったのが、”プロポーズを断られたから”ですか…
うーむ……何とも形容しがたいモヤモヤ感が募るばかりですな(汗)
今回はヒロの奇妙な裁判がメインのエピソードでもありましたが、ヒロの病が治癒されてしまったことからどうやら夢オチとかではなくて、実際に生死の境の世界であの体験をしたということみたいですね
ムリヤリ感もここに極まれりといった所でしたが、タムリン・トミタの演出がキレイだったから全部許そうと思いますw
第17話「謀略」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴
パークマンの元に再び現れたサイラーだったが…
うーむ……サミュエルの策略にハマってしまったというエピソードでしたが、どうにも姑息すぎる印象が拭えませんな
これで何かしらサミュエルに共感出来そうな大義が少しでもあれば、ここまで小人物的な描写に陥らずに済んだんですかねえ…
やっとの思いでサイラーを封印したと思ったら、あっさりピーターが台無しにしちゃいましたし、他にもサイラーがパークマンの能力を奪おうとしなかったり、クレアが自分の血液を一向に使おうとしなかったり、見ててイライラが募るばかりの展開が多いのは勘弁してほしいなあ(汗)
第18話「壁」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴
パークマンがナイトメアの能力によって封じ込めたサイラーを救おうとするピーターだったが…
劇中でクレアにも指摘されちゃってますが、サミュエルがひたすら小人物な印象のままで、このまま最終決戦に突入してしまう模様です
うーむ…
ニューヨークを決戦の地としてサミュエルたちが大暴れして、泣きながらチェロを弾きまくる姉ちゃんをサイラーが救うという未来が待っているようですが、どうにもワクワクしませんな(汗)
まあ、何ていうか頭のおかしいのはサミュエル一人だけなので、サーカスの他の皆も非常にあっさりと翻意しちゃいそうなのが目に見えてるからつまらないんですかねえ…
ピーターとサイラーの二人が、”友達になってくれ”のヒトコトが言えないばかりに何年も”精神と時の部屋”に閉じ込められるハメに(…って、ちょっと違うかw)陥った展開は何だか微笑ましかったですw
壁を作っていたのはサイラーだけじゃなくてピーターも~っていうのと、時の流れがわだかまりを溶かした~っていうちょっと強引な展開もナカナカ面白かったです
…それにしても、あんな分身ザコを送り込んだ所でサイラー(とピーター)をどうにか出来るとでも思ってるんでしょうか
基本的に敵役として頼りないというか、どうしても驚異として迫力不足なのが否めないんですが、こりゃ復調したヒロとかも別に合流する必要もなく勝利しちゃうんじゃないですかね?w
第19話「素晴らしい新世界」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴
サミュエルに扇動されたカーニバルが、ニューヨークの中心地で”革命”を起こそうとしていた…
遂に迎えた最終回でしたが最後に普通に、”to be continued”とか表示させちゃいましたねえ…
米ドラマで打ち切りラストは特に珍しいものではありませんが、やっぱり何度見ても慣れるものではないですな||(-_-;)||||||
…ここに感想を書いてませんが、オレは「LOST」と一緒に「フラッシュフォワード」も見てまして、あれももうすぐ打ち切りエンドを迎えるのかと思うと憂鬱です(汗)
そういや、「ターミネーター(サラ)」も見事な打ち切りではありましたが、最後の最後でバラ撒かれた謎展開以外についてはかなりスッキリとまとめられていたので、オレ的には好印象な締めくくりでしたね
ハナシを「ヒーローズ」に戻すと、結局、シーズン1が一番ドキドキして面白かったという印象になりますかね……細かいディテールに関していえば、シーズン3の序盤とかも結構好きだったんですが
最終シーズンで何が残念だったかっていうのはやはり、サミュエルの人物造形と目的があまりにも適当だったのと、クレアとヒロという、片や不死身というだけ、片や能力がほとんど使えない状態の二人のキャラクターの掘り下げを無理矢理メインに据えてたってことでしょうか……新たな能力者をバンバン絡ませるわけにもいかず、脚本が同じ場所を堂々巡りせざるを得なかった感が強かったです
そして結局、元のイメージに戻っただけのクレア達に比べると、一番大きく変貌したサイラーの印象が非常に薄っぺらになっちゃったのも微妙でしたね……(人気が出たことで)ラスボスとしてのポジションに据えるのは難しくとも、ストレートに”ヒーロー”になろうとしちゃったのは……うーむ、難しいですな
イロイロと仕掛けてたっぽい伏線を放置しちゃったのはもう今さらどうにもならんですが、個々のキャラの魅力というのは最後まで保持出来ていたと思うので、手軽なスピンオフみたいな企画がもしあったらぜひ見てみたいです!
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