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[海外ドラマ] LOST S2#30-39

2006-09-16 | 海外ドラマ

LOST S2#26-29

 


第30話「探しもの」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

飛行機の後部に座っていた乗客たちと行動を共にするソーヤー達はジャック達と合流すべくジャングルを進むが、ウォルトを捜したい一心のマイケルが勝手に飛び出してしまい…

ハッチの内部についての展開は保留というかとりあえず脇におかれ、飛行機の後部座席にいた乗客たちも”others”によって苦しめられていた事実が明かされました…チラッと足元だけ映った”others”の姿はやはりただの人間のモノのようですが…?

そして過去のエピソードはサンたち韓国人コンビについてでしたが、今回は現在の島の状況との内容のリンクがあまり無くて、ちょっとイマイチでした…あ、そうそう、ケイトがソーヤーのことを想ってることが明確になったのは印象的でした

それにしてもジャックの影が薄い…

 

第31話「さまよう者」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ジャック達に合流するべくジャングルの彷徨は続くが、ソーヤーの身体の状態は限界を迎えていた…一方、サイードに小屋をしつらえてもらったシャノンは上機嫌だったが、またもやここにはいないハズのウォルトの姿を目撃してしまう…

ウォルトが再びシャノンの前に登場…ハッチの謎はまだ常識の範囲内での解釈が可能な気がしてますが、ウォルトがびしょ濡れ状態でシャノンの前にだけ姿を現す現象は、もはやデビット・リンチ的な世界も同然でとても合理的な解釈が成立するとは思えません(汗)

”others”、”囁く者”、”(びしょ濡れの)ウォルト”…

2ndシーズンに入ってから、正直1stシーズンに比べると面白くなくなってるなあと感じていたんですが、今回は久々に話が盛り上がってるぞ、と食い入るように見ていたら…サイードの目の前で最悪の事態が発生してしまいましたね

久々に次回の展開が強烈に楽しみになるような展開でした

 

第32話「知られざる48日」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

飛行機の後部側に乗っていた乗客たちの運命を追う~
生き残った乗客たちは救援を待っていたが、夜陰に乗じて子供達を含めた何人もの乗客がothersにさらわれてしまい、自衛の為に海岸を離れざるを得なくなる
そんな逃避行の中、自分達の仲間の中にothersと通じている裏切者がいることに気づいたアナは…

機体後部の墜落シーンから始まったワケですが、なんだかこの混乱ぶりがとても懐かしいカンジがしました

後部組の方でもothersとの接触があって、いつの間にか仲間に紛れ込んでいる状況も、連中の得体の知れなさをよく表現していたと思います
…ただ、今回も結局othersについては何もわからずじまいでしたが、製作者側はothersについてちゃんと設定してあるんでしょうか?
othersが少しずつ姿を見せ始めるにつれて、ウォルト少年がズブ濡れで現れては消失する現象の理由がどんどん説明つかなくなってる気が…

細かいネタですが、シャノンの兄貴が死ぬ直前に小型機のコクピットの通信機から聴いた声のフォローが入りましたね…”コイツらだったんかい!”ってなカンジですw

そして今回のラストで、いよいよアナがシャノンを射殺してしまったシーンへと時系列が追いついた所で、以下次回!
うわあ…この興奮はシーズン2になってから最高の…いや、このシリーズ全体で一番の盛り上がりかも!?

 

第33話「復讐」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

シャノンが射殺されたことに激昂し、アナに襲い掛かろうとするサイード
アナはどうしていいか解らず、仲間の制止も聞かずにサイードを昏倒させ、縛り上げてしまうが…

アナの過去が語られ、こういう状況に至った心理が補完されましたが、その過去が非常にヤバい内容でしたね…まあ、とても納得の行く行動ではありましたが
どうしてこの飛行機に乗っていたのかとか、この人にもまだ謎がありそうで楽しみです

そしてソーヤーとケイトが完全にくっついちゃって、ジャックが残念がってるシーンが良かったです…ソーヤーがこんな状態で帰ってこなければ、ケイトとジャックのカップルも成立しえたでしょうに…人生はままならんものです
ただその代わりと言っちゃなんですが、アナがジャックと接近しそうな雰囲気もちょっと出ていましたね…今後はリーダー気質のキャラ同士で相克とかの展開もありそうですが

あと機体の前部組と後部組とで生き別れていた老夫婦と韓国人コンビの二組の再会も、サラッとした演出でしたがいいシーンでした

…こうして乗客たちは合流出来たわけですが
よく考えてみるとシーズン2に入ってからも状況は何も進展していないし、好転もしていません…ただ登場人物の数が増減して、ハッチやothersに関する謎も増える一方なので、そろそろ”島の謎”を解く展開が、いくらかでも始まってほしいところです

面白いんだから文句を言うな、と言われればそれまでなんですがw

 

第34話「彼女の事情」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ソーヤーが意識を取り戻さないまま、看病を続けるケイト…だが熱に浮かされたソーヤーが”なぜ俺を殺した?”とケイトの胸倉を掴んで凄む
そしてその時からケイトは姿を消してしまい…

今回はとにかく冒頭のジンの身体のモノ凄い鍛え方にビビりました…そしてサンともども、何とまあスッキリした表情でw

内容は、ケイトの一番深い過去が語られるエピソードでした…かなり深い業を背負っていたんですな

過去の自分から逃げず、向き合うようになる過程が面白かったです…あとソーヤーとケイトのカップルが確定して、ジャックがしょんぼりしてるのが見てられません(苦笑)

ところで島で登場した馬と過去にケイトを助けた馬…まさかこれらが同一の存在という展開にはなりませんよね…?

 

第35話「詩篇23章」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

チャーリーが隠し持っていたマリア像に対して異様に執着するミスター・エコー
マリア像を見つけた場所へ自分を連れて行けと、チャーリーを無理やり駆り立てるが…

今回はシリーズを通して最大の転機となるエピソードでした…何てったって、ついに登場してしまいましたよ、超常的な存在が…!(南の島に白熊とか、未だ姿を現さない巨大な”何か”とか、不可思議ではありましたが何とか強引に理屈づけも出来そうな存在でしたが、今回の”真っ黒い煙もやもや”はもう説明しようが…)
この島がファンタジー世界であることが確定しました…これでもう、何でもアリです

ここまで保持してきたリアリティをぶち壊しかねないこの展開は、製作者側もヒヤヒヤしてるでしょうね

そしてミスター・エコーの過去が明かされましたが…こちらは島とはうって変わって物凄くリアルな過去で、彼は南米のゲリラ上がりのギャングだったんですな
子供の頃から兵士に育て上げる為に、ゲリラが子供の身内を子供自身に殺させてから誘拐する手法は、何かの本で読んで知ってはいたんですが…こうして映像で見せられると凄まじい迫力でした
世界はまだまだ平和なんかじゃありませんね…

 

第36話「境界線」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ハッチのコンピューターを介してウォルトと通信していたマイケルは、ジャックとロックを閉じ込め、銃を手に飛び出してしまう
そしてジャック達はそんなマイケルを追いかけるが、そこにothersが現れて…

ええ?何も聞かずに引き下がっちゃうの!?
ケイトを見捨てないのはいいとしても、とりあえず連中の正体くらいは確かめてほしかったなあ…相手も別に話すことに問題はないみたいだったし…

マイケルの言い残した”あのコンピューターはそんな目的の為にあるんじゃない!”というセリフや、最後にジャックが全面戦争を決意するシーンとか凄く面白かったですけど…ちょっと今回のothersへの対応はイライラさせられましたねえ

 

第37話「天使の言葉」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ヘロインの入ったマリア像を隠し持っていたことでクレアとの仲が最悪な状態になったチャーリー
なんとかしてクレアからの信頼を取り戻そうとする中、赤ん坊のアーロンに危機が迫る、という不可解な夢を頻繁に見るようになり…

うわ…チャーリー何やねん…
今回のエピソードはちょっとよくわかりません…キリスト教の”洗礼”とかもピンと来ないので、結局チャーリーがただ狂ったとしか思えませんでした
まあ、これだけの極限状況下なので狂う人間の一人や二人がいてもおかしくないわけですが…

鬱なだけの話で面白くなかったです…とにかく今後、チャーリーに挽回するチャンスが来るといいんですが

 

第38話「詐欺の手口」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

銃の保管庫の鍵をめぐって、対立することになるロックとジャックたち…そんな中でサンが何者かに誘拐されかける事件が起きて…

全員に銃を配ってしまうと破滅する、っていうのは非常によく解りますね…確かに疑心暗鬼からいずれ撃ち合いになってしまうのは間違いないでしょうから

ソーヤーはまた自分が悪者になることで、銃の問題に決着をつけたんだと思いますが…なぜか今回はケイトの理解は得られなかったようで
そして前回に引き続いてチャーリーが裏でなんだかおかしなポジションにいますな…どんどん他の連中から孤立する方向に行ってますが、ドツボにはまってる気がしてなりません…個人的には一番その動きが気になるのがチャーリーなので何とか持ち直してほしいんですが(苦笑)

 

第39話「捕らえられた男」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ルソーが捕らえた謎の男を引き渡されたサイードは、othersであることを自白させようと拷問しようとするが、ジャックは当然反対するので一計を案じることに…

過去のエピソードは、サイードが湾岸戦争時代に初めて人を拷問した際のハナシで、そこから現在の謎の男に対する拷問に繋がり、やがてシャノンを死なせたことで激昂すると…
今回はサイードの複雑な心情を表す芝居が盛り沢山でしたね…サイード好きなので楽しませてもらいました

しかし、othersの正体は引っ張りますねえ…いい加減ムリヤリ感が目立ってきてると思います
あと引っ張ると言えば、ハッチの中のキーワード入力も引っ張ってますね…ギリギリ間に合う直前、なんかカウントダウンが謎のマークで埋められましたが…正直どうでもよくなってきちゃいました(汗)

 

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